アジサイ
大人気!青い色の花の種類とは?花言葉も掲載
空の色であり、海の色でもある青色。
そんな青色は、男女問わず人気な色ですよね。
「青色が好き」という方も多いのではないでしょうか。
今回は、多くの方から好まれる【青色をしたお花】を紹介します。
誕生日などに渡すフラワーギフトの参考にして頂くのはもちろん、結婚式に青色の物を取り入れると幸せになれるという、サムシングブルーの贈り物としてもおすすめです。
それでは青色が魅力的なお花を見ていきましょう。
◆ブルースター
その名の通り、青い星のような形をしているブルースター。
小さなお花ですが鮮やかな青色が印象的で、花束やアレンジメントに入れると目を引くお花の1つでもあります。
お花屋さんでも目にしたことがある方が、多いのではないでしょうか。
実は、このブルースターはオキシペタルムというお花の品種名なのです。
青い5枚の花びらが星のように見える「ブルースター」という名前が分かりやすく可愛らしかったため、オキシペタルムという名前よりも、ブルースターという品種名が広がってしまったのだそう。
ちなみにオキシペタルムは、ブルー以外にピンク色のローズスター、白色のホワイトスターとよばれる品種もあります。
お花屋さんに立ち寄った際は、ローズスターやホワイトスターがあるかもチェックしてみてくださいね。
ブルースターは、特に結婚式のブーケなどで人気。
それはブルースターが前述した、サムシングブルーにぴったりだから。
結婚式には、「なにか新しいもの」「なにか借りたもの」「なにか古いもの」「なにか青いもの」の4つを身につけると幸せになれる、という「サムシングフォー」という言い伝えがあります。
「サムシングブルー」とは、結婚式で「なにか青いもの」を身につけるというおまじないの中の1つなのです。
結婚祝いにフラワーギフトを贈る際は、サムシングブルーのプレゼントにぴったりなブルースターを贈ってみてくださいね。
純白のウェディングドレスにも、ブルースターは似合いそうです。
花言葉:幸福な愛・信じ合う心
花言葉も結婚のお祝いにぴったりですね。
◆デルフィニウム
ブルーの薄い花びらが、繊細で可愛らしいデルフィニウム。
花束やアレンジメントなどのフラワーギフトで、とても人気なお花です。
お花屋さんでも、見かけることが多いと思います。
ブルーのお花がメインで多く流通していますが、実は紫色やホワイト、ピンクなど他の花色もあるんですよ。
この「デルフィニウム」という名前は、つぼみの形がイルカ(ドルフィン)に似ていたことから付けられたそう。
また、和名はオオヒエンソウであり、お花の形が飛んでいるツバメの姿に似ていることが由来しています。
お花の名前の由来を知ると、同じお花でも注目されている部分が違って面白いですね。
お花が好きな方は、名前の由来を調べてみるのも楽しいかもしれませんね。
花言葉:高貴・清明・あなたは幸福を振りまく など
清明は、清らかで明るい様子のこと。
この花言葉は、デルフィニウムの透き通るような美しいブルーから付けられたとされています。
「高貴・清明・あなたは幸福を振りまく」など、デルフィニウムの持つ花言葉は素敵な物ばかりですね。
◆アジサイ
梅雨の時期に咲いている印象が強いアジサイ。
小さなお花が集まって咲いている様子は、可愛らしいですよね。
実は、地植えや鉢植えでのイメージが強いアジサイですが、切り花としても人気のあるお花でもあるんです。
特に地植えになっているアジサイは、長くお花を楽しませてくれます。
毎年お花を咲かせるためには剪定が必要になりますが、寿命が長くどんどん大きく生長してくれる種類の植物です。
付けるお花の数は成長に伴って増えていくので、ガーデニングが趣味の方におすすめ。
一方切り花のアジサイは、そのまま飾る以外にドライフラワーにする方も多いのだそう。
カフェや雑貨屋さんでも、アジサイのドライフラワーを使ったインテリアを見かけることもありますよね。
アジサイ全体の花言葉:家族団らん など
この花言葉から、最近では母の日の贈り物としても注目されているようです。
母の日にいつも贈っているカーネーションと一味変えて、他のお花を贈りたいと考えている方は、アジサイも候補に入れてみてくださいね。
母の日でアジサイをお探しの方はこちらから
>>母の日 産直あじさい鉢植え
◆ネモフィラ
まるで美しい空の色のようなきれいなブルーが人気なネモフィラ。
ネモフィラと言えば、花畑が有名。
ネモフィラの葉はよく分枝し、地面に沿って生長していきます。
地面いっぱいに広がったネモフィラの小さな花が、一斉に咲いた時には水色のじゅうたんのよう。
開花時期は3月~5月なので、ぜひ1度は、ネモフィラの花畑を見に行ってみてくださいね。
花言葉:可憐・どこでも成功 など
可憐という花言葉は、その花姿から付けられたのでしょうか。
可愛らしいネモフィラにぴったりですね。
◆ニゲラ
細い茎には特徴的なブルーの花を付け、風に揺れる所が可愛らしいニゲラ。
お庭などに地植えされていることが多く、柔らかく優しいブルーの花を咲かせます。
たくさんの花びらを付けているように見えますが、花びらに見えている部分はガク。
そのガクを細い糸のような葉が、ふわっと優しく包み込んでいます。
押し花や、ドライフラワーに向いているお花でもあるので、クラフトで本物のお花が使いたい時はニゲラを使ってみてくださいね。
◆ムスカリ
小さく丸いお花が集まり、ブドウのような見た目のムスカリ。
西洋では、「Grape hyacinth」と呼ばれています。
これを訳すと、「ブドウ ヒヤシンス」であり、青色の花色to
その独特な見た目から付けられたのだそう。
ムスカリは春に咲く球根植物で、チューリップと一緒に植えられることも多いお花です。
草丈はチューリップに比べて低く、約15センチ。
ムスカリはチューリップ畑や、春の花壇に植えられていることが多いので、注目してみてくださいね。
◆最後に
今回は多くの人を魅了する「青いお花」の種類をご紹介しました。
花贈りの際は、ブルーのお花を入れてみてはいかがでしょうか。
もちろん、花キューピットでもブルーのお花を使ったフラワーギフトをご用意しています。
お花屋さんやサイトを1度見に来てくださいね。
いいマムの日。お供えだけではない菊の良いところとは?
突然ですが11月6日は何の日かご存じですか?
実は「いいマムの日」という記念日です。
今回は、「いいマムの日」についてご紹介します。
◆マムってなに?
まず、「いいマムの日」のマムについてご紹介します。
マムとは、菊の別名です。
菊の学名は、英名と同じChrysanthemum(クリサンセマム)です。
このクリサンセマムを略して「マム」と呼ばれています。
お花屋さんに行ったとき、お花の名前に注目してみると、菊とマムが区別されて表記されていることも多いですよね。
日本のお花屋さんでは、ピンポンマムなどの西洋菊をマムと呼んでいることが多いようです。
仏花でイメージされる菊のことを「菊」と呼んでいて、西洋風な見た目でたくさんのお花がついたスプレー咲きの菊を「スプレーマム」と呼んでいるようです。
ただ、お花屋さんによって呼び方はそれぞれになっているので、近所のお花屋さんの表記を見てみるのもいいかもしれません。
◆なぜ11月6日が「いいマムの日」なの?
マムが菊の別名ということが分かったところで、11月6日がなぜ「いいマムの日」なのかをご紹介しようと思います。
理由は大きく分けて2つです。
・1つ目は、ごろ合わせ
11月6日を11と06に分解して
「11」→「いい」、「06」→「マム」と読めることから決まったのだそうです。
・2つ目は、秋マムの旬の時期
現在は栽培環境が整備されほぼ1年中、切り花としてマムを楽しむことができますが、自然にマムが開花を始めるのは10月後半から12月後半までとされています。
11月6日はちょうどマムがきれいに咲く旬の時期なのです。
ちなみに、この時期は菊花展や菊人形の展示会など、菊を観賞することができるイベントが多く開催されているので、いろいろな種類のマムを見学することができますよ。
ちなみにいいマムの日は、生産者や市場の方々をふくめた花卉業界の取り組みで新しくできた記念日です。
日本を代表される花「マム」を旬の時期に盛り上げて、「その素晴らしさをもっと知ってもらおう」という意図のもとできたようです。
では、マムの素晴らしいところは、どんなところなのでしょうか?
次にマムの素晴らしいポイント(マムの良いところ)をご紹介します。
◆マムの良いところ
「いいマムの日」について知ってもらっても「菊=お供え」のイメージが先行してしまう方もいらっしゃると思います。
今回は、この「いいマムの日」という記念日から、改めて菊・マムの美しさや良さに気がついてもらえるように、マムという花の良さをお伝えしようと思います。
<花言葉>
お花をプレゼントする時などに、花言葉が気になる方もいらっしゃいますよね。
まずは、マムの花言葉についてご紹介します。
・マム全体の花言葉:「高貴や高潔」など
・スプレーマムの花言葉は:「あなたを愛します・清らかな愛」など
・赤いマム:「愛情」 など
・白いマム:「真実」 など
このようにマムは素敵な花言葉を多くもっているお花の1つなのです。
<フラワーギフトに向いている>
・種類が多くてあきない
1つの茎に小さなお花をたくさん付けるものや、大きなお花を1つ付けるもの。
お花の大きさや1つの茎に何輪お花を付けるかも様々あります。
マムは、お花のサイズが豊富にあるのです。
そして、お花の色も白・赤・ピンク・黄色・グリーン・紫…たくさんの色があるうえに、濃淡やグラデーションにも差があります。
カラーバリエーション・花びらの模様は、数えきれないくらいの種類があります。
マムだけでフラワーギフトを作ることができるほど、たくさんの姿で私たちを楽しませてくれるのです。
・長く楽しむことができる
マムは日持ちするお花としても知られています。
お供えでマムが選ばれるのは、日持ちすることも理由の1つです。
◆「いいマムの日」の楽しみ方
残り5日にせまった「いいマムの日」。
土用の丑の日にうなぎを食べるように、いいマムの日にも定番の楽しみ方はあるのでしょうか?
実は、いいマムの日には「○○をしましょう」といった決まり事はありません。
ただ、せっかく美しいマムがお花屋さんに並ぶ時期なので、「いいマムの日」の楽しみ方をご提案します。
もし、気に入ったものがあれば取り入れてくださいね。
<自宅に飾る>
いいマムの日をきっかけに、自宅用にマムを購入するのはいかがでしょうか。
多くのお花屋さんは1輪から購入が可能です。
そのため、気軽に気に入ったマムを購入することもできます。
食卓や、玄関、自室などに飾ればマムが周りを明るく彩ります。
お花を購入される習慣がなく、どんな種類のマムが自宅に合うか分からない方もいらっしゃると思います。
行き馴れていないお店は、緊張してしまったりもしますよね。
そんな時は、お花屋さんに
・どこで飾りたいか
・何色系にまとめたいか
・予算はいくらか
などを伝えれば、その日の入荷状況や人気などからおすすめのマムをお花屋さんが選んでくれます。
また、そのお花屋さんがおすすめするマムをたずねるのもいいかもしれませんね。
きっと素敵なマムの候補をだしてくれるはずです。
<マムをプレゼントする>
いいマムの日に、家族やお友達にマムをプレゼントすることもおすすめです。
ただ、大切な方へ贈るフラワーギフトは、どんなものを贈ろうか悩んでしまいますよね。
どんなフラワーギフトを贈ろうか悩んでしまった方におすすめしたいのは、マムと一緒に秋を感じさせるお花を合わせてもらうことです。
実は、マムだけのフラワーギフトも素敵ですが、マムは他のお花と合わせることも人気があります。
マム(菊)と贈りたい花の種類
ここでは、マムと一緒に合わせて贈りたい11月に旬を迎えるお花をご紹介。
プレゼントの参考にしてくださいね。
・ケイトウ
名前の由来は、にわとりのトサカにお花の形が似ていることからなのだそう。
お花の素材はふさふさ・もこもこしているような温かみを感じさせます。
赤や、ピンク、オレンジなど暖色系がかわいい秋が旬のお花です。
ドライフラワーに向いている種類のお花なので、花もちが良いため長く楽しむことができます。・ダリア
ダリアは、一輪入れるだけでそのフラワーギフトがワンランク上がるような気品の高さを感じる大きくて立派なお花です。
愛好家が多いお花の1つで、新しい品種が次々に開発されているためお花の色の種類が豊富。
その豊富な色を使い、花束やアレンジメントのテーマカラーに合わせてダリアを取り入れることができます。
秋に咲くお花として有名で、この季節になるとダリア特集を行っているお花屋さんを見かけることがあると思います。
マムと一緒に注目してもらいたいお花です。・アジサイ(あじさい)
この時期のアジサイは、秋色アジサイと呼ばれることが多いです。
特に「秋色アジサイ」という種類のアジサイがあるわけではなく、夏から秋にかけて咲き終わりそうなアンティーク調の色合いをしたアジサイのことを指しています。
元気に咲いているフレッシュな印象というよりは、落ち着きのあるおしゃれなイメージがあり、カフェなどで飾られているところを見かけたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
元気なお花とも相性が良く、シックでおしゃれな大人な雰囲気を演出してくれます。
まだあまり知られていない記念日なので、マムを贈られた家族やお友達は突然のサプライズプレゼントに喜んでくれるはず。
そして、きれいなお花を見て自分を思い出してくれたことに幸せを感じると思います。
次にマムをもらった際や、自宅用で購入した際に行いたいお手入れ方法をご紹介します。
せっかくお家に飾るなら長くマムを楽しみたいですよね。
◆マムのお手入れ方法
長持ちしてくれるお花の1つであるマムですが、お手入れしてあげるとより長く美しい姿を保ってくれます。
今回は、マムのお手入れのポイントを5つお伝えします。
1. マムを切る時は「手」で行う
マムは、金属を嫌うため丈を調節する時や、水揚げを行う時は手で茎を折ってあげてください。
2. 葉が水に浸からないようにする
葉が水に浸からないように、余分な葉は取り除くことがおすすめです。
水の中に葉が浸かっているバクテリアを発生させてしまう原因になってしまいます。
3. 花瓶の水は多めにする
花によって花瓶に入れておきたい水の量は様々。
特にマムは水をたくさん水を吸うお花なので、花瓶には多めに水を入れておきましょう。
4. 痛んだ花びらは取り除く
マムはパッと見ただけでは分からない、お花の裏側から痛むことが多いです。
痛んだ花びらが、元気な花びらに触れていると元気な花びらに影響してしまうことも。
気づいた時に、痛んだ花びらを取り除くようにすると長持ちしてくれます。
5. 花瓶の水は1日1回取り換える
どのお花もそうですが、きれいなお水に保ってあげる方が日持ちします。
花瓶の水を取り換える時に、1~4に注意してあげるといいかもしれませんね。
◆最後に
今回は5日後にある「いいマムの日」についてご紹介しました。
フラワーギフトのメイン花材になることもあるマムの美しさを感じてみてくださいね。
近所のお花屋さんに立ち寄って、おすすめのマムの種類をたずねてみるのもいいかもしれませんよ。
季節のお花をご紹介~梅雨を彩るお花~
6月は梅雨の時期。
雨の日が続くと気分が落ち込みがちになりますが、この時期に綺麗な花を咲かせるお花もいくつかあります。
今回は梅雨の時期を彩るお花を3つご紹介します。
■梅雨のお花の代表格~あじさい~
あじさい(紫陽花)は梅雨の時期に咲く花として思い浮かべる方も多いかと思います。
小さな花をいくつもつけて、円の形を作り出す姿や、雨雫に濡れた美しさで、昔から注目されてきたお花です。
あじさいの花色は土の中の酸度によって決まるということはよく知られています。
あじさいの花の色はアントシアニン色素の働きによって青やピンクといった色を発色します。
青になるためには土の中のアルミニウムを吸収する必要があります。
アルミニウムは酸性の土だとよく溶けてあじさいが吸収することができますが、逆にアルカリ性の土だとアルミニウムが溶け出しにくくなるためあじさいはこれを吸収することができません。
よって酸性の土だとあじさいは青く色づき、アルカリ性だとピンク色に色づくのですね。
花言葉は「家族、団らん、和気あいあい」です。
■水面に浮かぶ姿が美しい~スイレン~
スイレン(睡蓮)は、水面に葉や花を浮かべ、池など安定した水深のあるところに生育します。
春から夏にかけて葉が広がっていき、6月頃から白やピンク、黄色、紫、青など様々な色の花を咲かせます。
花言葉は「清純な心」「信頼」「信仰」です。
スイレンによく似たものでハスがあります。
見分けるポイントは葉と花を咲かせる位置です。
ハスは葉に切れ込みが無く、水をかけるとコロコロと水玉になります。
一方スイレンは葉に切れ込みが入り、水をかけても水玉はできません。
花では、ハスは水面よりも高い位置で花が咲き、スイレンは水面近くに花を咲かせます。
■風情ある優美な花~ハナショウブ~
ハナショウブ(花菖蒲)は初夏、梅雨の中でも、ひときわ華やかに咲き誇ります。
花の色は、白や青や紫など多くあり、品種はなんと5000種以上とも言われています。
草丈が50から100センチ程になり、凛としたその姿は雨に濡れても風情があり、とても美しいです。
乾燥を嫌うお花のため、雨がよく降る梅雨の時期にはピッタリです。
アヤメやカキツバタに似ていますが、花弁のつけ根が黄色で、アヤメのような網目模様はありません。
また、葉が細く、葉脈がはっきりと盛り上がっている点でカキツバタと区別できます。
花言葉は、「あなたを信じる、優しい心、優雅、信頼」です。
■雨の多い季節も綺麗な花を楽しみましょう
今回は雨の多い梅雨の時期を彩る代表的なお花を3つご紹介しました。
どうしても雨続きだと外に出ることをためらってしまいますが、外に出てみるとここで取り上げた3つの花を始め様々なお花が色とりどりの花を咲かせています。
夏に向けてお花の種類が多くなっていきますので、梅雨の時期に外に出ると様々な場所で綺麗なお花に出会えるかもしれませんね。
お花の育て方をご紹介〜あじさい編〜
先週末は母の日でしたね。
母の日といえばカーネーションが定番ですが、中にはあじさいをプレゼントしたよという方も少なくないかと思います。
カーネーションもそうですが、プレゼントで鉢のお花をもらうと気になるのが育て方。
今回は母の日にあじさいをもらったという方、プレゼントではないけどこれからあじさいを育ててみたいという方へ向けてあじさいの育て方をご紹介します。
◆どのような場所で育てれば良いの?
あじさいは日陰でも育てられると思われることが少なくないですが、本来は日光を好む植物です。
日の当たらない場所で育てると花つきが悪くなるので、特に地植えの場合は植え付ける場所をよく考えましょう。
少なくとも半日以上日光の当たる場所が理想的です。
◆水やりの頻度は?
あじさいは、水はけが良い湿潤な土を好む植物です。
ですので、水切れにはくれぐれもご注意ください!
水やりの目安としては、年間を通して表面の土を触ってみて、乾いているようなら水やりをします。
この時、水をあげる量は鉢の底から水が出てくるまでを目安に与えてください。
特に水切れのしやすい夏場は特に注意が必要です。
育てる場所によっては1日2回行う必要がある日もあるかもしれません。
◆お花が終わったら
次の花へ養分を回すためにも花が終わったら早めに剪定をしましょう。
あじさいは、自然に散らないので枝を切る必要があります。
剪定は、花の2~4枚下で切り落とします。
すると切ったところから新芽が伸びて、来年も花を咲かせます。
◆肥料はいつ与えれば良いの?
アジサイの肥料は、花が咲き終えた直後と、冬の年に2回与えます。
花が咲き終えた直後の肥料は新芽を大きく育てるため。そして短期間で成長をさせる必要性があるため、
即効性の高いタイプがおススメです。
一方で冬の間に与える肥料は、春に新しい葉を広げて花を咲かせるまでをしっかりと支えるため、
穏やかに長く効くタイプが適しています。
◆最後に
見ているだけで時間がゆったりと流れ気持ちが穏やかになる魅力たっぷりのあじさいは、
楽しめる期間も短いからこそ、趣のある花です。
最近では品種改良が進み、あじさいといっても色んな形、色のものがつくられているので、
お気に入りの種類のあじさいを探すのもワクワクしますね!
令和最初の母の日に贈りたい花~あじさいのご紹介~
母の日といえばカーネーションを想像する方が多いと思いますが、
実は最近ではあじさいが人気急上昇中です。
令和が元号で初めて日本の書物から引用されたように、
あじさいの原産地は日本のため、今年はより一層注目されています。
日本古来のあじさいが、母の日の定番になった背景をご紹介していきたいと思います。
万葉集にも歌われたあじさい
万葉集には二首だけあじさい(紫陽花)を詠んだ歌があるのですが、
そんな昔から日本で咲き誇っていた花だと思うと、なんだかロマンを感じますね。
しかしながら、昔はあじさいに対してネガティブなイメージを持っていたこともありました。
<万葉集の中のあじさい>
・あぢさゐの 八重咲くごとく 弥やつ代にをいませ我が背子 見つつ偲はむ
「紫陽花の花が八重に咲くように、八千代に健勝でいてください。そして花を眺めては貴方様を思い出します」
・言問はぬ 木すら紫陽花 諸弟らが練りの村戸に あざむかえけり
「言葉を言わない木でさえ、紫陽花のように移り変わりやすい。まして私は彼らに饒舌に欺かれてしまった。」
一つ目の歌はあじさいに対してポジティブな見解の歌ですが、2つ目の歌はネガティブな意味合いを持ちます。
そんなあじさいが母の日で贈られるようになったのはどういう訳なのでしょうか?
■母の日にあじさいを贈るようになった理由
紫陽花は梅雨の時期が終わると一気に花の色が移り変わってしまうことから、
花言葉は「移り気」「無常」などネガティブなワードでとらえられることがありました。
そのため日本では紫陽花は不人気。
しかしながら、海外で品種改良をされ逆輸入をされてから、ポジティブな花言葉も伝わり、
日本で母の日に贈ることがメジャーになりました。
【色ごとの花言葉】
青:辛抱強い愛情
ピンク:元気な女性
白:寛容
緑:ひたむきな愛
その他にも一家団欒、友情、平和、仲良しとポジティブな花言葉があり、丸いフォルムと様々な色合いで人気の花です。
■最後に
今回は最近母の日の定番になってきたあじさいをご紹介しました。
ただ花を飾るだけではなく、花を育てる楽しみも一緒にお母さんへプレゼントしませんか?
花言葉クイズ!初夏の花「アジサイ」
梅雨から初夏にかけてきれいに咲き誇るアジサイ。
藍色が定番色ですが、ピンクや白色もあり、梅雨の時期を美しく彩ります♪
今回は、そんなアジサイの特徴や花言葉についてご紹介します◎
アジサイってどんなお花?
アジサイは、もともと日本が原産国のお花。ただし、鑑賞用として現在流通しているものは、ヨーロッパで品種改良されたものが中心です。
そんなアジサイの花の色は、土壌の酸性度で決まります。一般的に、酸性度が高ければ青(藍色)、アルカリ性が高ければ赤に近い色になります。
他にも、花が咲いてからの経過時間によっても色が変わります。花が咲いた直後は葉緑素が強いため薄い黄緑色で、日が経つにつれて鮮やかな青や赤に色づいていくのだとか◎
アジサイの色は、土壌や日数が大きく関わっているんですね♪
あなたは知っている? アジサイの花言葉クイズ!
アジサイの花言葉は、以下のaとbのどちらでしょうか?
ヒントは……「お父さん」です♪
a.「家族団らん」
b.「あなたへの愛」
アジサイは「お父さんやお母さんへのプレゼント」にオススメ
アジサイは、お父さんやお母さんへのプレゼントにぴったり♪
梅雨から初夏を象徴するお花のため、母の日や父の日のギフトにも喜ばれます◎香りはそれほど強くなく、気軽に飾れるため男性へのプレゼントにもグッド◎
父の日に贈るフラワーギフトの定番にもなっています♪
【花言葉クイズの答え】
正解は、aの「家族団らん」です◎(bの「あなたへの愛」は、バラの花言葉でした♪)
アジサイは色によっても花言葉が異なります。
青や青紫は「無情」や「辛抱強い愛情」、「あなたは美しい」という意味があり、ピンクは「元気な女性」、ホワイトは「寛容」という意味があります。
●アジサイの花言葉の由来は?
「家族団らん」というアジサイの花言葉は、小さな花びらが寄り添い集まって咲いている姿からきているのだそう◎
家族や友人、仲間との絆を連想させるお花といえます♡
ころんと可愛い♪はんなり和風アレンジメントを作ってみよう
仲のよい女友達への誕生日プレゼントには、カジュアルに贈れる和風アレンジメントがおすすめです♡
3種類のお花とつまようじ、ちりめん、スポンジなどの材料があれば、自宅で簡単に作れます♪
可愛らしいだけでなく、どこか涼しげな印象も与えるこちらのアレンジメントは、これからの季節にぴったりです◎
■和風アレンジメントに使うお花一覧
【アジサイ】
特徴:日本原産の虫媒花。小さな花が集まって球状になっているのが特徴で、土壌の状態によって色や形が変化します。最近では「母の日」に贈る方も増えているのだとか◎
香り:ほとんどありません。
花言葉:元気な女性・辛抱強い愛情・一家団欒・家族の結びつき(色によって花言葉が変わります)
【ピンポンマム】
特徴:西洋菊の一種です。ピンポン玉のように丸くてころんとした花冠が特徴で、和洋問わずアレンジできるためフラワーアレンジメントによく用いられます◎
香り:キク科特有の和の香りがします。
花言葉:高貴・真実・私を信じて・君を愛す
【ドウダンツツジ】
特徴:葉の先に釣鐘型の白い花を咲かせるお花です。涼しげな印象があり、フラワーアレンジメントによく用いられます◎
花言葉:上品・節制・私の思いを受けて・返礼
■和風アレンジメントの作り方
STEP1:カットしたスポンジを容器に入れます。
STEP2:ピンポンマムとアジサイを挿します。
POINT:チョイスするお花は、ピンポンマムや菊など和風の花材がおすすめです◎
STEP3:隙間をドウダンツツジで埋めていきます。
STEP4:ちりめんを作り、つまようじで挿せば完成です♪
■「仲良しの女友達」への誕生日プレゼントにおすすめ♡
可愛らしくて上品な和風アレンジメントは、仲のよい女友達への誕生日プレゼントにぴったり♡
和室にも洋室にもマッチする仕上がりのため、気軽に飾ってもらえるはずです。
また、お花の色を変えるとまた違った印象に◎
和の雰囲気を演出するドウダンツツジさえあれば、他のお花を変えてみても和のテイストに仕上がります♪
動画監修者
小西 拓 |
石川県在住、フラワーデザイン競技会グランドチャンピオン選手権・2018年度優勝者。実家が花キューピット加盟店で、ご両親の世代から花屋を生業としている。 大学卒業後はJFTDの専門学校に入学し、花屋を開業するために経営や技術・ノウハウを習得する。季節の花を用いることを大切にし、茎も葉もすべてが花の一部であり命あるものとして捉え、花の可能性を探っている。 |
誕生日に贈るドライフラワー・スワッグの作り方!可愛い花束を選んで作ろう
最近、植物やお花が好きな方やナチュラルテイストが好きな方の間で、密かなブームになっているモノ――それが、季節の花や草木を束ねて逆さまに吊るした壁飾り、「スワッグ」です。見た目はリースに似ていますが、リースのように編む必要はなく、束ねるだけでOK。生花からドライフラワーになるまで長期間楽しめるのも、スワッグの魅力です。
このブームに乗って、スワッグを誕生日プレゼントに送ってみてはいかがでしょうか?今回は、スワッグの魅力や、可愛いお花をピックアップしてみました。あわせて、スワッグの作り方もご紹介しますので、ぜひ花束を贈る相手にも教えてあげてください♪
生花~ドライフラワーになるまで。お花を長く楽しめるのがスワッグの魅力
花や草木を束ねて逆さに吊るした壁飾り、スワッグ。
スワッグの魅力は、なんといっても長くお花を楽しめることです。花束をもらった場合、普通は花瓶に挿して、枯れてしまったらそこでおしまい…ということが多いかと思います。でも、生花のうちにスワッグにすることで、ドライフラワーになっていく過程を楽しめるんです。
なお、スワッグは最初からドライフラワーで作れってもOK。決まりごとがあまりなく自由に作れって好きに飾ればいいというのも、スワッグの魅力のひとつでしょう。
スワッグにすると可愛い!おすすめの花とグリーン
お花が好きなお友達やナチュラルテイストのインテリアが好きなお友達の誕生日プレゼントなら、ぜひスワッグにしやすいお花を選んでみてください。
基本的にどんな花木でもスワッグにできますが、ドライになったときに綺麗な花木がおすすめです。スワッグに向いているのは、こちら♪
・バラ
・あじさい
・かすみ草
・千日紅
・ミモザ
・ラベンダー
・ローズマリー
また、花の色を引き立たせて全体の色合いをよくするために、グリーンも取り入れましょう。束ねやすいバーセリア・ヒバ・シースターなどの針葉樹や、ユーカリ・ローリエ・オレガノ・タイムなどのハーブ類が向いています。特に、ハーブを入れるとお部屋にふんわりいい香りが漂うのでおすすめです♪
このほか、唐辛子やユーカリの実・松ぼっくり・アーティチョークなどを入れてもいいアクセントになります。
とっても簡単!お友達にも教えてあげて♪スワッグの作り方
スワッグの作り方をご紹介します。スワッグはとっても簡単に作れて管理も楽チン!花束を贈るときに、ぜひお友達に教えてあげてくださいね♪
用意するもの
・花・グリーンなど(花束で作れる場合は、花束をそのまま使いましょう)
・麻ひも1m程度
・リボン(好みのものを)
・園芸用または工作用はさみ
作り方
① 束ねやすくなるよう、すべての花・グリーンの根元から10cmまでの葉を落とします。
② 草丈が長いものから順に手にとり、上から草丈が短いものを重ねていきます。
③ すべてまとめたら、全体のバランスを見て長さや位置を調整します。
④ 形が決まったら、花材のまわりに麻ひもをグルグルと巻き付けて回してきつめに固定します。
⑤ 麻ひもを巻き付けたら、固結びをします。
⑥ 固結びをして余った部分で、壁にかけるための輪っかを作れります。
⑦ 麻ひもの上から、好みのリボンを結んだら完成です。
完成したスワッグは、直射日光の当たらない風通しのいい壁にかけて乾燥させます。気候にもよりますが、だいたい2~3週間でドライフラワーになります。
スワッグの草木や花がドライになったら、壁にかけて楽しみましょう。
スワッグをもっと楽しむために。ドライフラワーになってからの管理方法
ドライフラワーを綺麗な状態で長持ちさせるために気をつけたいのは、カビや虫が発生しないようにすること!カビや虫を防ぐためには、湿度が高いところに飾らない・水が当たらないようにする・ホコリをこまめに取り除くといったことに気をつけましょう。
誕生日プレゼントとして贈るなら、渡すタイミングで注意点も伝えてあげてください♪
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フローティングフラワーで家庭を華やかに!お花と器の組み合わせ3選
ここ最近人気を集めているのが、初夏のパーティーを彩る「フローティングフラワー」です。
茎を短くカットした花を水に浮かべるフローティングフラワーは、部屋に華やかさと爽やかな印象を与えます♪
今回は、さまざまなお花と器を組み合わせた3パターンのフローティングフラワーの作り方をご紹介!お部屋を涼しく彩りましょう♡
フローティングフラワーに使うお花は「3パターン」
1)ピンポンマムでカラフルに♪
【アジサイ】
特徴:小さな花がいくつも集まり球状になっているのが特徴です。
香り:少し甘い香りですが、それほど強くはありません。
花言葉:辛抱強い愛情・寛容
【マトリカリア】
特徴:花弁の多い小さめの花です。小さいながらも存在感があり、フローティングフラワーにマッチします◎
花言葉:集う喜び・楽しむ・深い愛情
【ピンポンマム】
特徴:鑑賞菊の一種で、コロンとした丸い花冠が特徴です。花色によって印象が大きく変わります◎
花言葉:君を愛す・真実・高貴・私を信じて
2)バラで上品に♡
【バラ】
特徴:1本の茎に1輪の大きな花をつけます。フラワーブーケ・アレンジメントの定番品種です◎
香り:甘く、上品な香りです。
花言葉:愛情・美・情熱・熱烈な恋
3)アジサイでナチュラルに◎
【アジサイ】
特徴:小さな花がいくつも集まり球状になっているのが特徴です。
香り:少し甘い香りですが、それほど強くはありません。
花言葉:辛抱強い愛情・寛容
【マトリカリア】
特徴:花弁の多い小さめの花です。小さいながらも存在感があり、フローティングフラワーにマッチします◎
香り:菊に似た強めの香りです。
花言葉:集う喜び・楽しむ・深い愛情
【ローズゼラニウム】
特徴:低木の一種です。その香りにはリラックス効果があるといわれ、アロマオイルにもよく用いられます◎
香り:バラよりやや弱く、上品で甘い香りです。
花言葉:尊敬・信頼・真の友情
【ベルテッセン】
特徴:小さな可愛らしい花びらをつけます。はっきりした花色が多く、フローティングフラワーをカラフルに彩ります◎
香り:ほとんどありません。
花言葉:精神の美・旅人の喜び
【サンダーソニア】
特徴:小さなランタンのような独特の形が特徴です。今回は、鮮やかなオレンジ色をチョイスします◎
香り:ほとんどありません。
花言葉:福音・祝福・祈り・信頼
【スマイラックス】
特徴:観葉植物として人気があります。フローティングフラワーにグリーンを加えたいときにおすすめです◎
香り:ほとんどありません。
花言葉:勝利
【サンキライ】
特徴:鮮やかな赤色の実が特徴で、クリスマスリースやお正月飾りにも使われます◎
香り:ほのかな甘い香りです。
花言葉:元気
フローティングフラワーの作り方
1)ピンポンマムのフローティングフラワー
STEP1:花材と大きめの容器を用意し、水を張ります。
STEP2:花の部分をカットし、水に浮かべます。
POINT:空間に余裕を持たせるとおしゃれに見せられます◎
2)バラのフローティングフラワー
STEP1:花材と上品な容器を用意し、水を張ります。
STEP2:花の部分をカットし、水に浮かべます。
POINT:上品な印象に仕上げるなら、紅白の色使いがおすすめです◎
3)アジサイのフローティングフラワー
STEP1:花材と木目の容器を用意し、水を張ります。
STEP2:花の部分をカットし、水に浮かべます。
POINT:大きめの花材から入れるのがベスト◎バランスが取りやすくなります。
パーティーのテーブルフラワーにおすすめ♡
涼しげで爽やかな印象を与えるフローティングフラワー。
テーブルフラワーとして飾ることで、初夏のパーティーを爽やかに彩ります♡
作り方はとっても簡単なので、一度にいくつも作れちゃうのがうれしいポイント。
今回のようにいくつかのパターンを作り、それぞれの印象の違いを楽しんでみましょう♪
動画監修者
小西 拓 |
石川県在住、フラワーデザイン競技会グランドチャンピオン選手権・2018年度優勝者。実家が花キューピット加盟店で、ご両親の世代から花屋を生業としている。 大学卒業後はJFTDの専門学校に入学し、花屋を開業するために経営や技術・ノウハウを習得する。季節の花を用いることを大切にし、茎も葉もすべてが花の一部であり命あるものとして捉え、花の可能性を探っている。 |