●チューリップ全体の花言葉

「思いやり・優しい瞳・愛の告白」など

• 赤…「愛の告白・真実の愛」
• ピンク…「愛の芽生え・誠実な愛」
• 紫…「不滅の愛」
• 黄色…「名声・希みのない恋」
• 白…「新しい恋・純粋・失われた恋」
• オレンジ…「照れ屋」
• ミックスカラー…「魅惑」　など

●チューリップの魅力

• 春を感じさせるフラワーギフトが作れる
• 皆が知っている親しみやすい花なので、子供から大人まで、友人や家族にも喜ばれる
• カラフルで明るい色合いも多く、飾るとお部屋がパッと明るくなる
• 香り強くないためアロマやディフューザーを使っているご自宅でも邪魔しない

原産国のトルコからオランダにチューリップが伝来したのは、16世紀から17世紀頃のこと。当時、チューリップの中でもまだら模様の花は非常に人気がありました。というのも、このまだら模様はチューリップにある種のウイルスが感染することで、花びらの色素が抜けてできるもの。たとえ同じ球根で増やしたとしても、2つとして同じものはできません。

そのため、美しいまだら入りのチューリップの球根は高値で取引されることに！王族や貴族も、こぞってまだら入りの球根を買い求めていたそうです。この状況に目をつけた投機家※は、球根の転売を繰り返して値段を釣り上げ、莫大な利益を得るようになりました。

※投機家とは：相場変動を利用し、短期間で利益を得ようとする者

● 一重咲き

一重咲きは最もオーソドックスな咲き方で、流通数も多くなっています。3枚の花びらと3枚のガクがあり、花びらが重なり合うことなく咲きます。一重咲きはシンプルですが、かわいらしい咲き方です。

主な品種：ピンクフロイド・スーパーモデル・クリスマススウィート

● 八重咲き

八重咲きは、一重咲きの突然変異で誕生しました。一重咲きより花びらの枚数が多く、花びら同士が重なり合うように咲きます。中には40枚以上の花びらがあるものも。
ちなみに、上の写真はアンジェリケという品種のチューリップです。花丈は30～45㎝といわれていて、チューリップの中ではコンパクトなサイズです。アンジェリケという名前は「天使」を意味しています。その名の通り優しくかわいらしい雰囲気が楽しめます。

主な品種：ラルゴ・アイスクリーム・ダブルアローサ・アンジェリケなど

● フリンジ咲き

フリンジ咲きの特徴は、花びらの縁に細かい切れ込みが入っていること。お洋服のフリンジのように、ヒラヒラ・ギザギザしています。比較的新しい品種ですが、かわいらしい花姿から人気があります。一重咲きよりも見ごたえがあるので、1輪挿しにもおすすめです。

主な品種：ピンクマジック・クイーンズランド・ラブラドールなど

● ユリ咲き

ユリ咲きは、名前の通り花姿がユリに似ています。花びらの先がツンと尖っていて、花びらが外側に反り返るように咲きます。ユリ咲きのチューリップを花束やアレンジメントに使えば、良いアクセントになりそうですね。

主な品種：バレリーナ・越黄冠（こしおうかん）【新潟14号】・ロイヤルデザインなど

● クラウン咲き

クラウン咲きは、クラウンという名前の通り、王冠のような花姿をしています。花びらの先がねじれているのも特徴的。開花するにつれて、花びらが内側にクルっと丸まっていきます。昔はピクチャー咲きと呼ばれていたそうです。
ちなみに上の写真はホワイトリバースターです。ホワイトリバースターは咲き方はもちろんですが、その花色も注目されています。花色は真っ白。輝くような白さとその個性的な咲き方で多くの人の目を引きます。

主な品種：イエロークラウン・ホワイトリバースター・ピクチャーなど

● パーロット（パロット）咲き

パーロットとは、オウムの意味。波打つように巻き込まれた花びらが特徴的で、オウムの羽をイメージさせます。珍しい種類なので花屋さんで見かける機会は少ないかもしれませんが、芸術的な見た目で人気があります。

主な品種：ロココ・オレンジフェイバリット リブレットパーロット・スーパーパーロットなど

• モンテカルロ（八重咲き）
• バレリーナ（ユリ咲き）
• バラードゴールド（ユリ咲き）

• ●1本のチューリップ：
  あなたは運命の人
• ●3本のチューリップ：
  あなたを愛しています
• ●4本のチューリップ：
  一生愛し続けます
• ●9本のチューリップ：
  いつまでも一緒に
• ●12本のチューリップ：
  恋人（妻）になってください
• ●40本のチューリップ：
  永遠の愛を誓います
• ●108本のチューリップ：
  結婚してください

● ガーベラ

カラフルでポジティブなイメージを持つガーベラは、チューリップと相性の良い花です。共に愛らしい花姿のチューリップ×ガーベラのギフトは、かわいいものが好きな方へのフラワーギフトにGOOD。女性や子供のように手が小さい方へプレゼントする際は、コンパクトなアレンジメントやブーケに仕立てて持ちやすくするのがおすすめです。

花言葉：「希望・常に前進・前向き」など

● バラ

チューリップの色味と同系色のバラを合わせると、まとまりのある美しいフラワーギフトになります。例えばピンクのチューリップにピンク系のバラを合わせると、かわいらしく柔らかな雰囲気に。大切な恋人へのプレゼントにおすすめです。

また、黄色のチューリップに白や黄色のバラを合わせると、しとやかで上品な雰囲気に。花束にして目上の方へ贈ると良いでしょう。

バラ全体の花言葉…「愛・美」など

● スイートピー

春の花であり、フリルのようなかわいい花姿と甘い香りが魅力のスイートピーは、チューリップと相性の良い花です。スイートピーのフリフリとした花姿とチューリップのつぼんだ花姿は、フラワーギフトの中で変化が付き、見ている人を飽きさせません。加えて、スイートピーもチューリップもカラーバリエーションが豊富なので、色彩豊かで可憐な印象のフラワーギフトが作れます。花束にして、大切なパートナーへのプレゼントにおすすめです。
また、チューリップは香りを感じにくい品種が多いですが、スイートピーは甘い香りの品種が多いため、花の香りを楽しみたい方にも喜ばれるはずです。

花言葉：「門出・優しい思い出・蝶のように飛翔する」など　

● 桜

もうすぐやってくる春を感じさせるフラワーギフトを作りたいときは、チューリップと桜を合わせるのがおすすめです。桜といえば、言わずもがな春を象徴する花。繊細で小ぶりなピンク色の花が、チューリップの色味を引きたててくれます。上品で落ち着いた印象もあるので、花束やアレンジメントに仕立てて年配の方や目上の方へのプレゼントにも向いています。

桜は花見のイメージが強いため、2月にプレゼントできるのか心配になってしまう方もいらっしゃるかと思います。しかし、花屋さんで桜は1月ごろから販売されているため、2月の誕生日にも贈ることもできます。

花言葉：「精神美・優雅な女性・純潔」など

● フリージア

フリージアは、白や鮮やかな黄色と丸みのある花びらがかわいらしい花です。黄色のフリージアは甘い香りを感じやすく、チューリップと合わせたブーケにすると、花を受け取った瞬間にフワッと香るのでおすすめ。黄色いフリージアと、黄色やオレンジのチューリップを合わせれば明るい印象を持つ、ポップなフラワーギフトになります。

フリージアの花言葉は「感謝」や「友情」なので、日頃の感謝を伝えたいご家族や親しいお友達の誕生日プレゼントに良いでしょう。

花言葉：「感謝・友情」など

● 麦

12月～4月頃まで出回るスラっとした青麦とチューリップを組み合わせると、ナチュラル＆カジュアルな印象に。チューリップは肉厚なグリーンの葉にも特徴があるため、青麦と一緒に組み合わせると、よりチューリップの印象が強まります。友達への誕生日プレゼントや、男性への贈り物にもおすすめです。

花言葉：「富・裕福・希望・繁栄」など

①チューリップは「浅水」で飾る

チューリップは、「浅水（あさみず）」で飾ると長持ちしやすくなります。浅水とは、花瓶に入れる水の量を少なくすること。水の量は、花瓶の底から2～3cm程度にしてください。
浅水が適している理由は、チューリップのように茎が柔らかい花は水に触れている部分から傷みやすいから。そのため、茎が水に浸かる面積を減らす必要があるのです。

ただし、チューリップは水をたっぷり吸う花。浅水の状態では、すぐに水が足りなくなってしまいます。花瓶のお水が減っていたら、こまめに足してあげましょう。

②毎日水を替える

チューリップはきれいな水を好むため、なるべく毎日水を替えてあげましょう。そのタイミングで花瓶を洗い、常に花瓶自体を清潔に保つこともおすすめです。

③重さのある花瓶を使う

浅水だと水の量が少ない分、花の重さで花瓶が倒れやすくなります。ある程度重量があるどっしりした花瓶を使うようにしましょう。チューリップは生けている間に花が大きく開いたり、茎がお辞儀をするように曲がったりするので、その動きを支えられる重さの花瓶を選んでください。

• 2月16日：カーネーション（花言葉：愛を信じる）
• 2月23日：スノーフレーク（花言葉：けがれのない無垢な心）
• 2月28日：フリージア（花言葉：感謝・友情）

• ①風通し・日当たりが良い場所で育てる
• ②土が乾いたら水をたっぷり与える
  ※チューリップは多湿を嫌う球根植物なので水の与え過ぎには注意！
• ③週に1回程度、土に液体肥料を与えると元気に育つ