マム
8月7日は「花の日」~植物の記念日~
なかなか梅雨が明けませんね。
早くからっとした天気になって欲しいものです。
最近は、1日雨が降らない日が珍しいように感じてしまいますね。
さて、今回は8月7日の「花の日」についてご紹介します。
また、花の日に関連して、お花の名前が付いた記念日も掲載しています。
お花を飾るきっかけにしてみてくださいね。
◆花の日って?
毎年8月7日は、花の日です。
由来は、8(は)7(な)の語呂から。
この記念日をきっかけに、お花をプレゼントしたり、自宅にお花を飾ってみたりしてはいかがですか?
◆お花の名前が付いた記念日
ここでは、お花の名前が付いた記念日を9つお伝えします。
もちろん、記念日になっているお花についてもご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
国際女性デーは、国連で定められた、女性の人権に関する記念日の1つです。
一方で、女性へ日頃の感謝の気持ちを込めて、花束を贈る日とも知られています。
ミモザミモザは、黄色い小さな花が集まった丸いお花をたくさん咲かせる、可愛らしいお花です。
花もちが良く、ミモザの花束やアレンジメントは、長く楽しむことができます。
また、ドライフラワーにもしやすく、クラフトで使われることも多いです。
花言葉:感謝 など
>>もっと知りたい方は「国際女性デー~黄色でかわいいミモザ~」こちらもご覧ください。
<3月27日:さくらの日>
日本さくらの会が、「3×9=27」であることと、七十二候の1つである「桜開花」と時期が重なることから、1992年に制定した記念日です。
さくら日本人にとても親しまれている、さくら。
ピンク色の花びらがかわいらしいさくらは、押し花に向いているお花です。
お花見に行った際などは、押し花を作ってみてくださいね。
花言葉:優美な女性 など
>>もっと知りたい方は「3月27日はさくらの日!?~桜のお手入れ・押し花の方法~」こちらもご覧ください。
日本で初めて品種交配により新しいガーベラが誕生したことや、4月がガーベラの出荷の最盛期であること、4月18日を良い花「よ(4)い(1)は(8)な(良い花)」の語呂合わせで「ガーベラ記念日」に制定されました。
>>もっと知りたい方は「3月の誕生花のご紹介~可愛らしい見た目のピンクガーベラ~」こちらもご覧ください。
<5月1日:すずらんの日>
フランスでは5月1日を「JOUR des MUGUETS」=「すずらんの日」と呼んでいます。
大切な方や、お世話になっている方へすずらんの花を贈る習慣があり、贈られた人は幸運が訪れると言われています。
すずらん鈴のような花姿がかわいらしい「すずらん」は、ヨーロッパで聖母マリアのお花とされています。
香りは他のお花よりも強いので、すずらんを見かけた際は、香りを楽しんでみてくださいね。
ちなみにすずらんは、白い色が有名ですが、ピンク・赤などもあるんですよ。
花言葉:純粋 など
>>もっと知りたい方は「5月1日は「すずらんの日」~大切な人へすずらんの花を贈る~」こちらもご覧ください。
<6月2日:ローズの日>
ローズの日は、大切な人へバラをプレゼントして「感謝を伝える日」。
バラが美しく咲く時期が6月であることと、6月2日の語呂合わせで「ローズ」と読むことができること、ブルガリアで毎年6月に、「バラ祭り」が開催されることを日本でも知ってもらい、その文化を広めるため制定されました。
>>もっと知りたい方は「6月2日はローズの日~植物の記念日~」こちらもご覧ください。
<6月6日:あじさいの日>
6月6日にあじさいを軒下につるすと、魔除けの効果があるとされていたそうです。
あじさいの日は、そんな魔除けの意味と、あじさいがきれいに咲く時期であることから決められました。
あじさい花壇や鉢植えできれいな姿を見せてくれる他、切り花としても流通されています。
今でも新しい品種が次々と誕生していて、花色や花姿が豊富。
切り花のあじさいは、ドライフラワーにしやすく、インテリアとしても人気が高いです。
花言葉:家族団らん など
かわいらしい見た目と、花言葉から母の日のプレゼントに選ばれることも多いんですよ。
>>もっと知りたい方は「鉢植えあじさいの育て方~お手入れ方法~」こちらもご覧ください。
<7月14日:ひまわりの日>
1977年7月14日に、日本初の気象衛星「ひまわり1号」が打ち上げられたことが由来で「ひまわりの日」が制定されました。
記念日の由来は、お花のひまわりではありませんが、お花を飾るきっかけになりそうですね。
ひまわり黄色く丸い花姿は、見ているだけで元気になれそうなひまわり。
お花屋さんで見かける以外にも、「花壇や花畑で、ひまわりを見たことがある!」という方も多く、ひまわりは他のお花よりも、親しみを感じるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
年代・性別を問わず人気なひまわりをプレゼントすれば、「夏」という季節も贈ることができそうですよね。
花言葉:あなただけを見つめる など
>>もっと知りたい方は「7月14日は【ひまわりの日】~植物の記念日~」こちらもご覧ください。
<7月7日:カスミソウの日>
カスミソウが天の川や星屑に見えることから、七夕と合わせて7月7日は、カスミソウの日とされています。
カスミソウ小さなお花をたくさん付けているカスミソウは、可憐で繊細なイメージ。
フラワーギフトではメインのお花と一緒に使われることが多く、ボリューム感をアップさせてくれたり、他のお花を引き立たせたりすることが一般的です。
一方で、カスミソウだけの花束も人気があります。
ドライフラワーにも向いているので、プレゼントでもらった時はドライフラワーを作ってみるのもいいかもしれません。
花言葉:感謝 など
>>もっと知りたい方は「7月7日は「カスミソウの日」」こちらもご覧ください。
<11月6日:いいマムの日>
マムとは、キクのことで11(いい)06(マム)の語呂と、秋マムの旬の時期であることから、生産者や市場の方々をふくめた花卉業界の取り組みで制定されました。
ちなみにこの記念日の時期は、菊花展や菊人形の展示会など、菊を観賞することができるイベントが多く開催されていることが多いんですよ。
いろいろな種類のマムを見ることができそうですね。
マム(キク)たくさんの品種があり、お花の大きさ・色・咲き方などの種類が豊富です。
その様々な姿から言われなければ、マムだと気が付かないこともあるかもしれません。
アレンジメントや花束のメインになることも、他のお花を引き立てることもできるので、フラワーギフトではたくさん活用されています。
マムは花もちが良く、長くきれいな姿をみることもできるんですよ。
>>もっと知りたい方は「いいマムの日~お供えだけではない菊~」こちらもご覧ください。
◆花の日に医療機関へお花をお届け
花キューピットグループは、医療の最前線でたたかう人へ「青」で感謝の気持ちを示す「#MAKEITBLUEプロジェクト」の趣旨に賛同し、全国の皆さんからメッセージを募集しています。
集まったメッセージの数のお花を2020年8月7日(金)「花の日」に医療機関にお届けいたします。
ぜひご参加ください。
お届けするお花は、ひまわりとムーンダストです。
ムーンダストは、世界で唯一の青い色をしたカーネーション。
花言葉は「永遠の幸福」です。
詳しくは、こちらをご確認ください。
>>>「医療従事者に「感謝」の青い花を花キューピットで贈ろう」
◆最後に
今回は、8月7日の「花の日」に関連して、お花の名前が入った記念日(植物の記念日)をご紹介しました。
記念日をきっかけに、お花をプレゼントしたり、自宅にかざったりしてみてくださいね。
自宅にいる時間が多い、今だからこそ、お花を飾ってお部屋を彩ってみてはいかがでしょうか。
花キューピットでは、遠方にお住いの方にも、きれいなお花をお届けすることができます。
気になった方は、サイトやお花屋さんをチェックしてみてくださいね。
そろそろ準備!お盆の花の色・種類の解説と日程を紹介
7月に入り、今年も下半期に突入しました。
早いものですね。
さて、今回はそろそろ準備をしておきたい「お盆」についてご紹介します。
遠方でなかなか帰省することができない方や、仕事の関係で実家に帰ることが難しいという方は、お盆にお供えのお花を贈るのはいかがでしょうか。
ここでは、お盆でお供えするお花の紹介もしています。
「お供えのお花を検討している」という方は、参考にしてみてくださいね。
◆お盆・新盆とは?
まずは、お盆や新盆について改めてご紹介します。
お盆とは、「1年に1度ご先祖様を自宅に迎えて供養する」という仏教の行事です。
そして新盆は故人が亡くなられて、四十九日以降に初めて迎えるお盆のことを言います。
新盆は、亡くなられてから初めて故人の魂が自宅に戻ってくる日なんですね。
◆今年、2024年のお盆はいつ?
お盆は、地域によって時期が異なります。
大きく分けて、お盆の時期は以下の2つに分けられます。
・主に東京や横浜市:7月13日~16日
・他の地域:8月13日~16日
お供えのお花をお盆の時期に贈る時は、お届け先のお盆の時期に合わせられると良いですね。
お花をお届けするタイミングは、12日までに届くようにするのがベストとされています。
13日がお盆入りに当たるので、その間に贈ることができると良いですね。
◆お盆に贈るお花の色は?
いざ「お盆にお供えのお花を贈ろう」と思った時に、お花の色合いで悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
ここでは、お盆でお花を贈る時の色合いについてご紹介します。
お盆にお供えするお花は、大きく分けて3種類の色合いが主流と言われています。
1つ目は、淡いピンク色や落ち着いたブルーのお花を使った、優しい雰囲気の色合いです。
親戚などが集まってお盆を盛大に行う家庭では、お供えのお花でも白だけではなく、優しい色合いが入った華やかなお花が喜ばれるようですよ。
そして2つ目は、白色のお花でまとめたものです。
先ほどお伝えした、故人の四十九日以降に初めて迎えるお盆である「新盆」には、白色でまとめたお花が適しています。
お亡くなりになってから日が浅い時は、白でまとめたアレンジメント・花束を贈るようにしましょう。
この白色だけでまとめたお花は「白上がり」と呼ばれています。
お花屋さんで新盆に贈るお花を作ってもらう時は、「白上がりでお願いします」と伝えると良いかもしれませんね。
3つ目は、白・黄・紫・ピンク・赤の5色のお花を使ったものです。
この5色を使った供花は、故人が亡くなってから四十九日以降に、仏壇へ供えると良いと言われています。
仏壇や、お墓にお供えする時にお花を選ぶ時は、参考にしてみてください。
お盆の時期になると、お花屋さんで供花が店頭で販売されている所を、目にする機会が増えると思います。
その中に、この5色を使った花束も販売されていることがあるので、注目してみてくださいね。
◆お供えに適したお花の種類とは?
お盆も含め、お供えするお花でおすすめしたいのは、長持ちする種類です。
お供えして、すぐに萎れてしまうのは寂しいですよね。
花もちが良く、長持ちしてくれるお花を紹介します。
<キク(マム)>
「お供えのお花」と聞いて、多くの方が初めに想像するのは、キクのお花ではないでしょうか。
キクは、長くきれいな姿を見せてくれるお花です。
また種類が多く花色はもちろん、お花の大きさや咲き方など、キクとひとくくりに言っても、様々な種類があります。
キクを使えば、故人の好きな色を入れることもできそうですね。
トルコキキョウには、フリルのような八重咲きと、軽やかな印象の一重咲きがあります。
八重咲きは結婚式などでも人気がありますが、どちらもお供えの花束やアレンジメントとしても使われています。
トルコキキョウは夏の暑さに強く、花もちが良いことで有名。
暑い日が続いてしまうこともあるお盆の期間に、トルコキキョウはぴったりですよね。
最近はトルコキキョウのことを、リシアンサスやユーストマという名前で呼んでいるお花屋さんもあるので、店舗でトルコキキョウを見つけられない時は、店員さんに聞いてみるのも良いかもしれません。
存在感のある大きなお花が美しいユリは、供花としてよく使われています。
ユリの凛としたその花姿は、哀惜の気持ちを表現しているようですよね。
より一層ユリを長持ちさせたい時は、お花が咲いたらすぐに、花粉を取ってしまうことがおすすめです。
早めに花粉を取ることでお花が長持ちする他に、お花を飾っている周りを花粉で汚してしまうことも防ぐことができます。
ユリの花粉は、洋服についてしまうとなかなか取れないので、注意してくださいね。
<胡蝶蘭>
お祝いのイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんが、お盆の法事・法要には、格式高い胡蝶蘭を贈ることも多いです。
特別な贈り物である胡蝶蘭が、故人とご家族への想いを届けることができそうです。
胡蝶蘭のサイズは大きいものから、コンパクトなものまであるので、お届け先に合わせてサイズを選ぶと良いかもしれません。
胡蝶蘭は、他のお花に比べて水やりの回数が少なく、お手入れに手間がほとんどかかりません。
そして花もちも良いので、お花のお世話に時間をかけづらい方にもおすすめです。
◆最後に
今回は、そろそろ準備したいお盆についてご紹介しました。
花キューピットでは、今回ご紹介したお供えに適したお花を使ったアレンジメントや、花束をご用意しております。
またお花のお届けは、お届け先の近くにあるお花屋さんが担当するので、送料はかかりません。
どこでお花を買ったらいいか分からない時や、新鮮なお花を離れたところに住む方へ贈りたい時は、花キューピットのサイトやお花屋さんを1度チェックしてみてくださいね。
いいマムの日。お供えだけではない菊の良いところとは?
突然ですが11月6日は何の日かご存じですか?
実は「いいマムの日」という記念日です。
今回は、「いいマムの日」についてご紹介します。
◆マムってなに?
まず、「いいマムの日」のマムについてご紹介します。
マムとは、菊の別名です。
菊の学名は、英名と同じChrysanthemum(クリサンセマム)です。
このクリサンセマムを略して「マム」と呼ばれています。
お花屋さんに行ったとき、お花の名前に注目してみると、菊とマムが区別されて表記されていることも多いですよね。
日本のお花屋さんでは、ピンポンマムなどの西洋菊をマムと呼んでいることが多いようです。
仏花でイメージされる菊のことを「菊」と呼んでいて、西洋風な見た目でたくさんのお花がついたスプレー咲きの菊を「スプレーマム」と呼んでいるようです。
ただ、お花屋さんによって呼び方はそれぞれになっているので、近所のお花屋さんの表記を見てみるのもいいかもしれません。
◆なぜ11月6日が「いいマムの日」なの?
マムが菊の別名ということが分かったところで、11月6日がなぜ「いいマムの日」なのかをご紹介しようと思います。
理由は大きく分けて2つです。
・1つ目は、ごろ合わせ
11月6日を11と06に分解して
「11」→「いい」、「06」→「マム」と読めることから決まったのだそうです。
・2つ目は、秋マムの旬の時期
現在は栽培環境が整備されほぼ1年中、切り花としてマムを楽しむことができますが、自然にマムが開花を始めるのは10月後半から12月後半までとされています。
11月6日はちょうどマムがきれいに咲く旬の時期なのです。
ちなみに、この時期は菊花展や菊人形の展示会など、菊を観賞することができるイベントが多く開催されているので、いろいろな種類のマムを見学することができますよ。
ちなみにいいマムの日は、生産者や市場の方々をふくめた花卉業界の取り組みで新しくできた記念日です。
日本を代表される花「マム」を旬の時期に盛り上げて、「その素晴らしさをもっと知ってもらおう」という意図のもとできたようです。
では、マムの素晴らしいところは、どんなところなのでしょうか?
次にマムの素晴らしいポイント(マムの良いところ)をご紹介します。
◆マムの良いところ
「いいマムの日」について知ってもらっても「菊=お供え」のイメージが先行してしまう方もいらっしゃると思います。
今回は、この「いいマムの日」という記念日から、改めて菊・マムの美しさや良さに気がついてもらえるように、マムという花の良さをお伝えしようと思います。
<花言葉>
お花をプレゼントする時などに、花言葉が気になる方もいらっしゃいますよね。
まずは、マムの花言葉についてご紹介します。
・マム全体の花言葉:「高貴や高潔」など
・スプレーマムの花言葉は:「あなたを愛します・清らかな愛」など
・赤いマム:「愛情」 など
・白いマム:「真実」 など
このようにマムは素敵な花言葉を多くもっているお花の1つなのです。
<フラワーギフトに向いている>
・種類が多くてあきない
1つの茎に小さなお花をたくさん付けるものや、大きなお花を1つ付けるもの。
お花の大きさや1つの茎に何輪お花を付けるかも様々あります。
マムは、お花のサイズが豊富にあるのです。
そして、お花の色も白・赤・ピンク・黄色・グリーン・紫…たくさんの色があるうえに、濃淡やグラデーションにも差があります。
カラーバリエーション・花びらの模様は、数えきれないくらいの種類があります。
マムだけでフラワーギフトを作ることができるほど、たくさんの姿で私たちを楽しませてくれるのです。
・長く楽しむことができる
マムは日持ちするお花としても知られています。
お供えでマムが選ばれるのは、日持ちすることも理由の1つです。
◆「いいマムの日」の楽しみ方
残り5日にせまった「いいマムの日」。
土用の丑の日にうなぎを食べるように、いいマムの日にも定番の楽しみ方はあるのでしょうか?
実は、いいマムの日には「○○をしましょう」といった決まり事はありません。
ただ、せっかく美しいマムがお花屋さんに並ぶ時期なので、「いいマムの日」の楽しみ方をご提案します。
もし、気に入ったものがあれば取り入れてくださいね。
<自宅に飾る>
いいマムの日をきっかけに、自宅用にマムを購入するのはいかがでしょうか。
多くのお花屋さんは1輪から購入が可能です。
そのため、気軽に気に入ったマムを購入することもできます。
食卓や、玄関、自室などに飾ればマムが周りを明るく彩ります。
お花を購入される習慣がなく、どんな種類のマムが自宅に合うか分からない方もいらっしゃると思います。
行き馴れていないお店は、緊張してしまったりもしますよね。
そんな時は、お花屋さんに
・どこで飾りたいか
・何色系にまとめたいか
・予算はいくらか
などを伝えれば、その日の入荷状況や人気などからおすすめのマムをお花屋さんが選んでくれます。
また、そのお花屋さんがおすすめするマムをたずねるのもいいかもしれませんね。
きっと素敵なマムの候補をだしてくれるはずです。
<マムをプレゼントする>
いいマムの日に、家族やお友達にマムをプレゼントすることもおすすめです。
ただ、大切な方へ贈るフラワーギフトは、どんなものを贈ろうか悩んでしまいますよね。
どんなフラワーギフトを贈ろうか悩んでしまった方におすすめしたいのは、マムと一緒に秋を感じさせるお花を合わせてもらうことです。
実は、マムだけのフラワーギフトも素敵ですが、マムは他のお花と合わせることも人気があります。
マム(菊)と贈りたい花の種類
ここでは、マムと一緒に合わせて贈りたい11月に旬を迎えるお花をご紹介。
プレゼントの参考にしてくださいね。
・ケイトウ
名前の由来は、にわとりのトサカにお花の形が似ていることからなのだそう。
お花の素材はふさふさ・もこもこしているような温かみを感じさせます。
赤や、ピンク、オレンジなど暖色系がかわいい秋が旬のお花です。
ドライフラワーに向いている種類のお花なので、花もちが良いため長く楽しむことができます。・ダリア
ダリアは、一輪入れるだけでそのフラワーギフトがワンランク上がるような気品の高さを感じる大きくて立派なお花です。
愛好家が多いお花の1つで、新しい品種が次々に開発されているためお花の色の種類が豊富。
その豊富な色を使い、花束やアレンジメントのテーマカラーに合わせてダリアを取り入れることができます。
秋に咲くお花として有名で、この季節になるとダリア特集を行っているお花屋さんを見かけることがあると思います。
マムと一緒に注目してもらいたいお花です。・アジサイ(あじさい)
この時期のアジサイは、秋色アジサイと呼ばれることが多いです。
特に「秋色アジサイ」という種類のアジサイがあるわけではなく、夏から秋にかけて咲き終わりそうなアンティーク調の色合いをしたアジサイのことを指しています。
元気に咲いているフレッシュな印象というよりは、落ち着きのあるおしゃれなイメージがあり、カフェなどで飾られているところを見かけたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
元気なお花とも相性が良く、シックでおしゃれな大人な雰囲気を演出してくれます。
まだあまり知られていない記念日なので、マムを贈られた家族やお友達は突然のサプライズプレゼントに喜んでくれるはず。
そして、きれいなお花を見て自分を思い出してくれたことに幸せを感じると思います。
次にマムをもらった際や、自宅用で購入した際に行いたいお手入れ方法をご紹介します。
せっかくお家に飾るなら長くマムを楽しみたいですよね。
◆マムのお手入れ方法
長持ちしてくれるお花の1つであるマムですが、お手入れしてあげるとより長く美しい姿を保ってくれます。
今回は、マムのお手入れのポイントを5つお伝えします。
1. マムを切る時は「手」で行う
マムは、金属を嫌うため丈を調節する時や、水揚げを行う時は手で茎を折ってあげてください。
2. 葉が水に浸からないようにする
葉が水に浸からないように、余分な葉は取り除くことがおすすめです。
水の中に葉が浸かっているバクテリアを発生させてしまう原因になってしまいます。
3. 花瓶の水は多めにする
花によって花瓶に入れておきたい水の量は様々。
特にマムは水をたくさん水を吸うお花なので、花瓶には多めに水を入れておきましょう。
4. 痛んだ花びらは取り除く
マムはパッと見ただけでは分からない、お花の裏側から痛むことが多いです。
痛んだ花びらが、元気な花びらに触れていると元気な花びらに影響してしまうことも。
気づいた時に、痛んだ花びらを取り除くようにすると長持ちしてくれます。
5. 花瓶の水は1日1回取り換える
どのお花もそうですが、きれいなお水に保ってあげる方が日持ちします。
花瓶の水を取り換える時に、1~4に注意してあげるといいかもしれませんね。
◆最後に
今回は5日後にある「いいマムの日」についてご紹介しました。
フラワーギフトのメイン花材になることもあるマムの美しさを感じてみてくださいね。
近所のお花屋さんに立ち寄って、おすすめのマムの種類をたずねてみるのもいいかもしれませんよ。
机に飾るだけで癒しに!爽やかさを演出するアレンジメント
家族や友人に贈る誕生日プレゼントは、ちょっとしたサプライズを演出したいもの。
シンプルに渡すのもよいですが、せっかくなら「わぁっ!」と驚いてもらいましょう♪
今回ご紹介するのは、白とグリーンを基調にした爽やかなアレンジメントの作り方。
お皿からはみ出すように姫りんごやスモークグラスを挿せば、ナチュラルで元気な印象になりますよ。
このアレンジメントを誕生日の朝に置いて、朝一番でお祝いしてあげましょう♡
このアレンジメントに使うお花一覧
【サンキライ】
特徴:秋になると真っ赤な実をつける、つる性の植物です。
花言葉:元気・屈強
【姫りんご】
特徴:小さいりんごのような実をつける木です。
花言葉:選ばれた恋・永久の幸せ
【キイチゴ】
特徴:葉にトゲがあるバラ科の草です。
花言葉:尊重される・幸福な家庭
【ゼラニウム】
特徴:赤・ピンク・白などの華やかで可愛い花をつけます。葉はハーブとしても使われます。
香り:フローラルでやさしい香り
花言葉:育ちの良さ・尊敬
【スモークグラス】
特徴:高さ1メートルほどの稲のような形で、ホウキ状に広がる花をつけます。
花言葉:率直
【トルコキキョウ】
特徴:フリルのような花びらをつけるゴージャスなお花。花持ちがよく切り花に人気です。
花言葉:優美・すがすがしい美しさ
【テマリソウ】
特徴:マリモのようにフサフサと花が丸くなる、緑色が美しいナデシコ科のお花です。
花言葉:純粋な愛・才能
【マム】
特徴:細長い花びらをたくさんつける菊の花です。
香り:すっきりとした甘い香り
花言葉:高貴・高潔
【リキュウソウ】
特徴:細長く伸びるつる性の多年草です。明るいグリーンで、ブーケやアレンジメントに人気です。
花言葉:奥ゆかしさ
【ナズナ】
特徴:長い茎の先に小さな十字の花をたくさんつけます。春の七草としても親しまれている品種です。
花言葉:あなたに私のすべてを捧げます
アレンジメントの作り方
STEP1:キイチゴでスポンジの周りを埋め、ゼラニウムを挿していきます。
POINT:グリーンを多めに挿してナチュラル感を出しましょう。
STEP2:トルコキキョウをバランスよく入れていきます。
STEP3:テマリソウを少し入れます。
STEP4:りんごを拭いてツヤ感を出し、つまようじを挿します。
POINT:痛まないように優しく拭くと◎
STEP5:顔となる側に3つ、後ろに2つほどりんごを入れます。
POINT:一輪の花を描くように、3つのりんごを並べましょう♪
STEP6:マム、リキュウソウを隙間にいれていきます。
STEP7:ナズナ、スモークグラスを伸ばすように入れていきます。
STEP8:サンキライをアクセントで入れれば完成です◎
このアレンジメントは「朝一番に食卓を飾る」のがおすすめ!
爽やかで元気が出そうなこのアレンジメント。白とグリーンが中心の色使いから、男女問わずプレゼントできますよ♪
どちらかというと落ちついた雰囲気なので、30代〜40代の方にプレゼントするといいかも?
誕生日の朝に食卓に置いておけば、相手も喜んでくれるでしょう♪
動画監修者
小西 拓 |
石川県在住、フラワーデザイン競技会グランドチャンピオン選手権・2018年度優勝者。実家が花キューピット加盟店で、ご両親の世代から花屋を生業としている。 大学卒業後はJFTDの専門学校に入学し、花屋を開業するために経営や技術・ノウハウを習得する。季節の花を用いることを大切にし、茎も葉もすべてが花の一部であり命あるものとして捉え、花の可能性を探っている。 |
「節目」の誕生日祝いにぴったり!竹を使った和風アレンジメント
いつもお世話になっている目上の方やご年配の方には、失礼のない誕生日プレゼントを贈りたいもの。
特に60代以降の男性になると、プレゼント選びで悩んでしまいますよね。
そんな時は、想いを込めた手作りのフラワーアレンジメントを贈ってみませんか?
今回ご紹介するのは、テマリソウや竹を使った和風アレンジメントの作り方。
盆栽のように落ち着いたアレンジメントで、お世話になっている男性を心からお祝いしましょう♡
このアレンジメントに使うお花一覧
【サンキライ】
特徴:つる性の植物です。秋になると真っ赤に熟した実をつけます。
花言葉:元気・屈強
【テマリソウ】
特徴:マリモのようにフサフサと花が丸くなるナデシコ科の花です。美しい緑色から生け花によく使われます。
花言葉:純粋な愛・才能
【ダリア】
特徴:強い存在感を放つ大輪の花です。赤・白・オレンジなど、一重や八重の豪華な花が咲きます。
花言葉:華麗・感謝
【マム】
特徴:細長い花びらをたくさんつける菊の花です。
香り:すっきりとした甘い香り
花言葉:高貴・高潔
竹を使った和風アレンジメントの作り方
STEP1:竹にスポンジを乗せ、ダリアをカットして入れます。
STEP2:マムとテマリソウを飾ります。
STEP3:サンキライで隙間を埋めていけば完成です◎
POINT:短時間でインパクトのあるアレンジメントに♪
このアレンジメントは「60代の男性への誕生日プレゼント」におすすめ!
和風で上品なこのアレンジメントは、ご年配の男性へ贈る誕生日プレゼントとしておすすめ♪
竹の「節目」を意識したアレンジメントで、誕生日をお祝いしてあげましょう◎
一目見るとボリューム感たっぷりのアレンジメントですが、使用花材の本数や種類はそう多くありません。
もし天然の竹を用意できない時は、人工竹で代用するのも◎
動画監修者
小西 拓 |
石川県在住、フラワーデザイン競技会グランドチャンピオン選手権・2018年度優勝者。実家が花キューピット加盟店で、ご両親の世代から花屋を生業としている。 大学卒業後はJFTDの専門学校に入学し、花屋を開業するために経営や技術・ノウハウを習得する。季節の花を用いることを大切にし、茎も葉もすべてが花の一部であり命あるものとして捉え、花の可能性を探っている。 |
ころんと可愛い♪はんなり和風アレンジメントを作ってみよう
仲のよい女友達への誕生日プレゼントには、カジュアルに贈れる和風アレンジメントがおすすめです♡
3種類のお花とつまようじ、ちりめん、スポンジなどの材料があれば、自宅で簡単に作れます♪
可愛らしいだけでなく、どこか涼しげな印象も与えるこちらのアレンジメントは、これからの季節にぴったりです◎
■和風アレンジメントに使うお花一覧
【アジサイ】
特徴:日本原産の虫媒花。小さな花が集まって球状になっているのが特徴で、土壌の状態によって色や形が変化します。最近では「母の日」に贈る方も増えているのだとか◎
香り:ほとんどありません。
花言葉:元気な女性・辛抱強い愛情・一家団欒・家族の結びつき(色によって花言葉が変わります)
【ピンポンマム】
特徴:西洋菊の一種です。ピンポン玉のように丸くてころんとした花冠が特徴で、和洋問わずアレンジできるためフラワーアレンジメントによく用いられます◎
香り:キク科特有の和の香りがします。
花言葉:高貴・真実・私を信じて・君を愛す
【ドウダンツツジ】
特徴:葉の先に釣鐘型の白い花を咲かせるお花です。涼しげな印象があり、フラワーアレンジメントによく用いられます◎
花言葉:上品・節制・私の思いを受けて・返礼
■和風アレンジメントの作り方
STEP1:カットしたスポンジを容器に入れます。
STEP2:ピンポンマムとアジサイを挿します。
POINT:チョイスするお花は、ピンポンマムや菊など和風の花材がおすすめです◎
STEP3:隙間をドウダンツツジで埋めていきます。
STEP4:ちりめんを作り、つまようじで挿せば完成です♪
■「仲良しの女友達」への誕生日プレゼントにおすすめ♡
可愛らしくて上品な和風アレンジメントは、仲のよい女友達への誕生日プレゼントにぴったり♡
和室にも洋室にもマッチする仕上がりのため、気軽に飾ってもらえるはずです。
また、お花の色を変えるとまた違った印象に◎
和の雰囲気を演出するドウダンツツジさえあれば、他のお花を変えてみても和のテイストに仕上がります♪
動画監修者
小西 拓 |
石川県在住、フラワーデザイン競技会グランドチャンピオン選手権・2018年度優勝者。実家が花キューピット加盟店で、ご両親の世代から花屋を生業としている。 大学卒業後はJFTDの専門学校に入学し、花屋を開業するために経営や技術・ノウハウを習得する。季節の花を用いることを大切にし、茎も葉もすべてが花の一部であり命あるものとして捉え、花の可能性を探っている。 |
フローティングフラワーで家庭を華やかに!お花と器の組み合わせ3選
ここ最近人気を集めているのが、初夏のパーティーを彩る「フローティングフラワー」です。
茎を短くカットした花を水に浮かべるフローティングフラワーは、部屋に華やかさと爽やかな印象を与えます♪
今回は、さまざまなお花と器を組み合わせた3パターンのフローティングフラワーの作り方をご紹介!お部屋を涼しく彩りましょう♡
フローティングフラワーに使うお花は「3パターン」
1)ピンポンマムでカラフルに♪
【アジサイ】
特徴:小さな花がいくつも集まり球状になっているのが特徴です。
香り:少し甘い香りですが、それほど強くはありません。
花言葉:辛抱強い愛情・寛容
【マトリカリア】
特徴:花弁の多い小さめの花です。小さいながらも存在感があり、フローティングフラワーにマッチします◎
花言葉:集う喜び・楽しむ・深い愛情
【ピンポンマム】
特徴:鑑賞菊の一種で、コロンとした丸い花冠が特徴です。花色によって印象が大きく変わります◎
花言葉:君を愛す・真実・高貴・私を信じて
2)バラで上品に♡
【バラ】
特徴:1本の茎に1輪の大きな花をつけます。フラワーブーケ・アレンジメントの定番品種です◎
香り:甘く、上品な香りです。
花言葉:愛情・美・情熱・熱烈な恋
3)アジサイでナチュラルに◎
【アジサイ】
特徴:小さな花がいくつも集まり球状になっているのが特徴です。
香り:少し甘い香りですが、それほど強くはありません。
花言葉:辛抱強い愛情・寛容
【マトリカリア】
特徴:花弁の多い小さめの花です。小さいながらも存在感があり、フローティングフラワーにマッチします◎
香り:菊に似た強めの香りです。
花言葉:集う喜び・楽しむ・深い愛情
【ローズゼラニウム】
特徴:低木の一種です。その香りにはリラックス効果があるといわれ、アロマオイルにもよく用いられます◎
香り:バラよりやや弱く、上品で甘い香りです。
花言葉:尊敬・信頼・真の友情
【ベルテッセン】
特徴:小さな可愛らしい花びらをつけます。はっきりした花色が多く、フローティングフラワーをカラフルに彩ります◎
香り:ほとんどありません。
花言葉:精神の美・旅人の喜び
【サンダーソニア】
特徴:小さなランタンのような独特の形が特徴です。今回は、鮮やかなオレンジ色をチョイスします◎
香り:ほとんどありません。
花言葉:福音・祝福・祈り・信頼
【スマイラックス】
特徴:観葉植物として人気があります。フローティングフラワーにグリーンを加えたいときにおすすめです◎
香り:ほとんどありません。
花言葉:勝利
【サンキライ】
特徴:鮮やかな赤色の実が特徴で、クリスマスリースやお正月飾りにも使われます◎
香り:ほのかな甘い香りです。
花言葉:元気
フローティングフラワーの作り方
1)ピンポンマムのフローティングフラワー
STEP1:花材と大きめの容器を用意し、水を張ります。
STEP2:花の部分をカットし、水に浮かべます。
POINT:空間に余裕を持たせるとおしゃれに見せられます◎
2)バラのフローティングフラワー
STEP1:花材と上品な容器を用意し、水を張ります。
STEP2:花の部分をカットし、水に浮かべます。
POINT:上品な印象に仕上げるなら、紅白の色使いがおすすめです◎
3)アジサイのフローティングフラワー
STEP1:花材と木目の容器を用意し、水を張ります。
STEP2:花の部分をカットし、水に浮かべます。
POINT:大きめの花材から入れるのがベスト◎バランスが取りやすくなります。
パーティーのテーブルフラワーにおすすめ♡
涼しげで爽やかな印象を与えるフローティングフラワー。
テーブルフラワーとして飾ることで、初夏のパーティーを爽やかに彩ります♡
作り方はとっても簡単なので、一度にいくつも作れちゃうのがうれしいポイント。
今回のようにいくつかのパターンを作り、それぞれの印象の違いを楽しんでみましょう♪
動画監修者
小西 拓 |
石川県在住、フラワーデザイン競技会グランドチャンピオン選手権・2018年度優勝者。実家が花キューピット加盟店で、ご両親の世代から花屋を生業としている。 大学卒業後はJFTDの専門学校に入学し、花屋を開業するために経営や技術・ノウハウを習得する。季節の花を用いることを大切にし、茎も葉もすべてが花の一部であり命あるものとして捉え、花の可能性を探っている。 |
お正月に飾りたい縁起のいい草花
もうすぐクリスマスですが、その後にはすぐにお正月がやってきます。
大掃除が終わった部屋に、ぜひ花を飾ってみてください。
凛と咲く花を見ていると、私たちの気持ちも引き締まりますよ。
今回の花だよりでは、お正月の飾りつけにおすすめな草花をご紹介いたします。
■飾りつけは28日までに済ませましょう
お正月飾りをいつ出そうか、迷ったことはありませんか。
クリスマス気分が抜けないまま、気付いたら31日…なんてことは避けたいですね。
【お正月飾りの時期】
飾るのは…
12月26日~28日の間片付けるのは…
関東:1月7日以降
関西:1月15日以降
かつては12月13日頃から準備していましたが、今はクリスマスの後からが一般的です。
29・30・31日に飾るのはよくないので、28日までに出すようにしてください。
大晦日に飾り始めると、お正月まで一晩しかありません。
急いで準備するお葬式を思わせるので、縁起がよくないと言われています。
旧暦で大晦日にあたる30日も同様です。
29日は「二重苦(にじゅうく)」に通じてしまいます。
また、お正月飾りは「松の内」が終わってから片付けます。
松の内とは門松が飾られている期間のことで、地域ごとに終わる日が違います。
■お正月におすすめな縁起のいい草花
【松】
冬でも青々と茂り、一年中葉が落ちない常緑樹です。
健康・長寿の象徴とされ、古くから飾られています。
【キク】
中国から「不老長寿の薬」として渡ってきた縁起物です。
ただし、お葬式で使われる輪菊・小菊は避けましょう。
【バラ】
咲いている時期が長いので「長寿の花」と言われています。
華やかな見た目もお正月にぴったりです。
【胡蝶蘭】
お祝い事の定番で、上品さと高級感があります。
「幸せが飛んでくる」という縁起のいい花言葉を持っています。
【南天】
真っ赤な実がブドウの房のようにたっぷりとつきます。
ナンテンという名前から「難(ナン)を転(テン)じて福となす」とされます。
【千両】
お金の名前がつけられている、商売繁盛の縁起物です。
南天とは実のつき方が異なり、葉の上に固まってつきます。
11月6日は「いいマムの日」
皆さんは「マム」と呼ばれている花をご存知でしょうか。
あまり知られていませんが、馴染み深い「菊」の別名なんです。
中国から欧米へ渡って品種改良された菊が、マムという名前で区別されています。
今回の花だよりでは、仏事だけではない「マム=菊」の魅力についてご紹介します。
■お供えの菊とは異なる印象の「マム」
仏花のイメージが強いため、お祝い事では避けられることが多い菊。
切り花では圧倒的な生産量を誇る一方、ほとんどは仏事に用いられています。
もっと様々なシーンで菊を使ってもらおうと、2015年に【いいマムの日】が制定されました。
1106(いいマム)のゴロ合わせで【11月6日】となっています。
もともと縁起物の菊は、延命・長寿の象徴として年始などに飾られています。
また、9月9日の【重陽の節句】は【菊の節句】とも言われ、菊の花を観賞する風習があります。
日本を代表する花で、縁起の悪いものではないんです。
お供えに使われる「輪菊」などはお祝い事に向きませんが、菊はこの1種類だけではありません。
マムの豊富な色と咲き方が人気を集め、ギフトに使われる機会が増えています。
抜群の花持ちに「末永く続く」願いを込めて、ウェディングの需要も高まっています。
菊だからと敬遠せず「いいマム」を楽しんでくださいね。
■人気が高いマムの種類と花言葉
【マム全体の花言葉】
「高貴」「高潔」
皇室・皇族を表す「菊の御紋」となっている花にふさわしい花言葉です。
爽やかな色のマムなら、目上の方へのプレゼントにもいいですね。
【ピンポンマムの花言葉】
「君を愛す」「私を信じて」
小さい花が集まって咲き、ピンポン玉のような丸い形になる品種です。
可愛らしい見た目とロマンチックな花言葉が、ギフトやウェディングに人気です。
【スプレーマムの花言葉】
「清らかな愛」「気持ちの探りあい」
1本の茎が放射状に分かれ、先端に複数の花を咲かせます。
花色は明るいものが多く、種類によって様々な咲き方があります。
他の花とも合わせやすいので、アレンジや花束によく用いられます。
可愛らしいマムを使ったお正月飾りが販売開始しています。
※ 12/1以降のお届けとなります。