11月の誕生花は
ガーベラ。
色ごとの
花言葉・品種・
おしゃれな飾り方など
11月の誕生花は「ガーベラ」です。花言葉は「希望・常に前進・前向き」などがあり、キュートな色と重なり合う花びらが特徴。今回は、11月の誕生花ガーベラの花言葉・色ごとの意味・品種・他の花との組み合わせ方・飾り方のアイデアなどをご紹介します。
目次
11月の誕生花は「ガーベラ」
11月の誕生花としてご紹介するのは、ポップでかわいらしい印象の「ガーベラ」。親しみやすい花姿がその場をパッと明るくしてくれるので、誕生日プレゼントだけでなく11月のお祝いシーンにおすすめです。
お花屋さんでは一年を通して入手することができますが、9月~11月、4月~6月に出荷最盛期を迎えます。品種ごとで花の大きさや形、中心の色、花びらの色の濃淡が異なり、花色はピンク・赤・黄色・オレンジなどと多彩。贈る相手や好みに合わせた花束やアレンジメントを作ることができます。
ガーベラの花言葉は「希望・常に前進」など
11月の誕生花・ガーベラの花言葉は、とてもポジティブ!これから新しいことにチャレンジしたい方へのプレゼントや、誕生日をきっかけに新たな門出を祝いたいときのプレゼントにおすすめです。ネガティブなものや怖い意味の花言葉はありません。
●ガーベラの花言葉
「希望・常に前進・前向き」など
また、ガーベラの花言葉は色によって意味が異なります。
- ピンク…「思いやり・崇高美」
- 赤…「燃える神秘の愛・限りない挑戦」
- オレンジ…「冒険心・我慢強さ・忍耐強さ」
- 白…「希望・純潔」
- 黄色…「親しみ・究極の愛」など
ガーベラの色選びに迷ったら、フラワーギフトを贈る相手へ伝えたいメッセージから花色を選ぶのもいいですね。メッセージカードへ「花言葉の○○にちなんで」など、意味を書き添えて渡すのがおすすめです。
ガーベラの魅力は豊かな色彩とポップな花姿
ガーベラは、豊かな色彩と、親しみやすいキュートな花姿が魅力。上の画像のようなビタミンカラーを選べば元気いっぱいのギフトに、淡いペールカラーを選べば優しい雰囲気を持ったギフトに仕上がります。価格が他の花と比べて手頃なのも嬉しいところ。フラワーギフトにガーベラを加えると、ポップでかわいらしい印象になります。
●ガーベラの魅力
- 段々に重なり合う花びらがかわいらしい印象なので、多くの方に喜ばれる
- 色や咲き方が豊富なので、好みの雰囲気でフラワーギフトが作れる
- 年齢性別問わず人気の花なので、さまざまなシーンで選びやすい
- しっかりお手入れをすれば、花持ちが良い
- 価格が手頃で買いやすい
ガーベラの咲き方は大きく分けて6種類!
ガーベラは、品種改良が盛んに行われている花。そのため、咲き方もさまざまです。代表的なガーベラの咲き方をご紹介します。
● 一重咲き(シングル)
一重咲きは、最もスタンダードな咲き方です。皆さんがガーベラと聞いて思い浮かべるのは、この一重咲きなのではないでしょうか。花びらが花の中心から外側に向かって放射状に咲くのが特徴です。
品種:ネクタリンケーキ、ブラックジャックなど
● 半八重咲き(セミダブル)
半八重咲きも、一重咲きと並んでよく見かける品種です。一重咲きよりも花びらが多く重なって咲き、花の中心には短くて小さな花びらが密集しています。
品種:シェリー、シーマなど
● 八重咲き(ダブル)
八重咲きは、一重咲きや半八重咲きよりも花びらの枚数が多いのが特徴です。花の中心が見えないほど花びらが密集しているので、ボリューム感があり、こんもりと丸い形をしています。
品種:スポンジボブ、トレーシーなど
● スパイダー咲き
スパイダー咲きは、花びらが尖った形をしているのが特徴です。丸くてキュートな花が多いガーベラの中でもめずらしく、シャープな印象の咲き方です。独特な花姿なので、フラワーギフトに入れるとアクセントになりそうですね。
品種:イギー、トマホークなど
● カール咲き
カール咲きは、花びらの先端が筒状にクルっと巻いた花姿をしています。先端のウェーブの形は品種によって異なります。個性的な形なので一見ガーベラとは気づかないかもしれませんが、実は人気がある品種です。
品種:パスタポモロード、パスタベネチアなど
● ポンポン咲き
ポンポン咲きは、八重咲きよりもさらに花びらの枚数が多いのが特徴です。小さくて短い花びらが密集していて、ボールのようなフォルムをしています。ゴージャスな咲き方をするので、ブライダルシーンなどでもよく使われています。
品種:ニューカーミット、ヒマリアなど
ガーベラの和名は「ハナグルマ」
「ガーベラ」という名前は、19世紀に南アフリカでガーベラを発見したドイツ人医師 Traugott Gerber(トラウゴット=ゲルバー)に敬意を表してつけられました。
日本に伝来したのは大正初期のことで、その花姿から「ハナグルマ」や「ハナセンボンヤリ」などの和名が付けられました。ガーベラの丸い見た目からイメージできるかわいらしい呼び方ですね。
花屋さんで手に入りやすい!ガーベラと合わせたい花って?
ガーベラのみでフラワーギフトを作るのも人気ですが、他の花と組み合わせることで、誕生日を迎える方のイメージにより合った贈り物を作ることができます。ガーベラと合わせたい花の種類をご紹介します。
● カーネーション
カーネーションはガーベラとの相性が良い花です。カーネーションは花屋さんで一年中手に入りますが、秋咲の品種を選ぶことで旬のフラワーギフトが作れます。
特にエレガントなカーネーションを組み合わせると、ガーベラのかわいらしい印象がやや抑えられ、上品で落ち着いた印象に。たっぷりの花を飾り付けたアレンジメントスタイルにして、目上の方へ贈るプレゼントにしてはいかがでしょうか。
- カーネーションの花言葉…「無垢で深い愛」など
● オンシジューム(オンシジウム)
洋蘭の一種であるオンシジューム。ガーベラと組み合わせることで、黄色い蝶がガーベラ畑をヒラヒラと舞っているかのようなフラワーギフトが完成します。オンシジュームの優雅に伸びた曲線が、ガーベラの丸くポップな印象をより一層引き立ててくれますよ。
オレンジ・イエローなど、同系色のガーベラと組み合わせたかわいらしい雰囲気のブーケにして、親しい友達やお子さんへの誕生日プレゼントなどにおすすめです。
また、オンシジュームは高級感のある花であるため、秋に行われる展示会や発表会などのフォーマルな場でのお祝いにもよく選ばれています。細かく枝分かれをしてたくさんの花を楽しませてくれるため、大きなアレンジメントなどでも花と花の間を埋めることができます。
- オンシジュームの花言葉…「清楚・一緒に踊って」など
● グリーン(葉物)
アイビーやレモンリーフなどのグリーン(葉もの)とガーベラを組み合わせると、爽やかなフラワーギフトになります。また、グリーンと組み合わせることによって、ガーベラの花色を目立たせることもできます。
グリーンがガーベラのキュートさを引き立てながらも、フラワーギフト全体はかわいらしすぎない印象に仕上がるので、性別年齢問わず喜ばれます。上の写真はアイビーですが、レモンリーフなどもおすすめです。
上記にておすすめの花を紹介しましたが、ガーベラはさまざまな花と相性がいいので、相手の好きな色や花を思い浮かべながらフラワーギフトを作るのも素敵ですよ。
11月らしさを演出したい時、ガーベラに合わせると良い花は?
11月らしさいっぱいのフラワーギフトにしたいときに、ガーベラと合わせたい花をご紹介します。
● コスモス
秋の花といえばコスモスを思い浮かべる人も多いかもしれません。ガーベラとコスモスを組み合わせると、季節感あふれるフラワーギフトが作れます。
ピンクや赤系のガーベラとコスモスを合わせて、同系色のカラーグラデーションを楽しめるギフトに。また、白やグリーンのガーベラと合わせて色彩豊かなギフトにするなど、色選び次第で雰囲気を大きく変えることができます。贈る相手の好きな色をたっぷり使った花束にして、大切なパートナーに贈ってみてはいかがでしょうか。
- コスモスの花言葉…「調和・乙女の純真・謙虚」など
● ヒペリカム
ヒペリカムは、黄色い花にかわいらしい赤い実をつける花です。ただ、花は咲きますが、基本的に実を観賞する植物です。そのためお花屋さんでも花ではなく実を付けた状態で販売されています。
そんなヒペリカムは実りの秋をイメージさせるので、ガーベラと組み合わせると11月らしさいっぱいのフラワーギフトになるでしょう。赤・オレンジ・黄色など秋色のガーベラを選ぶと、より季節感を演出できますよ。
キュートな雰囲気が好きな方への贈り物には、カゴへかわいらしく飾り付けたアレンジメントスタイルがおすすめです。ヒペリカムの小さな実がアクセントとなり、丸い花姿のガーベラとのバランスが印象的なフラワーギフトになります。
- ヒペリカムの花言葉…「きらめき・悲しみは続かない」など
● マム(菊)
マム(菊)も秋の花として昔から親しまれている花です。菊というと日本ではお悔やみ花のイメージもありますが、ポンポン菊と呼ばれる小さくて丸い形をしたものや、カラフルな品種を選べば、お祝いのシーンにふさわしい花となります。幸せをもたらす花として古昔から愛されていることもあり、誕生日ギフトにおすすめです。
ガーベラと組み合わせると、彩り豊かでボリューム感のあるフラワーギフトが作れます。色選び次第でさまざまな雰囲気にアレンジできるので、グリーン系やオレンジ系を選んで男性への贈り物にしたり、ピンクやイエローなどビタミンカラーで揃えてポップな雰囲気が好きな方への贈り物にしたり、贈る相手のことを想いながら選んでください。
- マムの花言葉…「高貴・生命力」など
フラワーギフトの形は2種類ある!
ところで、「11月が誕生日の方へガーベラのフラワーギフトを贈りたい!」と思ったときに悩んでしまうのが、フラワーギフトの形なのではないでしょうか。
実は花のスタイルは、花束・ブーケ・アレンジメントといったスタイルのみを決めたら終わり、ではありません。「ワンサイド」「オールラウンド」といった、花の形状を選ぶ必要があります。ここではフラワーギフトの形の違いについてご紹介します。
● ワンサイド(片面見)
ワンサイドは、表側は花の正面が見えるようになっていますが、裏側は葉もの(グリーン)などになっていることが多いです。花束の場合は、裏側がラッピングで包まれていて花が見えないようになっているのが一般的。花を観賞する方向が決まっているため、片面見とも呼ばれています。
ワンサイドタイプは、壁にそって飾ったり演台などのステージ上で飾ったりする場合などに適しています。また、表側にまとめてお花を飾ることができるため、同じ金額でも次に紹介するオールラウンドより大きく豪華に見えるものが多い傾向があります。
● オールラウンド(四方見)
オールラウンドタイプは、どこから見てもきれいに花が見えるようになっているものを指し、四方見とも呼ばれています。食卓やテーブルの中心など、花を360度見ることができる場所へ飾りたい時におすすめの形です。そのため、パーティー会場の円卓の上などに飾れることも多いです。
花束やアレンジメントを上からみると円のように丸い作りになっていて、側面からみるとドーム型になっているものが一般的といわれています。
贈る相手に伝えたい!ガーベラの生け方・飾り方
誕生日祝いにガーベラのフラワーギフトをお渡しするとき、生け方のワンポイントアドバイスをお伝えすると喜ばれます。花を飾り慣れていない方でも簡単にできる、ガーベラの飾り方やお手入れのポイントをご紹介します。
①水は少なめに
ガーベラを花瓶に飾るとき、水は少なめの2センチ程度に。茎が水に触れていると傷みやすくなるので、水に浸かる部分ができるだけ少ない状態を保ちましょう。ただし、水が不足すると萎れてしまうので、こまめに水の量は確認するようにしましょう。
②暖かい部屋に飾る
ガーベラは寒さが苦手で、10度以下の環境では萎れやすくなります。11月前後は室温が10度以下になる日もあるので気をつけてください。
花持ちを良くするためには、暖かいお部屋へ飾るようにしましょう。ただ、暖かすぎると早く咲ききってしまうので、注意が必要です。暖房がついている部屋に飾る場合は、ガーベラの様子を見て場所を移動してください。
③こまめに水を替える
花瓶の水が少ないことに加え、暖かい部屋で花を飾っていると、花が水を吸ってすぐに水が足りなくなってしまいます。こまめに水を替えてあげるようにしましょう。ガーベラは茎に細かい毛が生えていて、この毛が落ちて水の中でバクテリアを繁殖させることから、花瓶の水が汚れやすい花でもあります。清潔さを保つためにも、できれば水は毎日替えたいものです。
④茎を短めに切るとかわいらしい印象に
ガーベラをかわいらしく飾りたいときは、茎を短めにカットし、花瓶の縁へ花を並べるように飾りましょう。茎を短くすることで花へ水が行きわたりやすくなり、花持ちも良くなります。
⑤茎を長く飾ると大人っぽい印象に
ガーベラの茎は少しうねりや曲がりがあります。茎を長めのまま、ガラス製の花瓶で見えるように飾ると、伸び伸びとした茎と丸い花のコントラストで大人っぽい印象になります。ただし、茎を長く残していると花に水が届きづらくなり、茎が短い時と比べて花持ちが悪くなるというデメリットがあります。
そのため、水の中で茎を切る「切り戻し」を定期的に行って、茎が長い時から短くなるまで飾ることがおすすめです。切り戻しをすれば茎の断面が新しくなり、花が水を吸い上げやすくなって花持ちがよくなります。加えて、茎の長さによる雰囲気の変化も楽しめて一石二鳥です。
ガーベラは押し花でも楽しめる花
花びらが薄くて平たい形をしているガーベラは、押し花に適しています。初めて押し花に挑戦する方は、ガーベラの茎や葉を取り除いて、花の部分のみで作ってみてくださいね。
●押し花の作り方
①花を根元部分でカットします。
②平らな机などに新聞紙を広げて、その上にティッシュペーパーを敷き、更に半紙を重ねます。半紙はツルツルした面を上に(花と接するように)置いてください。
③花を半紙の上に置きます。一度押し花にすると花の形を変えられないので、この時点で好みの形にセットします。複数の花を同時に押し花にする時は、花の水分がしっかり抜けるよう、一つひとつの花の間隔を広く取って重ならないようにしましょう。
④花の形や位置を決めたら、その上からさらに半紙を重ねます。この時は、半紙のツルツルの面を下(花側)に。さらに上からティッシュペーパー、新聞紙の順に重ねて、分厚い本などの重石を置きましょう。
⑤この状態で1週間置いておきます。なお、2日後にティッシュと新聞紙を取り替えると、綺麗な色が残りやすくなります。
⑥1週間後にそっと確認し、花が乾燥していれば完成です。花が完全に乾燥しきれていない時は、ティッシュペーパーを取り替えて再度、重石を乗せて時間を置きましょう。
完成した押し花はチャック付きのポリ袋に入れクラフトなどで使うまで保存する、または押し花で作った作品をラミネートで加工するなど、直接空気に触れないようにして保存します。直射日光を避け、なるべく涼しい場所で保管してくださいね。
ガーベラの花言葉を使ったメッセージ例
誕生日プレゼントにガーベラのフラワーギフトを贈る際は、ぜひメッセージカードを添えて渡しましょう。言葉ではなかなか伝えにくい感謝や愛の言葉も、カードなら素直に表せるものです。ガーベラの花言葉を添えたおすすめメッセージ例をご紹介します。
・友達へ
何事にも全力で頑張る姿にいつも刺激をもらっています。そんな〇〇ちゃんに、『前向き』や『常に前進』の花言葉を持つガーベラを贈ります。
・恋人やパートナーへ
誕生日おめでとう。直接言うのは少し恥ずかしいけれど、『究極の愛』の花言葉を持つ黄色のガーベラを贈ります。
・ご家族へ
いつも温かく私(たち)を見守ってくれてありがとう。ありがとうの気持ちを込めて、『感謝』の花言葉を持つピンク色のガーベラを選びました。
なお、メッセージカードには、「〇〇より」と自分の名前を入れたり、フラワーギフトを渡す日の日付を入れたりするのがおすすめです。
花は咲き終わってしまうため、雑貨のようにずっと残して置けるものではありません。しかし、花と一緒に渡したメッセージカードは花が咲き終わった後も残ります。名前や日付を入れておくと、後から見返したときに嬉しさが何度もよみがえるでしょう。
数年経っていても、メッセージカードを読めばもらった花束やアレンジメントを思い出すこともできそうですね。
花キューピットのフラワーギフトには、
30文字以内のメッセージを無料で
つけることができます
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11月の毎日の誕生花・あなたの誕生花を調べよう!
今回は11月の誕生花であるガーベラをご紹介しましたが、実は月だけでなく日ごとの誕生花もあることを知っていますか?今回は誕生日にピッタリな言葉をいくつかご紹介します。
(例)
- 11月5日:ペンタス(花言葉:希望は実現する)
- 11月26日:カラー(花言葉:凛とした美しさ)
- 11月27日:ルピナス(花言葉:多くの仲間)
ちなみに、上の写真は11月5日の誕生花であるペンタスです。
ただ、これらの誕生花は花束やアレンジメントで使われる切り花で流通していないものが多くあります。そういった背景もあるので、大切な誰かにプレゼントをするなら、日ごとの誕生花にこだわらず11月の誕生花であるガーベラを選ぶのもおすすめです。
自分や大切な人の誕生花は何?
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まとめ
- 11月の誕生日花はガーベラ!
- 親しみやすい花姿で、恋人・友人・家族など、どんな相手でも喜んでもらえる
- ガーベラの花言葉は「希望・常に前進・前向き」など
- さまざまな品種やカラーバリエーションがあり、他の花との相性も良い
- 価格が手頃なので、限られた予算内でたくさんの花を贈りたい時にぴったり
- 花言葉の意味を添えたメッセージカードをつけるのがおすすめ
今回は、11月の誕生日花であるガーベラについてご紹介しました。11月生まれの方のお誕生日に、ぜひ素敵なガーベラのフラワーギフトを贈りましょう。
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