アンケート結果!
義母に母の日の
プレゼントをあげる?
予算・おすすめギフト・
マナー・メッセージ例を
紹介

毎年、5月の第2日曜日は母の日です。
義母に贈る母の日のプレゼントに、悩んでいる方もいらっしゃるのでは。
実母(自分のお母さん)と違い、好みが分からなかったり、プレゼントするときのマナーが心配になったり、贈り物をするだけで緊張することも多いかと思います。
そこで今回はアンケートで、義母に贈る母の日のプレゼントについて調査した内容と、贈り物をするときのマナーやNGなこと、義母に贈るメッセージ例をまとめました。
実際にみんなはプレゼントをあげているのか、予算はいくらなのかなど、プレゼント選びの参考になるはずです。
- 【アンケート対象】
男女の既婚者 - 【回答者数】
544名 - 【アンケート方法】
GMO Askで実施
目次
義母へ母の日ギフトを贈る?

結婚して初めて母の日を迎える方など、義母に母の日のプレゼントを渡した方が良いのか悩む方もいらっしゃるかと思います。
そもそも、義母へ母の日のプレゼントをあげた方が良いのでしょうか。
義母と、これからも良い関係を築いていきたいと考えているのであれば、母の日にプレゼントを贈る方が良いかと思います。
母の日に贈り物をすることで、日頃の感謝の気持ちを表現するだけではなく、家族の絆を深めることもできるでしょう。
あまり予算を割けなかったとしても、義母へ母の日のプレゼントを贈る方がおすすめです。
●何もしない・スルーはNG?

義母に母の日のプレゼントを贈らないことや、母の日をスルーすることは必ずしもいけないわけではありません。
例えば、以下のような時は母の日のプレゼントを用意しなくてもいいかもしれません。
- 義母が、そもそも母の日を意識していない
- もともとパートナー(夫・妻)の家庭では、母の日を祝う習慣がない
- 義理の兄弟や姉妹も、母の日にプレゼントを渡していない
- 義母と、ほとんど関わりがない
- 義母から「プレゼントはいらない」と言われた
もちろん紹介した以外の場合も、プレゼントを必ず贈らなければいけないわけではありません。
家計や心の負担になる場合は、プレゼントを贈らなくても良いでしょう。
誕生日に家族でプレゼントを贈り合うという家庭があれば、家族同士ではプレゼントを贈らないという家庭もあります。
同じように家族の文化の中で、母の日をお祝いしないという家庭もあるのです。
そのため義実家で、母の日にはプレゼントを贈らないという習慣がある場合は、それに従うのも良いでしょう。
また、義母と距離がある時や「義母がプレゼントを喜ばないかもしれない」と悩んでしまった時などは、「義母に母の日は何もしなくていいのでは?」と思うことも。
義母と離れて暮らしている方などは、あまり話す機会などがなく、結婚して年数が経っていたとしても「いまいち好みがつかめない」ということもあるでしょう。
「あれこれ考えて渡しても、喜んでもらえなかったら嫌だな……」「正直あまり仲良くない……」という方もいらっしゃるかと思います。
しかし、プレゼントを渡すことでメリットもあります。
今はあまり仲良くないと思っていても、プレゼントを渡すことから関係性を築いていけたり、気持ちがほぐれたり、誤解が解けたりすることもあるはず。
加えて義母が「母の日に何ももらえなかった」と感じてしまうと、関係性が余計悪化することもあります。
家族の中のマナーとして「私たち夫婦は義母のことを思っています」という気持ちを見せるためにプレゼントを用意することで、その後のトラブルを避けることもできるかもしれません。
●みんなは義母に母の日ギフトを贈ってる?

アンケートの結果を見ると、プレゼントを贈る方よりも贈らない方のほうが19ポイント差を付けて多いようです。※死別などを除く
「正直、義母にはプレゼントをあげたくないな……」という方も、無理にプレゼントをしなくてもいいかもしれません。
義母へ贈る母の日ギフトの予算

義母へ贈る母の日のプレゼントは、一般的に3,000円~5,000円が相場となっているようです。
また普段から義母に家事や育児などを手伝ってもらっているという方など、普段からお世話になっていると感じている場合は、1万円以上のプレゼントを贈る家庭もあるようです。
一方で子供が生まれたてで、金銭的に余裕がないという方は、1,000円程度にするという方も。
手紙・電話で気持ちを伝えるなど、プライスレスなプレゼントにしている方もいらっしゃるのだそうです。
家庭によって、母の日のプレゼントの予算はそれぞれ。
義母へのプレゼントで大切なのは、金額ではなく感謝の気持ちです。
一般的な予算にとらわれず、プレゼントしたいと思うものを贈りましょう。
【アンケート結果】実際の義母へのギフトの予算は?

義母にプレゼントをしない方と、死別などの理由で贈れない方を除いた場合、1位は47%で3,000円~4,999円でした。
義母に贈る母の日のプレゼントとして一般的な相場といわれている3,000円~5,000円と、アンケート結果に大きな差はありませんでした。
●【アンケート結果】実際の実母へのギフトの予算は?

自分のお母さんである実母へ贈る母の日のプレゼントも義母と同じく、3,000円~4,999円が最も多いようです。
アンケート結果から母の日のプレゼントの予算で迷ったときは、義母・実母に差を付けずに3,000円~5,000円にするのがおすすめです。
●実母との差は?
アンケートの義母に贈るプレゼントと、実母に贈るプレゼントの予算を比べると、ほとんど価格別ランキングに差はありませんでした。
そのため、義母と実母で母の日のプレゼントの金額に差をつけていることは少ないようです。
義母 | 実母 | |
---|---|---|
3,000円~4,999円 | 47% | 44% |
1,000円~2,999円 | 23% | 23% |
5,000円~7,999円 | 21% | 23% |
8,000円以上 | 9% | 10% |
どちらかに高価なものをプレゼントすると、トラブルに発展する可能性もあります。
予算に迷っている方は、義母と実母のプレゼントの金額は同じにしておくのがいいでしょう。
ただ割合に注目すると、5,000円~7,999円と8,000円以上で1ポイントずつ、実母の割合が高くなっていました。
自分のお母さんとは会話がしやすく、プレゼントのリクエストを聞いたり、欲しいものをおねだりされたりすることがあるからかもしれません。
義母にいつまで母の日ギフトを贈る?

決まりはありませんが、母の日にはプレゼントをずっと贈る方が多いようです。
ただ子供が生まれたタイミングや、義母が還暦を迎えたタイミングなどでプレゼントを贈るのをやめるのも良いかもしれません。
母の日のプレゼントが、家計の負担になっているという方もいらっしゃるのでは。
「喜んでもらいたいけれど、予算をかけられない」という時は、気持ちのこもった手紙や子供(義母から見て孫)が描いた似顔絵など、プライスレスの贈り物をするのも一案です。
また子供が生まれ、義母が70歳や喜寿(77歳)を迎えたタイミングで、母の日のプレゼントはなしにして、敬老の日だけをお祝いするということもありそうです。
他には、義母が母の日のプレゼントについてどう思っているのかを、妻・夫・パートナーにさりげなく聞いてもらうのもいいでしょう。
「実はプレゼントをいらないと思っていた」ということがわかれば、母の日のプレゼントをやめてもトラブルになることはないでしょう。
その代わりに誕生日や敬老の日、義両親の結婚記念日のプレゼントに、予算を上乗せするのも喜ばれるかと思います。
義母に喜ばれるおすすめギフト
ここからは、義母にプレゼントしたら喜ばれるおすすめアイテムをご紹介します。
義母にどんな母の日の贈り物をしたらいいか迷ったときは、参考にしてください。
●花束などの花ギフト

母の日の定番ギフトの代表でもある花ギフトは、義母へプレゼントするのもおすすめです。
赤いカーネーションは、母の日らしい贈り物の一つ。
赤いカーネーションを使った花束やフラワーアレンジメントは、母の日の最も無難なギフトといえるかもしれません。
「花ギフトをもらって困る」という女性は、ほとんどいません。
花をもらって嫌な気持ちになる人は少ない一方で、花をプレゼントされるだけで笑顔になるという方も多いのです。
良い意味で花は、趣味や好みに左右されないプレゼントでもあります。
そのため「義母の好みがいまいちわからない」という方でも、花ギフトは安心して贈ることができるのです。
花ギフトは切り花を使った花束やフラワーアレンジメントだけでなく、長期間飾ることができるプリザーブドフラワーや、花を育てて楽しむことができる鉢植えなどのスタイル(種類)があります。
母の日にぴったりな花ギフト!
花ギフトは、花束やプリザーブドフラワーなど
どんな種類(スタイル)がある?
▼
ちなみに、母の日に贈る花の種類は「無垢で深い愛」などの花言葉を持つカーネーションをはじめ、「愛」などの花言葉を持つ上品なバラも人気。
鉢植えでは「一家団らん」などの花言葉を持つあじさい、「幸運が舞い込んでくる」などの胡蝶蘭もよく贈られています。
義母へ贈る花が決められないときは、花言葉から花の種類を決めるのも良いプレゼントになりそうです。
母の日にはどんな種類の花が贈られる?
バラ・カーネーション・ユリ……。
おすすめの花の種類を知りたい!
▼
●ケーキなどのスイーツ

花と同じ消えもののスイーツは、義母へ贈る母の日のプレゼントに選ばれることが多いです。
スイーツは食べれば消費して無くなるため、収納や保管場所で義母を悩ませることがありません。
もし、義母にインテリアの好みや雑貨・洋服などへのこだわりがあったとしても、消え物のスイーツならプレゼントのハードルが低くなることも。
スイーツは比較的気軽に贈ることができるのも、母の日ギフトに選ばれている理由かもしれません。
加えて甘いものが好きな女性が多いため、食の好みがわからなかったとしても喜ばれる可能性が高いです。
スイーツは、ケーキ・チョコレート・クッキー・バウムクーヘンなどの洋菓子から、羊かん・大福・せんべいなどの和菓子まで、幅広い種類から選ぶことができます。
義母はどんなスイーツが好きなのか、普段どういうスイーツを食べているのかなどを夫や妻と相談しながら、決めるとより喜んでもらえそう。
もしかすると「せんべいを食べるならこの会社」と、ある程度ブランドが決まっていることもあるかもしれません。
よりおいしく食べてもらえるために、会社やブランドなどにこだわりがあるかを、事前に確認しておきましょう。
また先に紹介した、花ギフトとセットで贈ることもあるのだそう。
見た目から楽しめる花と、味を楽しむスイーツをセットで贈ることで、より日々の感謝の気持ちを伝えられそうです。
花束やフラワーアレンジメントと
スイーツをセットで贈りたい
義母により喜んでもらえるギフトをチェック!
▼
●ジュースなどのドリンク

「食が細くなってきた」という義母には、母の日にジュースや茶葉などのドリンクをプレゼントするのもおすすめ。
思い立った時に気軽に飲むことができるドリンクは、母の日のプレゼントに選ばれることも。
飲みたいと思ったときに、料理をしたり切り分けたりしないのは、プレゼントした後の負担を削減できそうです。
特に栄養が取れるフルーツジュースや、日常生活でよく飲んでいる緑茶や紅茶の茶葉などは喜んでもらえそう。
またお酒好きな義母には、ビールやワインなどのお酒も嬉しいプレゼントになるでしょう。
義父と一緒に晩酌を楽しんでもらったり、飲み比べしたりできるようにいくつかの味をセットでプレゼントするのも良さそうです。
●ローストビーフなどのグルメ

食事で、日頃の感謝を義母へ伝えるのもおすすめです。
例えば豪華なお取り寄せグルメを食卓に並べれば、あっという間に特別な空間を演出できそう。
お取り寄せすれば、手作りでは再現できないようなレストランの味や、食のプロが厳選した食材を使った料理をプレゼントできます。
「気になっていたけど、遠くて行けないお店」や「予約が取れないお店」の味を、自宅でリラックスしながら堪能してもらいましょう。
もちろん、料理を手作りするのも良さそう。
義母の好みにあった味付けにすれば「自分のことを考えてくれている」と喜んでくれるかもしれません。
ただ「義母に手料理を贈るのはハードルが高い」という方もいらっしゃるはず。
その際は、メインになるローストビーフなどの料理は市販のものを使い、付け合わせやソースを手作りするのもいいでしょう。
おいしい料理を囲みながら、義母との会話を楽しみましょう。
●日傘などのファッション小物

長く使うことができる、実用的なファッション小物も母の日に喜ばれそう。
例えば、これから暑くなる母の日の時期に、日傘や帽子をプレゼントするのはぴったり。
プレゼントしたタイミングから使ってもらえるでしょう。
他にも上品なシルクのスカーフや、コットンでできた薄手のストールなども、義母に贈るプレゼントにおすすめ。
スカーフはファッションのワンポイントになるため、コーディネートの幅を広げることができます。
素材にこだわったスカーフや、夏用のストールは高級感のある贈り物になりそう。
そのため、義母に母の日のプレゼントをフォーマルな場でプレゼントするときも安心。
プレゼントが浮いた雰囲気になることを避けられそうです。
●メイク用品・コスメ

化粧水や美容液などのケアアイテムは使う頻度が高いため、母の日にプレゼントをする方が多いのだそう。
人気のブランドコスメなど、義母が普段自分では買わないような、贅沢なコスメをプレゼントするのもおすすめです。
義母の使うメーカー・ブランドが決まっているときは、普段使っているものを贈るのもいいでしょう。
普段使っているものと同じものをプレゼントすることで、アレルギーや肌荒れなどを起こす心配がありません。
お肌のケアグッズを渡すときは「エイジングケア」と表現するのは避けましょう。
義母に「肌が汚いから、ケアアイテムを贈られた!」と、誤解を与えないように注意が必要です。
●孫の写真入りオリジナルギフト

近年では自分の撮影した写真や、描いたイラストをアクリルスタンドにしたり、キーホルダーにしたりするオリジナルギフトを手軽に作れるようになりました。
かわいい子供(義母にとっては孫)の写真が入った、世界にたった一つのオリジナルギフトは、きっと義母に喜んでもらえるはず。
子供の写真が入ったマグカップや、子供が描いた義母の似顔絵をハンカチに刺繍してくれるサービスなどもあるようです。
毎年写真を変えて、同じアイテムをプレゼントするのもいいでしょう。
贈る側はプレゼントに毎年悩むことなく、義母は孫の成長を感じることができます。
孫好きなお母さんに喜んでもらいたい!
おすすめのオリジナルグッズをさらに紹介
▼
年齢別におすすめな
母の日のプレゼントを知りたい!
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【アンケート結果】みんなは義母に何をプレゼントする?

1位は41%で「花ギフト」、2位は24%で「スイーツ・お菓子」、3位は13%で「食事」となりました。
義母にプレゼントを贈る方は、全体の約4割が花ギフトを贈っているようです。
プレゼントに悩んだときは、花束やフラワーアレンジメントなどを贈るのがいいかもしれません。
カーネーションを使った花ギフトにすれば、プレゼントする理由で誤解されることもなさそうです。
喜んでもらえると思ってプレゼントしたものも、説明が不足すると、悪い意味に捉えられてしまうこともあるかもしれません。
母の日の贈り物で迷ったときは、定番の赤いカーネーションを使った花ギフトがおすすめです。
また3位は「食事」でした。
母の日に義母と食事をすれば、日頃の感謝を伝えるだけではなく、会話していくうちに仲をより深めることもできそう。
義母と過ごす時間を取るようにしたいと考えている方は、特に食事を一緒にするのは良さそうです。
ちなみに、その他の回答にはビールや商品券、現金、キャリーケースなどの回答がありました。
ただ、現金のプレゼントを目上の方に贈るとマナー違反になる可能性があります。
母の日のプレゼントにタブーがある!
贈ってはいけないNGアイテムがあるって本当?
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【アンケート結果】義母へのプレゼントで悩むことは?

義母へプレゼントを贈る方が悩むことの1位は46%で「特に悩むことはない」でした。
義母へプレゼントを贈るときは緊張するという方がいる一方で、46%の方は特に悩んでいることはないようです。
2位は25%で「好みが分からない」、3位が16%で「毎年同じプレゼントになってしまう」でした。
義母と一緒に暮らしている方や頻繁に会っている方は、好みなども分かるようになるかと思います。
しかし「義母と会うのはお盆とお正月の年に2回だけ」という方や、あまり会話をする機会がない方は、好みが分からないことも多いかと思います。
夫や妻(パートナー)に義母の好みを聞いても「何でも好きだよ」や「うーん。何だろう?」と、具体的な好みが分からないこともしばしば……。
加えて、義母本人に聞くタイミングがなかなか取れないこともあります。
好みが分からないために、母の日は毎年同じもの(去年喜んでくれたもの)を贈ることが多くなってしまうという方も、いらっしゃるのかもしれません。
母の日に義母へプレゼントするときのマナー
ここからは、母の日に義母へプレゼントを贈る時のマナーについてご紹介します。
結婚して初めて義母にプレゼントを渡すという方や、義母がルールやマナーに厳しいという方はチェックしてください。
●いつ渡したら良い?タイミングは?

義母の予定を聞いて、プレゼントを受け取りやすい日程を調整し、渡すようにしましょう。
ゴールデンウィーク中に義母と会う予定がある方は、そのタイミングでプレゼントを渡すのもよさそう。
予定があり母の日当日に渡すことができない時は、母の日より前に届けるのがおすすめです。
母の日以降にプレゼントすることを、事前に知らせている場合は問題ありません。
しかし、事前の連絡なしに母の日を過ぎてしまうと「忘れられているのかも」と、義母を不安に思わせてしまうかもしれません。
●直接渡さなくてもOK?
義母が遠方に住んでいるという方や、仕事の関係で直接渡すのは難しいという方は、プレゼントを配送しても問題ありません。
手渡しの方が丁寧なイメージがありますが、絶対に直接渡さなければいけないわけではないのです。
ただし宅配を利用する場合は、お届けが母の日を過ぎない方が良いでしょう。
通販(ネットショッピング)などで、配送する際はお届けまでに時間がかかることがあります。
余裕を持って、注文することがおすすめです。
ちなみに花キューピットでは、義母が住む家の近くにある花キューピット加盟店のお花屋さんから直接お花をお届けします。
自分に代わって、お花屋さんが直接手渡しで義母に花ギフトをお届けします。
お花屋さんが花ギフトを手渡し!
花キューピットの母の日ギフトをチェック
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●避けたほうがいいNGアイテム
プレゼントで贈るものには、縁起が悪いとされるアイテムがいくつかあります。
- くし
くしは、「苦」や「死」を連想させるため縁起が悪いとされています。 - ハンカチ・ハンドタオル
ハンカチは漢字で「手巾(しゅきん)」と書き「てぎれ(手切れ)」と読めることから、縁切りを連想させるためプレゼントにはふさわしくないといわれています。 - お茶(緑茶)
お葬式の手土産でもらうことが多く、縁起が悪いといわれています。 - 包丁・ハサミ
カットするときに使う包丁やハサミは「縁が切れる」を連想させるため、プレゼントではタブーといわれることもあります。 - 靴・靴下・スリッパ
目上の相手に対して、踏みつけるもの(足の下で使うもの)を贈るのは、控えた方がいいとされています。 - 現金
一般的には、目上の方に現金を贈ることはマナー違反とされています。 - 白でまとめた花
白い花でまとめた花束やフラワーアレンジメントは、お供えで贈ることが多いため母の日には控えた方が良いでしょう。
しかし、先にご紹介したアイテムを絶対に贈ってはいけないというわけではありません。
例えば母の日のプレゼントとして、くし(ヘアブラシ)やハンカチ、スリッパはよくプレゼントされるアイテムの一つでもあります。
日常的に使いやすく、実用的なプレゼントになるため、義母に喜んでもらいたいという気持ちがあれば、プレゼントしても問題ありません。
「プレゼントがマナー違反になるのではないか」と、不安な方もいらっしゃるかと思います。
その際は、プレゼントを選んだ理由を伝えるようにしましょう。
例えばくしをプレゼントするなら「髪の毛がサラサラになると話題になっていたので」、靴をプレゼントするなら「散歩の時に使ってほしい」など、理由を伝えれば誤解を生みません。
また、もともと緑茶はお葬式が突然で準備ができないため、自宅にあった緑茶をせめてもの気持ちを表現するために、お礼として渡していたことが由来とされています。
一方で緑茶は、体によく古くからお祝いのお礼として贈られることも多いものです。
そのため、緑茶も必ず贈ってはいけないというわけではありません。
加えて包丁などの刃物は、災いを断ち明るい未来を切り開くとして縁起のいいプレゼントと考えられることもあります。
マナー違反と捉えられるものも、見方を変えればそうでない時も多いです。
プレゼントを贈るときは、義母に悪意がないことが伝わるようにできると良さそうです。
●食品・コスメのアレルギーを確認

スイーツやグルメなどの食品をプレゼントするときや、美容液やリップなどのコスメをプレゼントするときは、アレルギーがないか事前に確認しましょう。
食品をプレゼントする時は、薬の飲み合わせで食べられないものがないかも合わせて確認できるとよさそうです。
コスメは、直接肌に触れるものです。
アレルギーでなくても、義母の肌に合わない成分があることも。
肌荒れしやすい成分がないか、事前に確認するようにしましょう。
●「お義母さん」と書かない
母の日のプレゼントにメッセージカードを添えるという方や、LINEでメッセージを送るという方も多いのではないでしょうか。
その際、メッセージには「お義母さん」と書かないことがおすすめです。
「お義母さん」と書かれていると、他人行儀な印象になりがち。
意図せず、義母が心の距離を感じてしまうこともあります。
そこでメッセージカードには「お母さん」や「お母様」、「おかあさん」と書くのがおすすめです。
●パートナーは「名前+さん」で書く
メッセージカードで妻・夫のことを記載する場合は、普段あだ名などで呼んでいたとしても、名前にさん付けするのがおすすめです。
パートナー同士、2人でいる時にしか呼ばないあだ名でメッセージを記載すると、義母が驚いてしまうことも。
ちなみに、呼び捨ても控えた方が良いとされています。
●メッセージカードに「、」「。」を付けない
お祝いのメッセージには、句読点「、」や「。」を使わない方が良いとされています。
文章の区切りを意味する句読点は、縁起が悪いと捉えられることがあるそうです。
「、」「。」を使わないことで、文章が読みにくくなる時は、スペースや改行を使い調整することがおすすめ。
ただ、絶対に句読点をつけてはいけないわけではありません。
マナーを意識しすぎて、読みにくくなるのは避けたいもの。
義母との関係性や、どのくらいマナーを意識しているかで、文章の書き方を調節してみてください。
他にも義母に対するマナーを知りたい!
【義父・義母に贈る花】お祝いに
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義父・義母への花や贈り物のタブーって?
○○を渡すのはNG!?【マナー特集】
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喜んでもらうために意識すること
ここからは、義母にさらに喜んでもらうためのポイントをご紹介します。
●妻・夫・パートナーと相談してギフトを決める

母の日に贈る義母へのプレゼントは、夫婦で相談して決めると良いでしょう。
実の子供である妻・夫の方が、義母のことをよく知っているはず。
より喜んでもらえるプレゼントを、提案してもらえるかもしれません。
プレゼントにメッセージカードを添えるという方は「プレゼントは(夫の名前)さんと一緒に選びました」や「(夫の名前)さんが、お母さんが好きと言っていたので」のように、二人で選んだことを記載するのもよさそうです。
●メッセージカードは連名で書く
メッセージカードをプレゼントする際は贈り主の名前を、メッセージを書いた人だけでなく夫婦連名にするのがおすすめです。
また、夫のフルネームを書く場合は、自分の名字を「内」という一文字に置き換える方法もあります。
「忙しい夫に代わり、私(妻)が書きました」という意味になります。
●直接会えないときは電話をする
「義母と、なかなか会えるチャンスがない」という時は、母の日に電話をするのもおすすめ。
子供(義母にとって孫)がいる場合は、電話で子供の声を義母に届けるのも喜ばれそうです。
母の日のプレゼントを配送している場合は、プレゼントについて電話で話すのもいいでしょう。
義母に贈るメッセージ例文

母の日にプレゼントを贈るという方は、メッセージカードを添えることも多いのではないでしょうか。
またLINEなどのSNSで、メッセージを伝える方もいらっしゃるかと思います。
ここからは、義母に宛てて書くメッセージの例文をご紹介します。
どんなことを書いたらいいか悩んでしまう方は、そのままコピペしてもOKです。
お母さん
いつも私たちに優しくしてくださり ありがとうございます
至らないところも多いかと思いますが これからもどうぞよろしくお願いいたします
おかあさん いつも料理を教えていただき ありがとうございます
私もおかあさんのように 料理上手になりたいです
いつも私たちを支えていただきありがとうございます
お母さんがいてくださると心強いです
至らない点も多いですが これからもどうぞよろしくお願いいたします
お母さんの手料理を(子供の名前)が大好きで 家でも作って欲しいとよくせがまれています
ぜひ今度お会いした時にレシピを教えていただきたいです!
(パートナーの名前)さんがお母さんは ピンクのバラが好きと言っていたので 感謝の気持ちを込めてピンクのバラを使った花束を贈ります
おかあさんへ
(パートナーの名前)さんと 母の日のプレゼントを選んだので気に入っていただけると嬉しいです
(夫の名前) (妻の名前)より
ゴールデンウィークは仕事で帰省することができなくてすみません
夏休みには 家族みんなで遊びに行かせてください
母の日のプレゼントは 健康にいいと今流行っている(ブランドの名前)のジュースを贈りました。
○月○日に届きますので受け取っていただけると嬉しいです
お母さんからいただいたお野菜 とても美味しかったです
新鮮で甘みがあり 家族みんなで完食しました!
ありがとうございます
メッセージは長くなくても問題ありません。
メッセージの内容に困ったら、母の日のプレゼントについてや、義母からもらったものの感想、子供のことなどをメッセージにするのがおすすめです。
他にもメッセージを知りたい!
シンプルに一言で伝わるメッセージの例文とは
▼
定番のメッセージや英語でメッセージを
書くときの例文を知りたい!
▼
悩んだときは夫婦で相談
今回は、義母に贈る母の日のプレゼントについて、アンケート結果と合わせてご紹介しました。
義母へ贈る母の日ギフトは、家族の文化が異なることや、会う機会が少ないことから、悩むこともあるかと思います。
「プレゼントは何にしよう…?」「どんなものなら喜んでくれるかな?」と考えているときは、妻・夫・パートナーに相談しましょう。
夫婦で一緒に考えることで、より気持ちのこもった贈り物にすることや、より喜んでもらえるプレゼントを見つけることもできるはず。
義母は二人にとって大切なお母さん。
ぜひパートナーと相談しながら、母の日のプレゼントを選んでみてください。