結婚式のブーケにぴったりな誕生花の種類はさまざま。新婦の誕生花を取り入れて、より特別感あふれるブーケに仕上げましょう。

・バラ
豪華なビジュアルがブライダルシーンにふさわしいバラは、もちろんブーケにもぴったり。その優雅な姿が、ブーケに華麗な印象をプラスします。そんなバラの花言葉は色によって異なり、例えばピンクは「上品」や「しとやか」、オレンジは「絆」「信頼」、赤は「あなたを愛しています」「愛情」など。
どれも結婚式にふさわしい花言葉なので、気軽にブーケのメインの花として使用できます。
なお、ピンクは5月、オレンジは10月、赤は12月の誕生花となっています。新婦の誕生月に合わせて取り入れてみてはいかがでしょうか。

・カサブランカ（ユリ）
高貴さと純粋さを持ち合わせたユリの一種・カサブランカは、ブーケをよりゴージャスに。汚れのない白色が、結婚式ならではの神聖さを程よく演出します。
カサブランカの花言葉は「雄大な愛」や「純潔」など。カサブランカの大きな花びらが、共に生きることを誓ったふたりの愛のかたちを表現します。カサブランカをはじめとするユリは6月の誕生花であるため、6月生まれの新婦の他、ジューンブライドに結婚式を行う方におすすめです。

・ひまわり
燦々と輝く太陽のように大きく開花するひまわりは、ブーケを明るく元気なテイストに。ひまわりの鮮やかな黄色が純白のウエディングドレスに映え、新婦のスタイルをより印象的に演出します。ひまわりの花言葉は「熱愛」や「あなただけを見つめている」「愛慕」など。ブーケに取り入れれば、太陽をまっすぐ見つめて育つひまわりの特性と花言葉で、新郎新婦の一途な愛を表現することができます。
なお、ひまわりは7月の誕生花なので、7月生まれの新婦、そしてサマーウエディングを行う方におすすめです。

ブーケと一口にいってもその種類はさまざま。花に合わせて選ぶことで、より魅力的なブーケに仕上げることができます。

例えば、ラウンドブーケはその名のとおり、丸みを帯びた形が印象的なブーケ。ピンク色や白色のバラをメインにあしらえばかわいらしい印象に、ひまわりをメインにあしらえば明るく華やかな印象に仕上がります。そんなラウンドブーケにぴったりなウエディングドレスは、プリンセスラインやAラインなど。正統派のウエディングドレスに合わせるなら、ラウンドブーケをご検討ください。

キャスケードブーケは、滝のように上から下へ流れるラインが特徴的なブーケ。カサブランカなどのユリをあしらえば、豪華でエレガントな雰囲気を演出できます。そんなキャスケードブーケは、スレンダーラインやロングトレーンのドレスにおすすめ。高貴でクラシックなスタイルをよりいっそう引き立てます。

他にも、ブーケの種類にはオーバルブーケやアームブーケなどがあります。あしらう花はもちろん、「どのような印象を与えたいか」などを考慮した上で選ぶことを心掛けましょう。

結婚式は、一生に一度の特別なイベント。ウエディングドレスはもちろん、ブーケにもこだわり、すてきな時間を送りたいものです。その上でブーケにあしらう花にお悩みの場合は、ぜひ誕生花に目を向けてみてください。すてきな意味が込められた誕生花なら、ブーケをより魅力的に仕上げることができるはず。自身の生まれた月の誕生花で、ブーケを華麗に彩ってみてください。