男性は花束が嬉しい?
【520人にアンケート】
花束をもらったときに
困ったことと
対処方法・
贈る時に配慮すること
目次
誕生日や結婚記念日、退職祝いなどお祝いのタイミングに、男性へのプレゼントで悩んでいる方もいらっしゃるのでは。
「お祝いといえば花束?」と思っても「男性は花をもらって、嬉しいのかわからない」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、520人の男性へ「花束をもらうこと」についてアンケート調査を行いました。
男性は花束をもらってどう思うのか、また花束をもらって困ることはあるのかなどをご紹介しています。
52%の男性は「花束をもらって嬉しい」
「花束をもらったら嬉しいですか」と、GMOaskで520人の男性に向けてアンケートを行いました。
「すごく嬉しい」と回答した方が10%、「嬉しい」と回答した方が42%で、花束をもらってポジティブな感情になる男性は全体の52%でした。
半数以上の方が嬉しいと回答しており、「どちらともいえない」の回答を加えると78%になりました。
「男性へのプレゼントで、花束はあまりイメージがない」という方も多いかと思います。
花束などの花ギフトの贈り物は、比較的女性へ贈ることが多いかもしれません。
しかしアンケート結果を見ると、意外にも男性は「花束をもらって嬉しい」と思う方が半数以上でした。
そのため男性の誕生日や結婚記念日、退職祝いなどのお祝いの場で、花束をプレゼントするのもいいでしょう。
続いて、年代別に花束のプレゼントをどう思うかチェックしたいと思います。
●20代~30代の男性は56%が「花束をもらって嬉しい」
まずは、20代〜30代の男性が「花束のプレゼントについてどう思うか」の結果をご紹介します。
最も割合が高いのは「嬉しい」で37%でした。
「嬉しい」と「すごく嬉しい」を合わせると56%になります。
全年代の結果と比較すると、花束にポジティブな感情をいだく割合が4ポイント高くなっています。
20代の男性は、男性から女性へ花を贈る、フラワーバレンタインの認知率が他の年代に比べて高いのだそう。
自宅用に購入するだけではなく、相手へ贈るプレゼントとしても花に触れる機会が多いため「花をもらって嬉しい」と考える方が多いのかもしれません。
さらに20~30代は、Instagram(インスタグラム)やX(旧:Twitter)などSNSを活用している方が多く、花は映えるプレゼントとして人気があるのかもしれません。
花束を持った写真や、華やかな花の写真がSNS上にアップされていれば、投稿を見た瞬間にお祝いの雰囲気も伝わるのではないでしょうか。
自宅に飾って楽しむ他に、撮影用の映えアイテムとしても花が活用できることも、花束をプレゼントでもらうと嬉しく思う理由の1つになっているかもしれません。
お祝いに花束やフラワーアレンジメントを
プレゼントしたい
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●40代~50代の男性は約半数が「花束をもらって嬉しい」
40代~50代の男性は、花束をもらって「すごく嬉しい」と「嬉しい」と回答した結果を合わせると47%でした。
約半数の方が花束をもらって、ポジティブな気持ちになるようです。
ギフトを用意した際に、予算にまだ余裕がある時などは、他のアイテムと花束を併せてプレゼントするのも喜ばれそう。
花束は花の本数や、花の種類を調節することで予算を調節することができます。
そのため「もう少しプレゼントを加えたい」という時に、花束を追加で贈るのはおすすめです。
「すごく嬉しい」と「嬉しい」のポジティブな感情と、「どちらともいえない」を合わせると全体の73%のため、副賞として花束を加えるのも良いでしょう。
特に上司や恩師への贈り物のように、部署やクラスで1人500円など集金を行った時は、花束が贈る側にも、もらう側にもおすすめ。
花束をもらって残念に思う方は少なく、プレゼントに使う金額が決まっているときも、花束はその予算に合わせてデザインを調節できるのです。
●60代以上の男性で「花束が嬉しくない」割合は20%以下
60代以上の男性は「すごく嬉しい」と「嬉しい」、「どちらともいえない」を加えると82%となり、花束に対してポジティブな感情を抱く方が多いことが分かりました。
60代以上になると定年後の趣味として、ガーデニングや鉢植えの手入れなどをしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
60代以上の男性の方で日常的に、切り花の手入れをしたり、盆栽を整えたりされている方もいらっしゃるのでは。
植物に触れ合う時間が長くなることで、花束などの花ギフトを今までよりも嬉しいと感じるようになるのかもしれません。
また、仕事をしていた時よりも、比較的穏やかな生活を送れるようになり、自然の美しさや花の香りなど、花ギフトの魅力をより感じられるようになるのかもしれません。
若い時よりも、季節の移ろいや時間の経過を感じられる花ギフトの儚さ・美しさが、人生と重なるように感じることもあるのだそう。
花束などの花ギフトに対して、より特別な感情をいだくようになったり、愛着を持つようになったりすることもありそうです。
お祝いに花束やフラワーアレンジメントを
プレゼントしたい
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男性は特に「誕生日」に花束をもらいたい
「特にどんな時に花束のプレゼントは嬉しいですか」と男性にアンケートを取ったところ、1位は32%で誕生日、2位は18%で退職祝い、3位は9%で父の日・敬老の日・結婚記念日となりました。
退職祝いに花束を贈るイメージが強いですが、退職祝いを抑え誕生日が1位となりました。
男性は特に誕生日に、花束をもらいたいと思っているようです。
そのため、お父さんやおじいちゃんへの誕生日に、花束をプレゼントするのはおすすめ。
季節の花を使い、その時にしか贈れない花束をプレゼントするのも、特別感が出て喜ばれそうです。
●花は趣味や好みがわからない方へ贈るのもおすすめ
花束などの花ギフトは、良い意味で趣味や好みに左右されない贈り物です。
好みが分からなくても、贈りやすいプレゼントの一つなのです。
洋服などのファッションアイテムはサイズや好みのブランド、センスが合わないと贈ることが難しいかと思います。
また好みのキャラクターなどが分かっている場合も、すでに持っているアイテムなのか、分からないこともあるのではないでしょうか。
しかし、花ギフトはどの花の種類を贈っても、失敗することがありません。
職場の上司や得意先へのプレゼントにも、花ギフトはおすすめです。
プレゼントに贈る男性用の雑貨は、女性用の雑貨に比べて種類が少ないことも。
女性にプレゼントを贈る際は、ヘアアクセサリーやリップなどのコスメ、ポーチ、ハンドクリームなど、ちょっとしたプレゼントにも贈りやすいアイテムが、花ギフト以外にも豊富に販売されています。
一方で、男性もメイクやスキンケアをすることも多くなりましたが、プレゼントでは選びにくいこともあるかと思います。
「男性へのプレゼントはわからない!」と、思ってしまったときも花束を選べば、喜んでもらえるはず。
お祝いに花束やフラワーアレンジメントを
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●その他には、納車や演奏会などの回答が
その他の回答には、人事異動や記念日全般、演奏会、成功祝い、納車などがありました。
花束のプレゼントは誕生日や退職祝い、父の日から演奏会などの幅広いさまざまなお祝いで、男性から欲しいと思われていることが分かりました。
「花ギフト」=「女性へのプレゼント」というイメージが強いという方もいらっしゃるかもしれませんが、花束のプレゼントは男性への贈り物にもおすすめなのです。
花をもらって困ったことは?
520名の男性に「花束などの花ギフトをもらって困ったことは何ですか」とアンケートを実施しました。
「花束をもらったことがない」と回答した方を抜いて集計した結果、1位は40%で「持ち帰るのが大変だった」、2位は13%で「花瓶を持っていなかった」、3位は11%で「お世話の仕方がわからなかった」となりました。
一方で、困ったことはないという回答は15%でした。
ちなみに、全体の20%は「花束をもらったことがない」と回答しました。
花のプレゼントは半数以上の男性が嬉しいと思っているのに対して、もらったことのない方は意外と多いようです。
やはり「男性には花のプレゼントは、あまり贈らない」という先入観があるせいなのかもしれません。
花束を渡すときは、相手が困らないように工夫を
先にご紹介したアンケート結果から分かるように、花束は嬉しいプレゼントである一方、もらって困ることがあるのも事実。
花束を贈る際は、相手が困らないようにひと工夫してプレゼントしましょう。
ここからは、困ったことを解決するために、花束をもらった側・贈った側でできることをそれぞれご紹介します。
「持ち帰るのが大変だった」の解決方法
まずは、花をもらった時に困ったことで1位だった「持ち帰るのが大変だった」時の解決方法をご紹介します。
大きな花束をもらって、電車に乗って帰るのは一苦労。
花は意外と重量があるため、持っていると疲れてしまうこともあるかもしれません。
また人が多いと花ギフトがぶつかってしまい、申し訳ない気持ちになったり、男性だと花を持っているのを恥ずかしいと思ってしまったりすることも、あるのではないでしょうか。
●もらった時の対処方法
・電車が空いている時間帯を選ぶ
難しいかもしれませんが、電車の乗車人数が少ない時間帯に、帰宅するのがおすすめです。
人にぶつかることも少なくなり、人目につくことも少なくなります。
特急を避けて各駅(普通)電車に変更するなど、時間をずらさなくても、乗車する電車を変えることも有効そうです。
・自家用車やタクシーで帰る
送別会などで「花をもらうかもしれない」と予想できる時は、自家用車で向かうのもいいでしょう。
また電車で向かい、帰りはタクシーを使うのも安心です。
ただ職場や送別会の会場に、駐車場がないことも。
送別会の会場や職場が自宅から遠いときは、タクシーを使って帰るのは難しいこともあるかと思います。
●プレゼントする側の工夫
花束やフラワーアレンジメントを贈る際は、相手が花ギフトを持ち帰るまで、困ることがないように事前に準備できることがあります。
花束のデザインや花ギフトのスタイルを選ぶときは、受け取る相手のことを考えて決めましょう。
「持ち帰るのが大変だった」という問題は、プレゼントを贈る側が工夫して対策することが大切です。
・コンパクトなサイズの花束にする
お祝いで花をプレゼントしようとすると、大きなサイズの花束やフラワーアレンジメントを選びたくなりますが、帰りのことも考えて小さなサイズにするのも親切です。
花ギフトのサイズを抑えつつも、豪華さや華やかさも表現したい時は、使う花の種類を豪華にするのがおすすめです。
バラやユリ、オンシジューム(オンシジウム)、胡蝶蘭など上品で高級感のある花を使うことで、花束全体のサイズが小さくても豪華な雰囲気に仕上げることができます。
一方で花束やフラワーアレンジメントのサイズを小さくすると、大きなサイズに比べて花の本数が減るため金額が抑えられることも。
社員からの退職祝いなどある程度プレゼントする金額が決まっている場合で、サイズを抑えたいときは一輪当たりの単価が比較的高い花を使うことがおすすめです。
花は種類によって、1輪当たりの値段が異なります。
お花屋さんで依頼する場合は、どのくらいのサイズで、どのくらいの予算なのかを伝えると調節してくれるはずです。
またコンパクトな花束の他に、もう一つプラスでプレゼントを用意するのもいいでしょう。
花束と雑貨の贈り物をセットで贈ると、花でお祝いの雰囲気を演出しつつ、持ち帰る際に雑貨はカバンの中にしまえるので便利です。
・大きく広がったデザインは控える
フラワーアレンジメントを贈る時は、花が大きく広がったデザインを避けるのもおすすめです。
フラワーアレンジメントとは、かごや陶器の器などに吸水性スポンジを入れ、花を生けた花ギフト。
立体的なデザインを楽しめるのは、フラワーアレンジメントの魅力ですが、花が大きく広がったデザインを選ぶと持ち帰る際に幅を取ってしまいます。
フラワーアレンジメントを贈る際は、ぎゅっと花がカゴなどに詰まったデザインにすることで持ち運びしやすくなります。
お祝いに花束やフラワーアレンジメントを
プレゼントしたい
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・持ち帰り用の袋を用意する
花束やフラワーアレンジメントを贈る時は、花ギフトが入る袋を用意するのが良いでしょう。
花束を贈る場合は、事前に花束用の先が細くなっている袋を用意しましょう。
花束用袋なら、すっぽりと花束全体を入れることができます。
持ち運びにも便利で、花が袋で隠れるため、花を持っているのが恥ずかしいと思う方にもおすすめです。
持ち帰り用の袋は、花屋さんなどで購入することができるため、花ギフトを購入した際に袋も一緒に購入するのがおすすめです。
またフラワーアレンジメントの場合は、紙袋など持ち帰り用の袋にマチがついたものを用意するのが親切です。
フラワーアレンジメントを入れてもバランスが取りやすいように、底敷き用のボール紙がついている紙袋を用意するのもいいでしょう。
底敷き用のボール紙が持ち帰り用袋に付属していなかったときは、ボール紙を切って紙袋の中に入れられるよう、自作しておくとさらに持ち運びが便利になります。
・プリザーブドフラワーにする
生花ではなく、プリザーブドフラワーをプレゼントするのも一案です。
プリザーブドフラワーは、生花を長期保存できるように加工した花ギフトです。
加工する際に生花の水分を抜いているため、お花屋さんでよく見る花束やフラワーアレンジメントで使われている切り花よりも、軽く持ち運びに便利です。
さらにボックスに生けられた、プリザーブドフラワーボックスにすれば、蓋をすることもでき、カバンなどに入れて持ち運ぶこともできそう。
花を持っているのが恥ずかしいと思う男性の方には、周りに花を持っているのがわからないようにできるのも、プリザーブドフラワーの魅力の1つになっています。
プリザーブドフラワーって何?
どんな花ギフトなのかもっと知りたい
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・自宅に花束を贈る
直接渡さずに自宅へ花を届けると、持ち帰る負担をなくすことができます。
花束・フラワーアレンジメントを贈りたい相手が遠方だった場合や、胡蝶蘭の鉢植えなど持ち帰るのが困難になりそうなサイズの花ギフトは、特に自宅へ贈るのがおすすめです。
体力的に長時間の外出が難しくなった祖父や、プレゼントをする当日にテレワークをしている父、介護をしていて外出が難しい方など、花ギフトのサイズに関わらず自宅へ花を届けるのは喜ばれることもありそうです。
誕生日や記念日当日に仕事などの関係で直接会えない時も、花ギフトを相手の自宅へ届ける(配達)ようにするのも良さそう。
「花瓶を持っていなかった」の解決方法
花をもらって困ったことの2位だった「花瓶を持っていなかった」時の対処方法をご紹介します。
普段花を飾らないという男性の方や、一人暮らしを始めたばかりという男性の方の中には、花瓶を持っていないという方も多いかもしれません。
●もらったときの対処方法
・ペットボトルやグラスに飾る
プレゼントで花束をもらって自宅に帰った時に「花瓶がなかった」と気がついた時は、ペットボトルやグラス、マグカップに花を飾るのもおすすめです。
花は、絶対に花瓶に飾らなければいけないわけではありません。
花が十分に水を吸えれば問題ないため、ペットボトルや使っていないタンブラー、水筒などに花を生けても問題ないのです。
花束に使われている花の数が多く、ペットボトルの口に入りきらないという時もあるかと思います。
その場合は、ペットボトルの上部をカッターなどで切り取り、口を広げるのもいいでしょう。
ペットボトルのカットした部分は手を切りやすいため、テープなどを巻いておく工夫があるとより安心して使うことができます。
他には、花束の花をいくつかに分けて、ペットボトルやコップに少しずつ飾るのもおすすめです。
少量ずつ花を飾れば、1つの花束でリビング、玄関、寝室とさまざまな場所で花を観賞することもできるでしょう。
「ペットボトルに花が生けられているのは、不自然に見える」という方は、ペットボトルを小さな紙袋の中に入れるとおしゃれに花を飾ることができます。
花瓶に花を飾る際も、あえて紙袋の中に花瓶を隠す方法は、おしゃれに花を飾るテクニックとしても使われています。
花が見える高さにあった紙袋を探してみてください。
もし、いいサイズの紙袋が見つからない場合は、花の茎をカットして紙袋から花が見える高さに調節してしまいましょう。
または、ペットボトルの下に本などの台になるものを置き、花が咲いている位置を高くすることでも調節できます。
・ドライフラワーにする
花瓶に飾らずに、生花をドライフラワーにするのもよさそう。
ドライフラワーに向いている花と、そうでない花の種類がありますが、基本的に花を乾燥させることでドライフラワーを作ることができます。
生花から徐々に乾燥していく様子を楽しむのも、風情が感じられそう。
ドライフラワーになった後は、インテリアとして飾ることもできるでしょう。
ドライフラワーはどう作る?
簡単なやり方が知りたい
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●プレゼントする側の工夫
・フラワーアレンジメントをプレゼントする
「花をプレゼントしたい相手が、花瓶を持っていないかも……」と思った時は、花瓶に生け直す必要のない、フラワーアレンジメントをプレゼントするのがおすすめです。
花束はラッピングを外し、自宅で花瓶に入れ替える必要があります。
しかしフラワーアレンジメントは、吸水性スポンジに花が生けられているため、花瓶に生け直す必要がないのです。
もらった花をポンと置くだけで、自宅で簡単に飾ることができるためフラワーアレンジメントをプレゼントするのはおすすめです。
加えて、フラワーアレンジメントは花束で行う水揚げなどの手入れも必要ないため、花を普段飾り慣れていない方や、花の世話に時間がかけられない忙しい方にも喜ばれそう。
・花瓶も一緒にプレゼントする
花束を贈りたいと思っている時は、花瓶も一緒にプレゼントするのもいいでしょう。
ちなみに花瓶を花と一緒に贈る時は「花瓶を持っていなさそうなので」とあえて伝える必要はありません。
花は花瓶に生けるもののため、花と花瓶をセットでプレゼントしても特に不自然ではないのです。
また花瓶に生けられた状態の花束も、販売されています。
花瓶に花束が飾られた状態でプレゼントすることができるので、自宅の花瓶を探したり、生け変えたりする必要がなく便利です。
花はいつか枯れてしまいますが、花瓶は手元に残ります。
自分で花を買ってきた時や、別のお祝いで花をもらった時は、その花瓶を再利用することができるのです。
花を頻繁に飾る方でなくても、花瓶は1つあると意外と便利なもの。
花束と花瓶をセットでプレゼントするのもおすすめです。
花瓶に生けられた花束をプレゼントしたい
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「お世話の仕方が分からなかった」ときの解決方法
花を頻繁に飾っていないと、花のお世話の仕方がわからない方は多いかと思います。
アンケートで全体の20%の方が、花をもらった経験がないと回答したように男性の場合、花束を初めてもらったという方もいらっしゃるかもしれません。
プレゼントでもらった花は、なるべく長くきれいな状態を保ちたいと思う方が多いはず。
その際に花を長持ちさせるために、お手入れをしたいと思ってもお世話の仕方がわからないとモヤモヤしてしまいますよね。
●もらったときの対処方法
・お手入れ方法をまとめた記事を読む
花のお手入れ方法がわからない時は、こちらの記事をチェックしてみてください。
水揚げの方法は?
プロ直伝・10のテクニック!
お花屋さんに手入れ方法を学ぼう
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花束の場合は、ラッピングを外し花瓶に花を生け直します。
その際に水揚げをすると、花がより水を吸い上げることができ、より長持ちします。
そしてフラワーアレンジメントの場合は、ラッピングを外し吸水性スポンジに水を注ぎます。
自宅に到着した際に吸水性スポンジを軽く触り、水気が感じられない時は吸水性スポンジに水を加えるようにしましょう。
●プレゼントする側の工夫
・お世話の方法をまとめたカードを一緒に渡す
お花屋さんで花ギフトを購入すると、簡単なお手入れの方法をまとめたパンフレットやカードをもらえることがあります。
花束やフラワーアレンジメントを贈る際に、そのお世話の方法をまとめたカードを一緒に渡すのもいいでしょう。
メッセージカードを花束に添える場合は、そのメッセージカードにお世話の方法をまとめた紙を挟んでおくのもいいかもしれません。
ちなみに花キューピットでは、お花のお届け先と贈り主の情報が書かれた伝票を花束やフラワーアレンジメントと一緒にお届けします。
※伝票には花ギフトの価格などは記載されていません
その伝票に花のお手入れ方法が書かれたサイトにリンクする、QRコードが記載されています。
伝票と一緒に花ギフトを贈れば、プレゼントした相手に花のお手入れ方法も紹介することができます。
・お世話のいらないプリザーブドフラワーを選ぶ
プリザーブドフラワーは、水やりや水揚げなどの必要がない花ギフトです。
生花を加工して長持ちするようにしたギフトのため、花のお世話は不要でインテリアのように楽しむことができます。
ただし長く飾っていると、ホコリなどが花やケースにたまることがあります。
その際は、ホコリを優しく取り除く方がきれいに観賞できるでしょう。
・お手入れをしなくても長持ちする花の種類を選ぶ
アルストロメリアやトルコキキョウなど、お手入れを頻繁にしなくても長持ちする花の種類を選んでプレゼントするのもいいでしょう。
ちなみに、プレゼントする時は「花のお世話がわからないかと思って、この花を選びました」などは伝えないようにするのがよさそう。
悪意がなかったとしても、失礼になることがあります。
「飾る場所がわからなかった」ときの解決方法
普段から自宅に花を飾っていないと、自宅のどこに花束やフラワーアレンジメントを飾ればいいのかわからないこともあるかと思います。
切り花を使った花束やフラワーアレンジメントは、直射日光とエアコンの風が直接当たる場所に飾るのは避けるようにしましょう。
花びらや葉が乾燥すると花持ちが悪くなります。
加えて、なるべく涼しい場所に飾る方が、長くきれいな状態で花を観賞できます。
暖かい場所に花を飾ると、花が早く咲ききってしまうことも。
玄関など、比較的涼しい場所に花を飾るようにするのがおすすめです。
●もらったときの対処方法
・花を飾る場所をまとめた記事をチェックする
フラワーギフトをどこに飾ればいいか、まとめている記事をチェックして参考にするのがおすすめです。
プロ直伝・10のテクニック!
花をもらったらどこに飾ればいい?
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キッチン・食卓に飾るときは
どうしたらいい?
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お手洗い・洗面所に飾るときは
どうしたらいい?
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●プレゼントする側の工夫
・おすすめの飾る場所が書かれたカードを一緒に渡す
お手入れ方法と同じく、お花屋さんなどでは、花を飾るおすすめの場所がまとめられたカードやチラシなどを花ギフトと一緒に渡してくれることがあります。
そのカードを花束やフラワーアレンジメントと一緒に、相手に渡すのがおすすめです。
花キューピット(通販・ネット注文)でも、伝票に記載されたQRコードから花を飾るのに適している場所を確認することができます。
「服に花粉が付いてしまった」の対処方法
花束を持っていると、うっかり服に花粉がついてしまうことも。
布に花粉が付くと、なかなか取れないこともあります。
服に花粉が付いてしまった時の対処方法は、こちらにまとめているので併せてチェックしてみてください。
服に花粉が付いた!
どうやって落とせばいい?
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●もらったときの対処方法
・花が服に触れるように持たない
プレゼントしてもらった場所から帰宅する際などは、なるべく花束やフラワーアレンジメントに服が触れないようにするのが良いでしょう。
持ち帰り用の袋がある場合はそれに入れ、花が服に触れないようにすることで花粉がつくことを防ぐことができます。
・服が触れない場所に花を飾る
花束やフラワーアレンジメントを飾っている時に、服と花が当たり花粉が付いてしまうことがあります。
そのため花ギフトを飾る時は、テーブルなどの中心に置くのがおすすめです。
花粉が付いてしまう以外にも、服の袖などが当たり花が痛む可能性もあります。
よく人が行き来する場所や机の端など、うっかり触れてしまいやすい場所には、花束やフラワーアレンジメントを飾らないようにする方が良さそうです。
・定期的に花瓶の近くを掃除する
花粉が落ちやすいユリやポピー、ひまわりなどの花が含まれている時は、定期的に花束を飾った花瓶や、フラワーアレンジメントの近くを掃除するのがおすすめです。
飾っている机に花粉が落ち、落ちた花粉が指に付き、それが服に付くこともあります。
定期的に花ギフトを飾っている場所をお掃除することで、二次的に花粉が服に付くのを防ぐこともできます。
●プレゼントする側の工夫
・ユリの葯(やく)などは先に取り除く
ユリは、花粉が落ちやすい花です。
そのためユリの花粉が詰まっている葯が見えている時は、プレゼントする前に取り除くことがおすすめです。
咲きかけているつぼみの場合も、葯だけを取り除くこともできます。
ちなみに花束を作る際に、お花屋さんで葯が先に取り除かれていることもあります。
もし花束やフラワーアレンジメントをプレゼントする前に、ユリの葯を見つけた場合は、手やピンセットで取り除いてしまいましょう。
花粉が出てくる前のツルっとした状態の葯であれば、手でそのまま摘まんでプチッと取ってしまって問題ありません。
上の写真のように葯が裂けて花粉が出てきている時は、指で摘まむと花粉が付いてしまうため、ピンセットで取り除くか、ティッシュ越しに指で摘まんで取るのがおすすめです。
ユリの葯ってどこ?
取り方をもっと詳しく知りたい
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・花粉が落ちやすい花は使わない
花粉が落ちやすい花として有名なのは、大きな花が男性からも人気なユリや、ナチュラルで繊細な雰囲気のポピー、夏を代表する花であるひまわりなどです。
同じユリ・ひまわりなどでも品種によっては花粉が落ちにくいものや、そもそも花粉がないものもあります。
花ギフトを購入する際に、お花屋さんに花粉について相談するのも良さそうです。
「香りがきつかった」の対処方法
「花の香りが好き」という方もいますが「苦手」という方もいらっしゃるはず。
花は品種によって、香りが強いものもあります。
鼻を近づけなくても、花を飾った部屋の中にいれば、ふんわりと香りを感じることも。
もらった時は良い香りと思っていても、自宅に帰って飾ってみると「ずっと花の匂いがして嫌になってきた」ということもあるかもしれません。
●もらったときの対処方法
・風通しの良い場所に花を飾る
空気の流れがないと、香りをより強く感じてしまうことがあります。
風通しの良い場所に、花を飾るのがおすすめです。
・広い部屋に飾る
花束やフラワーアレンジメントを、なるべく広い部屋に飾るのも良いでしょう。
飾る空間が広くなれば、香りを拡散することができ強く感じにくくなります。
・香りの強い花だけ取り除く
どうしても我慢できない時や、花の香りがあまり好きでない時は、香りの強い花だけ取り除いて飾るのも一案です。
花束に香りの強い花が入っている時は、その香りが気になる花だけを抜いて、他の花を花瓶に飾るのも問題ありません。
フラワーアレンジメントで花を抜くと隙間ができてしまう時は、軽く自分で他の残す花を生け直し、バランスを整えるのもおすすめです。
●プレゼントする側の工夫
・香りの少ない品種でプレゼントする
ユリやバラ、かすみ草、ストック、フリージア、スイートピーなどは香りが強い品種があります。
「花の香りが好き」という方に贈る以外は、香りが強い花を避けるのもおすすめです。
同じ花でも品種によって、香りに違いがあります。
ユリやバラなど香りが強いイメージのある花でも、香りのない品種も流通しています。
プレゼントする際は、お花屋さんに相談して香りの少ない品種で、依頼するのも良いでしょう。
ちなみに、春を代表するチューリップや、ボリューム感のあるあじさい、花びらの重なりがかわいらしいラナンキュラスなどは、香りがほとんどない品種が多いのだそう。
そして、鉢植えでもプレゼントすることのある、胡蝶蘭も香りがないことで有名です。
男性にも花束を贈ろう
今回は、520人の男性に対して「花束をもらった時について」行ったアンケート調査の結果をご紹介しました。
意外にも、男性も花束をもらって嬉しいと思う方が半数以上と高く、特に20代~30代・60代以上で、嬉しいと思う割合がより高くなっていました。
そして、男性が特に「花束のプレゼントが嬉しい」と思う時は、誕生日や退職祝い、父の日、敬老の日、結婚記念日などで、幅広いお祝いで喜んでもらえることも分かりました。
会社の男性上司やお父さん、おじいちゃんなど男性へ贈るプレゼントで悩んでいる時は、花束を選ぶのもよさそうです。
また、花束をもらった際には「持ち帰るのが大変だった」という意見が多くありました。
そのため花束をプレゼントする時は、持ち帰り用の袋を用意したり、花束のサイズをコンパクトにしたり、工夫をするとより喜ばれそう。
「花束は女性に贈るイメージが強い」という方も、ぜひ男性へ花束のプレゼントをしてみてください。
きっと喜んでもらえるはずです。
お祝いに花束やフラワーアレンジメントを
プレゼントしたい
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