卒業式にぴったりな
花言葉の花、
おすすめな花束の色|
彼女・先生など
相手別に紹介
特別なイベントである卒業式に彼女や友人、先生に向けて花束を贈りたいと思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、どんな花を選んだらいいのかわからないことも。
そこで今回は卒業式におすすめな花言葉を持つ花や、おすすめの色合い、花束とアレンジメントどっちがいいのかなどを紹介します。
卒業式に素敵な花をプレゼントできるように、参考にしてみてください。
また後半では、コサージュや袴に使われる花の種類についても紹介しています。
どんな花がモチーフになっているのかも、注目してみてくださいね。
目次
卒業式におすすめな花言葉を持つ花の種類
まずは卒業式に贈りたい、おすすめの花言葉を持つ花の種類についてご紹介します。
「卒業式に花束を贈りたいけど、どんな花がいいのか迷っている」という方は、参考にしてみてください。
● 「優しい思い出」が花言葉の【スイートピー】
- スイートピーを贈るおすすめの相手:彼女・彼氏・ 友達・子供 ・先輩 ・先生
卒業式の定番といってもいいほど、卒業式で贈られることの多いスイートピー。
卒業式で選ばれる理由は、卒業式の多い3月はちょうどスイートピーがきれいに咲く時期であるということと、「門出」や「優しい思い出」といった、ぴったりの花言葉を持っていることなどがあります。
- スイートピー全体の花言葉:優しい思い出・門出・ほのかな喜び・永遠の喜び
- ピンクのスイートピーの花言葉:優美・繊細
- 紫のスイートピーの花言葉:永遠の喜び
- 白のスイートピーの花言葉:ほのかな喜び
淡いパステルカラーから、はっきりとした濃い色合いまで楽しむことができるスイートピー。
カラーバリエーションが豊富で、贈る相手に合わせて色を選ぶことができます。
そんなスイートピーは、先にご紹介した通り卒業式でよく贈られている花の1つ。
卒業式で選ばれる理由でもある花言葉「門出」は、スイートピーの花の様子が飛び立っていく蝶のように見えることから付けられたといわれています。
恋人や友達、先輩などに贈るのもおすすめですが、担任の先生や部活の顧問の先生に感謝の花束を贈りたいと思っている方にスイートピーは特におすすめです。
スイートピーの「優しい思い出」という花言葉に、卒業までお世話になった特別な思い出を重ねることができそうです。
ちなみにスイートピーは香りがよく、花束やフラワーアレンジメントを持っていると、ふんわりと甘い香りを楽しませてくれます。
卒業式に花の香りまで楽しんでもらいたいという方は、スイートピーがおすすめです。
また、さまざまな花と合わせることができますが、特にスイートピーとチューリップの組み合わせはおすすめ。
春のイメージで、かわいらしいチューリップ。
実は、チューリップは香りがない品種が多い花なのです。
そのため、スイートピーの甘い香りを妨げず、存分に楽しむことができます。
他の香りが強い花とスイートピーを合わせると、香りが混ざってしまうことや、他の香りに負けてスイートピー自体の香りを楽しみきれないことも。
かわいらしい印象の花束やフラワーアレンジメントで、スイートピーの優しく甘い香りを楽しみたいという方は、ぜひチューリップを合わせてみてください。
加えてチューリップもスイートピーも、ともに春の花なので特に相性が良いのです。
この時期にしか贈ることのできない特別なギフトになり、季節感も演出することができます。
●「希望」が花言葉の【ガーベラ】
- ガーベラを贈るおすすめの相手:彼女・彼氏・ 友達・子供 ・先輩
パッと咲いたような花姿は親しみやすく、見ているだけで明るい気持ちになれそうなガーベラ。
ガーベラは「希望」や「常に前進」など、ポジティブな花言葉を持っています。
これから明るい未来へ羽ばたいていく卒業生に、ぴったりな花言葉ですよね。
- ガーベラ全体の花言葉:希望・常に前進
- ピンクのガーベラの花言葉:感謝
- オレンジのガーベラの花言葉:冒険心
- 黄色のガーベラの花言葉:究極の美・究極の愛
- 白のガーベラの花言葉:希望
ちなみにガーベラは、他の花に比べてリーズナブルに購入できることが多いです。
1本あたり比較的安価に購入できるため、同じ予算の中でなるべくたくさんの花を贈りたいという方にも、ガーベラは選ばれています。
また部活の先輩など、限られた予算の中でたくさんの人数に花を渡したいという方にもガーベラはおすすめです。
カラーバリエーションが豊富なので、部活の先輩にガーベラで統一してそれぞれ色を変えてプレゼントするのも喜ばれそう。
ガーベラは「美しい花」というよりも「かわいらしい花」という雰囲気があるため、友達同士で花束を贈りあうというのも良さそうです。
● 「未来への憧れ」が花言葉の【アルストロメリア】
- アルストロメリアを贈るおすすめの相手:彼女・彼氏・ 友達・子供 ・先輩
花持ちが良く、長くきれいな花姿を楽しませてくれるアルストロメリア。
そんなアルストロメリアは「未来への憧れ」という、門出にふさわしい花言葉を持っています。
1つの茎からいくつもの花を咲かせるアルストロメリアは華やかで、花束やフラワーアレンジメントなどの花ギフト全体の印象をぐっと明るくしてくれますよ。
- アルストロメリア全体の花言葉:未来への憧れ・持続
- ピンクのアルストロメリアの花言葉:気配り
- オレンジのアルストロメリアの花言葉:友情
- 赤のアルストロメリアの花言葉:幸い
アルストロメリア全体の「持続」という花言葉は、花持ちがよいことから付けられたといわれています。
「卒業式のあとも、できるだけ長く花を楽しんでもらいたい」と考えている方は、アルストロメリアがおすすめです。
またアルストロメリアの花びらが色鮮やかなことも、卒業式におすすめしたいポイントのひとつ。
卒業式は、人生にとって特別な日。
新しい門出を祝うには、カラフルで明るい気持ちになりそうなフラワーギフトを贈りたいですよね。
そんな花色が豊富なアルストロメリアの花びらには、条斑(じょうはん)と言われる模様がついています。
1つの花の中で、さまざまな色を楽しむことができるのも特徴です。
花束やフラワーアレンジメントでメインになることは少ないですが、アルストロメリアは脇役としてよく使われています。
そのため他にプレゼントしたい花言葉を持つ花と、アルストロメリアを合わせて贈ることもできそうです。
● 「華やかな魅力」が花言葉の【ラナンキュラス】
- ラナンキュラスを贈るおすすめの相手:彼女・彼氏・子供・先輩
薄い花びらが幾層にも重なり、ふんわりとした花の様子がとても美しい春の花、ラナンキュラス。
繊細でありながら抜群の存在感は、卒業式のプレゼントにおすすめです。
そんなラナンキュラスの花言葉は「華やかな魅力」や「とても魅力的」などがあります。
ラナンキュラスの花言葉は、大切な人に贈りたい気持ちを託すことができそうです。
- ラナンキュラス全体の花言葉:華やかな魅力・とても魅力的
- ピンクのラナンキュラスの花言葉:飾らない美しさ
- 黄色のラナンキュラスの花言葉:優しい心遣い
- 紫のラナンキュラスの花言葉:幸福
- 赤のラナンキュラスの花言葉:あなたは魅力に満ちている
ラナンキュラス全体の花言葉「華やかな魅力」や「とても魅力的」は卒業式で贈るにはぴったりですが、それぞれの色ごとにつけられた花言葉も魅力的。
ラナンキュラスを卒業式に贈りたいと思った方は、それぞれの色ごとの花言葉にも注目してみてください。
また彼女や彼氏、恋人にプレゼントするのもおすすめですが、大切な娘や息子、子供にラナンキュラスを卒業のお祝いに贈るのもよさそう。
「卒業して今までと違う環境になったとしても、自分の魅力を発揮してほしい」という気持ちや「不安なことがあっても、あなたはそのままで大丈夫だよ」という気持ちを、ラナンキュラスの花言葉で伝えることができそうです。
ラナンキュラスは特に女性から人気が高く、コロコロとした花姿から丈を短くしたコンパクトな花束や、フラワーアレンジメントによく活用されています。
卒業式に小さな花束をプレゼントしたいと考えている方は、ラナンキュラスがおすすめです。
他の春の花と合わせて、季節感のあるフラワーギフトにするのも良さそうですよ。
● 「誠実な愛」が花言葉の【ピンクのチューリップ】
- ピンクのチューリップを贈るおすすめの相手:彼女・彼氏
かわいらしい見た目で、雑貨のモチーフにもなることの多いチューリップ。
チューリップは花の種類をあまり知らないという方からも人気があり、春の花の中では人気No.1の種類でもあります。
そんな多くの方から人気のピンクのチューリップは「誠実な愛」や「愛の芽生え」という花言葉を持っています。
かわいらしい見た目と、大好きな気持ちが伝わりそうな花言葉を持つピンクのチューリップは彼女や彼氏、カップルでプレゼントするのがおすすめです。
卒業式に告白するという方にも、チューリップはぴったりだと思います。
- チューリップ全体の花言葉:思いやり・博愛
- ピンクのチューリップの花言葉:誠実な愛・愛の芽生え
- 紫のチューリップの花言葉:不滅の愛
- 赤のチューリップの花言葉:愛の告白・真実の愛
暖かな春のイメージが強いチューリップですが、実は卒業式のシーズンにもお花屋さんでは販売されています。
実はちょうど卒業式の時期は、チューリップがきれいに咲いている時期なのです。
そのため「季節感のある贈り物をしたい」という方にもチューリップはおすすめです。
もちろんチューリップだけを束ねた花束も人気がありますが、春のイメージが強いチューリップは他の春らしい花との組み合わせが抜群。
スイートピーやラナンキュラスなど、かわいらしい春の花と一緒に卒業式で恋人にプレゼントしてみてください。
● 「威厳」が花言葉の【ユリ】
- ユリを贈るおすすめの相手:先生
存在感のある堂々とした花が、凛としていて美しいユリ。
「かわいらしい」というよりも「美しい」という方がしっくりくるユリは、年代の高い方から人気で、男性からも好まれる花でもあります。
そんなユリには「威厳」という花言葉があります。
クラスや部活をまとめあげる堂々とした立ち振る舞いや、ビシッとした雰囲気を持っている先生には、威厳という花言葉のユリはぴったりではないでしょうか。
- ユリ全体の花言葉:威厳・純粋
- 白のユリの花言葉:威厳・無垢・純潔
- オレンジのユリの花言葉:可憐
- 黄色のユリの花言葉:陽気
優美で美しいユリは存在感があり、花束やフラワーアレンジメントのメインとしてよく活用されています。
ユリは花ギフトを華やかに、また豪華にしてくれる花でもあります。
また大きく堂々とした花に目が行きがちですが、ユリの葉はフラワーギフトのデザインに使われることも。
加えて葉に動きがあるため、ユリだけを束ねた花束もきれいにまとまり人気があります。
そして、ユリの特徴は見た目だけではありません。
部屋の中でユリを飾っていると、ふんわりと良い香りが感じられるほど、ユリは香りが強い花としても知られています。
ユリの香りが好きという方も多いので、花の香りを卒業式に楽しんでもらいたいという方はぜひユリを選んでみてください。
ただし、近年では香りがしない品種もお花屋さんで販売されています。
香りもプレゼントしたいという方は、お花屋さんで購入する際に品種も確認してみてください。
お花屋さんで「このユリは香りがしますか?」と、聞いてみるのも良さそうです。
● 「感謝」が花言葉の【ピンクのカーネーション】
- ピンクのカーネーションを贈るおすすめの相手:彼女・彼氏・ 友達・先輩 ・先生
フリルのような花姿がキュートな、カーネーション。
カーネーションと聞くと「母の日」のイメージが強いという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし卒業式だけでなく、カーネーションはさまざまなお祝いの花ギフトでよく活用されています。
そんなピンクのカーネーションの花言葉は「感謝」です。
「感謝」は、卒業式に伝えたいぴったりな花言葉ですよね。
- カーネーション全体の花言葉:無垢で深い愛
- ピンクのカーネーションの花言葉:感謝・温かい心・上品
- 赤のカーネーションの花言葉:愛を信じる
- 紫のカーネーションの花言葉:気品
- オレンジのカーネーションの花言葉:あなたを愛します・純粋な愛
- 青のカーネーションの花言葉:永遠の幸福
- 白のカーネーションの花言葉:尊敬・純潔の愛
カーネーションは品種が多く、愛好家も多いため近年では海外からの輸入も増えてきています。
そのため一括りにカーネーションと言っても、さまざまな花色や咲き方を楽しむことも。
花びらの縁の部分だけ色が違うものや、繊細なグラデーションを楽しむことができるものなど品種が違えば雰囲気もかなり変わってきます。
彼女や友人、先生など贈る相手の雰囲気に合わせて、イメージを変えることができるので卒業式に贈る花束やフラワーアレンジメントの脇役にもよく選ばれています。
カーネーションの雰囲気は、比較的落ち着いたもの・おしとやかなものが多く、どんなイメージの花束やフラワーアレンジメントにも合わせることができるのです。
先にご紹介した春の花であるスイートピーやチューリップ、ラナンキュラスなどはもちろんのこと、大きく存在感のあるユリとも相性が良いです。
● 「幸福」が花言葉の【かすみ草】
- かすみ草を贈るおすすめの相手:彼女・彼氏・ 友達・先輩 ・子供・先生
繊細で小さな白い花をいくつも咲かせるかすみ草は、ふんわりとして優しい印象の花です。
卒業式だけでなく、誕生日や結婚記念日などのお祝いでもよく活用されています。
そんなかすみ草の花言葉は「幸福」や「感謝」、「親切」などがあります。
1つの茎から枝分かれし、たくさんの花を楽しめるかすみ草はボリューム満点。
そのかわいらしい見た目や、卒業式にぴったりの花言葉を持っていることからも、かすみ草だけを束ねた花束は卒業式に人気があるようです。
- かすみ草全体の花言葉:幸福・感謝・親切・無邪気
- 白のかすみ草の花言葉:幸福・感謝・親切・無邪気・清らかな心
- ピンクのかすみ草の花言葉:感激・切なる願い
- 水色のかすみ草の花言葉:清い心
かすみ草は白色が有名ですが、ピンクや水色など他の色も流通しています。
また近年ではキラキラのラメを振りかけたものや、インクを吸わせカラフルな色にしたかすみ草なども販売されています。
いつもと違うプレゼントにしたいという方は、ラメ付きや染めのかすみ草を選ぶのも良さそうです。
先に、かすみ草だけを束ねた花束が卒業式に人気があるとお伝えしましたが、普段かすみ草は花束やフラワーアレンジメントの脇役として使われることがほとんどです。
かすみ草を花ギフトに加えることでボリュームをアップさせたり、花と花の間を埋めて寂しい雰囲気を取り除いてくれたり……。
「花ギフトにはなくてはならない存在」と言っても過言ではないほど、多くのギフトに使われています。
そのため他の花をメインにして「幸福」や「感謝」という花言葉の花を加えたいという時も、かすみ草がおすすめです。
卒業式にぴったりな花言葉を
持つ花をプレゼントする
▼
卒業式に1輪の花を渡すなら何が良い?
「卒業式には大きな花束!」というよりも「1輪の花をプレゼントしたい」という方もいらっしゃるかと思います。
1輪の花をプレゼントするなら、先にご紹介したガーベラやチューリップ、ラナンキュラス、かすみ草などの花がおすすめです。
他に1輪だけでも絵になる花として、バラやトルコキキョウなども良いかと思います。
どの花でも1輪でプレゼントしてはいけないということはないので、好きな花があればその花をプレゼントしてみてくださいね。
ただ、寂しい印象にならないように花が大きいものや、葉がついているもの、茎が枝分かれし複数の花を楽しめるものなどが特におすすめです。
1輪の花を手に取った時に寂しい印象にならないかを注意して、花の種類を選ぶと良いと思います。
卒業式におすすめな花束の色
卒業式には明るい色や、ピンクなどのパステルカラーで花束やフラワーアレンジメントをまとめるのがおすすめです。
特別なお祝いである卒業式に贈る花は、優しく柔らかな色合いにすると良いでしょう。
もちろんプレゼントする相手が好きな色でまとめたり、部活などのテーマカラーでまとめたりするのも素敵です。
優しい色合いの花ギフトを
チェックする
▼
卒業式に渡すなら花束?フラワーアレンジメント?
卒業式に花をプレゼントしたいと思っているけれど、花束かフラワーアレンジメントのどちらを贈ればいいのか悩むこともありますよね。
ここでは花を贈るシーン別におすすめの花のスタイル(花束・フラワーアレンジメント)をご紹介します。
● 彼女・友達・先生などに手渡しするなら花束
卒業式の日に、花を手渡しするという方なら花束がおすすめです。
花束はフラワーギフトと聞いて、最も始めに思いつきやすい花ギフトのスタイルだと思います。
花束とはいくつかの花を組んでまとめ、根元(茎の1番下の部分)に水を含ませた紙やゼリーなどの保水材を付けて、ラッピングしたものです。
花を束ねている部分がまとまっているため持ちやすくなっています。
そのため花を渡しやすく、持ち運びしやすいかと思います。
授賞式で花を贈る場合など、直接花をプレゼントするときはフラワーアレンジメントよりも花束が選ばれています。
またフラワーアレンジメントよりも、幅を取らないことが多く外出先で渡すのに便利。
そのため花束は、卒業式や謝恩会の会場から自宅に持ち帰りやすいスタイルでもあるのです。
● 子供・孫に郵送するならアレンジメント
卒業式の日に直接会うことができないため、花ギフトを郵送しようと思っている方はフラワーアレンジメントがおすすめです。
フラワーアレンジメントは、吸水性スポンジを入れたプラスチック製の容器やかごなどの花器に花を生けたものです。
すでに花が生けられた状態の花ギフトであるため花束とは違い、フラワーアレンジメントは花瓶を用意することなく、届いてすぐに飾ることができます。
そのため、忙しい卒業式の日を簡単に彩ることができるのです。
花束を予約するなら何日前?
花キューピットで花束やフラワーアレンジメントを注文する際は、お届け日の前日17時までの注文をお願いいたします。
ただし注文状況によっては注文翌日のお届けが難しい場合もあるため、花を卒業式に贈りたいと思った時は早めに注文することがおすすめです。
またお花屋さんで100本のバラの花を使った花束など、たくさんの花を使った花ギフトをプレゼントしたいという場合は、少なくても1週間前に注文することがおすすめです。
お花屋さんが作りたいと思っても、店舗に花がない場合もあります。
事前に注文し、プレゼントに使う花を仕入れておいてもらえるほうがいいでしょう。
卒業式の日に花ギフトを贈る
▼
コサージュによく使われる花の種類
ここからは、卒業式で見かけるコサージュによく使われている花の種類をご紹介したいと思います。
花は花束やフラワーアレンジメントなどの生花だけではなく、雑貨のモチーフやコサージュなどにも使われています。
学校によっては、校章に花のモチーフを使っているところもありますよね。
普段家で花を飾らないという方にとっても、花は意外と身近であり卒業式に関わることも多いものなのです。
● バラ
華やかで美しく、上品なバラはコサージュでも使われています。
コサージュの中でバラのモチーフは定番で、よく選ばれています。
赤色やピンク色、黄色、水色などカラーバリエーションも豊富です。
ちなみに、赤バラの花言葉は「情熱」などがあり、オレンジバラには「絆」、ピンクのバラには「感謝」などの花言葉があります。
● 桜
卒業のシーズンにぴったりな桜。
桜も、コサージュに使われています。
中には桜の花を見ただけで、卒業式が連想されるという方もいらっしゃるのでは。
淡い色合いのものが多く、どんな制服にも合わせやすいと言われています。
● カトレア
カトレアは、気品のあるランの花の1つです。
その華やかさと上品さから、カトレアは「ランの女王」とも言われています。
比較的大人っぽいイメージの花なので、これから1歩大人に近づく卒業式にぴったり。
ちなみに、カトレアの花言葉は「魅惑的」や「気品」などがあります。
● ガーベラ
「希望」という花言葉を持っているガーベラも、コサージュに使われています。
美しいというよりも比較的かわいらしい雰囲気であるため、小学校や幼稚園の卒業式などでも使われることがあるのだそう。
卒業式のコサージュはどこにつける?
卒業式の日に教室でコサージュを配られて、いざつけようとした時に「どこにつけたらいいのかわからない……」ということもありますよね。
一般的にコサージュは、左右どちらにつけても構わないと言われています。
ただしコサージュは、左胸につけることが多いようです。
そのため迷ったときは、左胸につけることがおすすめ。
ちなみにコサージュは制服のどの位置につけるというルールも無いよう。
しかし一般的には表情も華やかに見せるため鎖骨あたり、または胸元につけることが多いです。
袴のモチーフに使われる花の種類・意味
大学の卒業式などでは、袴を着ることも多いですよね。
そこで袴に使われている花の種類や、その花が持つ意味についてご紹介しようと思います。
卒業式で袴を着るという方は、どんな花が使われているのかチェックしてみてください。
● 桜
古くから日本で愛されている、桜。
多くの人が愛する桜は、春の訪れを知らせる花であり、たくさんの花をつけるため縁起の良いことの始まりを意味するとも言われています。
卒業して新たなステージのために進む先でも、たくさんの良いことが待っていそうですね。
ちなみに桜には「精神美」や「優美な女性」という花言葉があります。
● 椿(ツバキ)
ふっくらとした花と、光沢のある葉が特徴的な椿(ツバキ)。
袴のデザインになると大きな花が印象的なデザインや、レトロでかわいらしいデザインのものもあります。
椿は冬から春の間に咲く花で、春の季節の訪れも感じさせてくれる花でもあります。
椿は古くから「魔除けの木」として活用されるほど、縁起の良い植物といわれています。
新たな門出となる卒業式にぴったりですね。
ちなみに椿の花言葉は「気取らない優美さ」や「控えめな素晴らしさ」、「誇り」などがあります。
● 梅
早春から花を咲かせる梅は、 どんな花よりも1番に咲く花です。
そのため梅は「百の花に先駆けて咲く」ともいわれ、梅の花を見ると多くの人が「冬の寒さを乗り切った!」と、嬉しい気持ちになります。
また梅は「松竹梅」として使われるほど、縁起の良い花です。
松竹梅とは、3つの植物をまとめて縁起の良いものの象徴として、おめでたいことを表現することもある言葉です。
お祝いのお弁当の種類を「松竹梅」で表したり、披露宴などの会場になっていたりもします。
ちなみに、梅の花言葉は「上品」や「高潔」などがあります。
● 藤(フジ)
花が垂れ下がるようにして咲く、藤(フジ)。
その花が咲く様子が振袖のように見えるということで、 藤は女性の象徴とも言われてきました。
藤が袴の柄に使われるのは落ち着いた美しさだけではなく、藤が「不死(ふし)」と聞こえることから縁起がいいとも言われているためです。
ちなみに藤の花言葉は「優しさ」などがあります。
卒業式には花束を贈ろう
今回は卒業式におすすめな花言葉を持つ花の種類から、卒業式にぴったりな花の色などをご紹介しました。
先にご紹介した花言葉を踏まえつつ、彼女や友達、先生などへ特別な想いを花束やフラワーアレンジメントで伝えてみてください。
また、コサージュや袴に多く使われる花の種類についても合わせてご紹介しました。
特別な行事である卒業式に花は、切っても切り離せないもの。
ぜひ自分が卒業式に着ていく袴や、付けるコサージュにどんな花が使われているのかも見てみてくださいね。