ネモフィラ
ネモフィラはどんな花?花言葉や育て方、見ごろを紹介
淡いブルーの花が、かわいらしいネモフィラ。
ネモフィラは、花束やフラワーアレンジメントなど切り花としては流通していることが少ない花です。
そのためお花屋さんでもバラやチューリップなどに比べると、見かける機会の少ない花でもあります。
しかし「ネモフィラ」という花の名前を知らなかったとしても「見たことはある」という方や「ネモフィラが好き」という方はたくさんいらっしゃいます。
それは、ネモフィラが大きな魅力を持っているから!
今回は、そんな多くの人を魅了するネモフィラについてご紹介したいと思います。
ネモフィラってどんな花?
まずは、ネモフィラがどんな花なのかを見ていきましょう。
基礎情報
- 学名:Nemophila
- 科・属:ムラサキ科 ・ ルリカラクサ属(ネモフィラ属)
- 原産地:北アメリカ
- 開花時期:3月~5月
- 育ち方・分類:一年草
- 花色:青・白・黒・複色
- 育てやすさ:育てやすい。ガーデニング初心者でも種から育てられる。
爽やかなブルーの花が印象的なネモフィラは、一年草の植物。
そのため種をまいて花が咲いて枯れると、来年は花を咲かせません。
何年間も植えた同じ場所で育てることを考えたり、花が咲いた後に特別なお世話をしたりする必要はないのです。
一年草の植物はネモフィラの他にひまわりやビオラ、コスモスなどがあります。
▼ビオラについてもっと知りたい方はこちら
ビオラの育て方・色ごとの花言葉・パンジーとの違いとは? ビオラの花言葉や育て方、パンジーとの違いをご紹介します。ちなみにビオラは3月15日の誕生花です。 |
花言葉
「可憐」という花言葉は、見た目の通りですね。
風に揺れるネモフィラは、まさに可憐。
ぴったりな花言葉です。
ネモフィラの「どこでも成功」という花言葉は縁起が良く、プレゼントを渡す際に伝えるのも喜ばれそう。
特に引っ越しや転職などで新しい環境でこれから頑張る方や、資格取得や受験などで夢に向かって勉強している方、新しい目標に向かって進んでいる方への贈り物におすすめです。
魅力
- 青い花色
ネモフィラの魅力といえば、他の花にはない青い花色でしょう。
ネモフィラはかわいらしいブルーの花を咲かせます。
ネモフィラと空や、ネモフィラと海の組み合わせは多くの人を魅了しています。 - たくさん花が楽しめる・生命力が旺盛
繊細な見た目をしているネモフィラですが、実は生命力が強い花でもあります。
意図的に種を植えたわけではなく、自然にネモフィラから落ちた種(こぼれ種)でも成長していきます。
ネモフィラの生命力の強さは花言葉「どこでも成功」の由来にもなっているといわれています。
花は小さいですが、いくつかの花が集まって作る景色は圧巻です。 - 園芸初心者でも育てられる
先に紹介したように生命力が強いため、初めて花を育てる方でも簡単に園芸・ガーデニングを楽しむことができます。
ネモフィラを育てるために、専門的な知識はいりません。
少し太陽の光が当たりにくい場所や、道路にできたアスファルトの割れ目などでも花を咲かせることも。
「どこでも成功」という花言葉の通りに、厳しい環境でも花を楽しませてくれるでしょう。
見ごろ・開花時期
ネモフィラの開花時期は、3月下旬~5月中旬が見ごろといわれています。
地域によって差がありますが、だんだんと暖かくなり、春を感じられるようになる時期にネモフィラの花を楽しむことができそうです。
「ゴールデンウィーク中にネモフィラを見に行く」という方も多いのではないでしょうか。
ちなみに、お花屋さんやホームセンターなどで販売されているネモフィラの鉢植え(ポット)は、2月~3月頃に流通することが多いようです。
ネモフィラの花の形
ネモフィラの花びらは水色や青、白色が一般的。
ネモフィラの小さな花の直径は約2cmで、5枚の花びらから構成され、花びらが円形に配置されています。
「円形に配置」といわれるとイメージしにくいですが、花びらの配置はイラストで描くような花を想像していただくのが良いかと思います。
よく観察すると、そこまで複雑な花ではないため、イラストに描くこともできそうです。
ネモフィラの成長スピード
ネモフィラは種をまいてから、8日~10日間で発芽します。
比較的成長が早い花のため、子どもと育てて植物の成長を観察するのもネモフィラはおすすめです。
草丈・どれくらい伸びる?
ネモフィラの草丈は、10~20cmくらいです。
「茎がスラっとしていて切り花に向いている」というよりは、地面全体を覆うように成長していきます。
ネモフィラの花を見たことがある方は、低い位置(地面に近い位置)に咲いている印象があるのではないでしょうか。
鉢植えでネモフィラを育てていると、鉢の縁からあふれるようにネモフィラが育つことが多いです。
地面全体をネモフィラで覆う、グラウンドカバーにもおすすめです。
ネモフィラは4月7日の誕生花
ネモフィラは、4月7日の誕生花です。
誕生花には1月~12月までの各月ごとの誕生花と、1月1日~12月31日までの1日ごとの誕生花があります。
自分や友達の誕生花を調べてみたい方は、こちらをチェックしてください。
▼4月中の誕生花を調べる▼
4月の誕生花カレンダー 4月1日~4月30日の誕生花をカレンダー形式で紹介しています。 |
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365日の誕生花 1月1日~12月31日の誕生花をカレンダー形式で紹介しています。 |
ちなみに日ごとに決められた365日分の誕生花は、ネモフィラのように花束やフラワーアレンジメントに使う切り花では、流通が少ないこともあります。
4月生まれの方に誕生日プレゼントで、誕生花を渡したいという方は月ごとの誕生花を使ったギフトを選びましょう。
4月の誕生花は、アルストロメリアです。
▼アルストロメリアってどんな花?
4月の誕生花はアルストロメリア。色ごとの花言葉・品種・花束やブーケの飾り方など 4月の誕生花・アルストロメリアの花言葉・品種・他の花との組み合わせ方・飾り方のアイデアなどをご紹介します。 |
ネモフィラの育て方
「ネモフィラを育ててみたい!」という方は参考にしてみてください。
種まきの時期
一般的にネモフィラは9月下旬~10月上旬に種をまきます。
そのため基本的には、種まきは秋です。
一方で寒い地域(寒冷地)は、3月~4月の春に種をまくようにします。
芽が出る最適温度は、18度~20度といわれています。
気温を確認してから種まきをすると、より良さそうです。
ちなみに、基本的にネモフィラは8日~10日で発芽します。
発芽するまでは、乾燥しないように注意が必要です。
種はどのくらいまく?土はどのくらいかける?
1カ所に3~4粒の種をまとめて落とします。
種の上に2~3mm土をかぶせます。
鉢植えなどではなく直接庭などにネモフィラを植えたい時は、10cm~20cm空けるようにしましょう(株間10cm~20cm)。
種同士が近すぎると、ネモフィラが大きくなったときに葉が密集し、蒸れて株が弱る原因になってしまいます。
土壌・どんな土が良い?
水はけの良い土を選びましょう。
先に紹介したようにネモフィラはタフな植物のため、そこまで土を選びません。
ホームセンターやお花屋さんで販売されている、草花向けの培養土を利用すれば問題ありません。
日当たり・育てる場所
風通しが良く、太陽の光がよく当たる日向が好みです。
ただ、少し日陰になってしまう場所でも、丈夫に成長してくれます。
生育適温は5~20度とされています。
ネモフィラは寒さには強いですが、根が切れたりほぐれたりすることを嫌います。
そのため、庭などに地植えしたネモフィラを「寒くなってきたから」といって移動させるのはおすすめしません。
水やり
鉢植えで育てている時は、土が乾燥したら水をたっぷりあげましょう。
鉢植えの下に空いている穴から水が流れでるくらい、水を与える時はしっかり与えましょう。
土が湿っている時は、水を追加で与える必要はありません。
水やりのメリハリが大切です。
土がずっと湿っていると、根腐れの原因になります。
「毎日水をあげる」というよりは、土の様子を見て水やりが必要が確認する方がよさそうです。
庭などに種をまいた時(地植え)は、水やりは雨に任せても問題ありません。
ただし、晴れの日が続いている時や土が非常に乾燥している時は、水やりを行ってください。
種まきしたばかりの水やり
種は直径2mmほど。
種まきをした当時は、霧吹きで表面を湿らす程度にとどめましょう。
翌日からは小さな種が流れてしまわないように、種を植えたばかりの時は特にジョウロにハスクチを付け高い位置から水やりをすることで、水圧を優しくしましょう。
水圧を弱めて水やりをすることがポイントです。
枯れたらどうする?
ネモフィラは1年草のため、来年同じ株からは花は咲きません。
夏ごろになると、どんなにお手入れをしても枯れてしまいます。
しかし、ネモフィラの株のすべてが枯れて、花が落ちたら種を取ることができます。
自分が育てたネモフィラから新しい種を取ることができますが、花が枯れてすぐに種が取れるわけではないので、様子を見守ってください。
そのまま植えたままにしておくと、花が落ちて実が膨らんできます。
膨らんだ実を回収し、乾燥させることで種を取ることができるのです。
そのまま種を回収しないでいると、ネモフィラの実が割れて種が下に落ちてきます。
ネモフィラの注意する病気や害虫
害虫や病気にならないように、早めに対策をしておきましょう。
アブラムシ
暖かくなってくると、アブラムシの被害にあうことがあります。
先に殺虫剤を散布しておくと効果的です。
アブラムシをそのままにしてると、病気にかかってしまうこともあります。
アブラムシは枯れた花や葉から発生することがあるので、枯れてしまった花・葉は気が付いたときに取り除くのがおすすめです。
カメムシ
カメムシも殺虫剤が効果的です。
また、ミント系の香りが苦手であるため、カメムシ対策でハーブを植えたりハッカ油を散布しておいたりするのもいいのだそう。
カメムシをそのままにしておくと、ネモフィラの養分をカメムシに吸われてしまいます。
灰色カビ病
湿気が高いところで育てていると、灰色カビ病を発症することがあります。
全体に灰色カビ病が広がってしまうと、ネモフィラが枯れてしまいます。
水やりを控えめに、風通しの良いところでネモフィラを育てるようにしましょう。
ネモフィラの品種
ブルーの姿が印象的なネモフィラですが、実は白や黒の品種もあります。
- インシグニスブルー
よく「ネモフィラ」と聞いてイメージされるのがこのインシグニスブルーという品種です。ネモフィラで有名なひたち海浜公園に植えられています。ネモフィラの中でも流通量が多い品種で、お花屋さんやホームセンターなどで販売されていることも多いようです。 - インシグニスホワイト
白いネモフィラ。あまり一般的には流通していない品種です。こちらもひたち海浜公園で植えられており、水色のインシグニスブルーの中にインシグニスホワイトが少し植えられてるため、見つけたときは四葉のクローバのような気持ちになれそうです。 - ネモフィラ・ペニーブラック
花の中心が黒く、花びらの縁が白いのが特徴な品種です。ネモフィラは水色のイメージが強いため、一見ネモフィラに見えないかもしれません。珍しい色のため見かけたときは注目してみてください。 - ネモフィラ・マクラータ
5枚ある白い花びら1枚ずつに紫色のインクを垂らしたような模様が楽しめる品種です。特徴的な紫の斑点は、ブルーのネモフィラとは違った爽やかさがあります。
品種が違うと雰囲気も変わりますよね。
ネモフィラが見られる!おすすめスポット
ここからは、圧巻のネモフィラの景色が楽しめる公園などのおすすめスポットをご紹介します。
山中湖花の都公園
- 住所:〒401-0501
山梨県南都留郡山中湖村山中1650- 見ごろ:5月上旬~6月中旬
富士山とネモフィラを同時に見ることができます。
広がる空×ネモフィラの花々×富士山のブルーを楽しめそう。
花畑は約30万平メートルと広大。
どこまでも広がるネモフィラをぜひ堪能してください。
国営ひたち海浜公園
- 住所:〒312-0012
茨城県ひたちなか市馬渡 字大沼605-4- 見ごろ:4月中旬から5月上旬
国営ひたち海浜公園みはらしの丘にネモフィラが咲いています。
そのため、地面の近くに咲くネモフィラですが、みはらしの丘の高さがあるためネモフィラの花と一緒に写真を撮りやすいスポットです。
ネモフィラの花畑と空の境目がわからなくなるような、素敵な景色をぜひ観賞しに行ってみてください。
国営昭和記念公園
- 住所:〒190-0014
東京都立川市緑町3173- 見ごろ:4月中旬~5月上旬
先にご紹介したネモフィラの花畑と比べると少し規模が小さいですが、淡いブルーと周りの木々のグリーン、空の青がマッチしています。
他の花をたくさん見ることができるのでチューリップやポピーなどの開花時期と合わせて観賞に行けば、他の花も楽しむことができます。
花博記念公園鶴見緑地
- 住所:〒 538-0036
大阪市鶴見区緑地公園2-163- 見ごろ:4月上旬~5月上旬
花博記念公園鶴見緑地には風車があり、風車とネモフィラのメルヘンな組み合わせを楽しむことができます。
またネモフィラだけではなく、チューリップとネモフィラを組み合わせて植えられているところなどもあり、かわいらしい景色を楽しめそう。
青い空とつながるネモフィラを観賞しよう
今回は、4月7日の誕生花ネモフィラについてご紹介しました。
ネモフィラを育てたいと思っている方や、プレゼントしようと思っている方、また見に行こうと思っている方にも役立ててもらえると嬉しいです。
春には、珍しくかわいらしいブルーの花、ネモフィラを楽しんでみてくださいね。
大人気!青い色の花の種類とは?花言葉も掲載
空の色であり、海の色でもある青色。
そんな青色は、男女問わず人気な色ですよね。
「青色が好き」という方も多いのではないでしょうか。
今回は、多くの方から好まれる【青色をしたお花】を紹介します。
誕生日などに渡すフラワーギフトの参考にして頂くのはもちろん、結婚式に青色の物を取り入れると幸せになれるという、サムシングブルーの贈り物としてもおすすめです。
それでは青色が魅力的なお花を見ていきましょう。
◆ブルースター
その名の通り、青い星のような形をしているブルースター。
小さなお花ですが鮮やかな青色が印象的で、花束やアレンジメントに入れると目を引くお花の1つでもあります。
お花屋さんでも目にしたことがある方が、多いのではないでしょうか。
実は、このブルースターはオキシペタルムというお花の品種名なのです。
青い5枚の花びらが星のように見える「ブルースター」という名前が分かりやすく可愛らしかったため、オキシペタルムという名前よりも、ブルースターという品種名が広がってしまったのだそう。
ちなみにオキシペタルムは、ブルー以外にピンク色のローズスター、白色のホワイトスターとよばれる品種もあります。
お花屋さんに立ち寄った際は、ローズスターやホワイトスターがあるかもチェックしてみてくださいね。
ブルースターは、特に結婚式のブーケなどで人気。
それはブルースターが前述した、サムシングブルーにぴったりだから。
結婚式には、「なにか新しいもの」「なにか借りたもの」「なにか古いもの」「なにか青いもの」の4つを身につけると幸せになれる、という「サムシングフォー」という言い伝えがあります。
「サムシングブルー」とは、結婚式で「なにか青いもの」を身につけるというおまじないの中の1つなのです。
結婚祝いにフラワーギフトを贈る際は、サムシングブルーのプレゼントにぴったりなブルースターを贈ってみてくださいね。
純白のウェディングドレスにも、ブルースターは似合いそうです。
花言葉:幸福な愛・信じ合う心
花言葉も結婚のお祝いにぴったりですね。
◆デルフィニウム
ブルーの薄い花びらが、繊細で可愛らしいデルフィニウム。
花束やアレンジメントなどのフラワーギフトで、とても人気なお花です。
お花屋さんでも、見かけることが多いと思います。
ブルーのお花がメインで多く流通していますが、実は紫色やホワイト、ピンクなど他の花色もあるんですよ。
この「デルフィニウム」という名前は、つぼみの形がイルカ(ドルフィン)に似ていたことから付けられたそう。
また、和名はオオヒエンソウであり、お花の形が飛んでいるツバメの姿に似ていることが由来しています。
お花の名前の由来を知ると、同じお花でも注目されている部分が違って面白いですね。
お花が好きな方は、名前の由来を調べてみるのも楽しいかもしれませんね。
花言葉:高貴・清明・あなたは幸福を振りまく など
清明は、清らかで明るい様子のこと。
この花言葉は、デルフィニウムの透き通るような美しいブルーから付けられたとされています。
「高貴・清明・あなたは幸福を振りまく」など、デルフィニウムの持つ花言葉は素敵な物ばかりですね。
◆アジサイ
梅雨の時期に咲いている印象が強いアジサイ。
小さなお花が集まって咲いている様子は、可愛らしいですよね。
実は、地植えや鉢植えでのイメージが強いアジサイですが、切り花としても人気のあるお花でもあるんです。
特に地植えになっているアジサイは、長くお花を楽しませてくれます。
毎年お花を咲かせるためには剪定が必要になりますが、寿命が長くどんどん大きく生長してくれる種類の植物です。
付けるお花の数は成長に伴って増えていくので、ガーデニングが趣味の方におすすめ。
一方切り花のアジサイは、そのまま飾る以外にドライフラワーにする方も多いのだそう。
カフェや雑貨屋さんでも、アジサイのドライフラワーを使ったインテリアを見かけることもありますよね。
アジサイ全体の花言葉:家族団らん など
この花言葉から、最近では母の日の贈り物としても注目されているようです。
母の日にいつも贈っているカーネーションと一味変えて、他のお花を贈りたいと考えている方は、アジサイも候補に入れてみてくださいね。
母の日でアジサイをお探しの方はこちらから
>>母の日 産直あじさい鉢植え
◆ネモフィラ
まるで美しい空の色のようなきれいなブルーが人気なネモフィラ。
ネモフィラと言えば、花畑が有名。
ネモフィラの葉はよく分枝し、地面に沿って生長していきます。
地面いっぱいに広がったネモフィラの小さな花が、一斉に咲いた時には水色のじゅうたんのよう。
開花時期は3月~5月なので、ぜひ1度は、ネモフィラの花畑を見に行ってみてくださいね。
花言葉:可憐・どこでも成功 など
可憐という花言葉は、その花姿から付けられたのでしょうか。
可愛らしいネモフィラにぴったりですね。
◆ニゲラ
細い茎には特徴的なブルーの花を付け、風に揺れる所が可愛らしいニゲラ。
お庭などに地植えされていることが多く、柔らかく優しいブルーの花を咲かせます。
たくさんの花びらを付けているように見えますが、花びらに見えている部分はガク。
そのガクを細い糸のような葉が、ふわっと優しく包み込んでいます。
押し花や、ドライフラワーに向いているお花でもあるので、クラフトで本物のお花が使いたい時はニゲラを使ってみてくださいね。
◆ムスカリ
小さく丸いお花が集まり、ブドウのような見た目のムスカリ。
西洋では、「Grape hyacinth」と呼ばれています。
これを訳すと、「ブドウ ヒヤシンス」であり、青色の花色to
その独特な見た目から付けられたのだそう。
ムスカリは春に咲く球根植物で、チューリップと一緒に植えられることも多いお花です。
草丈はチューリップに比べて低く、約15センチ。
ムスカリはチューリップ畑や、春の花壇に植えられていることが多いので、注目してみてくださいね。
◆最後に
今回は多くの人を魅了する「青いお花」の種類をご紹介しました。
花贈りの際は、ブルーのお花を入れてみてはいかがでしょうか。
もちろん、花キューピットでもブルーのお花を使ったフラワーギフトをご用意しています。
お花屋さんやサイトを1度見に来てくださいね。