花瓶に飾るだけじゃない。誕生花の楽しみ方3選
大切な人の誕生日・記念日のプレゼントとしておすすめの誕生花。例えば、5月生まれの方には5月の誕生花である“ピンクバラ”や“カーネーション”をプレゼントすることで、「私のために選んでくれた」と気持ちが伝わりやすくなります。
そんな誕生花には、花瓶に生けて飾る以外にもさまざまな楽しみ方があることをご存じでしょうか。今回は、おすすめの楽しみ方を3つご紹介します。
誕生花でとっておきのバスタイムを演出!
海外ドラマや映画で、お風呂に花びらを浮かべているシーンを目にしたことがあるかもしれません。色鮮やかな花びらが散ったお風呂は、多くの女性が憧れるシチュエーションのひとつ。大切な彼女や奥さんの誕生日・記念日に誕生花をプレゼントするなら、サプライズでこのシチュエーションを試してみるのもおすすめです。
使用後の花びらは、きれいに乾燥させて好みのアロマオイルを垂らした後に1カ月ほど置いておけば、ポプリとして活用できます。誕生花と一緒に相手の好きな香りのアロマオイルをプレゼントしてみるのもよいですね。
他にも、ベッドの上を花びらで飾り付けたり庭や玄関先に花びらの道を作ったりするアイデアもあります。とてもロマンチックな演出なので、特別な日のプレゼントにぴったりです。
工夫次第で美しい花をいつまでも楽しめる
プレゼントした誕生花をより長く楽しんでもらうため、プリザーブドフラワーや押し花へのアレンジを提案してみてはいかがでしょうか。
・プリザーブドフラワー
水やりの必要がなく、好きな色に着色もできるプリザーブドフラワー。フレームやクリアボックスに入れておけば、5年以上楽しむことも可能です。美しい花はインテリアにもなり、空間がパッと明るく華やかになります。
プリザーブドフラワーを作るにあたり必要なものが以下の5つです。
・エタノール
・精製グリセリン
・インク
・乾燥剤
・容器(フタ付き)
《作り方》
1.茎をカットした花をエタノールに浸し、翌日まで放置しておく
2.グリセリンと水を2:1の割合で混ぜ、好みの色のインクを数滴加える
3.作ったインク液をレンジで約35℃まで加熱する
4.加熱したインク液に花の茎を浸し、翌日まで放置しておく
※直射日光の当たらない場所に放置すること
5.容器に花と乾燥剤を入れてフタをし、2日ほど放置して完成
上述したとおり、プリザーブドフラワーを完成させるには数日かかります。作るのであれば、あらかじめスケジュールを調整しておくことも大切です。
・押し花
加工次第で、しおりやお守りとしても使える押し花。世界にひとつだけのハンドメイドなので、プレゼントした当日の幸せな気持ちをいつまでも鮮明に覚えていてもらうことができます。
《作り方》
1.花びらが重ならないよう優しく広げてティッシュに挟む
2.ティッシュごと辞典などの分厚い本に挟み、一週間ほど放置する
3.花びらをティッシュから取り出し、テープやラミネートで好みのアイテムに加工して完成
どちらも簡単にアレンジできるので、ぜひ挑戦してみてください。なお、アレンジを楽しむときは本人だけに任せるのではなく、プレゼントした自身も一緒に楽しむようにしてみましょう。押し花でおそろいのアイテムを作って楽しむのもよいかもしれません。
アレンジで誕生花を2倍楽しもう!
花瓶に生けて飾る以外にも、お風呂に浮かべたりプリザーブドフラワーや押し花にしたりとさまざまな楽しみ方がある誕生花。「すぐにアレンジするのはもったいない」という方は、2~3日飾ってからアレンジを楽しむ、または飾る用とアレンジ用の花を別に購入しておくといった工夫を取り入れるのがおすすめです。
誕生花には、一つひとつに“花言葉”が込められています。色や形にこだわるのはもちろん、ぜひ花言葉にも注目してプレゼントの誕生花を選んでみてくださいね。