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  3. 敬老の日はどう祝う?何歳から祝う?祖父母が喜ぶお祝いの仕方

敬老の日はどう祝う?
何歳から祝う?
祖父母が喜ぶ
お祝いの仕方

敬老の日には、おじいちゃん・おばあちゃんに喜んでもらえるお祝いをしたいですよね。
おすすめな敬老の日のお祝いの仕方や、そもそも何歳から・誰から敬老の日をお祝いするものなのかを紹介しています。
また保育園児や幼稚園児と一緒に手作りする、敬老の日のプレゼントのアイディアも掲載中。
感謝や長寿の願いが伝わる敬老の日にしたい方は、ぜひ参考に。

今年の敬老の日はいつ?

敬老の日は、毎年9月の第3月曜日と定められています。
そのため毎年、敬老の日は日程が異なります。
今年、2025年の敬老の日は9月16日(月)です。

● 10年間の「敬老の日」日程一覧

ここでは、10年分の敬老の日の日程を一覧でご紹介します。
敬老の日は、先にご紹介した通り毎年日付が異なります。
忘れないように、あらかじめ日付をチェックしておくのはいかがでしょうか。

2024年 9月16日(月)
2025年 9月15日(月)
2026年 9月21日(月)
2027年 9月20日(月)
2028年 9月18日(月)
2029年 9月17日(月)
2030年 9月16日(月)
2031年 9月15日(月)
2032年 9月20日(月)
2033年 9月19日(月)

年によっては、去年と5日間も日付がズレることがあります。
「うっかりしていたら、敬老の日の当日だった!」ということがないようにしたいですね。

● 敬老の日は9月15日?いつから9月の第3月曜日?

2003年から、敬老の日は9月の第3月曜日になりました。

敬老の日は9月15日だと思っていた方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
実は、敬老の日は2002年までは毎年9月15日でした。
しかし、ハッピーマンデー制度の実施により、先に紹介したように2003年から9月の第3月曜日に変更となりました。
そのため敬老の日は、毎年日付が異なるようになったのです。

ハッピーマンデー制度とは月曜日を国民の祝日にすることで、土曜日・日曜日・月曜日をつなげて3連休にしようという制度です。
敬老の日だけではなく、成人の日・海の日・スポーツの日(旧:体育の日)が固定の日付ではなく、〇月の第〇月曜日へ変更となりました。

● 敬老の日と老人の日は別?違いは何?

敬老の日とは別に、老人の日があることをご存知でしょうか。
老人の日は9月15日に定められており、9月15日~9月21日までの期間を老人週間としています。

敬老の日
日付 9月の第3月曜日
目的 おじいちゃん・おばあちゃんを敬愛し、長寿を祝う。
法律 国民の祝日に関する法律(祝日法)
老人の日
日付 9月15日(老人週間:9月15日~9月21日)
目的 老人福祉への関心と理解を深め、おじいちゃん・おばあちゃんの生活向上に努める意欲を促す。
法律 老人福祉法

敬老の日はおじいちゃん・おばあちゃんに感謝し、長寿をお祝いする日です。
一方、老人の日は国民への老人福祉などの啓発をしたり、おじいちゃん・おばあちゃん自身が自分の生活をさらに向上できるように促したりする日です。
似た名前の日ではありますが、目的は大きく異なります。
ちなみに、9月15日が老人の日になった理由は、敬老の日の日付を変更することに反対する人が多かったからなのだそうです。

敬老の日におすすめなお祝いの仕方

おじいちゃん・おばあちゃんに「いつもありがとう」という気持ちや「これからも長生きしてね」という願いを伝える日である、敬老の日。
そんな敬老の日は、おじいちゃん・おばあちゃんに喜んでもらえるような、お祝いをしたいですよね。
しかし、どんな風にお祝いしたらいいのか迷ってしまう時も、あるのではないでしょうか。
そこで、敬老の日におすすめなお祝いの仕方をご紹介します。

● プレゼントを贈る

花束と笑顔のおばあちゃん

感謝の気持ちを伝えたいなら、おじいちゃん・おばあちゃんへプレゼントを用意することがおすすめです。
贈ったプレゼントの内容だけではなく、どんなものが良いか考えてくれた時間や、自分(おじいちゃん・おばあちゃん)のことをよく見ていてくれたことも嬉しく思ってくれるはず。

「どんなプレゼントを贈ろうか迷う」という方は、アンケート結果を参考にしてみてください。
詳しいアンケート結果は、こちらをご覧ください。

敬老の日に喜ばれるプレゼントは何?

また、敬老の日には温かみを感じる、手作りのプレゼントも喜ばれそうです。
敬老の日には冬に使える手編みのマフラーや、イラストをたくさん描いた肩たたき券、祖父母の好みに合わせて作ったケーキなど。
「手作り」は、おじいちゃん・おばあちゃんのことを考えながら、幅広い種類の中から、ぴったりなプレゼントを作れます。
オンリーワンの特別なギフトが作れるのは、手作りの魅力ですよね。

ただ孫が保育園児や幼稚園児の場合は、どんなものを作ろうか悩んでしまうこともあるかと思います。
そこで保育園児や幼稚園児など、まだ幼い孫でもできる手作りギフトのアイディアを後半でまとめています。
気になった方は、ぜひチェックしてください。

親子で一緒に楽しめる、
かわいらしい手作りギフトとは?

● 祖父母の家に行く

なかなか会えていないという方は、おじいちゃん・おばあちゃんのお家に遊びに行くのはいかがでしょうか。
電話や手紙でやり取りしていたとしても、やはり直接会って顔を見たいものです。
元気な孫・子供の顔を見れば、おじいちゃん・おばあちゃんは自然と笑顔になってしまうのでは。
直接顔をみながら「最近どんなことがあったか」など近況を報告したり、おじいちゃん・おばあちゃんの手を握ったりするのは、特別な時間になりそうです。

感染症の影響で会いたくても会えない期間があった分、おじいちゃん・おばあちゃんに実際に会ってたくさん会話を楽しんでくださいね。

● 手料理を振舞う

料理するおばあちゃんと孫

おじいちゃん・おばあちゃんを自宅に招いた時や、祖父母の自宅に行った時などに手料理を振る舞うのはいかがでしょうか。
孫や子供(娘・息子)が調理をするなら、おじいちゃん・おばあちゃんの好みに合わせて料理を作ることができます。

おじいちゃん・おばあちゃんに、料理を教わって作るというのもよさそう。
祖父母にとって、孫(娘・息子)にとっても、いい思い出になりそうです。
おばあちゃんしか知らない隠し味を聞いたり、方法を教わりながら調理したりするのは、外出したり会話したりするのとは、違った経験になるのではないでしょうか。
改めておじいちゃん・おばあちゃんを、尊敬することもあるかもしれません。

また自宅で食事をするなら、長距離を歩くことが難しいというおじいちゃん・おばあちゃんにも安心です。
手料理を振舞うのは自宅の中でできる、特別感のある演出の1つだと思います。
「おじいちゃんと、おばあちゃんのために……」と、いって孫が料理を作ってくれるのはとても嬉しいもの。
料理をする姿を見て、感動するおじいちゃん・おばあちゃんもいらっしゃるはずです。

● 外食に行く

敬老の日には、普段行かないような少し豪華なお店に行くのはいかがでしょうか。
自宅で食べることが多いおじいちゃん・おばあちゃんにとって、家族で行く外食は特別な思い出になりそうです。
お店を選ぶ時は、おじいちゃん・おばあちゃんが食べやすい料理があるかを確認するといいでしょう。
和風・洋風・中華などのジャンルだけではなく、そのお店の味付けが濃いか薄いか、なども先にリサーチできるとより良いですね。

また店に階段があるか、廊下が広いかなど、より楽しく敬老の日を過ごしてもらえるために、適したお店なのかを確認できると良いでしょう。
おじいちゃん・おばあちゃんが杖や車いすを使う場合は、段差が少なく廊下は広い方が良いかと思います。

加えて、外出する際はどのように行けばいいかも、事前に把握しておくと当日スムーズに移動できそうです。
車で行くのか電車か、徒歩か。
おじいちゃん・おばあちゃんがお店に行くだけで「疲れてしまった」と、いうことがないように注意しましょう。

● 一緒に旅行に行く

敬老の日は、9月の第3月曜日です。
そのため、土曜日・日曜日・月曜日(敬老の日)が3連休になります。
この3連休を使って、おじいちゃん・おばあちゃんと旅行に出かけるのも楽しそう。
温泉地で疲れを癒したり、ホカンス(近場のホテルでの宿泊)でゆったり贅沢な時間を過ごしたり、紅葉を観賞しに行くのもいいですね。

おじいちゃん・おばあちゃんが疲れ過ぎてしまわないように、スケジュールは少し余裕を持って計画しておくといいでしょう。

● 手紙を送る

手紙

直接会いに行ける方も、行けない方も敬老の日に手紙を送るのは、ちょっとしたサプライズになりそうです。
手紙を書く機会は、意外と少ないもの。
直筆でおじいちゃん・おばあちゃんへの感謝の気持ちを書いてみるのは、いかがでしょうか。
直接言葉で「ありがとう」と、伝えるのが少し気恥ずかしいという方は、手紙で伝えてみるのがおすすめです。
また少しおじいちゃん・おばあちゃんが忘れっぽくなり、一緒に話しているとつい怒ってしまったり、語気が強くなってしまったりするという方は、手紙なら落ち着いた気持ちで感謝を伝えることができそうです。

「どんなことを書いたらいいのか迷う」という方は、こちらを合わせてご覧ください。
敬老の日に送りたい、メッセージ例をまとめています。

敬老の日に手紙を書くときの参考に

施設にいるおじいちゃん・おばあちゃんへ
手紙を書く

おじいちゃん・おばあちゃんへ手紙を書くときは、読みにくくならないように文字を大きく書いたり太めのペンを使ったりすることがおすすめ。
ペンの色も、はっきりと見えやすい色を選ぶと良いですね。
また似顔絵を描いたり、イラストを入れたり文字以外で気持ちを表現するのも良さそうです。

● 電話をする

敬老の日の当日はおじいちゃん・おばあちゃんに、会いに行けないという方は、電話するのも良いと思います。
プレゼントを郵送するという方もぜひ、おじいちゃん・おばあちゃんへ電話で声を届けてください。
お互い離れて暮らしていると、なかなか伝えられていないこともあるはず。
遠方で暮らしている方や、仕事の関係でなかなか話せる機会が少ないという方は、ぜひ敬老の日に電話をしてみてください。

おじいちゃん・おばあちゃんの耳が遠い時は、大きな声で、ゆっくり話すことを心がけましょう。
表情や身振り手振りが伝えられない電話の時は、言葉選びにも少し気を付けてみてください。

敬老の日は何歳からお祝いする?

おじいちゃんと孫

いままで敬老の日のお祝いの仕方をご紹介しましたが、敬老の日は何歳からお祝いするものなのでしょうか。
ここで改めて、何歳から敬老の日をお祝いしたら良いのかを紹介しようと思います。
「今年、敬老の日のプレゼントをあげた方が良いかな?」と、悩んでいる方は参考にしてみてください。

● 孫が生まれたら

年齢に関係なく、孫が生まれたタイミングで敬老の日のプレゼントを渡してみては。
孫が生まれると「おじいちゃん」や「おばあちゃん」と呼ばれることや、孫に「じいじですよ~」と、呼びかけることも増えてくるかと思います。

年齢を基準にしてお祝いするのではなく、立場や関係性が変わったことをきっかけに、敬老の日のプレゼントを渡すようにするのも良さそうです。

● 孫が幼稚園児・小学生になってから

幼稚園や小学校では、敬老の日のプレゼントを作ることもしばしば。
工作や図工の時間に似顔絵や、折り紙などで作った作品をおじいちゃん・おばあちゃんへプレゼントすることもあるはず。
そのタイミングで、敬老の日のお祝いとして花束やスイーツなどを一緒にプレゼントするのも良さそうです。
「まだ敬老の日にプレゼントはもらいたくない!」と思っている方には、「孫(娘・息子)がせっかく作ったから、受け取ってあげてね」と伝えれば、嫌な気持ちにならないのではないでしょうか。
孫が感謝の気持ちを伝えるためにプレゼントをするということを、しっかり伝えられるといいですね。

● 定年してから

定年退職をして、人生で区切りがつくタイミングから、プレゼントを渡すようにしてもいいかもしれません。
仕事をしている時は、何歳であっても「まだ敬老の日にプレゼントをもらう年じゃない!」と、思っている方もいらっしゃるかもしれません。

少し時間にゆとりができたタイミングで、敬老の日に旅行のプレゼントをするのもよさそうです。
今まで仕事で行けなかった場所に出かけたり、ゆっくり家族で過ごす時間をプレゼントするのがおすすめです。
また、新しい趣味として鉢植えの花など、ガーデニング関連のプレゼントを敬老の日のお祝いで贈るのも喜ばれそう。

● 60歳・70歳などの節目の年齢から

60歳を祝う還暦や、70歳を祝う古稀・古希を迎えてから、敬老の日の贈り物をプレゼントするのはいかがでしょうか。
長寿を祝う賀寿(がじゅ)を行うのを、目安にしてもよさそうです。

敬老の日をお祝いすることが少し心配という方は「これからも長生きしてほしいから、敬老の日もお祝いさせてね」と、一言伝えるのはいかがでしょうか。
「年より扱いをしているわけではない」ということを、伝えましょう。
ただ「敬老の日のプレゼントをもらいたくない」と思っている方には、無理に敬老の日の贈り物をしなくても良さそうです。

還暦・古希など長寿のお祝い一覧はこちら

● WHOの定義で高齢者は65歳から。でも実際は若い?

自撮りするおじいちゃん・おばあちゃん

WHO(国連の世界保健機関)では、65歳以上を高齢者としています。
しかし日本では平均寿命はのびており、65歳以上の人口比率も増加しているため、65歳以上を高齢者とするのは、まだ若く感じる方も多いかもしれません。
かつては60歳を定年の年齢にしている企業が多くありましたが、現在は65歳や70歳にしている企業もあるようです。

周りを見ていても、65歳以上でアクティブに活動する方や新しいことを始める方、飛行機などに乗って外出するような行動範囲の広い方もいらっしゃると思います。
近年は、SNSを楽しんでいる方も多いですよね。

敬老の日は感謝と長寿のお祝いを伝える日ですが、敬老の日にプレゼントをして傷つけてしまっては意味がありません。
プレゼントを受け取る方がどう思っているかを考えてから、お祝いの準備をしてもいいかもしれません。

誰から敬老の日はお祝いする?

孫と遊ぶ祖父母

ところで、敬老の日のお祝いは誰がするものなのでしょうか。
実は、敬老の日のプレゼントは、誰から誰にお祝いをするかは決まっていません。

ただ、一般的には孫から祖父母へお祝いをすることが多いようです。
孫がまだ幼い場合は、両親がプレゼントやお祝いのサポートをすることも多いそう。

もちろん敬老の日は感謝と長寿を祝う日のため、娘・息子から両親に贈り物をすることもあります。
またお世話になっている目上の方になど、家族ではない方へ敬老の日にプレゼントをすることもあるのだそう。

敬老の日に保育園・幼稚園児が手作りできるプレゼント

ここからは保育園・幼稚園児が作れる、敬老の日におすすめな手作りギフトのアイディアをご紹介します。
親子で一緒に、敬老の日のプレゼントを手作りしてみましょう。

● 手形を花に見立てた花束

手形を花に見立てた花束の作り方
  1. 紙に手形を付けて、周りを切り抜く
  2. 1の手形を丸い紙に貼り付ける
  3. 手形を花に見立てて、茎や葉を描く
  4. 丸い紙の両サイドを折り込めば、花束に見えるプレゼントに!

小さな手形は、かわいらしいですよね。
思い出に残るプレゼントになりそうです。
孫が成長してから、敬老の日にプレゼントした手形と比べて、成長を感じることもできるかもしれません。
リボンを付けたり、リボンのイラストを描き添えれば、より花束風に見えると思います。

ラッピングをイメージした丸く切りぬいた紙に「ありがとう」や「おじいちゃん 大好き」などのメッセージを書くのもよさそう。
孫(子供)が絵を描けるなら、メッセージの他に絵を描くのもいいですね。
カラフルなデザインの花束になります。

● 紅葉を表現したちぎり絵(貼り絵)

紅葉を表現したちぎり絵(貼り絵)の作り方
  1. 紙に樹の幹を描く
  2. オレンジや黄色、赤の折り紙を手でちぎる
  3. 2の折り紙をのりで画用紙に貼り付ければ、季節感のあるちぎり絵(貼り絵)に!

折り紙を小さくちぎって貼ることによって、紅葉の葉1枚1枚を表現することができます。
ちぎった小さな折り紙に、のりを塗ることが難しい場合は、樹の幹を描いた方の紙にのりを塗るのがおすすめです。
秋めく敬老の日のプレゼントに、季節感もぴったりな作品ができそうです。

ちぎり絵に「おじいちゃん いつもありがとう」や「今度、紅葉を見に行こうね」などのメッセージを書き添えるのもおすすめです。
また、地面(土)の部分も紅葉と同じように、折り紙をちぎって表現するのも良いでしょう。

● カップケーキ風のメモスタンド

カップケーキ風のメモスタンドの作り方
  1. 白×ピンクなど好きな2色の紙粘土を混ぜる
  2. 1の紙粘土をカップケーキ用の紙カップに丸めて入れる
  3. 紙粘土が乾く前にサイズの大きいゼムクリップを少し伸ばして差し込む
  4. 紙粘土が乾いたら、カップケーキ風のメモスタンドに!

紙粘土の上にチョコスプレーに似せたビーズをつけると、よりかわいい仕上がりになりそう。
また敬老の日にプレゼントする前に、ゼムクリップに孫が描いた絵や「ありがとう」のメッセージを書いたメモを挟んでおくのもおすすめです。

敬老の日は感謝の気持ちを込めてお祝いを

今回は、敬老の日のお祝いの仕方と、何歳からお祝いするのか、誰からお祝いするのかをご紹介しました。
敬老の日には、おじいちゃん・おばあちゃんに喜んでもらえるような、お祝いができるといいですね。
敬老の日は、9月の第3月曜日。
2023年は9月16日(月)です。

早めにおじいちゃん・おばあちゃんにどんなお祝いをするのか考えて、当日喜んでもらえる素敵な敬老の日が迎えられるといいですね。

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