花束
20代独身女性に聞く。クリスマスの過ごし方やプレゼントに関する意識調査
彼女とのクリスマスは特別なもの。いつもとは少し違ったデートがしたいと考える男性も多いのではないでしょうか。今回は「クリスマスの過ごし方やプレゼント」について、未婚の20代女性にアンケートを実施しました。
20代女性は、クリスマスの過ごし方やプレゼントに対してどのように思っているのでしょう?パートナーとのクリスマスを素敵なものにするために、ぜひ参考にしてみてください。
【アンケート対象】
・未婚女性
・20代
【サンプル数】
110名
20代女性はクリスマスをどう過ごしている?
約6割の女性が「クリスマスはパートナーと過ごす」と回答!
質問1.クリスマスはパートナーと過ごしますか?
「クリスマスはパートナーと過ごす」女性が、全体の約6割を占めました。やはりクリスマスは恋人と過ごす人が多いようです。とはいえ、パートナーと過ごさない人も4割以上と少なくありません。
パートナーとのクリスマスは「自宅でまったり」派が約半数!
質問2.「はい」と回答した方にお聞きします。どのように過ごしたいですか?
クリスマスをパートナーと過ごす場合、「自宅でまったり」が約半数という結果となりました。「レストランで食事」と「テーマパークやイルミネーションに行く」が、それぞれ26%、16%と続きます。自宅で過ごす方が多いのは、コロナ禍の影響を受けているのかもしれません。
パートナーと過ごさないクリスマスは「おひとりさま」が意外と多め
質問3.「いいえ」と回答した方にお聞きします。どのように過ごす予定ですか?
パートナーと過ごさない場合、「一人で過ごす」が最も多い4割という結果に。「友達と過ごす」「家族で過ごす」を選択した方も多いですが、「おひとりさま」は決してめずらしいことではないようです。
クリスマスの過ごし方&プレゼント事例!喜ばれるもの・NGなもの
いつもと違う「クリスマス感」が喜ばれる秘訣!
質問4.これまでで一番よかったクリスマスの過ごし方は?またその理由は?
・家で恋人と二人で料理をして、美味しいお酒、ケーキを食べたりしながらのんびり過ごす時間。誰にも邪魔されず過ごせて、二人だけの時間を楽しめたから。(29歳 公務員)
・彼氏がクリスマスデートに夜ご飯を予約してくれた。とても好みのお店で、ホテルも予約してくれていた。朝起きたらサプライズでプレゼントが用意されていて幸せだった。(24歳 事務系会社員)
・その当時付き合っていた人とクリスマスデートでクリスマスマーケットに行ったこと!theクリスマスを味わえてすごく楽しかった。写真もステキなものがたくさんとれた!(25歳 技術系会社員)
「イルミネーションを見に行った」「サプライズでプレゼントをもらった」「ケーキを食べた」など、「クリスマス感のある過ごし方」を「一番よかった」とする意見がたくさん聞かれました。クリスマスは、カップルにとって特別感のあるイベント。いつもと違う「クリスマス感」のある過ごし方ができると喜ばれそうですね。
一番嫌なクリスマスは「一人で過ごすクリスマス」
質問5.これまでで一番嫌だったクリスマスの過ごし方は?またその理由は?
・恋人が何も計画を立てておらず、すべて当日の流れ。どこに行っても混んでいるし、外は寒いし、最悪でした。たまには無計画で過ごす休日もいいですが、クリスマスくらいは考えておいてほしかった。(29歳 公務員)
・ケーキの無いクリスマスは最悪でした。シャトレーゼでもいいからケーキ欲しかった。(28歳 無職)
・テーマパークに行ったこと。人が多くて待ち時間が長く、大変だったから。(20歳 大学生)
一番嫌なクリスマスとして最も多く挙がったのは、「一人で過ごすクリスマス」でした。続いて「特にない」や「仕事や勉強をしていたクリスマス」という意見も。クリスマスで大事なのは、「一緒に過ごすこと」といえそうです。年末が迫り、仕事が忙しい時期でもありますが、一緒に街を歩いてクリスマス気分に浸るなど少しでも会える時間を作れると良いでしょう。また、クリスマスケーキやちょっとしたプレゼントなどがあると、クリスマス気分が高まり、さらに喜んでもらえそうです。
なお、テーマパークではクリスマスならではのイルミネーションが魅力ですが、人によっては混雑や待つことが苦痛になることも……。クリスマスを楽しく過ごせるよう、パートナーとどんな過ごし方がしたいか一緒に計画を立てるのも良いのではないでしょうか。
プレゼントはネックレスなどアクセサリーが人気!
質問6.これまで貰ったプレゼントで一番うれしかったのは?またその理由も教えてください
・元彼に貰ったピアスが一番嬉しかったです。初めてのしっかりしたプレゼントで、ピアス開けたてだったので彼にもらったのが初めて。嬉しかったなあ。(21歳 大学生)
・手袋とマフラーのセット。理由は、彼とお揃いの手袋とマフラーだったから。(23歳 事務系会社員)
・指輪。渡す時の言葉とシチュエーションにとても感動し、心にジーンときたから。(24歳 大学院生)
「一番うれしかったプレゼント」として多かったのは「アクセサリー」。特に「ネックレス」との回答が多数を占めました。回答は多岐にわたりましたが、共通点は「欲しかったものをもらった」ということ。「お揃いのもの」「初めてのもの」なども喜ばれるプレゼントのキーワードといえそうです。
プレゼント選びで失敗しないためには、彼女の好みや欲しいものをリサーチしておくと良いでしょう。彼女の好みに自信が持てない場合には、クリスマスデートで互いのプレゼントを買いに行くのも楽しいかもしれませんね。
「嫌だったプレゼントはない」が多数!避けた方が無難なものは?
質問7.これまでに貰ったプレゼントで一番嫌だったのは?またその理由も教えてください
・自分の趣味じゃない鞄をもらった時。合わせる服がないが、もらった手前、その方と遊ぶときに身につけなくては申し訳ないかなという気持ちになった。(22歳 技術系会社員)
・炊飯器をもらったこと。実用的すぎてロマンチックではなかったから…。(23歳 営業系会社員)
・ゲームセンターで取ってきたフィギュア。その時は好きだったけど誕生日とクリスマスプレゼントではありえない。(28歳 その他)
「もらって嫌だったプレゼントはない」との意見がほとんどでした。理由として「プレゼントをくれる気持ちがうれしい」「自分のために選んでくれたのがうれしい」と考えているようです。
ただ、嫌だったプレゼントとしては、「好みではない洋服」「趣味ではないアクセサリー」など、「好みと違うものをもらった」という意見が比較的多く見られました。また、「安い下着」「日用品」「ゲームセンターの景品」などの意見も。たとえ彼女の好みに合っていたとしても、「気持ちがこもっていない」と思われそうなものはクリスマスプレゼントとしては避けた方が無難でしょう。
パートナーからのプレゼント。予算は関係性やプレゼントの内容による?
質問8.パートナーから貰うプレゼントの予算はどの程度が望ましいですか?
望ましいプレゼント予算として「10,000~15,000円」が最も多く選ばれました。しかし、続く「7,000~10,000円」「5,000~7,000円」も拮抗しており、全体的に分散した結果に。どれが正解と言えないため、「付き合ったばかり」や「結婚したいと思っている」などパートナーとの関係性やプレゼント内容、自分の懐事情を考えて予算感を決めると良いでしょう。
20代独身女性の理想のプレゼント&クリスマスの過ごし方は?
「アクセサリー」がクリスマスプレゼントの鉄板!
質問9.パートナーからどんなクリスマスプレゼントを贈られたいですか?
パートナーからクリスマスに贈られたいプレゼントとしては、半数以上が「アクセサリー」でした。アクセサリー以外では、「アパレル小物」「食品」「衣類」などと続きますが、ほぼ同じ割合で分散しています。一番うれしかったプレゼントとして最も多かった「アクセサリー」がクリスマスプレゼントとしては鉄板といえるでしょう。
理想のクリスマスは「外食派」と「自宅派」に分かれる!非日常感がポイント!
質問10.理想のクリスマスの過ごし方を教えてください
・クリスマスという雰囲気を大切な人と過ごすことかなー!やっぱりそれが一番!(23歳 大学院生)
・隠れ家的なレストランで食事をして、家に帰ってから二人きりでケーキを食べてプレゼント交換をする。(27歳 その他)
・普段より少し高級なレストランのコースを楽しみたいです。ホテルの高層階で夜景を眺めながら美味しい食事とお酒を楽しみつつ、そのままホテルに宿泊したいです。(29歳 公務員)
20代女性が考える理想のクリスマスは、「レストランやホテルでいつもよりちょっと豪華な外食をしたい」外食派と、「家で美味しいものやケーキを食べたい」自宅派に分かれることがわかりました。どちらの過ごし方を選ぶかは、パートナーと話し合って決めるのが良さそうですね。
「人気のクリスマスケーキについて知りたい」「ケーキの大きさを調べたい」という方はこちらの記事もチェックしてみてください。
まとめ
「クリスマスはパートナーと過ごしたい」と考えている20代の独身女性が多いということがわかりました。師走で忙しい時期ですが、できるだけ一緒に過ごせるようにすると良いでしょう。「イルミネーションを見に行く」「ちょっといい食事をする」「プレゼント交換をする」などクリスマス感を演出できると、さらに喜んでもらえるはずです。
また、プレゼントの選び方としては「相手の好みや欲しいもの」をリサーチしておくことが重要です。具体的に何を贈るかに迷ったら鉄板の「アクセサリー」を選べば、失敗することは少ないでしょう。予算は人によってバラつきがありますが、10,000~15,000円を基準に、自身の懐事情を考慮して選んでみてください。
この記事を参考に、パートナーと楽しいクリスマスを過ごしてくださいね。
20代未婚女性に聞く。付き合っていない男性から貰う誕生日プレゼントはあり?なし?
「あの人に誕生日プレゼントを渡したい!」
「誕生日プレゼントを渡したいけど、付き合っていないと迷惑?」
「どの程度の予算だと喜ばれるんだろう?」
職場の同僚や友人、同級生など、気になる人との関係を発展させるために誕生日プレゼントを贈りたいものの、いろいろと悩んでしまって足踏みしてしまう男性は少なくありません。今回は「付き合っていない男性から貰う誕生日プレゼント」について、未婚の20代女性にアンケートを実施しました。
付き合っていない男性から貰う誕生日プレゼントに対する20代女性の本音は?ぜひ、参考にしてみてください。
・未婚女性
・20代以上
【サンプル数】
110名
付き合っていない男性から貰うプレゼントに女性はどう感じる?
そもそも、付き合っていない男性からプレゼントをもらった経験がある女性はどのくらいいるのでしょうか。また、具体的にどのようなプレゼントをもらっているかも気になるところ。アンケート結果を中心に女性の声をご紹介していきます。
7割以上の女性が「はい」と回答!付き合っていない男性からのプレゼント
質問1.付き合っていない男性から誕生日プレゼントをもらったことはありますか?
「はい」を選択した方が、全体の約7割以上を占めました。かなりの未婚女性が、恋人ではない男性から贈り物をもらっているよう。付き合っているかどうかにかかわらず、プレゼントを渡すこと自体は、それほど珍しいことではないのかもしれません。
付き合っていない女性へのプレゼントは「食品orアクセサリー」
質問2.もらったことがある方にお聞きします。どんな誕生日プレゼントをもらいましたか?
最も多かったプレゼントは約3割を占める「食品」。次点が「アクセサリー」でした。付き合っていない関係性だと、いわゆる「消えもの」で負担にならない「食品」が選ばれる傾向にあるようです。「その他」のプレゼントとしては「チケット」や「アニメグッズ」など、個人の趣味に合わせたものが挙がっていました。
8割の女性が回答!付き合っていなくてもプレゼントはうれしい
質問3.付き合っていない男性から誕生日プレゼントをもらってうれしかったですか?
約8割近くが「うれしかった」と回答。次点が「どちらでもない」で、「うれしくなかった」と答えたのはわずかという結果になりました。
・これまでもらったことがなかったからだと思います(23歳 大学生)
・欲しいもので、こちらからお願いをして応えてくれたから(26歳 会社員)
・男女関係なく祝ってくれる気持ちがありがたかった。逆に嬉しくないことがないと思う(29歳 会社員)
・気にかけてもらえたことが嬉しかったから。またその気持ちを形にして表してくれたことが嬉しかった(25歳 会社員)
【うれしくなかった理由】
・取り立てて親しくない人にもらっても、気を遣うだけで全く嬉しくなかった。また、自分の好みとはかけ離れていたから(23歳 大学院生)
・ほしいものではなかったから。また、その人のこともあまり好ましく思っていなかったため、もらってもただ不快だったし、お返しに困った(25歳 会社員)
「祝ってもらえる気持ちが嬉しい」「もらえるなら何でも嬉しい」といった好意的な意見が多くを占める結果に。また、少数の「嬉しくなかった派」の回答は「気を遣うだけ」「その人のことを好きではなかった」などでした。相手との関係性によって変わるようです。「ほしいものではなかった」と答えた人もいるため、プレゼントのチョイスによって印象は大幅に変わるともいえるでしょう。
付き合っていない女性へのプレゼント。印象は良くなるが期待しすぎは禁物かも
質問4.その後の相手との関係に変化はありましたか?
プレゼントをもらって嬉しく思う女性は多いということはわかりましたが、ではその後、関係性に進展はあったのでしょうか。
・仲良くなったし以前より会話を交わすようになったが、恋愛関係には発展しなかった(22歳 大学生)
・その後すぐに付き合った人もいるし、友達のままの人もいます。プレゼントで付き合う・付き合わないは変わらない(21歳 会社員)
・良い雰囲気になったことはありますが、特にその次のステップに進むことなく、今でも仲の良い友達です(28歳 会社員)
アンケートによると「以前から友人関係だったので、関係が変わることはなかった」「プレゼントをもらったから関係が進展するというわけではない」という回答が多数でした。一方で、ただの友人からより親密な関係性になった人や、異性として意識するようになった人もいるようです。
付き合っていない男性からもらうなら……女性の本音とは?
次に、付き合っていない男性からもらうなら、どのようなプレゼントがいいか聞いてみました。「好みの男性」と「好みではない男性」に分けて質問し、プレゼントの内容や予算についてリサーチ。プレゼントを考えている男性は、自分がどの条件に当てはまるかを考えながらチェックしてみてください。
好みの男性でも軽めのプレゼントが有効?
質問5.付き合っていないが好みの男性から誕生日プレゼントをもらうなら、どのようなプレゼントが良いですか?
最も多いのが「食品」で、次に「アクセサリー」「アパレル小物」が拮抗するという、全体的に分散した結果に。好みの男性ということもあり、身につけられるアイテムでも嬉しいようです。「その他」の回答は少なかったのですが「なんでも嬉しい」と答える人もいました。
3,000~5,000円が半数以上。好みの男性からのプレゼントの予算
質問6.付き合っていないが好みの男性から誕生日プレゼントをもらうなら、どの程度の予算が望ましいですか?
「3,000~5,000円」と「0~3,000円」がそれぞれ約3割と、比較的安価な予算を答える女性が合計で6割を占めました。
・あまりにも安価なものや、ちょっとしたものだったらいいかな、と思ってしまう。逆に高価なものを頂いてもお返しに困ってしまう(25歳 営業系会社員)
・あまり高価な物を貰っても逆に萎縮してしまいそう。付き合っていないなら1000円以下のお高めなコンビニスイーツ程度がちょうどいい(29歳 会社員)
・高額すぎると申し訳なく感じてしまう。それに、下心があるのではないか、見返りを求められるのではと思ってしまう(27歳 営業系会社員)
ちなみに、10,000円以上を選んだ人の中にも「高価すぎると困る」と回答している人が多くいました。付き合っている間柄でない場合、高価なプレゼントをもらうと「何かあるのでは」と考えてしまう女性が少なくないようです。気になる女性と少しずつ距離を詰めたいのであれば、スイーツやドリンクなど、差し入れのような感覚でプレゼントをすると良いかもしれません。
半数以上が「食品」と回答!好みでない男性からのプレゼント
質問7.付き合っておらず好みでもない男性から誕生日プレゼントをもらうなら、どのようなプレゼントが良いですか?
「好みではない男性」からもらうプレゼントとしては、半数以上を「食品」が占めました。「好みの男性」に比べても、すぐに無くなる負担の少ないアイテムが人気のようです。
なお、「その他」には「そもそもいらない」「受け取らない」といった厳しい答えも目立ちました。
好みでない男性からのプレゼント。予算のかけすぎに注意
質問8.付き合っておらず好みでもない男性から誕生日プレゼントをもらうなら、どの程度の予算が望ましいですか?
予算は半数以上が「0~3,000円」と、なるべく低い予算のプレゼントを選ぶ人が多数でした。
・好みでない男性からはもらわなくてもいい。お返しとか考えるのがめんどくさい。下手にもらって期待されても困る(29歳 事務系会社員)
・好まない男性のことにはあまり関心を持たない。それなら、自分ができるだけ多く得るかたちで終わるのがいい(22歳 営業系会社員)
・とりあえずいただけるものはもらいたい。もし自分が気に入らないものであれば売ってしまえばいいと思ったから(28歳 事務系会社員)
基本的に、好みでない男性からプレゼントをもらう際には「お返しを考えるのが面倒」「見返りを求められたくない」という理由で、なるべく低予算を望む人が多いことがわかりました。
5,000円以上のプレゼントを希望する人の中には「興味がない人にもらうなら欲しいものがいい」や「いらないものなら売る」といったシビアな意見も……。
好みでなくても「印象が良くなる」と8割以上が回答
質問9.誕生日プレゼントをもらうことで、その人の印象は良くなりますか?
8割近くの人が「良くなる」と回答する結果に。
「その他」と答えた人の意見としては「好きな人だったら良くなる、好みでない人だったら特に変わらない」がありました。かなりの女性が誕生日プレゼントをもらうことで好印象を抱くようです。
プレゼントを贈るだけで関係性が進展するような期待はできませんが、贈ることで距離が近づく可能性はあります。予算を抑えたプレゼントをサラッとスマートに渡すことができれば、意中の女性の意識を少しずつ自分の方に向けることができるかもしれません。
まとめ
付き合っていない男性からの誕生日プレゼントは、それだけで恋愛関係に発展する力は持っていないものの、関係性をより良いものにしたり、印象をアップさせたりするきっかけにはなるようです。
アンケートでは、ややネガティブなコメントも集まりましたが、「付き合っていない男性から誕生日プレゼントをもらってうれしかったですか?」という質問に対して約8割の女性が「うれしかった」を選択しているように、好意的に受け止めてもらえるのは間違いありません。
あまり高価なものは選ばないように注意しつつ、「スイーツや気軽なお菓子を渡す」といった「消えもの」からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
既婚女性に聞く。結婚前後で誕生日のお祝いはどう変わった?
「妻をもっと喜ばせるお祝いの方法を見つけたい……」
「結婚後、誕生日のお祝いをしなくなったが何かするべきなのでは……」
などなど、妻への誕生日のお祝いにお悩みの男性もいるのではないでしょう。
今回は、「誕生日のお祝い」をテーマに、既婚女性にアンケートを実施しました。
既婚女性は、結婚後の誕生日のお祝いについてどのように感じているのでしょうか。
「妻は実際のところどう思っているのだろう……」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
・既婚女性
・30代以上(結婚10年未満)
【サンプル数】
110名
全体の85%が結婚後もパートナーからのお祝いがあると回答
質問1.結婚後もパートナーからの誕生日のお祝いはありますか?
「はい」を選択した方が全体の8割を超えました。結婚後も、何かしらの誕生日のお祝いがある方が大多数のようです。「はい」を選択した理由としては、以下のようなコメントが集まりました。
・お互いを大切にしているということや、日頃の感謝を込めてプレゼントをしたり、ケーキを買ってお祝いする。愛情表現をするきっかけのひとつだと思うから。(33歳 公務員)
・365日たまには違うように特別にすごしたいから。(38歳 会社員)
・付き合い始めから、お互いの誕生日には外食したりケーキを食べたりしてお祝いしており、結婚後も特に変わりなくお互いの誕生日を祝っている。(35歳 専業主婦)
「お互いの愛情を確かめ合う良い機会だから」
「非日常を感じられる貴重な機会だから」
「恋人時代の延長線上で習慣として」
などの意見が大多数を占めました。
中には「お互いがお祝いをしている姿を子どもに見せることで、お祝いを大切にできる人に育ってほしい」など、子育てを踏まえた意見も含まれていました。
また、少数とはいえ「いいえ」を選択した方もいます。
なぜ結婚後に誕生日のお祝いがなくなったのか?その理由として代表的なものは以下です。
お互いの誕生日が近く、お互い様なのでなくなってしまった。結婚記念日も近いため、まとめてお祝いという形になっている。相手からのプレゼントは特になく、自分の欲しいものを家計から買うと言う感じ。
(32歳 会社員)
・家族が増えて、わたしだけの誕生日を祝う、時間がないこと、わたしの誕生日祝いとして、家族でケーキを食べる事はするが、お祝いの感じはほとんどないため(36歳 専業主婦)
・同じ財布だから、あえてプレゼントを送りあう必要はないと2人で話し合って決めた(36歳 会社員)
「お祝いする習慣がなくなった」
「子どもに時間とお金がかかるようになり、自分たちに使う余裕がない」
「小遣い制になったため、財布が同じになったため」
などの意見が多くを占めており、子育てと経済面で誕生日のお祝いがなくなってしまった方が多いようです。
形は変わってもうれしさは変わらない「結婚後の誕生日のお祝い」
「結婚後もパートナーからの誕生日のお祝いはありますか?」に対して「はい」を選択した方は、誕生日のお祝いに関してどのように感じているのでしょうか?以下、アンケート結果をもとにご紹介します。
「外食+誕生日プレゼント」のお祝いが半数を占める
質問2.「はい」を選択した方にお聞きします。どのように祝ってもらっていますか?
一番多かったのは全体の5割を占める「外食+誕生日プレゼント」、次に多かったのは「誕生日プレゼントのみ」という結果に。
「その他」を選択した方の中には、「外食・旅行のみ」という方や、「誕生日プレゼント+自宅で少し豪華な夕食を食べる」という方もいました。
プレゼントの選び方は「一緒に選ぶ」夫婦が多いという結果に
質問3.「はい」を選択した方にお聞きします。誕生日プレゼントはどう選びますか?
誕生日プレゼントの選び方については「一緒に選ぶ」を選んだ方がもっとも多く、全体の4割強を占めました。
「パートナーに選んでもらう」「自分で選ぶ」を選択した方はほぼ同率に。「パートナーに選んでもらいたい」という方と「自分で選びたい」という方が一定数いるため、妻の好みを踏まえて贈り方を選んだ方が良いでしょう。デートを兼ねて一緒に時間を過ごしつつ、自分の好みで選べるため「一緒に選ぶ」が一番無難といえるのかもしれません。
「その他」を選択した方の回答では、「パートナーから選んでもらったもの、自分で選んだもの、両方をもらう」というものもありました。
人気のプレゼントは「アクセサリーorアパレル小物」
質問4.「はい」と選択した方にお聞きします。誕生日プレゼントはどのようなものをもらいましたか?
「アパレル小物」「アクセサリー」の2つで全体の6割を占める結果に。
子どもがいる世帯では時間とお金が子どもに集中するため、なかなか購入の機会がないアパレル小物やアクセサリーが喜ばれるのかもしれません。
その他の回答では「キッチン雑貨・家電」といった実用的なものや、「ミシン・ゲームソフト・好きなキャラクターの限定品グッズ・ぬいぐるみ」などの趣味に関わるものなどの回答がありました。明確な趣味やほしいものがある場合は、それに合わせてプレゼントを選ぶのが良さそうです。
結婚前後のお祝いの仕方は「変わらない」が半数以上
質問5.「はい」を選択した方にお聞きします。結婚前後でお祝いの仕方に変化はありましたか?
「変わらない」が、全体の6割強を占める結果に。結婚歴が比較的浅い人、もしくは子どもがいない場合は恋人から夫婦に変わってもお祝いの仕方に大きな変化はないようです。
逆に「変わった」を選択した方は約3割と少数であることがわかりました。その理由として代表的なのは以下です。
・子供が生まれ、自由になる時間が減ったので、プレゼントとして1人でゆっくり過ごす時間を与えてもらうことがプラスされた。(36歳 専業主婦)
・結婚前は休みを合わせて出掛け、帰りに食事とプレゼントという感じだったが、結婚後は普通に仕事に行き、夕食が少し豪華なテイクアウトになった。プレゼントは誕生日に近い週末などにショッピングモールなどに出掛け、その場で購入、という普通にショッピングの流れになった。(37歳 会社員)
・結婚前はサプライズでケーキやプレゼント(花束が多かった)を用意してくれていましたが、結婚後は財布が一緒になったこともあり、自分で選んでプレゼントを買ってもらうようになりました。(33歳 会社員)
「サプライズなどの大がかりなお祝いはなくなった」
「子どもがいるので家でお祝いすることが増えた」
「財布が同じになったので、選んでもらうのではなく、自分で選ぶようになった」
「パートナーに子どもを預けて、一人の時間をプレゼントしてもらうようになった」
などなど、恋人から家族になったこと、または子どもができたことによって、誕生日のお祝いの仕方が変化したといえるでしょう。
とはいえ、形が変わったことに不満を覚えているような回答はほとんどなく、感謝やうれしさを感じているものが大半を占めました。
「お祝いされたい」が大多数!誕生日のお祝いがなくなった方の本音
次に、「結婚後も誕生日のお祝いはありますか?」に対して「いいえ」を選択した方が、どのように感じているのかをご紹介します。
「お祝いされたい」が全体の7割以上
質問6.「いいえ」を選択した方にお聞きします。お祝いされたいと思いますか?
「お祝いをされたいか?」に対して、「はい」を選択した方が7割以上という結果に。
理由としては、以下のような回答が集まりました。
・やはり、最初のときはお互いに意識をしていたのですが、夫婦でそれがなくなると、寂しいものがある。だからといって、自分から進んでお祝いをするのは今更はずかしい。(30歳 専業主婦)
・いつまで経っても誕生日はお祝いしてもらえると嬉しい。自分で欲しいものを買うのではなく、相手が自分のために選んだものだとなんでも嬉しい。(32歳 会社員)
・誕生日にお祝いされると誰でも嬉しいのではないでしょうか。歳を重ねるにつれて、孤独になっていくので、お祝いは必要だと思います。(38歳 その他)
口や態度で表すことはなくても、「お祝いされたい」と感じている女性は多いようです。
子育てや経済面など、さまざまな問題で「パートナーの誕生日のお祝いをしなくなった」という方は、今年から再スタートしてみても良いのではないでしょうか?
お祝いの仕方は「外食+誕生日プレゼント」が一番人気
質問7.「いいえ」を選択した方にお聞きします。お祝いされるとしたら、どのようにお祝いされたいですか?
「どのようなお祝いがよいか?」に対しては、「外食+誕生日プレゼント」が約4割を占める結果に。「旅行+誕生日プレゼント」を選んだ方も2割程度いることから、プレゼント+αを求める方が全体の6割強を占めています。
「外食・旅行+誕生日プレゼント」を選択した理由として、代表的なのは以下です。
・【外食・誕生日プレゼント】いつも自炊しているので、たまには人が作ったごはんを食べたいのと、誕生日ぐらい食事作りから解放されたいから。(38歳 専業主婦)
・【旅行+誕生日プレゼント】記念日に旅行などしてくれると、とても嬉しいから。プレゼントなどもいいけれど、思い出を作った方がもっと良い。(32歳 専業主婦)
・【外食+誕生日プレゼント】お誕生日プレゼントだけだと味気ないので。できれば一緒にお食事に行って、そこでお祝いをしてもらいたいです。(37歳 会社員)
「非日常で特別な時間を過ごしたい」
「誕生日くらい家事から解放されたい」
などの意見が多く見られました。
逆に「誕生日プレゼントのみ」の理由としては、「子どもがいるので、外食や旅行はかなりの重荷」などがありました。旅行や外食を贈る際は、同時に「子どもを親に預けられるようにする」など、事前の準備は怠らないようにしましょう。
ほしいプレゼントでも「アクセサリーorアパレル小物」が一番人気
質問8.「いいえ」を選択した方にお聞きします。.誕生日プレゼントをもらうとすると、何が良いですか?
「どのような誕生日プレゼントが良いか?」に対しては、「アパレル小物・アクセサリー」を選んだ方が全体の半分を占めます。次いで「美容グッズ・花束・旅行」がそれぞれ約10%という結果になりました。
メインをアパレル小物・アクセサリー、サブで花束・美容グッズなどを贈ると喜ばれるのではないでしょうか。
「その他」を選択した方の回答では、「家電・食事・キャラクターグッズ・お金」などが見られました。
傾向としてアパレル小物やアクセサリーを求める女性は多いですが、趣味や好みは人によってバラバラのため、本人に一度確認してみても良いでしょう。
プレゼントの選び方は「一緒に選びたい」が人気
質問9.「いいえ」を選択した方にお聞きします。誕生日プレゼントを選ぶとすると、どのように選びたいですか?
プレゼントの選び方としては「一緒に選びたい」がもっとも多く、全体の約4割を占めます。
一緒に選びたい理由として代表的なのは以下です。
・私の好みでないプレゼントをもらっても困るから、一緒に選んだ方がお互いにストレスなく済むかと思います。(37歳 会社員)
・サプライズも嬉しいけど、同じ家計簿のお金になるので、できれば必要かつ実用性のあるものを一緒に選びたいです。(38歳 会社員)
・自分だけで選ぶよりもプレゼント感があるから。それに一緒に買い物にデートに行くのは嬉しいし楽しい。相手が忙しかったら自分だけで選ぶのでもOK。(33歳 専業主婦)
「一緒に選んだ方が思い入れのある物になる」
「好みではないものの可能性があるから」
といった回答が大半を占めました。「自分で選びたい」という方も2割程度いることから、「パートナーに選んでもらいたい」と考える方はやや少数派であることがわかりました。
逆に、「パートナーに選んでもらいたい」を選択した方にはどのような理由があるのでしょうか。
代表的な理由は以下です。
・私のことを考えて選んでくれたら嬉しいと感じるから。欲しいものがあったとしても、その旨を伝えるより選んで欲しいかな。(30歳 自営業)
・どんなのがもらえるんだろうっていうワクワクがある。パートナーが、自分の欲しいものや自分に合うものを選んでくれるのでとても嬉しい。(31歳 会社員)
・考えてくれる手間が嬉しいです、あとはサプライズが好きなので。考えてくれる手間が嬉しいです、あとはサプライズが好きなので。(38歳 自営業)
どんなものを選んでくれるかよりも「プレゼントを選ぶ」という行為自体に喜びを感じる方が多いようです。
サプライズでプレゼントを渡すのはリスクも大きいですが、相手によっては満足度が高いことが伺えます。
「サプライズが好き」ということがわかる場合は、一緒に選んだりパートナーに直接聞いたりするよりも、自信をもってプレゼントを選んでみても良いかもしれません。
まとめ
恋人から夫婦に関係が変わり、家族になっても、ほとんどの女性は誕生日のお祝いを望んでいます。
「妻をもっと喜ばせたい」という方は、プレゼントと合わせて日常の疲れを癒す外食や旅行を検討してみると良いかもしれません。
また、「しばらく誕生日のお祝いをしていない」という方は、どんな形でも誕生日のお祝いを再スタートしてみてください。恥ずかしさで嬉しさを上手に表現できなかったとしても、間違いなく喜んでくれるはずです。
敬老の日に贈る定番の花「敬老の日といえば」この花!という人気な種類を紹介
9月といえば、敬老の日。
今年、2024年の敬老の日は9月16日(月)です。
敬老の日におじいちゃん・おばあちゃんへ花束やアレンジメントのプレゼントを贈る、という方は多いのではないでしょうか。
花のプレゼントは、性別・年齢を問わず喜んでもらえる贈り物の1つ。
今回は、敬老の日に「いつもありがとう」の感謝の気持ちや、「ずっと元気でいてね」という長寿の願いを込めて、花束やアレンジメントを贈る時に選ばれる定番の花の種類をご紹介します。
ここでは、敬老の日ギフトに選ばれる定番の花の種類を一覧でご紹介した後、定番の花の特徴や花言葉も掲載しています。
花の名前だけではなく、もっと詳しく知りたいという方は、一覧の後もチェックしてみてください。
敬老の日ギフトに贈る定番の花(一覧)
「敬老の日といえば、この花!」というような、敬老の日ギフトの定番になっている花の種類を一覧で紹介します。
敬老の日に定番の花をもっと詳しく
ここからは、先ほど一覧で紹介した、敬老の日ギフトに贈る定番の花について、もっと詳しく見ていこうと思います。
それぞれの花の特徴や、花言葉などが知りたい場合はこちらもチェックしてみてください。
りんどう
りんどうは、秋の山野草の代表的な花の1つ。
花色は青色・紫などが有名で、りんどうの紫色は高貴な色とされていて、おじいちゃん・おばあちゃんへの尊敬の気持ちを表してくれるため、敬老の日のプレゼントに人気があります。
ただりんどうの色は紫色だけではなく、白やピンクなどの色も流通しているので花束・アレンジメントのデザインに合わせて、紫色以外のりんどうの色を合わせて使ってみてもいいかもしれません。
また、りんどうの根が古くから漢方の生薬として活用されています。
漢方として活躍していることから、りんどうを敬老の日ギフトに使うことで「いつまでも元気でね」という願いを込めることもできるのです。
りんどうを敬老の日に贈る魅力は、花の色だけではなかったのですね。
ちなみにりんどうの花言葉は、「勝利・正義感・あなたの悲しみに寄り添う・寂しい愛情」など。
花言葉の「勝利」は、先にご紹介した漢方として重宝されていることから「病気に打ち勝つ」すなわち「勝利」として付けられました。
花束やアレンジメントを贈る際に、りんどうをプレゼントする時に「勝利」という花言葉の由来も伝えれば、おじいちゃん・おばあちゃんへ長寿を願うプレゼントになりそうですね。
メッセージカードに、りんどうの花言葉や、その由来を記載することもおすすめです。
▼鉢植えのリンドウの育て方が知りたい方はこちら
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りんどうの鉢植えの育て方|害虫対策・肥料・水やりの頻度は? リンドウの育て方のポイントをご紹介します。 |
▼リンドウについてもっと知りたい方は、こちらも合わせてご覧ください
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りんどうの花の季節や花言葉、名前の由来など|敬老の日になぜ贈られる? リンドウについて詳しく解説。切り花のリンドウの長持ち方法なども掲載中。 |
ユリ
堂々とした花姿が、多くの人を魅了しているユリ。
ユリは、その堂々とした花姿にちなんで「威厳」という花言葉を持っています。
「威厳」という花言葉を込めて、敬老の日にユリを贈れば、人生の先輩であるおじいちゃん・おばあちゃんへ尊敬の気持ちを伝えられそうですね。
ユリは大きく美しい花が上品で存在感があり、1輪加わるだけでフラワーギフトに高級感を持たせてくれます。
さらに、動きのあるユリの葉が花束・アレンジメントにボリューム感をもたせたり、立体感のあるデザインを表現したり、花だけでなく葉も活用されることが多い花です。
そのため、義理の父母に敬老の日のプレゼントを贈る時や、動きのある立体的なデザインをプレゼントしたい時に選ぶ方もいらっしゃるようです。
そんなユリは洋風・和風 どちらのお部屋にも馴染むため、おじいちゃん・おばあちゃんが住むお部屋に関わることなく、お好きな場所に飾っていただけます。
洋室・和室どちらにも、違和感なく飾ることができるのは嬉しいですね。
バラ
バラは敬老の日に限らず、誕生日や結婚記念日でもギフトとして人気の花の1つです。
高級感があり、華やかな見た目のバラを使ったギフトを敬老の日に贈れば、特別なプレゼントになること間違いなし。
世界中にたくさんの種類がある花の中で、最も有名と言っていいほど多くの方から愛されているバラ。
そんなバラは、花の種類に詳しくないというおじいちゃん・おばあちゃんへのプレゼントにもおすすめです。
「花の女王」とも呼ばれるバラを贈れば、花について詳しくないおじいちゃん・おばあちゃんでもきっと喜んでもらえます。
バラ全体の花言葉は「愛・美」などがあります。
一方で、バラは色ごとに花言葉がそれぞれ決まっており、特に敬老の日におすすめな花言葉を持った色はピンクです。
ピンクのバラの花言葉は「感謝・しとやか」などがあります。
おじいちゃん・おばあちゃんに「いつもありがとう」の気持ちを、ピンクのバラの花言葉で伝えてみませんか。
菊(マム)
和風なデザインはもちろんのこと、洋風なデザインでも用いられることのある菊。
菊の花言葉は「高貴・高潔」などがあり、尊敬するおじいちゃん・おばあちゃんへ敬老の日で贈るのに最適です。
そんな菊は、日本の切り花として生産量が最も多く、日本人にとって馴染みの深い花の1つです。
菊の別名はマムといい、マムは秋を象徴する存在としても知られています。
そのため、敬老の日がある秋をイメージしたデザインの花束やアレンジメントを贈りたいという時は、菊を取り入れることが人気。
そして菊は他の花よりも花もちがよく、長くきれいな状態を保つことができることも嬉しいポイントです。
ただ菊と聞くとお供えのイメージが強いという方も、いらっしゃるかもしれません。
しかし、ひとくくりに菊といっても様々な種類があり、特に洋菊は和菊とは全く違ったイメージの花が多いです。
スプレーマムやピンポンマムなど、かわいらしい雰囲気の菊もあるので、敬老の日に菊をプレゼントしたいという時は、品種などもチェックしながら選ぶといいかもしれません。
ちなみに中国では菊は「四君子」の1つで、不老長寿の薬効があるという言い伝えがあります。
菊は仙人の住む所に咲く花とされていて、中国では長寿の効果があるとも言われているのだそうです。
中国でも言われるように、長寿の願いを込めて敬老の日に花を贈りたいという方は、菊がおすすめです。
ワレモコウ
茎の先端に赤や茶色の花を付ける姿が秋らしい、ワレモコウ。
日本の秋を代表するような存在として知られており、花束やアレンジメントだけでなく、生け花でも人気の花です。
ワレモコウが風で揺れる様子は、可憐で風情を感じるという方もいらっしゃると思います。
先にご紹介したリンドウや菊などを使った和風なデザインの花束やアレンジメントにワレモコウを加えることはもちろん、近年では洋風のデザインに入れ、ワレモコウの落ち着いたカラーでフラワーギフト全体のアクセントにすることもあるのだそう。
明るい色合いで作った花束やアレンジメントに、締まった花色のワレモコウが入ることで、花ギフト全体がまとまることもあるのだそうです。
ワレモコウの花言葉は 「変化・愛慕」が有名ですが「感謝」という花言葉も持っています。
ちなみに「変化」という花言葉は、ワレモコウが上から下に向かって順に花を咲かせることが由来とされています。
トルコキキョウ
豪華なドレスのようにも見える、優雅な花姿のトルコキキョウ。
開花したトルコキキョウはふんわりとした印象で、先にご紹介した通りドレスのように見えます。
一方で、ねじられたような姿のつぼみはかわいらしく、開花した様子とは異なり、花束やアレンジメントのアクセントにもなるようです。
トルコキキョウは他の花に比べて花持ちが良く、長くきれいな花を楽しむことができます。
敬老の日におじいちゃん・おばあちゃんへ花をプレゼントしたなら、なるべく長くきれいな花を見てもらいたいもの。
長く花を観賞してもらいたいと思っている方は、トルコキキョウを選ぶといいかもしれません。
そんなトルコキキョウの花言葉は「優美・清々しい美しさ・希望・良き語らい」などがあります。
いつも優しいおじいちゃん・おばあちゃんへ「優美」という花言葉を込めて、敬老の日にトルコキキョウをプレゼントするのはぴったりですね。
また「良き語らい」という花言葉に想いを込めて、仲良しなおじいちゃんとおばあちゃんへ敬老の日にプレゼントするのもおすすめです。
におい桜
におい桜は、今まで紹介していた花とは違い、花束やアレンジメントで使われる切り花ではなく、鉢植えとして流通していることが多い花です。
敬老の日に鉢植えをプレゼントしたいと思っている方は、におい桜がおすすめ。
鉢植えは切り花を使った花束やアレンジメントよりも、一般的に花を長く楽しめることが多いです。
さらに鉢植えは、花を育てる楽しさもプレゼントすることができ、育てていた蕾が開花するなど小さな感動を贈ることもできます。
ガーデニングや植物を育てることが好きという、おじいちゃん・おばあちゃんへのプレゼントには特におすすめです。
におい桜の花言葉は「しとやか・優美な人」などで、名前の通り桜のようなかわいらしいピンク色と、ほのかに感じる香りが特徴です。
パッと咲いた花の様子はかわいらしく、小さな鞠のようにも見えるつぼみの姿も愛らしい。
におい桜は見ているだけで、ほっこりとした優しい気持ちになりそうです。
▼におい桜の育て方が知りたい方はこちら
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甘く優しい芳香が楽しめる ~におい桜の育て方~ 敬老の日ににおい桜をもらった方は、育て方をチェックしてみてください。 |
敬老の日の日程
敬老の日に贈る定番の花を紹介しましたが、ここで最後に敬老の日の日程を改めて紹介したいと思います。
敬老の日の日程は、毎年変わります。
「おじいちゃん・おばあちゃんへプレゼントする花を用意したけれど、敬老の日を過ぎていた!」ということがないように、日付はチェックしてみてくださいね。
敬老の日は、毎年9月の第3月曜日です。
今まで敬老の日は9月15日でしたが、2003年からハッピーマンデー制度により9月の第3月曜日に移動しました。
9月の第3月曜日に敬老の日が移動したことによって、土日と合わせて3連休になるため、おじいちゃん・おばあちゃんに会いに帰省したり、旅行など少し遠出をしたりしやすくなったのかもしれませんね。
ちなみに今年、2024年の敬老の日は9月16日(月)です。
来年、2025年の敬老の日は9月15日(月)となります。
▼敬老の日の日程が気になる方は、こちらも合わせてご覧ください。
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2024年(令和6年)今年の敬老の日はいつ?|過ごし方・すること・ギフトにおすすめの和風な花の種類も掲載 敬老の日の日程をもっと詳しく知りたい方はこちらもチェック。 |
長寿祝い・賀寿と合わせてお祝いしたい
60歳を祝う還暦で、赤いちゃんちゃんこを着てお祝いするのは有名ですよね。
長寿を祝うお祝いは還暦以外に、古希や傘寿、米寿などさまざまなものがあります。
敬老の日にプレゼントを渡すなら、長寿のお祝いで祝われる色を使うのもおすすめです。
還暦(60歳) | 赤色 |
---|---|
古稀・古希(70歳) | 紫色 |
喜寿(77歳) | 紫色・紺 |
傘寿(80歳) | 黄色・金茶 |
長寿のお祝いの色に合わせて花束を作ったり、花と一緒に渡すプレゼントの色を決めるのにも役立ちそうです。
他にも長寿のお祝いの色を知りたい方や、それぞれのお祝いにぴったりな花を知りたい方は、こちらも合わせてご覧ください。
>>>還暦・古希など長寿のお祝い一覧
敬老の日にぴったりな縁起物・縁起の良い動物
花束で使うピックのデザインや、メッセージカードに添えるイラストなどに縁起物の動物を使えば、よりおじいちゃん・おばあちゃんに喜んでもらえそうです。
ここからは、縁起の良い動物をご紹介します。
フクロウ
フクロウはその名前から「福来郎=福が来る」や「不苦労=苦労しない」など、縁起が良いとされています。
「おじいちゃん・おばあちゃんに、良いことがたくさんありますように」と、願いを込めることができそうです。
また、フクロウはローマ神話では「知性の象徴」とされているため、「森の哲学者」などとも呼ばれています。
経験豊富で、物知りなおじいちゃん・おばあちゃんにはぴったりです。
カエル
カエルはその名前から語呂合わせで「無事帰る」・「福帰る」・「お金が帰る」や「福を迎える」・「若返る」などさまざまな縁起の良い言葉になります。
さらに、カエルは前にしか飛ばないことから「成長」や「飛躍をのもたらす」と考えらています。
さまざまなな縁起の良い意味を込めて、敬老の日にはカエルモチーフのアイテムをプレゼントするしてもよさそうです。
鶴
古くから「鶴は千年」といわれており、「長寿を象徴する鳥」として浸透しています。
千歳あめの袋などにも鶴がデザインされていることが多く、鶴は縁起が良いと知っている方も多いのではないでしょうか。
また鶴は夫婦仲が良く一生連れ添うことから、夫婦が円満の象徴として夫婦鶴(めおとづる)という言葉もあります。
仲の良いおじいちゃん・おばあちゃんには「長寿の意味と、いつまでも仲良しでいてもらいたい」という気持ちを込めて、鶴をデザインした贈り物を用意してみては。
亀
先に紹介した鶴と同じく、亀も長寿の象徴とされています。
「鶴は千年、亀は万年」というフレーズを聞いたことがある方も、多いのではないでしょうか。
そして、亀は金運をアップしてくれると考えられています。
理由は甲羅が昔のお金に似ていることや、お金を貯金する時は昔甕(かめ)に入れていたこと、小判などが亀の形に似ているからなどといわれています。
敬老の日には、鶴と亀をセットにしたデザインをプレゼントしてもよさそうです。
おじいちゃんには亀を、おばあちゃんには鶴をプレゼントするなど、ふたりでデザインを変えるのも良いでしょう。
招き猫
飲食店などでも飾られていることもある、招き猫。
招き猫は、ねこの種類によって意味が変わるといわれいます。
白猫 | 福を呼ぶ |
---|---|
黒猫 | 魔除け・厄除け |
三毛猫 | 運を呼ぶ |
また上げている手によっても意味が異なり、左を上げている招き猫は「人を招く」ため商売繁盛や良縁などに恵まれるとされています。
一方、右手を上げている猫は「福を招く」とし、お金や幸運を引き寄せてくれるといわれているのだそう。
おじいちゃん・おばあちゃんに招き猫や、招き猫のデザインをプレゼントする時は、ネコの種類やどちらの手をあげているかまでこだわってプレゼントしたいですね。
サル
サルは、猿が「えん」と読めることから「縁」を連想させるといわれています。
さらに「魔が去る(サル)」と同音なことから、縁起が良い動物とされています。
古くからサルは、魔・災い・厄を取り払ってくれるとして、大切にされてきました。
敬老の日にはおじいちゃん・おばあちゃんに「悪いことが起きませんように」という気持ちを込めてプレゼントしてもよさそうです。
ハリネズミ
主にヨーロッパでハリネズミは、幸福をもたらす動物として知られています。
鶴や亀は和風なイメージが強いですが、ハリネズミは洋風なイメージがありますよね。
一緒にプレゼントする花のデザインや、おじいちゃん・おばあちゃんの好みに合わせて動物を選べるとよさそうです。
敬老の日には花ギフトを贈ろう
今回は、敬老の日におじいちゃん・おばあちゃんにプレゼントする定番の花の種類をご紹介しました。
「敬老の日といえば、この花」という有名な花ばかりなので、敬老の日に花をプレゼントしたいけれど、種類がわからないという方は、掲載している花を選んでみてください。
また、敬老の日に初めてプレゼントを贈るという方も、ぜひ参考にしてみてください。
王道の花なので、プレゼントしてがっかりされることが、ほとんどないはずです。
ちなみに花キューピットでは、敬老の日に贈る人気の花束・アレンジメントを種類豊富にご用意しています。
花束・アレンジメントは、花の種類から選ぶ(絞り込む)こともできるので 、気になった方はぜひチェックしてみてください。
もっと知りたい敬老の日
ここでは敬老の日について、もっと知りたいことをまとめました。
敬老の日で定番の花を何ですか
りんどう・ユリ・バラ・菊(マム)・ワレモコウ・トルコキキョウ・におい桜などが人気です。花言葉や定番になった理由ははこちら
リンドウはどうして敬老の日に人気なんですか
花言葉や花色が敬老の日にぴったりだからです。詳しくはこちら
お花とスイーツのセットをプレゼンできますか
花とスイーツのセットもご用意しています。敬老の日のプレゼントにはお花もスイーツも人気があります。カステラやまんじゅうなどの和菓子、ゼリーやバウムクーヘンなどの洋菓子もお選びいただけます。詳しくはこちら
敬老の日の由来は何ですか
敬老の日は「としよりの日」が由来になっています。詳しく由来を知りたい方はこちら
敬老の日にぴったりの鉢植えの種類は何ですか?
バラやミディ胡蝶蘭、ガジュマルなどが人気です。おすすめの理由や水やりの方法、飾る場所についても「敬老の日におすすめな鉢植えのプレゼント◆リンドウ以外の花の種類も掲載」のコラムで掲載しています。鉢植えの種類はこちら
お供えの花の種類~四十九日法要・ご葬儀など~
法要や法事、ご葬儀などお供えの花を贈る機会はあるものですが、頻繁に贈ることがないため、迷ってしまうことも多いのでは。
例えば「どの種類の花を選んだらいいのか」や「どんな色にしたらいいのか」、「花束・アレンジメントどっちがいいか」など分からないことも多いと思います。
そこで、今回はお供えの花束やアレンジメントで使われる、切り花の種類をご紹介します。
また、お供えの花の色・スタイルについても掲載しています。
◆お供えの花の色
お供えで贈る花の色には、一般的にルールがあることをご存知でしょうか。
宗教・宗派によっても異なりますが、お供えの花の色合いには簡単な決まりがあります。
主に、故人がお亡くなりになってから、どのくらいの日数が経ったかによって色合いが決められています。
<四十九日よりも前>
お通夜やご葬儀、初七日など故人が亡くなってから日が浅い場合は、白を中心に花を用意します。
基本的に四十九日までにお供えの花を贈る場合は、白の花でまとめたアレンジメントを贈りましょう。
ちなみに、白だけでまとめた花のことを「白上がり」といいます。
ただ亡くなった故人がまだお子さんだった場合や、まだお若い時には四十九日に内でも白に限らず、優しい色合いの花を加えることがあります。
その場合は白の花に、淡い色(ピンク・水色・紫)などを加えて、優しい雰囲気にする方もいらっしゃるのだそう。
宗派などで違いはありますが、一般的に派手な色味を贈ることは、ご遺族の方の強い要望がない限り少ないようです。
▼ご葬儀前・通夜・葬儀に贈る花はこちらから▼
<四十九日よりも後>
1周忌など、故人が亡くなってから四十九日以降にお供えの花を贈る場合は、白に優しい色の花を加えたものが選ばれます。
ピンク・ブルー・水色・紫などの色を加えることが多いようです。
季節に合わせて温かな色・爽やかな色を選ぶことや、故人の好きな色だった色を加えることもあるのだそう。
▼四十九日法要(忌日法要)以降に贈る花はこちらから▼
◆花束・アレンジメントどっちがいい?
お通夜など四十九日前にお供えの花を贈る場合は、花束・アレンジメントどちらを選べばいいのか、悩んでしまうことがあると思います。
四十九日前にお供えの花を贈る場合は、アレンジメントが多いです。
アレンジメントは吸水性スポンジに花を生けたスタイルで、花を飾る際に花瓶を用意する必要がありません。
そのため、花が届いてすぐに飾ることができます。
アレンジメントは、ご遺族の方の手を煩わせることがないため、贈られることが多いのです。
◆お供えの花の種類
<カーネーション>
カーネーションは、母の日のイメージが強いという方もいらっしゃるかもしれませんが、カーネーションはお供えでもよく選ばれています。
白のカーネーションは、母の日に亡くなったお母さんへ献花する花としても知られており、「亡き母に贈る花」とも言われています。
ちなみに、白のカーネーションの花言葉は「私の愛は生きています」などがあります。
お供えで使うカーネーションの色は白・ピンク・グリーン・淡いオレンジなど。
さまざまな色があるカーネーションは、白だけでまとめた「白上がり」でも、優しい色を加えたお供えの花でも、両方で選ばれています。
カーネーションは、フリルのような花びらが集まって丸みがあり、優しい雰囲気があります。
ユリや胡蝶蘭などの花と合わせれば、上品なデザインに仕上げることができます。
また、カーネーションは気温が高くなる夏でも、比較的に長持ちしてくれます。
<スターチス>
小さな花が集まっている、スターチス。
お供えで使われることの多いスターチスの色は、紫・白・青・ピンクなどがあります。
そのため、四十九日以降に贈ることの多い、優しい色を加えたお供えでよく選ばれています。
お供え以外では、ドライフラワーとして活用されることが多い花で、花を触るとカサカサしているくらい水分が少ないことが特徴です。
もともと花びらに水分が少ないため花持ちが良く、他の花よりも長くきれいな姿を保つことができるのです。
ちなみに、スターチスの花言葉は、お供えにふさわしく「途絶えぬ記憶」などを持っています。
<デルフィニウム>
デルフィニウムは、花の中では珍しいブルー系の小花です。
誠実な雰囲気を演出する青や、爽やかな印象の水色を加えたい時にデルフィニウムは、お供えの花によく選ばれています。
白でまとめたお供えの花に差し色として加えたり、トルコキキョウやスターチスなど紫色の花と合わせたり、さらにはピンクのカーネーションなど他の色と合わせたりすることも人気です。
デルフィニウムの繊細な花びらが、故人への想いを優しく伝えます。
<胡蝶蘭>
胡蝶蘭は花束・アレンジメントだけでなく、法事や法要などで贈ることの多い鉢物としても流通しています。
開店祝いなどのお祝いで贈られることもありますが、上品で高級感があるため、お供えの花としても選ばれることが多いです。
胡蝶蘭は葬儀やお通夜、枕花としても活用されます。
枕花とは、亡くなった方の枕元に飾る花のこと。
親族や故人と特に仲の良かった方が贈ることが多く、通夜の前から飾ります。
ちなみに、鉢植えで贈る場合は、お手入れが簡単で遺族の方に手間をかけさせません。
長く花を咲かせることができるので、故人が亡くなって日が浅い場合など花の世話に時間がかけられない、忙しいご遺族へ贈ることも多いようです。
◆最後に
今回は、お供えの花についてご紹介しました。
お供えの花について分からないことがあった時は、お花屋さんに相談することもおすすめです。
忙しくお花屋さんに行く時間がないという方は、花キューピットのサイトをのぞいてみてくださいね。
お供えに適した花を種類豊富にご用意しています。
▼ご葬儀前・通夜・葬儀に贈る花はこちらから▼
敬老の日に贈る「健康・長寿・感謝」の花言葉を持った花の種類
今年、2024年の敬老の日は、9月16日(月)です。
気が付けばそろそろ8月も終わり。
あっという間に、時間は過ぎてしまうもの。
「気が付いた時には敬老の日、当日だった……」なんてことがおきないように、早めにプレゼントの準備をしませんか?
今回は、おじいちゃん・おばあちゃんに贈りたい「長寿・健康」や「感謝・ありがとう」、「大好き」という気もちが伝わる花言葉を持った花をご紹介します。
敬老の日に花を贈りたいけれど、花の種類に詳しくないという方は、花言葉から花を選んでみてもいいかもしれませんよ。
おじいちゃん・おばあちゃんに伝えたい想いを、それぞれの花が持つ花言葉が伝えてくれるはず。
健康・長寿を願う花言葉
りんどう
美しい青色が、目を引くりんどう。
りんどうは、昔から秋の花の1つとして親しまれてきました。
そんなりんどうは、敬老の日に人気。
その理由は花言葉にあります。
りんどうの花言葉は、「勝利・寂しい愛情・正義」などがありますが、敬老の日で注目されている花言葉は、「勝利」です。
りんどうの「勝利」という花言葉は、根が漢方に使われていることから「病気に打ち勝つ」=「勝利」が由来しています。
おじいちゃん・おばあちゃんに「病気にならないで、いつまでも元気でいてね」という願いを込めたプレゼントを贈ることができそうですね。
りんどうはかわいらし過ぎないため、おばあちゃんだけでなく、おじいちゃんにも贈りやすい花だと思います。
敬老の日に最適な、大人で美しいデザインの花束やアレンジメントを渡したい時に、りんどうは特におすすめです。
▼鉢植えのリンドウの育て方が知りたい方はこちら
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りんどうの鉢植えの育て方|害虫対策・肥料・水やりの頻度は? リンドウの育て方のポイントをご紹介します。 |
▼リンドウについてもっと知りたい方は、こちらも合わせてご覧ください
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りんどうの花の季節や花言葉、名前の由来など|敬老の日になぜ贈られる? リンドウについて詳しく解説。切り花のリンドウの長持ち方法なども掲載中。 |
ガジュマル
育てやすく人気のある観葉植物、ガジュマル。
ガジュマルは、先にご紹介した通り観葉植物ですが、花言葉があります。
ガジュマルの花言葉は「健康」です。
由来は、ガジュマルの生命力。
ガジュマルは他の植物よりも生命力が強く、根がコンクリートを突き破ることもあるのだそう。
力強いガジュマルは、育てやすく枯れにくい観葉植物なのです。
ちなみにガジュマルの別名は「多幸の木」です。
いつも笑顔でいてほしいおじいちゃん・おばあちゃんにもぴったりの贈り物ですよね。
オンシジウム
鮮やかな黄色い花が周りを華やかにしてくれる、オンシジウム。
小さくヒラヒラと舞う蝶々にも、ドレスを着た妖精にも見えるオンシジウムの姿は、お祝いの花束やアレンジメントでよく使われています。
そんなオンシジウムの花言葉は「一緒に踊って」などです。
オンシジウムを贈れば「一緒にダンスができるくらい、いつまでも元気でいられますように」という気持ちが込められそうですね。
花束・アレンジメントにオンシジウムが加わるだけで、雰囲気が一気に明るくなるため、特別な想いを伝える敬老の日におすすめです。
感謝・ありがとうを伝える花言葉
かすみ草
たくさんの繊細な花が楽しめるかすみ草。
どんな花とも相性が良く、花束・アレンジメントでよく活用されています。
かすみ草は、「小さな花が好き」というおじいちゃん・おばあちゃんにもおすすめ。
かすみ草を加えれば花束・アレンジメントのボリュームアップや、フラワーギフト全体を柔らかい印象にしてくれます。
かすみ草の花言葉は「感謝・幸福」などです。
ピンクのカーネーション
ピンク色のカーネーションの花言葉は「美しいしぐさ・感謝」などです。
母の日のイメージが強いかもしれませんが、カーネーションは敬老の日を含めて、さまざまなプレゼントとして贈られています。
カーネーションのフリルのような花びらがぎゅっと集まり、花束・アレンジメントを丸みのある優しい雰囲気にしてくれます。
ピンクのバラ
ピンクのバラも「感謝」という花言葉を持っています。
バラは「花の女王」と呼ばれているほど、国を超えて愛されている花の1つです。
上品さとかわいらしさを併せ持つピンクのバラを贈れば、おじいちゃん・おばあちゃんに感謝が伝わるプレゼントになること間違いなし。
特にピンクのバラは、女性からの人気が高いためおばあちゃんへの贈り物におすすめです。
▼「ありがとう」を花言葉で伝えたい方はこちらも合わせてご覧ください。
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「感謝・ありがとう」の花言葉の花の種類◆記念日のプレゼントにもおすすめ 花言葉に「感謝」や「ありがとう」などの意味を持つ花の種類を紹介します。 |
大好き・愛を伝える花言葉
カランコエ
カランコエの花言葉は「長く続く愛・幸福を告げる・あなたを守る」など。
カランコエの花言葉で、変わらない愛情を伝えることができそうですね。
はっきりとした色合いが魅力のカランコエ。
敬老の日に鮮やかな花鉢植えをプレゼントしたいと考えている方は、カランコエがおすすめです。
カランコエは、多肉植物で頻繁な水やりが必要なく、お手入れに時間がかけられないおじいちゃん・おばあちゃんでも育てやすい植物です。
赤バラ
赤バラの花言葉は「愛情・情熱」などがあります。
花束・アレンジメントのメインを赤バラにすれば、高級感のあるプレゼントにすることができそう。
赤バラは花の中でも有名なため、花に詳しくないというおじいちゃん・おばあちゃんへの贈り物にも喜ばれています。
高級感のある赤バラで、おじいちゃん・おばあちゃんへ大好きな気持ちを伝えませんか?
▼愛情が伝わる花言葉を持つ花の種類はこちら
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「愛・大好き・恋」の花言葉の花の種類◆恋人のプレゼントにおすすめ 恋人や妻・夫に贈りたい、愛情が伝わる花言葉をご紹介します。 |
仲良しなおじいちゃん・おばあちゃんに贈る花言葉
デンファレ
デンファレの花言葉は「お似合いの2人・有能」など。
デンファレは、ランの仲間のため胡蝶蘭に似た上品さがあります。
加えて、花持ちが良いこともデンファレの特徴の1つ。
長くきれいな姿を楽しめる花を贈りたいと思っている方は、デンファレがおすすめです。
仲良しなおじいちゃんとおばあちゃんへ「お似合いの2人」という花言葉を込めて、デンファレを贈ってみてくださいね。
オレンジ色のバラ
オレンジ色のバラの花言葉は「絆」などです。
オレンジ色は、性別問わず贈りやすい色のため、おじいちゃんにも贈りやすい花の1つかもしれません。
花束・アレンジメントにオレンジ色のバラを加えたら、秋の雰囲気を演出しつつ、夫婦の強い絆を表現することもできそうですね。
敬老の日は9月の第3月曜日です。
そのため敬老の日ギフトでは、秋を感じられる色合いの花も人気があります。
ずっと続く幸せを願う花言葉
胡蝶蘭
おじいちゃん・おばあちゃんの幸せを願う、おすすめの花は高級感のある胡蝶蘭です。
胡蝶蘭は鉢植えのイメージがありますが、花束・アレンジメントとして使われることもあります。
そんな胡蝶蘭の花言葉は「幸運が飛んでくる」など。
この花言葉は、胡蝶蘭の花が蝶々が飛んでいる形に見えることに由来しているのだそうです。
「幸運が飛んでくる」という花言葉で、おじいちゃん・おばあちゃんの変わらぬ幸せを願うことができそうですね。
ちなみに、胡蝶蘭の鉢植えは他の花に比べてお手入れが簡単。
水やりを頻繁にするのは面倒という、おじいちゃん・おばあちゃんにもおすすめです。
渋いおじいちゃんに贈りたい花言葉
ユリ
おじいちゃんへの贈り物に、ユリはいかがでしょうか。
ユリの花言葉は尊敬の気持ちを表せそうな「威厳」など。
かわいらしいというよりも、美しい印象の花で、堂々と花を咲かせるユリは男性への贈り物にも人気の花の1つです。
また、ユリは香りが良いことで有名な花なので、花の香りを楽しんでもらいたいと思っている方にもユリはおすすめです。
マム(菊)
和風なデザインでよく用いられるマム(菊)も、人気があります。
花言葉は「高貴」などがあり、目上の方への敬いの気持ちを伝えることができそうです。
マム(菊)は品種が多いため、カラーバリエーション・咲き方が豊富で、表現できるデザインの幅が広いことも特徴。
黄色のピンポンマムは満月のようにも見えることから、十五夜をイメージした花束・アレンジメントを敬老の日に贈るという方もいらっしゃいます。
十五夜のデザインは、秋らしさを演出することができるため、季節感のあるプレゼントにしたい時は特におすすめです。
優しいおばあちゃんに贈りたい花言葉
トルコキキョウ
ドレスのようにも、幾層のレースが重なっているようにも見える、豪華で華やかなトルコキキョウ。
花束・アレンジメントの主役にも、わき役にもなる花で、敬老の日を含めさまざまなプレゼントとして選ばれることが多い花です。
そんなトルコキキョウの花言葉は「優美」など。
「優美」という花言葉は、いつも優しさで包んでくれるおばあちゃんに贈りたいですね。
におい桜
サクラのようなかわいらしいピンク色と、優しく香る甘い香りが魅力のにおい桜。
パッと小さな花が咲いている様子もキュートですが、丸い蕾もコロンとしていてかわらしいいので、敬老の日でプレゼントした際は、ぜひ蕾のも観察してみてください。
花言葉は「しとやか」です。
静かで上品な様子を表す「しとやか」は、優しく見守ってくれるおばあちゃんにぴったり。
ちなみに、におい桜は花束やアレンジメントで使われる切り花ではなく、花鉢植えで流通しています。
▼におい桜の育て方が知りたい方はこちら
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甘く優しい芳香が楽しめる ~におい桜の育て方~ 敬老の日ににおい桜をもらった方は、育て方をチェックしてみてください。 |
最後に
今回は、敬老の日に贈りたい花言葉を持った花を紹介しました。
ぜひ今年の敬老の日には、素敵な花言葉を持った花をおじいちゃん・おばあちゃんへ贈ってみてくださいね。
花束やアレンジメントなどきれいな花を使ったプレゼントは、何歳になっても嬉しいもの。
敬老の日に花ギフトをおじいちゃん・おばあちゃんへ贈れば、きっと喜んでくれるはずです。
出産祝いメッセージは心を込めて!参考になる例文をご紹介
赤ちゃんの誕生の知らせを聞いたら、お祝いの言葉をすぐにでも伝えたいですよね。SNSのメッセージや、手紙などを用意する時に、どんな文章にするか悩んでしまうこともあるでしょう。今回は、出産祝いメッセージを綴る際に参考になる、マナーや例文をご紹介します。
出産祝いメッセージの綴り方
出産はかけがえのない喜びがある一方、結婚や記念日よりもデリケートな事情が伴います。出産祝いメッセージは一方的に気持ちを伝えるのではなく、相手の今の気持ちを考えて綴ることが大切です。まずは、出産祝いメッセージの基本的なマナーを知っておきましょう。
忌み言葉に注意する
出産に関する言葉にはタブーがあります。日頃何気なく使っている言葉でも、出産祝いメッセージに使ってしまうと失礼にあたります。目上の方だけでなく親しい人に対しても配慮しましょう。
例)忌み言葉・・・流れる/落ちる/死ぬ/別れる/途絶える/消える/なくなる など
そのほかにも、忌み言葉とは言いませんが「私はまだだけど…」といったようなリアクションに困ることや、「女の子(男の子)で良かったね!」のような主観的な意味合いの言葉も避けてください。
ポジティブな表現を心がける
親友や気のおけない仲間なら、普段は毒舌風のトークで盛り上がる関係かもしれません。しかし出産祝いには決してネガティブな表現を使わないようにしましょう。
出産したばかりの心はとても繊細で、喜びとともに不安や疲労感が渦巻いています。ちょっとした冗談が相手を深く傷つけることになりかねません。少しでもポジティブな方に気持ちが向かうように、やさしく温かい言葉遣いを心がけましょう。
出産祝いメッセージの贈り方
出産祝いメッセージを贈る時のポイントを2つご紹介します。
贈るタイミングに気をつける
出産祝いのメッセージを贈るなら今すぐにでも!と思うかもしれませんが、贈るタイミングには注意しましょう。最近ではSNSなどで出産から日をおかずに周囲に知らせるケースもありますが、基本的には出産祝いメッセージを電話や手紙で伝える場合、産後7日〜1ヶ月の期間がおすすめです。出産後は何かとバタバタしていて、近しい身内以外とはコミュニケーションをとりにくいからです。
プレゼントや花束と一緒に
出産祝いのプレゼントや花束を購入すると、一緒にメッセージカードを付けられるサービスがあります。ぜひそれらを活用して、出産祝いメッセージを添えてみてください。プレゼントの品のみよりもお祝いの気持ちがよく伝わります。花キューピットなら、30文字程度のメッセージカードを無料でセットすることができるのでおすすめです。
相手やシーン別の出産祝いメッセージの例文
では、相手やシーンに合わせた出産祝いのメッセージをご紹介します。例文を参考にしながら、自分の言葉を加えて心のこもったメッセージを考えてみてください。
定番の出産祝いメッセージ
まずは一般的に使用できるお祝いの言葉です。赤ちゃんの誕生を素直に喜ぶこと、ママの心身を気遣うこと、家族の幸せを願うことなどを表現すると良いでしょう。
例)
・ご出産おめでとうございます!
本当によく頑張ったね、お疲れさまでした。
かわいい赤ちゃんとママになった〇〇ちゃんに
会えるのを楽しみにしています。
体調に気をつけて、充実した日々を過ごしてくださいね。
・出産おめでとう☆
ハッピーな知らせを受けて、こちらまで幸せになりました。
きっと二人に似たかわいい赤ちゃんだろうな!
幸せな毎日を過ごしてくださいね!
友だちへの出産祝いメッセージ
親しい友だちの出産なら、喜びもひとしおですよね。自分の言葉で素直にお祝いすると、きっと喜んでもらえます。フランクな表現をする場合にも、マナーを押さえたやさしい言葉をかけてあげましょう。
例)
・出産おめでとう!!
学生の頃から知っている〇〇がママになったなんて、
自分のことみたいにとっても嬉しいよ。
今度、新しい家族が増えてハッピーな
〇〇家のみんなの顔を見に行かせてね!
親族への出産祝いメッセージ
一言で親族といっても、よく顔を合わせる仲の良い人から、親しいというほどでもない相手まで関係はさまざまでしょう。基本のマナーを抑えつつ、相手との距離感を考えながらメッセージを思い浮かべてみましょう。
例)
・ご出産おめでとう!
新しいファミリーが増えてすごく嬉しいよ。
ママになって、これからが大変だけど
パパと一緒に力を合わせて子育てを楽しんでください。
相談ならいつでも待ってるからね。
本当におめでとう。
・ご出産おめでとうございます
ささやかですが、お祝いのお品を送らせてもらいました。
今はゆっくり身体を休めて、
幸せな家庭を築いてくださいね。
次に会えるのを楽しみにしています。
上司・先輩、取引先への出産祝いメッセージ
ビジネスシーンで使う出産祝いメッセージでも、特に上司や先輩、取引先に対してはマナーに則った丁寧な文章にしましょう。
例)
・赤ちゃんのご誕生、おめでとうございます。
母子ともにご健康との知らせを受け、とても安心しました。
これからますますお忙しくなると思いますが、
無理をなさらないよう、今はゆっくり身体を休めてください。
お子さまのご成長と、ご家族のご多幸をお祈りしております。
同僚・後輩への出産祝いメッセージ
一緒に働く同僚や後輩への出産祝いメッセージは、少し砕けたトーンでも良いでしょう。特に産休・育休中は職場に迷惑をかけているというプレッシャーを感じているかもしれないので、気遣いの言葉を添えるとスマートです。
例)
・ご出産おめでとう!
新しい家族が増えて、幸せいっぱいだと思います。
落ち着いたら、赤ちゃんの話をたくさん聞かせてほしいけど、
今はまずゆっくり休むことを考えて。
旦那さんと力を合わせて、明るい家庭を築いてくださいね!
男性への出産祝いメッセージ
男性への出産祝いメッセージはパパになることへのエールとともに、ママへの気遣いの言葉も加えるとなお良いです。
例)
・赤ちゃんのご誕生、おめでとうございます!
奥様は大変だったと思うので
まずはゆっくり休ませてあげてください。
これからより一層、仕事も家庭も大事にして
かっこいいパパになってくださいね。
お子さんの健やかな成長をお祈りしています!
孫の誕生を祝う出産祝いメッセージ
祖父母の立場からの孫の誕生は、なお感慨深いものでしょう。出産を頑張った子供夫婦への労いを感じさせるような内容のメッセージを贈りましょう。
例)
・出産おめでとう。
二人で協力して、とてもよく頑張りましたね。
私たちをおじいちゃん、おばあちゃんにしてくれてありがとう。
手伝えることがあれば、いつでも言ってくれるのを待ってるからね。
〇〇ちゃんがスクスクと成長することを祈っています。
二人目の誕生を祝う出産祝いメッセージ
二人目以降のお子さんの誕生は、幸せがますます増えることと、これからの子育てを応援するエールを込めたメッセージにしましょう。子育てがもっと大変になることは本人たちが一番わかっているので、「ますます大変だけど」「忙しくなるけど」のように、マイナスばかりを強調しないようにすることも大切です。
例)
・〇〇ちゃんのご誕生、おめでとうございます!
これからは、家族の喜びや楽しさが倍増しますね。
△△ちゃんはもうお姉ちゃんの顔になったかな?
また、賑やかになったお家に遊びに行かせてくださいね。
楽しみにしています。
遅くなった時の出産祝いメッセージ
出産祝いを贈る目安の産後7日〜1ヶ月を過ぎてしまってからメッセージする時の例文です。遅れたことのお詫びを告げ、シンプルに心を込めてお祝いしてください。
例)
・〇〇ちゃんのご誕生、おめでとうございます。
赤ちゃんを囲むご家族の笑顔が思い浮かびます。
遅くなってしまいましたが、お祝いの品を贈らせていただきました。
〇〇ちゃんの健やかなご成長と、家族の幸せな日々を願っています。
まとめ
赤ちゃんの誕生は本当におめでたいことです。ご家族はきっと、たくさんの苦労を乗り越えて赤ちゃんに会えた喜びと、親になる責任や将来への不安でいっぱいになっているでしょう。贈り手としては、ご家族を労う気持ちと、赤ちゃんの幸せな未来を願う気持ちをしっかり伝えたいですよね。知っておきたいマナーやメッセージの例文を参考に、心からのメッセージを伝えてみてください。
6月の誕生花~初夏から夏が旬のユリ~
最近は、半袖でも過ごせそうな日が多くなってきましたね。
少しずつ夏が近づいてきているような気がします。
気づけば6月。
6月生まれの皆さま、お誕生日おめでとうございます。
今回は、6月の誕生花であるユリについてご紹介します。
蕾から開花するまでの様子を写真付きで掲載しているので、そちらもチェックしてみてください。
◆ユリはどんな花
6月の誕生花は、ユリです。
美しく魅力的な花、ユリ。
ユリはお花屋さんでよく見かけることができ、知名度が高い花の1つでもあります。
「花の名前をあまり知らない」という方でも、「ユリは見たことがある」という方は多いのではないでしょうか。
そんな多くの人に知られているユリは、1つの茎からいくつもの立派な花を咲かせます。
たくさんの花を楽しむことができるユリを、花束やアレンジメントにあしらえば、グンとフラワーギフト全体が豪華になります 。
加えてユリは和風なデザイン・洋風なデザイン、どちらでも活用されることの多い花でもあります。
和室・洋室どちらにも合う素敵な花なのですね。
また、振袖を着る成人式や、ウェディングドレスを着る結婚式の際にヘアアレンジメントの1つとして、ユリを使う方もいらっしゃいます。
ユリは、花束やアレンジメントなどのフラワーギフトに限らず髪飾りとしても好まれており、和風・洋風問わずさまざまな場面で選ばれているのですね。
そんなユリは、幅広い年代・性別問わず多くの方から愛されています。
多くの人を魅了するユリの魅力は、目を引く大きな花だけではありません。
魅力の1つには、香りがあります。
ユリは香りが強く部屋に一輪飾っているだけでも、部屋全体でふんわりとユリの良い香りを楽しませてくれます。
大きな花が印象的ですが、ユリが好きという方の中には「香りが良いから好き」という方も多いようです。
<花言葉>
ユリの花言葉は、純粋・無垢・威厳など。
どれも美しく、凛とした花に合った花言葉ですよね。
<旬>
1年を通してお花屋さんで見ることのできるユリですが、旬を迎えるのはちょうど今の時期、初夏から夏にかけてです。
6月生まれの方の誕生日プレゼントとして、フラワーギフトを贈るなら、ちょうど旬を迎えたユリの花がぴったりですね。
◆ユリの花が咲くまで
ここからは、ユリの花が咲くまでの様子を写真でお伝えしたいと思います。
先にご紹介したようにユリには、1つの茎からいくつもの花が付いています。
1つの茎でいくつもの花が楽しめるのは、嬉しいですよね。
そんなたくさんの花を付けているユリですが、花の咲き方には順番があり、茎の下の方に付いている蕾から徐々に咲いていきます。
同じ茎に付いている花が咲くタイミングは、同じだと思ってしまいがちですが、蕾が咲くタイミングには順番があるのですね。
この写真の一番下に付いている、もうじき咲きそうな蕾は玄関に飾ってから1日で花を咲かせました。
大体、1番下についているユリの蕾は、1~2日間で花を咲かせると言われています。
そして茎の上の方に付いている花は、一週間程度で開花すると言われています。
暖かい日が続くほど、ユリは早く開花します。
そのため、つぼみで購入したユリを早く花を楽しみたい(早く開花させたい)という場合はリビングなど、比較的に室温が暖かいところに飾ることがおすすめです。
1番下に付いていた蕾が、開花した様子が次の写真です。
ユリの蕾は他の花に比べて、比較的大きいように、開花した時も大きくて豪華な印象。
ユリは普段お部屋に花を飾るのもいいですが、お誕生日など特別なお祝いにもぴったりですね。
ちなみに、下から2番目の花も翌日のお昼頃には、開花していました。
パッと花を咲かせる様子はとても美しく、大きく堂々とした姿は部屋全体を上品で高級感のある雰囲気にしてくれます。
ぎゅっと硬くつぼんでいる時の蕾は緑色ですが、だんだん開花が近付くと色が次第に白っぽくなってきます。
こちらは1番上に付いていた蕾の様子です。
先に咲いた下に付いていた蕾の色と比べると、色や膨らみ方に違いがあることがわかると思います。
お花屋さんで蕾のユリを買った時は、蕾の色・膨らみを観察してみても面白いかもしれませんね。
◆ユリを飾る時の注意ポイント~飾る場所~
ユリが乾燥すると、なかなか開かなくなってしまったり、花が咲かないまま終わってしまうことがあるそうです。
そのため、直射日光が当たる窓際や、エアコンの風が直接当たるような場所には置かないようにしましょう。
そして、先ほどもご紹介したように気温が高いほど早く開花するので、ゆっくり花を楽しみたいという方は涼しい場所に飾ることがおすすめです。
涼しい場所に飾ることで、暖かいところに飾るよりも長く花を楽しむことができます。
暖かいところに飾ると咲くのも早くなりますが、萎れてしまうのも早くなってしまうのです。
◆ユリを飾る時の注意ポイント~葯(花粉)を早めに取る~
先ほどユリの蕾から開花までをご紹介した写真は、既に葯を取り除いてしまっているのですが、ユリには葯という部分があります。
葯とは、おしべの先端に付いている部分で、上の写真では焦げ茶色をしている細長い部分です。
この葯という部分は、時間がたつと徐々に裂けていき中から花粉が出てきます。
そのため葯は、花粉が出てくる前に取り除くようにしましょう。
咲き始めのユリはまだ葯が開いていない(裂けていない)ので、花粉も手に付けることなく取ることができます。
ユリを飾る時は、葯をなるべく早く取ることが大切なのですね。
ユリの花粉は、飾っている周りや手、服などに付いてしまうことが他の花に比べて多いです。
しかも、花びらや服などに花粉が付いてしまうと、きれいに取ることが難しい花でもあります。
そのため花が開いたら、すぐに葯を取り除くようにし、花粉が服などに付かないようにしましょう。
上の写真のように少し開花して、葯が見えるようになったら、すぐに取り除いてしまうのもおすすめです。
葯が開いてしまった後、取り除こうとすると手に花粉が付いてしまうので注意が必要です。
後で取ろうと思っていると「もう花粉が出てきている!」なんてこともよくあるもの。
そのため、度々お伝えしているように、早めに取り除くことが大切なのです。
ちなみに、葯が開いて花粉が出てから取り除く場合は、ティッシュで指を覆ったり、ピンセットで取ることがおすすめ。
素手で花粉を触ると、花粉が指に付いてしまいます。
指に付いてしまった花粉は、水洗いしても指に黄色い色が残ってしまうことがあるので、気を付けてくださいね。
◆最後に
今回は6月の誕生花「ユリ」についてご紹介しました。
誕生日でもらったユリに蕾があった時は、開花するまでの様子を観察してみてくださいね。
ちなみに、花キューピットでは6月生まれの方への誕生日プレゼントで贈りたい、ユリを使った花束やアレンジメントをご用意しています。
ぜひ気になった方は、チェックしてみてくださいね。
花束とアレンジメントどっちが嬉しい?~それぞれの違い・メリットとデメリットを紹介~
母の日や誕生日、結婚記念日など特別な日には花のプレゼントがぴったり。
お祝いの贈り物では、花のプレゼントは王道ですよね。
花束やアレンジメントなどを贈れば、華やかな花々が大切な人の記念日を彩ってくれます。
ただプレゼントに花を贈ろうと思うと「アレンジメントと花束ってどっちがいいんだろう……?」と、悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、花束とアレンジメントなら、どちらが嬉しいのかをご紹介します。
花束とアレンジメントは、それぞれの良さを持っています。
花のスタイル(形)によって異なる。それぞれの良さを抑えてお母さんや妻、彼女、お世話になった上司など、特別な人の喜んでもらえる花のプレゼントを選べるようにしましょう。
誕生日や結婚記念日だけでなく、日頃の感謝の気持ちを込めたお礼のプレゼントとしてなど「花をあげようかな」と思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
花束・アレンジメントってどんなスタイル?
生花(切り花)を素材としたフラワーギフトには大きく分けて、花束とアレンジメントがあります。
まずは、そもそも花束とアレンジメントは、どのような花のスタイル(形)なのかをご紹介します。
花束
花束とは、いくつかの花を組んで輪ゴムなどでまとめ、根元(茎の1番下の部分)に水を含ませた紙やゼリーなどの保水材を付けて、ラッピングしたものです。
束ねるものは花だけではなく、葉や実もの、枝ものなども使われることがあります。
贈呈式などのお祝いの場で、花を贈るときは花束が一般的です。
ちなみに、「ブーケ」はフランス語で花束という意味で、もともとは同じものを指しています。
しかし日本でブーケというと、結婚式で用いられる花束のことを意味する場合が多いそう。
「ウェディングブーケ」は、1度は耳にしたことがある「ブーケ」だと思います。
日本におけるブーケは、花束の中でも比較的コンパクトで上から見ると丸い形をしているものを指すことが多いのだそう。
上から見ると丸い形をしているブーケは、デザインが前や後ろで区別がないことも多いようです。
アレンジメント
アレンジメントは、フラワーアレンジメントが略されたもので、かごなどの容器の中に入れた吸水性スポンジに、花を挿すように活けたものを指します。
結婚式の新郎新婦が座るテーブルに飾られている花や、上の写真のような花をイメージするとわかりやすいかもしれません。
花を入れる容器(花器)は紹介したかごだけではなく、場合によって皿やプラスチック製の器の時もあります。
花に水をあげる時は、吸水性スポンジに水を吸わせるように優しく、水を注ぎます。
花束の良さ
数は花束のメリットからご紹介します。
持ちやすい・手渡ししやすい
花束の良さは、手渡しやすく持ち運びに便利なことです。
先にご紹介したように花束は贈呈式など、花を手渡しする時の定番のスタイルです。
記念日に妻や恋人、目上の方など花をプレゼントする相手へ花を直接渡したいと考えている方は、花束がおすすめ。
さらに花が束ねられているので、花器に活けられているアレンジメントよりもスペースを取らないことが多いです。
小さなスペースでも持ち運ぶことができるため、出先で花を渡し、受け取った相手が電車で移動する時にも便利で親切なスタイルです。
電車移動の際に押されて花を傷めることや、一緒に電車に乗っている人の邪魔になることも花器がない分、アレンジメントよりも花束の方が少ないはず。
変わる時に調節できる
そして花束は、自宅で花を飾る際に花の量や丈を調節することもできます。
アレンジメントは花が吸水性スポンジに活けられているため、花を飾る際は花器のスペースに合わせて飾る場所を決めなければいけません。
しかし花束は、自宅で飾る際に、飾りたい場所に合わせて花の丈を変えることができます。
例えば、食卓の中心に花を飾りたい際は一緒に食事をしている人の顔が見えるように、茎の丈を短くカットすると良いでしょう。
加えて花束に使われている花を玄関に半分、残りを窓際とキッチンに分けて飾るなど、自分の飾りたい場所に飾りたい花の種類や分量を選んで飾ることができるのです。
1つの花束で家中に花を飾ることができれば、家全体が明るくなりそうですね。
花束は飾る際に自分好みに調節しやすい、自由度の高いスタイルといえるかもしれません。
お手入れができて長持ちしやすい
また、花束は花をきれいに保つためのお手入れができます。
花瓶の水を毎日変え、水に浸かっている部分の茎を水で洗うだけでも花持ちは良くなります。
他のお手入れ方法は、花が水を吸いやすくするために茎の根元から2~3センチ程度をカットする「切り戻し」などがあります。
ひと手間加えるだけで、花が長持ちするようになりますよ。
ちなみに同じ金額で同じ花の種類を使う場合、アレンジメントよりも花束の方がたくさんの花を贈ることができます。
花束は、花器や吸水性スポンジを必要とするアレンジメントに比べて、花以外(ラッピングなど)に使う金額を抑えることができます。
そのため、同じ予算・同じ花の種類を使う場合は花束の方が、花をより多く使うことができるのです。
アレンジメントの良さ
続いて花束のメリットはこちら。
簡単に・すぐに飾ることができる
アレンジメントの良さは、プレゼントをもらってすぐに飾ることができることです。
花束は自宅で飾る際には、ラッピングを解いて花瓶などに活け直さなければいけません。
しかし、アレンジメントは初めから花器に活けられているため、花を活け直す必要がないのです。
花を飾り慣れている方なら、スムーズに花瓶に花を活けることができるかもしれません。
しかし、初めて花を飾る時やあまり慣れていない方だと、意外と時間がかかってしまうことも…。
すぐに飾ることができるという点は、プレゼントする相手も手間を省くことにもなりそうです。
もらった時のデザインを崩さず飾れる
そして、お花屋さんが活けたデザインを自宅に飾っているときも楽しめることもアレンジメントのポイントの1つ。
花束は先ほどもお伝えしたように、自宅で飾る際は自分で活け直す必要があります。
花束を花瓶に花を移す時、お花屋さんが作ったデザインを花瓶で、もう1度再現するのは、難しいことが多いです。
しかし、アレンジメントは吸水性スポンジに花が活けてあり、花の位置は固定されています。
そのためアレンジメントは、立体的なデザインを保つことも、花と花の間隔を保つこともできるのです。
中心から外側に向けて広がるようなデザインや、見ている側に花の美しい面を向けて留めておくことは、吸水性スポンジに活けられているからこそです。
お手入れが少なくて簡単
また、アレンジメントはお手入れも簡単です。
花束は、先にご紹介したように切り戻しや、花瓶の水を入れ替えたりするお手入れ方法があります。
一方でアレンジメントは、吸水性スポンジに花が活けてあるため、切り戻しなどのお手入れの必要がありません。
そして、こまめに水の交換をしたり花瓶を洗ったりする必要もないので、仕事や家事で花のお手入れに時間がかけられない方に贈る場合は、アレンジメントがおすすめです。
アレンジメントに使われている、吸水性スポンジは乾いてしまうと、水を再び留めておくことができないので、乾燥させないように注意してくださいね。
水が減ってきているかや、乾いているかを確認したいときは、吸水性スポンジを指で触ってみてください。
乾燥してきているようでしたら、水を吸水性スポンジに注いであげましょう。
花束・アレンジメントで迷ったときの参考に
「アレンジメントや花束の長所(良いところ)はわかったけれど、結局どっちを選べばいいかわからない…。」という方のために、ポイント・シチュエーションごとにどちらのスタイルが良いかおすすめをご紹介します。
参考にしてみてください。
- すぐに花を飾りたい→アレンジメント
- よく切り花を飾っていて、花のお手入れが上手→花束
- 電車で移動し出先で渡したい→花束
- なるべくたくさんの花を渡したい→花束
- 毎日のお手入れを簡単にしたい→アレンジメント
- 飾る時には花の丈を調節したい→花束
- 花瓶を持っていない→アレンジメント
- お花屋さんの活けたデザインのまま花を自宅で飾りたい→アレンジメント
花束かアレンジメントはデザインから決めてもいい
お花屋さんに行ったり、花の通販サイトを見たりしていると、花束やアレンジメントができた状態で販売されていることが多いと思います。
お花屋さんで花の種類を選び、花束かアレンジメントを決めて作ってもらうこともありますが、すでに花束やアレンジメントができていて、そこから好きなものを選んで購入するということもありますよね。
そんな時は、花束・アレンジメントにするかなどの花のスタイルを考える前に、デザインで花を選んでもいいかもしれません。
花束やアレンジメントのそれぞれの良さはありますが、絶対にそのスタイルでないといけないことはありません。
例えば、花束をプレゼントしたけれど、「花瓶を持っていない」というときは、ペットボトルやグラス、バケツなど花瓶の代わりになるものに花を活ければ特に問題はありませんよね。
深くどちらのスタイルが良いか考えすぎずに、できている花束やアレンジメントのデザインからプレゼントを選んでも、喜んでくれると思います。
最後に
今回は、花束とアレンジメントの違い、それぞれの良さをお伝えしました。
「花束とアレンジメントどっちにしよう…。」と迷ってしまったときは参考にしてみてくださいね。
ちなみに花キューピットでは花束とアレンジメント、どちらのスタイルも種類豊富にご用意しています。
どんなデザインがあるか気になった方は、ぜひサイトをのぞいてみてくださいね。