お花をあまり知らない方でも知っているバラ。
バラの贈り物は、誰もが1度は憧れたことがあるのでは?
今回は、バラのフラワーギフトをプレゼントする時に意識したい花言葉と、贈る時の本数で変わる意味をご紹介します。
また愛する人にバラを贈りたい日、ダズンローズデーについても取り上げていますよ。
バラをプレゼントしようとしている方、また特にご夫婦やカップルの方は必見です。
目次
色ごとに変わるバラの花言葉
自分の気持ちを伝えることや、相手への願いを託すこともできる花言葉。
お花を贈る時は、花言葉を意識してプレゼントするのも素敵ですよね。
ここでは、バラ全体としての花言葉と各色のバラの花言葉をお伝えします。
●バラ全体
バラ全体の花言葉:「愛・美」など
やはりバラは、見た目の美しさ通り「美」という花言葉を持っていましたね。
誕生日などのお祝いや、愛妻の日やいい夫婦の日など感謝を伝える場面でもプレゼントに選ばれることの多いバラ。
「愛」という花言葉から考えると、恋人やパートナー、家族に贈ることがおすすめです。
●赤バラ
日本での赤バラの花言葉:「情熱・愛情・美」 など
英語(西洋)の赤バラの花言葉:「passion(情熱)・I love you(あなたが大好きです)・love(愛情)・beauty(美)・romance(ロマンス)」 など
日本語でも英語でも、ロマンチックなものが多いですね。
ドラマや映画で赤バラの花束を贈って告白するというシーンを、見たことがある方も多いのではないでしょうか。
あの告白のシーンで、数多いお花の種類から赤バラが選ばれていた理由は、美しさはもちろんのこと、花言葉も関係していたのかもしれませんね。
赤バラはプロポーズや愛妻の日、フラワーバレンタインデーに贈りたいお花です。
12月にお誕生日を迎える方のプレゼントにも、赤バラは最適ですよね。
●ピンクバラ
日本のピンクバラの花言葉:「感謝・しとやか・上品・感銘」など
西洋のピンクバラの花言葉:「grace(しとやか、上品)・gratitude(感謝)・happiness(幸福)」など
日頃のありがとうの気持ちを「感謝」という花言葉に込めてプレゼントすれば、贈った方も、受け取った方も笑顔になれそうですね。
可愛らしさと美しさを併せ持ったピンクバラは、特に女性からの人気が高いお花。
また、奥様や彼女へのフラワーギフトで悩んだ時は、その見た目と花言葉を合わせて、ピンクバラに決まり。
ちなみに、5月の誕生花でもあるため、5月にお誕生日を迎える方にも特におすすめしたいお花でもあります。
●白バラ
日本の白バラの花言葉:「純潔・私はあなたにふさわしい・深い尊敬」など
西洋の白バラの花言葉:「innocence and purity(純潔と純粋)・I am worthy of you(私はあなたにふさわしい)・reverence(深い尊敬)」など
「純潔」や「深い尊敬」という花言葉から、白バラを贈れば誠実な思いが伝わるのではないでしょうか。
白バラはウェディングでも人気の高いお花で、結婚式でブーケや装飾に使われることも多いです。
豪華さと上品さを併せ持っているような白バラは、特別な方への贈り物にぴったり。
●オレンジバラ
オレンジバラの花言葉:「絆・幸多かれ・信頼・熱望・健やか」など
絆には、断とうにも断ち切れない人の結びつきという意味があります。
友人や家族へのプレゼントにぴったりですよね。
またオレンジ色は、赤色と黄色の中間にある色で、2色の良いイメージをあわせ持つ色と言われています。
あたたかく親しみを感じる色とされていて、オレンジ色を嫌う方は他の色に比べて少なく、好意的な色とされているそうです。
家族や友人、恋人と贈る人を選ばないポジティブな花言葉を持っているオレンジバラを、10月生まれの方にプレゼントすれば喜んでくれること間違いなしです。
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本数で変わる⁉バラを贈る時の意味
先ほど紹介したようにバラを含めて、お花にはそれぞれ花言葉があることはよく知られていますよね。
では、バラは贈る本数で意味が変わることをご存じですか。
次に、贈るバラの本数ごとに変わる意味をご紹介します。
バラをプレゼントする時は、参考にしてみてくださいね。
- 1本:一目ぼれ、あなたしかいない
- 2本:この世界はあなたと私だけ
- 3本:愛しています、告白
- 4本:死ぬまで気持ちは変わりません
- 5本:あなたに出会えて心から嬉しいです
- 6本:お互いに愛し、分かちあっていきましょう
- 7本:片思い
- 8本:あなたに感謝しています
- 9本:いつまでも一緒にいてください・いつもあなたを想っています
- 10本:あなたは完ぺきな人です
- 11本:最も愛おしい人
- 12本:ダズンローズ(私と付き合ってください)
- 13本:永遠の友情
- 14本:誇りに思う
- 18本:誠実
- 19本:忍耐と期待
- 30本:縁を信じています
- 99本:ずっと好きでした
- 100本:100%の愛
- 108本:結婚して下さい
- 365本:あなたが毎日恋しい
- 999本:何度生まれ変わってもあなたを愛する などなど
それぞれの贈る時の本数で様々な意味があるのですね。
ロマンチックな意味が多いので、バラのフラワーギフトは誕生日だけではなく告白や結婚記念日にもおすすめです。
一方、13本のバラは「永遠の友情」という意味があるため、友達に贈るのはおすすめですが、恋人の贈るのは避けた方が良いかもしれません。
また本数で変わる意味はまだ、花言葉と同じようには知られていないため、お花に添えるメッセージカードに意味を書いておくことも良いかもしれませんね。
ちなみに、注意しなくてはいけないネガティブな意味を持つ本数もあるようですよ。
- 15本:ごめんなさい・永遠の友情
- 16本:すぐに変わってしまうような不安定な愛
- 17本:絶望的な愛 など
お誕生日のプレゼントとして年齢に合わせて15本から17本を贈るのはおすすめですが、バレンタインデーやプロポーズには控えていた方が良いかもしれませんね。
15本の永遠の友情という意味は、恋人に贈ることはおすすめしませんが、友達同士で贈るなら最適ですよね。
「あなたに出会えた心からの喜び」
ダズンローズデーって何?
「ダズンローズデー」という日を知っていますか。
ここでは日本ではまだ多く知られていない、この「ダズンローズデー」についてご紹介します。
●どんな日?
ダズンローズデーは、毎年12月12日にある記念日です。
どんな記念日かというと、男性から恋人に12本のバラ(ダズンローズ)を贈ることで「愛」を表現するという日。
とてもロマンチックですよね。
ちなみに、欧米ではこのダズンローズデーが習慣化されているようですよ。
●「ダズン=12」12本のバラが持つ意味
先ほど、バラは贈る本数によって意味があることをお伝えしましたが、12本のバラは1本ずつそれぞれに意味があるとされています。
意味を込めたバラが12本集まると、幸せを運ぶと言われているのです。
では、気になるその意味を見ていきましょう。
12本のバラそれぞれは「永遠、真実、栄光、感謝、努力、情熱、希望、尊敬、幸福、信頼、誠実、愛情」という意味が込められています。
どの意味もパートナーに贈るのに、ぴったりな言葉ですよね。
男性は12本のバラの花束を贈る時は、先ほどご紹介した「それぞれ12通りの意味を全て誓う」という想いを込めて、女性にプレゼントするのだそうです。
12本のバラで愛が伝わること間違いなしですね!
また、ダズンローズを受け取った女性は、もらった花束の中から1番きれいだと思うバラを男性の胸元に飾り、プレゼントするという習慣もあるそうです。
日本で胸元にバラを飾ることはあまりないかもしれませんが、もらったバラを1本贈り返すことで1つのプレゼントを愛する人と、共有するようで素敵ですよね。
また、ダズンローズデーをきっかけに夫婦での想い・気持ちを改めて確認することができるので、奥様へのサプライズもおすすめです。
いつもは恥ずかしくて言えない感謝の気持ちを、12本のバラに托して伝えれば、2人とも幸せな気持ちになれそうですね。
ちなみに、このダズンローズはダズンローズデーに限らず、愛妻の日や結婚記念日などのプレゼントとしても人気です。
ダズンローズを贈れば、大切な日をロマンチックに演出できそうですよね。
バラってどんな花?
誰もが知っているくらい、有名なお花の種類であるバラ。
「もらって嬉しくない人はいない」と言われるほど、圧倒的な人気があるお花の1つです。
ここでは改めて、人気の高いバラというお花についてご紹介します。
バラは、地球上で最も美しい花と言われ「花の女王」とも呼ばれています。
花屋さんでは特集などが行われるバラにぴったりな呼ばれ方ですよね。
ちなみに私たち人とバラとの関わりは長く、その歴史は2,000年以上と言われています。
歴史が長い分、品種数はお花の中で1位を争うほどで、約15,000種類以上もあるのだそうです。
お花の数で変わるバラのスタイル
ここでは、咲き方のスタイルについてご紹介します。
多くの方が「バラ」と聞いてイメージするバラの様子は、1つの茎に1つのお花が付いているスタイルではないでしょうか。
実はバラには1つの茎に、お花がいくつ付いているかによって咲き方のスタイルが分かれているのです。
●スタンダード咲き:1本の茎に1つのお花が付いている
スタンダード咲きは、お花の大きさが大きいものが多いと言われています。
前述したように、「バラ」と聞いてイメージしやすい、1つの茎に1つのお花が付いているものはスタンダード咲きと呼ばれています。
プロポーズで使うようなバラだけを束ねた花束は、このスタンダード咲きが使われていることが多いと思います。
●スプレー咲き:1本の茎に2つ以上のお花が付いている
spray(スプレー)の略であり、「先が分かれて花や葉のついた小枝」という意味があります。
そのため花卉業界では1つの茎から、2つ以上のお花が付いているものを指しています。
スプレー咲きは、スタンダード咲きよりも小ぶりなお花が複数ついているので、1本でもボリュームがだしやすいと言われています。
また、スプレー咲きのお花は、「SPバラ」のようにお花屋さんでは、SPと略されて表記されていることも多いです。
ちなみにトルコキキョウやアルストロメリアは、スタンダード咲きがほとんどないため、あえてスプレーと付けることはしないようです。
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バラは生花以外にプリザーブドフラワーもある!
バラは花束やフラワーアレンジメントで使われる切り花(生花)の他に、バラはプリザーブドフラワーとして流通しています。
ちなみに、上の写真はプリザーブドフラワーのバラです。
●プリザーブドフラワーとは
プリザーブドフラワーとは、生花よりも長持ちする花ギフトです。
プリザーブドフラワーは生花に「プリザーブド加工」と呼ばれる特殊な保存加工を施した花。
バラ以外にも、カーネーションやあじさいなどの花をプリザーブドフラワーとして楽しむことができます。
プリザーブドフラワーは、水やりなどのお世話を必要としないため、花ギフトでありながらインテリアや雑貨と同じように流通しています。
そのためお花屋さん以外でも、プリザーブドフラワーは販売されていることも。
プリザーブドフラワーという名前を知らなかったとしても、見たことはあるという方も多いかもしれません。
ちなみにバラが美しく咲いたタイミングで花の色素を抜き、あらためて着色しているため、プリザーブドフラワーのバラなら青・水色・紫・黒など生花のバラではなかなか手に入らないカラーも楽しめそう。
相手のイメージカラーが決まっているなど「バラを贈りたいけれど、赤やピンクではない色で贈りたい」と思っている方に、プリザーブドフラワーはぴったりです。
●生花のバラとどう違う?
生花のバラとの違いが知りたい方は、参考にしてみてください。
それぞれにメリットがあるため、プレゼントする相手のことや花を飾る場所を想像しながら考えてみてください。
●美しさ
どちらも美しい。
生花のバラの美しさをプリザーブドフラワーも表現できます。
●色味(カラーバリエーション)
生花のバラは、赤・ピンク・オレンジ・白・黄色・グリーンなどの花色があります。
一方、プリザーブドフラワーのバラは、生花の花色に加えて生花のバラではなかなか手に入らない黒・ブルー・水色・紫・グレーなどの色も楽しめます。
またプリザーブドフラワーのバラは、7色の1つの花で楽しめる虹色なども販売されています。
●デザイン(スタイル)
プリザーブドフラワーのバラは茎がないことが一般的のため、花束のスタイルで販売されていることが少ないです。
フラワーアレンジメントのスタイルで販売されているときは、茎をワイヤーなどで作ります。
そのため、プリザーブドフラワーは生花で表現することができる高さのあるデザインは難しいとされています。
●香り
生花のバラの魅力でもある香りは、プリザーブドフラワーのバラではありません。プリザーブドフラワーの加工の過程で、香りがなくなってしまいます。
●重さ
水分を含んでいないため、プリザーブドフラワーの方が比較的軽くなります。
●価格
品種などにもよりますが、プリザーブドフラワーの方が1輪あたりの価格は高額になることが多いです。
●花持ち
生花のバラも他の花に比べて長持ちすることが多いですが、プリザーブドフラワーのバラの方が長持ちします。
プリザーブドフラワーは、生花に特殊な長持ちする加工をしています。
飾る環境にもよりますが、プリザーブドフラワーのバラは2年以上きれいな姿を楽しめるのだそう。
●お世話
生花のバラは、花束の場合は水切りや花瓶の水の交換などが必要になります。
また鉢植えの場合は水やりの他に、しおれた花を取り除く花柄摘みや選定などを行います。
一方、プリザーブドフラワーのバラはたまったホコリを取り除くなどのお手入れがあります。
●飾る場所
どちらも、直射日光が当たらない場所で飾ることがおすすめです。
ちなみに、バラはドライフラワーにも適した花とされています。
プリザーブドフラワーとドライフラワーの違いを知りたい方は、こちらをご覧ください。
プリザーブドフラワーと
ドライフラワーの違いは何?
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●どんな時にプリザーブドフラワーはおすすめ?
生花もプリザーブドフラワーもそれぞれにメリットがあります。
そのため生花のバラを贈ろうか、プリザーブドフラワーのバラを贈ろうか悩んでしまった方もいらっしゃるのでは。
ここではプリザーブドフラワーのバラを贈ってほしい、特におすすめな記念日やイベントをご紹介します。
●結婚記念日
長く手元に残るプリザーブドフラワーは、結婚記念日のプレゼントにおすすめ。
プリザーブドフラワーのバラを1輪だけ使ったデザインなども販売されているため、飾る場所を選ばず贈ることができます。
プリザーブドフラワーも生花のバラと同じく、1輪だったとしてもゴージャスで絵になるため、見劣りすることはないでしょう。
自宅に大きな花を飾る場所がないという方も、安心して贈ることができます。
●推し活
バラの上品な雰囲気を残しながら、カラーバリエーションが豊富なプリザーブドフラワーは推し活にもおすすめです。
優しい雰囲気の淡いピンクから、ミステリアスな黒まで幅広い種類の色があるため、推しのイメージに合わせられます。
推しカラー(担当カラー)のプリザーブドフラワーを飾り、本人不在誕生会などをするのもいいでしょう。
●母の日
生花のカーネーションやバラをずっと贈っているという方には、プリザーブドフラワーのバラギフトを贈ってみては。
プリザーブドフラワーも花ギフトですが、雰囲気が異なるため、プレゼントがマンネリ化している方は特におすすめです。
高級感があり長く飾ることができるため、お母さんも喜んでもらえそう。
●プロポーズ
生花のバラで作った花束も魅力的ですが、プリザーブドフラワーのバラギフトも思い出に残るプレゼントになりそう。
プロポーズという一生の思い出に残る日にもらったプレゼントは、残しておきたいものです。
長く飾ることのできるプリザーブドフラワーは、プロポーズのプレゼントにぴったり。
また旅行中やホテルなど、切り花の手入れをしにくいタイミングで、プロポーズをするならプリザーブドフラワーがおすすめです。
プリザーブドフラワーは水の心配もなく、比較的軽いため持ち運ぶ際も便利です。
プリザーブドフラワーをプレゼントする
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大切な日にバラを贈ろう
「バラを贈るなんて恥ずかしい」そう思う方もいらっしゃると思います。
恥ずかしくて普段では贈ることができないお花だからこそ、お誕生日や結婚記念日など特別な日にバラを贈りませんか。
バラは色や咲き方、フラワーギフトのデザインによって様々な印象になるお花です。
ロマンチック、上品、可愛らしく、豪華になど…。
相手の好みや用途に合わせられることは、バラの良い所でもあります。
特別な方の大切な日にバラを贈ることで、さらに思い出に残る素敵な日になること間違いなしです。
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