トルコキキョウ
【20代女友達へ】プレゼントに最適なフラワーアレンジメントのやり方
フラワーアレンジメントは、飾り付ける器で印象が大きく左右されるもの。器の選び方ひとつで、お花の美しさはもっと引き出せるのです♡
今回ご紹介するのは、フェミニンな印象に仕上がるフラワーアレンジメント。
優しく女性的なイメージを持たせるために、平らな円形器を用いてアレンジします♪
フラワーアレンジメントに使うお花一覧
【スプレーバラ】
特徴:1本の茎から複数の小さな花が咲くバラです。小さめのブーケによく使われますが、フラワーアレンジメントにもよく使われます◎
香り:バラと同じく、甘く上品な香りです。
花言葉:包容力・小さくてもそっと寄り添ってくれる存在
【アジサイ】
特徴:小さな花がいくつも集まり、球状になっているのが特徴です。
ボリュームがあるため、フラワーアレンジメントをゴージャスに彩ります◎
香り:ほのかに甘い香りがします。
花言葉:辛抱強い愛情・寛容
【トルコキキョウ】
特徴:花びらの形状や花色のバリエーションの多さが特徴です。
花言葉:すがすがしい美しさ・優美・希望
【マトリカリア】
特徴:花弁の多い小さめの花です。小さいながらも存在感があり、目を引きます◎
花言葉:集う喜び・楽しむ・深い愛情
【リキュウソウ】
特徴:ハート形に見える葉が特徴的で、ツタ状に成長します。
香り:ほとんどありません。
花言葉:奥ゆかしさ
【ローズゼラニウム】
特徴:低木の一種です。その香りにはリラックス効果があるといわれ、アロマオイルにも使われます◎
香り:バラのような、甘く上品な香りです。
花言葉:尊敬・信頼・真の友情
フラワーアレンジメントの作り方
STEP1:カットしたスポンジを容器に入れます。
POINT:角を取って挿しやすくしておきましょう◎
STEP2:周りからグリーンを挿します。
STEP3:三角形をイメージして、メインのスプレーバラを挿します。
STEP4:隙間を埋めていくように花材を挿します。
POINT:ワンポイントとなるような花材は、最後に挿すことで目立ちやすくなります◎
(トルコキキョウの蕾・マトリカリアなど)
「20代〜30代の女友達」へのプレゼントにおすすめ♡
大きくて平らな器を使うメリットは、立体感のあるアレンジメントに仕上げられること。同時にボリューム感も出せるため、とてもゴージャスな印象に仕上がります◎また、淡い色のスプレーバラを主役にすると、若々しくて女性的な印象に♡このアレンジメントは、20代~30代の女友達へのプレゼントにおすすめです♪
動画監修者
小西 拓 |
石川県在住、フラワーデザイン競技会グランドチャンピオン選手権・2018年度優勝者。実家が花キューピット加盟店で、ご両親の世代から花屋を生業としている。 大学卒業後はJFTDの専門学校に入学し、花屋を開業するために経営や技術・ノウハウを習得する。季節の花を用いることを大切にし、茎も葉もすべてが花の一部であり命あるものとして捉え、花の可能性を探っている。 |
【30代女性】女性の友人に贈る花!オススメ3選
同僚の30代女性の誕生日祝いに、お花をプレゼントしてみませんか?
仕事を頑張っている女性に花を贈れば、お祝いの気持ちだけでなく、感謝と労いの思いも伝わるはずです◎
今回は、30代女性におすすめしたい花を3種類ご紹介します。どれも、大人の女性にふさわしい、素敵な意味や言葉をもった特別な花たちですよ。
30代女性におすすめの花その1・バラ
バラは1年を通して流通しており、贈物として人気の高い花です。色の種類は豊富で、赤・オレンジ・ピンクなどの暖色から緑・紫・青の寒色もあります。
バラは深い愛情や女性の美しさを表す花ですが、花の色によって意味が変わります。
・赤…意中の人、最愛のパートナーへの愛
・ピンク…品があり、おしとやかさを示す
・白…汚れのない美しさがあり、尊敬の念を抱く気持ちを表す
・黄…強い絆で結ばれた友情
・青…神秘的な魅力や神からの祝福を示す
女性からの人気が高いバラを選ぶなら、王道の赤色にしてみではいかがでしょうか。
情熱的な赤色のバラは、仕事に一所懸命取り組む美しい女性のイメージに似合います。大切な同僚(上司・後輩)の誕生日祝いにぴったりといえるでしょう。カスミソウを添えると、豪華に咲き誇るバラがより引き立ちます。
30代女性におすすめの花その2・ユリ
ユリは、風で揺れ動きやすいので「ユリ」という名前が付いたのだそう。大きな花びらがラッパのように広がっているのが特徴で、色は白・ピンク・黄色・オレンジなどがあります。
キリスト教の間では、ユリは聖母に捧げられる花として「清純さ」を象徴する花とされてきました。また、ことわざに「立てば芍薬(しゃくやく)座れば牡丹(ぼたん)歩く姿は百合(ユリ)の花」という言葉があります。背筋を伸ばして美しく歩く女性を、優雅に揺れるユリのたたずまいに例えた美しい言葉です。
気品さや美しさを感じられるユリは、大人の魅力あふれる30代女性にぴったりの花!誕生日プレゼントにユリの花を用意するなら、優雅に咲くユリの花びらが引き立つよう、シンプルなフラワーブーケがおすすめです。
30代女性におすすめの花その3・トルコキキョウ
トルコキキョウは夏が旬の花。カーネーションやバラのように花びらが重なったこぶりの花です。花の色は白・赤・ピンク・緑・青・黄などがあり、カラーバリエーションの豊かさが見る人を幸せな気持ちにさせてくれます。
トルコキキョウの花言葉は、「清々しい美しさ」。色別の花言葉は、白は「思いやり」、紫は「希望」、ピンクは「優美」です。
バラのように美しく、フリルのような花びらをしているので、ブライダルフラワーの花材としても人気です。
トルコキキョウは、誕生日のフラワーギフトにもおすすめです。彩り豊かなトルコキキョウの鮮やかさを生かしたゴージャスな花束はいかがでしょうか?
お祝いごとに贈られることが多い花のため、誕生日を心から祝う気持ちが伝わるでしょう。
2色トルコキキョウの花束 8,800 円(税込) / 花キューピット
30代女性に花をプレゼントする際に気をつけたいこと
30代女性の誕生日プレゼントとして花を選ぶとき、3つのポイントに気を付ける必要があります。
1.いつ注文するか
当たり前と思われるかもしれませんが、誕生日プレゼントの花は当日ではなく前もって注文するのがおすすめです。フラワーショップが事前に準備できる時間があれば、リクエスト通りの花を用意できます。1週間から2週間前にはフラワーショップに問い合わせ、予約しておくようにしましょう。
2.どのように渡すか
職場で渡す場合はロッカーなどに隠しておき、昼休みや終業時間前など業務に支障のない時間に渡しましょう。持ち帰りやすいよう紙袋を用意しておくのもポイントです。
3.相手の好みや雰囲気に合わせたアレンジを
お祝いする女性に花や色の好みなどがあれば、それに合わせたアレンジメントがおすすめです。そうすることで、さらに喜ばれるでしょう。
「いい夫婦の日」には特別なフラワーギフトを
毎年11月22日の【いい夫婦の日】は、ふたりの時間を大切にする日です。
日頃はなかなか言えない感謝の言葉を、この機会に伝えてみませんか。
今回の花だよりでは【いい夫婦の日】におすすめの花と、12本のバラを贈る【ダズンローズ】についてご紹介します。
■感謝と愛情を伝えるおすすめの花
忙しい生活の中で、パートナーの存在が「当たり前のもの」になっていませんか。
一年に一度の「いい夫婦の日」には、これまでの日々を振り返り、感謝を伝え合いましょう。
心を込めたフラワーギフトなら、何気ない日常に特別な色を添えてくれるはずです。
【バラ】
花言葉:「愛」「美」
パートナーに贈るフラワーギフトといえば、愛の象徴であるバラが人気です。
華やかな見た目と上品な香りが、ロマンチックな時間を演出してくれます。
定番のシンプルな花束はもちろん、可愛らしくまとめたアレンジメントも喜ばれます。色ごとの花言葉 ▼
赤いバラ:「情熱」「あなたを愛します」
ピンクのバラ:「しとやか」「幸福」「感謝」
オレンジのバラ:「信頼」「絆」
【ガーベラ】
花言葉:「希望」「常に前進」
親しみやすいガーベラは、変わらない愛情をさりげなく伝えてくれます。
男性にも好まれるので、奥様から旦那様へのプレゼントにもおすすめです。
これまでの感謝と共に、これからの毎日への「希望」を込めて贈りませんか。色ごとの花言葉 ▼
赤いガーベラ:「前向き」「燃える神秘の愛」
ピンクのガーベラ:「熱愛」「童心にかえる」
黄色のガーベラ:「究極愛」「親しみやすい」
【トルコキキョウ】
花言葉:「よい語らい」「永遠の愛」
フリルを思わせる花びらが美しい、ブライダルフラワーとしても人気の花です。
バラのような華やかさを持ちながら、優しく爽やかな雰囲気がただよいます。
「よい語らい」という花言葉に、「これからも二人でたくさん語り合おう」という想いを込めて。
■12本のバラを捧げる「ダズンローズ」
1ダース(12本)のバラを恋人に贈る【ダズンローズ】という欧米の風習をご存知ですか。
12本のバラには、それぞれ別々の意味が込められています。
感謝、誠実、幸福、信頼、希望、愛情
情熱、真実、尊敬、栄光、努力、永遠
この全てをパートナーに誓う「ダズンローズ」は、ウェディングブーケの起源と言われています。
結婚式の入場時にも行われることがある、ロマンチックな演出方法です。
「12」が並ぶ12月12日には、「ダズンローズデー」という記念日もあります。
いい夫婦の日にも、取り入れてみてはいかがでしょうか。
お盆のお墓参りに適した洋花3種類
多くの地域では、8月13日~16日にお盆が執り行われます。
この時期に故郷へ帰り、お墓参りに行かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お供えの花といえば菊が一般的ですが、基本的に「絶対に菊を入れる!」というような決まり事はありません。
近頃は洋花(※明治以降に西洋から入ってきた花)の需要も高まっています。
故人のことを考えながら、ご遺族にも十分配慮して選んでくださいね。
今回の花だよりでは、お供えによく用いられる洋花をご紹介します。
■ユリ
お供えに用いるユリは白色が一般的です。
最も有名な白ユリは【カサブランカ】ですが、使われている品種は【テッポウユリ】や【スカシユリ】など様々です。
中でもテッポウユリは、純白の花弁や控えめな香りが好まれています。
また、お盆は、帰ってきた故人の霊を手厚くおもてなしする行事です。
気品のあるユリは、故人を盛大に迎える場に見合っています。
なお、花粉には注意が必要です。墓石や服につくとなかなか取れないため、花粉を落としてから使うようにしましょう。
お店で売っているユリは、既に花粉を取ってある場合がほとんどです。
■トルコキキョウ
夏場は花が痛みやすいため、長持ちする種類がおすすめです。
仏花の代表である菊も、芯がしっかりしており水揚げが良い花として重宝されています。
同じくトルコキキョウも、花持ちが長いことからお供えとして選ばれるようになりました。
通年流通しているため、どの時期でも安定して手に入ることも理由です。
ちょうど6~8月頃に旬を迎えるので、特にお盆に適しています。
結婚式などの慶事にも使われる花なので、色の種類がとても豊富です。
グリーンや淡いピンクを添えると、鮮やかすぎず明るい印象に仕上がります。
■カーネーション
母の日のイメージが強いカーネーションですが、お供えにもよく使われる花です。
スーパーで売っている仏花にも、よくカーネーションが入れられています。
カーネーションは「無垢で深い愛」という花言葉を持っており、故人への変わらぬ愛情を伝えてくれます。
色ごとの花言葉もあり、特に赤や白が好まれています。
赤…「母への愛」「真実の愛」
白…「純粋な愛」「私の愛は生きています」
ピンク…「感謝の心」「あたたかい心」
■仏事にバラはNG!
仏事全般で、トゲのある花(バラやアザミなど)はタブーとなっています。
その他、毒のある花(彼岸花やスズランなど)や悪臭のする花も好ましくありません。
非常識と思われる可能性があるので、基本的には避けたほうが良いでしょう。
ただし最近では「習慣にとらわれず、故人の好きだった花を飾りたい」と考える方も増えています。
バラをお供えする際は、必ずご遺族の方の承諾を得て、トゲを取り除いたものを使いましょう。
8月の誕生花・ふんわり優しい「トルコキキョウ」
8月生まれの皆様はもうすぐお誕生月ですね! おめでとうございます♪
8月の誕生花は、ふわっとした花びらが可愛い「トルコキキョウ」です。
涼しげな花姿が爽やかで、見ていると暑さが和らぐようです。
今回の花だよりでは、8月の誕生花「トルコキキョウ」についてご紹介します。
■実はトルコ原産ではない! 花名の由来いろいろ
トルコキキョウの英名「ユーストマ」は、ギリシャ語の「よい(eu)」と「口(stoma)」を合わせたものです。
これは一重咲きの、口が開いたような筒状の花姿にちなんでいます。
他にも「リシアンサス」などの呼び方があり、「トルコキキョウ」は和名となっています。
この和名を聞いた方は「トルコ原産のキキョウ」と考えるかと思います。
ところがトルコ原産ではなく、しかもキキョウですらありません。
トルコキキョウは北アメリカで生まれた花で、リンドウ科に属しています。
なぜ無関係な言葉が和名になっているのでしょうか。
和名の由来は諸説あり、今でもはっきりと分かっていません。
◆ つぼみの形がトルコのターバンに似ている
こちらがそのつぼみ。ねじれたような特徴的な形をしています。
八重咲きの花びらのつき方が巻かれたターバンを思わせる、という説もあります。
◆ 原種の色・形がキキョウに似ている
原種は青紫色の花びらが筒状についており、花姿がキキョウと似ています。
◆ 原種の色がトルコ石に似ている
トルコ石のターコイズブルー(水色)は、原種と同様に青系統の色です。
中には「海外からやってきた花をとりあえずトルコと呼んだ」なんて説まであるようです。
様々な説が語られていますが、どの由来も面白い発想です。
■女性に贈りたい美しい花言葉たち
1.「希望」
現在流通しているトルコキキョウは、多くが日本で品種改良されたものです。
2度の大戦により世界の園芸品種が消滅するなか、日本の農家がひっそりと栽培を続けていました。
そうして終戦後も育種が行われ、現在も日本が開発をリードしている花なんです。
世界中から愛される日本のトルコキキョウは、花業界が誇る輝かしい光明です。
これが由来となり「希望」という花言葉がつきました。おめでたいお祝いの場面にふさわしい花言葉です。
2.「よい語らい」「永遠の愛」
英名「ユーストマ」の由来「よい口」からつけられた花言葉です。
日頃じっくりと語らうことの少ない夫婦間で、誕生日にはもちろん、結婚記念日に贈ってみてはいかがでしょうか。
白やピンクの八重咲きなら、見た目も華やかで贈り物にぴったりです。
3.「優美」「すがすがしい美しさ」
元々一重咲きで、青紫色のみだったトルコキキョウ。
現在は品種改良により、多種多様な色・形のものが流通しています。
中にはバラと見紛うような大輪系の八重咲きもあり「優美」という花言葉が似合います。
8月生まれの女性には、ぜひ優しく美しいトルコキキョウを贈りましょう。
暑い時期に元気をくれる初夏の花
6月も半分が終わってしまい、これからますます気温が上がっていきます。
暑さで気が滅入ってしまったり、夏バテになってしまう季節ですね。
そんなとき、元気に咲いている花を見ると、こちらもパワーをもらえます。
今回の花だよりでは、6~7月に咲く初夏の花について詳しくご紹介します。
■あじさい
▼ガクアジサイ
▼ホンアジサイ
開花時期:5~7月
梅雨を代表する花・あじさい。近年は品種改良が進み、様々な形や色のものが流通しています。
花の形は、大きく分類すると「ガクアジサイ」「ホンアジサイ」の2種類に分けられます。
ガクアジサイ:中心に集まっている真花が、大きな装飾花に囲われているもの
ホンアジサイ:装飾花が手まりのように丸くついているもの
花の色は、土の酸度によって決まります。
花店に並んでいるあじさいは、生産農家さんの巧みな技術によって、花の色が細かく調整されているんです。
酸性の土に植えれば青系統に、アルカリ性の土に植えればピンク系統になります。
そのため、同じ花でも年々色が変わったり、植えた場所で色が異なったりする様子を楽しめます。
■トルコキキョウ
開花時期:5~8月
フリルのような形が上品なトルコキキョウは、フラワーギフトによく使われる花です。
原種は鮮やかな青紫色です。ウェディングに用いられる機会が多いため、白やピンクのものが多く栽培されています。
ゴージャスな八重咲きが有名ですが、凛とした一重咲きも涼しげで魅力的です。
花名を聞くと「トルコ原産のキキョウ」をイメージしますが、原産地はトルコではありません。
また、なんとキキョウの一種でもないんです。
トルコキキョウの原産地は北アメリカで、植物学上はリンドウの一種です。
つぼみの形がトルコ人のターバンを連想させること、一重咲きの花の形がキキョウに似ていることから名づけられました。
■ほおずき
開花時期:6~7月
赤いちょうちんを提げているような姿が可愛らしいほおずきは、夏の風物詩として人気です。
初夏になると全国各地でほおずき市が開催され、多くの人々で賑わいます。
3月頃からツルが伸び、6月には淡いクリーム色の小さな花が咲きます。花の形はナスの花によく似ています。
その後、7月頃から実がつき始めます。最初は緑色をしていますが、だんだん真っ赤に色づいていきます。
夏が過ぎたら、水を入れたビンなどに実を入れて、毎日水を替えながら2週間ほど漬けてみましょう。
中の実を覆っている袋が剥がれ落ちて、葉脈だけが残った「透かしほおずき」を作ることができますよ。
▼透かしほおずき
夏をいろどる可憐な花 ~8月の誕生花 トルコキキョウ~
花びらの色によって、やわらかな美しさや、さわやかな印象など、多彩な表情をみせることから人気の高いトルコキキョウ。切り花としての人気が高く、アレンジメントや花束によく利用されます。
近年では一年をとおして販売されることに加えて、その花姿から春の花と思われがち。ですが、意外なことに、もっとも綺麗に咲きほこる季節は夏となっています。
8月の誕生花は、身近なようで意外と知らない花、トルコキキョウです。
■トルコキキョウってどんな花
「トルコ」という名前がついていますが、北アメリカの乾燥地帯が原産地です。豊富な色とうつくしい花姿から世界中で人気がありますが、栽培の歴史は意外と浅く、19世紀頃に北アメリカからイギリスへ持ち込まれて以降といわれています。
トルコキキョウの種は非常に小さく、発芽したあとの芽も非常に小さいため、扱いには細心の注意が必要です。また、発芽のためには25℃前後の高温が必要ですが、発芽直後の苗は15℃前後を保つ必要があるなど、気温の管理が難しいために栽培の難易度はやや高めです。
反面、花びらの色が豊富ということだけでなく、一重咲きや八重咲き、スプレー咲きなど、様々な花を楽しむことができます。加えて、切り花にしても花もちが良いということが、切り花の人気に繋がっています。
また、葉が4枚ほど生えそろう頃になると、水やりのし過ぎにさえ気をつければ育てやすいため、ある程度おおきくなった苗を買って育てる愛好家の方も多いようですね。
■トルコキキョウの花言葉
トルコキキョウの人気が高い理由のひとつとして、前向きな花言葉が多いということがあげられます。代表的なものには、「優美」「清々しい美しさ」「希望」「よき語らい」「永遠の愛」などがあります。
まるでフリルのように波うつ花びらにより、見る人にやわらかな美しさを印象づけるトルコキキョウ。「優美」「清々しい美しさ」などはこの花姿からとられています。
意外と知られていませんが、トルコキキョウは日本が品種改良をリードしている花です。世界で流通しているトルコキキョウの多くは、日本で開発された品種です。「希望」の花言葉は、日本の花業界の希望であることからつけられた、と言われています。
このほかにもポジティブな意味の花言葉ばかりのトルコキキョウ。花の形や栽培の歴史から、その花言葉がなぜつけられたのか考えてみるのも面白いかもしれませんね。
■誕生日にはトルコキキョウを
明るいイメージの花言葉を多くもつトルコキキョウは、贈りものにはぴったりの花といえます。可憐な印象の花姿は、特に女性からの人気が高いようですね。
また、トルコキキョウは花の色が豊富なことでも有名です。白や淡いグリーンのトルコキキョウなら見た目にもさわやかで、男性向けのアレンジメントや花束にも活躍するでしょう。
年齢や性別を問わず喜ばれるトルコキキョウ。普段はお花を贈ったことがない方も、8月生まれのあの人には、トルコキキョウをつかったフラワーギフトを贈ってみませんか。意外なプレゼントに、相手との仲も深まること間違いなし、ですよ。
8月生まれのあの人に ~8月の誕生花・トルコキキョウ~
各地で猛暑が続く今日このごろ。見た目にもさわやかなものを楽しんで、少しでも暑さを忘れたい時期ですよね。人間だけでなく、普段は日光が大好きな花も、夏の強烈な暑さと日差しでは弱ってしまうものも…。
ですが、さわやかな気品を持ちながらも、暑さに負けず咲き誇る花もあります。8月の誕生花はそんな暑い夏にぴったりな花・トルコキキョウです。
■トルコもキキョウも関係ない花・トルコキキョウ
トルコキキョウという名前で勘違いされがちではありますが、原産地はトルコではなく北アメリカの乾燥地帯の花です。また、キキョウ科ではなくリンドウ科に属する花なので、実をいうとトルコもキキョウもあまり関係がありません。
ではなぜこの花がトルコキキョウと呼ばれるのでしょうか。これには諸説あります。
「トルコ」の部分は花、またはつぼみがトルコ人のターバンの形に似ているから、というものや、花びらの深い青色がトルコ石のようだったから、という説があります。また、外国からやってきた花のため、漠然と「トルコ」をあてた、という説もあります。
「キキョウ」の部分は花がキキョウに似ているから、という理由があります。「トルコ」の部分と比べるとこちらの理由に関しては明確ですね。
勘違いされることを避けるためか、最近ではユーストマやリシアンサスと呼ばれることも多くなってきました。
■トルコキキョウはほとんどが日本うまれ
トルコキキョウが日本に入ってきたのは大正から昭和にかけてといわれています。その頃は農家の間で細々と育てられているだけで、市場に出回ることはほとんどなかったようです。
世界大戦の影響により海外では多くの品種が絶えてしまう中、日本では少ないながらもトルコキキョウが生きのこりました。これがのちのトルコキキョウ栽培の基礎となります。
戦後、昭和40代ごろになると日本で本格的な栽培と品種改良が活発となり、トルコキキョウ生産の中心は日本となりました。もともとの紫色だけでなく、白色や桃色、グラデーション模様がうまれ、また花びらのつけかたも一重から八重まであります。
現在でも出回っている品種のほとんどは日本産となっており、ヨーロッパやアメリカなどで高い評価を得ています。
■8月生まれのあの人に、トルコキキョウを
「優美」「清々しい美しさ」「希望」などの花ことばをもつトルコキキョウ。可愛らしさと上品さをあわせ持つ花の姿もあって、お祝いごとにはぴったりです。
気品のある花なので女性にとても人気ですが、夏の暑さにも負けず比較的長い間花を咲かせ続ける強い一面もある花のため、明るく元気な男性に贈ると意外と喜ばれます。
届いてそのまま飾ることのできるウッドバスケットアレンジなら、花瓶を持っていない方でも手軽に飾ることができて便利です。
普段は花を飾ることのない方に、ちょっとしたサプライズとしてトルコキキョウを贈ってみてはいかがでしょうか。素敵な夏の誕生日になること間違いなし、ですよ。
8月生まれのあの人に!誕生花「トルコキキョウ」を贈りませんか?
8月の誕生花 トルコキキョウ
【花言葉】「優美」「希望」「思いやり」「永遠の恋」など・・・。
■ 名前の由来は・・・。
トルコキキョウは夏の代表的なお花。その名前の由来をご存知でしょうか?
東欧の国、「トルコ」?それともお花の「キキョウ」?
…でも、トルコキキョウはトルコ生まれでも、「キキョウ」の仲間でもないんです。
「トルコ帽に似た キキョウのような花」ということから
名づけられたと言われています。
■ バリエーション豊富なトルコキキョウ・・・。
トルコキキョウは、毎年多くの新品種が発表されています。形も色もバリエーション豊富なトルコキキョウ。
もともと花弁は一重のものが野生種では多かったのですが、最近花屋さんで人気なのは、たくさんの花弁がバラのように華やかな八重咲き。
ふわふわの花弁が繊細さを感じさせるトルコキキョウ、1本で幾輪ものお花がついていて、大きい花、小さい花…いろんな表情を見せてくれます。
色も本当に多彩!50種類も超えるほど!ピンク、紫、白、黄色、茶色、そして緑…グラデーションのある「複色」も素敵ですねー。
花言葉は「優美」「希望」「思いやり」。そして、「永遠の恋」などもあるようです。
「永遠の恋」という花言葉についてのエビソードが2012年にとても話題になったこともあったようです。
花姿が可憐で、眺めているだけで本当に穏やかな気持ちになれる、
癒しの花「トルコキキョウ」を8月生まれのあの人に贈りませんか?