花束
お花を贈るときに迷ったら…アレンジメントと花束
お花を選ぶときに花キューピットではさまざまなスタイルの中からお選び頂けます。
しかし、スタイルが違うとどれを選べば良いのか迷ってしまうこともありますよね。
そこで今回はよく目にする花束とアレンジメントにフォーカスして、それぞれの利点や違いをご紹介します。
お祝い事や母の日とお花を選ぶ機会が多くなるこれからの季節は、初めてお花を選んでみようと考えている方もいらっしゃるかと思います。
今回の記事を読んで頂きフラワーギフトを選ぶときのお役に立てれば幸いです。
■花束とアレンジメントの違い
1.飾る手間の違い
花束は、切花を束ねたもので、用途にあったラッピングなどで仕上げることが一般的です。
頂いた花束を飾るときは、花瓶やその代用となるようなものに挿して飾ります。
この時、水は花瓶に直接注ぎ、水の中に切花を入れます。
水に直接挿した切花は水に浸っている部分が腐ったり、水中に雑菌が繁殖することを防ぐためにこまめに水を交換する必要があります。
放っておくとお花が水を吸い上げにくくなり、早くお花がダメになってしまいます。
一方アレンジメントは、吸水スポンジにお花が挿してあるため、お水をあげるときにはその吸水スポンジに水を染み込ませるように与えます。
こちらは吸水スポンジが乾燥しないように水を与える必要がありますが、花瓶の水のように一度全ての水を捨てて交換するといった手間はありません。
花束はお花が枯れてしまい処分するとなったとき、多くの場合はお花のみを捨てて生けていた花瓶などの容器は洗った上で再利用が可能です。
ですので花束をもらってから処分する間に発生するごみは、花束のラッピングとお花のみの場合が多いのでごみの量が少ないことも利点です。
一方でアレンジメントは吸水スポンジとお花、場合によってはラッピングもついていますので処分する際にはごみが多くなりやすいです。
お花が好きな方なら花束で貰うと自分の好きなように飾ることができますが、お花を貰いなれていない方へ花束を贈ると飾り方に困ってしまうこともあります。
2.値段の違い
花束は、お花を束ねて適宜ラッピングをしたものを贈ります。
アレンジメントは、容器に入った吸水スポンジにお花を挿して贈ります。
手間や材料を考えた時に、同じ金額なら花束の方がボリュームを出せることが多いです。
控えめの予算でボリュームのあるお花を贈りたい時には、花束がおすすめです。
3.渡す時や持ち運ぶときの違い
花束は基本的にはお花が大部分ですので、比較的軽く仕上げることが可能です。
お祝いの席などで手渡しをされる際にはお相手がそれを持ち帰るということを考えると花束を選ぶとお相手の負担を減らすことが出来ます。
一方アレンジメントはお花の他に、吸水スポンジやそれを入れる器が付属しているため、花束に比べやや重さが増します。
そのため、アレンジメントはご自宅に直接届けるなど、それを飾る場所に直接届ける場合におすすめです。
■花束を贈りたいシーン
お祝いの席や送別会などでお花を贈る時には花束が多いです。
お祝い行事では花束贈呈というシーンがあることが多いですが、ここでお渡しする時にはアレンジメントよりも映えます。
またお花を気軽に贈りたいシーンでも花束が贈られることが多いです。
持ち歩きの際にかさばりにくく、写真映えもするためよく選ばれます。
■アレンジメントを贈りたいシーン
一方でアレンジメントがよく選ばれるシーンは基本的には渡してそのまま飾れることのメリットを活かせる場面が多いです。
例えば病院へのお見舞いや、お供えの花として仏壇に飾る場合に贈られることが多いです。
贈る相手へ手間をかけたくない場合にはアレンジメントがおすすめです。
■最後に
今回は初めてお花を選ぶ方や、あまりスタイルで選んだことが無いという方へ向けてアレンジメントと花束の違いやそれぞれの特徴をご紹介しました。
それぞれの特徴が分かった上でのお花選びはきっと今まで以上に楽しい時間になりますよ!
この記事が、お祝いの贈り物を選ぶときの参考になれば幸いです。
花キューピットでは取り扱い商品一つひとつにアレンジメントなのか花束なのかを明記するようにしています。
スタイルでお花をお選びの際の参考にしてみて下さいね。
形で選ぶフラワーギフト ~花束・ブーケ~
花贈りの定番といえば、お花を一つの束にした花束を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
お世話になった方への送別・退職のお祝いや、お誕生日、発表会などにも、花束は欠かせないプレゼントですよね。
アレンジメントは贈られた人が負担にならないことが良い点ですが、花束を選ぶことにはどのような良い点があるのでしょうか。
今回は花束やブーケを贈るメリットやデザインのパターンなどについてご紹介します。
■花束・ブーケとは?
花束とは、文字の通り切り花を束ねたものを指します。
日本では古くから華道や生け花が発展していて、これらを楽しむ方へ花を束ねて贈る習慣がありました。
そのため、日本では贈った後に華道や生け花に活用して頂くことを想定して茎を長いまま束ねて制作します。
一方で、ヨーロッパの花束は、そのまま花瓶に入れられるように制作されています。
日本の花束も最近ではデザイン性に優れたものが増えてきていて、お祝いのシーンや公の場で広く使われています。
アレンジメントと異なり、花瓶を用意しなければ基本的には飾ることが難しいです。
そして、花瓶の中の水をこまめに取り換える必要があります。
ですので、もらった時の状態を長く保ちながら飾るためには、多少の労力が必要です。
花束は、その用途によってプレゼンテーションブーケ(贈呈用の花束)とブライダルブーケ(花嫁の花束)に分けることができます。
さらに花束・ブーケの作り方には次のようなものがあります。
1.茎(ステム)をそのまま束ねる(スパイラル/パラレル)
切り花をそのまま束ねて制作する最もオーソドックスな作り方です。
花キューピットで扱う商品のほとんどはこの方法で制作しています。
2.ブーケホルダーを使う方法
あまり聞きなれないブーケホルダーというものを使って制作する花束です。
ブーケホルダーはマイクのような形をしている先端に吸水スポンジが付いた棒のようなものです。
見た目は花束ですが、作り方はアレンジメントに近いです。
他にもワイヤーを使いまとめるというやり方(ワイヤリングテクニック)もあります。
プレゼンテーションブーケは主に茎を束ねるテクニックで作り、その配列の方法はワンサイドとオールラウンドがあります。
■花束・ブーケの2つの形
1.ワンサイド
直訳すると片側、片面などという意味です。
正面と背面があるように作られていて、正面側にお花が見えるように制作し、背面側はラッピングペーパーなどでおおわれています。
日本ではこの形状がポピュラーで発表会や送別会などでお花を手渡しする時によく見られます。
片面にだけお花が見えるように制作されるため、お花がたっぷり見えるようにどうしても花束全体が長くなります。
そのため、持ち運びには少し手間を要するかもしれません。
2.オールラウンド
直訳すると万能という意味ですが、それだけだと何に万能なのか分かりづらいですよね。
ワンサイドが片方からしかお花を見ることが出来ないことに対し、全ての方向からお花が見えるように制作された花束のことを指します。
全ての方向から見ることが出来るため万能という捉え方が出来ますね。
ワンサイドと違い立体感のある仕上がりとなります。
欧米ではこちらの方が主流で、全体的に丸みを帯びたデザインが人気です。
■花束・ブーケを選ぶメリット
花束のメリットは、なんといっても手軽であることです。
気に入った花を数本束ねれば「花束」になるので、少ない本数でも仕上げることが出来ます。
つまり、ボリュームを無視すれば低予算で作ることが可能です。
アレンジメントよりも軽く、コンパクトに制作してもらえば、かさばらずに持ち運ぶことも可能です。
■花束・ブーケを選ぶデメリット
花束のデメリットは、先程も少し触れましたが、飾るときに水を入れ、こまめに交換する必要があることです。
もらった人は、家に持ち帰り、ラッピングをほどいて花瓶などに移し替えるといった作業が必要になります。
また、花束の状態で切り花は水を吸い上げることが出来ないので、長時間持ち運ぶことにもあまり向いていません。
■まとめ
今回は花束・ブーケについてその特徴やメリットデメリットについてご紹介しました。
アレンジメントとは違い、そのまま飾ることが出来ない点ではひと手間ありますが、お祝いのシーンや送別会などでの手渡しのギフトとしておすすめです。
また花束を飾るときには必ず花瓶である必要はありません。
ご自宅にある使わない食器やペットボトルなどもお花を飾る容器になります。
以前の記事で花瓶が無い時のお花の飾り方についてご紹介していますので困ったときには参考にしてみて下さいね!
【画像説明付き】ボリュームが出る花束の束ね方!正しく綺麗に束ねよう!
フラワーギフトの定番といえば、やっぱりバラの花束。お花屋さんで買うことはあっても、中々手作りする機会は少ないですよね。
そこで今回は、バラやガーベラなどを使ったオリジナル花束の作り方をご紹介します。
花材を螺旋状に組んでいくだけで、ぎっしりお花を詰めなくても自然なボリューム感に◎
グリーンでほどよい抜け感を添えて、ナチュラルな仕上がりを目指しましょう♪
この花束に使うお花一覧
【バラ】
特徴:華やかな花姿で存在感があります。愛を象徴する花として古くから親しまれています。
香り:上品で甘い香り
花言葉:愛・美
【ガーベラ】
特徴:小さくて細長い花びらを水平に咲かせるキク科の花。カラーバリエーションが豊富で、ビビッドな色合いが楽しめます。
花言葉:前進・希望
【トルコキキョウ】
特徴:フリルのような花びらをつけるゴージャスな花。もともとは一重咲きでしたが、品種改良によって八重咲きや大輪などの種類が増えています。花持ちがよく、切り花にも人気です。
花言葉:優美・すがすがしい美しさ
花束の作り方
STEP1:余分な茎と葉っぱを取ります。
STEP2:花材を組み上げていきます。
POINT:真ん中に置いたクッションフラワーを中心に、螺旋状に組んでいきましょう◎
STEP3:花材の向きを整えます。
STEP4:根元をカットして、枝が折れないように麻紐で結べば完成♪
この花束は「さまざまなお祝い事のプレゼント」におすすめ!
フラワーギフトの定番だけあって、バラの花束は年齢や性別に関係なく喜ばれるアイテムのひとつ。
誕生日やお祝い事など、大切な人へのプレゼントに迷ったら、心を込めてオリジナルの花束を作ってみましょう♡
バラやガーベラを使えば、オーソドックスながらも上品で華やかな仕上がりに◎
ボリュームたっぷりの花束が、どんなシーンも美しく彩ってくれます。
いつも花束をお花屋さんで買っている方は、機会があったら挑戦してみてくださいね♪
【30代女性に】ピンクのバラで合わせるフラワーブーケの作り方
フラワーブーケを上手に作るポイントは、さまざまな色のお花でまとめること。
全く同じ色で統一させるよりも、遊び心やサプライズ感を演出できます♪
今回は、ピンクバラを主役に、もう2色のバラを組み合わせたブーケの作り方をご紹介。
お花の組み合わせによって変わる「印象」にもご注目ください♡
フラワーブーケに使うお花一覧
【ピンクバラ】
特徴:1本の茎に1輪の大きな花をつけます。見た目のゴージャスさから、花束の主役として人気の品種です◎
香り:甘く、上品な香りです。
花言葉:上品・かわいい人・美しい少女・愛の誓い
【他2種のバラ】
今回使用するのは、定番の赤色と、やや濃い目のピンク色です。
ピンクバラが主役なので、赤やピンク系統の色であれば何色でもOK◎
少なくとも1本は、発色のよいカラフルなものを取り入れるようにしましょう!
フラワーブーケの作り方
STEP1:バラの余分な葉っぱとトゲを取り除きます。
POINT:持ち手の邪魔にならない程度に葉っぱを取り除きましょう◎
STEP2:花材をちょうどよい長さにカットし、まとめます。
POINT:2本のピンクバラは中央へ、3本のバラは三角形をイメージして配置します。
STEP3:麻ひもで結び、余分な根元をカットすれば完成です♪
「30~40代女性」へのプレゼントにおすすめ
とてもゴージャスな印象を与えてくれるバラのブーケ。その華やかさから、30代~40代の女性へのプレゼントにぴったりです♡
ピンク1色のブーケも素敵ですが、あえて他の色を組み合わせるのもテクニックのひとつ。
何本か違う色が混ざるだけで、ブーケ全体の印象が大きく変わります♪
慣れないうちは、同じ系統の色で揃えると作りやすいかもしれませんね◎
また、ブーケに複数の花色を取り入れる場合は、1本〜2本だけカラフルな色をチョイスするのがおすすめ!
全体のカラーバランスを見ながら配色と配置を整えつつ、チャレンジしてみましょう♡
動画監修者
小西 拓![]() |
石川県在住、フラワーデザイン競技会グランドチャンピオン選手権・2018年度優勝者。実家が花キューピット加盟店で、ご両親の世代から花屋を生業としている。 大学卒業後はJFTDの専門学校に入学し、花屋を開業するために経営や技術・ノウハウを習得する。季節の花を用いることを大切にし、茎も葉もすべてが花の一部であり命あるものとして捉え、花の可能性を探っている。 |
【誰でも簡単】ピンクのバラとかすみ草でフラワーブーケの作り方
おしゃれで可愛い「バラ」のブーケは、誕生日や記念日などの贈り物にぴったりです◎
中でも人気なのは、ピンクのバラ。
他のお花とのアレンジで、印象が大きく変わります◎
今回は、ピンクのバラと相性がよく、より上品な印象を与えてくれる「カスミソウ」と組み合わせたブーケの作り方をご紹介します♪
ブーケに使うお花一覧
【ピンクのバラ】
特徴:大きくてゴージャスな花冠を持ちます。とても存在感があるため、ブーケの主役にぴったり!ピンクのバラは優しく、女性的な印象を与えてくれます◎
香り:濃厚な甘みの中に、上品さのある香りです。
花言葉:上品・かわいい人・美しい少女・愛の誓い
【カスミソウ】
特徴:たくさんの小さな花を付ける品種です。白系をはじめ、淡い色のお花が中心となります。あまりフラワーブーケの主役には選ばれませんが、名脇役としてブーケ全体を彩ります♪
香り:それほど強くない独特な香りがします。
花言葉:清らかな心・無邪気・夢心地・切なる願い
フラワーブーケの作り方
STEP1:バラの葉っぱとトゲを取り除きます。
POINT:持ち手の邪魔にならない程度に葉っぱを残しましょう◎
STEP2:バラを丁度よい長さにカットします。
STEP3:バラの長さに合わせてカスミソウをカットし、整えます。
STEP4:花材をまとめて麻ひもを結び、余分な根元をカットすれば完成です♪
「30代〜40女性へのプレゼント」におすすめ♡
ピンクのバラとカスミソウを組み合わせると、可愛らしさがありながら上品なフラワーブーケに仕上がります◎
派手さがないので、落ち着いた色合いを好む30代〜40代の女性にとってもおすすめ♪
メインの贈り物に添えても、ブーケ単体で贈ってもきっと喜んでもらえるでしょう。
また、カスミソウを他のお花に替えてみるのもおすすめです。
そうすることで、全く違う雰囲気のフラワーブーケに仕上がります♪
ピンクのバラを主役に、さまざまなお花とのアレンジを楽しんでみませんか?
動画監修者
小西 拓![]() |
石川県在住、フラワーデザイン競技会グランドチャンピオン選手権・2018年度優勝者。実家が花キューピット加盟店で、ご両親の世代から花屋を生業としている。 大学卒業後はJFTDの専門学校に入学し、花屋を開業するために経営や技術・ノウハウを習得する。季節の花を用いることを大切にし、茎も葉もすべてが花の一部であり命あるものとして捉え、花の可能性を探っている。 |
より華やかにするには?ブーケのラッピング方法を解説
ブーケの主役といえば、お花です。ただ、それを包み込むラッピングの仕方ひとつで、ブーケ全体の印象は大きく変わります♪
そこで今回は、いつものフラワーブーケをもっとゴージャスに仕上げるラッピングテクニックをご紹介します♡
ブーケに使うお花一覧
【アジサイ】
特徴:小さな花がいくつも集まり、大きな球状になっています。大きさがあるため、ブーケにするととても華やかです◎
香り:少し甘い香りですが、それほど強くはありません。
花言葉:辛抱強い愛情・寛容
【ひまわり】
特徴:大きく存在感のある花びらが特徴です。夏のイメージが強いため、季節感を出したいときにおすすめです◎
香り:ほとんどありません。
花言葉:憧れ・あなただけを見つめる
【ゴッドセフィアナ】
特徴:観葉植物として人気があり、葉が大きく存在感があることから、ブーケにも使われます◎
香り:ほとんどありません。
花言葉:幸せな恋・秘めたる思い
フラワーブーケの作り方
STEP1:濡れたティッシュとアルミホイルで根元を包みます。
STEP2:ラッピングペーパーを用意します。
POINT:ブーケ全長の倍ほどの大きさがベストです◎
STEP3:ブーケを中心に置き、包み込んでいきます。
STEP4:麻ひもで固定し、仕上げにリボンを巻けば完成です♪
「若い女性へのプレゼント」におすすめ
アジサイとひまわりは、どちらも存在感のあるお花です。その魅力をもっと引き立てるのに役立つのが、ラッピングの役割。
一手間加えたラッピングにチャレンジすることで、より華やかなブーケに仕上がります♪
単体でのプレゼントはもちろん、メインのプレゼントにブーケを添えて贈るのもおすすめです♡
カジュアルなスタイルにマッチするブーケのため、10代〜20代の女友達へのプレゼントにぴったり♪
ラッピングペーパーの素材や色を変えることで印象も大きく変わります◎
さまざまなラッピングペーパーを試し、魅力的なブーケに仕上げましょう♡
動画監修者
小西 拓![]() |
石川県在住、フラワーデザイン競技会グランドチャンピオン選手権・2018年度優勝者。実家が花キューピット加盟店で、ご両親の世代から花屋を生業としている。 大学卒業後はJFTDの専門学校に入学し、花屋を開業するために経営や技術・ノウハウを習得する。季節の花を用いることを大切にし、茎も葉もすべてが花の一部であり命あるものとして捉え、花の可能性を探っている。 |
せっかくいただいたお花を長持ちさせたい!暑い時期はどうすればいい?
先月の母の日や今週末の父の日とお花を頂く機会が多い今日この頃。
折角頂いたお花ですから長く楽しみたいですよね。
今回は室温が上がり始めるこれからの時期のお花の飾り方とお手入れについてご紹介します。
■気温の上昇は切花には悪条件
気温(室温)が上昇するとお花を生けている花瓶の水の温度も上がってきます。
直射日光に当たるような場所に置いていない限り熱湯にはなりませんがぬるくなります。
このぬるい水、実はバクテリアが繁殖するには好条件になってしまいます…
バクテリアの繁殖した水にお花を生けていると、バクテリアが茎に入り込み、水を吸いづらくしてしまいます。
1.対処方法
今の時期は水温が上がりやすいので毎日、少なくとも2日に一度は水の交換を!
また、花瓶が汚れていると雑菌が繁殖する原因になります。
少し濁っているなと感じた時には水の交換だけでなく次のことを試してみて下さい。
水を取り替える時にはなるべく花瓶の内側も中性洗剤で洗って清潔に保つようにしましょう。
水の交換を行う時には、同時に茎に付着しているぬめりもチェックして下さい。
付着しているようでしたら水洗いで綺麗に流して下さいね。
2.予防策として
・生ける準備
まずお花を生ける前に花瓶を消毒しておきます。具体的には、塩素系の漂白剤を用いて花瓶を洗います。
その後、水道水を花瓶に注ぎ入れてお花を生けてください。
ちなみに水道水とは、純粋に水道の蛇口から出てくるお水です。
浄水器を通した塩素の入ってないお水や、蒸留水は避けた方が良いです。
・無事に生けることが出来たら
夏場は花瓶の水が温まりやすいので、水の中に少量の塩素系の漂白剤を入れてみてください。
漂白剤には、白くする以外にもバクテリアやカビなどの繁殖を抑える殺菌効果があるそうです。
入れる量は1~3滴で、多過ぎも良くないです。
水の中に10円を入れることも効果があるそうです。
10円の銅イオンが水に雑菌が繁殖することを防ぐことにつながるとされています。
ですが一番はやはり毎日水を替えることが良いでしょう。
数日家を空ける場合等お手入れが出来ないという場合にはお試し下さい!
~お花を生ける時は必ず水揚げをしましょう!~切花は茎の切り口から水を吸い上げて鮮度を保ちます。
生ける前にその切り口の状態を整える作業が水揚げです。
水揚げの最も簡単な方法は、水を入れた容器の中に茎を沈め、水中で茎を斜めに切り落とす方法です。
水中で切り落とすことによって、切り口から空気が入ることを防ぎ、水を吸い上げやすい状態にします。
切るときは切れ味の良いハサミやカッターを使って茎の中の水の通り道を潰さないようにしてくださいね。
また、水揚げをすることで切り口から新鮮な水をより良い状態で吸えるようになります。
お花がしおれてきた時、この作業をすると元気を取り戻すことができることがあります。
■置き場所にも注意
夏場なので日が当たるような場所は避けて、涼しい所に置いてあげて下さい。
また、エアコンの風が直接当たるような場所も避けましょう。
あまり気温が高くならない比較的涼しい場所、静かな場所が飾ることに最適な場所です。
■最後に
如何でしたか?
読んでみると大変そうだと思ってしまうかもしれません。ですが、気にかけてあげた分だけお花を長く楽しむことが出来るはずです。
梅雨に入ったばかりですが、梅雨が終われば暑さの厳しい時期に入ります。お花を飾る準備を手元で水遊びをするような感覚で楽しんでみては如何でしょうか。
折角頂いたお花をずっと楽しめないことは心苦しいですが、今回挙げたような方法も参考にして頂いて少しでも長く楽しんで下さいね。
花瓶が無い時のお花の飾り方
お花を頂いた時、アレンジメントの場合にはそのまま飾ることが出来ます。
また、花束で頂いたお花を飾る際にはそれを花瓶に挿して飾ります。
ですが普段からお花を生けるような習慣のある方でないと丁度良い花瓶がないことが多いのではないでしょうか?
今週はそんな花瓶が無い時に役立つ代用品を3つご紹介します!
■空ビン
お酒を始め、飲み物がビンに入って売られていることは多いです。
パンに塗るジャムもビン入りのことが多いですよね。
そのため、空ビンは簡単に用意することが出来ると思います。
多くの花瓶と同じくガラスのものなので大きさや形状にはよりますが、適度に重さもあり転倒の心配が少ないです。
最近では色付きのガラスビンも多いですので、色によってはお花の美しさをより引き立てることが出来るかもしれません。
また一口にビンといっても大きいものから小さいものまで様々な大きさや形状があります。
大きいビンであれば最小限のカットで生けることが出来ます。
小さいビンであればお花を短く切って可愛く飾ることが出来ます。
■ペットボトル
加工のし易さ、手軽に用意出来ること等から空ビンより使いやすいことがペットボトルの良い所です。
ただ、ペットボトル自体重いものではないので転倒には注意が必要です。
そのままであれば口が狭いので一輪挿しで安定してお花を生けることが出来ます。
軽いお花なら2本でも
多く飾りたい時には飲み口を切り取り、切り口をテープ等で養生してから生けましょう。
大輪のお花を生ける際や多くのお花を一本のペットボトルに飾りたい時には、底に砂利やビー玉を一緒に入れると倒れにくくなります。
よく目にする透明なペットボトルの場合、そのままだと味気ないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
そのような時にはリボンやおしゃれなマスキングテープでデコレーションすると可愛らしくなります。
またブランドのロゴが入ったもの等お洒落な紙袋へペットボトルごと入れて飾ることもオススメです。
その際はシンプルなデザインのものをセレクトするとお花とケンカせずに飾ることが出来ます。
■グラス・コップ
お花の茎の部分を小さく切ってコップやグラスで飾るのも良いです。
ご自宅に使わなくなったコップや貰い物のコップで使っていないものがあれば花瓶の代用にしてしまうのも手です。
日常的に使っているものですので生活に馴染みやすいのも良いですね。
■最後に
今回取り上げた3つはいずれも手軽に用意出来るものでした。
極端な話をしてしまえば水を溜めることが出来る容器であれば何でも代用可能です。
調べてみると他にもバケツ、空き缶、卵の殻と飾る方によって様々なものを代用品として活用しています。
是非皆さんも工夫を凝らして様々な生け方を楽しんでみて下さいね。
誕生日プロポーズ成功のコツとは!?おすすめシチュエーションは夜景で花束を!
一生に一度のプロポーズ。女性は誰しもロマンチックで特別な時間を期待しているものです。
二人にとっての一生の思い出となるよう、これから彼女の誕生日にプロポーズを考えている方はしっかりプランニングをしましょう!
今回は、誕生日プロポーズにおすすめの場所や演出、プロポーズ時に指輪と一緒に贈りたい花束についてご紹介します。
まずは、誕生日プロポーズのシチュエーションを考えよう
まずは、「どこでプロポーズするのか」「どんな流れでプロポーズするのか」を考えておきましょう。間違いないのは、「夜景をバックに」というシチュエーション!夜景スポットでおすすめなのは、以下の3つのような場所。
美味しい食事とお酒の後に。夜景のきれいなレストランでプロポーズ
夜景のきれいなレストランで食事の後にプロポーズ……というのは、プロポーズの定番中の定番。
普段のデートでは行かないようなフォーマルなレストランを予約し、美味しい料理とお酒を楽しんだ後に、指輪と花束・プレゼントを。
レストランでのプロポーズは、天候に左右されることもなく、「まわりに人がいて思ったよりもやりづらい…」なんてこともありません。決めたプランをきっちり実行したいタイプの方にはおすすめです。
なお、夜景がきれいなレストランの眺めのいい窓際の席の場合、早めに予約をしないと埋まってしまうことがあるので注意を。
また、サプライズで渡したい花束やプレゼントは、前もってお店のスタッフさんに相談して預かってもらうといいですよ。
ドライブしながら夜景スポットへ。車の中でふたりっきりのプロポーズ
夜景のきれいなスポットまでドライブして、目的地に着いたら車の中でプロポーズするというのも素敵です。
車の中なら二人きりだから人目も気にならず、BGMも好きなものをかけられます。
海沿いの場所や山頂で寒かったり暑かったり風が強かったりしても気になりません。花束やプレゼントも事前にトランクや後部座席に隠しておけます。
ただし、夜景で有名なスポットはシーズンによってはかなり混み合ったり交通規制がかかったりすることもあります。事前にきちんと調べておくようにしましょう。
派手なプロポーズがしたいなら!都会の夜の貸し切りヘリコプタークルーズ
ハリウッド映画に出てくるような派手なプロポーズをしたいなら、ヘリコプタークルーズがおすすめ。
眼下に広がる街の夜景を眺めながら、プロポーズの言葉とともに指輪や花束を……
これ以上ないほどロマンチックなシチュエーションを叶えられるはずです。
なお、ヘリコプタークルーズの料金は、飛行時間や飛行場所・シーズン・曜日などによって変わります。
例えば、東京都内で土日祝の夜に15分間の貸し切りフライトをするプランであれば、だいたい15万円前後が相場。
「ちょっと高すぎる……」という方には、格安で利用できる乗り合いプランもありますよ。日程や予算と相談しながらぴったりなプランを決めてくださいね。
プロポーズには、指輪とともに花束を。どんな花がいい?
プロポーズで贈る一番大切なものはもちろん婚約指輪ですが、指輪とともに花束を手渡すと、さらにロマンチック!
おすすめなのは、やっぱり赤いバラ。
見た目の華やかさはもちろん、「あなたを愛します」「情熱」などの花言葉を持っていることから、プロポーズにはふさわしい花なんです。
特に、108本の赤いバラには「結婚してください」の意味が……。
とはいえ、手渡しで108本のバラの花束をあげるのは量が量だけに大変…。108本にこだわりたい方は、サプライズでお部屋に用意しておくのがいいでしょう。
手渡しで贈りたい方は、赤いバラをメインに用いたフラワーアレンジメントを。
彼女の好きな色や好きな花、彼女の印象やイメージから、あなたがふさわしいと思う花束を準備するといいでしょう。