アレンジメント
渋い男性にこそ贈りたい!グリーンのみで盆栽風アレンジメントの作り方
年齢を重ねられた方にお花を贈りたいけど、何を選べばよいのか分からない……。そんなときは、手作りの盆栽風アレンジメントをプレゼントしてみてはいかがですか?
用意するのは2種類のお花とワイヤー、そしてスポンジだけ。グリーンのみを使ったシンプルなアレンジメントのため、男性にも喜ばれます◎
盆栽風ならではの“渋さ”を意識しながら、チャレンジしてみましょう♪
アレンジメントに使うお花一覧
【ドウダンツツジ】
特徴:菱形の葉をもつ低木の一種。春になると釣鐘型の白い花を先端に咲かせます◎
花言葉:上品・節制・私の思いを受けて・返礼
【ハイゴケ】
特徴:公園などの身近な場所に自生している苔類の一種。苔玉の材料としてよく使われます◎
フラワーアレンジメントでも、和のテイストを演出したいときによく用いられます。
花言葉:母性愛・信頼・孤独・物思い
盆栽風アレンジメントの作り方
STEP1:凹凸をつけたスポンジを容器に入れます。
STEP2:ワイヤーを切ってUピンを作ります。
STEP3:ハイゴケを張りつけます。
POINT:木の枝などが混ざっていたら、取り除きましょう◎
STEP4:ところどころにUピンを留めて固定します。
POINT:余分なコケはカットしましょう◎
STEP5:根元を両面削り、ドウダンツツジを挿します。
STEP6:余分な枝をカットすれば、完成です◎
このアレンジメントは「ご年配の男性」への贈り物におすすめ◎
フラワーアレンジメントではちょっと珍しい盆栽風のアレンジメント。
このアレンジメントであれば、「花を貰うのが恥ずかしい……」というご年配の男性にも喜んでもらえるはずです。
また、テーブルフラワーにするのもグッド◎和食の品々と一緒に並べることで、より和食料理が映えるでしょう♡
使うお花をグリーンに絞るだけで、さまざまな印象の盆栽風アレンジメントに仕上がります◎
ご年配の方へ贈るフラワーアレンジメントでお悩みの方は、ぜひチャレンジしてみてください♪
動画監修者
小西 拓![]() |
石川県在住、フラワーデザイン競技会グランドチャンピオン選手権・2018年度優勝者。実家が花キューピット加盟店で、ご両親の世代から花屋を生業としている。 大学卒業後はJFTDの専門学校に入学し、花屋を開業するために経営や技術・ノウハウを習得する。季節の花を用いることを大切にし、茎も葉もすべてが花の一部であり命あるものとして捉え、花の可能性を探っている。 |
【20代女友達へ】プレゼントに最適なフラワーアレンジメントのやり方
フラワーアレンジメントは、飾り付ける器で印象が大きく左右されるもの。器の選び方ひとつで、お花の美しさはもっと引き出せるのです♡
今回ご紹介するのは、フェミニンな印象に仕上がるフラワーアレンジメント。
優しく女性的なイメージを持たせるために、平らな円形器を用いてアレンジします♪
フラワーアレンジメントに使うお花一覧
【スプレーバラ】
特徴:1本の茎から複数の小さな花が咲くバラです。小さめのブーケによく使われますが、フラワーアレンジメントにもよく使われます◎
香り:バラと同じく、甘く上品な香りです。
花言葉:包容力・小さくてもそっと寄り添ってくれる存在
【アジサイ】
特徴:小さな花がいくつも集まり、球状になっているのが特徴です。
ボリュームがあるため、フラワーアレンジメントをゴージャスに彩ります◎
香り:ほのかに甘い香りがします。
花言葉:辛抱強い愛情・寛容
【トルコキキョウ】
特徴:花びらの形状や花色のバリエーションの多さが特徴です。
花言葉:すがすがしい美しさ・優美・希望
【マトリカリア】
特徴:花弁の多い小さめの花です。小さいながらも存在感があり、目を引きます◎
花言葉:集う喜び・楽しむ・深い愛情
【リキュウソウ】
特徴:ハート形に見える葉が特徴的で、ツタ状に成長します。
香り:ほとんどありません。
花言葉:奥ゆかしさ
【ローズゼラニウム】
特徴:低木の一種です。その香りにはリラックス効果があるといわれ、アロマオイルにも使われます◎
香り:バラのような、甘く上品な香りです。
花言葉:尊敬・信頼・真の友情
フラワーアレンジメントの作り方
STEP1:カットしたスポンジを容器に入れます。
POINT:角を取って挿しやすくしておきましょう◎
STEP2:周りからグリーンを挿します。
STEP3:三角形をイメージして、メインのスプレーバラを挿します。
STEP4:隙間を埋めていくように花材を挿します。
POINT:ワンポイントとなるような花材は、最後に挿すことで目立ちやすくなります◎
(トルコキキョウの蕾・マトリカリアなど)
「20代〜30代の女友達」へのプレゼントにおすすめ♡
大きくて平らな器を使うメリットは、立体感のあるアレンジメントに仕上げられること。同時にボリューム感も出せるため、とてもゴージャスな印象に仕上がります◎また、淡い色のスプレーバラを主役にすると、若々しくて女性的な印象に♡このアレンジメントは、20代~30代の女友達へのプレゼントにおすすめです♪
動画監修者
小西 拓![]() |
石川県在住、フラワーデザイン競技会グランドチャンピオン選手権・2018年度優勝者。実家が花キューピット加盟店で、ご両親の世代から花屋を生業としている。 大学卒業後はJFTDの専門学校に入学し、花屋を開業するために経営や技術・ノウハウを習得する。季節の花を用いることを大切にし、茎も葉もすべてが花の一部であり命あるものとして捉え、花の可能性を探っている。 |
誕生日パーティで大活躍!テーブルガーランドで華やかに盛り付ける方法とは
誕生日をはじめ、特別な日は華やかに部屋を彩ってホームパーティーを楽しみたいもの。
そんなシーンにぴったりなフラワーアレンジメントが、今回ご紹介するテーブルガーランドです。
いつの時代も花はシーンを華やかに彩る重要アイテム。これからホームパーティーをする予定のある方は、手作りテーブルガーランドで思いっきり盛り上げてみませんか?
テーブルガーランドに使うお花一覧
【バラ】
特徴:大きくて存在感のある美しい花。フラワーギフトの大定番です。
香り:甘く上品な香り
花言葉:愛・美
【スプレーバラ】
特徴:一輪で多くの花が楽しめる品種。フラワーアレンジメントでは主役の引き立て役として用いられることがあります。
香り:バラ同様甘く上品な香り
花言葉:包容力・小さくてもそっと寄り添ってくれる存在感
【スプレーカーネーション】
特徴:小ぶりながらフリルのある花を多くつける品種。全体をゴージャスな印象に仕立ててくれます。
香り:香りはほとんどなし
花言葉:純粋な愛情・清らかな慕情・情熱
【マトリカリア】
特徴:小菊のような花を多くつける品種。芯の部分が盛り上がっている印象的な一輪です。
花言葉:楽しむ・集う喜び・鎮静
【マーガレット】
特徴:すっきりとしていながら、ほどよく存在感がある花です。そのサイズ感からフラワーブーケの定番となっています。
花言葉:恋占い、信頼、誠実
【アイビー】
特徴:一般的な観賞用つる性植物のひとつ。フラワーアレンジメントでは頻繁に用いられます。
香り:ほとんどなし
花言葉:不滅の愛、結婚、友情
【ユーカリ】
特徴:グリーンとして使われるフラワーアレンジメントの定番植物です。
花言葉:新生・再生・思い出
【ローズゼラニウム】
特徴:低木の一種。産地にもよりますが、芳香の強い品種はアロマオイルにも使用されています。
香り:バラに近い上品かつ甘い香り
花言葉:尊敬・信頼・真の友情
【レモンリーフ】
特徴:レモンのような形の葉が特徴。切り枝で使われることの多い植物です。
香り:ほとんどなし
花言葉:無邪気・純粋な愛
テーブルガーランドの作り方
STEP1:浅皿に水を吸わせカットしたスポンジを乗せます。
STEP2:花材をカットしつつ、スポンジに挿していきます。
POINT:スポンジの側面など、周りから挿していくと、バランスが良くなるでしょう。
STEP3:バラなどのメインとなる花を挿したあと、隙間をグリーンやマトリカリアなどの小花で埋めていきます。
STEP4:完成です。
このテーブルガーランドは「特別な日を華やかに彩りたい人」におすすめ!
このテーブルガーランドはとてもボリュームがあるため、気軽に贈るプレゼントには不向きかもしれません。
しかし、特別な日のパーティーをワンランク上のものに引き上げてくれるのは確かです。
そのフォトジェニックな見た目はSNS映えも抜群!手作りのフラワーギフト・フラワーアレンジメントに慣れてきた方は、挑戦してみてはいかがでしょうか?
動画監修者
小西 拓![]() |
石川県在住、フラワーデザイン競技会グランドチャンピオン選手権・2018年度優勝者。実家が花キューピット加盟店で、ご両親の世代から花屋を生業としている。 大学卒業後はJFTDの専門学校に入学し、花屋を開業するために経営や技術・ノウハウを習得する。季節の花を用いることを大切にし、茎も葉もすべてが花の一部であり命あるものとして捉え、花の可能性を探っている。 |
失敗しらず!?定番の花「バラ」を食器に生けるアレンジメント
フラワーブーケ・アレンジメントの定番といえば、やはりバラ。ゴージャスな見た目で、芳しい香りを楽しめる魅力的なお花です。
今回ご紹介するのは、そんなバラをスポンジに挿して“食器に生ける”フラワーアレンジメント。
斬新なアイデアと思われるかもしれませんが、実は簡単で、しかも完成度の高いフラワーアレンジメントへと変身するのです。
フラワーアレンジメントに使うお花一覧
【スプレーバラ】
特徴:1つの茎から複数の花が咲く、フラワーアレンジメントの定番の花です。
香り:甘く気品溢れる香り
花言葉:包容力・小さくてもそっと寄り添ってくれる存在感
【ローズゼラニウム】
特徴:アロマオイルなどにも使用される、癒やし効果をもつ低木の一種です。
香り:バラによく似た上品かつ甘い香り
花言葉:尊敬・信頼・真の友情
【アイビー】
特徴:正式名称はヘデラ。定番のつる性植物であり、強い生命力から環境問わず成長します。
香り:フローラルハーブのすっきりとした香り
花言葉:永遠の愛・友情
フラワーアレンジメントの作り方
STEP1:水を吸わせカットしたスポンジをカップに入れます。
STEP2:余分な部分をカットし、スポンジに挿していきます。
POINT:三角形をイメージしてバランス良く挿してみましょう
STEP3:お水を注ぎます。
STEP4:完成です。
このアレンジメントは「パーティを華やかに彩りたい人」におすすめ!
小さめの食器にスプレーバラをいけると、コンパクトサイズのキュートなアレンジメントに仕上がります。
このフラワーアレンジメントは、誕生日や記念日を華やかに彩る卓上飾りとしておすすめ。
とても簡単に作れるので、食事や飾り付けを準備するときに、一緒に準備しておくとよいでしょう。
また、スペースを問わず飾りやすいため、気の利いた食器を使って家族や友人へのプレゼントにしても喜ばれるはず。
自宅の食器棚にアレンジできそうなアイテムが眠っている方は、ぜひトライしてみてください。
動画監修者
小西 拓![]() |
石川県在住、フラワーデザイン競技会グランドチャンピオン選手権・2018年度優勝者。実家が花キューピット加盟店で、ご両親の世代から花屋を生業としている。 大学卒業後はJFTDの専門学校に入学し、花屋を開業するために経営や技術・ノウハウを習得する。季節の花を用いることを大切にし、茎も葉もすべてが花の一部であり命あるものとして捉え、花の可能性を探っている。 |
50代中高年に贈る!お祝いにはぜひ和風フラワーアレンジメントを!
職場の上司をはじめ、目上の方へ贈るプレゼント選びは実に難しいもの。
相手の好みはもちろん、手渡す際のマナーにも気を配らなければなりません。
そこでおすすめしたいのが、上品な印象を与える和風フラワーアレンジメントです。
花は“お祝い”の定番アイテムですので、失礼にあたることも少なく、和を基調とするものは落ち着いた世代に喜ばれます。
今回は、50代以上の男女に贈りたいフラワーギフトの作り方をご紹介します。
フラワーアレンジメントに使うお花一覧
【ダリア】
特徴:古くから品種改良が行われている球根植物の一種。ここで使用するのは八重咲きの華やかな一輪です。
香り:香りはほとんどなし
花言葉:栄華・気まぐれ
【ニューサイラン】
特徴:すらっとまっすぐに伸びた長い葉が特徴。草姿の美しさからフラワーアレンジメントによく使われます。
香り:香りはほとんどなし
花言葉:素直
【ドウダンツツジ】
特徴:スズランに似た白い釣り鐘形の小さな花が特徴です。
香り:ややひかえめな甘い香り
花言葉:節制・上品・返礼・私の想いを受けて
フラワーアレンジメントの作り方
STEP1:水を吸わせカットしたスポンジを容器に入れます。
STEP2:ダリア・ニューサイランを挿します。
STEP3:スポンジを覆い隠すように、ドウダンツツジを挿していきます。
POINT:周りから挿すことを意識してみましょう。
STEP4:お水を注ぎましょう。
STEP5:完成です。
このフラワーアレンジメントは「お世話になっている目上の方」への贈り物におすすめ!
和風テイストのフラワーアレンジメントは上品な印象も与えるので、目上の方へのプレゼントにぴったり。
サイズ感もほどよく、紙袋などに入れて手渡しすれば相手の荷物にもなりません。
贈る相手にもよりますが、上司の退職祝い・昇進祝い等にしても喜ばれるでしょう。
また、今回使用した品種はどれも花持ちがよく、香りも控えめで飾る場所を選びません。
「花の匂いが苦手なんだ……」という男性にもおすすめの、性別問わずプレゼントできる和風フラワーギフトといえます。
動画監修者
小西 拓![]() |
石川県在住、フラワーデザイン競技会グランドチャンピオン選手権・2018年度優勝者。実家が花キューピット加盟店で、ご両親の世代から花屋を生業としている。 大学卒業後はJFTDの専門学校に入学し、花屋を開業するために経営や技術・ノウハウを習得する。季節の花を用いることを大切にし、茎も葉もすべてが花の一部であり命あるものとして捉え、花の可能性を探っている。 |
恋人へサプライズ!箱いっぱいのひまわりでフラワーボックスを!
ちょっと贅沢、そしてゴージャスにお花を詰め込んだ「宝石箱」のようなフラワーボックスを、手作りしてプレゼントしてみませんか?
たくさんのお花を使うフラワーボックスは、工夫をすればとても簡単に作れます!恋人や友人のプレゼント選びに迷っている方は、サプライズ感溢れる手作りフラワーボックスに挑戦してみてください。
フラワーボックスに使うお花一覧
【ひまわり】
特徴:大きな花をつける存在感の強い花が特徴。フラワーボックスにはやや小さめのサイズが用いられます。
花言葉:憧れ・あなただけを見つめる
【バラ】
特徴:大きな存在感のある花。フラワーブーケやアレンジメントの定番品種です。
香り:甘く上品な香り
花言葉:愛・美
【スプレーバラ】
特徴:1つの茎から複数の大きな花を咲かせるのが特徴の品種です。
香り:甘く上品な香り
花言葉:包容力・小さくてもそっと寄り添ってくれる存在感
【カーネーション】
特徴:フリルのある女性的な雰囲気の花。切り花は贈り物の定番となっています。
香り:わずかに独特な香りがあるものの、ほとんど感じられない
花言葉:無垢で深い愛・母への愛
【アイビー】
特徴:定番の観賞用つる性植物。小さめのポッドで寄せ植えされることが多い品種です。
香り:すっきりとした爽やかな香り
花言葉:不滅の愛・結婚・友情
【ローズゼラニウム】
特徴:南アフリカ原産の伝統的なハーブであり低木の一種。その香りから癒やし効果が期待できます。
香り:バラに似た上品で甘い香り
花言葉:尊敬・信頼・真の友情
フラワーボックスの作り方
STEP1:水を吸わせ、セロファンで包んだスポンジを箱に入れます。
POINT:スポンジが箱の中で揺れるときは、楔形に切ったスポンジを間に詰めましょう。
POINT:テープを箱のフチに貼り、セロファンの周りを切っていきます。テープを貼ることで、セロファンを切るときに破れにくくなります。
STEP2:花材をカットしつつ、スポンジに挿していきましょう。
POINT:三角形をイメージしてバランスよく挿していき、隙間をグリーンで埋めるようにします。
STEP3:お水を注ぎます。
STEP4:完成です。
このフラワーボックスは「恋人や友人のサプライズプレゼント」におすすめ!
サプライズ性や遊び心が感じられる手作りフラワーボックス。
年齢の近い友人はもちろんのこと、大切な恋人へのプレゼントにもぴったりです。
このフラワーボックスはメインのプレゼントにプラスして贈ると、より特別感を演出できるはず。
贈る場所は問いませんが、オシャレなレストランやパーティの席など、非日常的なシーンがおすすめ。
贅沢感溢れるフラワーボックスで、相手の記念日を心からお祝いしてみましょう!
■フラワーアレンジメントの関連記事はこちら!
>>【誕生日プレゼントに】ドライフラワー・スワッグにすると可愛い花束の選び方♪ドライフラワー・スワッグの作り方も紹介!
動画監修者
小西 拓![]() |
石川県在住、フラワーデザイン競技会グランドチャンピオン選手権・2018年度優勝者。実家が花キューピット加盟店で、ご両親の世代から花屋を生業としている。 大学卒業後はJFTDの専門学校に入学し、花屋を開業するために経営や技術・ノウハウを習得する。季節の花を用いることを大切にし、茎も葉もすべてが花の一部であり命あるものとして捉え、花の可能性を探っている。 |
アレンジメント・花束・鉢花 どれを選ぶか迷ったら
母の日、お誕生日、退職祝い、お見舞い…。お花を贈る機会は案外沢山あるものです。
同じ種類のお花でも、スタイルによってメリットが大きく変わってきます。
それぞれの特性を知って、ぜひお花選びに役立ててください!
今回の花だよりでは、お花のスタイルについて詳しくご紹介します。
■お見舞いの際や忙しい方には「アレンジメント」
アレンジメントは、バスケットやボックス内の吸水スポンジにお花を挿したものです。
生け方や器の種類で雰囲気ががらっと変わるので、バリエーションがとても豊富です。
一番のメリットは「移し替えずにそのまま飾れる」こと。
花瓶が無い場合でも、お花が入ったバスケットごと気軽に楽しむことができます。
プロの手でバランス良くデザインされたアレンジメントは、インテリアによく映えます。
入院中のお見舞いなど、贈り先に花瓶があるか分からない場合はアレンジメントを選びましょう。
メンテナンスの際は、お花が挿してある給水スポンジにゆっくり水を注いでください。
水を捨てたり茎を切ったりしないので、忙しい方にもケアしやすいスタイルです。
■沢山のお花でゴージャスに魅せるなら「花束」
花束は、切り花を束ねたポピュラーなギフトです。
片面から見る形は「ワンサイド」、両面から見る形は「オールラウンド」と呼ばれます。
一番のメリットは「体積が大きくゴージャスに見える」こと。
お花を短く切ってコンパクトにまとめるアレンジメントと比較して、茎が長いまま束ねる花束は、お花そのものが長い分大きくゴージャスに見えます。
また、花束に使う資材は「ペーパー」「リボン」など安価なものが多いため、同価格のアレンジメントよりも沢山お花が入っている場合があります。
大切な記念日やここぞという場面は、花束でインパクトを出してみましょう。
花束を飾るには花瓶が必要かつ、毎日の水の入れ替えが大切になります。
茎の先を水に浸けて1~2cmほどカットする「水切り」を行うと、お花が水を吸収しやすくなり、さらに長持ちします。
■贈ったあとも長く楽しんでほしいなら「鉢花」
鉢花は、土に植えられた根のあるお花です。
複数の種類のお花を1つの鉢に植える「寄せ植え」や、いくつかの小さな鉢をバスケットに入れた「寄せ鉢」なども人気です。
一番のメリットは「育てる楽しみがあり、長く観賞できる」こと。
つぼみがついている鉢なら、だんだんとお花が開いていく過程を楽しむことができます。
お花の種類によっては、うまく育てれば翌年以降も咲かせることができるので、贈ったときの思い出が長く残ります。
ガーデニングが好きな方に贈るなら、一番おすすめしたいスタイルです。
ただし、お見舞いで贈るのは避けるようにしてください。「根付く」=「寝付く」を連想させるため、一般的にタブーとされています。
育て方はお花の種類によって変わってきますが、夏場は土の表面が乾いたら、冬場は2~3日おきに水をやります。
日当たりのいい屋外に置いて、咲き終わったお花はこまめに取ってあげてください。
母の日コラム ~アレンジメントを長く楽しむ~
様々な形やお花を楽しむことができることと、届いたそのままに飾ることができる手軽さから、様々なお祝いだけでなく母の日も人気を集めるフラワーアレンジメント。
アレンジメントは、お花を溜めておくことができるオアシスという吸水スポンジに、切り花や葉ものを挿したものが一般的です。
根っこがない切り花は、茎の切り口からオアシスの水を吸っています。オアシスは一度乾いてしまうと水を吸うことができなくなるという特徴があるため、適宜水を足す必要があります。5月ごろであれば、毎朝お水を注ぐといいでしょう。
お水を与えるときは、葉や花にかからないように注意して、オアシスだけに水がかかるようにします。特に、母の日の代名詞ともいえるカーネーションは水に弱く、花にかかってしまうとそこからカビが生えてしまう恐れがあります。
5月は地域によって気温差が激しく、冷暖房を使う日もあるかもしれません。冷暖房の風はお花にとって大敵なため、直接風が当たらない場所に置きましょう。なるべく涼しく気温が一定しているところに置くとお花が長持ちします。
花びらが散り始めたお花は、見栄えが悪くなるだけでなく、腐ってしまい他のお花にも悪影響を与える場合があります。咲き終わった花やしおれている花を見つけたときは、その都度取り除くといいですね。
ある程度花の本数が減ってきたら、オアシスから抜き取り茎の先端を切り落としたのち、グラスや小さな瓶に飾れば2度楽しむこともできます。
残ったオアシスは絞ったり乾燥させたりしたあとで、プラスチック製品としてごみに出しましょう。
母の日ミニコラム ~アレンジメントのお手入れ~
母の日の贈り物の定番ともいえるのがフラワーアレンジメントです。
花キューピットでも花束を抜いて、アレンジメントが一番人気となっています。
◆アレンジメントとは?
アレンジメントは吸水性スポンジという水を溜めておくスポンジに、切り花を活けたものとなっています。
同じ切り花を使った花束とは違い、花がバスケットなどの器(花器)に活けられているため、自宅で花を飾るときに花瓶を用意する必要がありません。
プレゼントされてすぐに飾ることができるアレンジメントは、花瓶を持っていない方や水の取り換えが面倒という方におすすめです。
◆自宅に帰ったら初めにやりたいこと
アレンジメントを自宅で飾る際は、まずラッピングを取って水を足すことがおすすめです。
お花屋さんは花を運搬することを考えて、アレンジメントの水を少なめにしている場合があります。
花は当たり前ですが、水がないと枯れてしまいます。
水切れを起こして、しなびてしまう前に十分な水をあげてくださいね。
◆水やりの方法
花束の場合、花瓶の水を交換していきますが、アレンジメントはどのようにしたらいいのでしょうか。
吸水性スポンジは、先にご紹介したように、水をたっぷり保っておくことができます。
そのためアレンジメントは、吸水性スポンジに水を含ませるように水やりをします。
ただし吸水性スポンジは、一度乾燥してしまうと水を溜めておけなくなってしまうのです。
乾燥してしまった吸水性スポンジに水をかけても、水を含むことができないため、乾燥させないようにすることがポイントです。
水やりは、水位を確認しながら静かに水をそそぎます。
母の日の時期であれば、乾燥度合いを見ながら、2日に1回程度、水を与えた方がいいでしょう。
1度にたくさんの水をあげてしまうと、バスケットなどの花器から水があふれてきてしまうことがあります。
吸水性スポンジと花器の隙間を見ながら、水の量を調節できるといいかもしれません。
◆注意するべき、飾る場所
5月中旬、母の日前後の時期は気温の高低差が地域によって大きくなります。
地域によっては、冷暖房をつけたくなるかもしれません。
その場合は、アレンジメントが冷暖房の風が直接当たらないようにしましょう。
花びらが乾燥してしまい、しおれてしまうことがあります。
また、吸水性スポンジも乾燥しやすくなるので、やはり冷暖房の風が当たる所に飾る(置く)のはおすすめしません。
加えて、直射日光が当たる所も、アレンジメントは置かない方が良いでしょう。
植物は太陽の光が好きなイメージがありますが、アレンジメントに使われている切り花はエアコンの風と同様に、花や葉を乾燥させてしまうので、注意が必要です。
なるべく涼しいところで、なおかつ日光・冷暖房が直接当たらないようなところに置くのがベストです。
お花屋さんに行くと、大きな冷蔵庫の中に花が入っているところを見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このように、花は涼しいところで管理してあげた方が長く、きれいな状態を保つことができるのです。
自宅の中なら、比較的に涼しい玄関などにアレンジメントを飾ることがおすすめです。
◆咲き終わった花があったら
咲き終わった花を見つけたときは、なるべく早く吸水性スポンジから抜きとるようにしましょう。
萎れた花をそのままにしているとそこから菌が繁殖し、まだきれいに咲いている他のお花に影響してしまうこともあります。
また見栄えも悪くなってしまうので、見つけたときに抜き取るように心がけるといいかもしれません。
咲ききったお花を抜き取った際、アレンジメントの一部が空いてしまうことがあります。
大きな花だった時や、メインで活けられていた時は花がないことが目立ってしまうかもしれません。
その際には、他のお花を挿し直して、きれいな見た目にすることがおすすめ。
スポンジから花は簡単に抜くことができるので、もし差し替えてイメージと違えば、やり直すことができます。
お早なさんが活けた花を変えるのは、少し勇気がいるかもしれませんが、思っているよりも数本なら簡単に移動させることができるので試してみてくださいね。
◆アレンジメントの処分方法
どれだけお手入れしても、花はいつかは枯れてしまいます。
悲しいことですが、花も生きているので仕方のないことです。
そうなると困ってしまうのが、処分の方法。
特に吸水性スポンジは、馴染みのない方もいらっしゃると思います。
吸水性スポンジを捨てる際は、水を乾燥させて、小さな塊にカットするよようにするといいと思います。
カットする際は、手でちぎるようにしてもいいですが、糸や下敷きなどを使っても簡単にカットすることができます。
糸できる際は、吸水性スポンジの下に糸を通し吸水性スポンジの側面を1周するようにします。
しそて、吸水性スポンジの中心で糸のはじとはじをクロスさせ、ゆっくりとそのまま左右に引っ張っていくと少ない力で着ることができますよ。
水を含んだままゴミに出してしまうと、袋も重たくなってしまうので、乾燥させて軽くするとゴミ捨てをするのが楽になると思います。
また、「乾燥するまで待てない」という場合はぎゅっと吸水性スポンジを潰すようにして水を絞ってしまうのもいいかもしれません。
吸水性スポンジは、潰すと思っているよりもコンパクトなサイズにすることができますよ。