花言葉
色ごとに違うカーネーションの花言葉
母の日に贈りたい花・カーネーション。
定番の赤色が人気ですが、他の色も魅力的ですよね。
今回の花だよりでは、色ごとに違うカーネーションの花言葉をご紹介します。
【赤いカーネーション】
花言葉 「母への愛」ストレートに感謝を伝えるなら、やっぱり赤色がぴったりですね。
母の日発祥の地・アメリカで付けられた花言葉が日本に伝わり、定着したと言われています。
ただし濃い赤色には気をつけましょう。「私の心に哀しみを」という意味があるため、プレゼントには不向きです。
【ピンクのカーネーション】
花言葉 「感謝の心」「女性の愛」ピンクのカーネーションも、母の日に合った花言葉を持っています。
ふんわりやわらかな印象のピンクは、やさしく見守ってくれるお母さんにぴったり。
赤色は鮮やかすぎるかも、と思ったら、ピンクを贈ってみてもいいですね。
【オレンジのカーネーション】
花言葉 「純粋な愛」いつも明るいお母さんに贈りたいビタミンカラー。
見ているだけで元気になるオレンジ色で、毎日頑張っているお母さんを労いましょう。
「あなたを熱愛します」という花言葉もあるので、奥様へのプレゼントにもおすすめ。
【青いカーネーション】
花言葉 「永遠の幸福」グッドデザイン金賞も受賞している青いカーネーション「ムーンダスト」。
童話「青い鳥」や、花嫁が身につける「サムシングブルー」のような幸福を願って付けられた花言葉です。
月明かりを思わせる美しい色で、お母さんに幸せを贈ってくださいね。
■花言葉を添えて特別な贈り物に
カーネーションは、母の日にぴったりな花言葉がそろっています。
最近は「定番すぎる」という声も聞きますが、やっぱり長く愛されている花は魅力的です!
メッセージに花言葉を添えて、特別な贈り物にしてみてはいかがでしょうか?
母の日におすすめなあじさい3選
母の日に贈る花といえば、やっぱりカーネーションでしょうか。
実は近年、あじさいの人気も高まっているんです。
今回の花だよりでは、母の日におすすめなあじさいの品種をご紹介します。
お母さんにぴったりな品種を選んでみてくださいね。
【ありがとう】
「ありがとう」というまっすぐな品種名が、母の日にぴったりなあじさい。
シンプルな花びらの形と、くっきりしたツートンカラーが魅力です。
可愛らしい4枚の花びらには「覆輪」と呼ばれる白い縁取りが入っています。
この覆輪がとても太く、コントラストがはっきりしているのが「ありがとう」の特徴。一重咲きでも存在感たっぷりです。
【こんぺいとう】
まるで花冠を被っているような、キュートな花姿が人気の品種です。
真ん中に集まった小花の周りを大きな装飾花が囲います。
装飾花は華やかな八重咲きで、名前の通り「こんぺいとう」のよう。
花びらの縁にはふんわりとした白い覆輪が入り、綺麗なグラデーションが見られます。
【ダンスパーティー】
シャープな花びらの装飾花が、優雅な印象を与えるあじさいです。
小花に対して装飾花が多く、さらに八重咲きなので華やかに咲き誇ります。
花に広がりがあって、ゴージャスに見えるのも嬉しいポイント。
透明感のある淡い色合いが、さわやかで美しい品種です。
■母の日に贈りたい「家族団らん」の証
あじさいは「家族団らん」「家族の結びつき」という花言葉を持っています。
小さな花が集まって咲いている様子を、支え合う家族に見立てたものです。
ぜひ母の日に贈って、お母さんとの絆を深めてくださいね。
4月の誕生花・未来を照らす「アルストロメリア」
4月生まれの皆様は、もうすぐお誕生月ですね。おめでとうございます!
4月の誕生花は、明るく前向きな【アルストロメリア】です。
今回の花だよりでは、4月の誕生花「アルストロメリア」について詳しくご紹介します。
■ユリのような形と華やかな斑点
アルストロメリアが日本に渡ったのは1920年代ですが、当初はあまり普及しませんでした。
それから長い年月が過ぎて、1980年代以降に広く栽培されるようになります。
現在は品種改良が進み、日本の気候にあった種類も生まれました。
和名では「百合水仙」「夢百合草」とも呼ばれ、小さなユリのような形をしています。
花の中央には斑点模様の花びらがついており、それがアルストロメリアをより華やかなものにしています。
この斑点模様が目を引くことから、花言葉の一つに「エキゾチック」があります。
和名の元になったユリはとても大きく、一輪でも主役級ですが、アルストロメリアの花は直径4~8cmほど。
アレンジメントや花束で他の花と美しく調和します。
そのためアレンジがしやすく、切り花としてよく使われています。
■未来を照らす前向きな花言葉
「未来への憧れ」
花びらの鮮やかな色合いから連想してつけられました。
気持ちが新たになる4月に、輝かしい未来を願って贈りたいですね。
新生活を始める方や新天地に赴く方にもおすすめです。
「持続」
アルストロメリアはとても花持ちが良く、通常1週間ほどで咲き終わる他の切り花に対し、なんと最長2週間ほど咲き続けます。
切り花・鉢ともに楽しめる期間が長いので「持続」という花言葉がつけられました。
これから何かにチャレンジする方に、応援の気持ちを込めて贈りましょう。
「気配り」
アルストロメリアの花名は、発見した植物学者が友人の名前をもじって名付けたものです。
自身ではなく友人の名前をつける謙虚さが「気配り」の由来と言われています。
お見舞いの際や、悩んでいる方を元気づけたいときにぴったりです。
アルストロメリアが贈り物に選ばれる一番の理由は、これらの明るく前向きな花言葉です。
アルストロメリアのギフトで、大切な人をお祝いしてくださいね。
美しい花姿に魅了される「ラナンキュラス」
いくつも重なった花びらが美しいラナンキュラス。
ブライダルにもよく使われている、女性から人気がある春の花です。
今回の花だよりでは、ラナンキュラスについてご紹介します。
■花名の由来は意外な単語
花名の「ラナンキュラス」は、ラテン語の「rana」が語源となっています。
なんと「rana」とは「蛙(カエル)」を指す単語なんです。
花の見た目からは想像できないですよね。
ラナンキュラスの自生地は、蛙がたくさん生息するような湿地帯でした。
また、葉っぱの形が蛙の足に似ているとも言われます。
これらの理由から「ラナンキュラス」と名付けられました。
びっしりと重なった花びらが特徴的ですが、もともとは一重咲きです。
18世紀頃から品種改良が盛んになり、今の形が主流となりました。
種類によっては、なんと100~250枚ほどの花びらが重なり合っています。
【生けるときのコツ】
◆ 花瓶の水は少なめに
ラナンキュラスの茎は柔らかいため、水の中で折れやすくなってしまいます。
水は浅めに入れて、浸かっている部分が少なくなるようにしてください。
花瓶の底から 3~5cmほどが目安となります。◆ 花の重さで茎が折れやすい
花が開ききると、つぼみより2~3倍大きくなることもあります。
少しずつ茎を切り戻して、だんだん短く生けるとよいです。
茎が柔らかいので、切り口はまっすぐ水平になるように切りましょう。
■魅力的でポジティブな花言葉
【ラナンキュラス全般の花言葉】
・とても魅力的
・晴れやかな魅力
・光輝を放つ
・名声、名誉
華やかで美しい花姿にふさわしい花言葉がそろっています。
コロンと丸く整った花の形や、幾重にも重なった花びらに魅了されますよね。
「名声・名誉」は、かつてフランスの王がヨーロッパにラナンキュラスを持ち込んだことから、国王の威厳にちなんで付けられました。
色別の花言葉もありますが、どれもポジティブな言葉となっています。
【色別の花言葉】
赤色:あなたは魅力に満ちている
ピンク色:飾らない美しさ
黄色:優しい心遣い
紫色:幸福
白色:純潔
ホワイトデーの由来とおすすめの花
来週・3月14日(水)は「ホワイトデー」ですね。
バレンタインにプレゼントをもらった方は、お返しを決める頃でしょうか。
今回の花だよりでは、ホワイトデーの由来や、おすすめの花をご紹介します。
■お返しする習慣は日本発祥
大元のバレンタインデーは、「聖バレンタイン司祭」という聖人に由来しています。
当時のローマでは、兵士の結婚が禁じられていました。
聖バレンタイン司祭は、兵士たちに手を貸して、ひっそりと結婚式を執り行っていました。
彼が処刑された2月14日が「バレンタインデー」となったのです。
それから1ヶ月後の3月14日に、聖バレンタイン司祭が結び付けた夫婦たちが、改めて永遠の愛を誓い合ったとされています。
このエピソードが世界中に広まり、「フラワーデー」「クッキーデー」「マシュマロデー」といった名前で呼ばれていました。
そのため、海外の3月14日は「バレンタインデーのお返しをする日」ではありません。
お返しする習慣は日本で生まれて、東アジアの一部にも広がっています。
この習慣について、はっきりした起源は分かっていませんが、菓子業界のキャンペーンが始まりと言われています。
初めて「バレンタインデーのお返し」と銘打って販売されたお菓子は、マシュマロ・キャンディ・ビスケットなど諸説あるようです。
また、ホワイトデーの「ホワイト」の由来についても、マシュマロの色とする説や、ティーンの爽やかな恋愛の象徴といった説があります。
■特別なお返しには花をそえて
パートナーからもらった“本命”のプレゼントには、特別感が際立つフラワーギフトをお返ししませんか。
お菓子や雑貨に花をそえて、花言葉にメッセージを込めるのもロマンチックです。
ホワイトデーのお返しにおすすめな、女性に人気の花をご紹介します。
ぜひ花言葉と一緒にチェックしてくださいね。
【バラ】
花言葉:愛、美
白いバラ:私はあなたにふさわしい
ピンクのバラ:感謝、あたたかい心
オレンジのバラ:絆、信頼
【ガーベラ】
花言葉:希望、常に前進
【ラナンキュラス】
花言葉:とても魅力的、華やかな魅力
ピンクのラナンキュラス:飾らない美しさ
黄色のラナンキュラス:やさしい心遣い
【マーガレット】
花言葉:真実の愛、信頼
日本の春を代表する「桜の花」
最近はあたたかい日も増え、過ごしやすくなってきましたね。
春の気配を感じると、早々にお花見の計画を立てたくなります。
今回の花だよりでは、春を代表する「桜の花」についてご紹介します。
■日本文化に根ざしている桜
古くから日本文化に根付いてきた桜は、神が宿っているとして大切にされてきました。
平安時代以降に人気が高まり、桜を扱った和歌や絵が生まれています。
しかし、すぐに散ってしまう花は「家の衰退」を連想させたため、人気に反して武家の紋にはほとんど使われませんでした。
大正時代からは「ぱっと咲いて散る」特性が好まれて、日本的な精神のたとえになりました。
品種改良が進められて、現在は300以上の種類が存在しています。
海外での品種改良は「実が多くなること」に重点を置いていましたが、日本では「花が美しく咲くこと」が追求されました。
また、現在日本にある桜のほとんどはソメイヨシノです。
ソメイヨシノは自然交配できないため、挿し木や接ぎ木で人工的に増やしています。
■桜が川辺に植えられている理由
江戸時代、人々は洪水の被害に悩まされていました。
大雨になると川が氾濫し、土手が決壊してしまうのです。
地面を踏み固めて頑丈にしようにも、人を雇う資金がありませんでした。
そこで土手の決壊を防ぐべく、桜の木が植えられました。
桜が咲いている場所には、見物客がたくさん訪れます。
集まった人々が土手を歩くことで、地面が固くなっていきました。
川辺にある桜の木は、人々の生活を守っていたんですね。
【桜全般の花言葉】
「精神の美」「優美な女性」
【種類ごとの花言葉】
ソメイヨシノ 「純潔」「優れた美人」
しだれ桜 「優美」「ごまかし」
八重桜 「豊かな教養」「しとやか」
美しい花姿にふさわしい花言葉がそろっています。
これからの春には、季節を感じられる桜のギフトを贈りませんか。
3月の誕生花・可憐な「ピンクガーベラ」
3月生まれの皆様は、もうすぐお誕生月ですね。おめでとうございます!
3月の誕生花は、可憐な見た目の【ピンクガーベラ】です。
今回の花だよりでは、3月の誕生花「ピンクガーベラ」についてご紹介します。
■ピンクのガーベラは気高く尊い
ガーベラは、19世紀末の南アフリカで見つかった花です。
発見した博物学者・ゲルベル氏(Gerber)にちなんで名付けられました。
日本に伝わった当初は「花車」「花千本槍」と呼ばれて、人気を博したといいます。
原種は赤色ですが、品種改良によって様々な色が生まれました。
ピンク・オレンジなどの明るい色が多くあるので、「希望」「前向き」といったポジティブな花言葉がついています。
ピンクガーベラの花言葉は「崇高美」「熱愛」。
気高く尊い、凛とした美しさを表しています。
花嫁に似合う花として、ウェディングにもよく使われています。
パートナーはもちろん、上司や先輩にもおすすめな色です。
また、西洋では「appreciation(感謝)」「compassion(思いやり)」という花言葉もあります。
いつもお世話になっている方に贈りたいですね。
■ガーベラの茎はまっすぐ切る
ガーベラは比較的花持ちがいいですが、お手入れを少し変えると、もっと長く楽しめますよ。
【水切り】
水の中で茎をカットする「水切り」。
切り口の面積が広くなるよう、基本的には斜めに切ります。ところが、ガーベラの茎は空洞なので、斜めに切ると腐りやすくなります。
ガーベラの水切りは、まっすぐ水平に切りましょう。
切り口が茶色く変色したり、ぬめっていたら傷んでいるサイン。
その際には、すっきりした断面になるまで切っていきます。
【水替え】
ガーベラの茎はやわらかく、水に浸かっている箇所が傷みやすいです。
茎の途中から腐ってしまうと、水が花まで届かなくなります。
花瓶の底から3~5cmほどを目安に、浅く水を張るようにしましょう。
ひなまつりに飾る「桃の花」
3月3日はひなまつり。女の子のすこやかな成長を願う日ですね。
ひなまつりは「桃の節句」とも呼ばれており、桃の花を飾る習慣があります。
今回の花だよりでは、ひなまつりに飾る「桃の花」をご紹介します。
■桃の花は魔除けと健康の象徴
ひなまつりに桃が飾られる理由を知っていますか?
現代のひなまつりは3月3日ですが、旧暦では4月3日頃にあたります。
ちょうど梅は終わっており、桜には少し早い時期でした。
その頃の旬の花が桃だったのですが、もちろん他にも理由があります。
中国原産の桃は、かつて「邪気を祓うもの」と考えられていました。
「イザナギノミコト」という神様が、化け物に桃を投げて追い払ったお話が由来です。
また「百歳(ももとせ)」になぞらえて、不老長寿の意味合いもあります。
こういった背景のもと、魔除けと健康を願って飾られるようになりました。
中国には結婚式で桃の形のお饅頭を食べる風習もあり、お祝いに欠かせない存在です。
桃の花の花言葉は「天下無敵」「私はあなたのとりこ」「チャーミング」などです。
女性の愛らしさと強さをあわせ持った、ひなまつりにぴったりな花です。
■桃・梅・桜の花の見分け方
春に花が咲く木というと、桃の他にも「梅」や「桜」が思い浮かびます。
見た目が似ている3種類ですが、すぐに見分けられるポイントがありますよ。
【桃】
◆ 花びらの先が少し尖っている
◆ 花が枝にくっついて見える
◆ 1か所に2つずつ花をつける
【梅】
◆ 花びらの先が丸い
◆ 花が枝にくっついて見える
◆ 1か所に1つずつ花をつける
【桜】
◆ 花びらの先が割れている
◆ 花と枝が離れている
◆ 伸びた茎の先にたくさん花をつける
開花時期は 梅→桃→桜の順番ですが、地域や気候によって差があります。
バレンタインデーには春の花を贈りましょう
2月の一大イベント「バレンタインデー」がやってきますね。
バレンタインデーといえば、やっぱり女性から男性へ贈るチョコレートでしょうか。
ところが世界では、男性から女性へ贈るフラワーギフトが主流なんです。
今回の花だよりでは、バレンタインデーに贈りたい春の花をご紹介します。
■世界の情熱的なバレンタインデー
バレンタインデーは、世界的に「愛を誓う日」とされています。
女性からチョコレートを贈るイメージが強いですが、これは日本発の習慣。
世界の国々では、さらに情熱的なイベントになっているようです。
【フランス】
フランスでは、男性が恋人や奥様に花を贈ります。
普段からフラワーギフトの習慣が根付いているフランスですが、特別な日であるバレンタインデーには、花屋さんに行列ができることも。
【アメリカ】
男性から女性へ、花とメッセージカードを贈るのが一般的。
ただし「愛を確かめる」よりも「感謝を伝える」目的が強いようです。
そのため、基本的に義理で贈ることはありません。
【台湾】
2月14日のほか、7月7日にもバレンタインデーが行われています。
台湾の男性たちが贈るのは、本数にメッセージを込めたバラの花束。
1本は「あなただけ」、99本は「ずっと一緒にいよう」、108本は「結婚してください」という意味になります。
■バラだけじゃない! おすすめの春の花
世界では、バレンタインデーに贈る花としてバラが人気です。
とはいえ、少しハードルが高いのも事実ですよね。
バラは照れくさい… という方のために、おすすめな春の花をご紹介します。
【ラナンキュラス】
花言葉:「とても魅力的」「光輝を放つ」
丸みのあるフォルムと繊細な花びらが、やわらかな印象の花です。
華やかさもあるので、結婚式のブーケとしても人気があります。
【チューリップ】
花言葉:「思いやり」
誰もが知っている春の花で、ふんわりとやさしい雰囲気です。
赤色には「愛の告白」、ピンク色には「誠実な愛」という花言葉もあります。
【スイートピー】
花言葉:「永遠の喜び」「やさしい思い出」
フリルのような見た目と、ほんのりと甘い香りが魅力的な花です。
やさしいパステルカラーで、女性からの支持を集めています。