花だより
12月12日はダズンローズデー~バラの長持ち方法も紹介~
12月12日は何の日か、皆さん知っていますか?
実は、12月12日は「ダズンローズデー」なんです。
そこで今回は、ダズンローズデーに関連して、ダズンローズの歴史や意味をお伝えしようと思います。
さらに、バラを長持ちさせるためのお手入れ方法も掲載しています。
バラをもらったという方や、自宅で飾っているという方は、参考にしてみてください。
そして、バラの花の元気がなくなってしまった時に試したい「水揚げ」の方法も4ステップでご紹介しています。
元気がなくなってしまったバラは、捨ててしまう前に、ぜひ水揚げにチャレンジしてみてくださいね。
◆ダズンローズとは?
ダズンローズデーについて紹介する前に、「ダズンローズ」についてご紹介します。
直訳すると「ダズン」=「12」のバラを意味する、ダズンローズ。
ダズンローズとは、12本バラを束ねた花束のことです。
この12本のバラには、それぞれ意味が込められています。
それぞれの12の意味は、以下の通りです。
・感謝 ・希望 ・尊敬
・誠実 ・愛情 ・栄光
・幸福 ・情熱 ・努力
・信頼 ・真実 ・永遠
「ダズンローズ」は、結婚生活に必要な12の言葉、全てをパートナーに誓うというものなのです。
奥さんや恋人へ贈ることを考えるだけで、素敵ですよね。
ちなみに、ダズンローズは結婚式の演出の1つとして、使われることもあるようです。
結婚式では、新郎がご両親や友人から、それぞれの意味のこもったバラを受け取り、12本のバラを束ねて新婦に渡すのだそうです。
そして新婦は、12の言葉の中で、もっとも2人の関係にあっていると思うバラを抜き取り、新郎の胸元に飾るのです。
他にも演出の方法はあるようなので、結婚式でダズンローズを取り入れたいという方は、ぜひ調べてみてくださいね。
◆ダズンローズの歴史
ここでダズンローズの歴史についても、少し触れたいと思います。
ダズンローズはヨーロッパ発祥と言われ、ある男性がプロポーズする際に取った行動が、ダズンローズの由来になっているのだそうです。
19世紀前半、一人の男性が結婚を申し込むために、女性の家へと向かっていました。
その男性はプロポーズする際に、女性の家へと向かう道に咲いていたお花を摘み取り、それを花束にして女性に渡したのだそうです。
すると、女性は「お願いします」という言葉の代わりに、受け取った花束の中から、1本お花を抜き取り、男性の胸元に飾ったとされています。
現代に伝わるダズンローズも素敵ですが、もとになったお話もロマンチックですね。
◆ダズンローズデーとは?
今までは、ダズンローズについてご紹介しましたが、ここでは12月12日のダズンローズデーについてお伝えします。
ダズンローズデーでは、先ほど紹介したダズンローズを恋人や奥様に贈る日とされています。
一緒にいることが当たり前になると、日頃の感謝や想いを伝えそびれてしまうこともあるのではないでしょうか。
ぜひ、12月12日には12本のバラ「ダズンローズ」を贈ってみてくださいね。
ちなみに、すでにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、12月12日は「12」が重なるため、ダズンローズデーとなりました。
◆バラのお手入れ方法~普段やりたいこと~
ここからは、もらったダズンローズ、バラのお花のお手入れ方法をご紹介します。
日頃のお手入れで、きれいなお花を長く楽しむことができますよ。
<涼しい所に飾る>
1つ目のポイントは、バラを飾る場所です。
バラを長く楽しみたいなら、なるべく涼しい所に飾るようにしましょう。
この時期は、暖房でお部屋が暖かくなることが多いですよね。
そのため、バラを飾るなら玄関などがおすすめです。
ちなみにリビングに飾る場合は、エアコンの下や窓の近くは、避けるようにすると良いと思います。
なぜなら、暖房や直射日光などで、お花が乾燥してしまうことがあるからです。
バラは、できるだけ乾燥しない所に飾ることで、比較的に長持ちしてくれます。
<水は頻繁に交換する>
花瓶の水を清潔に保つため、水は毎日交換することがおすすめです。
水が汚れてしまうと、バラがうまく水を吸えなくなってしまうので、元気がなくなったり、枯れてしまったりしやすくなります。
冬場は特に寒くて、花瓶の水を取り替えるのは面倒かもしれませんが、きれいなお花が長持ちするために必要なことなので、ぜひ試してみてください。
<茎を少しずつ切る>
バラは茎が長いと、なかなか上まで十分に水を吸い上げることが、できなくなってしまいます。
そのため、少しずつ茎を切ってあげるようにしましょう。
吸い上げる高さが低くなると同時に、茎を切ることで水を吸う部分が新しくなり、水を吸い上げやすくなります。
水が十分に吸えないと、バラを含めお花は萎れてしまうので、ひと手間かけてあげることがおすすめですよ。
◆バラお手入れ方法~元気が無くなったら~
「気が付いたら、バラがおじぎをしているようになってしまった…!」そんな時は「水揚げ」をしてみてください。
バラが元気になるかもしれません。
水揚げとは、十分な水をバラのお花の部分まで、届けるために行うものです。
ここからは、水揚げの方法を簡単にご紹介します。
<水揚げの方法1:余計な葉やトゲを切り落とす>
まず初めに、下の方に付いている葉やトゲがある場合は、取り除くようにしましょう。
水揚げは最後に、バラを深めの水に浸けることになるので、水に浸かってしまいそうな葉やトゲを取っておくと良いと思います。
葉は手で取っても、ハサミで取っても大丈夫です。
お花屋さんである程度、トゲは取ってあると思いますが、作業中は手に刺さらないように注意してくださいね。
<水揚げの方法2:新聞紙で巻く>
新聞紙でバラのお花が隠れるように、包んでいきます。
新聞紙で包むことで、バラをまっすぐに支えてあげるイメージです。
そのため、少しきつく、しっかり巻く方が良いと思います。
お花がつぶされない程度に、隙間が無いよう、ぴったり巻いてくださいね。
また、茎の下の部分は水に浸かるので、下まできれいに巻かなくて大丈夫です。
<水揚げの方法3:水の中で茎を斜めに切る>
バケツなどに溜めた水の中で切ることで、茎の中に空気が入ることを防ぐことができます。
難しい場合は、水に入れずに切っても良いですが、できるだけ水の中で切ることがおすすめです。
また茎を斜めに切ることで、茎の断面を広くすることができます。
水を吸い上げる面積が多くなることで、吸い上げる水の量も多くできるのです。
<水揚げの方法4:2時間くらい水に浸ける>
水の中で茎を切った後は素早く、深水にバラを付けるようにしましょう。
付けておく時間は2時間~3時間が一般的ですが、バラの様子でもっと長く付けていても良いかもしれません。
水の量は、茎が半分浸かるくらいが良いとされています。
水圧を使って、バラの花まで水を吸わせてあげるのです。
ちなみに、新聞紙が水に浸かってしまうことがありますが、特に問題はないので、そのままで大丈夫です。
また、水を入れるバケツや丈のある花瓶などは、事前に洗ってから使うようにしてくださいね。
きれいな水を吸わせてあげるように、心がけましょう。
◆最後に
今回は、12月12日のダズンローズデーに関連して、「ダズンローズについて」や「バラのお手入れ方法」をご紹介しました。
ぜひ、大切なパートナーにダズンローズを贈ってみてくださいね。
花言葉で感謝を伝えるお花~プレゼントにおすすめ~
日が沈んでしまう時間が、早くなりましたね。
少し前までは明るかった時間帯も、今は暗くなっているような気がします。
さて、突然ですが皆さんは大切な方に、感謝の気持ちを伝えイェイ増すか?
記念日は、いつもは恥ずかしかったり、当たり前になっていたりして、なかなか伝えられない「想いを伝えることができるチャンスの日」と捉えることもできますよね。
パートナーやご両親へ、1年に1回の記念日をきっかけに、日頃の感謝の気持ちを込めてお花を贈ってみては?
今回は、花言葉でありがとうの想いを伝えてくれる、お花の種類を8つご紹介します。
もちろん、いい夫婦の日・勤労感謝の日に限らず、お誕生日・結婚記念日など他の記念日のプレゼントにも喜ばれると思いますよ。
また、ちょっとしたお礼としても良いかもしれませんね。
◆ピンクバラ
花言葉:【感謝・幸福・温かい心】など
バラの魅力は、その美しい花姿。
お花屋さんで見かけるだけでなく、物語の中に登場することや、雑貨のデザインに使われている所を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
バラは、お花屋さんで見かける生花に限らず、モチーフ・デザインを見ただけで「バラだ」と分かる方がほとんどだと思います。
さらに、バラの魅力は花姿だけではなく、うっとりしてしまうような香りもありますよね。
バラの香りは香水やお菓子、柔軟剤などにも活用されています。
それだけ、バラが多くの方に知られていて、ファンの多いお花だと伝わってくるようです。
人気なバラの中でもピンク色は、特に女性からの人気が高いお花です。
ちなみに、結婚記念にもらったら嬉しいお花の1つのようですよ。
「結婚記念日に奥様へお花を贈ろう」と考えている方は、ピンクバラがおすすめです。
◆レースフラワー
花言葉:【感謝・繊細・可憐な心・細やかな愛情】など
お花は、名前の通り細かく編まれたレースのよう。
バラほど有名なお花ではないかもしれませんが、その繊細さから人気のあるお花です。
「花束やアレンジメントのメインになる」というよりは、他のお花と合わせて使われ、引き立て役として使用されることが多いかもしれません。
レースフラワーは、全体をボリュームアップさせてくれたり、フラワーギフトの印象をやわらかく優しいものにしてくれたりもしますよ。
また、お花屋さんによっては、ラメを付けてキラキラさせていたりもします。
ぜひお花屋さんに立ち寄った際は、レースフラワーにも注目してみてください。
◆カスミソウ
花言葉:【感謝・幸福・無邪気・清らかな心、親切】など
小さく、可憐なお花であるカスミソウ。
1つの茎から、広がっていくように咲いている細かいお花が、天の川のように見えるとも言われています。
こちらもメインになることは少ないお花ですが、花束やアレンジメントで合わせた時に他のお花の魅力を引き立ててくれます。
また、カスミソウはドライフラワーや、押し花に向いているお花でもあります。
そのため、しおりやインテリアにすることもおすすめです。
レジンでアクセサリーなどを作る際に、素材として使うことも良いかもしれませんね。
ちなみに、カスミソウはその控えめな花姿に対して、香りが強いお花の1つでもあります。
「どんな香りなのかイメージできないなぁ」という方は、ぜひカスミソウの香りを感じてみてくださいね。
◆イエローラナンキュラス
花言葉:【優しい心遣い】など
ふわっとした花姿と、たくさん重なる薄い花びらが、なんともかわいらしいラナンキュラス。
同じ黄色でもラナンキュラスは、鮮やかな濃い色から淡くやわらかな色まであります。
プレゼントされる方や、フラワーギフトのデザインに合わせて花色の濃淡を決めてみてくださいね。
お花屋さんでは、花束やアレンジメントなどで使う「切り花」と、「鉢植え」で販売されていることが多いです。
もしかすると、花びらが重なっている様子から、ラナンキュラスを見て「バラ?」と、思われる方もいらっしゃるかもしれません。
「バラとラナンキュラスを見分けたい」という時は、葉に注目してみてください。
ラナンキュラスとバラとの大きな違いは、葉の形です。
ラナンキュラスとバラを見比べる際は、ぜひ葉にも注目してみてくださいね。
※ラナンキュラスは、春に流通するお花のため、季節によっては購入することが難しいかもしれません。
◆ピンクカーネーション
花言葉:【感謝・気品・温かい心・上品・美しい仕草】など
カーネーションは、昔からヨーロッパなどで親しまれてきたお花の1つです。
カーネションは「母の日に渡すイメージ」が強い方も、いらっしゃるかもしれません。
しかしカーネーションは、お誕生日をはじめとする様々な用途で選ばれているお花でもあるのです。
そのため、流通している量もバラ・菊(マム)に次いで多いんですよ。
品種がとても豊富で花色やお花の大きさ、花びらの形などが異なり、たくさんの姿を楽しむことができます。
たくさんのカラーバリエーションの中でもピンクカーネーションは、特に女子から人気が高いお花。
年代を問わず愛されているので、年上の方へのプレゼントにも、お子さんへのプレゼントにもおすすめです。
◆デルフィニウム
花言葉:【あなたは幸福をふりまく・尊大・寛大・清明】など
デルフィニウムは、珍しいブルーのお花です。
淡い水色から濃い青色まで、同じブルーでもバリエーションが豊富。
フラワーギフトのデザインに合わせて、色合いを選ぶことができそうです。
お誕生日や、結婚記念日などの記念日に選ばれることも多いですが、その花色からサムシングブルーの贈り物としても人気です。
サムシングブルーとは、結婚式で花嫁さんの幸せを祈るための「おまじない」のようなもの。
結婚式の日にブルーの物を身につけると、その花嫁は幸せになれると言われているのです。
大切な方の結婚式があるという方は、デルフィニウムを贈ってみてくださいね。
ちなみに、デルフィニウムという名前の由来は、デルフィニウムのつぼみがイルカのように見えることからで、イルカを意味するギリシャ語の「delphis」からなのだそうです。
デルフィニウムをもらった時は、つぼみも観察してみると面白いかもしれませんね。
◆ガーベラ
花言葉:【感謝・元気・常に前進・上機嫌】など
たくさんの花びらが丸く並んだ花姿が、キュートなガーベラ。
パッと開いたような花姿は、見ているだけで元気になれそうですよね。
その明るい対印象からガーベラは小さなお子さんだけでなく、おじいちゃん・おばあちゃんまで幅広い年代の方から好まれています。
メインのお花にも、わき役にも向いているお花です。
ガーベラは、赤・オレンジ・黄色・グリーン・ホワイト・ピンク…などなどカラーバリエーションが豊富です。
ここでご紹介した花言葉は、ガーベラ全体のものですが、実は花色によって花言葉が異なります。
色ごとの花言葉が気になったという方は、こちらを合わせて読んでみてください。
ガーベラの品種や、各色ごとの花言葉を掲載しています。
>>>かわいいガーベラの品種一覧~花言葉も掲載~
◆ドラセナ
花言葉【幸福・永遠の愛・隠しきれない幸せ】など
ドラセナとは、花束やアレンジメント活用される定番の葉ものです。
お花屋さんで、フラワーギフトに使うグリーン(葉)と言ったら「ドラセナ」と言うほどメジャーな葉です。
実はドラセナ属には、200種類以上の種類があり、葉の形や色も様々。
すっと伸びた細長い形の葉や、だ円形でよくイメージされる葉の形をしたものまであります。
さらに、葉の色は定番の緑色から赤色まであるのです。
ドラセナを意識して観賞している方は少ないかもしれませんが、とても高い頻度でフラワーギフトに使用されているので、見たことはある方が多いかと思います。
具体的に花束などでは、細長いドラセナをくるっと巻いて、立体感やボリューム感を持たせるように使われています。
または、お花がきれいに見える方向が決まっている、ワンサイドのアレンジメントなどの裏側にもあしらわれていることも多いです。
ちなみに、ドラセナは切り花だけではなく、観葉植物としても流通しています。
観葉植物のドラセナについて気になった方は、調べてみてくださいね。
◆最後に
今回は、感謝に関連した花言葉を持ったお花をご紹介しました。
いい夫婦の日・勤労感謝の日・結婚記念日・お誕生日など…様々な場面で喜んでもらえるお花です。
大切な方に「ありがとう」と言う気持ちを込めて、感謝の花言葉を持ったお花で、フラワーギフトを作るのもいいかもしれませんね。
クリスマスの豆知識~子どもに話したい5つの雑学~
今年のクリスマスは、感染症予防のために自宅で過ごすという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、家族で過ごすクリスマスに話したい、クリスマスの豆知識をご紹介します。
多くの人が知っている記念日の1つであるクリスマスですが、「知らなかった!」ということや「えー?そうなの⁈」というようなこともあるかもしれませんよ。
お子さんとクリスマスの話をしたら、盛り上がること間違いなしです。
◆プレゼントが靴下の中に入っているのはなぜ?
クリスマスには、サンタさんにプレゼントを入れてもらうよう、子どもの頃に靴下を用意していたという方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
最近は、お店で大きな靴下が販売されている所も、よく目にしますよね。
では、もともとなぜクリスマスプレゼントは、靴下に入れてもらうようになったのでしょうか。
サンタさんがプレゼントを、靴下の中に入れるようになった由来は、いくつかあります。
ここでは、その中の1つをご紹介したいと思います。
ある言い伝えが、靴下にプレゼントを入れることと関係しているので、まずは言い伝えからご紹介します。
昔々、3人の娘を持つ、ある家族がおりました。
その家族はとても貧しく、生活に困っていました。
ある日、生活をするために家族の中で、「1番目の娘を売り、2番目と3番目の娘をそれぞれ結婚させよう」という話が出ていました。
娘を身売りに出し、愛のない結婚をさせようとしていることを知った聖ニコラスが、家族を救うために窓から金貨を投げ込んだのだそうです。
すると、聖ニコラスが投げた金貨は、娘の1人が暖炉の近くに干していた靴下に、ちょうど入ったのです。
そして、家族はその金貨を見つけ、感謝し喜びました。
その靴下に入ったお金のおかげで、家族は生活ができるようになり、3人の娘は幸せな結婚をすることができたのでした。
貧しい家族を救うために家へ投げ込んだ金貨が、たまたま靴下に入ったことが語り継がれ「サンタさんがベッドの横や、暖炉の近くに飾っている靴下にプレゼントを入れる」というようになったと言われています。
心が温まる素敵なお話ですよね。
ちなみに聖ニコラスは、サンタさんのモデルになったと言われている人なのだそうですよ。
◆クリスマスローズはバラの仲間ではない⁈
冬になると鉢植えや花壇で見かけることもある、クリスマスローズ。
名前にローズとついているため、バラ(ローズ)の仲間のように思いますが、実はクリスマスローズはバラ科のお花ではありません。
なぜ、ローズという名前が付いているのかというと、お花の形がバラに似ていたからなのだそうです。
「クリスマスに咲くバラに似たお花」という意味で「クリスマスローズ」と、言われるようになったとされています。
◆クリスマスローズは日本でクリスマスの時期に咲かない⁈
「クリスマス」と付いているのに、日本でクリスマスローズは12月のクリスマスシーズンに、お花を咲かせません。
「えー、どうしてクリスマスって名前なの?」と、思いますよね。
それは、クリスマスローズと呼んでいる植物が、日本とヨーロッパで異なっているためです。
クリスマスローズの原産地であるヨーロッパは、ヘレボルス属の1つであるニゲルと言う植物を主に「クリスマスローズ」と呼んでいます。
ニゲルの開花時期は12月下旬から1月にかけてで、ちょうどクリスマスの時期にお花が咲いています。
一方で、日本ではニゲルだけではなく、ヘレボルス属全体を「クリスマスローズ」と呼んでいるのです。
特にヘレボルス属の中でも品種改良が進み、日本で品種が多くなったのはH.オリエンタリスという植物でした。
品種が多くなり、よく出回るようになった、H.オリエンタリス(クリスマスローズ)が開花するのは2月~4月。
そのため、日本でクリスマスローズの開花時期となると、クリスマスの時期ではなく、2月~4月ということになるのです。
◆ポインセチアは赤・白・グリーンのクリスマスカラー?
色鮮やかな赤色が、印象的なポインセチア。
「クリスマスカラーの赤と、葉のグリーンは分かるけど…白はどこ?」と、思われる方も多いのではないでしょうか。
そう、ポインセチアを見ても白色なところは、なかなか見つからないですよね。
実は、ポインセチアの樹液が白色なのです。
自宅にポインセチアがあるという方は、枝を切って樹液を見てみても良いかもしれませんね。
樹液を見る時の注意点としては、「樹液を口にしない」ということです。
ポインセチアの樹液には毒があるので、お子さんやペットが誤って口にしないように気を付けましょう。
また、体質によって異なりますが、触れるとかぶれてしまうこともあるようです。
ポインセチアの樹液を見る時や、誤って枝を折ってしまった時には、注意できるといいですね。
◆クリスマスにモミの木を飾るのはなぜ?
クリスマスツリーと言えば、モミの木ですよね。
なぜ、たくさんの種類がある木の中から「モミ」が選ばれたのでしょうか。
クリスマスツリーでモミの木が使われる理由は、モミが特別な木だと考えられていたためです。
ここでは、古代ゲルマン人と、中世のドイツで考えられていたことをご紹介しようと思います。
<古代ゲルマン人>
寒さが厳しい北欧で暮らす古代ゲルマン人たちは、他の木々が冬になると葉を落としてしまうにもかかわらず、モミを含む常緑樹がいつもと変わりなく、緑の葉を茂らせていることから「永遠の命の象徴」として、特別な存在として扱っていたのだそうです。
<中世のドイツ>
中世のドイツでは、モミの木には小人が宿るとされていました。
小人が宿っているモミに、食べ物やお花を飾ると小人が集まってきて、人々に力を与えてくれると信じられていたのだそうです。
このように、「モミ(常緑樹)は特別だ」という考えが、クリスマスツリーにモミの木を使うようになった由来とされています。
クリスマスツリーと言えば「モミの木」というイメージがありましたが、「モミの木がなぜ選ばれているか」まで知っているという方は、少なかったのではないでしょうか。
子どものころから、慣れ親しんでいて疑問に思わないことは、意外と多いものですね。
改めて「なぜ、こうなのだろう…」と、考えてみると新しい発見や気づきがあるかもしれませんね。
◆黒いサンタさんや魔女?世界のクリスマス
日本でクリスマスと言うと、「24日の夜にサンタさんがやってきて、25日の朝にサンタさんが届けてくれたプレゼントを見つける」というものが一般的ではないでしょうか。
実は、世界で見てみるとクリスマスは、国によって少し違いがあるようです。
<ドイツ>
ドイツのクリスマスは、いい子だった子どもにはサンタさんがご褒美としてプレゼントを、悪い子だった子どもには黒いサンタクロースがやってきて、罰を与えるとされているのだそうです。
黒いサンタさんは、クネヒト=ループレヒトと呼ばれており、悪魔のような姿をしているのだそうです。
ドイツの子どもは、プレゼントが欲しくていい子にするというよりは、黒いサンタさんが怖くて、いい子にしているのかもしれませんね。
<オランダ>
オランダでは、クリスマスが2回あるそうです。
1つは12月25日のイエス=キリストの生誕を祝う日。
もう1つは、12月6日の「シンタクラース祭」と言われる日。
シンタクラース祭の「シンタクラース」は、聖ニコラスをオランダ語にしたものです。
12月5日の「聖ニコラスの晩」に、オランダの子どもたちは自分の靴を暖炉のそばやリビングに置き、靴にシンタクラースへのお手紙と、彼が乗ってくる白馬のためのニンジンを入れておくのだそうです。
すると眠った後に、シンタクラースがそっと屋根の上にやってきて、一緒にやって来た従者ズワルト=ピートが煙突や窓から入って、靴の中にプレゼントやお菓子を入れてくれるのだそうです。
ちなみに、ドイツでも黒いサンタさんが悪い子どもへ罰を与えたように、オランダでもシンタクラースが悪い子だった子どもには罰を与えたり、袋に子供を入れ連れ去ってしまったりするのだそうです。
<イタリア>
イタリアではクリスマスが「エピファニア」と言われる祝日、1月6日まで続くのだそう。
そのため1月に入り、新しい年になってもクリスマスツリーが飾ってあることが一般的です。
そんな長いクリスマスに魔女が現れるのは「エピファニア」の1日前、1月5日です。
魔女は、いい子だった子どもにはプレゼントを、そうではなかった悪い子どもには木炭を置いていくのだそうです。
ちなみに家族や親せきとクリスマスをゆっくりと過ごすのが、イタリアでは文化となっているそう。
クリスマスの期間が長いことも、関係しているのかもしれませんね。
◆最後に
今回はクリスマスについての豆知識をご紹介しました。
知らなかったこともあったのではないでしょうか?
ぜひ、友人や家族で過ごすお家時間の話題にしてみてくださいね。
12月の誕生花~性別を問わず好まれる赤バラ~
12月に入りましたね。
2020年も、残り1か月を切りました。
今年目標にしていたものは、達成できたでしょうか。
「まだ!」という方は、残り1ヵ月で目標に近づけられると良いですね。
さて、今回は12月の誕生花をご紹介します。
12月の誕生花は男性から女性まで、性別を問わず好まれる赤バラです。
12月にお誕生日を迎える大切な方への誕生日ギフトは、赤バラを入れたフラワーギフトにしてみては?
きっと、喜んでもらえると思いますよ。
◆赤バラの花言葉
アレンジメントや花束などで、お花をプレゼントする時に「花言葉」を意識するという方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、フラワーギフトを渡す時に、伝えたい赤バラの花言葉をご紹介します。
<情熱>
「情熱」という花言葉は、赤バラの花言葉で有名な物の1つではないでしょうか。
歌にも「赤バラ」と「情熱」という組み合わせは登場しますよね。
この花言葉は情熱的な気持ちを伝えたい時も、何かを一生懸命に頑張って取り組んでいる方へ贈る時も
ぴったりですよね。
<愛情>
赤バラには「愛情」という花言葉もあります。
12月にお誕生日を迎える彼女・彼氏、そして奥様・旦那様など大切なパートナーへ贈るプレゼントにしてみてはいかがでしょうか。
口では恥ずかしくて伝えられない気持ちを、赤バラの花言葉が相手に伝えてくれるかもしれませんよ。
<美>
「美」という花言葉は、まさに多くの人から愛されている赤バラに最適な花言葉ですよね。
花言葉の1つにもなっている、赤バラの美しさは、絵画や伝統的な工芸品でモチーフになるだけでなく、近代のアニメや雑貨にも用いられていることがありますよね。
昔から現在に至るまで赤バラの美しさが、人々を魅了していることが伝わってくるようです。
バラは多くの人が、その美しさを認めているお花の1つ。
そのため、お花は詳しくないという方への贈り物にもおすすめです。
「他のお花の名前は分からないけれど、バラだけは知っている」という方もいらっしゃるのでは?
<あなたを愛しています>
赤バラには、大好きな人へ伝えたいストレートな想い「あなたを愛しています」という花言葉もあります。
何歳になっても「愛しています」と言われるのは、恥ずかしくも嬉しいものですよね。
少しロマンチックな誕生日にしたい方は、ぜひお誕生日のギフトに赤バラを渡してみてください。
おしゃれなレストランを予約している方や、イルミネーションが輝く中プレゼントを渡そうと考えている方は、1度検討してみてくださいね。
◆花言葉を込めてプレゼントするなら
赤バラの花言葉を先ほどご紹介しました。
「花言葉に気持ちを込めて、プレゼントしようかな」と思った方もいらっしゃったのではないでしょうか。
もし、花言葉を伝えたくて赤バラを贈るとしたら、おすすめしたいことがあります。
それは…どの花言葉を伝えたいかを明確にするために、メッセージカードを添えることです。
なぜなら、ここでご紹介しただけでも4種類の花言葉があったように、赤バラには花言葉が複数あるため。
「情熱」という花言葉を伝えたいのに、贈った相手は「あなたを愛しています」という赤バラの花言葉しか知らなかった場合、込めたかった意味が違ってきてしまいますよね。
そのため、花言葉を伝えたい時は「赤バラの花言葉は○○」だけでもメッセージカードに書いておくといいと思います。
恥ずかしい方は「花言葉の○○という意味を込めて贈ります」とは書かずに、「花言葉は○○なんだって」という風な書き方にするのも良いかもしれません。
「お誕生日おめでとう」というメッセージとともに、ぜひ花言葉も書き添えてみてくださいね。
ちなみに、花キューピットでお花を注文された方には、無料でメッセージカードが付けられますので、サイトで注文する際にはメッセージも入力してくださいね。
◆赤バラと合わせたいお花
赤バラだけでまとめた花束も素敵ですが、他のお花と合わせても素敵です。
ここでは、赤バラと一緒に合わせたいお花の種類をご紹介します。
アレンジメントでも、花束でも選ばれる人気な組み合わせなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
<八重咲のトルコキキョウ(ホワイト)>
八重咲のトルコキキョウは、ふんわりとボリュームのあるお花です。
幾層にも重なった花びらが、まるでドレスのよう。
バラ×トルコキキョウは、上品なフラワーギフトになりそうですね。
また、赤バラと白色のトルコキキョウで合わせれば、赤×白のコントラストが美しいフラワーギフトになること間違いなしです。
ちなみに、トルコキキョウは、リシアンサスやユーストマとも呼ばれています。
お花屋さんで「トルコキキョウ」という表記がない時は、他の名前で販売されているかもしれません。
トルコキキョウをお花屋さんで探す時は、トルコキキョウ・リシアンサス・ユーストマの3種類の名前でチェックしましょう。
<カーネーション(ピンク)>
ピンク色のカーネーションを赤バラと合わせることで、かわいらしい雰囲気に仕上げることができます。
上品・きれい系のフラワーギフトよりも、少しキュートなデザインにしたいという方におすすめです。
お子さんへの誕生日プレゼントや、ふんわり優しいイメージが好きという方へプレゼントをする時は、ピンク色のカーネーションを合わせてみてくださいね。
「赤バラがロマンチックすぎる…」という方にも、喜ばれるかもしれません。
<カスミソウ>
赤バラとカスミソウは、特によく選ばれる組み合わせです。
赤バラだけでまとめた時よりも、カスミソウが入ることで、ボリューム感をアップさせてくれます。
また、カスミソウが赤バラの魅力を、より一層引き出してくれます。
この時期に赤バラとカスミソウを合わせれば、バラの赤色と小さなお花が繊細なカスミソウの白色が、クリスマスに降る雪を連想させてくれるかもしれません。
12月にぴったりな贈り物になりますね。
◆最後に
今回は、12月の誕生花である「赤バラ」についてご紹介しました。
誕生日プレゼントで赤バラを贈る時は、花言葉や一緒に贈りたいお花を参考にしてみてくださいね。
1輪だけだったとしても、お花があるとないのでは雰囲気が変わってきます。
「もう、お花以外のプレゼントを用意してしまった」という方は、そのプレゼントと一緒にお花を渡してみるのもおすすめです。
お花はサイズや予算を調節しやすいので、どのくらいのギフトにするかは、お花屋さんで相談してみてくださいね。
今年のお誕生日も、素敵な時間を過ごせますように。
ちなみに、花キューピットでも赤バラを使ったアレンジメントや花束をご用意しています。
12月のお誕生日にぜひ贈ってもらいたい、12月限定のバースデーアレンジメントも注文できますので、1度サイトやお花屋さんを見てみてくださいね。
2024年【クリスマス】にオススメのお花の種類。クリスマスらしい花とは?
クリスマスソングが流れ、ツリーを飾っているお店が多くなりました。
最近は、暖房を付けたくなるくらい寒い日が多く、服装もセーターやコートを着る機会が増え、一層冬らしくなってきたのではないでしょうか。
寒さを感じると、今年もクリスマスが近づいて来ているように感じますよね。
さて、今回はクリスマスにぴったりのお花の種類をご紹介します。
クリスマスプレゼントや、自宅で行うクリスマスパーティーの飾りとしてもおすすめですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
◆バラ
1年を通して人気のあるバラですが、クリスマスシーズンになると、さらに人気が高まります。
「あまりイメージできないなぁ」という方は、この時期にお店で飾られているお花を見てみてください。
ホテルやデパートなどに飾られているお花は、クリスマスが近づくとバラが多いような気がしませんか?
バラは昔からその美しい花姿と、うっとりする香りから人々に愛されてきました。
バラが栽培され始めたのは、紀元前12世紀頃だと言われています。
人とバラとの間には、長い歴史があることが分かりますね。
そんな長年多くの方から愛されているバラの花言葉は「愛情・美」などがあり、愛を伝えるために渡すお花としても有名です。
クリスマスプレゼントで、お花を恋人や奥様へ渡そうと考えている方は、バラがおすすめです。
改めて、大切な気持ちを伝えられるかもしれませんよ。
ちなみに、バラは渡す本数によっても、意味を込めることができます。
例えば、3本 のバラを渡せば「愛しています・告白」という意味になり、5本 のバラで「あなたに出会えて心から嬉しい」という意味になります。
贈る本数で込められる意味は、先ほどご紹介した以外にもたくさんあります。
気になった方は、こちらも合わせて読んでみてください。
バラの本数で変わる意味と、色ごとに決められている花言葉をご紹介しています。
>>>6月2日はローズの日~植物の記念日~
◆セイヨウヒイラギ
クリスマスの曲の中でも、歌われているヒイラギ。
セイヨウヒイラギは、別名「クリスマスホーリー」とも呼ばれています。
クリスマスの時期になると、よくお花屋さんなどで、鉢植えや切り花として流通しています。
切り花ではアレンジメントや花束だけでなく、リースとしても使われることもあるようです。
また、秋の終わりごろに印象的な赤い実ができるので、お花の種類が少なくなる冬に、フラワーギフトの彩りをもっと加えたい時は重宝されています。
実はクリスマスツリーに飾る、赤くて丸いオーナメントは、ヒイラギの実をイメージしているとも言われているんですよ。
ちなみに、日本の節分で飾るヒイラギも、ギザギザした葉をしていて、似ていると思いませんか。
しかし、セイヨウヒイラギがモチノキ属なのに対し、節分のヒイラギはモクセイ属のため、植物学的に見ると異なる植物なのです。
機会があれば、ぜひ見比べてみてくださいね。
◆ガーベラ
カラーバリエーションが豊富なガーベラですが、クリスマスに人気なカラーは特に、赤色と白色のガーベラです。
クリスマスカラーのアレンジメントや花束を作る際に、良く選ばれています。
突然ですが、1年を通して販売されているガーベラの花持ちが、比較的によくなる時期はいつだと思いますか?
答えは、今の時期(クリスマスシーズン)なのです。
なぜかというと、この時期になると気温が低くなるため。
お花屋さんによっては、大きな冷蔵庫でお花を管理している所も、ありますよね。
このように、ガーベラをはじめ多くのお花は、涼しい方が長持ちしてくれるのです。
きれいな姿をいつもより、少し長く楽しめるのは嬉しいもの。
ぜひ、この機会にお花をプレゼントしてみてくださいね。
◆ポインセチア
クリスマスの時期になると、よく見かけるポインセチア。
鮮やかな赤色が、周りを明るく彩ってくれます。
ポインセチアがクリスマスシーズンに選ばれる理由は、なんといってもその色。
ポインセチアは赤・緑・白のクリスマスカラーを網羅しているのです。
赤色は、花びらのように見える苞の色であり、緑色は葉の色。
そして残る白色は、ポインセチアの樹液の色です。
ポインセチアの枝を折ると、白い樹液が出てくるんですよ。
クリスマスカラーの3色が全て入っているなんて、ポインセチアはまさにクリスマスにぴったりですね。
また、ポインセチアは「聖夜」という花言葉も持っています。
色味だけでなく、花言葉までクリスマスをイメージさせるお花なのですね。
そんなポインセチアは、長くクリスマスの雰囲気を楽しみたいという方や、植物を育てることが好きという方におすすめです。
◆ヒヤシンス
主に水耕栽培や鉢植えで販売されていることの多い、ヒヤシンス。
上品な香りと、星型のように見えるお花が特徴的です。
日本で、ヒヤシンスからクリスマスが連想されることは、少ないように感じる方もいらっしゃると思います。
実は、ヒヤシンスは北欧のクリスマスマーケットで、定番のお花なんです。
温室でちょうどお花が楽しめるように、生長を調節した状態で販売されていることが多いのだそうですよ。
また、冬の寒さで「お庭でのお手入れは、したくないなぁ」と、思ってしまう日でも、水耕栽培していれば、暖房がかかったお部屋で育てられるということは魅力的ですよね。
◆モミ
クリスマスツリーとして親しまれている木は、モミの木が一般的です。
モミは冬の季節でも葉を落とすことなく、緑でいるためヨーロッパでは「永遠の命」を表していると言われているそうです。
大きなモミの木は、日本でも「クリスマス」のイメージが強いですよね。
最近は、ショッピングモールや観光地などで、本物のモミの木を飾っている所もあるようです。
もし、機会があれば見に行ってみてください。
モミの木の近くに行くと、リラックスできそうな香りも楽しめるかもしれませんよ。
◆最後に
今回はクリスマスにぴったりな、お花(植物)をご紹介しました。
クリスマスプレゼントとしても、お部屋を彩る飾りとしても、季節のお花はおすすめです。
ぜひクリスマスには、この時期ならではの「クリスマスらしさ」があるお花を飾ってみては?
今年のクリスマスは自宅でゆったり過ごすという方は、特に生花で彩りを加えてみてくださいね。
本物の生きているお花でしか、出せない季節感や色味、香りを楽しめるかもしれませんよ。
クリスマスプレゼントは決めた?~お花と贈りたいギフト~
2020年のクリスマスまであと1ヵ月。
クリスマスプレゼントの準備は、もうできていますか。
「まだ早いよ」と、思われる方もいらっしゃるかと思いますが、大切なイベントであるクリスマスだからこそ、早めに準備しておいた方がおすすめです。
人気な商品は「準備しよう!」と思った時には、売り切れてしまうこともあるかもしれません。
また、「まだ早いから、今度やろう」と思っていたら「もうクリスマス当日だった!」なんてこともあるかもしれませんよ。
今回は、まだクリスマスプレゼントを決めていない方へ紹介したい、特別なギフトをお伝えします。
クリスマスらしいデザインのお花と、美味しいグルメやスイーツで、今年のクリスマスを楽しみましょう。
◆【果子乃季】生クリームデコレーションケーキ
クリスマスと言えば、やっぱりケーキ。
クリスマスカラーのお花と、サンタさんが乗ったかわいらしいケーキで、クリスマスを大切な人と過ごしませんか?
お花とセットになっているケーキには、果子乃季特製の生クリームをたっぷりデコレーションされています。
たっぷり使われている口当たりの良い生クリームは、酸味のあるいちごのコンポートとも相性抜群。
性別・年代を問わず、笑顔になること間違いなしです。
そのため、ご家族や恋人と過ごす「おうちクリスマス」にもおすすめです。
セットのお花は、クリスマスのウッドバスケットと、クリスマスのグラスブーケの中から選ぶことができます。
クリスマスのウッドバスケットは、童話に登場しそうなかわいらしい雰囲気。
小さなリンゴや松かさが、特にキュートです。
このアレンジメントは赤バラが使われており、お部屋に飾ればクリスマスらしさも演出してくれそうです。
恋人へのプレゼントにも、お子さんへのプレゼントにもおすすめです。
一方、クリスマスのグラスブーケは、赤色をメインにしたブーケです。
クリスマスに人気の赤バラや、パッと開いたような花姿が印象的な赤ガーベラと一緒に、冬らしい松かさを束ねました。
ブーケはグラスに入った状態でお届けされるので、花瓶を用意することなく、すぐにお部屋に飾ることができます。
これなら、ご自宅に花瓶が無いという方にも、安心してプレゼントすることができますね。
◆【ホテルオークラ】ドリア&グラタン 3種セット
クリスマスにアツアツなお料理を楽しめたら、素敵な思い出が残せそうですよね。
クリスマスに、ドリアとグラタンはいかがでしょうか。
お花とセットになったドリアとグラタンは、1962年の創業以来、各国の賓客をもてなす日本屈指の名門ホテルとして知られる「ホテルオークラ」で築き上げたお味です。
名門ホテルのお味をご自宅で、気軽に食べることができるのは嬉しいもの。
いつも家事を頑張ってくれるお母さん・お父さんに、少し楽をさせてあげられるかもしれませんね。
ビーフカレードリアと、シュリンプマカロニグラタン・ポテトグラタンの3種6個入りでお届けするので、家族みんなで食べることもできます。
ちなみに、冷凍でお届けするため、当日に全て食べなくてはいけないというわけではありません。
セットのお花は、クリスマスのウッドバスケットか、クリスマスのツリー風アレンジメントからお選びいただけます。
クリスマスのツリー風アレンジメントは、まるでクリスマスツリーのようなデザインです。
アレンジメントであしらわれた赤バラやガーベラなどのお花と一緒に、姫リンゴや松かさは、オーナメントのようにもみえます。
クリスマスにぴったりなフラワーギフトと言えますね。
クリスマスの雰囲気を楽しみたいけれど、ツリーは大きくて飾るスペースがないという方にもおすすめのプレゼントです。
こちらのアレンジメントは、食卓や玄関に飾って頂くこともできるんですよ。
◆【銀座千疋屋】銀座プレミアムアイス10個
暖かいお部屋の中で、食べる冷たいアイスクリームは、格別ですよね。
お花とセットになったのは、フルーツの老舗「銀座千疋屋」が厳選した素材で作り上げた、なめらかなプレミアムアイスクリームです。
香り高く芳醇な味わいの果汁を、濃厚なクリームと合わせてあり、コンビネーションが絶妙な味わい。
アイスクリームは、5種10個入りでお届けします。
お子さんからおじいちゃん・おばあちゃんまで人気のアイスクリームは、いくつあっても嬉しいですよね。
ちなみに、アイスクリームの味は、とちおとめ・ マスカット・ブルーベリーチーズ・ピーチ・カスタードバニラです。
セットのお花は、クリスマスのウッドバスケットまたは、赤のブーケをお届けします。
赤のブーケは、クリスマスカラーの赤×グリーンが印象的なデザインです。
クリスマスを演出する姫リンゴや赤ガーベラ、実を楽しむヒペリカムを取ブーケに取り入れました。
クリスマスプレゼントとしてはもちろん、季節のご挨拶やお誕生日プレゼントとしてもおすすめです。
◆ガトー・ド・ボヤージュ 10種12個入
「CHOU CHOU(シュシュ)」の定番の焼菓子を、たっぷりと詰め合わせたセット。
バリエーションが豊富なので、どれを食べようか迷ってしまうかもしれませんね。
心おどるかわいらしい焼き菓子10種入りです。
特にメルティハートは、キュートなハート型。
SNS映えもしそうですね。
個包装で食べやすく、気持ちが華やぐ焼き菓子の詰め合わせは、小さなお子さんへのプレゼントにもぴったり。
また、おじいちゃん・おばあちゃんへの贈り物にすれば、3時のおやつとしても喜ばれそうです。
セットのお花はクリスマスのツリー風アレンジメント、クリスマスのグラスブーケのどちらかをお選びいただけます。
◆最後に
今回は、クリスマスにおすすめなお花とグルメ・スイーツのセットをご紹介しました。
今年のクリスマスは、感染症の問題で外出することが難しくなるかもしれません。
そんな時は、家族みんながお家で楽しめるプレゼントを贈りませんか?
離れて暮らしているおじいちゃん・おばあちゃんへ、またお孫さんへのプレゼントにもぴったりです。
花キューピットでは、お花と一緒にプレゼントできる商品をまだまだご用意しいています。
数量限定での販売になるため、人気の商品は売り切れてしまうこともございます。
「これにしようかな」と、思ったものがあった方は、早めに1度チェックしてみてくださいね。
喪中見舞いを贈る時~マナー・相場・時期~
11月も後半ですね。
この時期になると、喪中はがきを受け取ったという方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回は喪中見舞いについてのマナーと、意味などをご紹介します。
喪中見舞いの相場やいつ贈ればいいのか、何を贈ればいいのかなどを掲載しています。
◆喪中見舞いとは
そもそも喪中見舞いとは「どういうものなのか」からご紹介しようと思います。
喪中の方は年賀状を贈ることを控えるため、11月から12月上旬くらいまでに、喪中はがきを出します。
受け取ったという方も、いらっしゃるかもしれませんね。
喪中見舞いとは、喪中はがきを送って頂いた方に、お悔やみの気持ちを伝えるため、お手紙やお花などの品物を贈ることです。
今年は感染症の影響もあり、葬儀に友人・知人を呼ぶことが難しい場合も多いようです。
そのため、喪中見舞いをいただいて、初めて亡くなったことを知るということも、あるかもしれません。
追悼の気持ちを伝えたいけれど、亡くなってから時間が経ってしまっていた時や、ご遺族に直接お悔やみの気持ちを伝えたいけれど、難しい時などに喪中見舞いを贈るという方もいらっしゃるようです。
◆喪中見舞いを贈る時期
喪中見舞いを贈る時期は、喪中はがきを受け取ってなるべく早く、年内に贈れるようにする方が良いとされています。
故人への気持ちを早く伝えるというためだけでなく、悲しんでいる遺族を少しでも励ますためにも、できるだけ、喪中はがきが届いてすぐに贈れると良いですね。
◆お手紙を贈る時に注意すること
お悔やみを伝えるお手紙になるので、華美なデザインのはがきや切手は使わないようにしましょう。
はがき・便箋のデザインは無地、薄いグレーなどがよく選ばれるようです。
ご遺族は大切な方を亡くされて、心が弱ってしまっていることもあると思います。
いつも以上に、丁寧な心配りができると良いですね。
◆喪中見舞いで贈る品物は?
喪中見舞いでは、お供えができるように、お花やロウソク、線香などが選ばれることが多いです。
相場としては、ご遺族が負担にならない程度が良いとされています。
具体的には、3,000円~5,000円くらいです。
故人との関係性に合わせて、予算は検討してみてくださいね。
◆喪中見舞いで贈るお花の色味
喪中見舞いでお供えのお花を贈る場合は、お花の色味に注意すると良いかもしれません。
哀悼の意を込めたフラワーギフトの色味は、宗教や地域で差がありますが、大きく分けて2種類あります。
<白を基調としたお花>
白いお花でまとめたお供えのお花は、白上がりと呼ばれています。
こちらは、四十九日を迎えるまでに贈ることが多いです。
<優しい色合いのお花>
淡いピンクやブルーのお花と、白いお花を合わせているデザイン。
四十九日法要以降のお供えに選ばれることが多いです。
◆喪中見舞いでよく使われるお花
お供えのお花でよく使われる種類をご紹介します。
<ユリ>
凛とした印象のユリは、お供えのお花としてよく選ばれます。
ユリは「日本書紀」などにも登場するほど、長い歴史を持っているお花です。
また、ユリは日本だけではなく、世界で愛されているお花でもあります。
日本で持たれている、ユリに対する高貴な印象は、世界共通と言われているんですよ。
ちなみに、仏教だけではなく、キリスト教の献花でも使われています。
<カーネーション>
白いカーネーションだけでなく、薄いピンクや淡いグリーンなども活用されています。
丸いフリルのような、かわいらしい花姿は、きっとご遺族の気持ちに寄り添ってくれるはずです。
カーネーションと言えば、母の日を思い出すという方もいらっしゃると思います。
もともとカーネーションを母の日に贈るのは、母の日の由来になったミサで、亡くなったお母さんに娘が白いカーネーションを献花したことからと言われています。
<トルコキキョウ>
花もちが良いことに加えて、上品な見た目であるため、お供えのお花によくあしらわれるトルコキキョウ。
トルコキキョウはエレガントな見た目の八重咲きと、カップのような一重咲きも、どちらもお供えでよく使われています。
トルコキキョウはメインのお花としても、他のお花の脇役としても活用することができるんですよ。
先ほど紹介したユリやカーネーションと一緒に、アレンジメントや花束になることも多いです。
<菊(マム)>
「お供えのお花」と聞いて、最もイメージされることの多い菊。
ひとくくりに菊と言っても、小菊・ピンポンマム・スパイダーなど種類も様々。
近年は、洋風なイメージの菊も販売されています。
お供えに選ばれる理由としては、花もちが良く長持ちすることや、邪気を払うと言われていることなどがあるようです。
◆最後に
今回は、喪中見舞いについてご紹介しました。
喪中はがきを受け取ったら、お供えのお花などの喪中見舞いを、なるべく早めに贈ることができると良いですね。
花キューピットでは、喪中見舞いに最適なお供えのお花をご用意しています。
花束、アレンジメントなど種類豊富ですので、お花の種類やお花のスタイル(形)、色味から決めてみてくださいね。
美しい秋バラの品種一覧~花言葉も掲載~
天気予報で、最低気温が1桁になっている所が、多くなってきていることを知りました。
お出かけされる際は、寒さ対策をしっかりしたいものですね。
コートやマフラー、手袋の他にそろそろカイロを使い始めてもいいのかもしれませんね。
さて、今回はバラの品種についてご紹介したいと思います。
あまり聞きなじみのない名前のバラもあると思うので、ぜひチェックしてみてください。
◆バラの品種数はどれくらい?
お花屋さんや、バラ園などでも見かけることができるバラ。
バラは大人から子どもまで、親しみのあるお花の1つではないでしょうか。
生花に限らずイラスト、デザインなどでも使われることの多いほど愛されているバラと、人との歴史は2,000年以上昔から始まったとされています。
バラは2,000年もの長い間、私たちと関わってきたため、その品種数はトップクラスとなりました。
なんと、登録されているだけでも、4万種類以上もあると言われています。
そのため、同じ「バラ」というお花でもお花の咲き方や花色、花びらの形などが異なります。
ひとくくりにバラと言っても、たくさんの種類があるんですね。
◆秋バラって?品種によって咲く時期が違う?
先ほど、バラにはたくさんの品種があり、それぞれ咲き方や色など見た目に差があることをお伝えしました。
実は品種によって、開花時期も異なるのです。
バラがお花を咲かせる時期によって、それぞれ名前が付けられています。
ここでは咲き方によって付けられている名前と、その説明を簡単にしようと思います。
<一季咲き>
春に1度だけ、お花を咲かせるバラのことです。
そのため、一季咲きは年に1回だけお花を楽しむことができます。
<四季咲き>
四季咲きは、春・夏・秋にお花を咲かせます。
名前に「四季」とついているのに冬は?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
なぜ、冬にバラの花を楽しめないかと言うと、日本の冬が寒すぎるためなのだそうです。
ちなみに、バラ園のパンフレットなどで見かける「秋バラ」とは、この四季咲きのバラが、秋にお花を付けたものが多いです。
<返り咲き>
この返り咲きは、先ほど説明した2つの咲き方とは異なり、春に1度お花を咲かせ、夏から秋にかけてポツポツと、お花を咲かせるバラになります。
春以降は、不規則にお花が咲いているようなイメージになります。
◆バラの品種一覧
名前と写真の他に、少し特徴も掲載しています。
<ディズニーランドローズ>
華やかなオレンジ色のバラ。
名前を聞くだけでウキウキしてきそうなバラですね。
<るる>
コーラルピンクが美しいバラ。
重なり広がる花びらは、ドレスのような印象です。
秋に花を咲かせる時は、春よりも色が濃いそうですよ。
<グレーテル>
クリーム色の花びらに、ほんのりとピンク色でグラデーションが楽しめます。
グレーテルという名前の由来は、グリム童話からと言われています。
<薫乃(かおるの)>
白にベージュ、ピンクを足したような柔らかい花色。
「薫」と名前に付いていることもあり、甘くいい香りを強く感じることができます。
光がすけそうな繊細な花びらと、香りが特徴的です。
<アシュラム>
渋めで、落ち着いたオレンジ色のアシュラム。
ふわーっと広がっていく花びらが、豪華で魅力的なバラです。
<シュペールバルク>
クリーム色のような柔らかい黄色に、ピンク色が加わっています。
ケーキを思わせるようなかわいらしい雰囲気です。
<かざぐるま>
冬の寒さにも強い、一重咲きのバラです。
一般的にイメージされるバラの咲き方と異なるため、バラと言われないと気が付かないかもしれませんね。
鮮やかな赤色が目を引きます。
<ジュビレ デュ プリンセス ドゥ モナコ>
白い花びらに、ビビットな赤色のグラデーション。
コントラストがはっきりしていて、きれいですよね。
香りはそこまで強くないですが、丈夫で育てやすいので、初心者の方におすすめなのだそうです。
<フレンチレース>
上品で優雅な印象のバラ。
整ったバランスの良いお花の形が崩れないことが特徴です。
お城に植えてありそうなイメージですよね。
<ストロベリー ダイキリ>
花付きが良く、1つの株でたくさんのお花が楽しめます。
写真のバラは淡い色をしていますが、育て方や環境によってもっとピンク色が濃くなったりもするそうです。
<ベビーロマンティカ>
丸い花姿がかわいらしいバラ。
オレンジやピンク、黄色が混じった色合いに目を奪われます。
このバラはアレンジメントや、花束などで使われる切り花としても人気の高い品種です。
花付きが良くたくさんのお花を楽しめると同時に、花持ちが良いことも特徴です。
<ミミ エデン>
白色に中心がピンク色のバラです。
このピンク色は、花が咲いた時から見ることができるので、つぼみの時は見えていません。
お花が咲いてから、新しい色が見えるのは、ちょっと嬉しい気持ちになりますよね。
<熱情>
ザ・バラと言うような花姿。
はっきりとして鮮やかな赤色と、バランスの取れた花姿が特徴です。
丈夫なバラなので、初めてバラを育てるという方に人気があります。
<桜貝>
「桜貝」という名前の通り、淡いピンク色がかわいらしいバラです。
花付きが良く、たくさんのお花を咲かせてくれます。
加えて棘が少なく、寒さにも強いという特徴もあります。
<ゴールデン フラッシュ>
「ゴールデン フラッシュ」=「金色の輝き」という名前がしっくりくるバラです。
その印象的な鮮やかな黄色は、色が悪くなりにくいのだそうです。
黄色い色は、褪色(色があせてしまう)ものが多いため、特に珍しいのだそう。
お庭を明るい印象にしてくれそうですね。
◆最後に
今回ご紹介したバラは2020年11月8日に撮影したものです。
今年の秋バラが美しいピークは地域によって過ぎてしまいましたが、興味が出たという方は来年、バラ園に足を運んでみてくださいね。
バラ園に行った際は、写真では伝わらない香りも楽しめると思います。
クリスマスにぴったりな鉢植え~冬を彩るお花~
コートが必要なほど、寒い日が多くなってきましたね。
特に夜は、一層冷たい風が吹いているように思います。
「寒くなって来たなぁ」と、感じると楽しみなのは、クリスマスではないでしょうか。
クリスマスは、子どもから大人まで楽しむことのできるイベントの1つですよね。
今回は、クリスマスにぴったりな鉢植えのお花をご紹介します。
冬のお庭や玄関を彩るお花を飾って、クリスマス当日だけでなく、クリスマスまでの期間も楽しみませんか?
◆冬は鉢植えのお花が少ない⁈
皆さん、突然ですが、お花が咲いている季節をイメージしてみてください。
だいたいの方が「春」をイメージされたのではないでしょうか。
暖かくなった春には、一斉にお花が咲き始めるというイメージがありますよね。
桜やチューリップなど、春に咲くお花はたくさん想像できると思います。
では、暖かな春とは対照的に、寒さが厳しい冬に咲くお花は思いつきますか?
あまり多くは思いつかない方が、多いのではないでしょうか。
冬に咲くお花が少ない理由はいくつかありますが、大きな理由としては寒さや、日光の量が光合成に十分ではないなどがあります。
そう、冬は咲いているお花が少ないのです。
お庭でガーデニングをされている方は「冬になるとお花が少なくなって寂しい雰囲気になってしまう…」と、思われる方もいらっしゃると思います。
そこでここからは、冬に楽しめるお花をご紹介します。
品種も掲載しているので、見てみてくださいね。
◆シクラメン
シクラメンの品種をご紹介します。
同じシクラメンでも、品種が異なれば色や花びらの形が異なります。
ぜひ気に入った品種を見つけて、プレゼントにしたり、ご自宅に飾ってみたりしてくださいね。
ちなみに、シクラメン全体の花言葉は「はにかみ・内気な恋」などがあります。
<セレナーディア アロマブルー>
「セレナーディア アロマブルー」は、珍しいブルー系のシクラメンです。
ブルー系のシクラメンを贈れば、いつもとは一味違ったクリスマスプレゼントになりそうですね。
上品な見た目のため、目上の方への贈り物としても人気があります。
また、その名の通りアロマのような香りを楽しめるお花です。
鼻を近づけると、ふんわりと香ってくるくらいの強さなので、お部屋に飾ることもおすすめです。
ちなみに、この「セレナーディア アロマブルー」は、恋人のために窓下などで演奏される楽曲を意味する【セレナーデ】のように、大切な人への想いを込めて、お花が咲くと言われています。
<レッドレブル>
まるい花びらが優しく、かわいらしいシクラメン、「レッドレブル」。
寒い冬の時期に、ほっと安らぐような華やかな赤色は、プレゼントとして人気が高いです。
濃い赤色と葉の緑色のコントラストが美しいですよね。
赤×グリーンで、クリスマスらしさを演出してくれる品種でもあります。
多くの方がイメージされる、シクラメンの色の1つかもしれません。
<シューベルト>
柔らかなピンク色の花びらが大きく、美しいシクラメン「シューベルト」。
うっとりしてしまうような花姿が人気で、特にお花が好きという方にファンの多い品種です。
クリスマスの贈り物にもぴったりですが、お歳暮などの冬のご挨拶にも選ばれることがあります。
花色はグラデーションではなく、均一なピンク色。
そのため、パンジーなど他のお花と寄せ植えする時も、おすすめです。
<ラパン ピンク>
花びらは、ピンク色で縁取られているような「ラパン ピンク」。
花びらの縁だけに色が付いていていることで、明るく華やかな印象を与えます。
丸い花びらに優しい色合い、誰からも愛される花姿をしていますよね。
<ビクトリア>
プレゼントに根強い人気がある「ビクトリア」は、花びらのふちがフリフリとしています。
その花びらのトップ部分だけにフリルが入った花姿は、王冠のように見え、高貴な印象です。
ちなみに、この「ビクトリア」という名前も、その王冠に見える花姿からイギリスの女王の名がつけられたと言われています。
◆プリンセチア
濃い赤い色が特徴的なポインセチアを、改良することで誕生したプリンセチアは、ポインセチアよりも丈夫でピンク色など明るい色が豊富です。
ここでは、プリンセチアの品種をご紹介します。
<ローザ>
何枚もが重なる苞(花びらのように見える部分)と、華やかな明るいピンク色がまるでバラの花のよう。
とっても華やかで、豪華ですよね。
「ローザ」は、大人かわいいプリンセチアなのです。
そのため彼女への贈り物としても、小さなお子さんがいらっしゃるお家で飾って頂くにもおすすめです。
「ポインセチアは可愛いいけれど、色が少し強いかなぁ」と思われる方にも人気です。
<オペラ>
ローズレッドが人気な「オペラ」。
まるで、豪華な八重咲きのお花の花びらのような姿が特徴的です。
鉢植えですが、花束のようにも見えますよね。
ちなみに「オペラ」は、花もちが良く長く楽しむことができます。
今の時期から、クリスマスのわくわくした感じを楽しみたいという方におすすめです。
◆最後に
季節のお花を飾れば、一気にクリスマスらしさが演出できますよね。
花壇や鉢植えで、シクラメンやプリンセチアを見ると「今年も、もうすぐクリスマスだ!」という気持ちになりませんか?
毎年同じ時期にきれいな姿を見せてくれる植物があるからこそ、季節や時間の流れを改めて感じることができるのかもしれませんね。
「まだクリスマスプレゼントは、何にしようか迷っている」という方や「クリスマスらしさを感じたい」という方、「家の周りを華やかにしたい」という方は、ぜひこの時期の鉢植えをチェックしてみてくださいね。