観葉植物・花で
テレワークに癒しを。
飾る場所・部屋の
タイプ別おすすめ品種
テレワークを快適にしようと、お部屋のデスクや椅子など仕事周りの環境を整えた方は多いかと思います。
それらにプラスして今回おすすめしたいのは、在宅ワーク中の”心”を癒してくれる観葉植物やお花。観葉植物やお花があると、疲れたときや気分が落ち込んだときにも心が軽く・明るくなりますよ。
本記事では、飾る場所(デスク・リビング・玄関)や部屋の特長(日当たり・湿度・乾燥などの)別に、ご自宅で育てやすい観葉植物・花の解説をご紹介します。
テレワーク(デスク)におすすめの観葉植物・花の選び方
テレワーク(デスク)に飾る観葉植物やお花を選ぶときは、以下の3つのポイントを参考にしてみてください。
① 気持ちとインスピレーションで選んでOK
デスクに飾る植物や花は、仕事中によく目に入ることになります。「観葉植物やお花が目に入ったときに、どんな気持ちになるか」を想像して、インスピレーションで選びましょう。
逆説的には、”自分主体”で選ぶ楽しさがあるのが、デスクに飾る観葉植物・花の魅力とも言えます。
参考に、植物・花の色が心にもたらすと言われている効果をご紹介します。
色が心にもたらす効果
- ●ピンク:幸せな気持ちになる・愛情を感じる・優しい気持ちになる
- ●イエロー ●オレンジ:明るい気分になる・希望を感じる・温かい気持ちになる
- ●レッド:活力が湧いてくる・気持ちが高揚する・情熱的になる
- ●グリーン:癒しされる・気持ちが安らぐ・気分が安定する
色の効果を考えると、「在宅ワーク中の、癒し・安らぎが欲しい」という方はグリーン溢れる観葉植物を、「在宅ワークの気分を上げたい」「ハッピーな気分になりたい」という方はカラフルなお花を飾るのが良いかもしれませんね。
色別にフラワーギフトを選ぶ
② 香りの強い花・花粉が落ちやすい花はデスク周りには不向きかも
基本的には好きな種類の観葉植物やお花を飾ればOKですが、あまりに強い香りは仕事中に気になってしまう可能性も。
また、花粉が落ちやすい花も、デスク周りが汚れやすくなるので注意が必要です。花粉症の方も避けておいた方が良いでしょう。香りが強い花や花粉が落ちやすい花を飾るのであれば、玄関などデスクから離れた場所がおすすめです。
香りが強い花の参考
ユリ
ユリは香りの強い花です。品種によっては部屋中に充満するほど。玄関などであれば芳香剤のような役割もしてくれますが、デスクなどの近距離に置いておくには香りが強すぎると感じるかもしれません。
スイートピー
スイートピーも香りの強い花です。甘い香りは香水のように芳しいのですが、ユリと同様、近くに長時間飾っておくにはあまり向いていないお花かもしれません。
※香りの少ないお花は記事中盤の「リビングにおすすめの花」で紹介しています
花粉が落ちやすい花の参考
ユリ
ユリは花粉もたくさん出る花です。花粉症の方はユリ花粉でアレルギー反応が出ることも。また、花の形状的に花粉が落ちやすいため、デスクを汚しやすいとも言えます。こまめに掃除ができるのであれば問題ありませんが、面倒だと感じる方は避けた方が良いでしょう。
ミモザ
ミモザも花粉がたくさん出る花です。ミモザが自生しているモロッコやイタリアなどでは、ミモザアレルギーの人が多くいるとか。とても可愛らしく良い香りの花ですが、花粉症の人は特に注意が必要です。
もしも花粉が衣服についてしまった場合は、ガムテープでペタペタとるか掃除機で吸い取ると綺麗に除去できます。
※詳しくはこちらの記事で解説しています「花粉の取り方~服に花粉が付いたときの方法~」
③ 初心者さんには育てやすいサボテンがおすすめ!
「植物に詳しくないから、どんな種類を選べばいいのかわからない」という方や「手軽に植物を取り入れたい」という方には、サボテンがおすすめです。水やりの手間も少なく育てやすいうえに、香り・花粉なども気になりにくいため、デスクに飾るのに適しています。
おすすめのサボテン
サボテン寄せ植え(シロクマ)
こちらは、ゴツゴツした見た目のサボテンと可愛らしいシロクマの子どもをあしらった鉢植えです。このサボテンはセレウスという品種で、トゲが柔らかく触っても痛くありません。デスクにおいてつい手が触れてしまっても安心です。水やりも土が「乾いたら」でOKで、日陰でも丈夫に育ちます。手軽に植物を育てたいという方にはぜひおすすめです。
④ もしも気に入らなかったときは…
お洋服や靴と同じで、手にしたものが結果的に「あまり好きじゃなかったな」という可能性もあります。でも観葉植物・花の種類は本当にたくさんあります。それはつまり、好きな種類に出会える可能性も大きく広がっているということ。どんどんチャレンジを楽しみ、重ねていきましょう。
なお、気持ちや嗜好に合わなかった観葉植物・花は、飾る場所を頻繁に目に入るデスクから玄関に移動するなどをして、命を全うするまで丁寧にお世話をしましょう。お花ならドライフラワーにするのもおすすめです。
※関連記事:「ドライフラワーの作り方」
リビング・玄関におすすめの観葉植物・花の選び方
リビング・ダイニングテーブルや玄関に飾るのにおすすめのお花をご紹介します。
① リビング(ダイニングテーブルの上など)におすすめの種類
リビングに飾るお花は、食事を邪魔しないよう、強い香りのしないものを選びましょう。なおかつ、カラフルで華やかな雰囲気のお花がおすすめです。
というのも、テレワーク中は、食事の時間が仕事モードとプライベートの気持ちの切り替えになることも多いかと思います。心が晴れやかになるお花があると、心のスイッチの切り替えを促してくれるかもしれません。
おすすめの花
ダリア
インパクトのある見た目のダリアですが、見た目と反して香りはとても控えめ。ほとんど香りがしないと言ってもよいかもしれません。一輪挿しでも様になり、長持ちする花だというのも嬉しいポイントです。
カーネーション
母の日でおなじみのカーネーションも香りの少ないお花です。赤やピンクの他にも白や黄色などさまざまな色があるので、組み合わせてカラフルに飾るのも良いですね。
おすすめのアイテム
トルコキキョウのウッドバスケット
こちらは、ピンク色のトルコキキョウをメインにあしらったフラワーアレンジメント。ウッドバスケットが温かい印象で、まるで童話に出てきそうな可愛らしさがあります。高さ17センチ・幅20センチ・奥行き15センチのコンパクトサイズなので、食卓に飾るのにぴったりです。
② 玄関におすすめの種類
玄関には、デスク周りにはあまり適さない香りの強いお花もおすすめです。テレワーク中や外出自粛中は普段よりも頻繁に行き来しないかもしれませんが、だからこそ通ったときに香りが感じられると気分転換になります。
このほか、風水を意識してお花を選んだり、自分の誕生花やラッキーカラーを飾って“運気を上げる”のを楽しんだりするのも良いですね。
日当たりが強すぎる / 日当たりが悪い環境でもOKな観葉植物の選び方
家の中には日当たりが強すぎる・日当たりが悪いなど、一般的に植物を育てたり飾ったりするのに適さない場所があります。そんな環境でも育てやすい観葉植物をご紹介します。
① 日当たりが強すぎる部屋におすすめの種類
② 日当たりが悪い部屋におすすめの種類
日当たりが悪い部屋に飾るなら、明るい場所よりも日陰の方を好むモンステラがおすすめです。大きな鉢から小さな鉢までさまざまなサイズがあるので、飾る場所にあわせて選べるのも良いところ。また、丈夫で手間もかからないので、初心者の方でも育てやすいのではないでしょうか。
湿度の高い / 乾燥する環境でもOKな観葉植物の選び方
湿度が高い部屋・乾燥している部屋も、一般的には植物を飾ったり育てたりするには適していません。ですが、そんな環境下でも丈夫に育てられる観葉植物があります。
① 湿度の高い部屋におすすめの種類
湿度の高い部屋で育てる場合は、ポトスやモンステラがおすすめです。どちらも見た目は可愛らしいですが、高温多湿な環境でも生き抜けるタフな植物です。