母の日は妻にもプレゼントを。夫にできることは?
母親への感謝の気持ちを伝える「母の日」。
そんな母の日に、自分の母親に対してギフトを贈る方はたくさんいます。
では、「奥様」に対してはどうでしょう。
「母の日だからといって、自分のお母さんではないから……」と、自分の妻に対してギフトを贈らない男性は少なくありません。
とはいえ、旦那様が思っている以上に奥様は、夫からの「母の日ギフト」を期待していることも多いです。
そこで今回は、母の日における夫の関わり方や、日頃の感謝の気持ちの伝え方の事例や、夫から妻へ贈りたい母の日プレゼントもご紹介します。
目次
一年に一度の母の日に、夫は何をする?
自分の母親ではないにしろ、子供の母親である妻。
妻は夫の知らないところでも、子育てに関するさまざまな努力をしています。
そんな妻に対して、母の日には日頃の感謝の気持ちを込めてプレゼントを贈ってみてはいかがでしょう。
母の日に夫からプレゼントがほしいと考える女性は、少なくありません。
とあるアンケートでは、何かしらのプレゼントがほしいと回答した女性が約60%だったという結果が出ています。
こうした背景もあり、最近では妻へ母の日ギフトを贈る男性が増えてきています。
また、高価なプレゼントを渡さなくても手紙を贈ったり、普段は照れくさくて言えない「ありがとう」を素直に伝えたりと、妻に対して何らかのアクションを起こす男性も多いそうです。
夫から妻に贈るプレゼントのポイント
母の日に贈る「妻へのギフト」のポイントをおさえて、奥様が喜ぶようなギフトを贈るようにしましょう。
きっと奥様に喜んでもらえる主なポイントは、以下の通りです。
●感謝の気持ちをきちんと伝えること
長く夫婦生活を送っていると「言わなくても分かるだろう」と思ってしまい、つい言いそびれてしまう感謝の言葉。
自分の妻に対して、「ありがとう」という言葉を久しく伝えていない男性は、多いのではないでしょうか。
しかし、どんな小さなことであっても、言葉にしなければ分からないことは思っている以上にたくさんあります。
日々の生活の中で「ありがとう」と、直接言葉では伝えていないけれど、感謝の気持ちを感じるときはたくさんあるはず。
改めて日々の生活を振り返ると、奥様に支えられていると感じることがあると思います。
また、たとえ日頃から感謝の気持ちが妻へ伝わっていたとしても、改めて「ありがとう」という言葉を口に出して伝えてもらうのは、奥様に限らず誰にとっても、嬉しいものですよね。
1年に1回の母の日には母親だけではなく、奥様へも改めて日頃の感謝の気持ちを言葉で表すようにしましょう。
「言葉で直接伝えるのは、ちょっと照れくさい……」という方であれば、ギフトなどに直筆のメッセージカードを添えるのがおすすめです。
LINEやメールなどのSNSで感謝の気持ちを伝えるよりも、メッセージカードなどに直筆でひと言添える方が、より感謝の気持ちは伝わるでしょう。
●「母」にこだわりすぎないこと
母の日ギフトだからといって、「母」にこだわりすぎるのはご法度です。
母は母でも、夫の母親ではありません。
妻は、夫に対してはいつまでも「ひとりの女性」でありたいもの。
もちろん、子供と一緒に何かプレゼントするのであれば「お母さん」でも構いませんが、夫から妻に対するプレゼントである場合は、ひとりの女性であることを意識し、「お母さん」を全面に出さないように心がけましょう。
夫から妻へのおすすめプレゼント
母の日に喜ばれる夫から妻へのおすすめプレゼントは、以下の通りです。
奥様へのプレゼント選びの参考にしてみてくださいね。
●マッサージやエステ
家事や育児は、肉体的にも精神的にも疲れるもの。
そんな母親業をこなす妻に対するおすすめギフトのひとつに、「マッサージ」や「エステ」があります。
マッサージチケットやエステチケットなどをプレゼントし、少しの時間でも心身ともにリラックスしてもらいましょう。
●自由な時間
家事や育児に勤しむ母親の中には、「子供が産まれてからひとりの時間をゆっくり過ごしたことがない」という方が多くいます。
そんな忙しい母親に対して、「自由な時間」をプレゼントするのもおすすめです。
自由な時間なので、ひとりでゆっくり過ごすのも良し、家族で一緒に出かけるのも良し。
妻に好きな過ごし方を選んでもらうようにしましょう。
母の日は毎年、5月の第2日曜日です。
日曜日は仕事が休みの方も多いと思います。
奥様に「母の日は自宅でひとりのんびりしたい」と言われたら、旦那様はお子さんを連れて一緒に外出してもいいかもしれませんね。
●外食
母の日に喜ばれる妻へのプレゼントとして、「外食」もあげられます。
外食をする機会の少ない夫婦の場合は特別感が生まれ、料理をする必要がないため、奥様の家事の負担も軽減されます。
食事の用意や後片付けをしなくていいとなれば、奥様はそれだけで嬉しいものです。
そんなに豪華なレストランではなくても、レストランを事前に予約していれば夫の妻への気遣いが伝わり、妻にとっては最高のプレゼントになるはずです。
外食に行く時間を作ることが難しいのであれば、自宅で2人きりの時間を設けるのもよいと思います。
少し豪華なワインを買ってきて一緒に飲んだり、妻の好きな映画を鑑賞したりするなど、コミュニケーションをとりながら2人の時間を作ってみましょう。
夫婦2人きりで久々のデートを楽しんでみるのも、良いのではないでしょうか。
ちなみに、母の日は奥様へ感謝を伝えるチャンスの日になるので、食事や映画の準備などは旦那様が用意できるといいですね。
●手料理
手料理は、カレーやオムライスなど簡単なメニューでもOKですが、妻の好きなメニューや、体を気遣った野菜たっぷりのメニューなどを選ぶことで、より気持ちが伝わりやすくなるといえます。
このとき、「いつもおいしいご飯をありがとう」など、日常生活における感謝を伝えることが大切です。
また料理を作ってみることで、普段の妻の大変さやありがたさを、改めて体験できると思います。
●花
女性が貰って嬉しいギフトの定番といえば、「花」です。
花をプレゼントされて困る女性は、ほとんどいないといっても過言ではないでしょう。
母の日に贈る花の定番といえば、カーネーション。
そのほかにも、最近はアジサイなども人気があります。
例えば、カーネーションには「無垢で深い愛」という花言葉が込められているので、子供からお母さんへだけではなく、夫から妻へのプレゼントにもぴったりです。
さらに、カーネーションは色により花言葉が異なります。
夫から妻へ贈るのであれば、「感謝」という花言葉を持つピンクのカーネーションがおすすめです。
また「永遠の幸福」という花言葉を持つ、青いカーネーション「ムーンダスト」などはいかがでしょうか。
花が好きな方であれば、カーネーションに限らず、奥様の好きな花を選んでプレゼントするのもおすすめです。
妻の好きな花で作った大きな花束を渡せば、「自分のために選んでくれた」という気持ちが伝わり、より喜んでもらえるはずです。
花をもらったことは、もちろんのこと、夫が好きな花を 覚えていてくれたということは、奥様にとって素敵な思い出になると思いますよ。
また、複数の花を用いて作ったアレンジメントも人気があります。
アレンジメントは、花器に花が活けられているので、花瓶を用意することなく、購入してそのまま飾ることができます。
プレゼントを受け取って、すぐに飾ることができるのは、便利ですよね。
フタで中身が見えないフラワーボックスを選べば、フタをあけたら花が詰まっているという、おしゃれなサプライズ演出にもなります。
●子供と一緒に
子供がいる家庭では、子供と一緒に母の日に取り組むという男性も多くいます。
例えば、子供と一緒に花やケーキを買いに行ったり、子供と一緒に手料理をふるまったりなどがあげられます。
子供と一緒に商品を選び、その代金を夫が出し、子供にメッセージカードを書いてもらうなど役割を分担することで、2人の気持ちが詰まった特別なギフトになります。
夫と子供が一生懸命選んでくれた母の日ギフトであれば、きっと心から喜んでもらえるはずです。
また、子供と一緒に母の日を過ごすのであれば、親子でゆっくりできる時間をとるのもおすすめです。
家族みんなで旅行のプランを立てるのもよいかもしれません。
お花屋さんでの注文の仕方
先ほど、お子さんと一緒に贈る母の日のプレゼントとして、花を買いに行くというアイディアをご紹介しました。
母の日のプレゼントの王道ともいえる花のプレゼントを受け取れば、きっと奥様も笑顔なってくれること間違いなし。
しかし、いざ花を買いに行こうと思うと、お花屋さんで何と言ったらいいか分からなかったり、注文するのが少し不安という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お花屋さんへ行ったことがない方や、あまり行きなれていないという方もいらっしゃると思います。
そこで、ここではお花屋さんでの注文の仕方をご紹介しようと思います。
●「どうして花を贈るのか」と「誰に渡すか」を伝える
「花の種類も詳しくないし、妻の好きな花なんてわからない……」という方もいらっしゃると思います。
まったく花についてわからないという時は、花屋さんの店員に相談してみましょう。
まずは、どうして花束やアレンジメントを買いに来たのかを伝えます。
例えば「母の日に妻へ花束を渡したいんです」や「妻に感謝の気持ちを込めたプレゼントを子供と買おうと思って……」など花の用途と誰に贈るかを伝えてみてください。
「なぜ花をプレゼントしたいか」と「誰に渡すか」をお花屋さんに伝えれば、アドバイスや提案をしてくれると思いますよ。
ちなみに、予算が決まっている場合は、いくらくらいでアレンジメントや花束を作りたいかも伝えてみてください。
「5,000円以内で作ってください」や「3,000円の花束を渡したいんです」と伝えれば、きっと適切な花の量や種類を選んでくれますよ。
●もっと妻が喜ぶギフトを作るには?
奥様のイメージに合わせた花束やアレンジメントを贈りたい場合は、奥様の好きな色やイメージを伝えてみましょう。
「ピンクでかわいらしく」や「さわやかなイメージ」など、奥様に合わせたイメージのフラワーギフトをお花屋さんと一緒に考えていきます。
子供にお母さんの好きそうな花を選んでもらうのも、いいと思いますよ。
「お母さんに似合いそうなお花を選んだよ」と、話せば家族での会話も盛り上がりそうですね。
また、花を渡すときのシチュエーションを伝えることで、そのシーンに合わせたデザインを提案してくれることもあります。
フォーマルな場で渡すのか、カジュアルな場で渡すのかを、考えながら花束やアレンジメントを作っていくのもいいですね。
花について詳しくない方でも、お花屋さんに相談すれば奥様にぴったりのギフトを作ることができるはず。
花のプロであるお花屋さんに、感謝の気持ちが伝わるようなフラワーギフトを作るお手伝いをしてもらいましょう。
積極的に関わり、素敵な母の日に
子供と一緒にギフトを選んだり、夫から妻へプレゼントを贈ったりと、母の日における夫の役割は高いといえます。
一年に一度しかない大切な母の日。
そんな母の日に、日頃の感謝の気持ちを込めて妻へ「お疲れ様」と「ありがとう」を伝えることで、夫婦仲もより深めることができるのではないでしょうか。
頑張り屋さんの妻への感謝の気持ちを込めて、夫婦や親子でコミュニケーションをとるなど、積極的に関わっていきましょう。