ひまわりの色ごとの花言葉・特徴・名前の由来・花言葉の由来と一緒に喜ばれる理由を紹介。誕生日や推し活などにも人気のひまわりの本数によって変わる意味や、花束とアレンジメントの違いも。男性にも喜ばれるひまわりをプレゼントしよう!ひまわりはどうして太陽の方を向くのかも簡単にまとめています。
目次
ひまわりの特徴
プレゼントにおすすめなひまわり。
小学生の時に、ひまわりを種から育てたことがある方も多いのではないでしょうか。
そんな親しみのあるひまわりですが、ここでは改めてひまわりの特徴についてご紹介しようと思います。
●花の特徴
- 植物名:ひまわり
- 英名:Sunflower
- 和名・別名:向日葵(ひまわり)・日輪草(にちりんそう)・日車(ひぐるま)・日車草(ひぐるまそう)
- 花言葉:あなただけを見つめる・情熱・憧れ・光輝
- 原産地:北アメリカなど
- 学名:Helianthus annuus
- 科名・属名:キク科ヒマワリ属
- 開花時期:7月~9月
- 花色:黄色・赤・ブラウン・白・オレンジなど
ひまわりは夏になると黄色い大きな花を咲かせ、中には直径20cmを超えるような花を咲かせます。
大きく華やかな花の1つですね。
さらに、成長する高さは小さいものは30cm、大きなものになると3m以上にも成長する品種もあると言われています。
子供の頃に見たひまわりは、「自分の身長よりもひまわりの方が高かった」という思い出を持っている方も多いと思います。
また、ひまわりの花は遠目で見ると1つの花に見えますが、実は複数の花が集まっている花なのです。
ひまわりの黄色い花びらに見える部分は、1枚ずつそれぞれが1つの花(舌状花)なのです。
そして真ん中の黒っぽい部分もよく見ると1つひとつが筒状の花(管状花)で、こちらにおしべとめしべの両方を持っています。
1輪の花だと思っていたひまわりは、小さなお花が集まったものだったのですね。
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●ひまわりが太陽の方を向くのはなぜ
ひまわりの最も有名な特徴といえば、太陽の方向を向いて花を咲かせることではないでしょうか。
ひまわりが太陽の光によって向きを変える理由は、茎の中に含まれるオーキシンという成長ホルモンが関係しています。
ひまわりが太陽の方向を向くまでの流れを簡単にご紹介します。
- 成長ホルモンの1つであるオーキシンが茎の中で、太陽の光が当たらない側へ集まる。
- 太陽の光が当たっている側よりも、オーキシンが集まった側の茎の成長が促される。
- 同じ茎の中でも太陽が当たっていない側がより成長するため、茎の先端(ひまわりの花が咲く部分)が太陽のほうに曲がっていく。
ひまわりは1日を通してオーキシンの動きがあるため、太陽の方向を追っているように見えるのです。
この光(太陽)によって動くことは「光屈性」と呼ばれています。
実は、成長が止まり開花するころには、ひまわりは太陽の方向を追うように動かなくなります。
これは成長すると、オーキシンが動かなくなるため。
ひまわりの花が咲いた状態で太陽を追って動いているようなイメージがありますが、実際には花が咲くころは成長し茎が硬くなるため、向きを変えることはありません。
ちなみにひまわりが光屈性する理由は「太陽の光をたくさん浴び、より多くの光合成をすることで大きな花を咲かせるため」だといわれていますが、正確にはまだ 分かっていないのだそうです。
●ひまわりという名前の由来
ひまわりを漢字で書くと「向日葵」と書きます。
ご存知の方も多いかと思いますが、これはひまわりが太陽のある方向を向いて咲く姿から名前が付いたとされています。
名前の由来は、ひまわりが成長する過程で太陽の方向を向くことに由来する「向日」に、「太陽に向かって成長する植物」の「葵」が付いたことからといわれています。
「向日葵」と書いて「ひまわり」。
動きのある植物は珍しいため、この名前になったのかもしれませんね。
ひまわり畑など、たくさんのひまわりが咲いている場所では、ひまわりが同じよう向きで並んでいることが多いかと思います。
それは、たくさん咲いているひまわりそれぞれが太陽の方向を向いているからなのです。
ちなみに、ひまわりのように太陽の方向を向いて咲く花もあるんですよ。
どんな花かというと、ひまわりを漢字で書くとヒントが隠されています。
「日を向く葵」と書くひまわり。
そう、ひまわりの漢字にあるように葵(あおい)科の花は、太陽の方を向く習性があるのです。
葵科の花を見かけた時は、太陽の方向を向いているかチェックしてみてくださいね。
また、ひまわりの花はいつまでも太陽を追いかけているように思いますよね。
「芽が出てから花が枯れるまで、ずっと太陽を追いかけている」と考えている方も多いはず。
しかし、ひまわりが太陽の方向を向くのは花が咲く前までで、花が咲いてしまうと太陽の方へ向きを変えることはないそう。
向日葵を育てているという方は、ひまわりが太陽の方向へ向きを変えている様子が観察できるかもしれませんね。
ひまわりの花言葉一覧
ひまわりには、複数の花言葉があります。
まずはひまわりの花言葉を一覧でご紹介します。
- ・あなただけを見つめる
- ・情熱
- ・憧れ
- ・光輝
花言葉は一つの花に一つあるものと思われがちですが、実は同じ花でも複数の花言葉を持っている植物は多いです。
今回ご紹介したひまわり以外にも、バラやあじさい、トルコキキョウなども複数の花言葉があります。
そのため、ひまわりを含め花言葉に気持ちを込めてプレゼントするときは、どの花言葉を伝えたいかが分かるようにするのがおすすめです。
花束やフラワーアレンジメントと一緒に渡すメッセージカードに伝えたい花言葉を書いたり、渡すときに直接口頭で花言葉を伝えたりするのもいいでしょう。
●色ごとの花言葉
黄色のイメージが強いひまわりですが、品種によって黄色以外の花色もあります。
花の色が変わると、同じひまわりでも他の花言葉が付けられていることも。
ここでは、色ごとのひまわりの花言葉をご紹介します。
- オレンジのひまわり:未来を見つめて
- 茶色・赤いひまわりの花言葉:悲哀
- 白いひまわり:ほどよき恋愛
ポジティブな花言葉が多いひまわりですが、赤いひまわりには、悲しく哀れな気持ちを表す「悲哀」という花言葉があります。
「赤いひまわりをプレゼントしたいけれど、ネガティブな花言葉が気になる」という方は、赤いひまわりを選んだ理由を伝えるのがいいでしょう。
花を選ぶ理由は花言葉だけでなく、見た目や香り、季節感などのさまざまな理由があります。
「赤いひまわりは情熱的に見えて、あなたにぴったりだと思って」や「季節感があって、あなたが好きな赤い色だから選んだよ」など、選んだ理由を相手に伝えれば花言葉で誤解されることはありません。
赤いひまわりを受け取った相手が後から花言葉を検索したとしても、ネガティブな意味を込めたり、嫌な気持ちを表現したりするために花を贈ったのではないと分かるはずです。
ひまわりの持つ花言葉で感動をプレゼント
実は、ひまわりは素敵な花言葉をたくさん持っています。
贈りたいと思う人(相手)ごとに、ひまわりの花言葉をご紹介します。
お祝いなどでプレゼントを考えている方は、参考にしてみてくださいね。
●愛する人へ「あなただけを見つめる」
この花言葉は、ひまわりが太陽の方に向かって咲く様子から生まれたとされています。
夏の太陽に向かって花を向けるひまわりが、想像できますよね。
この「あなただけを見つめる」というひまわりの花言葉は、恋人へのプロポーズの際に贈る花にぴったり。
もちろん、結婚記念日やパートナーのお誕生日プレゼントにもおすすめです。
このひまわりの花言葉を知った恋人やパートナーは、きっとあなたの一途な気持ちや愛情がしっかり伝わることでしょう。
●何かを頑張っている人へ「情熱」
この花言葉は厳しい夏の暑さに負けずに、ひまわりが元気に咲きほこる様子に由来しているのだそう。
「情熱」という言葉は「物事に対して激しく燃え上がる感情」を表しています。
部活やお仕事など、一生懸命に何かを頑張っている人に贈りたい花言葉です。
情熱をもって何かに取り組んでいる様子は、キラキラ輝いて見えることもありますよね。
それはまるで夏の日差しに照らされるひまわりのよう。
花言葉の「情熱」と一緒に、輝くひまわりのビタミンカラーも頑張って取り組んでいる姿を応援してくれそうです。
頑張っていることに気づいてもらえた時は、誰だって嬉しいもの。
ひまわりの「情熱」という花言葉で「あなたが頑張っていることは、知っているよ」と伝えるのも良いかもしれませんね。
●尊敬する両親や先輩へ「憧れ」
ひまわりの丸く咲いた花姿は、まるで太陽の形を模したよう。
その花姿と太陽に向かって咲く様子からひまわりは、「太陽に憧れを持つ花だ」と、考えられるようになったのだそうです。
「憧れ」という花言葉は、そんな太陽の姿をまねしているようなひまわりの様子から付けられたと言われています。
職場・学校の先輩や両親など自分が憧れている人に渡すことはもちろん、目上の方への感謝を伝える時にもおすすめです。
自分が相手を尊敬していることや、憧れていることはなかなか伝える機会がないものではありませんか?
お誕生日などに「憧れ」という花言葉を持ったひまわりへ気持ちを託して贈れば、相手への強い想いを改めて伝えることができるかもしれませんね。
両親に贈る場合は、結婚記念日などにプレゼントするのも良いと思いますよ。
また、退職祝いにひまわりをプレゼントするのも、おすすめです。
先輩や上司に今までの感謝の気持ちを込めて、「憧れ」と花言葉を贈ってみてくださいね。
●誕生日を迎える人へ「光輝」
この花言葉は黄色いひまわりの花が太陽に照らされ、輝いて見える様子から付けられたとされています。
ひまわりと聞くと、夏の日差しを浴びているイメージがありますよね。
この「光輝」という花言葉を込めてひまわりを贈ることは、特にお誕生日プレゼントにすることが人気です。
ひまわりを使った花束やアレンジメントを贈れば「光り輝くような1年になるように」と、メッセージを伝えることができますよね。
また、7月の誕生花はひまわりです。
そのため、特に7月生まれの人へのお誕生日プレゼントは、ひまわりがぴったり。
また転職や昇進、引っ越しなど新たな道へ進んでいく人へのプレゼントとしても、ひまわりはよくフラワーギフトに使われています。
「新たな場所でも輝いていて欲しい」という気持ちや「輝くような素敵なことがありますように」と願いを込めることもできそう。
門出を迎える人にも「光輝」という花言葉を持ったひまわりは、喜ばれそうですね。
ひまわりの花言葉の由来
ひまわりの花言葉を紹介する中でも少し触れましたが、ひまわりの花言葉の由来をまとめました。
花言葉の由来を、ひまわりを渡す際の会話の1つにしてみるのも面白そうです。
●「あなただけを見つめる」・「憧れ」という花言葉の由来
花言葉の由来はさまざまな説がありますが、一説ではひまわりの印象的な特徴が由来になったといわれています。
その特徴は、太陽を追うように咲く姿。
太陽をずっと見つめているように見えることから「あなただけを見つめる」という花言葉が付いたといわれています。
そして太陽を見続けるひまわりは太陽にあこがれているのではないかと考えられ「憧れ」という花言葉が付けられたのだそう。
また他には、ギリシャ神話がこの花言葉のルーツになったともいわれています。
その神話は「太陽神アポロンに片思いをした水の妖精クリュティエが、同じ場所でずっとアポロンを見つめていると、その姿がひまわりに変わってしまった」というものです。
もっと詳しく神話を知りたい方はこちら
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●「情熱」という花言葉の由来
ひまわりが開花する時期は毎年、7月~8月。
ひまわりは、暑い夏の時期に花を咲かせます。
一説には、暑さに負けずに美しい花を咲かせている様子が由来していると考えられているのだそう。
また、「あなただけを見つめる」という花言葉の由来でも紹介した、太陽の方向を向くように成長する様子が、情熱的だと考えられたから、ともいわれています。
ひまわりの本数ごとの意味
ひまわりには、花言葉の他に贈る本数ごとに意味があるとされています。
ひまわりだけで束ねたブーケや花束を渡す時は、本数の意味を意識してもいいかもしれません。
- 1本のひまわり:一目惚れ
- 3本のひまわり:愛の告白
- 4本のひまわり:あなたに一生の愛を捧げます
- 6本のひまわり:あなたに夢中です
- 7本のひまわり:密かな愛
- 9本のひまわり:いつまでも一緒にいてほしい
どの意味もロマンチックで、妻や彼女など大切な人に贈りたいものばかり。
恋人やパートナーの誕生日やプロポーズ、結婚記念日にひまわりの本数に意味を込めるのは素敵な演出になりそうです。
ただ、ひまわりの本数の意味は花言葉よりも有名ではありません。
そのため本数で意味を伝えたいときは、メッセージカードなどに意味を書いたり、「4本のひまわりの花束」と記載したり、本数にこだわっていることが伝わるようにするのがおすすめです。
ちなみに、アレンジメントの場合や、他の花と一緒に合わせた花束の場合は、本数の意味は意識されないことが多いようです。
ひまわりの本数の意味を伝えたいと思ったときは、プレゼントするときのスタイルにもこだわった方がよさそうです。
芸術が好きな人へ、画家に愛されたひまわりを贈る
モネやゴーギャン、ゴッホ…19世紀を代表する画家たちですが、彼らはひまわりを描いた作品を多く残しています。
どの作品も世界中の多くの人を魅了していますよね。
美術や芸術が好きな方へ作品の主役であるひまわりのフラワーギフトをプレゼントすれば、喜んでくれること間違いなし。
ひまわりと他の花を合わせた花束やアレンジメントも人気ですが、モネ・ゴーギャン・ゴッホの「ひまわり」という絵画で描かれているような、ひまわりだけを束ねた花束も素敵ですよね。
たくさんのひまわりを1つの花瓶に生ければ、ボリューム感もあり特別な贈り物になりそうです。
ちなみに、これらの画家たちは日本の美術品から大きな影響を受けたといわれています。
日本の美術品が海を渡りヨーロッパにたどり着くと、浮世絵の独特な構図や鮮やかな色合いなどは、画家たちに衝撃を与えました。
いわゆる、ジャポニズムです。
実はゴッホが描いた「ひまわり」もジャポニズムの中で生まれました。
ゴッホは浮世絵の鮮やかな色彩や、影を描かない手法から日本を「光のあふれる国」と想像しました。
その色彩を追い求め、34歳の時に日ざしの強い南フランスのアルルに引っ越したのだそう。
そして、引っ越したアルルの強い日ざしに触発され、ゴッホが描いた作品があの有名な「ひまわり」だといわれています。
遠い土地で、日本の影響を受けて描かれていたと思うとなんだか嬉しくなりますね。
ゴッホのひまわりという品種がある⁉
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いつひまわりをプレゼントに贈る?
子供から大人まで、幅広い年代の方から愛されているひまわり。
そんなひまわりを、ぜひプレゼントしてほしい記念日やイベントをご紹介します。
●誕生日・特に7月生まれにおすすめ
明るく元気な印象のひまわりは、誕生日プレゼントにおすすめです。
1年に1回の誕生日を華やかに彩ってくれます。
ちなみに、ひまわりは7月の誕生花です。
7月生まれの方に誕生日プレゼントを探している方は、ひまわりを贈ってみては?
誕生花を使った花束やフラワーアレンジメントを渡せば、特別感が出て良い思い出になりそうです。
誕生日に贈る時、ひまわりと合わせたい花の種類はこちらで紹介しています。
気になった方は併せてご覧ください。
ひまわりと一緒に贈りたい花の種類はこちら
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●お中元
お中元とは、お世話になっている方へ感謝の気持ち・健康を願う気持ちを込めて贈る贈り物のことです。
お中元を贈る時期は、地域差がありますが全国的に7月1日~15日ごろ。
日本の風習の1つで、夏のあいさつとして定着しています。
基本的に目上の方へ贈り物を贈ることが一般的で、両親や親戚、職場の上司、取引先、恩師などに渡すことが多いです。
お中元を贈る時期にデパートへ行くと、お酒やゼリー、ハムなどを目にすることも多いかと思いますが、もちろん花ギフトを贈っても問題ありません。
先にご紹介したように、お中元は季節のあいさつ。
この時期に旬を迎えるひまわりを使った、花束やフラワーアレンジメントを贈れば季節感もあり、感謝が伝わる贈り物になりそうです。
●父の日
毎年6月の第3日曜日にある父の日の代表的なプレゼントは、ひまわりと黄色のバラです。
初めて父の日にプレゼントを渡す時や、父の日らしい贈り物をしたいと考えている方には、ひまわりを使った花ギフトがおすすめ。
女性だけでなく、男性からも人気のあるひまわりをもらえば、きっとお父さんも喜んでくれるはず。
ちなみに「普段は花を飾りなれていない」というお父さんへ花ギフトを贈る時は、花束よりもフラワーアレンジメントがおすすめ。
フラワーアレンジメントは、吸水性スポンジに花が生けてある状態でプレゼントできます。
そのため、もらってから花瓶に生けなおす必要がなく、置くだけで飾ることができるのです。
簡単に部屋でひまわりを観賞することができるのは、フラワーアレンジメントの嬉しいポイント。
父の日にひまわりが贈られる理由は、こちらで紹介しています。
気になった方はチェックしてください。
父の日にひまわりが選ばれる理由はこちら
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●結婚記念日
夏に結婚された方や結婚式を挙げたという方には、結婚記念日にひまわりの贈り物が喜ばれそう。
夏に結婚式をされた方の中には「ウェディングブーケや高砂の装飾に、ひまわりを使った」という方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
結婚式でひまわりを使った方はもちろん、使っていない方にも、夫婦で感謝や愛をあらためて伝え合う結婚記念日にはひまわりがおすすめです。
ひまわりを結婚式で使った方は、2人の思い出に気持ちを重ねることができそう。
使っていない方も、ひまわりの花を見れば夏を感じることができ、結婚当時の季節や思いが蘇ることもあるでしょう。
結婚前の付き合っているときに、ひまわり畑を見に行ったという方は、その思い出をイメージしてひまわりの花ギフトを贈るのもいいですね。
黄色の花畑は、2人の記憶に強く残っているはず。
●結婚祝い
夏にご結婚された方をお祝いしたいというときは、輝かしい黄色が印象的なひまわりを贈ってみては。
輝くような黄色が華やかなひまわりは、幸せな二人の家を明るく彩ってくれるはず。
しかし「花をプレゼントすると喜んでくれるのは、奥さんだけでは……?」と、心配になる方もいらっしゃるでしょう。
せっかくの結婚祝いなら、夫婦で喜んでもらいたいですよね。
ひまわりを使った花束やフラワーアレンジメントなら、奥様だけでなく旦那様にも喜んでもらえるはず。
ひまわりはキュートになりすぎない見た目で、パッと咲いた花の様子はハツラツとしています。
ひまわりの花色が男女ともに好かれている黄色であることも加わって、奥様(女性)だけ喜ばれるのではなく、旦那様(男性)にも喜んでいただけるのです。
●開店祝い
大きく開花したひまわりは、存在感があります。
ひまわりの黄色の花びらをきれいに並べた丸い花姿は太陽のようで、開店日を明るく賑やかな雰囲気にしてくれるでしょう。
そんなひまわりがオープンの日に飾られていたら、たくさんの人の注目を集めそう。
夏の代表的な花でもあるひまわりが、お店の集客を手助けしてくれそう。
ちなみに、花束やフラワーアレンジメントもいいですが、開店祝いにはスタンド花(フラワースタンド)がおすすめです。
それぞれのスタイルの良さは「ひまわりは花束とアレンジメントどっちがいい?」で紹介しています。
ひまわりを贈るときにスタイル(形)で悩んだ時は、参考にしてみてください。
花束とフラワーアレンジメント、スタンド花どれがいい?
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●退職祝い
今までの感謝と、新しい門出を祝って花を贈ることが多い退職祝い。
「立派で、見栄えのする花束を渡したい」と考える方も多いのではないでしょうか。
夏に退職をする方へおすすめなのが、花束のメインの花をひまわりにすることです。
ひまわりの華やかで大きな花は、数本入れるだけでも、花ギフト全体を豪華な雰囲気にしてくれます。
加えて、ひまわりの茎には葉が付いています。
葉をカットしてシンプルですっきりとしたデザインにすることもできますが、葉を使って花束にボリュームを持たせることもできるのです。
花の茎と茎を組み合わせて作る花束は、葉があることでより立体的なデザインを作ることもあります。
そして葉のグリーンが入ることで、ひまわりの黄色やほかの花の色をより華やかに見せる効果もあるようです。
また、ひまわりの「憧れ」という花言葉に、今までの気持ちを託してもよさそう。
先輩、上司にひまわりで最後に思いを込めましょう。
●プロポーズ
ひまわりの花束を、プロポーズの時に渡すのは素敵な演出になりそう。
プロポーズにはバラのイメージが強いですが、ひまわりもおすすめです。
ひまわりの「あなただけを見つめる」という花言葉に気持ちを託して、特別な思いを伝えましょう。
赤バラは少し恥ずかしいという方も、ひまわりなら渡しやすくなりそうです。
また、お花屋さんでひまわりを購入しやすい時期は、6月~8月ごろまで。
この時期にしか手に入らないひまわりを、2人の大切な思い出にすれば季節感もあり喜んでもらえそうです。
●合格祝い
資格や試験などの合格祝いにも、ひまわりはぴったり。
1輪だけでも絵になるため、気軽に「おめでとう!」や「お疲れ様」、「頑張ったね」などの気持ちを贈ることができます。
また、ひまわりは「情熱」という花言葉を持っているのもポイントです。
●発表会
夏にある習い事の発表会や個展などで花を渡したいときは、ひまわりを選んでみるのはいかがでしょうか。
旬を迎えたひまわりは美しく、流通量も多くなるため、たくさんの量を使ったデザインを作ることもできます。
会場に飾る大きなアレンジメントにも、お祝いで渡す花束にも、ひまわりを活用することができます。
●担当カラー黄色の推し活・本人不在誕生会
黄色の花の中で最も有名な花は、ひまわりではないでしょうか。
そんなイエローカラーが印象的なひまわりは、黄色が担当カラーの推し活に活用するのもおすすめ。
ひまわりなら、推しのコンサートに担当カラーの黄色の花を贈ることも、担当本人は不在の誕生日会を行うときの装飾もすることができます。
ひまわりは他に合わせる花やラッピングによって、かわいい系やクール系、ゴージャス系などデザインを変えることができます。
推しのイメージに合わせてデザインを決めてみてください。
ひまわりを使った花ギフトが見たい方はこちら
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父の日にひまわりが選ばれる理由
毎年6月の第3日曜日に定められている父の日。
お父さんに感謝する日として知られています。
そんな父の日には、ひまわりのプレゼントをすることがポピュラーですよね。
では、どうして父の日にひまわりを贈るようになったのでしょうか。
ここでは、父の日にひまわりが、選ばれる理由をご紹介します。
●ひまわりの色
ひまわりの色はキラキラと輝く太陽のような、黄色。
見ているだけで元気にさせてくれそうな色である黄色は、イギリスでは古くから「身を守る色」「魔よけの色」として親しまれていました。
またアメリカへ伝わると「愛する人の無事を願う色」という風に変化していきました。
戦争中は無事に帰ってきて欲しいという願いを黄色い色に托したことから、世界中に広がっていったのだそうです。
仕事を家族のために頑張ってくれるお父さんに、黄色いひまわりを贈れば笑顔になってくれそうですよね。
●ひまわりの持つ親しみやすさと、イメージ
豪華で特別な印象のバラやユリなどの花よりも、子供の頃から馴染みのあるひまわりは、照れずに渡すことができる花の1つなのです。
恥ずかしさを感じにくいひまわりで、素直な気持ちを改めてお父さんに伝えられるかもしれませんよ。
また青い空と広い海、輝く太陽が似合うひまわりは元気で明るいイメージがありますよね。
いつも元気で陽気なお父さんへ似合う贈り物でもあり、いつまでもお父さんには元気でいて欲しいという気持ちを込めることもできる花なのです。
おじいちゃん・おばあちゃんやお孫さんにもおすすめ
ひまわりは太陽に向かって伸びていく様子から、健康や長寿を連想させる花でもあります。
おじいちゃん・おばあちゃんのお誕生日のお祝いで悩んだ時は、長寿とこれからも健康でいられるようにという願いを込めて、ひまわりで決まりですね。
そしてお孫さんや小さなお子さんの健やかな成長を願って、贈ることもひまわりはおすすめです。
ひまわりがぐんぐん生長していく様子と、これからどんどん成長して背が伸びていく様子が重なりそうですよね。
ひまわりは花束とアレンジメントどっちがいい?
ひまわりをプレゼントしようと思ったときに悩むのが、「花束とアレンジメントはどっちが良いのか」ではないでしょうか。
ここからは花束・ブーケとアレンジメント、スタンド花の違いについてご紹介したいと思います。
●花束・ブーケ
花束は、花を贈ろうと思ったときに初めに思いつくスタイルではないでしょうか。
切り花を束ねてラッピングなどを行った花束。
お花屋さんで花束にした状態のものが販売されていることもあるため、イメージしやすいかと思います。
ちなみに、ブーケというスタイルもありますが、花束とブーケは同じものを指しています。
ブーケは、フランス語で「花束」という意味。
ただ、日本では丸いシルエットで、どの角度から見てもきれいに見えるものをブーケと呼んでいることが多いようです。
結婚式で新婦さんが持っているウェディングブーケは、360度どこから見ても花を楽しむことができるように作られていますよね。
そんな花束・ブーケは、手渡しする際に便利なスタイルです。
授賞式などで花が渡される際は、大体が花束で贈られていると思います。
先にご紹介した通り切り花が束ねられているため、持ち運びしやすく、出先で渡しやすいことがポイントです。
レストランなどの外出先でひまわりをプレゼントしたいと思っている方は、花束がおすすめです。
また花束は自宅で飾る際に花の量や、丈を調節できることも魅力の1つです。
飾りたい場所に合わせて切り花の丈をカットし、調節することができます。
そして1つの花束を、ばらして別々の花瓶に入れれば自宅の様々な場所に花を飾ることもできるのです。
花束は自宅で飾る際に、自由度が高い花のスタイルかもしれません。
日頃から花を飾っている方にプレゼントするなら、花束やブーケがおすすめです。
また花束はこれからご紹介するアレンジメントと違い、資材が少ないスタイルでもあります。
つまり、花以外に費用のかかるところが少ないのです。
具体的に言うと、花束は花以外に使用するものは、周りを包むセロファンや不織布などのラッピングペーパーとリボンくらいしかありません。
同じ予算で、ひまわりをなるべく多くプレゼントしたいと思う方は、花束が良いでしょう。
花を生ける器や吸水性スポンジを必要とするアレンジメントよりも、ひまわりの本数を多くすることができそうです。
ひまわりを長持ちさせる方法をチェック
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●アレンジメント
アレンジメントは、水を含ませた吸水性スポンジをかごや容器に入れて、切り花を生けたスタイルです。
アレンジメントのメリットは、自宅で花を飾る際に花瓶を用意しなくていいこと。
先にご紹介した通り、アレンジメントは既に吸水性スポンジに花が生けられています。
そのため、普段あまり花を飾らないという方にも花を楽しんでもらいやすいスタイルと、言えるかもしれません。
自宅で切り花を生け直す必要がないため、花の扱いがわからないという方にもおすすめです。
プレゼントをしてすぐに飾ることができるのは、アレンジメントの良いポイント。
自宅に直接届ける時や、展覧会や展示会などで花を贈った場合は、花瓶に生け直す手間を省くことができるため喜ばれると思います。
またアレンジメントは、切り花が固定されているため自宅でもお花屋さんが作ったデザインを観賞することもできるのです。
花束の場合はラッピングを取り除き、花瓶に生け直す必要があります。
花瓶に自分で生け直すと、お花屋さんのデザインを再現することは難しいもの。
しかしアレンジメントは吸水性スポンジに花が生けられているため、立体的なデザインを楽しむことができるのです。
●スタンド花
誕生日でプレゼントすることは少ないかもしれませんが、花のスタイルにはスタンド花というものもあります。
ちなみにスタンド花は、フラワースタンド(略してフラスタ)とも呼ばれています。
スタンド花は専用のスタンド台に、器をセットしそこに花を生ける大型のアレンジメントのことです。
舞台などの公演会場へ花を贈る際や、開店・開業祝いなどで贈られることが多いです。
先に紹介したアレンジメントと同じように、切り花は水を含んだ吸水性スポンジに生けられています。
スタンド花の良いところは、華やかで目立つということです。
大きなスタンド花はたくさんの花が使われており、周りの人の注目を集めることができます。
開店祝いでスタンド花を贈ると、きれいで豪華な花に自然と注目が集まり、新しいお店ができたことを伝えることができるのです。
通販サイト・お花屋さんで注文するメリット
ひまわりの花束やフラワーアレンジメントなどのフラワーギフトを注文するとき、通販サイトにするかお花屋さんにするか迷うことはないでしょうか?
ここではおまけとして、通販サイトとお花屋さんで注文するときのメリットを、それぞれご紹介しようと思います。
●通販サイトのメリット
まずは、24時間365日注文することができるということです。
「ひまわりの花束をプレゼントしよう」と思い立った時に、すぐ注文できるのは通販サイトの強み。
仕事の関係などで、お花屋さんが営業している時間に間に合わないという方は、通販サイトで注文することがおすすめです。
またネットで様々な商品を見比べながら注文することができるため、自分で納得のいくフラワーギフトを購入することができます。
そして、遠方へのお届けが可能なことも通販サイトの良さの1つ。
お花屋さんでも郵送を行うところがありますが、直接手渡しできない時は通販サイトで注文するのもいいかもしれませんね。
ちなみに花キューピットでも、ひまわりを使ったフラワーギフトをご用意しています。
サイトに花束やフラワーアレンジメントなどの商品画像がついているものは、夕方5時までの注文で翌日のお届けが可能です。
「うっかり誕生日や記念日を忘れていた!」という方の味方になりそうです。
花キューピットのひまわり特集をチェック
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●お花屋さんのメリット
お花屋さんで購入する際は、店員さんと相談しながら購入することができます。
「どんな花をあげようか迷っている」という方や、「ひまわりをメインにした時、脇役の花をどうすればいいのか迷う……」という方は、相談しながら注文できるといいですよね。
花のプロであるお花屋さんは、フラワーギフト全体のイメージを伝えると様々な提案をくれるところもあります。
自分では思い付かなかったひまわりと他の花の組み合わせや、デザインをプレゼントすることができますよ。
お花屋さんのアドバイスを聞きながら、自分のイメージするフラワーギフトを作ることができそうですね。
またお花屋さんでは、切り花を1本から購入することができます。
通販サイトの場合は、花束やフラワーアレンジメントなどで販売されていることがほとんど。
「一輪の花をプレゼントしたい」という時は、お花屋さんで購入するのが良さそうです。
お祝いに最適!季節の花、ひまわりを贈ろう
ひまわりといえば「夏」というイメージが強いですよね。
そのため夏らしいプレゼントを探している方には、ひまわりがプレゼントにぴったりなのです。
大きく存在感のあるひまわりをプレゼントして、特別な日を華やかに彩ってくださいね。
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