母の日プレゼントっていつまで贈るのが正解なの?
毎年5月の第2日曜日は母の日。
この日が近くなると、お母さんへのプレゼントを用意しようといろいろなお店を回る方も増えてきます。
その一方で、「母の日は、お母さんが何歳になるまでプレゼントを贈るべきなのか」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
以下では、「母の日のプレゼントを贈るのはいつまでが正解なのか」という疑問へのヒントをご紹介します。
できれば「いつまででも贈る」ことを意識して
母の日は、なかなか普段は感謝の気持ちを伝えることができなかったとしても、お母さんにカーネーションやスイーツ、メッセージカードなどのギフトを贈ることを通して「ありがとう」の気持ちを伝えるきっかけになる日です。
しかし年齢や家族構成の変化、さらには立場の変化の影響で、「母の日はいつまで祝うのか」や「いつまでギフトを贈るべきなのか」と悩むこともあるかもしれません。
例えば「結婚して義理の両親ができ、ギフトを贈る相手が増えた」という場合や「子どもができて自分の母親が『おばあちゃん』と呼ばれる立場になった」などのケースで、「母の日のギフトはどうしよう」と疑問を抱く方が多いようです。
立場の変化があると、これまで通り母の日にギフトを贈るべきかどうか迷ってしまうもの。
贈る側だけでなく、贈られる側も「贈り物はいつまでもらってよいものなのだろうか」と悩んでいるケースも十分に考えられます。
しかし、家族構成や立場が変わっても、親子であることには変わりありません。
そのため、「母親が亡くなるまでずっと母の日を祝う・母の日に感謝を伝える」と考えている方も少なくないようです。
また、母の日に贈り物を贈るか否かで迷った際は「あと何回母の日をお祝いできるか」と改めて考えてみるのもいいかもしれません。
不慮の事故や突然の病気などでお母さんの身に何かあったら、直接ギフトを手渡すこともできなくなってしまいます。
「あのとき渡しておけばよかった」という後悔は、悲しいものです。
負担が大きくならない程度で、「いつまでも母の日に感謝の気持ちを伝える」と考えてみることが大切です。
母親自身や夫と話し合うのも大切
お母さんが「プレゼントをもらうのは申し訳ない」と感じていて「お母さんの意思や考えを尊重したい」と考えている方は、思い切ってお母さんと直接プレゼントについて話をすることも大切です。
「母の日としての贈り物はいつまでにする?」と、お母さんの希望を直接聞いておけば間違いありません。
喜んでもらいたいと思って渡していたギフトが、お母さんの心の負担になっていたとしたら、困ってしまいますよね。
また、「お母さんはいつまで母の日をお祝いしていたのか」と、お母さん自身の具体的な事例を聞くのもひとつの方法です。
お母さん自身が「いつまで贈り物を受け取るべきか」と悩んでいることも考えられるので、一度直接話し合いをしてお互いの正直な気持ちを話してみてはいかがでしょうか。
お母さんにプレゼントを渡す日は誕生日やクリスマスなど、機会は母の日だけではありません。
お母さんが「母の日に贈り物はいらない」と、思っていた時は母の日以外に贈るプレゼントを少し豪華にするのもいいかもしれませんね。
既婚女性の場合、悩ましいのが「義母への贈り物」です。
「感謝の気持ちは伝えたいが、家計の負担が大きくなる」と悩んでいるのであれば、夫と話し合いをするとよいでしょう。
「お義母さんへの贈り物は毎年いくらぐらいかけていたのか」といったことを話し合っていきましょう。
その上で、家計が苦しいのであれば「あまり負担が大きくなりそうなものは贈れない」という意見を夫へ正直に伝えることが大切です。
それが難しそうであれば、義母のプレゼントは夫に一任するのも方法のひとつです。
「敬老の日や誕生日に贈り物を贈っているので、母の日には何も贈らない」とメリハリをつけている方も少なくありません。
母の日ではなくても、義母に感謝の気持ちを伝える日は他にもあるので、母の日だけにこだわる必要はないともいえます。
また家計に余裕がないなかで何かを贈る際は、あまり高価なものにこだわらずに気持ちが伝わるようなものを選ぶこともできると思います。
そもそも母の日は、ただ贈り物をする日ではありません。
母の日は、贈り物を贈ることを通して、お母さんに感謝を伝える日です。
プレゼントは、あくまで「いつもありがとう」を伝える手段の1つ。
控えめの金額で、感謝が伝わる贈り物を探してみるのもいいと思いますよ。
立場や生活の変化にも合わせられる贈り物
「予算を抑えつつ、母の日に感謝を伝えられる贈り物を探したい!」とお考えの方もいらっしゃると思います。
そんな方におすすめの贈り物は花束やアレンジメント、花鉢などの花です。
切り花を使った花束やアレンジメントは、花の種類や量によって金額を調整することができます。
母の日に贈るプレゼントの予算が決まっているときや、家計にあまり余裕がないときは花の量や種類を工夫して、金額を調整してみましょう。
ギフトの予算をお花屋さんに伝えれば、金額に合わせて花束やアレンジメントなどのフラワーギフトを作ってくれると思いますよ。
母の日にプレゼントすることを伝えれば、予算のなかで作ることができる母の日に最適な、フラワーギフトを提案してくれるはずです。
加えて花は、母の日の王道ギフトでもあります。
「花をもらってうれしくない方はいない」と言っていいほど人気のプレゼントです。
そのため花の本数が何本であろうと、お母さん・義母も喜んでくれると思います。
感謝の気持ちを伝える日だからこそ
母の日は、お母さんに感謝の気持ちを伝える大切な日です。
年齢を重ねたり、結婚や出産などで立場が変わったりしても母子であることには変わりありません。
家計への負担やお母さんの意思も踏まえつつ、毎年の母の日も感謝を伝えていきましょう。