愛する人への贈り物は、どんなものがいいか悩んでしまいますよね。
絶対に喜んで欲しい相手への贈り物だからこそ、フラワーギフトを選ぶ方が多いんです!
特に恋人、パートナーに喜んでもらいたいなら、たくさんあるお花の種類の中でもチューリップがおすすめ。
ここでは、なぜ愛する人への贈り物として、チューリップが選ばれるのかをご紹介します。
また、フラワーギフトを選ぶ時に参考にしたい花束とアレンジメントの違いも掲載していますので、フラワーギフトのスタイルに悩んだ際は、参考にしてくださいね。
目次
フラワーギフトが喜ばれる理由は?
花束やアレンジメントなどのフラワーギフトは、老若男女問わず喜ばれるプレゼントです。
ここでは、なぜお花の贈り物が喜んでもらえるのかを、少し見ていこうと思います。
フラワーギフトは、好き嫌いが少なく「趣味が合わない」と言われてしまうことが、ほとんどないギフトの1つです。
美しく咲いているお花を見れば、誰もが笑顔になってしまいますよね。
特に女性はいくつになっても、フラワーギフトへの憧れを持っているため、年代問わず笑顔になってもらえるプレゼントなのです。
すなわちフラワーギフトは、もらって嬉しくない人はいないほどの、プレゼントの王道とも言えます。
そのため、何をプレゼントすればいいか悩んでしまった時や、相手の好みが分からない時もおすすめです。
フラワーギフトは、宝石をもらうくらい嬉しいと感じる方もいるようですよ。
また、複数のプレゼントを贈る時や、今考えているプレゼントにプラスして、何かを贈る時はフラワーギフトがぴったり。
花束やアレンジメントは、大きさや金額を自由に調節できるので、もう少し贈り物をプラスしたい時にも選ばれています。
プレゼントにフラワーギフトがあることによって、お祝いの雰囲気が増すことはもちろん、記念写真を撮る際にお花があることで、思い出の写真をより華やかにしてくれますよ。
様々な理由でフラワーギフトはどんな方でも、もらって嬉しい贈り物なのがわかりますね。
チューリップってどんな花?
さて、ここからは題名にもあった、チューリップについて触れていきたいと思います。
まずはチューリップの基礎情報から、どうぞ。
チューリップは、世界的に見ても人気の高い球根のお花です。
お花の色は赤・白・黄色・オレンジ・紫・グリーン・ピンクなどカラーバリエーションが豊富にあります。
たくさんの品種があり、花姿は八重咲きやユリ咲きなど様々な姿を楽しませてくれるチューリップ。
その品種は3,500種類以上あると言われるほど。
またチューリップはお花だけでなく、すっと伸びた茎や光沢のある卵型の葉も特徴的ですよね。
あの特徴的な見た目は有名で、子供のころから花壇やお花屋さんなどで親しみがあると思います。
歴史的に見ると17世紀前半ごろ、チューリップはオランダでとても人気になり、珍しい球根は高値で取引されていたこともあったようです。
当時、珍しい花の形をしたチューリップは「ビール工場と交換した」という逸話が生まれるほどだったそうですよ。
お花と工場が交換されていたなんて、驚きですよね。
ちなみに、日本にチューリップが伝わったのは江戸時代末期と言われていて、1920年ごろから本格的な生産が始まったとされています。
チューリップ名前の由来
子どもから、おじいちゃん・おばあちゃんまで知っているお花、チューリップ。
皆さんは、なぜあのお花をチューリップと呼ぶようになったのか知っていますか。
ここでは、あまり知られていないチューリップの名前の由来をお伝えします。
チューリップの学名はTulipa gesneriana(ツゥリッパ ゲスネリアーナ)といいます。
ゲスネリアーナは命名者のゲネスルの名前からきているとされています。
ツゥリッパはトルコ語で頭巾を意味するtulipanに、由来していると言われているそうです。
これはチューリップの花は全開せず、イスラム教徒が頭に巻くターバンに似ていることから名付けられたとされているそう。
チューリップの名前の由来にはこんな物語があります。
16世紀、当時のオーストリアのトルコ駐在大使が、トルコ人の方にある花の「名前」を尋ねました。
するとそのトルコ人の方はこの質問を花の「形が何に似ているか」と聞かれていると勘違いしてしまいました。
形が何に似ているかと聞かれたトルコ人は「ターバン」と答えます。
すると大使は、その花の名前が「ターバン(ツゥリッパ)」だと勘違いしてしまったのです。
そして、大使によってヨーロッパにその花がチューリップという名前で紹介され、世界中に広がっていったとされています。
チューリップの名前の由来は、聞き間違いだったのですね。
本当にターバンの形に似ているか気になった方は、お花屋さんに行ってみてくださいね。
なぜ恋人・パートナーへの贈り物に人気なの?
チューリップについて分かったところで、題名にもあった恋人にチューリップが喜ばれる理由について探っていきましょう。
フラワーバレンタインでも渡す方の多いチューリップ。
恋人・パートナーへの贈り物に人気なのは、なぜなのでしょうか。
ここでは、代表的な2つの理由を紹介します。
●理由1:他の花にはない独特な花姿
チューリップの花姿は、ふっくらとしていて可愛らしいですよね。
あの何とも言えない可愛らしい姿は、他のお花にはないもの。
唯一無二のお花といってもいいでしょう。
チューリップは、この花姿と豊富なカラーバリエーションのおかげで女性から人気が高い、お花です。
そのため特に彼女や奥様にプレゼントするお花は、チューリップが人気。
ちなみにチューリップは春に咲くお花の中では、人気ナンバー1のお花としても知られています。
チューリップを見ると、春の訪れを感じますよね。
●理由2:チューリップの花言葉が気持ちを伝える
チューリップは、色ごとにそれぞれ花言葉を持っています。
その花言葉はどれも愛する人へ贈る言葉にふさわしいものばかりです。
では、チューリップの花言葉を色ごとに見ていきましょう。
・チューリップ全体の花言葉
チューリップ全体の花言葉は「思いやり」です。
思いやりとは、他人の身の上や心情に心を配ること。
「贈る相手のことを大切に想っている」と伝えることも、「いつも思いやってくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えることもできそうですよね。
・ピンク色のチューリップの花言葉
ピンクチューリップの花言葉は「愛の芽生え・誠実な愛」です。
愛の芽生え・誠実な愛は、愛する人へ贈るのにぴったりですよね。
実は、花言葉はそれぞれの国で決められているため、国ごとに異なっていることもあります。
ここでは日本の花言葉だけではなく西洋の花言葉も紹介していきます。
西洋でのピンクチューリップの花言葉は、「caring(優しさ)・attachment(愛情)・happiness(幸福)」です。
・赤色のチューリップの花言葉
赤チューリップの花言葉は「愛の告白」です。
西洋の赤チューリップの花言葉は、「declaration of love(愛の告白)・rue love(真実の愛)・eternal love(永遠の愛・romantic love(ロマンチックな愛)・believe me(私を信じて)」。
プロポーズする時に贈るお花はバラのイメージがドラマなどの影響で強いですが、赤いチューリップも密かな人気があります。
赤チューリップは、「愛の告白」というプロポーズにふさわしい花言葉を持っていることはもちろん、赤バラよりも可愛らしく、春という季節感を感じられるお花のためです。
また、バラよりも照れくささがないからという理由もあるようですよ。
愛の告白を考えている方は、プレゼントの候補に入れてみてくださいね。
・紫色のチューリップの花言葉は「不滅の愛」です。
不滅の愛。永遠に愛を誓う気持ちを表すのに、最適な花言葉ですよね。
こちらもプロポーズの際に贈ることはもちろん、結婚記念日など連れ添ったパートナーに変わらぬ気持ちを伝える贈り物としてもおすすめです。
チューリップには前述した通り品種が多いため、花びらの形や咲き方、色の濃さなどで、同じ紫チューリップでも印象が異なります。
贈る相手の好みに合わせて紫色の濃淡や、花姿を選ぶことでフラワーギフトは、可愛らしくも大人っぽくもデザインすることができますよ。
花束・アレンジメントの違い
お誕生日や記念日、プロポーズなどでチューリップを贈ろうと思った時に悩んでしまうのが、贈るフラワーギフトのスタイルです。
「花束がいいのか、アレンジメントがいいのか」迷ってしまった時の参考に、2つの違いをまとめました。
1、飾る手間の違い
花束は、切り花を束ねたもので、用途にあったラッピングなどで仕上げることが一般的です。
頂いた花束を飾るときは、花瓶やその代用となるようなものに挿して飾ります。
この時、水は花瓶に直接注ぎ、水の中に切花を入れます。
そのため水に直接挿した切花は水に浸っている部分が腐ったり、水中に雑菌が繁殖することを防ぐためにこまめに水を交換したりする必要があります。
放っておくとお花が水を吸い上げにくくなり、早くお花がダメになってしまいます。
一方アレンジメントは、吸水スポンジにお花が挿してあるため、お水をあげるときにはその吸水スポンジに水を染み込ませるように与えます。
こちらは吸水スポンジが乾燥しないように水を与える必要がありますが、花瓶の水のように一度全ての水を捨てて交換するといった手間はありません。
花束はお花が枯れてしまい処分するとなったとき、多くの場合はお花のみを捨てて生けていた花瓶などの容器は洗った上で再利用が可能です。
そのため、花束をもらってから処分する間に発生するごみは、花束のラッピングとお花のみの場合が多いのでごみの量が少ないことも利点です。
一方でアレンジメントは吸水スポンジとお花、場合によってはラッピングもついていますので処分する際にはごみが多くなりやすいです。
お花が好きな方なら花束で貰うと自分の好きなように分量や丈を変えることができますが、お花を貰いなれていない方へ花束を贈ると飾り方に馴れていないため、少し困ってしまうこともありますね。
贈る相手が普段からお花と関わっているかも、フラワーギフトのスタイル選びをするときに考えるといいかもしれません。
2、値段の違い
花束は、お花を束ねて適宜ラッピングをしたものを贈ります。
アレンジメントは、容器に入った吸水スポンジにお花を挿して贈ります。
手間や材料を考えると、同じ金額なら花束の方がアレンジメントよりもボリュームを出せることが多いです。
控えめの予算でボリュームのあるお花を贈りたい時には、花束がおすすめです。
3、渡す時や持ち運ぶ時の違い
花束は基本的にはお花が大部分ですので、比較的軽く仕上げることが可能です。
お祝いの席などで手渡しをされる際には花束がおすすめです。
一方アレンジメントはお花の他に、吸水スポンジやそれを入れる器が付属しているため、花束に比べやや重さが増します。
そのため、アレンジメントはご自宅に直接届けるなど、お花を飾る場所に直接届ける場合におすすめです。
相手がお花を持ち帰る時のことを考えてスタイルを選ぶのも、良いかもしれませんね。
ちなみに出先で渡す場合は帰宅する時の交通機関が、車または電車なのかも考える時のポイントになります。
車の場合は大きな花束やアレンジメントを持ち帰ることも簡単ですが、電車の場合はコンパクトで持ちやすい形が、良いかもしれませんね。
離れたところに住む愛する方への贈り物は花キューピットを
遠距離恋愛をされている方や、単身赴任などで愛する恋人やパートナーになかなか会えない方もいらっしゃいますよね。
離れていて直接渡すことはできないけれど、贈り物がしたい時もあると思います。
そんな時は花キューピットをお試しください。
なかなか会えない方に 便利な嬉しいサービスを、花キューピットでは行っています。
花キューピットでは近所のお花屋さんまたは、インターネットやお電話でお花を注文すると、お花屋さんがお花を直接お届け致します。
フラワーギフトはお届け先の近所のお花屋さんが、相手に手渡しをしてくれます。
手渡しすることで、お花と一緒に心も伝わりそうですよね。
注文は簡単に行えるので、お仕事が忙しい方にもおすすめです。
当日お昼12時までの注文で、注文したその日にお花をお届けすることができます。
うっかり、記念日を忘れていた時にも助かりますよね。
もちろん、会いに行くことができる方や一緒に住んでいる方も、花キューピットでお花のプレゼントをしてみてくださいね。
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