花言葉

敬老の日に贈るメッセージ例文~喜ばれる感謝・お祝いの言葉~

敬老の日のメッセー事例分
毎年9月の第3月曜日は、敬老の日です。
今年、2024年の敬老の日は9月16日(月)
そろそろおじいちゃん・おばあちゃんへ贈るプレゼントを考えているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

敬老の日に雑貨を贈るという方や、スイーツを贈るという方、また花束アレンジメントを贈るという方…おじいちゃん・おばあちゃんへ贈るプレゼントはさまざまな種類があると思います。
どんなプレゼントも素敵ですが、プレゼントを贈るなら今年の敬老の日は、より一層気持ちを伝えるために、贈り物にメッセージカードを添えてみるのはいかがでしょうか。
感染症対策の影響で、今まで以上におじいちゃんとおばあちゃんに直接会う機会や、会話をする機会が少なくなったという方も多いと思います。

今年の敬老の日には、なかなか伝えられない日頃の感謝や「いつまでも元気でいてね」という長寿を願う気持ちを、メッセージカードに託してみるのもおすすめです。
オンライン帰省
そこで、今回は敬老の日のメッセージカードに添えたい例文をご紹介します。
おじいちゃん・おばあちゃんへ、どんなメッセージを書いたらいいのかわからないという方は、ぜひ参考にしてみてください。

義理の父母へ贈るメッセージ例文

義父・義母に敬老の日
お孫さんからのプレゼントということで、義理の父母に敬老の日のプレゼントを贈るという方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
はじめに、義理の父母へ贈る敬老の日のメッセージの例文をご紹介します。
メッセージの中に贈ったプレゼントについてや、孫(お子さん)を絡めた内容を入れるのもいいかもしれません。
また、丁寧な言葉で感謝を伝えてもいいかもしれませんね。
※メッセージの文字数は孫の名前を2文字で想定しています。

いつも私たちを気にかけてくださり、ありがとうございます。(26文字)

感謝の気持ちを込めてお花を贈らせていただきます。(24文字)

細やかなお心遣いいつも感謝しています
(孫の名前)と一緒にプレゼントを選びました。
ぜひ使ってください。(30文字)

プレゼントのリンドウの花言葉は、病気に打ち勝つことから「勝利」なのだそうです。
いつまでもお元気でいてください(54文字)

(孫の名前)がおじいちゃんとおばあちゃんに似合いそうだからといって選んでいました。
無理なさらずに、お体に気を付けてお元気でお過ごしください。(66文字)

(孫の名前)がおじいちゃんとおばあちゃんに似合いそう!と選びました。(30文字)

孫から贈るメッセージ例文

孫とおじいちゃん
おじいちゃん・おばあちゃんへの気持ちを素直にメッセージカードに書いてみるのはいかがでしょうか。
メッセージの中に買ってもらったおもちゃの内容や一緒に行った場所これから一緒に遊びに行きたい所などを書いてもいいかもしれません。
メッセージに思い出を少し入れることによってオリジナリティのあるメッセージ内容にすることができますよ。
※メッセージの文字数は孫の名前を2文字で想定しています。

おじいちゃん・おばあちゃんいつもありがとう。
また遊びに行くね。だーいすき。(37文字)

いつもありがとう。
ずっと元気でいてね。大好きだよ。(25文字)

こないだは、おもちゃを買ってくれてありがとう!
このおもちゃで公園で一緒に遊びたいな。また遊びに行くね。(51文字)

おもちゃを買ってくれてありがとう!
一緒におもちゃで遊びたいな(30文字)

こんど絶対遊びに行くからね。元気で待ってて!(22文字)

おじいちゃんとおばあちゃんに会えなくて寂しい。
もう少ししたら絶対、絶対、絶対遊びに行くからね。それまで待ってて!(56文字)

おじいちゃん・おばあちゃんへ
また一緒に遊んでね。
(孫の名前)より (29文字)

おじいちゃんとおばあちゃんには、ずっと元気でいてほしいから、無理しないで体に気を付けてね。
(孫の名前)より(46文字)

敬老の日に自分の親へ贈るメッセージ例文

敬老の日のイラスト
敬老の日にプレゼントをもらうことで、年寄り扱いされたと複雑な気持ちになってしまうこともあるかもしれません。
そのため、メッセージの中で年齢的なものを考えてプレゼントするのではなく、感謝の気持ちを伝えるためにプレゼントを贈っているという、素直な想いを一緒に入れることができるといいかもしれません。
また義理の父母と同じように、孫(お子さん)についてメッセージの中で触れてもいいかもしれません。
孫(自分の子供)ができるようになったことや、会いたいと思っているということをメッセージの中に入れてみてくださいね。
※メッセージの文字数は孫の名前を2文字で想定しています。

お父さんとお母さんへ
いつもありがとう。敬老の日に贈るのは少し不思議な気もするけど、日頃の感謝を込めてプレゼントします。
お父さんとお母さんはまだ若いけど(孫の名前)からのプレゼントです。
これから親孝行できるように体調には気を付けて長生きしてください(123文字)

お父さんとお母さんはまだ若いけど(孫の名前)から感謝の贈り物です。(29文字)

(孫の名前)がプレゼントを選んだよ。
今度、習った歌を聴いてあげてね。(30文字)

(孫の名前)が一生懸命プレゼントを選びました。
最近(孫の名前)が幼稚園で歌を習ってきて、「今度会った時にはおじいちゃんとおばあちゃんに歌を聴いてもらうんだ」と張り切っています。(89文字)

私もお母さんになって、やっと両親の偉大さやありがたみを実感しています。
感謝を込めてプレゼントを送るね。受け取って。(57文字)

親になって、やっと両親のありがたみを実感しました。
ありがとう(30文字)

英語のメッセージの例文

英語のメッセージ例
メッセージカードに英語の1文を入れるといいワンポイントになるかもしれません。
もちろん、おじいちゃん・おばあちゃんが海外に住んでいるという時もおすすめです。

I love you(10文字)

和訳:大好きです

Thank you always. (18文字)

和訳:いつもありがとう

Thank you for always helping me out.(35文字)

和訳:いつも助けてくれてありがとう

I wish you life-long happiness(30文字)

和訳:これからも、ずっとあなたに幸せが続くことを願っています

こちらも合わせてご覧ください


手紙を読み笑顔の祖母

敬老の日に最適!英語のメッセージ例・手紙の書き方ポイント

もっと英語のメッセージ例をチェックしたい方はこちら

花キューピットでは無料でメッセージカードをお付けできます

メッセージが無料です
花キューピットでは、花束やアレンジメントをご注文された方に無料で30文字程度のメッセージをお付けしています
これからご紹介するメッセージの例文には、すべて文字数が書いてあるので、花キューピットで敬老の日のプレゼントを注文するという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
直接会うことができなかったとしても、メッセージでおじいちゃん・おばあちゃんに感謝の気持ちや長寿の願いが伝わりますように。

最後に

敬老の日には花とメッセージを
今回は、敬老の日に贈りたいメッセージの例文をご紹介しました。
参考になるものは、あったでしょうか。
直接言うのは恥ずかしかったとしても、手紙やメッセージカードにすることで伝えることができる想いがあるのでは?
敬老の日に贈るメッセージで、ついつい言いそびれてしまう「ありがとう」や、「ずっと元気でいてほしい」という素直な気持ちが、おじいちゃん・おばあちゃんへ伝わるといいですね。

また、もっとメッセージの参考を知りたいという方は、こちらも合わせてご覧ください。
>>>敬老の日に贈るメッセージ例

花キューピットでは、敬老の日にぴったりな秋らしい色合いの花束やアレンジメントを、種類豊富にご用意しています。
まだプレゼントが決まっていないという方は、ぜひ一度サイトをチェックしてみてください。

 

 

 

2021-09-09 | Posted in 花を贈る時No Comments » 

 

2025年の秋のお彼岸~お供えの花の種類・日程~

リンドウを使ったお供え
歩くだけで汗をかいてしまうほど、暑かった夏が落ち着き、次第に秋の気候になってきましたね。
以前に比べて、最近は過ごしやすい日が増えてきたのではないでしょうか。
外出する際はカーディガンなど、羽織る物を持って行くことが多くなったように思います。
暑さ寒さも彼岸まで」=「厳しい暑さは、秋のお彼岸ごろになると次第にしのぎやすくなり、冬の寒さも春の彼岸ころにはやわらいでくる」という、ことわざ通りのようにも思いますね。

今回は、9月の彼岸「秋のお彼岸」の日程と、お供えする花の種類についてご紹介します。
お墓参りで供える花の種類や、仏壇に供える花を知りたいという方は、チェックしてみてください。

◆2025年の秋のお彼岸はいつ?

彼岸花
今年の秋のお彼岸は、2025年9月20日~9月26日までの7日間です。
秋のお彼岸は「秋分の日」を中日として、前後3日間の期間になります。

9月20日: 彼岸入り
9月23日:中日(秋分の日)
9月26日: 彼岸明け

実家に帰ることができないため、お供えの花だけ贈るということもあるようです。
ちなみに、2025年の9月15日は敬老の日です。
そのため、9月15日(月)も祝日になります。

◆2025年のお彼岸はいつ?

来年のお彼岸の期間は?
せっかくなので来年、2025年お彼岸の日程も一緒に掲載したいと思います。
お彼岸は、1年のうちに春と秋の2回です。
秋のお彼岸は、先程ご紹介したように秋分の日を中日として前後3日間合わせて7日間の期間がお彼岸になり、春のお彼岸は春分の日を中日として前後3日間合わせて7日間がお彼岸の期間になります。

<2025年春のお彼岸>

2025年の春のお彼岸は2025年3月17日~3月23日までの7日間です。

3月17日:彼岸入り
3月20日:中日(春分の日)
3月23日:彼岸明け

<2025年秋のお彼岸>

2025年の秋のお彼岸は、2024年9月23日~9月26日までの7日間です。

9月23日:彼岸入り
9月20日:中日(秋分の日)
9月26日:彼岸明け

2025年は感染症の影響も弱まって、家族みんなでお墓参りができるといいですね。

◆秋のお彼岸に供える花の種類

お墓参り
ここからは秋のお彼岸に供えたい、花の種類についてご紹介します。
頻繁にお供えの花を用意することが少ないため、「どんな花を供えたらいいのか分からない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
どんな花をお供えしたらいいか分からないという方や、花の種類に詳しくないという方はぜひ参考にしてみてください。

<ユリ>

ユリの花
大きく凛とした花が特徴的なユリ。
美しく、目上の方にも贈りやすい花のため、結婚した相手の家族の仏壇へ供える花としても選ばれているのだそう。
ユリは花束アレンジメントに、一輪入れるだけでボリュームがアップするため、お祝いだけでなくお供えでも活用されることが多いです。

●ユリの色は?
お供えで使われることの多いユリの花色は、白やピンク
お供えの花のデザインや、故人が好きだった色などでユリの花色を選んでもいいかもしれませんね。
ちなみに、故人が亡くなって日が浅くなければ、お供えの花は白以外を選んでも問題ありません。

●ユリを長持ちさせるには?
ユリの花が咲く順番
ユリは1つの茎から、複数の花を付ける植物です。
いくつか蕾がある場合は、下から順番に花が咲いていきます。
そのため、お供えしたユリを長持ちさせるには、(初めに咲いた)下の方に付いている花が枯れてしまった時は、早めに取り除くことがおすすめです。
上の方に付いている花がまだ咲いていない時に、一番下に付いている花が咲ききって(しおれて)しまうということがあります。
咲ききってしまった花を取ることによって、まだ咲いていない花へエネルギーを送ることができるのです。
また、咲ききった花が供えてあるより、取り除いた方が見た目も良くなりますよね。
仏壇などにユリを飾る際は、咲ききってしまった花がないかを確認してみてください。
ユリは、花を順番に楽しむことができるという点では、花持ちがよいのです。
お手入れをして、さらに長く花を楽しめるようにできるといいですね。

<リンドウ>

リンドウ
秋の訪れを感じさせてくれるリンドウ。
秋の花として、古くから親しまれているため、秋のお彼岸によく供えられています。
青色の花が有名ですが、ピンクや紫色などのリンドウもお供えに使われることがあります。
デザインや全体の色合いに合わせて、色を選ぶことができるのは嬉しいですよね。

●リンドウが季節感を演出
リンドウがお供えの花に加わることで、季節感が演出できる他に、爽やかさをプラスすることができます。
落ち着いた色でありながら、他の花にはないブルー系のリンドウの花が、この時期に最適なデザインにしてくれるのです。

●リンドウの花言葉
リンドウの花
ちなみに、リンドウの花言葉の中には「あなたの悲しみに寄り添う」というものがあります。
花言葉もお供えとして、ぴったりですよね。

<デンファレ>

白のデンファレ
花姿が、高級感を演出させるデンファレ。
お供えでは紫色やピンク、白のデンファレがよく使われています。
デンファレは、お供えの花のメインになるというより、お供えのアレンジメントや花束の差し色として使われることも多いようです。

●デンファレは花持ちが良い
差し色で使われるデンファレ
デンファレは花持ちが良く、長くきれいな状態を保つことができるので、秋のお彼岸でも選ばれることが多いです。
花びらも肉厚で、水が下がって花びらがしわっとなってしまうことが少ない花でもあります。
デンファレを自宅でお供えする時は優しく、花びらに触れてみても良いかもしれません。

胡蝶蘭

胡蝶蘭
鉢植えだけでなく、花束やアレンジメントとしても活用される胡蝶蘭
胡蝶蘭は、開店祝いなどお祝いで贈られることがイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんが、法事・法要・仏壇の前に供える花として、胡蝶蘭はよく活用されています。

●お手入れが簡単
胡蝶蘭はお手入れが簡単
胡蝶蘭は他の花に比べて比較的お手入れが簡単で、水やりの頻度も少なく、花持ちも良いです。
そのため、お彼岸の時期は忙しいという方や、花の手入れに時間をかけられないという方に贈る花としてもおすすめです。

●お供えで使う色
胡蝶蘭は、ピンクや黄色などの花色をお花屋さんで見かけることもありますが、お供えでよく活用される花色は白です。
白い胡蝶蘭が、気品に満ちていて風格のある雰囲気を演出してくれます。

<菊>

菊の花
お供えの花として、最もイメージされやすい菊。
お花屋さんで1年を通して菊を見ることができますが、菊の旬は秋です。
特に秋の菊は、他の季節に比べて種類が豊富で、色も鮮やかと言われています。
そのため、菊はお供えで1年を通して活躍しますが、特に秋のお彼岸はおすすめなのです。

ちなみに、9月9日は菊の節句・重陽の節句にあたります。
菊は季節の花なのですね。

●長く楽しめる
菊は花持ちが良い
菊は他の花に比べて、とても日持ちのする花です。
花持ちが良いことも、秋のお彼岸で活用される理由の1つ。
専門的なお手入れがなくても、仏壇やお墓で長持ちしてくれるのは、嬉しいですよね。

●種類が豊富
菊の花は種類がたくさん
葬儀などで見かけることの多い輪菊という種類の他に、ボールのような形をしたピンポンマムや、カラフルでかわいらしい雰囲気のスプレーマムなども、お花屋さんで見かけることができます。
お供えの花を買いにお花屋さんへ行く際は、どんな菊の種類があるのかもチェックしてみると面白いかもしれません。

◆最後に

お墓参り
今回は、秋のお彼岸の日程と、お供えしたい花の種類についてご紹介しました。
お供えの花について紹介しましたが、どの花を選んでいいのか分からないという方は、お花屋さんに質問してみるのも良いかもしれません。
お花屋さんに行く時間がない方は、花キューピットのサイトをのぞいてみてください。
秋のお彼岸に適した花束や、アレンジメントをご紹介しています。

 

 

 

2021-09-07 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

9月14日はコスモスの日~コスモスの花言葉・育て方~

ピンク色のコスモス
9月に入り、過ごしやすい気候になってきましたね。
今回は9月14日「コスモスの日」に関連して、コスモスの花言葉や育て方についてご紹介したいと思います。
秋桜」と書いてコスモスと読むように、コスモスは秋を代表する花の1つです。
そんな季節を感じることができるコスモスは、お花屋さんでは鉢植えだけでなく、花束アレンジメントとして使われる切花でも流通しているようです。
気になったという方は、ぜひコスモスを自宅に飾ってみてくださいね。

◆コスモスってどんな花?

光がすけるコスモスの花びら
線のようにも見える葉が繊細で、風にそよそよと揺れる様子が美しいコスモス。
学校の花壇などでも植えられていることも多いため、コスモスを知っているという方は多いのかもしれません。
子どもから大人までコスモスは、馴染み深い花なのです。
先に紹介した通り、コスモスの葉は線・糸のように見えるような細いもので、茎も比較的に細くすっと伸びています。
そのため、コスモスの花束をもらった時や花壇の手入れをするときは、優しく取り扱うようにしてください。

花びらは太陽の光が透けるほど薄く、コスモスは透き通っているような印象があります。
コスモスの品種によって花の大きさは、さまざまで大きいものから小さいものまであります。
花束やアレンジメントまた、寄せ植えにする際のデザインに合わせて、コスモスの花の大きさや色が選ばれています。

<9月14日はコスモスの日>

コスモス畑
9月14日は、コスモスの日です。
コスモスの日には夫婦・カップルなどの間で愛を確かめ合うために、贈り物にコスモスを添えてプレゼントするのだそうです。
妻や彼女、パートナーにコスモスの花を贈ってみるのもいいかもしれませんね。
先にご紹介した通り、コスモスは鉢植えや花束などで使う切花として流通しています。
お花屋さんに行く時は、コスモスが販売されていることもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

<開花時期>

白のコスモス
コスモスの開花時期は、地域によって差がありますが、6月~11月頃です。
6月~11月頃、コスモスがたくさん咲いた花畑に行ったことがある、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
コスモスは、キク科コスモス属に分類されていて、夏から秋に花を咲かせる植物です。
コスモスの開花のタイミングは、3種類に分けられます。

・7~8月頃に咲く「夏咲き
・10~11月に咲く「秋咲き
・夏咲きと秋咲きの間に咲く「早咲き

秋の花というイメージが強いコスモスですが、夏にも花を楽しむことができるのですね。
ちなみに、俳句では秋の季語としてコスモスが使われています。

<花言葉>

コスモスの花言葉
コスモスの花言葉:「乙女の真心・調和・謙虚」など
コスモスが持つ「乙女の真心・調和・謙虚」などの花言葉から花畑や庭、花壇などで風にそよがれながら、花を揺らす繊細な姿を連想された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
花言葉の中に「乙女」という単語が使われているように、コスモスはどこか女性的でしとやかな印象がある花なのかもしれません。

◆コスモスの育て方

コスモスを育てる
ここからは、コスモスの育て方についてご紹介したいと思います。
コスモスは比較的育てやすい花のため、植物を育てたことがない方や、ガーデニング初心者という方でも安心して育てられる花の1つです。

感染症の問題によって、外出されることを自粛される方が多い現在。
お子さんと一緒にガーデニングを楽しむ方や、新しい趣味として花を育てる方も多いのだそうです。
「花を育ててみたいけど、植物を育てるのは初めてだから心配……。」という方は、コスモスを選んでみてもいいかもしれません。
ここでは、育てるときのポイントもご紹介しているので、コスモスを育てようと思っている方はぜひチェックしてみてください。

<水やり>

コスモスの水やり
コスモスの原産は、メキシコです。
そのためコスモスは、湿気が多いところを嫌う性質があります。
加湿しすぎないように、頻繁に水やりをする必要はありません。

鉢植えで育てる場合は、土がしっかり乾燥してから水をあげるようにしましょう。
土が乾燥しているかどうか見分ける方法としては、直接指で土を触ってみるという方法もありますが、土の表面が乾燥して白っぽい色になっているかどうかを確認してみるのも良いと思います。
初めて植物を育てる場合は、土の乾燥度合いを色で判断するのは難しいかもしれません。
初めは指で土の湿り気度合いを確認して、徐々にその時の土の色を覚えていけると良いと思います。

庭に植える場合など地植えをする場合は、コスモスが根付いてから水やりをする必要はないと言われています。
自然に降ってくる雨水で、コスモスには十分なのだそう。
コスモスは水切れを心配するよりも、水のやりすぎを注意した方が良いかもしれません。

<置き場・飾る場所>

コスモの置き場
コスモスは、日光が大好きな植物です。
そのためコスモスは、日当たりの良い場所に置いてあげてください。
庭に植える場合は日当たりがよく、水はけの良い場所を選んで植えてあげると良いと思います。
先にご紹介した通り、コスモスは加湿が苦手な植物。
コスモスを育てるために土を増やすという方は、水はけの良い土を選んでみてくださいね。

<肥料>

コスモスの肥料
コスモスは、他の花に比べてとても丈夫な植物です。
栄養が少ない痩せた土地でも丈夫に育ってくれるので、たくさん肥料が必要というわけではありません
肥料をあげすぎてしまうと、コスモスの丈ばかりが伸びて、茎が柔らかくなり風が吹いた時に折れてしまう危険もあります。
そのため、肥料をあげる場合は与えすぎないように注意してください。

ただし鉢植えでコスモスを育てる場合は、肥料が不足してしまうことがあります。
コスモスの元気がなさそうな場合は、ゆっくりと効果がでる緩効性化成肥料を置き肥することがおすすめです。
まだ肥料が足りなさそうな場合は、液体肥料を追加で与えてみてください。

◆最後に

コスモスの日
今回は、コスモスの日に関連してコスモスの花言葉や、育て方についてご紹介しました。
ちなみにコスモスは、ピンク色のイメージが強いですが、赤やピンク、白、ブラウンなど実はさまざまな色があります。
近年、お花屋さんではピンク色だけではなく「チョコレートコスモス」というブラウン系のコスモスを販売している所もあります。
そのためコスモスは、大人っぽいデザインに使うことや、男性への贈り物として選ばれることもあります。
お花屋さんに行った際は、どんな色のコスモスが販売されているかも見てみてくださいね。

2021-09-06 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

2024年【十五夜】はいつ?~十五夜に飾りたい花の種類~

十五夜はいつ?
蒸し暑く、歩くだけで汗が流れてしまいそうだった夏の暑さが落ち着き、秋らしい気候になりましたね。
そこで今回は、秋らしさを感じることができる十五夜・中秋の名月について、ご紹介したいと思います。
きれいな月と、一緒に飾りたい花の種類も掲載中です。
2024年、今年の十五夜には秋らしい花を飾ってみてはいかがでしょうか。

異常気象などで気候が例年と異なり「今年も少し季節が感じにくかったな…」と思っている方は、部屋の中で秋らしさを感じることができる、花を飾ってみるのもいいかもしれませんよ。

◆2024年、今年の十五夜はいつ?

十五夜の日程
今年、2024年の十五夜は9月17日です。
十五夜は、旧暦の8月15日の月のことを表しています。
旧暦の8月15日を、現在使われている暦に合わせるため、十五夜は9月~10月の間で毎年日付が変わります。
2030年までの十五夜の日程をまとめてみました。
気になる方はぜひチェックしてみてください。


2020年:9月29日
2021年:9月29日
2022年:9月29日
2023年:9月29日
2024年:9月17日
2025年:10月6日
2026年:9月25日
2027年:9月15日
2028年:10月3日
2029年:9月22日
2030年:9月12日

◆中秋の名月とは?

十五夜と中秋の名月の意味
十五夜という言葉を聞く頃になると、中秋(ちゅうしゅう)の名月という言葉も、耳にすることが多くなるのではないでしょうか。
ここでは十五夜・中秋の名月とは何なのかを、改めてご紹介したいと思います。

<十五夜とは?>

十五夜の意味
十五夜の意味は、2つあります。
1つ目は月齢15日目のことです。
旧暦は月の満ち欠けで日にちを数える仕組みのため、毎月15日が月齢15日目で、十五夜となります。

2つ目は、お月見をするならわし・行事のことです。
この「お月見をするならわし・行事のこと」は、旧暦8月15日に行われていました。

<中秋の名月とは?>

中秋の名月の意味
中秋の名月とは、旧暦8月15日の十五夜にお月見をする、ならわしのことです。
もともと使われていた旧暦では、7月~9月を秋と定めていました。
そして秋である7月・8月・9月の期間の中で、ちょうど真ん中にあたる8月15日を「中秋」と呼び、その日の月を「中秋の月」と呼んでいました。
もともとは、「中秋の名月」ではなく、「中秋の月」と呼ばれていたのですね。
しかし、空気が澄み月がきれいに見えるということから、後に「中秋の名月」と呼ばれるようになっていったのだそうです。
名月というほど、きれいに月が見えると聞くと、「今年は月を見てみようかな」と思いますよね。

<十五夜・中秋の名月は同じ?>

十五夜と中秋の名月に意味とは?
先にご紹介したように、中秋の名月は旧暦8月15日にお月見をすることであり、これは十五夜のことを指していました。
そのため、「十五夜」と「中秋の名月」は同じ意味になります。
十五夜の方が馴染みがある方が多いかもしれませんが、中秋の名月も同じ意味なのですね。
ニュースなどで「今年の中秋の名月は…」という内容があった時は、「十五夜のことだ」と思って、聴いてみてくださいね。

◆十五夜(中秋の名月)に飾りたい花の種類

キキョウの花
ここからは、十五夜・中秋の名月に飾りたい花の種類をご紹介します。
秋らしさを感じたいと思っている方には、季節の植物がおすすめです。
感染症が流行している中でも、植物は毎年同じように同じ季節に花を咲かせます。
そんな花を見ていると、改めて季節の移ろいや、秋らしさを感じることができると思います。
ぜひ今年、2023年9月29日の十五夜(中秋の名月)には、秋らしい花を飾って改めて季節を感じてみてはいかがでしょうか。

<ピンポンマム>

ピンポンマム
黄色のピンポンマムは、まるで満月のようにも見えます。
十五夜の日に飾りたくなる花ですよね。
鮮やかで発色の良い黄色のピンポンマムは、先にご紹介したとおり、その見た目から十五夜の季節に人気な花の1つです。
ピンポンマムは、秋らしい花束アレンジメントをプレゼントしたいという時にも、よく選ばれているようです。

そんなピンポンマムは、1つの丸い花のように見えますが実は、頭状花序という種類の花で、小さな花がたくさん集まり1つの大きな花のように見えているのです。
ピンポンマムを自宅に飾った際は、1つひとつの花を観察してみてもいいかもしれませんね。
カラフルなピンポンマム
ピンポンマムの原産地はオランダで、洋キクの一種になります。
花色は黄色・白・グリーン・ピンク・紫などさまざま。
十五夜の日には、黄色のピンポンマムをメインに、他の色のピンポンマムを使ったカラフルで、かわいらしい花束・アレンジメントを飾ってみてもいいかもしれませんね。

ちなみに、着物などの和装の際には、髪飾りとしてピンポンマムが使われることがあります。
先にご紹介したようにカラーバリエーションが豊富なので、着物の色に合わせて、ピンポンマムを髪飾りにするということも多いようです。
十五夜の日に、ピンポンマムを髪飾りにするのもいい思い出になるかもしれませんね。

<パンパスグラス>

パンパスグラス
ふわふわな姿が、印象的なパンパスグラス。
多くは、ガーデニングで使われるように鉢植えや苗として流通していますが、秋になると切花としてもお花屋さんで見かけることができます。
パンパスグラスが、ススキに似ていることから、お化けススキとも言われているようです。
花束やアレンジメントにパンパスグラスが入るだけで、秋らしさが一気に演出できそうですよね。
そんな秋らしいパンパスグラスは、生花として花束・アレンジメントで楽しまれるだけではなく、ドライフラワーにしやすい植物としても知られています。
パンパスグラスの特徴的なふわふわとした部分には、ほとんど水分が含まれていないので、初心者の方でも比較的簡単にドライフラワーにすることができるのです。

パンパスグラスをドライフラワーにする際は、風通しが良く直射日光の当たらないところに、ふわふわの部分を下にして吊るしながら、乾燥させてみてください。
バラなど切り花でドライフラワーを作る際も、花の部分が下になるようにしながら、吊るすことが多いと思います。
パンパスグラスも同じように、茎の部分に紐を付けて吊るしながら、水分を抜いてみてください。
温度や湿度によって差はありますが、4日~1週間ほど乾燥させれば、パンパスグラスのドライフラワーの完成です。
十五夜に飾るスワッグを、作るのもいいかもしれませんね。

<キキョウ>

キキョウ
秋の七草の1つとして知られている、キキョウ。
昔から日本で愛されている花で、秋を代表する花でもあります。
ただし、お花屋さんで花束やアレンジメントとして使われる切り花で出回る季節は、夏のはじめ頃が多いです。
そのため、十五夜にキキョウを飾りたい時は、鉢植えで用意できると良いかもしれませんね。

キキョウの花色は紫や白などが有名で、まるで星の形のように見える花は和風な雰囲気にぴったりです。
十五夜の日にキキョウを飾り、お団子を食べながら月を見れば 、和を感じる美しいひと時を過ごすことができそうですね。
ちなみに、キキョウの花言葉は「永遠の愛・誠実・深い愛情」などがあります。
妻や夫、パートナーと一緒に十五夜を楽しむという方におすすめの花です。

<リンドウ>

リンドウ
凛とした青色が代表的な、秋の花の1つであるリンドウ。
夏から秋にかけて、花束やアレンジメントで使われる切り花を、よくお花屋さんで見かけることができます。
初めに青色が代表とお伝えしましたが、リンドウの花色は青・白・ピンク・紫など青色以外の花色も流通しています。
そのため濃い青ではなく、ピンクに近い紫などのリンドウを入れることで、花束や・アレンジメント全体の雰囲気やデザインを調整することができます。

そんなリンドウは、十五夜に飾るフラワーギフトだけでなく、敬老の日のプレゼントとしても人気があります。
理由は、秋らしさを感じることはもちろんですが、花言葉に「正義・勝利・誠実」などがあるためです。
一見すると、敬老の日とは関係ないように思いますが、リンドウの「勝利」という花言葉は、古くからリンドウの根が漢方の生薬として重宝されていたことから付けられました。
花言葉は「病気に勝利する」ということが由来になり、「勝利」となったのです。
そのため、おじいちゃん・おばあちゃんに、「いつまでも元気でいてね」という願いを込めて、リンドウの花を贈ることが多いのです。

<ワレモコウ>

ワレモコウ
花束やアレンジメントのメインになるほど、華やかで豪華というわけではありませんが、秋らしさを感じさせてくれる花、ワレモコウ。
先にご紹介した通り、主役になるような花ではないかもしれませんが、秋らしいフラワーギフトを作る時には重宝されている花です。
そんなワレモコウを、お花屋さんで見かけることができるのは、7月~10月頃まで。
1年のうちで、秋にだけ出回る花なのです。

ワレモコウは、先にご紹介したピンポンマムやリンドウなどの秋の花と一緒に合わせることが、とても多いです。
十五夜に飾る花としてや、敬老の日のプレゼントとして季節感をプラスするために選ばれています。
加えて、ワレモコウは植物全体に水分量が少ないので、比較的に他の花よりも花持ちがよく、長く花を飾ることができるのです。
花束やアレンジメントを作った後に「もう少しだけ花を足したいな」と思った時や、「大きな花と花の隙間が気になる」と思った時は、ワレモコウを加えてみるのもいいかもしれませんね。

◆最後に

十五夜に飾りたい花

今回は、十五夜・中秋の名月に飾りたい花の種類をご紹介しました。
特に自宅で「切り花を飾る機会があまりない」という方は、十五夜をきっかけに、花を飾ってみるのはいかがでしょうか。
生花を飾ることで造花・他のインテリアにはない、香りや質感、季節を感じることができます。
仕事が忙しい時などは、季節や時間の流れを改めて感じる機会は少ないものだと思います。
今年の十五夜は秋らしい花を飾って、季節感を改めて感じてみてくださいね。

 

 

 

2021-08-20 | Posted in , 花と文化, 花を贈る時No Comments » 

 

お供えの花の種類~四十九日法要・ご葬儀など~

葬儀の花
法要や法事、ご葬儀などお供えの花を贈る機会はあるものですが、頻繁に贈ることがないため、迷ってしまうことも多いのでは。
例えば「どの種類の花を選んだらいいのか」や「どんな色にしたらいいのか」、「花束アレンジメントどっちがいいか」など分からないことも多いと思います。
そこで、今回はお供えの花束やアレンジメントで使われる、切り花の種類をご紹介します。
また、お供えの花の色・スタイルについても掲載しています。

◆お供えの花の色

お供えの花
お供えで贈る花の色には、一般的にルールがあることをご存知でしょうか。
宗教・宗派によっても異なりますが、お供えの花の色合いには簡単な決まりがあります。
主に、故人がお亡くなりになってから、どのくらいの日数が経ったかによって色合いが決められています。

<四十九日よりも前>

白上がりの花
お通夜やご葬儀、初七日など故人が亡くなってから日が浅い場合は、白を中心に花を用意します。
基本的に四十九日までにお供えの花を贈る場合は、白の花でまとめたアレンジメントを贈りましょう。
ちなみに、白だけでまとめた花のことを「白上がり」といいます。

ただ亡くなった故人がまだお子さんだった場合や、まだお若い時には四十九日に内でも白に限らず、優しい色合いの花を加えることがあります。
その場合は白の花に、淡い色(ピンク・水色・紫)などを加えて、優しい雰囲気にする方もいらっしゃるのだそう。
宗派などで違いはありますが、一般的に派手な色味を贈ることは、ご遺族の方の強い要望がない限り少ないようです。
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ご葬儀前・通夜・葬儀に贈る花

<四十九日よりも後>

色の花入ったお供えの花
1周忌など、故人が亡くなってから四十九日以降にお供えの花を贈る場合は、白に優しい色の花を加えたものが選ばれます。
ピンク・ブルー・水色・紫などの色を加えることが多いようです。
季節に合わせて温かな色・爽やかな色を選ぶことや、故人の好きな色だった色を加えることもあるのだそう。
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四十九日法要(忌日法要)以降に贈る花

◆花束・アレンジメントどっちがいい?

お供えの花
お通夜など四十九日前にお供えの花を贈る場合は、花束・アレンジメントどちらを選べばいいのか、悩んでしまうことがあると思います。
四十九日前にお供えの花を贈る場合は、アレンジメントが多いです。
アレンジメントは吸水性スポンジに花を生けたスタイルで、花を飾る際に花瓶を用意する必要がありません。
そのため、花が届いてすぐに飾ることができます
アレンジメントは、ご遺族の方の手を煩わせることがないため、贈られることが多いのです。

◆お供えの花の種類

<カーネーション>

お供えのカーネーション
カーネーションは、母の日のイメージが強いという方もいらっしゃるかもしれませんが、カーネーションはお供えでもよく選ばれています。
白のカーネーションは、母の日に亡くなったお母さんへ献花する花としても知られており、「亡き母に贈る花」とも言われています。
ちなみに、白のカーネーションの花言葉は「私の愛は生きています」などがあります。
お供えで使うカーネーションの色は白・ピンク・グリーン・淡いオレンジなど。

さまざまな色があるカーネーションは、白だけでまとめた「白上がり」でも、優しい色を加えたお供えの花でも、両方で選ばれています。

カーネーションは、フリルのような花びらが集まって丸みがあり、優しい雰囲気があります。
ユリや胡蝶蘭などの花と合わせれば、上品なデザインに仕上げることができます。
また、カーネーションは気温が高くなる夏でも、比較的に長持ちしてくれます。

<スターチス>

お供えの花 スターチス
小さな花が集まっている、スターチス。
お供えで使われることの多いスターチスの色は、紫・白・青・ピンクなどがあります。
そのため、四十九日以降に贈ることの多い、優しい色を加えたお供えでよく選ばれています
お供え以外では、ドライフラワーとして活用されることが多い花で、花を触るとカサカサしているくらい水分が少ないことが特徴です。
もともと花びらに水分が少ないため花持ちが良く、他の花よりも長くきれいな姿を保つことができるのです。
ちなみに、スターチスの花言葉は、お供えにふさわしく「途絶えぬ記憶」などを持っています。

<デルフィニウム>

お供えの花 デルフィニウム
デルフィニウムは、花の中では珍しいブルー系の小花です。
誠実な雰囲気を演出する青や、爽やかな印象の水色を加えたい時にデルフィニウムは、お供えの花によく選ばれています。
白でまとめたお供えの花に差し色として加えたり、トルコキキョウやスターチスなど紫色の花と合わせたり、さらにはピンクのカーネーションなど他の色と合わせたりすることも人気です。
デルフィニウムの繊細な花びらが、故人への想いを優しく伝えます。

胡蝶蘭

お供えの花 胡蝶蘭
胡蝶蘭は花束・アレンジメントだけでなく、法事や法要などで贈ることの多い鉢物としても流通しています。
開店祝いなどのお祝いで贈られることもありますが、上品で高級感があるため、お供えの花としても選ばれることが多いです。
胡蝶蘭は葬儀やお通夜、枕花としても活用されます。
枕花とは、亡くなった方の枕元に飾る花のこと。
親族や故人と特に仲の良かった方が贈ることが多く、通夜の前から飾ります。
ちなみに、鉢植えで贈る場合は、お手入れが簡単で遺族の方に手間をかけさせません。
長く花を咲かせることができるので、故人が亡くなって日が浅い場合など花の世話に時間がかけられない、忙しいご遺族へ贈ることも多いようです。

◆最後に

今回は、お供えの花についてご紹介しました。
お供えの花について分からないことがあった時は、お花屋さんに相談することもおすすめです。
忙しくお花屋さんに行く時間がないという方は、花キューピットのサイトをのぞいてみてくださいね。
お供えに適した花を種類豊富にご用意しています。
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2021-08-17 | Posted in , 花を贈る時No Comments » 

 

敬老の日に贈る「健康・長寿・感謝」の花言葉を持った花の種類

敬老の日に贈る花言葉を持つ花
今年、2024年の敬老の日は、9月16日(月)です。
気が付けばそろそろ8月も終わり。
あっという間に、時間は過ぎてしまうもの。

「気が付いた時には敬老の日、当日だった……」なんてことがおきないように、早めにプレゼントの準備をしませんか?
今回は、おじいちゃん・おばあちゃんに贈りたい「長寿・健康」や「感謝・ありがとう」、「大好き」という気もちが伝わる花言葉を持った花をご紹介します。
敬老の日に花を贈りたいけれど、花の種類に詳しくないという方は、花言葉から花を選んでみてもいいかもしれませんよ。
おじいちゃん・おばあちゃんに伝えたい想いを、それぞれの花が持つ花言葉が伝えてくれるはず。

健康・長寿を願う花言葉

りんどう

リンドウの花言葉
美しい青色が、目を引くりんどう。
りんどうは、昔から秋の花の1つとして親しまれてきました。
そんなりんどうは、敬老の日に人気。
その理由は花言葉にあります。
りんどうの花言葉は、「勝利・寂しい愛情・正義」などがありますが、敬老の日で注目されている花言葉は、「勝利」です。
りんどうの「勝利」という花言葉は、根が漢方に使われていることから「病気に打ち勝つ」=「勝利」が由来しています。
おじいちゃん・おばあちゃんに「病気にならないで、いつまでも元気でいてね」という願いを込めたプレゼントを贈ることができそうですね。
りんどうはかわいらし過ぎないため、おばあちゃんだけでなく、おじいちゃんにも贈りやすい花だと思います。
敬老の日に最適な、大人で美しいデザイン花束アレンジメントを渡したい時に、りんどうは特におすすめです。

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ガジュマル

ガジュマルの花言葉
育てやすく人気のある観葉植物、ガジュマル。
ガジュマルは、先にご紹介した通り観葉植物ですが、花言葉があります。
ガジュマルの花言葉は「健康」です。
由来は、ガジュマルの生命力
ガジュマルは他の植物よりも生命力が強く、根がコンクリートを突き破ることもあるのだそう。
力強いガジュマルは、育てやすく枯れにくい観葉植物なのです。
ちなみにガジュマルの別名は「多幸の木」です。
いつも笑顔でいてほしいおじいちゃん・おばあちゃんにもぴったりの贈り物ですよね。

オンシジウム

オンシジウムの花言葉
鮮やかな黄色い花が周りを華やかにしてくれる、オンシジウム。
小さくヒラヒラと舞う蝶々にも、ドレスを着た妖精にも見えるオンシジウムの姿は、お祝いの花束やアレンジメントでよく使われています。
そんなオンシジウムの花言葉は「一緒に踊って」などです。
オンシジウムを贈れば「一緒にダンスができるくらい、いつまでも元気でいられますように」という気持ちが込められそうですね。
花束・アレンジメントにオンシジウムが加わるだけで、雰囲気が一気に明るくなるため、特別な想いを伝える敬老の日におすすめです。

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敬老の日 花のギフト・プレゼント特集2024

感謝・ありがとうを伝える花言葉

かすみ草

かすみ草の花言葉
たくさんの繊細な花が楽しめるかすみ草。
どんな花とも相性が良く、花束・アレンジメントでよく活用されています。
かすみ草は、「小さな花が好き」というおじいちゃん・おばあちゃんにもおすすめ。
かすみ草を加えれば花束・アレンジメントのボリュームアップや、フラワーギフト全体を柔らかい印象にしてくれます。
かすみ草の花言葉は「感謝・幸福」などです。

ピンクのカーネーション

ピンクのカーネーションの花言葉
ピンク色のカーネーションの花言葉は「美しいしぐさ・感謝」などです。
母の日のイメージが強いかもしれませんが、カーネーションは敬老の日を含めて、さまざまなプレゼントとして贈られています。
カーネーションのフリルのような花びらがぎゅっと集まり、花束・アレンジメントを丸みのある優しい雰囲気にしてくれます。

ピンクのバラ

ピンクのバラの花言葉
ピンクのバラも「感謝」という花言葉を持っています。
バラは「花の女王」と呼ばれているほど、国を超えて愛されている花の1つです。
上品さとかわいらしさを併せ持つピンクのバラを贈れば、おじいちゃん・おばあちゃんに感謝が伝わるプレゼントになること間違いなし。
特にピンクのバラは、女性からの人気が高いためおばあちゃんへの贈り物におすすめです。

▼「ありがとう」を花言葉で伝えたい方はこちらも合わせてご覧ください。


「感謝・ありがとう」の花言葉の花の種類◆記念日のプレゼントにもおすすめ

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花言葉に「感謝」や「ありがとう」などの意味を持つ花の種類を紹介します。

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大好き・愛を伝える花言葉

カランコエ

カランコエの花言葉
カランコエの花言葉は「長く続く愛・幸福を告げる・あなたを守る」など。
カランコエの花言葉で、変わらない愛情を伝えることができそうですね。
はっきりとした色合いが魅力のカランコエ。
敬老の日に鮮やかな花鉢植えをプレゼントしたいと考えている方は、カランコエがおすすめです。
カランコエは、多肉植物で頻繁な水やりが必要なく、お手入れに時間がかけられないおじいちゃん・おばあちゃんでも育てやすい植物です。

赤バラ

赤バラの花言葉
赤バラの花言葉は「愛情・情熱」などがあります。
花束・アレンジメントのメインを赤バラにすれば、高級感のあるプレゼントにすることができそう。
赤バラは花の中でも有名なため、花に詳しくないというおじいちゃん・おばあちゃんへの贈り物にも喜ばれています。
高級感のある赤バラで、おじいちゃん・おばあちゃんへ大好きな気持ちを伝えませんか?

▼愛情が伝わる花言葉を持つ花の種類はこちら


「愛・大好き・恋」の花言葉の花の種類◆恋人のプレゼントにおすすめ

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恋人や妻・夫に贈りたい、愛情が伝わる花言葉をご紹介します。

仲良しなおじいちゃん・おばあちゃんに贈る花言葉

デンファレ

デンファレの花言葉
デンファレの花言葉は「お似合いの2人・有能」など。
デンファレは、ランの仲間のため胡蝶蘭に似た上品さがあります。
加えて、花持ちが良いこともデンファレの特徴の1つ。
長くきれいな姿を楽しめる花を贈りたいと思っている方は、デンファレがおすすめです。
仲良しなおじいちゃんとおばあちゃんへ「お似合いの2人」という花言葉を込めて、デンファレを贈ってみてくださいね。

オレンジ色のバラ

オレンジのバラの花言葉
オレンジ色のバラの花言葉は「」などです。
オレンジ色は、性別問わず贈りやすい色のため、おじいちゃんにも贈りやすい花の1つかもしれません。
花束・アレンジメントにオレンジ色のバラを加えたら、秋の雰囲気を演出しつつ、夫婦の強い絆を表現することもできそうですね。
敬老の日は9月の第3月曜日です。
そのため敬老の日ギフトでは、秋を感じられる色合いの花も人気があります。

▼敬老の日の花ギフトをみてみる
敬老の日 花のギフト・プレゼント特集2024

ずっと続く幸せを願う花言葉

胡蝶蘭

胡蝶蘭の花言葉
おじいちゃん・おばあちゃんの幸せを願う、おすすめの花は高級感のある胡蝶蘭です。
胡蝶蘭は鉢植えのイメージがありますが、花束・アレンジメントとして使われることもあります。
そんな胡蝶蘭の花言葉は「幸運が飛んでくる」など。
この花言葉は、胡蝶蘭の花が蝶々が飛んでいる形に見えることに由来しているのだそうです。
「幸運が飛んでくる」という花言葉で、おじいちゃん・おばあちゃんの変わらぬ幸せを願うことができそうですね。
ちなみに、胡蝶蘭の鉢植えは他の花に比べてお手入れが簡単
水やりを頻繁にするのは面倒という、おじいちゃん・おばあちゃんにもおすすめです。

渋いおじいちゃんに贈りたい花言葉

ユリ

ユリの花言葉
おじいちゃんへの贈り物に、ユリはいかがでしょうか。
ユリの花言葉は尊敬の気持ちを表せそうな「威厳」など。
かわいらしいというよりも、美しい印象の花で、堂々と花を咲かせるユリは男性への贈り物にも人気の花の1つです。
また、ユリは香りが良いことで有名な花なので、花の香りを楽しんでもらいたいと思っている方にもユリはおすすめです。

マム(菊)

菊の花言葉
和風なデザインでよく用いられるマム(菊)も、人気があります。
花言葉は「高貴」などがあり、目上の方への敬いの気持ちを伝えることができそうです。
マム(菊)は品種が多いため、カラーバリエーション・咲き方が豊富で、表現できるデザインの幅が広いことも特徴。
黄色のピンポンマムは満月のようにも見えることから、十五夜をイメージした花束・アレンジメントを敬老の日に贈るという方もいらっしゃいます。
十五夜のデザインは、秋らしさを演出することができるため、季節感のあるプレゼントにしたい時は特におすすめです。

優しいおばあちゃんに贈りたい花言葉

トルコキキョウ

トルコキキョウの花言葉
ドレスのようにも、幾層のレースが重なっているようにも見える、豪華で華やかなトルコキキョウ。
花束・アレンジメントの主役にも、わき役にもなる花で、敬老の日を含めさまざまなプレゼントとして選ばれることが多い花です。
そんなトルコキキョウの花言葉は「優美」など。
「優美」という花言葉は、いつも優しさで包んでくれるおばあちゃんに贈りたいですね。

におい桜

におい桜の花言葉
サクラのようなかわいらしいピンク色と、優しく香る甘い香りが魅力のにおい桜。
パッと小さな花が咲いている様子もキュートですが、丸い蕾もコロンとしていてかわらしいいので、敬老の日でプレゼントした際は、ぜひ蕾のも観察してみてください。
花言葉は「しとやか」です。
静かで上品な様子を表す「しとやか」は、優しく見守ってくれるおばあちゃんにぴったり。
ちなみに、におい桜は花束やアレンジメントで使われる切り花ではなく、花鉢植えで流通しています。

▼におい桜の育て方が知りたい方はこちら


甘く優しい芳香が楽しめる ~におい桜の育て方~

甘く優しい芳香が楽しめる ~におい桜の育て方~

敬老の日ににおい桜をもらった方は、育て方をチェックしてみてください。

最後に

敬老の日に贈る花言葉まとめ
今回は、敬老の日に贈りたい花言葉を持った花を紹介しました。
ぜひ今年の敬老の日には、素敵な花言葉を持った花をおじいちゃん・おばあちゃんへ贈ってみてくださいね。
花束やアレンジメントなどきれいな花を使ったプレゼントは、何歳になっても嬉しいもの。
敬老の日に花ギフトをおじいちゃん・おばあちゃんへ贈れば、きっと喜んでくれるはずです。

敬老の日 花のギフト・プレゼント特集2024


敬老の日 花鉢物特集

 

 

 

2021-08-17 | Posted in , 花を贈る時No Comments » 

 

お供えの花の種類~お盆に供えたい花~

お供えの花
もうじき、お盆の時期ですね。
お盆は、地域によって期間が異なりますが、8月13日~8月16日が多いようです。
お盆にはお供えに花を用意することが一般的ですが、花の種類には詳しくないという方や、花は誕生日でしかプレゼントしないという方もいらっしゃると思います。
中には、「花はお祝いのイメージが強く、お供えはさっぱり……」という方もいらっしゃるかもしれません。
このように意外にお盆の時などに、「お供えする花の種類が分からない……」という方も多いのではないでしょうか。
今回はお供えの花束アレンジメントで使われるような、主に切り花で流通している花の種類をご紹介します。
お盆だけではなく、急なご不幸などで花について詳しく知らないけれど、急いでお供えの花を用意しなければいけない時などもご活用ください。

◆キク(スプレーマム・小菊・ピンポンマム)

キクを使ったお供えの花束
主に花束・アレンジメントで使用します。
古くから親しみがあるキク。
キクは、お供えの花として最も有名かもしれません。
お花屋さんに立ち寄ると、お墓参り用の花束が作られていることがありますよね。
そのお供えの花束には、だいたいキクが入っていると思います。
キクは、それくらい私たちに親しみがある花であり、お供えに適している花なのです。
キクの花
お供えの花にキクが選ばれる理由は、さまざまありますが、その理由の1つに花持ちの良さがあげられます。
お供えした花は、なるべく長くきれいな状態を保って欲しいもの。
花持ちがよく、長く花を咲かせていられるキクは、お供えに最適なのです。
加えて、キクが咲き終わり花が散ってしまう時も、他の花に比べて周りに花びらが散らかりにくく、飾っていた周りを汚しにくいという特徴があります。
お供えの花として飾っていたキクの花が咲ききった後、お墓や仏壇などを汚すことが少ないのでお掃除も簡単なのですね。
キクの花をお供え
ちなみに「キク」と聞くと「和風・昔ながらの雰囲気があるようなイメージ」をお持ちの方もいらっしゃると思います。
しかしキクの種類はさまざまあり、和風なお供えだけではなく、洋風なデザインにも使われることがあります。
咲き方にも種類があり、華やかな大輪のキクはもちろんのこと、花びらがぎっしりと詰まって鞠(ボール)のような形になっているポンポン咲きという咲き方の品種もあります。
同じキクでも美しいものから、かわいらしい見た目のものまであるので、お花屋さんに行った際はぜひキクをチェックしてみてください。
キクの花色は白が最も有名ですが、他に赤・ピンク・オレンジ・黄色・紫・緑などがあり、グラデーションになっているものもあります。
一見すると花色や見た目からでは、キクと聞かないとわからない品種まであるので、「キクはありきたりだから……」と思わずに、お供えの花を検討する時は、1度キクも候補に入れてみてくださいね。
最もオーソドックス・一般的でもありながら、見た目のバリエーションが多いこともキクの特徴の1つです。
白とグリーンでまとめた花束に、ピンクなどの色が付いたキクを加えて差し色にする場合もあります。
白以外のキクもお供えとしてもよく選ばれているので、ぜひキクの優雅な花姿をお墓や仏壇に献花してみてくださいね。
▼お盆の花のご予約はこちら

お盆 花(新盆・初盆)2023

◆ユリ

ユリの花
主に花束・アレンジメントで使用します。
上品な華やかさがあり、凛とした印象のユリは、お供えの花束やアレンジメントとしてよく活用されています。
ユリは存在感のある花姿が印象的で、お供えの花束・アレンジメントの中で主役として選ばれることも多い花です。
大きく印象的な美しい花が注目されがちですが、ユリの葉は花束やアレンジメントの中で動きを出してくれます。
そのため、ユリを加えると葉の効果もあり、立体感があり動きのあるデザインに仕上げることもできるのです。
お墓にお供えするユリ
さらにユリは1つの茎から複数の花が咲いているため、1本のユリを使うだけで、お供えの花全体にボリュームが出ることが多いです。
そのため、ユリと葉物だけでまとめたり、ユリだけを束ねた花束も、お供えとしてよく選ばれているのだそう。
お花屋さんに行った際は、ぜひユリの葉や、花の付き方にも注目してみてくださいね。
ピンクのユリ
ユリは国内で切花として流通している品種が多く、花の色や咲き方もさまざまです。
そんなたくさんの品種があるユリは香りが強いものが多いですが、近年はユリの特徴の1つでもある香りがほとんどない品種もあるのだそうです。
部屋にユリを1輪飾っておくだけで、ふんわりと良い香りを楽しませてくれることもありますが、ユリの香りが苦手な場合や、お供えする自宅でお香やアロマフェザーを使っている場合は、混ざらないように香りのないユリを選ぶと良いかもしれませんね。
香りが少ないユリがあるかどうかは、お花屋さんによって変わってくるので、もし香りのないユリが欲しいという場合は、お花屋さんに相談してみることがおすすめです。

◆トルコキキョウ(リシアンサス・ユーストマ)

トルコキキョウ
主に花束・アレンジメントで使用します。
トルコキキョウは夏の暑さにも強いため、お盆に贈るお供えの花としてもよく選ばれています。
さらにトルコキキョウは夏の暑さに強いだけでなく、花持ちが良く長くきれいな姿を楽しむことができる花でもあります。
お盆にお墓など、「気温が高くなる場所に花を供えるけれど、なるべく長持ちして欲しい」という方はトルコキキョウを選ぶといいかもしれません。
ただしトルコキキョウも他の花と同じように、涼しい場所で飾られていた方が長持ちします。
他の花に比べて暑さには強いですが、絶対に萎れないという意味ではないのでご注意ください。
一重咲きのトルコキキョウ
そんな他の花に比べて暑さに強いトルコキキョウには、さまざまな咲き方があります。
中でもトルコキキョウはフリルのような華やかな花びらをした八重咲きと、カップのような形のシンプルな一重咲きが有名です。
ちなみにお供えに使う場合は、八重咲きも一重咲きも使うことがあります。
お供えの花束・アレンジメントのデザインに合わせて咲き方を選ぶことができるのです。
花びらの縁に色が付いたトルコキキョウ
加えて花色は、赤・ピンク・オレンジ・黄色・白・クリーム色・紫・緑・ブラウンなどたくさんの色があります。
さらにグラデーションになっているものや、花びらの縁だけ色が付いているものもあります。
故人が亡くなってから四十九日より前にお供えの花を贈る場合は、白い花でまとめた物を贈るのが一般的で、この白い花でまとめたお供えの花は「白上がり」と呼ばれています。
他の白い花と合わせて白のトルコキキョウを使って、白あがりを作ることも多いのだそう。
一方で、トルコキキョウは先にご紹介したようにカラーバリエーションが豊富なので、四十九日以降に贈る優しい色の入ったお供えの花としても選ばれることが多いのです。
特に淡い紫のトルコキキョウは、お祝い事の派手さとは違った優しい印象でありながら、華やかな雰囲気をデザインすることができます。
「たくさんの色があって悩む」という時は、紫色を選んでみてはいかがでしょうか。
紫のトルコキキョウ
トルコキキョウはお供えの花束やアレンジメントで使われる場合、先に紹介したキクやユリなどの他の花を引き立てる脇役になることがある一方で、トルコキキョウをメインに作る場合もあります。
他の花の様子や、お供えの花束・アレンジメント全体の大きさによって脇役にするか主役にするかを考えてもよさそうです。
ちなみにトルコキキョウは、お花屋さんによって「リシアンサス」や「ユーストマ」と表記されていることがあります。
これは呼び方が違うだけで、同じトルコキキョウを指しているので、トルコキキョウという表記が見つけられなかった時はリシアンサス・ユーストマの表記を探してみてください。
▼お盆の花のご予約はこちら

お盆 花(新盆・初盆)2023

◆リンドウ【季節の花:主に夏~秋】

リンドウとほうずき
主に花束・アレンジメントで使用します。
古くから日本で親しまれているリンドウ。
決して派手すぎない、しとやかな印象の小さな花を、リンドウはたくさん付けます。
釣鐘型の花を上向きにいくつも咲かせる姿は、他の花にはないリンドウの特徴です。
そんなリンドウは、日本の秋を代表する植物の1つです。
お供えの花以外でも、季節の花として親しまれています。
お花屋さんで流通するのは、夏から秋にかけてのため、リンドウはお盆の時期にお供えとして選ばれることが多いのだそう。
季節の花でもあるため、この時期の気温に強く丈夫ですぐに枯れてしまうということがほとんどない花でもあります。
お供えのお花が長持ちしてくれるのは、嬉しいものですよね。
濃い青以外のリンドウ
リンドウは濃い青色の花色が有名ですが、淡い水色や、パステルカラーのような紫色からピンクに近い紫色など青系だけでも、たくさんの品種があります。
ブルー系の花をお供えに入れたい時や、全体の色合いを爽やかにしたい時はリンドウを加えてみてもよさそうですね。
先にご紹介した通り、小さな花をいくつも付けるリンドウはお供えの花束・アレンジメントのメインになることは少ないかもしれません。
しかし、キクやユリ、トルコキキョウの花と花の間に入り、美しい青色を加えることができるのです。
リンドウのブルーが入るだけで、お供えの花のデザインが引き締まることも多いようです。
青いリンドウの花
ちなみに、リンドウの花言葉は「あなたの悲しみに寄り添う」というものもあります。
花言葉でお供えの花を選びたいという場合も、リンドウを選んでみてもいいかもしれません。

▼今年のお盆について知りたい方はこちら


2024年(令和6年)今年のお盆はいつ?期間について|お供えの花のルールも掲載

2024年(令和6年)今年のお盆はいつ?期間について|お供えの花のルールも掲載

今年のお盆休みの日程など今年のお盆について紹介します

◆最後に

お供えの花
今回は、お供えに使う花の種類についてご紹介しました。
お盆でお供えする花の種類が決まっていないという方は、ぜひ今回ご紹介したお供えに適した花を参考にしてみてください。
ただ、お供えに使う花の種類をご紹介しましたが、「いまいちどれを選んだらいいのかわからない」という方もいらっしゃると思います。
そんな時はお花屋さんで相談するというのも、いい案だと思います。
どんな色合いにしたいかや、どんな場面でお供えの花を贈るのか(例えばお盆でお墓に花を供えるため・故人が亡くなった一周忌など)を伝えれば、お花屋さんがどんな花の種類を使ったらいいかを、アドバイス してくれるはずです。
また、お花屋さんが一緒にお供えの花のデザインを考えてくれる時もあります。
お供えの花を選ぶのが難しいという時は、お花屋さんに頼ってみてくださいね。

ちなみに、花キューピットでもお供えのお花を種類豊富にご用意しています。
今の時期はお盆に贈りたい白上がりの花と、爽やかな色のお供えの花も、掲載しているので気になった方はサイトを見てみてください。

お盆 花(新盆・初盆)2023

 

 

 

2021-07-29 | Posted in , 花を贈る時No Comments » 

 

おしゃれな観葉植物【モンステラ】の育て方・花言葉

夏らしいアイテムとモンステラ
今回は、大人気の観葉植物モンステラ」についてご紹介します。
モンステラの育て方や特徴、花言葉などを掲載しています。
観葉植物を育ててみたいけれど、種類を検討中という方は、ぜひ参考にしてみてください。

◆モンステラはどんな観葉植物

モンステラの葉
ハワイアンキルトのデザインとして使われていることや、アクセサリーのモチーフとしてデザインされていることもある、モンステラ。
モンステラという観葉植物をお花屋さんで直接見たことが無い方でも、先にご紹介した通り、「ハワイ風なデザインの小物などで見たことがある」という方もいらっしゃるかもしれません。
モンステラは、葉に切れ込みが入っていることが特徴的で、おしゃれな雰囲気であることからインテリアとして人気があります。
観葉植物の中でも有名な種類なので、結婚祝い引っ越し祝いのお祝いとして、結婚記念日のプレゼントとしても選ばれることが多いです。

◆モンステラの花言葉

モンステラの花言葉
モンステラの花言葉は「嬉しい便り・壮大な計画」などがあります。
英語・西洋での花言葉は「 dedication(献身)」です。
この「嬉しい便り・壮大な計画」という素敵な花言葉の由来は、ハワイでモンステラの葉が「希望の光を導く」といわれていることから、といわれています。
なぜ「希望の光を導く」とされているのかというと、モンステラの葉の切れ込みから差し込む光の様子を見て付けられたのだそうです。
モンステラの葉が作った陰に、葉の切れこみから光がさしていたのかもしれませんね。
一方、「dedication(献身)」という花言葉は、モンステラの原産地であるハワイで人々の身近に根付き成長してきたモンステラは、人に寄り添った存在であるということから付けられたのだそうです。
原産地であるハワイでは先にご紹介したとおり、モンステラのモチーフが刺繍やアクセサリーで使われることが多いことから分かるように、親しみのある植物の1つなのかもしれませんね。

◆モンステラを育てる時の注意

モンステラの注意点
モンステラは、成長が早い植物です。
どんどん大きくなってしまうので早いと、1年で初めに植わっていた鉢がパンパンになってしまったり、イメージしていたよりも葉が大きくなり過ぎてしまったりすることもあるようです。
ぐんぐん成長してくれるのは嬉しいですが、成長スピードが速すぎるというのも少し困りますよね。

モンステラは、大きくなりすぎてしまった葉などをカットしようとした時、特に注意が必要です。
何に注意するかと言うと、モンステラの樹液です。
モンステラの樹液には、シュウ酸カルシウムと言う物質が含まれています。
モンステラをカットした際に樹液が、皮膚に付いたり、目に入ってしまったりすると、毒になるので注意が必要です。
皮膚に付いたときは、かぶれや炎症を起こしたりします。
成長しすぎたモンステラをカットする時は、小さなお子さんやペット、カットしている時の手に触れないように気をつけてくださいね。
もし手についてしまった時は、しっかり水で洗い流すようにすることが大切です。

◆モンステラの剪定方法

モンステラのサイズを調整
モンステラがイメージ以上に成長してしまった時は、剪定を行うことがおすすめです。
「剪定の方法は、難しそう」と、思われる方が多いですが、モンステラの剪定方法は簡単。
葉の付け根から、園芸用のハサミやナイフを使ってカットしていくだけです。
カットする葉は新しいものではなく、古くなってきた葉や、少し邪魔だなと思う葉を選ぶと良いと思います。
土から出ているギリギリ・葉が分岐している元の部分から葉をカットしてしまうことは、なんだか切りすぎな気がしてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、中途半端に残ってしまうと、残した部分まで栄養を供給しなければいけないため、モンステラの株に無駄な負担がかかってしまうのです。
花瓶に生けたモンステラ
自宅の通路を塞いでしまったり、他の家具にぶつかってしまったりするという理由で、まだ元気なモンステラの葉をカットした場合は、切り花のように水を入れた花瓶に生けるのもいいと思いますよ。
モンステラは花束などでも使われることがあるように、切り花でも流通しているので、花瓶に飾っておけばすぐに枯れてしまうことなく、楽しむことができます。
リゾート感がでるので、他の花と一緒に花瓶に生けるのもおすすめです。

株にある全部の葉をカットしてしまうのはやりすぎ(光合成できなくなってしまう)ですが、モンステラは丈夫な観葉植物なので「少し邪魔だなぁ」と思う葉は、カットしてしまってもいいかもしれません。
意外と葉をすいてしまっても、モンステラの株自体の元気がなくなってしまうことはないようです。

この剪定作業を行う時は先にご紹介した通り、モンステラの樹液に注意して行なってくださいね。

◆モンステラの置き場

<置く場所>

モンステラはどこに置く?
モンステラを部屋で育てる時は、レースのカーテン越しに日が当たる窓際など、明るい日陰に置くことがおすすめです。
元々薄暗いジャングルで生育していた植物なので、モンステラは日陰でもしっかり成長してくれます
ただし太陽の光が不足すると、葉の形が歪んでしまうこともあるので、日陰で育てる時はたまに日光浴をさせてあげるといいと思います。
強い直射日光には弱く、葉焼けを起こしてしまうこともあるので、日光浴をする場合もレースのカーテン越しに日を浴びさせてあげることがおすすめです。

<温度>

モンステラのたくさんの葉
モンステラは、夏の暑さには強いですが、寒さには弱い観葉植物です。
そのため秋から冬にかけても、できるだけ15度を下回らないようにしてあげることが良いとされています。
ただし「冬に寒くならないように」と思って、暖房の風を直接当ててしまうと葉が乾燥してしまうので、 エアコンの風は直接モンステラに当たらないようにしてあげてください。
冬は、窓際が寒くなることもあるので、暖かいときと寒いときで場所を変えてあげることもいいかもしれません。

◆モンステラの水やり

<春~秋>

水やり方法
春~秋までは、モンステラの生育期です。
この時期は、モンステラの活動が活発的で、根から多くの水分を吸い上げます。
そのため、水やりは土の表面が乾燥してきたら、たっぷりあげるようにしてください。
1回にあげる水の目安は、鉢の底に開いている穴から水が出てくる程度です。
鉢の中の土全体に水を行き渡らせることで、モンステラがしっかり必要な分の水を根から吸い上げることができます。
ただし、水のやりすぎは根腐れやカビが発生してしまうこともあるので、注意が必要です。
春~秋にかけてでも、土の表面がまだ湿っているという場合は、水やりの必要はありません。
「毎日水をあげなければならない」というよりも、土の様子を見て水やりが必要かどうかを確認してみてください。

<冬>

葉水
冬場はなるべく、乾燥気味に育てることがおすすめです。
先にご紹介したとおり、モンステラは寒さが苦手。
そのため冬は、成長するスピードも活動も弱まります
根から水を吸い上げる力も弱くなるため、冬場はそこまで水が必要ないのです。
水をあげるタイミングは、土の表面が乾燥していることを確認してから、3~4日後にあげることが良いと言われています。
ちなみに冬場は葉から乾燥してしまいやすいため、水やりとは別に葉に霧吹きなどで水を掛ける、葉水を行うことが良いとされています。
室内で育てていると、冬場は暖房を付けていることが多いので、モンステラが乾燥しすぎてしまうことがあります。
霧吹きでモンステラの葉に水をかけたり、湿らせたティッシュで拭いたりすることによって、乾燥しすぎることを防ぐことができるので、定期的に葉水をしてあげると良いと思いますよ。

◆最後に

観葉植物と女性
今回は観葉植物の中でも、大人気の種類の1つ、モンステラについてご紹介しました。
観葉植物を自宅に飾りたいと思っている方や、プレゼントしたいと思っている方で、まだ種類が決まらないという時は、モンステラを検討してみてはいかがでしょうか。

ちなみに花キューピットでは、ご紹介したモンステラを含めさまざまな観葉植物の種類をご用意しております。
こだわりの産地から元気な観葉植物を直接お届けするので、気になった方はサイトをチェックしてみてください。


産直 観葉植物(通年)・モンステラ(黒鉢)

産直 観葉植物(通年)・モンステラ(黒鉢)

商品番号: 711259
価格:9,900円(税込)

 

 

2021-07-27 | Posted in お手入れの基本, No Comments » 

 

観葉植物おしゃれな種類~オーガスタ・クワズイモ~

観葉植物を並べた部屋
もうじき8月ですね。
「8月」と聞くと「夏」というイメージが強い方もいらっしゃるのでは?
暑い夏を少しでも、部屋で涼しく過ごしたいという方には、観葉植物がおすすめです。
観葉植物の涼しげな緑色は、夏場のムシムシとした暑い日も、爽やかさを演出してくれそうだと思いませんか。
近年、比較的お手入れが簡単で、ベランダや庭がなくても気軽に植物を育てられるということから、観葉植物を部屋に飾る人が増えてきているようです。
緑が部屋の中にあるだけで雰囲気は、大きく変わってくるもの。
そして、部屋に植物のグリーンがあれば、リラックスできそうですよね。

また窓際に観葉植物を飾れば、太陽の光を心地よくさえぎり、落ちつける空間になるような、木陰を作ってくれるかもしれません。
今回は、おしゃれで育てやすい観葉植物である「オーガスタ」と「クワズイモ」の育て方についてご紹介します。
花言葉も掲載しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

◆オーガスタ

<オーガスタの花言葉>

自宅のオーガスタ
オーガスタの花言葉は「輝かしい未来・あたたかい心」です。
どちらも素敵な花言葉ですよね。
この花言葉から、自宅に飾るインテリアとしてはもちろん、結婚祝い引っ越し祝いなどでもプレゼントされることがあるようです。

<オーガスタはどんな観葉植物?>

大きなオーガスタの葉
オーガスタは、大きな南国を思わす葉が特徴的な観葉植物です。
リゾート地にもよく飾られているため、部屋に置く・飾るだけで、トロピカルな気分にしてくれます。
他の観葉植物も大きな葉をしていることがありますが、オーガスタは比較的、自宅に飾っても圧迫感を感じないのだそうです。
大きく成長するにも関わらず、圧迫感を感じにくいオーガスタは、大きな植物を飾りたいと思っている方にもおすすめです。
植物園のオーガスタ
植物園などでは、写真の大きさくらい大きくなったオーガスタの葉を見ることができるかもしれません。
ぜひ、植物園に行った際は、オーガスタがないか探してみてください。
思っているより、オーガスタを展示している植物園はあるようです。

ちなみに、オーガスタの学名は 「Strelitzia nicolai(ストレリチア=ニコライ)」で、由来は皇帝ニコライ一世の名前「nicolai(ニコライ)」からなのだそうです。
皇帝の名前が由来だなんて、すごいですよね。

<オーガスタの置き場>

オーガスタの置き場
太陽の光が当たった方がさらに丈夫で、健康な株になりますが、耐陰性があるので日陰でも育てることができます
そして乾燥にも強く丈夫な植物なので、植物を育てることが初めてという方でも安心して育てていただけます。

部屋の中にオーガスタを置く場合は、エアコンの風と直射日光が当たらないところに置くことがおすすめです。
なぜなら、室内であっても直射日光が当たる場所にオーガスタを置いてしまうと、葉焼けを起こしてしまう可能性があります。
オーガスタを窓際に置く場合は、窓にレースのカーテンなどを付けてあげるといいかもしれません。
オーガスタをさらに健康な株にするために、日光を当ててあげようと思う時も、レースのカーテン越しに日の光を当ててあげるといいですよ。
また、エアコンの風が直接当たってしまうと、まれに葉が痛むことがあります。
そのため、エアコンをつけると風で葉が揺れてしまうようなところに、オーガスタを置くのは避ける方が良いでしょう。

<オーガスタの水やり>

オーガスタの水やり方法
オーガスタは春~秋の期間、土が乾いたらたっぷりと水をあげるようにします。
春~秋にかけては、オーガスタの生育期になるので土の様子を見て、成長に必要な分の水をあげるようにします。
水をあげる分量の目安は、鉢の下にある穴から水が染み出てくるまであげるようにすることです。
部屋の中で育てるときは、鉢植えの下に受け皿があるはず。
鉢の穴から出てきた水は受け皿に溜まるため、受け皿に水が染み出てくるまであげると良いと思いますよ。
受け皿に溜まった水は、捨てるようにすると、根腐れを防止することができます。
オーガスタの鉢が大きい時は、少し面倒かもしれませんが、なるべく受け皿に溜まった水はその都度、捨てるようにしてあげてください。

は、土の表面が乾燥してから2~3日後に水をあげることが良いとされています。
先にご紹介したとおり、オーガスタは乾燥に強い観葉植物なので、冬場は乾燥気味に育てることがおすすめです。

◆クワズイモ

<クワズイモの花言葉>

クワズイモの葉
クワズイモの花言葉は「仲直り」です。
花言葉の由来は、葉がハートの形をしているからと言われています。
誕生日プレゼントや結婚祝いのプレゼントなどでクワズイモを贈るのも喜ばれますが、「ごめんね」という気持ちを込めてプレゼントするのもいいかもしれませんね。
クワズイモは、仲直りの印の贈り物としてもおすすめです。

<クワズイモはどんな観葉植物?>

クワズイモとは
クワズイモは、和室・洋室問わず飾ることができる観葉植物として人気の種類です。
大きく成長したハート形の葉は、自然と注目を集めてしまうような雰囲気を持っています。
さらに、寒さに強いので、育てていて冬越しが楽な観葉植物です。
「初めて観葉植物を育てる」という方へのプレゼントにもおすすめ。

そんなクワズイモは、サトイモ科クワズイモ属の植物です。
サトイモ科と聞くと、「食べることができそう」と思ってしまいますが、クワズイモという名前は「食わずイモ」という意味から、呼ばれるようになりました。
実は、クワズイモの根や茎にはシュウ酸カリウムという毒が含まれており、食べることができません
もしクワズイモを食べてしまうと、吐き気や下痢などの中毒症状が起きてしまいます。
クワズイモをよく見てみると、里芋に少し似ているので、誤食されることもあるそうです。
インテリアとしてクワズイモを飾った時は、誤って食べないように注意が必要ですね。

<クワズイモの置き場>

クワズイモの置き場
クワズイモは、半日陰でも育てることができますが、置く場所があるなら直射日光が入る窓際に置いてあげる方が良いと思います。
あまり日が当たらない場所で育てる場合は、徒長してしまうことがあるので、たまに日光浴をさせてあげることがおすすめ。
徒長とは、植物の茎や枝部分が必要以上に成長しで、間延びしたように見えてしまうことです。

ちなみにエアコンの風が直接当たってしまうと、葉が乾燥してしまって徐々に痛んでしまったり枯れてしまったりするため、クワズイモはエアコンの風が直接当たらないところに置くようにしましょう。

<クワズイモの水やり>

クワズイモとほかの観葉植物
春~夏にかけては土が乾燥していたら、鉢の底に開いている穴から水が染み出てくるぐらい水をたっぷりあげましょう。
このように、たっぷり水をあげると、受け皿に水が溜まってしまいます。
受け皿の水をそのままにしておくと、根腐れの原因につながるので、できるなら水やりの度に、受け皿の水は取り除いてあげてください。
秋~冬は成長をほとんどしないので水やりは、完全に土が乾いたことを確認してからあげるようにしましょう。
特に冬は、乾燥気味に育てると良いそうです。
ただし冬は水やりとは別に霧吹きで葉に水をかけてあげたり、ティッシュやガーゼを湿らせて葉を拭いてあげることがおすすめです。
こうすることで、クワズイモが乾燥しすぎることを防ぐことができます。

◆最後に

インテリアの観葉植物
今回は、部屋を涼しくクリーンな雰囲気にさせてくれる観葉植物の中から、オーガスタとクワズイモをご紹介しました。
観葉植物をインテリアとして検討されている方や、結婚祝い・引っ越し祝いでプレゼントを探している方は、オーガスタとクワズイモも候補に入れてみてくださいね。
ちなみに花キューピットでは 、紹介したオーガスタとクワズイモに加えてさまざまな種類の観葉植物をご用意しています。
産地から元気な観葉植物を直接お届けしますので、ぜひサイトをチェックしてみてください。

 

 

 

2021-07-26 | Posted in お手入れの基本, No Comments » 

 

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