デンファレ
喜寿は何歳? 何色でお祝いする?メッセージ例文・プレゼントでおすすめな紫色の花の種類を紹介
還暦や米寿、賀寿と呼ばれる長寿のお祝いの1つである、喜寿。
今回は、喜寿についてご紹介します。
喜寿のお祝いに、特に贈りたい花の種類と相手別にメッセージ例文を掲載しています。
家族や上司、恩師が喜寿を迎える方は、ぜひチェックしてみてください。
喜寿とは
喜寿は何歳のお祝い?
喜寿(きじゅ)は77歳のことを指し、その長寿を祝う風習のこと。
もともと喜寿は、数え年で77歳を祝うものでしたが、現在では満77歳(満年齢)でお祝いする方が増えているのだそうです。
>>>数え年と、満〇歳の違いを知りたい方はこちら
名前の由来
喜寿の名前の由来は、漢字の「喜」を草書体で書いた時の「㐂」に由来します。
「㐂」の文字を分解すると、七十七と読めることが由来なのだそう。
喜寿の「寿」には、長寿などの意味があり、合わせると「77歳の長寿」という意味になります。
長寿をお祝いする賀寿の種類である、数え年で61歳(満60歳)を祝う還暦や、70歳を祝う古稀(古希)は中国から伝わったとされています。
しかし、この77歳を祝う喜寿は室町時代末期に日本で生まれたのだそう。
ちなみに、喜寿が誕生したのは室町時代末期ですが、多くの人に広まったのは江戸時代以降といわれています。
80歳を祝う傘寿、88歳を祝う米寿も同じく日本発祥とされています。
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米寿は何色でお祝い?花束などの88歳におすすめプレゼント・黄色の花の種類 米寿は何歳のお祝い?米寿のおすすめのプレゼントと、お祝いの席で意識したほうがいいこととは? |
喜寿は何色でお祝いする?
喜寿のお祝いには紫色、濃紫、紺のアイテムでお祝いされることが多いです。
紫色のものでお祝いするようになった理由は、かつて紫色は地位の高い人だけが身に着けることができる色だったからとされています。
昔、日本では紫色の染料は珍しく、紫色に染めたアイテムをなかなか作ることができませんでした。
そのため、紫色は地位や位の高い人だけが身に着けることができる色と、されていたのだそう。
そのため「冠位十二階(かんいじゅうにかい)」の最高位にあたる色も紫色でした。
聖徳太子が603年に制定した冠位十二階では、家臣を12の階級に分け、その階級に応じた冠(かんむり)と衣の色が定められました。
位の高い順から「徳」=「紫色」・「仁」=「青色」・「義」=「赤色」・「礼」=「黄色」・「智」=「白色」・「信」=「黒」と色が決められていました。
大徳・小徳が紫色、大仁・小仁が青色、大礼・小礼が赤色、大信・小信が黄色、大義・小義が白色、大智・小智が黒で、冠を見れば地位が分かるようになっていました。
数え年・満〇歳の違い
数え年は生まれた年を1歳として、お正月が来るたびに1歳ずつ年を取るという数え方です。
一方、満〇歳は満年齢といわれ、生まれた時は0歳で誕生日が来るたびに1歳ずつ年を取るという数え方になります。
喜寿のお祝い方法
喜寿のお祝いはいつ、どんな風にしたらいいのか、迷ったときはチェック。
いつ祝う?
喜寿のお祝いは、いつのタイミングでお祝いしても良いとされています。
長寿を祝う喜寿は、家族が多く集まれるタイミングでお祝いするのがおすすめ。
例えば誕生日や正月、母の日、父の日、敬老の日など家族が集まりやすい日程で調節するようにしましょう。
ちなみに満77歳でお祝いをするという方は、誕生日に喜寿のお祝いをする方が多いかもしれません。
どう祝う?
喜寿をお祝いするときは、家族で集まって食事会をしたり、旅行に行ったりするのもよさそうです。
喜寿のお祝いにプレゼントを渡すという方は、紫色のアイテムを選ぶと良いでしょう。
花束やフラワーアレンジメントなどの花ギフトを贈る際は、紫色の花をチョイスしたり、ラッピングを紫色にするのも喜ばれそう。
誕生日や長寿のお祝いなどで、花は定番のプレゼント。
「プレゼントはいらない」という方も、喜んでもらえるはず。
性別を問わず、花のプレゼントを受け取れば笑顔になるでしょう。
喜寿にぴったり!紫色の花の種類
ここからは、喜寿のお祝いに贈りたい紫色の花の種類を紹介します。
パープル系の花で作った花束やフラワーアレンジメントは、喜んでもらえること間違いなし。
トルコキキョウ
- トルコキキョウの花言葉:希望・優美・よき語らい
- お花屋さんでトルコキキョウが買える時期:1月~12月
- 紫色以外の花色:ピンク・白・グリーン・ブラウンなど
花びらを重ね優雅な姿を見せるトルコキキョウの花は、喜寿のお祝いにぴったり。
開花した花だけではなく、個性的なつぼみも花束やフラワーアレンジメントの良いアクセントになりそうです。
トルコキキョウは1年を通して販売されていますが、夏の暑さにも比較的強い花のため、夏に喜寿のお祝いをするという方には特におすすめです。
誕生日などのお祝いはもちろん、退職祝いや開店祝いなどのお祝いにも選ばれることの多い、トルコキキョウ。
品があり華やかで、豪華な花姿は目上の方に贈る花としても選ばれています。
品種紹介!
ロジーナラベンダーという品種のトルコキキョウは、淡い紫色の花が上品で豪華な雰囲気を楽しむことができます。
優しい紫色が、喜寿のお祝いにぴったりです。
りんどう(リンドウ)
- りんどうの花言葉:勝利・誠実
- お花屋さんでりんどうが買える時期:6月~10月
- 紫色以外の花色:ピンク・白など
古くから日本人に愛されてきた花の一つであり、美しい姿を楽しませてくれる、リンドウ。
凛としたその見た目は、かわいらしくなりすぎないため、男性へのプレゼントにもよく選ばれています。
大きく堂々とした花ではないですが、小さな花を一つの茎からいくつも咲かせるリンドウの姿は愛らしく、敬老の日のギフトなどでも人気です。
主に夏から秋にかけて流通が多いため、季節感のある花としても有名です。
品種紹介!
信濃早生(しなのわせ)という品種は、りんどうの代表的な青に近い紫色をしています。
信濃早生(「しなの早生」とも表記される)という品種だけではなく、りんどうは青紫系の品種が多いことでも有名です。
紫色の花ギフトを喜寿に贈りたい方は、りんどうもチェックしてみてください。
アルストロメリア
- アルストロメリアの花言葉:未来への憧れ・持続・エキゾチック
- お花屋さんでアルストロメリアが買える時期:1月~12月
- 紫色以外の花色:赤・ピンク・オレンジ・黄色・グリーン・白など
1つの茎からたくさんの花をつけるアルストロメリアは、花束やフラワーアレンジメントのボリュームをアップさせてくれることも。
ユリの形に似た小さな花は、華やかさを増しつつ、フラワーギフト全体のサイズも大きくできます。
そのため、誕生日をはじめとするお祝いのギフトによく選ばれることが多いです。
そんなアルストロメリアは、1年を通してお花屋さんで購入することができますが、3月~5月の暖かい時期に多く流通しています。
アルストロメリアはカラーバリエーションが豊富で、たくさんの花色を楽しむことができる花の一つです。
紫色のアルストロメリア以外にも、花束に他の色のアルストロメリアを入れることで、明るくにぎやかな印象になるため喜寿のお祝いにおすすめ。
品種紹介!
アルーラという品種のアルストロメリアは、青みの強い紫色の花を楽しむことができます。
鮮やかな紫色で、花束やフラワーアレンジメントに加えれば、デザインをビシッと締めてくれそうです。
カーネーション
- カーネーションの花言葉:無垢で深い愛
- お花屋さんでカーネーションが買える時期:1月~12月
- 紫色以外の花色:赤・ピンク・オレンジ・黄色・グリーン・ブルー・白など
カーネーションは、母の日のイメージが強いという方もいらっしゃるかと思います。
しかし、誕生日などの母の日以外のお祝いのギフトとしても、よく選ばれています。
カーネーションのおしとやかでかわいらしい雰囲気は、喜寿のお祝いにもぴったり。
加えて、他の花に比べてカーネーションは、比較的花持ちが良い花の一つです。
専門的なお手入れなどが必要ないため、プレゼントした後も手軽に花を楽しめます。
品種紹介!
ダマスカスは、白い花びらの縁に紫色が入っている複色のカーネーションの品種。
1つの花で、2色の色を楽しめるバイカラーならではの存在感があり、シックな色合いでまとめた花束にも似合いそうです。
またムーンダストという品種は、世界で唯一ブルーの花色を持つカーネーションです。
多くのお花屋さんで流通しているわけではありませんが、ムーンダストは独特な高級感を持っています。
「喜寿のプレゼントに、特別なものを贈りたい」と思っている方は、ムーンダストもおすすめです。
あじさい(紫陽花)
- あじさいの花言葉:家族団らん・元気な女性
- お花屋さんであじさいが買える時期:4月~6月
- 紫色以外の花色:赤・ピンク・グリーン・ブルー・白など
花壇などで見かけることの多いあじさいですが、花束やフラワーアレンジメントなどに使われる切り花としても流通しています。
小さな花が集まっている紫陽花は、ボリューム感満点。
「豪華な喜寿のお祝いにしたい」という方にあじさいはおすすめです。
実はあじさいの花のように見える部分は、「がく」という部分。
切り花は花びらが傷んでしまうことが多いですが、あじさいは観賞している部分が花びらではないため、他の花に比べて長く美しい姿を楽しむことができます。
品種紹介!
ロビンというあじさいの品種は、美しいピンクに近い紫色をしています。
暖かい色合いの花束を作る時以外にも、寒色系の花束を作る時のアクセントとして使われることもあります。
スイートピー
- スイートピーの花言葉:門出・優しい思い出
- お花屋さんでスイートピーが買える時期:1月~4月・11月~12月
- 紫色以外の花色:赤・ピンク・黄色・白など
軽やかで明るい雰囲気のスイートピーは、蝶々のようなかわいらしい花姿が特徴です。
スイートピーだけをまとめた花束はもちろん、脇役としてスイートピーを花束やフラワーアレンジメントに加えれば、花ギフト全体に華やかさをプラスしてくれます。
早春の花として知られているスイートピーは、春に喜寿を迎える方のプレゼントにぴったり。
スイートピーは甘い香りを楽しめる品種が多いため、花の香りも楽しんでもらい時にもおすすめです。
品種紹介!
式部(しきぶ)というスイートピーの品種は、淡い紫と赤に近い濃い紫の花びらを一緒に楽しむことができます。
スイートピーは比較的グラデーションのように、複色の場合も色が混じり合っていることが多いです。
しかし、この式部という品種は、はっきりと色が分かれています。
スイートピーには珍しい、バイカラーを楽しめる品種なのです。
チューリップ
- チューリップの花言葉:思いやり・優しい瞳
- お花屋さんでチューリップが買える時期:1月~4月・11月~12月
- 紫色以外の花色:赤・ピンク・オレンジ・黄色・白・グリーン・ブラウンなど
チューリップは「春の花といえばチューリップ」と、連想される方が多いほど、季節感の強い花の一つです。
ウキウキするような春を表現した花束や、フラワーアレンジメントを喜寿のお祝いに贈りたいという方には特におすすめ。
子供から、おじいちゃん・おばあちゃんまで幅広い年代の方から好まれているチューリップ。
そのかわいらしい、つぼんだ花姿から特に女性からチューリップは人気が高いとされています。
おばあちゃんやお母さん、姉妹が春に喜寿を迎えるという方は、チューリップをプレゼントすれば喜ばれそう。
品種紹介!
パープルフラッグというチューリップの品種は、多くの方がチューリップと聞くとイメージするような一重咲きのチューリップです。
明るい紫色が特徴的で、香りはありません。
パープルフラッグは香りがないため、スイートピーなど香りが強い花と合わせても香りでケンカすることがありません。
デンファレ
- デンファレの花言葉:思いやり・有能・お似合いの二人・魅惑
- お花屋さんでデンファレが買える時期:1月~12月
- 紫色以外の花色:ピンク・グリーン・オレンジ・白など
洋ラン特有の上品さのある、デンファレ。
南国の雰囲気もあるため、ラグジュアリーな雰囲気の花束やフラワーアレンジメントを作ることもできます。
「喜寿のお祝いには、可憐で美しいデザインの花ギフトをプレゼントしたい」と思っている方には、デンファレがおすすめです。
メインではなく脇役としてデンファレが入るだけでも、ぐっと華やかさをアップさせてくれます。
デンファレは、ハワイなどで有名な花を連ねたレイなどにも使われていることもあります。
レイは茎を水に浸けていないですが、すぐに枯れることはありません。
レイやホテルでベッドの上を飾る装飾などに使われているテンファレは、花持ちが良い花としても知られているのです。
デンファレは、長く美しい花を楽しむことができます。
品種紹介!
ブルーベールというデンファレの品種は、落ち着きのある紫色を楽しむことができます。
上品な雰囲気のフラワーギフトを、喜寿のお祝いにプレゼントしたいという方におすすめです。
プリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーは生花ではないですが、紫色の花をプレゼントしたいと思っている方には特におすすめです。
プリザーブドフラワーは、生花を長期保存できるように加工した花ギフトのこと。
長期保存できるように加工する際に、花の色を抜き再度着色しています。
そのため、プレゼントする人の好みの紫色の花を贈ることができるのです。
あらためて着色するため、生花で紫色がない花の種類も紫色を楽しむことができます。
花ギフトですが花束やフラワーアレンジメント、鉢植えなどのように水やりを必要としません。
水やりなどのお手入れ不要で、長く美しい花を楽しむことができます。
「花は好きだけど、お世話は体力的に大変」という方もプリザーブドフラワーなら安心です。
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プリザーブドフラワーとは。どのくらい持つ?魅力やドライフラワーとの違いを紹介 プリザーブドフラワーが人気な理由と、ドライフラワーの違いをご紹介します。 実際にどのくらいの期間飾ることができるのか、ぜひチェックしてみてください。 |
プリザーブドフラワーをプレゼントしたい方は、こちらをチェック。
お祝いにぴったりなプリザーブドフラワーを掲載しています。
喜寿のお祝いメッセージ 例文
喜寿のお祝いで花束やプレゼントを贈るという方は、メッセージカードを添えることも多いのではないでしょうか。
ここからは、喜寿のお祝いにぴったりなメッセージ例をご紹介します。
コピペOKです。
参考にしてみてください。
義母へ
お母さん
喜寿おめでとうございます。
散歩を日課にするほど、元気なお母さんを見習いたいです。
いつまでも、元気でみんなから憧れられるお母さんでいてくださいね。
この度は、喜寿を迎えられ誠におめでとうございます。
これからも、夫婦共々よろしくお願いいたします。
お母さん
喜寿おめでとうございます。
77歳とは思えない若々しく元気なお母さん。
これからも健康に気を付けて、長生きしてください。
また家族みんなで遊びに行きます。
義父へ
お父さん
喜寿おめでとうございます。
いつも〇〇(孫の名前)と遊んでくださり、ありがとうございます。
どうぞお体には気を付けて、いつまでもお元気でお過ごしください。
お正月は、家族で伺わせていただきます。
お父さん
いつまでも元気で若々しいお父さんでいてください。
心より喜寿のお祝いを申し上げます。
喜寿おめでとうございます。
いつも私たち家族のことを優しく見守ってくださり、ありがとうございます。
いつまでもお父さんが健康で長生きされることを、家族みんなで願っています。
恩師・先生へ
〇〇先生
喜寿のお祝いを迎えられたこと、心よりお祝い申し上げます。
今の私があるのは先生が優しく、時に厳しく指導してくださったおかげです。
卒業式の時にも贈った「優しい思い出」という花言葉がある、スイートピーの花束を贈ります。
喜んでいただけたら幸いです。
謹んで喜寿のお祝いを申し上げます。
卒業式以来お会いできていませんが、お元気ですか。
ご無沙汰してしまい、申し訳ございません。
先日、〇期卒業生の同窓会があり、〇〇先生の喜寿をお祝いしたいという話になりましたので、ささやかですがプレゼントを贈らせていただきます。
また先生にもお会いしたいです。
喜寿おめでとうございます!
今日は、私たちが卒業した時と変わらない元気な先生の姿を見ることができて安心しました。
これからもお体には気を付けて、元気でいてください。
テニス部一同
77歳のお誕生日おめでとうございます。
先生には勉強だけでなく、進路のことなど様々な相談に乗っていただきました。
先生の教えを胸に、これからも努力を続けていこうと思います。
上司へ
心より喜寿のお祝いを申し上げます。
〇〇さんが77歳と聞いて驚きました。
これからもご面倒をおかけするかと思いますが、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
謹んで喜寿のお祝いを申し上げます。
初めての業務で、右も左もわからない時から優しく見守ってくださり、ありがとうございます。
これからも〇〇様の今後のご健勝とご多幸を心よりお祈りいたします。
英語のメッセージ
Thank you as always.
(和訳:いつもありがとう)
What you just said really comforted me, thank you.
(和訳:〇〇さんが言ってくれた言葉に、救われました。ありがとうございます。)
I hope you stay well forever.
(和訳:いつまでも元気でいてください)
Happy 77th Birthday.
(和訳:77歳のお誕生日おめでとう)
Live long and well.
(和訳:いつまでも長生きしてください)
メッセージの内容にこまったら?
喜寿お祝いに贈るメッセージに困ったら、以下の内容を書いてみるのはいかがでしょうか?
- お祝いの気持ち
- プレゼントの内容
- プレゼントを選んだ理由
- これからも元気でいてほしい気持ち
- 日頃の感謝
お祝いする相手とのエピソードをメッセージに入れると、よりオリジナリティのある内容にできそうです。
長寿をお祝いしよう
今回は、喜寿が77歳の長寿を祝う風習であることと、紫色のアイテムでお祝いするのが多いことをご紹介しました。
そして喜寿に贈りたい、紫色の花の種類についても掲載しました。
たくさんの花を紹介したため「花の種類に迷ってしまう」という方は、花言葉などを参考にプレゼントする花の種類を決めるのもおすすめです。
さらに花束やプレゼントなどに添える、メッセージを贈る相手ごとにご紹介しました。
人生の節目となる喜寿のお祝いをするなら、メッセージカードを付けるのがおすすめ。
お祝いの気持ちを一言添えるだけでも、特別なプレゼントになりそうです。
お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃん、またご兄弟が喜寿を迎えるという方は、ぜひお祝いをしてみてください。
これからも元気で、楽しく過ごせるように願いを込めましょう。
お盆の意味は?歴史的にいつから始まって、ご先祖様は何をしてる?
8月が近づくと、「そろそろお盆だなあ」と、思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、「お盆とは一体何なのか」と聞かれると、いまいちわからない方もいらっしゃるのでは。
そこで今回は改めてお盆の意味や、お盆の歴史についてご紹介したいと思います。
お盆とは?お盆の意味
お盆とは、故人やご先祖様の霊を家に迎えて、供養する1年に1度の行事のことです。
お盆の期間は、ご先祖様の霊が「あの世」と言われている「浄土」という世界から、生きている私たちがいる「この世」といわれる「現世」に帰ってくると言われています。
お盆では何をする?
ご先祖様や故人の霊を、生きていた時に過ごした場所(自宅など)へお迎えして、あの世での冥福を祈ります。
具体的には何をする?
住む地域や宗教や宗派によって、お盆の風習は異なると言われています。
一般的にはお盆入りする日、またはその前日に迎え火をしてご先祖様をお迎えし、お盆明けの日またその翌日に送り火をして、あの世へ再びご先祖様や故人の霊をお送りします。
仏壇に花をお供えしたり、線香をあげたりしてご先祖様と一緒にお盆の期間を過ごします。
お盆でお供えしたい、おすすめの花の種類についてはこちらでまとめています。
気になった方は、「お盆でお供えするおすすめの花の種類」をご確認ください。
またお盆の期間は仏壇にお盆飾りをしたり、親戚で集まって食事をしたりすることが多いようです。
家族・親戚が集まって、法事をするというご家庭もあるかと思います。
お坊さんを自宅に呼んで、お経を読んでもらうという方もいらっしゃるはず。
加えて、お盆の期間にお墓参りをするという方も多いようです。
ちなみに夏祭りでよく踊られる盆踊りは、お盆に踊りを奉納するという意味があるのだそう。
方法は様々ありますが、お盆の期間はご先祖様や故人の冥福をお祈りすることには変わりないようです。
お盆の期間にご先祖様は何してる?
ご紹介した通り、お盆はご先祖様が前世に帰ってきて自宅で過ごす期間です。
お盆の期間、ご先祖様は家族や親戚、子孫と共に、現世でひと時を過ごします。
お盆の期間はいつ?
お盆の時期には、地域によって違いがあります。
先ほどご紹介した、迎え火・送り火の日程はお盆の期間によって変わってきます。
東京都と横浜、金沢、静岡など | 7月13日~7月16日 |
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沖縄県など | 旧暦の7月13日~7月15日 |
その他の地域 | 8月13日~8月16日 |
表を見てお分かりいただけるように、お盆は8月13日~8月16日が最も多いです。
そのため会社のお盆休みも、8月に設定しているところが多いようです。
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2024年(令和6年)今年のお盆はいつ?期間について|お供えの花のルールも掲載 2024年、今年のお盆休みはいつ? |
お盆の期間は仕事があるという方や、旅行に行くという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お盆は実家に帰れない…という方は、実家にお供えのお花を贈るのもよさそうです。
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お盆・最新事情。精霊馬はブロッコリー、お花は自由?知恩院僧侶にインタビュー お盆に実家へ帰れないときはどうしたらいい?知恩院の所属寺院に従事する僧侶 大津さんにお聞きしました。 |
お盆の由来とは
お盆の由来は諸説あります。
一説には、お盆は「盂蘭盆会 」という、旧暦の7月15日に行われていた仏教行事が由来だと言われています。
お盆はインドから伝わったとされており、サンスクリット語の「ullambana(読みはウラムバナまたはウランバナ)」を音写すると「盂蘭盆」になったのだそう。
盂蘭盆会・ウラムバナ(ウランバナ)とは
お盆の由来となったウラムバナ(ウランバナ)とは、どんなものなのかをご紹介します。
盂蘭盆会とは、苦しみの世界へ堕ちたご先祖様を救い、魂を祭ることとされています。
これは、お釈迦様が教えを説いていたインドが発祥とされ、お盆の由来とされている仏教行事です。
なぜ盂蘭盆会が行われるようになった?
お釈迦様が教えを説いた仏教行事である盂蘭盆会は、もともとなぜ始まったのでしょうか。
ここでは、お盆の由来・ルーツになった盂蘭盆会が初めて行われた時のお話を、簡単にお伝えしようと思います。
お釈迦様の弟子の中に、目連尊者という神通力に優れた人物がいました。
ある日、目連尊者は亡き母が餓鬼道に堕ちて苦しんでいることを神通力で見ました。
そこで母を救いたいとお釈迦様に相談したところ、「夏の修行が終わる7月15日に、多くの僧たちを集め供物を捧げ供養をしなさい」と諭されました。
そして、目連尊者がお釈迦様から言われたように供養を行ったところ、母親は無事に救われ成仏できたと言われています。
この話からご先祖様の精霊を救い供養する行事として盂蘭盆会が行われるようになったのです。
盂蘭盆会とは、「苦しみの世界へ堕ちたご先祖様を救い魂を祭ること」とされていると、先にお伝えしましたが、もともとはお釈迦様の弟子の亡くなったお母さんのために供養したものだったのですね。
日本ではいつからお盆のルーツが始まった?
お盆のルーツになった、盂蘭盆会の始まりについては先ほどご紹介しました。
では、いつ日本ではお盆のルーツが始まったのでしょうか。
お盆の由来とされる盂蘭盆会は、日本では推古天皇の14年に初めて行われたと言われています。
西暦606年ごろです。
お盆には、長い歴史があるのですね。
お盆でお供えするおすすめの花の種類
お盆では、いわゆる「お供えらしい花の種類」ではなく、季節の花もおすすめです。
実はお供えの花には、絶対的なルールはありません。
「え!白色の花以外もいいの?」と、お考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
知恩院の僧侶である大津様のインタビューでも、お供えの花について「絶対的なルールはない」と、紹介されています。
僧侶 大津様のインタビュー内容がもっと気になる方は、こちらの記事も合わせて読んでみてください。
>>>お盆の基礎知識・作法を僧侶に教わろう。時期・お供え(精霊馬・提灯・五供)・お墓参りマナーなど
いわゆる「お供えらしい花」の種類が知りたい方は、こちらをご覧ください。
>>>仏壇に供える適した花とダメな花|花を長持ちさせるコツをご紹介
ひまわり
夏の花として有名なひまわり。
お供えのイメージは少ないかもしれませんが、季節の花としてお供えの花束やフラワーアレンジメントにひまわりを入れることもあります。
まず、ひまわりの基本情報はこちらです。
- 学名:Helianthus annuus
- 原産地:北アメリカ中西部
- 花言葉:あなただけを見つめる・憧れなど
黄色い花がパッと明るく周りを彩るひまわりは、お盆のお供えにも選ばれることがあります。
お供えでよく使われる、菊やカーネーションと一緒にひまわりを合わせると、季節感のある夏らしいお供えにすることができます。
デンファレ
夏でも花持ちが良く、南国感もあるデンファレ。
お祝いのフラワーギフトにも使われますが、デンファレはお供えの差し色で使われることもあります。
先に紹介したひまわりよりも、一般的にお供えに活用されることが多いかと思います。
デンファレの基本情報は、こちらです。
- 学名:Dendrobium bigibbum
- 原産地:北部オーストラリア
- 花言葉:有能・お似合いの2人
デンファレは紫や緑、白などの色があります。
白や緑のデンファレは、葬儀や四十九日法要以前にお供えされる白を基調にしたお供えでも活用されています。
紫のデンファレは、お盆や四十九日法要以降のお供えの差し色としても使われています。
デンファレは胡蝶蘭のような高級感のある見た目でありながら、他の花との相性もいい花です。
グラジオラス
カラーバリエーションが豊富で、スラっとした姿が美しいグラジオラス。
誕生日などのお祝いの花束やフラワーアレンジメントに選ばれることが多いですが、お供えの花として活用されることもあります。
まず、グラジオラスの基本情報はこちらです。
- 学名:Ixia
- 原産地:南アフリカ
- 花言葉:団結・誇り高い
グラジオラスは、茎は細くスラっと細長い姿でライン状に花を咲かせます。
花色は赤や黄色、ピンク、水色など様々な色があり、お供えの花束やフラワーアレンジメントであっても、他に使われている花の色に合わせて選ぶことができます。
花は下から順番に咲いていくので、花持ちがよく花の変化を楽しむことも。
花束やフラワーアレンジメントの後ろ側に使われることで、お供え全体の高さを出すこともできます。
注意事項・初盆は白を基本に
3種類の華やかな、花をご紹介しました。
お盆には季節感のある花もお供えすることがあるため、ご紹介した花もお供えしてOKです。
しかし、注意することが1つあります。
故人の四十九日が済んだ後、初めて迎えるお盆のことを初盆といいます。
初盆は、白を基調にした花をお供えすることが一般的です。
そのため初盆の時は、先にご紹介したカラフルな花は避けた方が良いとされています。
色とりどりな季節の花をお供えする時は、時期を確認してからにしてくださいね。
▼こちらも合わせてご覧ください。
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ミソハギの花言葉を紹介|お盆に飾るミソハギはどんな花?特徴・意味を解説 お盆でお供えされることの多いミソハギについてご紹介 |
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ほおずき(鬼灯)はどんな植物?~季節・遊び方・漢字・花言葉~ お盆の飾りで使われる、ほおずきについて |
お花をお供えするようになったのはいつから?
お墓や仏壇にお花をお供えすることは、現在では当たり前になっています。
「お花をお供えするんだ!」と驚く方は少ないかと思います。
「お供えにお花」という考えは、いつからあったのでしょうか。
亡くなった方にお花をお供えするのは、50,000年~60,000年前のネアンデルタール人は花をお供えしていたのではないかといわれています。
花を供えすることは昔から行われており、現代まで続いていると考えられています。
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仏花はコミュニケーションツール。故人に愛を届ける実感を。【知恩院僧侶インタビュー】 お墓参りや帰省が難しい、このご時世。大好きだった・お世話になった“あの人”への想いを伝えきれず、胸に抱えている方もいらっしゃるかと思います。 そんなとき、あなたの気持ちを“お花(仏花)”に込めて、偲ぶ想いを形にしてみるのはいかがでしょうか。 |
お盆にご先祖様と一緒に過ごそう
お盆の由来や意味に加え、お供えにも活用される季節の花の種類をご紹介しました。
お盆は年1回の行事。
ご先祖様のご冥福を祈りつつ、家族で過ごす時間を大切に過ごしてくださいね。
ちなみに、花キューピットでもお盆に最適な花束やフラワーアレンジメントをご用意しております。
実家に帰って法事をする方はもちろん、今年は田舎に帰れないという方も贈っていただけるお供えの花です。
気になった方はぜひ、サイトをのぞいてみてください。
夏の花一覧|花束におすすめな夏に咲く季節の花の種類とは?
夏らしい花束やフラワーアレンジメントを贈りたい方の参考になるように、夏に咲く季節を感じられる切り花をご紹介します。
夏生まれの方の誕生日や結婚記念日のお祝い、退職祝いの贈り物におすすめです。
ひまわり
- 科・属:キク科・ヒマワリ属
- 和名:向日葵
- 花言葉:憧れ・あなただけを見つめる
- 英名:Sunflower
- 学名:Helianthus annuus
- 開花期:7月~9月
夏の花といえば、やっぱり、ひまわりではないでしょうか。
ひまわりは子供から大人まで幅広い年代の方から愛されている花の1つです。
お花屋さんで、花束やフラワーアレンジメントとして使われる切り花として販売されている他に、学校の花壇で育てられていることや、ひまわり畑などを見かけることもあるかと思います。
他の花に比べて見る機会が多いため、多くの人がひまわりに親しみを感じやすいかと思います。
誕生日のプレゼントや結婚記念日のお祝いとして、「多くの人から親しまれ、夏を代表するひまわりの花束を贈りたい」という方も多いのでは。
プレゼントしたひまわりは、できるだけ長くきれいな姿を楽しんでもらいたいですよね。
そこで、ここからはひまわりを長持ちさせるためのポイントをご紹介します。
ひまわりをプレゼントした時に、長持ち方法を簡単に伝えてみるのもいいかもしれませんよ。
ひまわりを花瓶で飾る時は水を少なくすることがおすすめ
ひまわりの茎には、細い毛が生えています。
そのためひまわりの茎は、水に浸かっていると他の花に比べて傷みやすいのです。
ひまわりを花瓶で生ける時は「浅水」がおすすめ。
茎が水に触れる部分を少なくするように、少ない水で生けるようにしましょう。
水を変えるタイミングで花瓶も洗う
先にご紹介した通り、ひまわりは茎が傷みやすい花です。
水に浸かっている茎を触ると、ヌルッとすることも。
このヌルヌルとした感覚は、茎が腐っていたり、傷んでいたりするためおきます。
茎が腐って水が濁ると、ひまわりは十分に水を吸い上げることができなくなります。
茎のヌメリは、水だけではなく花瓶の内側についていることもあります。
花瓶の水を清潔に保つためにも、水を交換するタイミングで花瓶の内側も洗うようにすることがおすすめです。
▼ひまわりを使った花ギフトはこちらから
クルクマ
- 科・属:ショウガ科・ウコン属(クルクマ属)
- 和名:鬱金(うこん)・クルクマ
- 花言葉:乙女の香り・あなたの姿に酔いしれる
- 英名:Siam tulip
- 学名:Curcuma petiolata
- 開花期:8月~10月
見るからに「南国の花」という印象のクルクマ。
クルクマは、ピンクや白、グリーンなどの色があります。
ピンク色が有名なように思いますが、実は他の色も楽しめるんです。
ちなみにクルクマの花のように見えている部分は、苞(ほう)という部分になります。
本当の花は、苞の奥の方にあるのです。
クルクマをプレゼントする時や、自宅で飾るという時はクルクマの本当の花の部分も見てみてくださいね。
クルクマの原産地はマレー半島と言われており、夏の暑さにも耐えてくれます。
暑い夏に、長持ちしてくれるのは嬉しいですね。
クルクマの「乙女の香り」という花言葉から「良い香りがするのでは?」と思った方も多いのではないでしょうか。
個人的な感想ですが、クルクマはそこまで良い香りではなかったように思います。
気になった方は、嗅いでみてください。
また「あなたの姿に酔いしれる」という花言葉は、幻想的な美しさの花を咲かせることが由来していると言われています。
暑さにも強いクルクマを、さらに長持ちさせたいという方のために、ここでお手入れ方法をご紹介します。
霧吹きで保湿するとより長持ちに
クルクマは1日に1回程度、花の部分に霧吹きで水をかけることによってより長持ちします。
保湿することが大事なようです。
アンスリウム
- 科・属:サトイモ科・アンスリウム属
- 和名:大紅団扇(おおべにうちわ)
- 花言葉:情熱
- 英名:Tailflower・Flamingo flower
- 学名:Anthurium
- 開花期:5~10月
花束やフラワーアレンジメントに使う切り花だけではなく、鉢植えとしても流通しているアンスリウム。
赤色が有名で、他にグリーンや白、ピンク、黒なども流通しています。
夏になるとお花屋さんで切り花として販売されることが多く、南国感を得られる花の1つです。
アンスリウムの特徴的な「うちわのような部分」は、実は花ではありません。
クルクマの時にお伝えしたのと同じように、アンスリウムの赤色やグリーンの部分は苞と言われる部分にあたります。
アンスリウムの花は、中心部分にある棒状のところです。
ゴージャスな雰囲気のアンスリウムですが、花だけ見るとまた違った印象がありますよね。
アンスリウムは、暑い夏にも耐えられる丈夫な花です。
茎も腐りにくく、花瓶の水も汚れにくいのも嬉しいですよね。
よりアンスリウムを長持ちさせたい方に、ポイントをご紹介します。
茎は斜めにカットする
茎を斜めにカットすることによって、茎の内側の水に触れる面積が増えます。
水に触れる部分が多くなることによって、必要な量の水を吸い上げることができるようになるのです。
ルリタマアザミ
- 科・属:キク科・ヒゴタイ属
- 和名:ヒゴタイ・瑠璃玉薊(ルリタマアザミ)
- 花言葉:豊かな感情・鋭敏
- 英名:Globe Thistle
- 学名:Echinops ritro
- 開花期:6月~8月
トゲトゲとした花が印象的な、ルリタマアザミ。
和風にも洋風にも使えそうな花姿で、涼しげな色合いが夏に人気です。
丸くて触ると痛そうな花に注目しがちですが、ルリタマアザミを自宅に飾ったりプレゼントしたりする際は、茎や葉の裏にも注目してみてください。
ルリタマアザミの茎や葉の裏は、緑ではないのです。
美しい銀色をしています。
ちなみにルリタマアザミは、ドライフラワーとしてもよく活用されています。
ドライフラワーをインテリアとして楽しみたいという方には、ルリタマアザミを贈るのがおすすめです。
ルリタマアザミは名前に「アザミ」と、ついているだけあって、茎が固いことも特徴の1つです。
茎が他の花よりも丈夫なため、水の中で茎が腐ることが少なく、花持ちが良いのです。
ここでルリタマアザミの豆知識を一つご紹介します。
Echinopsという学名はハリネズミに由来
ルリタマアザミの学名は、先にご紹介した通りEchinopsです。
Echinopsは「ハリネズミに似ている」というギリシャ語に由来します。
個人的には栗のイガのようにも見えますが、丸くトゲトゲした様子がハリネズミに見えたのかもしれませんね。
デンファレ
- 科・属:ラン科・デンドロビウム属
- 和名:デンファレ
- 花言葉:お似合いのふたり・有能
- 英名:cooktown orchid
- 学名:Dendrobium phalaenopsis
- 開花期:6月~9月
ぱっと見ただけで、トロピカルな印象を与えてくれるデンファレ。
お花屋さんで見るだけでなく、パンケーキやトロピカルジュースの上に飾られていることもありますよね。
ランの中でも、比較的親しみやすい花の1つではないでしょうか。
デンファレの色は、紫やピンク、白、グリーンなどがあります。
どの花色も花持ちが良く、比較的長くきれいな様子を楽しむことができます。
1つの茎から複数の花が咲く、デンファレ。
花が咲くのには順番があり、デンファレの花は下から順番に咲いていきます。
自宅に飾っていても、だんだん新しい花が咲いていくのは嬉しいですよね。
ここからは、デンファレをもっと長く楽しむためのポイントをご紹介します。
枯れた花は取り除く
デンファレをもっと長持ちさせたい時は、枯れた花を取り除くようにしましょう。
先にご紹介した通り、デンファレは下から順番に花が咲いて行きます。
そのため枯れるのも下から順番に。
下の方の花がしおれたり、元気がなくなってきたりしたら、取り除くようにするのがおすすめです。
一番上に付いている花(買ってきたばかりの時はつぼみのことが多いです)が開花できるように、しおれた花は取り除いてエネルギーを残すようにしましょう。
スターチス
- 科・属:イソマツ科・イソマツ属
- 和名:花浜匙
- 花言葉:変わらぬ心・永遠に変わらない
- 英名:Statice・Limonium
- 学名:Limonium sinuatum
- 開花期:4~6月
花持ちが最強なスターチス。
スターチスは触ると、カサカサとしています。
バラなどの花びらを触るとしっとりしていますが、スターチスは生花というよりはドライフラワーに近い感覚があります。
ちなみにそのカサカサとした触り心地の花に見える部分は、花ではなくガクという部分。
花は、ガクの中にある小さな点に見える部分です。
スターチスを自宅で飾る際やプレゼントする際は、花がどこにあるのか探してみてください。
スターチスは、植物全体の水分量が少ない花です。
そのため、ドライフラワーやハーバリウムなどでも使われることがあります。
スターチスの開花時期は4月~6月です。
「全然、夏っぽくないじゃん」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
なぜ夏におすすめかと言うと、花持ちがよいためです。
一般的に気温が高くなる夏を、花は苦手なことが多いです。
しかしスターチスは、水分量が少ないため夏でも長持ちしてくれます。
花の水が下がって元気がなくなってしまう切り花が多い中、スターチスは比較的長くきれいな状態を保つことができます。
ここからは簡単に、ちょっとおしゃれなハイブリッドスターチスについてご紹介します。
ハイブリッドスターチスとは
今までご紹介したスターチスは、歯ブラシのような形をしていましたが、ハイブリッドスターチスは少しオシャレな雰囲気があります。
ハイブリッドとは「交雑」という意味。
ハイブリッドスターチスとは、様々な種類のスターチスを交雑したことによって生まれた品種のことです。
そんなハイブリッドスターチスは、花がギュッとまとまったスターチスよりも、見た目はかすみ草に近く繊細でボリューム感のあるイメージになります。
ハイブリッドスターチスも、全体的な水分量は少なめ。
そのためドライフラワーや、ハーバリウムの素材としてよく活用されています。
トルコキキョウ
- 科・属:リンドウ科・ユーストマ属
- 和名:トルコ桔梗
- 花言葉:優美・清々しい美しさ
- 英名:Lisianthus
- 学名:Eustoma
- 開花期:5月~7月
アンティーク調の微妙な色合いから、はっきりした色まで楽しむことができるトルコキキョウ。
白やクリーム色、淡いピンクなど優しそうな雰囲気の色合いだけでなく、濃い紫や鮮やかなピンクなども流通しています。
加えてトルコキキョウは、花びらがたくさん付いた八重咲きやシンプルな一重咲き、豪華なフリル咲きなど咲き方も種類が豊富。
同じトルコキキョウでも、品種が違うことで雰囲気が全く異なる花なのです。
プレゼントする相手をイメージして、デザインすることができます。
トルコキキョウは、夏の暑さに強く比較的花持ちの良い花です。
一般的に、気温が上がると茎が傷みやすくなり、花がしおれてしまうまでの時間が短くなります。
しかしトルコキキョウは丈夫で、他の花に比べて夏でも茎が傷みにくいことが特徴です。
ちなみにトルコキキョウは、他の名前で呼ばれていることもあります。
ここからは、トルコキキョウの呼び方についてご紹介しようと思います。
リシアンサス・ユーストマもトルコキキョウ
実はトルコキキョウは「リシアンサス」や「ユーストマ」とも呼ばれています。
国によって呼び方が異なるというだけでなく、日本のお花屋さんや市場によって呼び方が異なるのです。
リシアンサスというのは、英名の「Lisianthus」に由来しています。
そしてユーストマは学名の「Eustoma」から呼ばれているのだそうです。
「なぜこのように、様々な名前で呼ばれるようになったか」と言うと、そもそもトルコキキョウという名前が原因だったのだそうです。
トルコキキョウという名前には「トルコ」と「桔梗」が入っています。
しかし、トルコキキョウはトルコが原産ではなく、キキョウ科の花でもありません。
そのため、「和名のトルコキキョウではなく、英名や学名を使って呼んだ方が良いのではないか……」という考えと、そのままトルコキキョウと呼んでいるところがあるため、名前が3種類になっているようです。
グラジオラス
- 科・属:アヤメ科・グラジオラス属
- 和名:グラジオラス
- 花言葉:密会・愛の祈り
- 英名:Gladiolus・Sword lily
- 学名:Gladiolus
- 開花期:6月~9月
お花屋さんだけでなく、花壇でも見かけることのあるグラジオラス。
グラジオラスは茎の長さを長くしたまま、大きな花束やフラワーアレンジメント、開店祝いなどで贈られるスタンド花にも活用されています。
花色は、ピンクや赤、黄色、オレンジ、緑など。
加えて花びらの中でオレンジから黄色に変わっていくような、グラデーションを楽しめる品種もあります。
豊富なカラーバリエーションで、誕生日や結婚記念日の花ギフトを作ることができるのです。
ちなみにグラジオラスという名前の由来は、英名の「gladiolus」です。
この英名「gladiolus」は、ラテン語の「小型の剣」という意味の 「gladius」からつけられたと言われています。
花が咲く前のグラジオラスや、葉が剣に似ていたことに由来するのだそうです。
夏に旬を迎えるグラジオラスは、暑さに強い花です。
そのため比較的、夏でも花もちが良いことが有名です。
長くきれいな花を楽しめるグラジオラスですが、より長く花を楽しみたいという方にお手入れのコツをご紹介します。
咲ききった花は早めに取り除く
グラジオラスは、デンファレと同じく1つの茎から複数の花を咲かせます。
花が咲く順番は、下から上に向かて咲き進んで行きます。
長く花を楽しみたいなら、咲ききった花は早めに取り除くことがおすすめです。
夏らしい花束やフラワーアレンジメントを贈ろう
夏にある誕生日や結婚記念日のプレゼントには、夏らしい花束やフラワーアレンジメントがおすすめです。
夏に咲く季節感のある花を贈ることで、特別なプレゼントにすることができます。
日本は、四季がある国。
特別な記念日には、その季節にあった贈り物をすることがおすすめです。
ちなみに花キューピットでも、夏の誕生日や結婚記念日、退職祝いにぴったりな花ギフトをご用意しております。
今回ご紹介したひまわりやデンファレなど、夏らしさを感じられる花を使った花束やフラワーアレンジメントを、ぜひチェックしてみてください。
恋人の日・ハグの日に贈る彼女・彼氏が喜ぶ花~カップルにまつわる記念日~
彼女や彼氏、恋人と一緒に楽しむカップルの記念日といえば、付き合った日や初めて出会った日などがありますよね。
本人たちの特別な記念日の他に、カップルにまつわる記念日は意外とあるものです。
ちょっとした記念日があるほうが、普段言いにくい感謝や変わらない愛情を伝えることができると思いませんか。
花1本だけなど、ちょっとしたプレゼントを贈りあうだけでもワクワクした気持ちになりますよね。
今回は6月と8月にあるカップルで楽しめる記念日についてご紹介します。
カップルで楽しめる記念日を知りたい
付き合った日や出会った日の記念日以外に、ホワイトデーやバレンタインデーなどがありますよね。
しかし、カップルで楽しめる記念日を知りたいという方も多いのではないでしょうか。
記念日があると先にご紹介した通り、普段の生活の中ではなかなか素直に伝えられない大切な気持ちを伝えるきっかけになることがありますよね。
また2人でお祝いをしたり、気持ちを伝え合ったりすることによって一層仲が深まることも。
「記念日があると意識する」だけで、ちょっとワクワクした気持ちになることもあるはずです。
誕生日やクリスマスなどカップル以外でも楽しめる記念日もありますが、カップル・恋人だからこそ楽しめる記念日もあります。
カップルにまつわる記念日が、2人の愛をさらに感じられる日になるといいですね。
恋人の日は6月12日
まずご紹介するのが、6月12日にある恋人の日です。
恋人の日は、縁結びの神様であるアントニオにちなんで誕生した記念日です。
恋人の日はもともとブラジルの記念日であり、 恋人同士はもちろん家族や友人でお互いに贈り物をしあう日として広く知られています。
ブラジルでは、恋人の日にフォトフレームを贈りあうというのがポピュラーなようです。
そのため日本では全国額縁組合連合会が、6月12日を恋人の日と制定しました。
彼女や彼氏、恋人同士でフォトフレームを贈りあいお互いの写真を入れて自宅に飾るのも良さそうですね。
また2人の思い出の写真を印刷し、同じ写真をそれぞれの家に飾るというのもいいかもしれません。
ハグの日は8月9日
8月9日は、ハグの日です。
6月12日の恋人の日はもともとブラジルの記念日でしたが、8月9日のハグの日は広島市のハグ会が2007年に制定したと言われています。
8月9日になった理由は、8(ハ)9(グ)の語呂合わせから。
記念日を覚えるのが苦手という方も、語呂合わせで決められていると覚えやすくていいですよね。
ハグするのは恥ずかしいという方も、ハグの日という記念日を言い訳にすれば彼女と彼氏、恋人とハグするきっかけになるかもしれませんね。
彼女が喜ぶ花の種類
記念日に何をプレゼントしようと考えると多くの方は、花束やフラワーアレンジメントなどの花ギフトをイメージされるのでは。
花は大切な記念日を彩り、華やかさを演出してくれます。
ここからは、恋人の日やハグの日に贈りたい彼女が喜ぶ花の種類についてご紹介します。
彼女に花を贈りたいけれど、どんな種類がいいのかわからないという方は参考にしてみてください。
ピンクバラ
まず初めにおすすめしたいのが、ピンクバラです。
ピンクバラはかわいらしさと上品さ美しさを合わせ持ち、女性から人気の高い花です。
バラは香りの良い品種が多く、華やかな見た目だけではなく心地よい香りも楽しませてくれます。
またピンクバラの花言葉は「感謝・上品・しとやか」。
彼女に日頃の「ありがとう」の気持ちを伝えたいという方は、ピンクバラが特におすすめです。
ピンクバラは花束やフラワーアレンジメントのメインになることはもちろんですが、脇役として他の花と一緒に花ギフトに使われることもあります。
さらにピンクバラは1輪だけでも、見劣りしないプレゼントになりますよ。
>>>ピンクバラの花ギフトを見る
カスミソウ
白く小さな花が愛らしいカスミソウ。
そのかわいらしい様子は、多くの女性から人気を集めています。
カスミソウは花束やフラワーアレンジメントの脇役として活用されることが多く、誕生日やその他のお祝いの花ギフトとしてもよく活用されている花の1つです。
そのため、カスミソウは出会う(見る)機会が多く、たくさんの方から親しみを感じる花とも言えるかもしれません。
そんなカスミソウの花言葉は「幸福・感謝・無邪気」などがあります。
彼女と一緒にいるだけで幸せな気持ちになるという方は、その特別な気持ちを「幸福」というカスミソウの花言葉に込めて、フラワーギフトを贈ってみてはいかがでしょうか。
またカスミソウの「無邪気」という花言葉に、いつも笑顔でニコニコしている彼女の姿を重ねて贈り物にするのもいいかもしれませんね。
ちなみにカスミソウは、ドライフラワーに向いている花です。
花をプレゼントした後にドライフラワーにして、インテリアとして残すこともできます。
恋人の日やハグの日にプレゼントしたカスミソウのドライフラワーを作って飾れば、なんでもない日も少し幸せな気持ちになりそうですね。
>>>カスミソウの花ギフトを見る
トルコキキョウ
ゴージャスで高級感が漂うトルコキキョウ。
トルコキキョウのひらひらと上品な花びらを幾層にも重ねた様子は、ドレスにも見えます。
トルコキキョウを使った花束やフラワーアレンジメントを恋人の日やハグの日にプレゼントすれば、トルコキキョウが周りを華やかにしてさらに特別な1日になりそうですね。
トルコキキョウの花言葉は「優雅」や「優美」、「すがすがしい美しさ」などがあります。
色ごとにも花言葉が付けられており、紫のトルコキキョウは「希望」で、ピンクのトルコキキョウはトルコキキョウ全体の花言葉と同じ「優美」、白のトルコキキョウは「あなたを思う」や「思いやり」などがあります。
花の色によって花言葉が異なるため、トルコキキョウの色で悩んだときは彼女に伝えたい気持ちとあった花言葉を持つトルコキキョウの色を花束やフラワーアレンジメントに入れてみるのも良さそうですね。
ちなみにトルコキキョウは、お花屋さんによって、ユーストマやリシアンサスという名前で販売されていることもあります。
お花屋さんに行った際にトルコキキョウが見つけられなかったという方は、ユーストマやリシアンサスという名前を探してみてください。
もちろん店員さんに聞くのもOKですよ。
>>>トルコキキョウの花ギフトを見る
彼氏が喜ぶ花の種類
恋人の日やハグの日には、彼氏とプレゼントを贈りあいたいと思う方も多いのではないでしょうか。
男性へのプレゼントは、女性へのプレゼントに比べて考えるのがより難しいこともありますよね。
どんなプレゼントにしようか悩んだときは、花束やフラワーアレンジメントがおすすめです。
男性への花プレゼントは意外に思うかもしれませんが、花はどんな人がもらっても嫌な気持ちにならないプレゼントの1つです。
加えて、花言葉で特別な気持ちを伝えることもできます。
ここからは、彼氏が喜ぶ花の種類についてご紹介していきます。
ひまわり
彼氏には、夏を代表する花の1つであるひまわりをプレゼントするのはいかがでしょうか。
夏の日差しに輝くように咲いているひまわりは、男性からも人気がある花の1つです。
パッと咲いた様子は華やかで、花束やフラワーアレンジメントに1輪加えるだけで花ギフト全体を明るくしてくれます。
加えてひまわりは、お花屋さんで見る以外にも花壇や花畑などがあり子供の頃から親しみがある方も多い花です。
花の種類をあまり知らないという男性の方でも、ひまわりは知っているという方も多いかと思います。
ひまわりの花言葉は「憧れ」や「あなただけを見つめる」などがあります。
「あなただけを見つめる」という花言葉があることから、ひまわりは婚約指輪のモチーフとして使われることもあります。
ひまわりは、ラブラブな2人にぴったりな花ですよね。
ただし、ひまわりは先にご紹介した通り夏を代表する花の1つ。
ひまわりを見ると夏らしいと感じるように、季節によってひまわりは販売していないことが一般的です。
花キューピットでもひまわりを使った花束やフラワーアレンジメントは、8月末までの販売となっていますのでご注意ください。
>>>ひまわりの花ギフトを見る
オレンジバラ
上品であり男性にも贈りやすいオレンジ色をしたオレンジバラは、男性への贈り物によく選ばれています。
オレンジバラは他に合わせる花の種類によって、花束やフラワーアレンジメントのデザインを様々表現することができます。
例えばレストランなどでプレゼントするなど、比較的フォーマルな場でプレゼントする場合も、オレンジバラは上品さを演出してくれます。
一方で元気でポップな印象の花ギフトを贈りたいという場合も、オレンジバラは選ばれることがあります。
様々な花と相性が良く、相手のイメージによってデザインを変えることができるのも、オレンジバラの良いポイントです。
そんなデザインが自由自在なオレンジバラの花言葉は「絆」や「幸多かれ」などがあります。
オレンジバラの「絆」という花言葉は、2人の強い絆を表現することができそうですね。
また「幸多かれ」という花言葉は2人でいると幸せな気持ちになることを伝えたり、今まで一緒に過ごしてきた特別な時間を振り返ったりすることができそうです。
>>>オレンジバラの花ギフトを見る
デンファレ
南国やリゾート感を演出することができる、デンファレ。
花束やフラワーアレンジメントをイメージするとかわいらしいデザインのものを連想される方が多いかもしれませんが、デンファレを使えば上品で男性にも贈りやすいデザインにすることができますよ。
デンファレは白や濃いピンク、紫、緑などの色があります。
キュートな印象よりもシックなイメージの花の色と花姿であるデンファレは、比較的男性に贈りやすいのです。
かわいらしくなり過ぎない花束やフラワーアレンジメントを作ることができるため、デンファレは彼氏への贈り物に最適。
デンファレの花言葉は「お似合いな2人」や「有能」などを持っています。
「お似合いな2人」という花言葉は、まさに素敵なカップル、恋人にぴったりな花言葉ですよね。
また「有能」という花言葉に、彼の仕事ぶりや一緒にいる時の心配りを表現することができるかもしれません。
デンファレは花持ちが良く、長くきれいな様子を楽しむことができるのも嬉しいポイントです。
プレゼントした花は、なるべく長く楽しんでもらいたいものですよね。
>>>デンファレの花ギフトを見る
恋人の日とハグの日には花ギフトで気持ちを伝えよう
今回はカップルにまつわる記念日として、恋人の日とハグの日についてご紹介しました。
また恋人の日やハグの日に彼女や彼氏、恋人に贈りたい花の種類についてもご紹介しました。
花束やフラワーアレンジメントなどの花ギフトは、意外ともらう機会が少ないもの。
記念日に花ギフトを贈れば、忘れられない素敵な思い出になりそうです。
また花言葉に自分の気持ちを託して贈るのは、なんだか少しロマンチックですよね。
花によっては、花言葉を複数持っている種類もあります。
そのため自分が伝えたい花言葉をメッセージカードや、手紙などに書いて一緒に贈るのがおすすめです。
例えばメッセージカードに「花束に入っているピンクバラの花言葉は感謝」だけが書かれていたとしても、気持ちがしっかり伝わりそうですよね。
日常生活では少し恥ずかしくて、なかなか伝えることができない素直な気持ちを花に託してプレゼントしてみてください。
花キューピットで、2人にとって恋人の日やハグの日が素敵な記念日になるような、お手伝いができれば幸いです。
花キューピットでは花束やフラワーアレンジメントをご注文された方に、無料で30文字程度のメッセージカードをお付けできます。
また自宅だけではなく、レストランやホテルなどへの花ギフトのお届けも行っております。
記念日に花を渡す時は、花キューピットのサイトも一度のぞいてみてくださいね。
2025年の秋のお彼岸~お供えの花の種類・日程~
歩くだけで汗をかいてしまうほど、暑かった夏が落ち着き、次第に秋の気候になってきましたね。
以前に比べて、最近は過ごしやすい日が増えてきたのではないでしょうか。
外出する際はカーディガンなど、羽織る物を持って行くことが多くなったように思います。
「暑さ寒さも彼岸まで」=「厳しい暑さは、秋のお彼岸ごろになると次第にしのぎやすくなり、冬の寒さも春の彼岸ころにはやわらいでくる」という、ことわざ通りのようにも思いますね。
今回は、9月の彼岸「秋のお彼岸」の日程と、お供えする花の種類についてご紹介します。
お墓参りで供える花の種類や、仏壇に供える花を知りたいという方は、チェックしてみてください。
◆2025年の秋のお彼岸はいつ?
今年の秋のお彼岸は、2025年9月20日~9月26日までの7日間です。
秋のお彼岸は「秋分の日」を中日として、前後3日間の期間になります。
9月20日: 彼岸入り
9月23日:中日(秋分の日)
9月26日: 彼岸明け
実家に帰ることができないため、お供えの花だけ贈るということもあるようです。
ちなみに、2025年の9月15日は敬老の日です。
そのため、9月15日(月)も祝日になります。
◆2025年のお彼岸はいつ?
せっかくなので来年、2025年お彼岸の日程も一緒に掲載したいと思います。
お彼岸は、1年のうちに春と秋の2回です。
秋のお彼岸は、先程ご紹介したように秋分の日を中日として前後3日間合わせて7日間の期間がお彼岸になり、春のお彼岸は春分の日を中日として前後3日間合わせて7日間がお彼岸の期間になります。
<2025年春のお彼岸>
2025年の春のお彼岸は2025年3月17日~3月23日までの7日間です。
3月17日:彼岸入り
3月20日:中日(春分の日)
3月23日:彼岸明け
<2025年秋のお彼岸>
2025年の秋のお彼岸は、2024年9月23日~9月26日までの7日間です。
9月23日:彼岸入り
9月20日:中日(秋分の日)
9月26日:彼岸明け
2025年は感染症の影響も弱まって、家族みんなでお墓参りができるといいですね。
◆秋のお彼岸に供える花の種類
ここからは秋のお彼岸に供えたい、花の種類についてご紹介します。
頻繁にお供えの花を用意することが少ないため、「どんな花を供えたらいいのか分からない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
どんな花をお供えしたらいいか分からないという方や、花の種類に詳しくないという方はぜひ参考にしてみてください。
<ユリ>
大きく凛とした花が特徴的なユリ。
美しく、目上の方にも贈りやすい花のため、結婚した相手の家族の仏壇へ供える花としても選ばれているのだそう。
ユリは花束やアレンジメントに、一輪入れるだけでボリュームがアップするため、お祝いだけでなくお供えでも活用されることが多いです。
●ユリの色は?
お供えで使われることの多いユリの花色は、白やピンク。
お供えの花のデザインや、故人が好きだった色などでユリの花色を選んでもいいかもしれませんね。
ちなみに、故人が亡くなって日が浅くなければ、お供えの花は白以外を選んでも問題ありません。
●ユリを長持ちさせるには?
ユリは1つの茎から、複数の花を付ける植物です。
いくつか蕾がある場合は、下から順番に花が咲いていきます。
そのため、お供えしたユリを長持ちさせるには、(初めに咲いた)下の方に付いている花が枯れてしまった時は、早めに取り除くことがおすすめです。
上の方に付いている花がまだ咲いていない時に、一番下に付いている花が咲ききって(しおれて)しまうということがあります。
咲ききってしまった花を取ることによって、まだ咲いていない花へエネルギーを送ることができるのです。
また、咲ききった花が供えてあるより、取り除いた方が見た目も良くなりますよね。
仏壇などにユリを飾る際は、咲ききってしまった花がないかを確認してみてください。
ユリは、花を順番に楽しむことができるという点では、花持ちがよいのです。
お手入れをして、さらに長く花を楽しめるようにできるといいですね。
<リンドウ>
秋の訪れを感じさせてくれるリンドウ。
秋の花として、古くから親しまれているため、秋のお彼岸によく供えられています。
青色の花が有名ですが、ピンクや紫色などのリンドウもお供えに使われることがあります。
デザインや全体の色合いに合わせて、色を選ぶことができるのは嬉しいですよね。
●リンドウが季節感を演出
リンドウがお供えの花に加わることで、季節感が演出できる他に、爽やかさをプラスすることができます。
落ち着いた色でありながら、他の花にはないブルー系のリンドウの花が、この時期に最適なデザインにしてくれるのです。
●リンドウの花言葉
ちなみに、リンドウの花言葉の中には「あなたの悲しみに寄り添う」というものがあります。
花言葉もお供えとして、ぴったりですよね。
<デンファレ>
花姿が、高級感を演出させるデンファレ。
お供えでは紫色やピンク、白のデンファレがよく使われています。
デンファレは、お供えの花のメインになるというより、お供えのアレンジメントや花束の差し色として使われることも多いようです。
●デンファレは花持ちが良い
デンファレは花持ちが良く、長くきれいな状態を保つことができるので、秋のお彼岸でも選ばれることが多いです。
花びらも肉厚で、水が下がって花びらがしわっとなってしまうことが少ない花でもあります。
デンファレを自宅でお供えする時は優しく、花びらに触れてみても良いかもしれません。
<胡蝶蘭>
鉢植えだけでなく、花束やアレンジメントとしても活用される胡蝶蘭。
胡蝶蘭は、開店祝いなどお祝いで贈られることがイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんが、法事・法要・仏壇の前に供える花として、胡蝶蘭はよく活用されています。
●お手入れが簡単
胡蝶蘭は他の花に比べて比較的お手入れが簡単で、水やりの頻度も少なく、花持ちも良いです。
そのため、お彼岸の時期は忙しいという方や、花の手入れに時間をかけられないという方に贈る花としてもおすすめです。
●お供えで使う色
胡蝶蘭は、ピンクや黄色などの花色をお花屋さんで見かけることもありますが、お供えでよく活用される花色は白です。
白い胡蝶蘭が、気品に満ちていて風格のある雰囲気を演出してくれます。
<菊>
お供えの花として、最もイメージされやすい菊。
お花屋さんで1年を通して菊を見ることができますが、菊の旬は秋です。
特に秋の菊は、他の季節に比べて種類が豊富で、色も鮮やかと言われています。
そのため、菊はお供えで1年を通して活躍しますが、特に秋のお彼岸はおすすめなのです。
ちなみに、9月9日は菊の節句・重陽の節句にあたります。
菊は季節の花なのですね。
●長く楽しめる
菊は他の花に比べて、とても日持ちのする花です。
花持ちが良いことも、秋のお彼岸で活用される理由の1つ。
専門的なお手入れがなくても、仏壇やお墓で長持ちしてくれるのは、嬉しいですよね。
●種類が豊富
葬儀などで見かけることの多い輪菊という種類の他に、ボールのような形をしたピンポンマムや、カラフルでかわいらしい雰囲気のスプレーマムなども、お花屋さんで見かけることができます。
お供えの花を買いにお花屋さんへ行く際は、どんな菊の種類があるのかもチェックしてみると面白いかもしれません。
◆最後に
今回は、秋のお彼岸の日程と、お供えしたい花の種類についてご紹介しました。
お供えの花について紹介しましたが、どの花を選んでいいのか分からないという方は、お花屋さんに質問してみるのも良いかもしれません。
お花屋さんに行く時間がない方は、花キューピットのサイトをのぞいてみてください。
秋のお彼岸に適した花束や、アレンジメントをご紹介しています。
敬老の日に贈る「健康・長寿・感謝」の花言葉を持った花の種類
今年、2024年の敬老の日は、9月16日(月)です。
気が付けばそろそろ8月も終わり。
あっという間に、時間は過ぎてしまうもの。
「気が付いた時には敬老の日、当日だった……」なんてことがおきないように、早めにプレゼントの準備をしませんか?
今回は、おじいちゃん・おばあちゃんに贈りたい「長寿・健康」や「感謝・ありがとう」、「大好き」という気もちが伝わる花言葉を持った花をご紹介します。
敬老の日に花を贈りたいけれど、花の種類に詳しくないという方は、花言葉から花を選んでみてもいいかもしれませんよ。
おじいちゃん・おばあちゃんに伝えたい想いを、それぞれの花が持つ花言葉が伝えてくれるはず。
健康・長寿を願う花言葉
りんどう
美しい青色が、目を引くりんどう。
りんどうは、昔から秋の花の1つとして親しまれてきました。
そんなりんどうは、敬老の日に人気。
その理由は花言葉にあります。
りんどうの花言葉は、「勝利・寂しい愛情・正義」などがありますが、敬老の日で注目されている花言葉は、「勝利」です。
りんどうの「勝利」という花言葉は、根が漢方に使われていることから「病気に打ち勝つ」=「勝利」が由来しています。
おじいちゃん・おばあちゃんに「病気にならないで、いつまでも元気でいてね」という願いを込めたプレゼントを贈ることができそうですね。
りんどうはかわいらし過ぎないため、おばあちゃんだけでなく、おじいちゃんにも贈りやすい花だと思います。
敬老の日に最適な、大人で美しいデザインの花束やアレンジメントを渡したい時に、りんどうは特におすすめです。
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りんどうの鉢植えの育て方|害虫対策・肥料・水やりの頻度は? リンドウの育て方のポイントをご紹介します。 |
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ガジュマル
育てやすく人気のある観葉植物、ガジュマル。
ガジュマルは、先にご紹介した通り観葉植物ですが、花言葉があります。
ガジュマルの花言葉は「健康」です。
由来は、ガジュマルの生命力。
ガジュマルは他の植物よりも生命力が強く、根がコンクリートを突き破ることもあるのだそう。
力強いガジュマルは、育てやすく枯れにくい観葉植物なのです。
ちなみにガジュマルの別名は「多幸の木」です。
いつも笑顔でいてほしいおじいちゃん・おばあちゃんにもぴったりの贈り物ですよね。
オンシジウム
鮮やかな黄色い花が周りを華やかにしてくれる、オンシジウム。
小さくヒラヒラと舞う蝶々にも、ドレスを着た妖精にも見えるオンシジウムの姿は、お祝いの花束やアレンジメントでよく使われています。
そんなオンシジウムの花言葉は「一緒に踊って」などです。
オンシジウムを贈れば「一緒にダンスができるくらい、いつまでも元気でいられますように」という気持ちが込められそうですね。
花束・アレンジメントにオンシジウムが加わるだけで、雰囲気が一気に明るくなるため、特別な想いを伝える敬老の日におすすめです。
感謝・ありがとうを伝える花言葉
かすみ草
たくさんの繊細な花が楽しめるかすみ草。
どんな花とも相性が良く、花束・アレンジメントでよく活用されています。
かすみ草は、「小さな花が好き」というおじいちゃん・おばあちゃんにもおすすめ。
かすみ草を加えれば花束・アレンジメントのボリュームアップや、フラワーギフト全体を柔らかい印象にしてくれます。
かすみ草の花言葉は「感謝・幸福」などです。
ピンクのカーネーション
ピンク色のカーネーションの花言葉は「美しいしぐさ・感謝」などです。
母の日のイメージが強いかもしれませんが、カーネーションは敬老の日を含めて、さまざまなプレゼントとして贈られています。
カーネーションのフリルのような花びらがぎゅっと集まり、花束・アレンジメントを丸みのある優しい雰囲気にしてくれます。
ピンクのバラ
ピンクのバラも「感謝」という花言葉を持っています。
バラは「花の女王」と呼ばれているほど、国を超えて愛されている花の1つです。
上品さとかわいらしさを併せ持つピンクのバラを贈れば、おじいちゃん・おばあちゃんに感謝が伝わるプレゼントになること間違いなし。
特にピンクのバラは、女性からの人気が高いためおばあちゃんへの贈り物におすすめです。
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「感謝・ありがとう」の花言葉の花の種類◆記念日のプレゼントにもおすすめ 花言葉に「感謝」や「ありがとう」などの意味を持つ花の種類を紹介します。 |
大好き・愛を伝える花言葉
カランコエ
カランコエの花言葉は「長く続く愛・幸福を告げる・あなたを守る」など。
カランコエの花言葉で、変わらない愛情を伝えることができそうですね。
はっきりとした色合いが魅力のカランコエ。
敬老の日に鮮やかな花鉢植えをプレゼントしたいと考えている方は、カランコエがおすすめです。
カランコエは、多肉植物で頻繁な水やりが必要なく、お手入れに時間がかけられないおじいちゃん・おばあちゃんでも育てやすい植物です。
赤バラ
赤バラの花言葉は「愛情・情熱」などがあります。
花束・アレンジメントのメインを赤バラにすれば、高級感のあるプレゼントにすることができそう。
赤バラは花の中でも有名なため、花に詳しくないというおじいちゃん・おばあちゃんへの贈り物にも喜ばれています。
高級感のある赤バラで、おじいちゃん・おばあちゃんへ大好きな気持ちを伝えませんか?
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「愛・大好き・恋」の花言葉の花の種類◆恋人のプレゼントにおすすめ 恋人や妻・夫に贈りたい、愛情が伝わる花言葉をご紹介します。 |
仲良しなおじいちゃん・おばあちゃんに贈る花言葉
デンファレ
デンファレの花言葉は「お似合いの2人・有能」など。
デンファレは、ランの仲間のため胡蝶蘭に似た上品さがあります。
加えて、花持ちが良いこともデンファレの特徴の1つ。
長くきれいな姿を楽しめる花を贈りたいと思っている方は、デンファレがおすすめです。
仲良しなおじいちゃんとおばあちゃんへ「お似合いの2人」という花言葉を込めて、デンファレを贈ってみてくださいね。
オレンジ色のバラ
オレンジ色のバラの花言葉は「絆」などです。
オレンジ色は、性別問わず贈りやすい色のため、おじいちゃんにも贈りやすい花の1つかもしれません。
花束・アレンジメントにオレンジ色のバラを加えたら、秋の雰囲気を演出しつつ、夫婦の強い絆を表現することもできそうですね。
敬老の日は9月の第3月曜日です。
そのため敬老の日ギフトでは、秋を感じられる色合いの花も人気があります。
ずっと続く幸せを願う花言葉
胡蝶蘭
おじいちゃん・おばあちゃんの幸せを願う、おすすめの花は高級感のある胡蝶蘭です。
胡蝶蘭は鉢植えのイメージがありますが、花束・アレンジメントとして使われることもあります。
そんな胡蝶蘭の花言葉は「幸運が飛んでくる」など。
この花言葉は、胡蝶蘭の花が蝶々が飛んでいる形に見えることに由来しているのだそうです。
「幸運が飛んでくる」という花言葉で、おじいちゃん・おばあちゃんの変わらぬ幸せを願うことができそうですね。
ちなみに、胡蝶蘭の鉢植えは他の花に比べてお手入れが簡単。
水やりを頻繁にするのは面倒という、おじいちゃん・おばあちゃんにもおすすめです。
渋いおじいちゃんに贈りたい花言葉
ユリ
おじいちゃんへの贈り物に、ユリはいかがでしょうか。
ユリの花言葉は尊敬の気持ちを表せそうな「威厳」など。
かわいらしいというよりも、美しい印象の花で、堂々と花を咲かせるユリは男性への贈り物にも人気の花の1つです。
また、ユリは香りが良いことで有名な花なので、花の香りを楽しんでもらいたいと思っている方にもユリはおすすめです。
マム(菊)
和風なデザインでよく用いられるマム(菊)も、人気があります。
花言葉は「高貴」などがあり、目上の方への敬いの気持ちを伝えることができそうです。
マム(菊)は品種が多いため、カラーバリエーション・咲き方が豊富で、表現できるデザインの幅が広いことも特徴。
黄色のピンポンマムは満月のようにも見えることから、十五夜をイメージした花束・アレンジメントを敬老の日に贈るという方もいらっしゃいます。
十五夜のデザインは、秋らしさを演出することができるため、季節感のあるプレゼントにしたい時は特におすすめです。
優しいおばあちゃんに贈りたい花言葉
トルコキキョウ
ドレスのようにも、幾層のレースが重なっているようにも見える、豪華で華やかなトルコキキョウ。
花束・アレンジメントの主役にも、わき役にもなる花で、敬老の日を含めさまざまなプレゼントとして選ばれることが多い花です。
そんなトルコキキョウの花言葉は「優美」など。
「優美」という花言葉は、いつも優しさで包んでくれるおばあちゃんに贈りたいですね。
におい桜
サクラのようなかわいらしいピンク色と、優しく香る甘い香りが魅力のにおい桜。
パッと小さな花が咲いている様子もキュートですが、丸い蕾もコロンとしていてかわらしいいので、敬老の日でプレゼントした際は、ぜひ蕾のも観察してみてください。
花言葉は「しとやか」です。
静かで上品な様子を表す「しとやか」は、優しく見守ってくれるおばあちゃんにぴったり。
ちなみに、におい桜は花束やアレンジメントで使われる切り花ではなく、花鉢植えで流通しています。
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甘く優しい芳香が楽しめる ~におい桜の育て方~ 敬老の日ににおい桜をもらった方は、育て方をチェックしてみてください。 |
最後に
今回は、敬老の日に贈りたい花言葉を持った花を紹介しました。
ぜひ今年の敬老の日には、素敵な花言葉を持った花をおじいちゃん・おばあちゃんへ贈ってみてくださいね。
花束やアレンジメントなどきれいな花を使ったプレゼントは、何歳になっても嬉しいもの。
敬老の日に花ギフトをおじいちゃん・おばあちゃんへ贈れば、きっと喜んでくれるはずです。
お中元の時期~金額・マナー・夏の花~
6月もだんだん、終わりに近づいてきました。
「もうじき7月」と思うようになると、お中元について気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回はお中元についてご紹介しようと思います。
そもそもお中元とは何なのか、ということからお中元を贈る時期や金額、マナーなど…お中元について知りたいことをまとめました。
加えて、お中元で贈りたい季節を彩る、夏の花をご紹介します。
お中元として、花束・アレンジメントを贈ろうと考えている方は、参考にしてみてくださいね。
◆お中元とは
夏らしくなってくると、よく「お中元」という言葉を聞くようになりますが、そもそもお中元とはどういう意味なのでしょうか。
まずは、お中元とは何なのかを、お伝えしたいと思います。
お中元は、日頃お世話になっている方に、感謝の気持ちを伝えるために贈る夏のご挨拶です。
親類や上司、恩師などお世話になっている方へ「いつもありがとうございます」の気持ちを込めて、贈り物を贈ります。
<お中元の由来>
お中元は、もともと中国(道教)の風習・ならわしの1つでした。
お中元の「中元」は、道教の習俗・習慣で、旧暦7月15日のことを指しています。
道教は中国の三大宗教といわれている宗教で、中元は人の罪を許す神様を祀る日とされていました。
この中元という風習が日本に伝わり、仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)というお盆に行う、ご先祖様の供養や法要を行うことと混ざっていきました。
中元と盂蘭盆会が混ざったことで、日本では旧暦7月15日は祖先の霊を供養する日とされるようになり、江戸時代以降は盆のお礼として、親類や日頃お世話になっている方へ贈り物をする習慣へと変化し、定着していったのだそうです。
お中元の由来は、道教と仏教の行事が混ざったことからだったとは、おどろきです。
また現在のようにお世話になった方へ贈り物をする文化は、江戸時代から続いていると聞くと、今後も大切にしていきたいと思いますよね。
◆お中元を贈る時期
日頃の感謝を込めて贈るお中元。
では、お中元はいつ贈ればいいのでしょうか。
お中元を贈る期間を見ていきましょう。
お中元を贈る時期は、大きく分けて2つあります
主に東日本と西日本では送る時期が違うので注意してくださいね。
東日本:7月上旬〜7月15日
西日本:7月中旬〜8月15日
贈る期間に差があるのは、旧暦を基にしているか、新暦を基にしているかによります。
お中元を贈るタイミングは相手の住んでいる地域に合わせるようにしましょう。
関東と関西でお中元を贈り合うときも、期間がずれることがあるので注意です。
◆お中元の金額(相場・予算)
初めてお中元を贈る時は特に、いくらくらいの品物を贈ればいいのか迷ってしまいますよね。
お中元の金額は、3,000円~5,000円程度のものを贈る方が多いようです。
しかし、特にお世話になっている方、感謝を伝えたいという気持ちが強い方には、1万円以上のものを贈ることもあるのだそう。
ただ、お中元は高額ならいいというものではありません。
あまり高額なものを贈ってしまうと、相手に気を使わせてしまったり、お返しを考えたりと、相手の負担になってしまいます。
相手への負担にならないためにも、お中元を贈る場合はお互いに負担にならない金額のものを贈るようにすることがベストです。
お中元の予算で困ったら、3,000円~5,000円程度で探してみてくださいね。
◆マナー
お中元を贈る際に、気を付けたいナマーを3つご紹介します。
<事前に相手の好み・家族構成を確認>
先にご紹介した通りお中元は、日頃お世話になっている方へ感謝の気持ちを込めて品物を贈る夏の挨拶です。
そのため、相手への気遣いを忘れてはいけません。
お中元の贈り物を選ぶ時は、相手の好みや家族構成を事前に聞くことがおすすめです。
例えば、甘いものが好きという方には、夏らしいゼリーなどを贈れば、喜んでくれるかもしれません。
また小さなお子さんがいる家庭にお中元を贈る場合は、ジュースやお子さんも食べられるお菓子などを贈れば、家族みんなで楽しむことができますよね。
他にもお花好きの方には、花束やアレンジメント、鉢植えを贈って季節の色どりをお届けするなど。
このようにお中元を贈る時は、事前に相手の好みや家族構成を聞いて品物を選ぶようにしましょう。
相手が喜んでくれるものを選ぶことが重要です。
<事前に相手の予定を確認する>
お中元をいつ受け取ることができるかも、事前に確認しておくことがおすすめです。
たまたま外出している時や、長く家を空けている間にお中元が届いてしまうと、贈られた相手は困ってしまいますよね。
なかなか受けとれないと、相手が気を遣ってしまったり、お中元が食品の場合は鮮度が落ちてしまったりするかもしれません。
そのため、お中元を贈る際は、相手が受け取れる日時を事前に確認しておくようにしましょう。
相手が自宅にいる日や、大きな予定がない日にお中元を贈ることができれば、より親切です。
お中元を贈る際は、送る品物以外にも、相手の予定を確認して受け取れる日程を聞いておくようにするといいですね。
<今後の関係を考える>
お中元は一度贈ると、今後も贈り続けることが一般的です。
そのため、お中元を贈る場合は、相手との関係性を考えてからにしましょう。
「今年は贈ったけれど、来年はどうしようかな……」という風にならないよう、改めて相手との関係性を考えてからお中元を贈るようにすると良いかもしれませんね。
お中元は、誰にでも贈ればいいというものではありません。
ちなみに、仲人さんなどにお中元を贈る場合は、結婚した後は短くても3年間は贈り続けるということが、一般的のようです。
相手との関係性が気まずくならないように、お中元を贈る時は今後も贈る関係性なのかを、先に考えてからにすると良いと思いますよ。
◆お中元に贈る夏の花
お中元を贈ろうとしている相手が、花が好きという場合は、ぜひ花束・アレンジメントをお中元として贈ってみてください。
季節に合った花を贈れば、季節感のある素敵な贈り物になりますよね。
いつもお世話になっている方のお部屋を、夏らしさ溢れる花で彩ってみませんか。
ちなみに花束・アレンジメントなどは、金額を調整することができる贈り物としても知られています。
花の種類を変えたり、本数を調節したりできるため、予算に合わせてフラワーギフトの金額も調整しやすいのです。
そのため先に他の物を買っていて、「もう少し金額を増やしたい」という場合も、フラワーギフトはよく選ばれています。
どんな品物とも合わせやすいので、一緒に贈って失礼になることもほとんどありません。
もちろん、花束・アレンジメント・鉢植えだけを贈ることも人気があります。
ここからは、お中元に贈りたい夏らしい季節を彩る花をご紹介します。
<アンスリウム>
トロピカルな雰囲気を、楽しめるアンスリウム。
植物には珍しい、つるっとした触り心地をしています。
ハワイアンテイストのレストランや、ホテルのロビーなどで、見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。
アンスリウムは赤・ピンク・グリーンなどの 仏炎苞(ぶつえんほう)が特徴的な観葉植物です。
花のように見えますが、仏炎苞は葉にあたります。
そのため花持ちが良く、主に花を観賞する植物よりも、葉を観賞するアンスリウムは長く鮮やかな様子を見ることができますよ。
<ひまわり>
夏の花といえば、多くの方がイメージされるひまわり。
季節感を感じることのできるひまわりは、夏のご挨拶であるお中元にぴったりの花ですよね。
そんなひまわりには多くの品種があり、咲き方はもちろん黄色が有名な花びらの色も、茶色に近い色やオレンジ色、クリーム色などたくさんの種類があります。
お中元として贈りたい花束・アレンジメントのイメージに合わせて、ひまわりの品種を選んでも面白いかもしれません。
ひまわりの花言葉には、「憧れ」などがあります。
「憧れ」という花言葉から、尊敬の気持ちを伝えることができそうです。
お世話になっている上司や恩師、また両親などに贈るのもいいかもしれませんね。
<トルコキキョウ>
リシアンサスやユーストマなどとも呼ばれている、トルコキキョウ。
夏の暑さに強い花として知られているため、お中元としてプレゼントすることもおすすめです。
花持ちがよく、長くきれいな花を観賞することができますよ。
ちなみに、トルコキキョウは万葉集にも登場するほど、古くから日本で愛されている植物の1つなんです。
トルコキキョウは、昔から日本で夏を彩ってきたのですね。
そんなトルコキキョウは品種が多く、花の色はピンク・紫・白・グリーンなど、たくさんのカラーバリエーションがあります。
さらにフリフリとした豪華な印象の八重咲きや、凛として落ち着いた印象の一重咲きなど、咲き方も豊富です。
品種を変えることで花束・アレンジメントの雰囲気を変えることができそうです。
トルコキキョウの花言葉は「優美・希望・思いやり」などポジティブなものばかり。
感謝の気持ちを伝えたい方へ贈る、お中元にぴったりの花言葉ですよね。
<デンファレ>
南国の雰囲気漂う、デンファレ。
胡蝶蘭などランの仲間で、高級感のある花姿をしています。
デンファレを花束・アレンジメントで使えば、リゾート風やラグジュアリーなデザインを作ることもできそうです。
花の色は、ピンク・紫・白・グリーンなどのカラーバリエーションがあります。
そんなたくさんの花色の中で、特に夏に贈りたいデンファレの色は、濃い紫やピンクです。
鮮やかな色は、夏の雰囲気にぴったり。
はっきりとした色の花束やアレンジメントを飾っていると、部屋の中を明るく元気な雰囲気にすることができますよ。
デンファレの花言葉は「お似合いの2人・有能」などがあります。
両親にお中元を贈るという方は、「お似合いの2人」という花言葉がぴったりですね。
また、目上の方や上司にお中元を贈る場合は「有能」という花言葉が、いつも想っている気持ちを伝えてくれそうです。
ちなみにデンファレは、花束やアレンジメントだけで活用されるのではなく、ハワイなどで見かけるハワイアンレイやフラワーレイと呼ばれる首からかけられる花飾りにも、使われています。
もしフラワーレイを見る機会があった時は、デンファレが使われているかチェックしてみてくださいね。
<グロリオサ>
他の花にはない、特徴的な花の形をしているグロリオサ。
まるで、ゆらゆらと燃え上がる炎のようにも見えますよね。
グロリオサを花束・アレンジメントに入れたら、オシャレで他にはない特別な贈り物になりそう。
男性に贈るフラワーギフトとしても、人気です。
また、グロリオサは高級感があり華やかな見た目のため、ホテルのロビーやパーティー会場などで飾られることもあります。
花持ちがよく、他の花に比べて比較的長く鮮やかな花を楽しむこともできます。
せっかくお中元で花を贈るなら、長くきれいに咲いている花がいいですよね。
夏らしい彩り豊かなフラワーギフトを、長く鑑賞してもらいましょう。
ちなみに、グロリオサの花言葉は「栄光」などがあります。
まさにグロリオサの花の印象と、あった花言葉ですよね。
高級感のあるデザインの花束・アレンジメントをお中元で贈りたい時は、グロリオサをぜひ入れてみてください。
<ほおずき>
赤みがかったオレンジ色の提灯のようにも見える、姿がかわいらしい、ほおずき。
よく間違えてしまう方もいらっしゃいますが、「ほうずき」ではなく「はおずき」です。
この提灯にも風船のようにも見えるほおずきの姿は、見たことがある方が多いのでは。
ほおずきは、花を観賞するというよりも、この袋状になっている姿を楽しむことが多い植物です。
ほおずきといえば、この姿をイメージされるのでは。
ほおずきの花を想像できる方は少ないと思います。
しかし、ほおずきも5月以降から、小さな白・クリーム色の花を咲かせています。
ほおずきの鉢植えを育てる時は、花にも注目してみてください。
ふっくらした写真のような姿に、馴染みのある方が多いと思いますが、ほおずきも花も咲かせていたのですね。
この袋状になっている、赤みがかったオレンジ色のものは、花が終わった後に果実を包み込むように「ガク」という部分が育ったものです。
ガクは、もともと花びらを支えるための部分ですが、ほおずきの場合は実を包むように大きく成長します。
ちなみに、ガクはもともと緑色で、だんだん成長するにつれて、私たちが見ることの多いオレンジ色になっていきます。
ほおずきを育てていれば、緑からオレンジ色・赤色になるまでの様子を見ることができそう。
お中元で、ほおずきの鉢植えを贈る時は、色の変化を楽しんでもらえるかもしれませんね。
この和風な雰囲気で、愛されているほおずきは、厄除けや無病息災を願う縁起物として古くから日本で親しまれてきました。
鮮やかな色合いのほおずきを、お中元で贈れば粋な夏の贈り物になりそうですね。
◆最後に
今回はお中元を贈る時期や金額、マナーなどを中心にお中元で贈りたい夏の花についてご紹介しました。
お中元を贈る際は、相手のことを考えて喜んでもらえるような品物を選んでみてくださいね。
ちなみに花キューピットでは、「夏の花贈り」と題してお中元でも喜んでいただけるような、花束・アレンジメントをご用意しています。
もちろん、今回ご紹介した季節感のある花を使った、花束やアレンジメント、また観葉植物なども掲載しています。
少し気になったという方は、ぜひサイトをチェックしてみてくださいね。
お盆の期間~2024年お盆休み・お供えの花も紹介~
最近は冷房を入れたくなるほど、気温が高かった地域もあるのでは。
6月も折り返しになると、夏らしい気温の日が多くなりますよね。
「今日は暑いな」と思って、温度計を見ると「30度を超えていた」なんて日もあったのではないでしょうか。
熱中症にならないように、気を付けたいですね。
さて今回は、日本における夏の文化の1つ、お盆についてご紹介します。
2024年、今年のお盆の日程や、またそれに伴ったお盆休みの期間についてまとめています。
おまけとして、お盆の時期に飾られている「なす・きゅうり」についてと、「英語でお盆は何と言うのか」についても掲載しています。
もちろん、お供えの花についても紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
お盆の期間
お盆の期間は、地域によってさまざまです。
<新暦の7月盆>
地域:
東京都
神奈川県・北海道・石川県・静岡県の一部 など
お盆の期間:7月13日~16日
呼び方:新盆 など
<新暦8月盆>
地域:
日本全国
全国的に、多いお盆の期間です
期間:8月13日~16日
呼び方:旧盆・月遅れ盆 など
<旧暦7月盆>
地域:
沖縄県
鹿児島県の一部
奄美地方 など
期間:旧暦7月13日~15日
呼び方:旧暦盆 など
お盆の多くは7月の「新盆」と8月の「旧盆」、そして旧暦の7月に行われる「旧暦盆」になります。
大きく分けて3種類の期間がありますが、実はもともと7月にお盆を行っていました。
しかし現在、最も多いのは、8月にお盆を行う地域です。
この8月にお盆を行う地域が増えたのは、もともと使っていた暦が、太陰太陽暦から太陽暦に変更したことが大きな原因といわれています。
旧暦から新暦へ変わる時は、旧暦の明治5年12月3日を、新暦の明治6年1月1日に改暦したのだそう。
このため、旧暦と新暦は、今まで使っていた日付と季節が約1ヶ月間ズレてしまったのです。
旧暦では農作業が忙しくない時期に行っていたお盆ですが、1ヵ月ズレてしまったことで、ちょうど農作業が忙しい時期と重なってしまいました。
食料を確保するためにも、農作業は生きていくうえで大切な仕事。
「ご先祖様を敬いたいけれど、自分の仕事が忙しい……」と、困った人々が、月遅れ盆とも呼ばれる「旧盆」、8月15日からの期間をお盆に変更したのだそうです。
現在、全国で8月にお盆を行う地域が最も多いのは、忙しいけれど、お盆も大切にしたいという人たちの想いからだったのかもしれませんね。
2024年、今年のお盆休み
今年2024年のお盆休みは、9連休の方が多そうです。
10日(土)~12日(月)までが休日、13日~16日までがお盆休み、17日(土)~18日(日)が休日で、有給を使わなくても9連休になります。
お供えの花
お墓や仏壇、盆棚などに花を供える方も、いらっしゃると思います。
せっかくお供えするなら、すぐに元気がなくならない花を選びたいですよね。
そこで、ここからは夏の暑さにも負けない、お供えの花の種類をご紹介します。
菊・マム
菊は、マムとも呼ばれている、お供えの花としてよく選ばれる花です。
お手入れをしっかりすれば、お供えしてから2週間以上もきれいな姿を保ってくれます。
菊は、花持ちが良い花なのです。
和風なお供えの花束やアレンジメントで使われることもあれば、洋風なデザインのお供えでも活用されることがあります。
品種も多いため、咲き方や色もさまざま。
白やグリーンの菊を使うことはもちろん、お供えの花束やアレンジメントに優しいピンクや黄色を加える時も、菊は選ばれることが多いのです。
トルコキキョウ
トルコキキョウは、夏の暑さに強い花です。
たくさんの花びらが高級感を演出する八重咲きと、落ち着いた印象の一重咲きなど咲き方が豊富です。
お供えの花をどんな印象でまとめたいかで、咲き方を決めてみてもいいかもしれません。
同じ花だったとしても、花びらの様子や咲き方が異なると、雰囲気がかなり異なります。
白のトルコキキョウはよくお供えで使われますが、花びらの縁だけ紫色が付いているものも、お供えの花束・アレンジメントのワンポイントにすることもできますよ。
また、花束を花瓶に飾っていると、水に浸かっている茎が傷んできてしまいますが、トルコキキョウは比較的傷みにくいと言われています。
そのため、しっかり十分な水を吸い上げることができます。
お手入れをすれば、トルコキキョウは暑い日が続いても、すぐに枯れてしまうことはないのです。
胡蝶蘭
凛とした様子の胡蝶蘭。
胡蝶蘭が、お供えの花として選ばれることが多い理由は花姿だけではなく、主に花持ちの良さと、お手入れのしやすさがあります。
胡蝶蘭はもともと熱帯雨林に咲く花で、夏の暑さに強く、1ヶ月ほど花を楽しむことができる花です。
暑い日が多くなるお盆には、最適な花なのですね。
そして、水やりは夏ならば4日に1度程度、コップ1杯分の水をあげればよいとされています。
毎日水やりをしなくていいので、お盆の時期に法要をおこなったり、お墓参りにいったり、忙しい方にも嬉しいですよね。
デンファレ
デンファレは、胡蝶蘭と同じランの仲間です。
そのため、花持ちが良く、長くきれいな花を観賞することができます。
色は、白・ピンク・紫・グリーンなどがあります。
お盆のお供えの花としてデンファレを入れるなら、他の白の花の中にピンク・紫のデンファレを入れることがおすすめです。
白中心でまとめるお供えの花に、ピンク・紫のデンファレを加えるとワンポイント(アクセント)になります。
夏らしい雰囲気になるので、季節感のあるお供えの花束・アレンジメントにすることができますよ。
ユリ
立派な花を付けている、美しいユリ。
ユリは、華やかさと甘い香りが大きな特徴です。
初夏から夏にかけてが旬なので、お盆の時期によく利用されるそうです。
ユリをメインにした、お供えの花束・アレンジメントを作って販売しているお花屋さんも多いため、見たことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ちなみに、ユリはキリスト教式のお供え花としてもよく使われています。
リンドウ
青・紫色が、目を引くリンドウ。
白でまとめたお供えの花に加えれば、その落ち着きのある青・紫色が1つのポイントになってくれます。
リンドウは、お盆の時期にお供えしたい爽やかな印象にもなりそうですよね。
また、リンドウは茎が硬いため、花瓶に飾っていても傷みにくい花でもあります。
茎が丈夫なことで、必要な水を吸い上げることができるため、長く飾っておくことができるのです。
リンドウの花言葉は、お供えにふさわしい「悲しんでいるあなたを愛する・正義」なども持っています。
なす・きゅうりの飾りの意味
お盆の飾りの中に、なすときゅうりに割りばしなどを刺して作られたものを見たことがある方も多いのでは。
普段あまり見慣れない飾りですが、このなす・きゅうりの飾りにはどんな意味があるのでしょうか。
ここからは、なすときゅうりの飾りについてご紹介します。
そもそもお盆とは年に1回の行事で、ご先祖様があの世(ご先祖様がいる世界)から、この世(私たちがいる世界)に戻ってくる期間です。
お盆の時期は、自宅にご先祖様をお迎えして、仏壇を掃除したり法要をしたりして供養を行いますよね。
では、あの「なすときゅうりの飾り」は何かというと、ご先祖様が乗る馬と牛に見立てられた精霊馬(しょうりょううま)と呼ばれるものになります。
それぞれ、きゅうりは馬・なすは牛に見立てられています。
きゅうりの馬は、ご先祖様をこの世に迎える時に乗るものとされています。
この世に来る時は、なるべく早く来てもらいたいという願いを込めて、きゅうりを足の速い馬に見立てるのだそう。
そして、ご先祖様があの世に帰る時は、なるべくゆっくり帰ってもらうように、足の遅い「牛」に見立てた「なす」を飾るようになったと言われています。
なす・きゅうりで作られた精霊馬は、年に1回しかないお盆に、できるだけ長くご先祖様に、この世にいてもらいたいという気持ちが込められていたのですね。
ちなみに、お盆が終わってから、精霊馬を食べてしまうのは、あまり良くないこととされている地域が多いです。
精霊馬は、なすときゅうりでできてはいますが、ご先祖様が乗った馬と牛です。
少しもったいないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、精霊馬として使ったなす・きゅうりは半紙などにくるんで、塩で清めてから処分することが望ましいとされているそうです。
英語でお盆は何という?
「お盆」は、日本に伝わる独特の行事。
そのため、「お盆」を表す英語は存在しないのだそう。
今まで、子どもの頃から英語を学習してきましたが、大体のものは英単語があったのではないでしょうか。
テストのために、英単語を必死に覚えたという方も多いのでは。
「お盆」も英単語がありそうだと思ってしまいますが、お盆に相当する英単語はないのだそうです。
おどろきですね。
そのため「お盆」は英語で、そのまま「Obon」と表記されることが一般的です。
ちなみに「お盆休み」は英語で「Obon holiday」や「Obon vacation」と英訳されるのだそう。
また、休みを直接的に英訳しない場合は「Obon festival」と表現されることもあるのだそうです。
もし、英語でお盆に付いて、紹介する機会があった時は「Obon」と表現してみてくださいね。
最後に
今回は日本独自の文化である、お盆についてご紹介しました。
2024年、今年は9連休になるお盆休み。
9日間のお休みがあれば、旅行に行きたいと思う方も多いのでは。
「今年は実家に帰る時間がないかも……。」と、思っている方は、お供えのお花やお線香だけでもご実家に贈ってみてくださいね。
ちなみに花キューピットでは、お盆に適したお供えの花をご用意しています。
なかなかお花屋さんに行くことができない時は、ぜひサイトを一度チェックしてみてください。
マインドナンバーから分かる!フラワーアレンジメント診断
皆さまは、占いに興味はありますでしょうか。
「気になる」という方は、多いのではないでしょうか。
ひとくくりに「占い」といっても、種類はさまざま。
例えば、朝のニュース番組で紹介される星座占いや手相から見る占い、タロット占いなどもありますよね。
特に困ったことや不安なことがあったとき、どっちを選べばいいか迷っているときなどは、占いを参考にしてみるという方も多いのでは。
また、なんとなく自分に合った物や色の参考に、占いを見るという方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、イヴルルド遙華氏が選ぶ、あなたを輝かせる「自分買い」フラワーアレンジメント診断をブログ担当がやってみた感想をお伝えしたいと思います。
このフラワーアレンジメント診断は、マインドマンバーから自分の基本的な性格を知り、そのうえで自分にぴったりのアレンジメント(花の種類)がわかるようになっています。
「お花を飾ってみたいけど、どの種類がいいのか迷う」という方や「自分の基本性格を知りたい」という方は、参考にしてみるといいかもしれません。
「自分もすぐに試してみたい」という方は、こちらをチェックしてみてください。
>>あなたを輝かせる「自分買い」フラワーアレンジメント診断
◆マインドナンバーとは
テレビや雑誌で「マインドナンバー」という言葉を耳にしたことがある方も、多いのではないでしょうか。
マインドナンバーとは、生年月日をもとに算出される数(ナンバー)のことです。
この生年月日をもとに算出されるナンバーによって、自分の魅力や性格を知りマインドナンバー占いが行われています。
マインドナンバーには、1~9の数字にそれぞれのキャラクターがあり、そのキャラクターが「今、私たちが生きているこの世界での役割を示してくれる」とされているのだそうです。
自分の役割・性格をわかりやすく表し、自分が目指すべき道を示してくれるのがマインドナンバーとも言われています。
生年月日をもとに出したマインドマンバーによって、本来自分が持っている性格や個性のポイントなどを押さえる押さえることで、自分が持っている魅力を今まで以上に引き出してくれるのだそうです。
◆早速体験!体験した個人的感想も掲載
では、さっそくマインドナンバーをだして、自分の本来の性格やぴったりの花の種類を見ていきたいと思います。
<マインドマンバーを出す>
まずは、生年月日から自分のマインドナンバーを出していきます。
マインドナンバーの出し方は、生年月日(西暦)の数字を一桁ずつ足していくだけです。
西暦年月日の数字を足した合計数字が、二桁以上になる場合はさらに一桁ずつ足していき、数が一桁になるまで足し合わせたものがマインドナンバーになります。
例えば1984年12月31日生まれの人の場合
1+9+8+4+1+2+3+1=29
合計数字の29の2+9=11
先ほど出た11の1+1=2
となり1984年12月31日生まれの人は2がマインドナンバーということになります。
本来持っている性格や魅力がわかると聞くと、マインドナンバーを知るには難しい作業が必要になるのかと思いますが、考えているよりも簡単に知ることができます。
「計算がめんどう…。」という方は、こちらから生年月日を入力するだけで自動でマインドナンバーを調べることができます。
>>あなたを輝かせる「自分買い」フラワーアレンジメント診断
「あなたを輝かせる「自分買い」フラワーアレンジメント診断」ページには、生年月日を入力する箇所があるので、そちらをご利用ください。
マインドナンバーから、基本性格などをすぐに知ることができます。
もちろん、無料なので安心して使ってみてください。
生年月日を足し合わせてできた、1~9のマインドナンバー。
ブログ担当の私は、西暦年月日をすべて足し合わせると35で、一桁になるまで足し合わせてマインドマンバーは「8」になりました。
<ナインドナンバー8の性格>
マインドナンバー8の基本性格は「ファイター」。
「自分を信じ貫き通すことで進むべき道が開かれる」とのこと。
そして、マインドナンバー8の私が部屋に飾るぴったりな花は「デンファレ」でした。
自分でマインドナンバーを調べた際に読んで頂きたいのでここでは、詳しく内容は書かないようにしたいと思います。
「少し気になった」という方はぜひ気軽にマインドナンバーを調べて、自分の基本性格などをチェックしてみてください。
>>あなたを輝かせる「自分買い」フラワーアレンジメント診断
個人的には、「持ち物、洋服、ヘアスタイルなどのこだわりが強く、流行を追うよりも、いいものを長く愛用する傾向にあります。」という部分が、特に当てはまると思いました!
流行しているものがあっても、自分が今まで使っている気に入ったものをずっと使い続けていることが多いかなと思います。
私と同じ、マインドナンバー8の「ファイター」だった方は、どうでしょうか。
新しいものよりも、同じものを使い続けたいと思うことはありませんか?
<おすすめのフラワーアレンジメント>
マインドナンバー8の方に、おすすめのアレンジメントは「色鮮やかなピンクや紫で個性を引き出したデザイン」とのことでした。
花キューピットのサイトでマインドマンバーを調べると基本性格はもちろん、自分に合った花の種類と一緒に、ぴったりの花束やアレンジメントを紹介してくれます。
「部屋に花を飾りたいけれど、どんなデザインがいいのか悩む」という方は、参考にしてみるといいかもしれません。
生年月日から、自分に合ったアレンジメントや花束を紹介してくれるのは、なんだか面白いですよね。
マインドナンバー8の方は、特におすすめの花の種類は「デンファレ」。
次からはデンファレとは、どのような特徴がある花なのかをご紹介しようと思います。
◆デンファレはどんな花?
他の花にはない高級感と、南国のリゾート感を演出してくれるデンファレ。
唯一無二な雰囲気は、周りと合わせるよりも自分の考えがしっかりあり、個性を大切にするマインドマンバー8の方に、ぴったりかもしれませんね。
デンファレは花持ちが良く、長く花を楽しむことができます。
花の色は白・淡いピンク・淡い紫・明るいグリーンなどもありますが、鮮やかな紫や濃いピンクなどが有名です。
花びらは、他の花に比べてしっかりとした肉厚。
自宅用にデンファレを飾るなら、花びらを優しく触ってみてもいいかもしれません。
なかなか花びらを触る機会はないかもしれませんが、張りがあり、しっとりした花びらを体験することができると思います。
<花言葉>
デンファレの花言葉は「魅惑・有能」など。
デンファレをお部屋に飾って、自分の魅力をさらに発揮させましょう。
<お手入れ>
1つの茎に、複数の花を付けているデンファレ。
デンファレの花は下に付いているものから、順番に咲いていきます。
他の花に比べて比較的長く花を楽しむことができるデンファレですが、1番上(先の方)に付いているつぼみが咲く前に、1番下に付いている花が萎れてしまうことも…。
そんな時は、萎れてしまった花を先に取り除いてしまうことがおすすめです。
花びらを触って、張りがなくなってきたなど、元気がなくなってきた花は早めにとって、水を張った器に浮かべて楽しむというのもいいかもしれません。
水に浮かぶ鮮やかなデンファレは、リゾート気分を演出してくれることはもちろん、お部屋を鮮やかに彩ってくれること間違いなしです。
<食用(エディブルフラワー)も流通してる>
ハワイアンテイストのパンケーキや、カクテルなどにデンファレが添えられているところを、見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は食べられる花「エディブルフラワー(食用の花)」としても、流通しています。
見た目が華やかになるだけでなく、デンファレは食べると抗酸化作用もあるのだそうです。
他にエディブルフラワー(食用の花)として有名なのは、パンジーなどがありますが、デンファレは先にご紹介したように、花びらが肉厚で食感を楽しむこともできるのだそうです。
サラダやパンケーキ、カクテルなどの上にデンファレがのっていた時は、ぜひ食べてみてくださいね。
ただし、観賞用と食用は異なります。
お花屋さんで観賞用として購入したデンファレは、食べたいように注意してください。
◆最後に
今回は、自分をさらに輝かせることのできるフラワーアレンジメント診断をご紹介しました。
自宅用に花を買いたいけれど、「どの花の種類がいいのかわからない」という方や、「自分の基本性格を知ってみたい」という方は、ぜひチェックしてみてください。
花キューピットのサイトでは、生年月日を入力するだけで、無料でマインドナンバーを簡単にチェックすることができます。
>>あなたを輝かせる「自分買い」フラワーアレンジメント診断
さらに先ほどご紹介した通り、そのマインドナンバーから基本性格や自分の魅力ポイント、おすすめのフラワーアレンジメント(自分にぴったりの花の種類)を知ることもできます。
手軽に自分の基本性格などを知ることができるのは、嬉しいですよね。
自分のやってきたことが「これでいいのかな」と不安になったときは、自分の基本性格を知って自信を付けたり、不安を解消するのもいいかもしれません。
「絶対に参考にしなければいけない」というわけではなく、「こういう一面も自分にはあるのかもしれない」という軽い気持ちで参考にしてみるのもいいと思いますよ。