お手入れ
8月2日はハーブの日~植物の記念日~
蒸し暑い日が続いています。
今年は梅雨明けが例年よりも遅れていますね。
お出かけの際は、傘を持っていると安心できそうです。
さて、今回は8月2日の「ハーブの日」についてご紹介します。
ここでは、植物を育てたことのない方でも育てやすいハーブの種類も掲載しています。
「これからハーブを育てよう」と思う方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
◆ハーブってどんな植物?
まずは、「ハーブとはどんな植物なのか」についてご紹介しようと思います。
ハーブは、香料や薬になる植物の総称です。
ハーブティーや料理の香りづけ、虫よけなどにも使われています。
使われている箇所は、葉・茎・花・根など…植物によって様々です。
ちなみに料理で使われる時は、香辛料とも呼ばれています。
◆8月2日はハーブの日
毎年8月2日はハーブの日です。
この記念日は、エスビー食品株式会社が2017年に制定しました。
ハーブの日は制定されてから、まだ3年程度の新しい記念日なのですね。
制定された目的は、「ハーブをより身近に感じ、日々の生活に取り入れてもらうこと」です。
また、ハーブの日を8月2日にした理由は、8(ハー)2(ブ)と語呂合わせて読むことができるからとされています。
これからさらに、注目が集まっていく記念日かもしれませんね。
記念日をきっかけに、普段の生活にハーブを意識して取り入れてみてはいかがでしょうか。
◆育てやすいハーブ
ここからはハーブの日に関連して、育てやすいハーブをご紹介します。
「ハーブを育ててみたい」という方や「ハーブをプレゼントしたい」という方は、参考にしてみてくださいね。
<アロマティカス>
・どんなハーブ?
葉は肉厚で、触り心地がモフモフとした感覚のアロマティカス。
他の植物とは、違った触り心地を楽しむことができます。
小さく丸い葉がかわいらしい植物です。
観賞用として販売されていることが多いですが、紅茶にしたり、お菓子に使われたりもしているんですよ。
また葉を触ると、ミントのようなスーっとした香りを楽しむことができます。
アロマティカスの香りを楽しみたい時は、そのまま鼻を近づけるだけではなく、葉を指で挟んでこすってみてくださいね。
・置く場所は?
育てる時は、太陽の光が好きな植物なので、ひなたに置いてあげることがおすすめです。
半日陰でもしっかり育ってくれるので、「ひなたの場所では育てられない…」という方も安心です。
窓際に置いてあげると良いかもしれませんね。
アロマティカスは、簡単に増やすことができます。
小さな花瓶に入れて楽しむことも、新しい鉢に根を張らせることもできます。
新しい株を土で育てる時も、水で育てる時も、まずは枝を3節目くらいの長さで切ります。
そして土に植える範囲・水に浸ける部分を広くするために、上の葉だけを残して下の葉を取り除きます。
葉が土にかぶってしまったり、水に浸かってしまったりしないようにしましょう。
下の方に付いている葉を取ることができたら、そのまま土に植えたり花瓶に挿したりしてください。
土で育てる時は、植え替えをした時に水をたっぷりあげてくださいね。
鉢植えの下に開いている穴から、水が出てくるまであげるのがベストです。
水耕栽培する時は、アロマティカスの根が伸びている様子を観察することができるので、注目してみてくださいね。
この写真は、アロマティカスを花瓶に入れてから、1週間ほどがたった時の物です。
生命力が強く、あっという間に根を生やしてくれますよ。
そして少しずつ、小さな新しい葉を見せてくれるようにもなっていきます。
生長しているのが目で見て分かるので、育てていて楽しいと思います。
そのため、初めて植物を育てる方におすすめです。
「どこで切ったらいいかわからない…」という方は、そこまで深く考えずに切ってみてください。
アロマティカスはどのあたりで切っても、ちゃんと生長してくれることが多いので安心してくださいね。
<バジル>
・どんなハーブ?
ピザなど、イタリア料理でよく見かけることのある、バジル。
バジルの香りを感じるだけで、食欲がわいてくる方も多いと思います。
バジルは高温多湿な環境でもぐんぐん生長してくれるので、暑さが厳しい日本でも簡単に育てることができます。
すくすく育ってくれて、料理での活用方法も多いため「自分で育てたハーブを食べてみたい」という方に、バジルはおすすめの植物です。
・置く場所は?
バジルは、太陽の光が大好き。
できるだけ、ひなたに置いてあげましょう。
また、バジルは水も大好きなので、鉢植えの下に受け皿を用意するか、下が濡れても大丈夫なところで育てると良いかもしれません。
日当たりや水やりのことを考えると、ベランダで育てるのもおすすめです。
・水やりは?
前述したように、バジルは水が大好きです。
乾燥に弱いので、1日の水やりの回数を決めずに、土が乾いたら水をあげるようにすると良いかもしれませんよ。
特に夏は、水切れを起こしやすいので、よく土の様子を見てあげてくださいね。
水をあげるタイミングは、気温が高すぎない時がおすすめです。
気温が高い昼間などにあげてしまうと、鉢植えの中で水が温まり、バジルの根が茹だってしまいます。
気温が高い時に水やりをすることは、お湯をあげているのと同じことになってしまうのですね。
バジルは、白いお花が6月~9月ごろに咲くことがあります。
料理で使われているのは葉のため、なかなかお花は見る機会が無いと思います。
ぜひ、お花が咲いた時は観察してみてくださいね。
ただ、お花が咲いてしまうと、栄養をお花に使ってしまうので「料理でたくさん葉を使いたい」と思う方は、お花を咲かせない方が良いかもしれません。
<レモングラス>
・どんなハーブ?
細長い形をした葉が特徴的なレモングラス。
お茶・トムヤンクンなどの料理の香りづけとして、楽しまれることの多いレモングラスは、私たちをリフレッシュさせてくれますよね。
また、レモングラスは食用としてだけの活用ではなく、虫が香りを嫌がるため、虫よけにも活用されています。
・置く場所は?
鉢植えでも育てることができますが、レモングラスは地植えでも育てることができます。
すっと伸びる葉は、約1メートルまで伸びることもあるので、大きくなっても大丈夫な場所で育てることがおすすめです。
日当たりが良く、風通しが良い所を好むので、お庭に植えてあげるのも良いかもしれませんね。
風でさわさわと揺れる葉を見ることで、風の流れを感じることもできそうです。
・水やりは?
レモングラスは、そこまで水を必要としません。
雨が降らない日が続いた時は、水やりの必要がありますが、水をあげすぎないようにすることがおすすめ。
土の中に少し指を入れて、土が乾いていることを確認した時だけに、たっぷり水をあげるくらいがベストです。
1回にあげる量が少ないと、土の表面だけが湿るだけで根まで水が行き渡らないことも多いので、注意してくださいね。
水をあげる時は、しっかりと潤してあげるように心がけましょう。
・収穫の仕方は?
収穫する時は、ハサミで必要な分だけ収穫しましょう。
レモングラスはイネ科で、葉の周りは指を切りやすいので注意してください。
心配な方は、軍手を付けても良いかもしれません。
◆最後に
今回は8月2日のハーブの日に関連して、育てやすいハーブをご紹介しました。
植物を楽しむ方法は、お花を観賞するだけではありません。
記念日をきっかけに、香りを感じることのできる植物についても興味を持ってみてくださいね。
暑中見舞いにお花を!~いつ贈るの?~
もうじき夏休みですね。
お出かけされる方は、マスクの着用や消毒に注意しつつ楽しんでくださいね。
さて、今回はそろそろ準備したい、暑中見舞いについてお伝えします。
「いつ贈ればいいの?」や「暑中見舞いにおすすめなお花は?」なども掲載中です。
夏という季節を感じられるお花を贈りませんか?
◆暑中見舞いとは?
暑中見舞いとは、夏の季節の挨拶のことです。
暑中見舞いは1年で最も暑い時期に、親しい友人やお世話になっている方を気遣うために、贈り物をしたり、手紙を出したりします。
なかなか直接会うことができない方にも、贈り物やお手紙で、近況報告や「元気でいてください」というメールを伝えられるいい機会ですね。
ちなみに、この暑中見舞いは江戸時代からあったと言われています。
暑中見舞いには、長い歴史があるのですね。
◆暑中見舞いはいつ贈るの?
暑中見舞いの「暑中」とは、いったいいつに当たるのでしょうか?
ここでは、暑中見舞いを贈る時期をお伝えします。
暑中見舞いは、二十四節気を基準に決められていて、小暑(7月7日頃)~立秋(8月7日頃)までと言われています。
ただ、暑中見舞いは夏の暑さが厳しい時の季節のあいさつなので、日にちにとらわれず、相手が住む地域の梅雨明け以降に贈ることが多いとされています。
梅雨明けは、地域によって差が出るので、相手の地域の情報をチェックしてから送りたいですね。
ちなみに二十四節気とは、春夏秋冬の4つの季節をそれぞれ6つに分けたもの。
1年の季節を24等分して、季節を表しているのですね。
二十四節気の1つである、立春・夏至などは聞いたことがある方も多いかもしれません。
◆暑中見舞いに何を贈る?
1年の内で、暑さがもっとも厳しいと言われる時期に贈る、暑中見舞い。
どんなものを贈ったら喜んでもらえるのでしょうか。
暑中見舞いに贈るおすすめを5つご紹介します。
季節のあいさつである、暑中見舞いには、季節を感じることのできる「お花」を贈るのはいかがでしょうか。
ひまわりを見れば夏を感じるように、植物は私たちに季節を感じさせてくれます。
フラワーギフトの色によって、涼しさを感じるデザインにすることや、見ているだけで元気を分けてくれそうなデザインにすることもできます。
そして、花言葉で気持ちを伝えることもできます。
言葉で直接伝えるのとは、違った良さがありますよね。
また、暑さに負けることなく、きれいなお花を咲かせる植物に、力強さを感じたり、癒しを感じたりすることもできそうです。
お花は、もらって嫌な気持ちになることがないギフト。
「どんなものが好きなのか分からない…」そんな時にもおすすめですよ。
<洋菓子・和菓子>
ゼリーなど、暑い時期にも食べやすいものは、喜ばれるかもしれませんね。
贈る相手の好みを考えて選ぶのも、楽しいですよね。
<グルメ>
そうめんなどスイーツと同じく、この時期に食べやすいものだと良いかもしれませんね。
また、ハムやソーセージなどお肉系も贈る方も多いようです。
ブドウやメロンなど、季節のフルーツを贈るのはいかがでしょうか。
家族みんなで食べることができるフルーツを、お中元で頂いたことがある方も多いのでは?
<ドリンク>
定番のビールはもちろん、フルーツジュースやコーヒーなどを贈る方もいらっしゃるそうです。
ジュースは、お子さんも楽しめそうですね。
◆暑中見舞いにおすすめなお花は?
「夏」を連想させる季節のお花や、花もちが良く暑中見舞いにおすすめなお花をご紹介します。
ここでは3種類のお花を紹介するので、フラワーギフトを贈る際は参考にしてみてくださいね。
華やかで豪華な印象のデンファレは、南国を思わせるトロピカルな雰囲気のお花。
南の国のリゾート地に来たような気分にさせてくれるデンファレは、この季節にぴったりですよね。
デンファレはランの仲間の1つで、花もちは他のお花に比べて良いんです。
長く飾っておけるのは、嬉しいですよね。
花色はピンク・紫・ホワイト・明るいグリーンなどがありますよ。
デンファレをさらに長持ちさせるポイントは、咲ききったお花は取ってしまうことです。
1つの茎にたくさんのお花を付けているデンファレは、下に付いているお花から咲いていきます。
そのため、1番上のお花がきれいに咲いている時に、下に付いているお花は咲ききってしまっていることがあります。
お花が萎れてしまったものは早めにとってあげることで、長持ちしてくれますよ。
1本飾るだけでも、お部屋を明るく彩ってくれそうなひまわり。
あの印象的な黄色い花色をみると、「夏がやってきたなぁ~」と思う方も多いと思います。
キラキラと輝く太陽のようなひまわりは、幅広い年代の方から人気が高く、お子様からおじいちゃん・おばあちゃんまで喜んでもらえるお花の1つです。
夏という季節を贈ることができそうですね。
ひまわりを長持ちさせたい時は、花瓶の水を少なく入れることです。
なぜかというと、ひまわりは水に浸かっている部分が痛んでしまうことが多いためです。
葉が付いていることは少ないですが、花瓶の水に葉が浸かってしまいそうな時は、先に取ってしまうことがおすすめです。
こまめに水を取り替えたり、花瓶の水を少なくしたりすることで、ひまわりを長く楽しむことができるので試してみてくださいね。
最近はリシアンサスや、ユーストマという名前でも流通している、トルコキキョウ。
八重咲きのトルコキキョウは、花びらが多く豪華にみえることから「バラに似ているお花」として紹介されることも多いように思います。
そんなトルコキキョウは、夏の暑い時期にも負けずに咲いてくれる、頼もしいお花です。
花もちは、他のお花よりも良いため、長く楽しむことができます。
花色はピンク・紫・白・グリーンなど様々あり、お花の咲き方もカップのような形の一重咲きから、ゴージャスな見た目で、フリフリとした花びらがたくさんのフリル咲きなどもあります。
同じトルコキキョウでも、多くの種類があるので、お花屋さんでどんな種類があるか見てみるのも楽しいかもしれません。
◆最後に
今回は、暑中見舞いについてご紹介しました。
「今年はどんなものを贈ろうか…」と悩んでいる方は、ぜひ季節のお花を贈ってみてくださいね。
もちろん、花キューピットでも暑中見舞いにぴったりなフラワーギフトをご用意しています。
花キューピットでは、なかなか会いに行けない方にも、お花屋さんが直接手渡しで、きれいなお花をお届けすることができます。
魅力満点・胡蝶蘭~お祝いにぴったりなお花~
今回は胡蝶蘭についてご紹介します。
贈答用のギフトで有名な胡蝶蘭は、お花屋さんでも切り花で販売されていることが少なく、あまりなじみがないという方もいらっしゃるかもしれませんが、胡蝶蘭は魅力たっぷりなお花の1つなんです。
胡蝶蘭の魅力を知って、自宅で育てたりプレゼントしたりしてみてくださいね。
また、胡蝶蘭の処分方法も掲載しているので、参考にしてください。
◆胡蝶蘭はどんなお花?
胡蝶蘭は、高級な雰囲気があり美しいお花です。
花束・アレンジメントなどで使われる切り花としても流通していますが、鉢植えに入った状態の方が見かける機会が多いように思います。
花色は、白・ピンク・黄色など…カラーバリエーションが豊富です。
開店祝いや、結婚式など様々なお祝いに合わせることができますね。
また、お祝いだけではなく、お供えのお花としても使われることもあります。
名前の由来は、お花の形がチョウチョに似ていることから付けられたと言われています。
確かにチョウが舞っているように見えますよね。
◆胡蝶蘭は英語でなんていうの?
胡蝶蘭は英語で「Phalaenopsis(ファレノプシス)」や「Phalaenopsis Orchid(ファレノプシス・オーキッド)」、と言います。
<「Phalaenopsis(ファレノプシス)」の由来>
ギリシア語で「Phalaena(ファラエナ)」は、ガやチョウのことを意味しています。
そして、「opsis(オプシス)」は「○○に似た」という意味です。
<Phalaenopsis Orchid(ファレノプシス・オーキッド)>
「Orchid(オ−キッド)」は「蘭」という意味があります。
名前の由来は、日本語と同じでお花がチョウチョのように見えたことからなのですね。
◆胡蝶蘭が人気な理由
ここからは、胡蝶蘭の良さをお伝えします。
<お祝いにぴったりな花言葉>
花言葉は、チョウが舞っているように見えることから付けられたとされていて「幸福が飛んでくる」などを持っています。
贈る相手の幸せを願っている花言葉は、贈り物にぴったりですよね。
<花もちが良い>
胡蝶蘭は、とても花もちの良いお花です。
環境にもよりますが、1、2か月ほど咲き続け、私たちを楽しませてくれることもあるんですよ。
長くきれいな姿を見せてくれるのは、嬉しいですよね。
暑さにも強いので、この時期の贈り物にぴったりです。
<お花の大きさが様々>
胡蝶蘭は大きいイメージがあるかもしれませんが、実は様々なサイズがあるんです。
そのサイズは、大輪、中大輪、ミディ、ミニなどなど。
会社のデスクに飾れるようなコンパクトなサイズから、開店祝いなどで見るような大きなサイズまで幅広いのです。
贈る相手や飾る場所に合わせて、サイズを選ぶことができるので、大きなお祝いのプレゼント以外に、敬老の日のプレゼントとしても人気があります。
<香りが少ない>
胡蝶蘭の華やかな見た目から「香りが強いのでは?」と、思われている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし胡蝶蘭は、ほとんど香りを感じないお花です。
お花の独特な香りが苦手な方や、お花は飾りたいけれど香りのあるものを飾ることができないという方にもおすすめです。
香りが少ないことは、飲食店や会社で飾る時などでは特に嬉しいかもしれませんね。
<花粉が少ない>
花粉は服についてしまうと、なかなかとることができなかったり、お花を飾っている周りを汚してしまったり…。
花粉が多いお花や、飛び散ってしまいやすいお花は少しお手入れがめんどうだったりしますよね。
しかし、胡蝶蘭は花粉が花びらの奥の方に固まっているので、ほとんど落ちることがありません。
花粉が少ないことは、とてもありがたいですよね。
<お手入れが簡単>
胡蝶蘭は長持ちで、香り・花粉ともに少ないことをお伝えしました。
さらに、お手入れが簡単なお花でもあるんです。
次から、胡蝶蘭のお手入れ方法をご紹介します。
◆お世話のポイント
胡蝶蘭は、お手入れが他のお花に比べて簡単です。
水やり・飾る場所に分けてお伝えします。
<水やり>
お花を育てる時に、水やりが大変という方も多いですが、胡蝶蘭は他のお花に比べて水やりの頻度が少なく、負担が少ないんです。
・春から夏…1週間に1回程度
・秋から冬…2週間に1回程度
上記のようなペースで水やりすれば十分なんですよ。
そのため、お仕事の関係で自宅にいることが少ない方や、お花のお世話に時間が取れない方にもおすすめです。
<飾る場所>
1日のうち半分が日陰になる、半日陰を好みます。
窓際に置くなら、薄いカーテン越しに置いてあげてください。
風通しが良い所だとより良いです。
すごく太陽の光が必要な植物ではないので、飾る場所を選びません。
お部屋のいろいろなところに飾ることができますね。
直射日光に当たると、葉が痛んでしまうので避けるようにしてあげてください。
◆胡蝶蘭の処分方法
お祝いでもらった胡蝶蘭を、処分しようと思う時が来るかもしれません。
しかし、いざ処分しようと思うと「やり方が分からない…」という時も、「そもそも枯れてしまっているのか分からない…」ということもあるかもしれません。
その時は参考にしてください。
<まずは胡蝶蘭が生きているかを見分ける>
お花が全て落ちてしまうと、寂しい雰囲気になってしまいますが、お花が落ちても枯れたわけではない時もあります。
胡蝶蘭が全て枯れてしまっているかは、葉や根を見れば確認することができます。
胡蝶蘭を捨ててしまう前に、胡蝶蘭が枯れてしまっているのかを見分けてみてくださいね。
1.葉が残っているかを確認
花だけでなく、葉も残っていない場合、胡蝶蘭は残念ながら枯れてしまっています。
一方、花はないけれど葉は残っている時は、胡蝶蘭はまだ生きています。
葉が残っている時は、捨ててしまうのはもったいないかもしれませんよ。
2.根を確認する
根が全て黒くなっている時や、干からびてしまっている時は、もう捨てるしかないかもしれません。
しかし、太い根がまだ元気だった時は、まだ枯れきっていません。
花がなくなってしまっても、胡蝶蘭はまだ生きているので、「枯れたから捨てよう」と思っていた方はまだ捨てなくていいかもしれません。
<処分方法>
胡蝶蘭が完全に枯れてしまった時の処分方法をご紹介します。
鉢や植え込み材(支柱・ミズゴケ・発泡スチロールなど)、胡蝶蘭本体はそれぞれ分別が必要です。
・鉢
胡蝶蘭の鉢に使われている素材を見て、地域の分別に従ってください。
鉢は、プラスチックや陶器、素焼きの場合が多いと思います。
手元にあるものがどんな素材なのか確認してくださいね。
・植え込み材
地域によって分別方法が異なることがあるため確認が必要ですが、ミズゴケは水分を抜いた状態で燃えるゴミが一般的です。
茎を支えていた支柱は、金属やプラスチックでできているので、それぞれに分別してください。
鉢の中から発泡スチロールが出てくることもあるので、これも地域のルールに従って捨ててくださいね。
・胡蝶蘭本体
だいたいは燃えるゴミで捨てることができます。
立派な胡蝶蘭の場合は、細かく切って捨てることがおすすめです。
自分で処理をせずに、業者の方に回収してもらう方法などもあります。
なかなか時間がかけられないという方は、調べて見ても良いかもしれませんね。
◆最後に
今回は、胡蝶蘭についてご紹介しました。
胡蝶蘭はお伝えしたように魅力がたっぷりです。
興味を持った方は、ぜひ胡蝶蘭を飾ってみてくださいね。
ちなみに、花キューピットでも胡蝶蘭を取り扱っています。
ぜひ、サイトやお花屋さんをのぞいてみてください。
7月の誕生花~夏らしいひまわり~
あと1週間ほどで、7月になります。
暦上で夏の始まりを意味する夏至は過ぎましたが、梅雨寒に肌寒く感じる日もありますね。
蒸し暑い日もあれば、上着が必要なほど涼しい日もあり、この時期は気温差が激しいので、体調管理を心がけたいものです。
さて、今回は7月が間近に迫って来たということで、7月の誕生花についてご紹介します。
7月の誕生花は、夏らしさを感じさせるひまわりです。
ひまわりは、子どもからおじいちゃん・おばあちゃんまで幅広い年代の方から親しまれているお花。
「お花の中でひまわりが1番好き」という方もいらっしゃると思います。
そんな人気者のお花「ひまわり」の花言葉などをご紹介していますので、7月にお誕生日を迎える方のプレゼント選びに役立ててください。
また、ひまわりをもらった時に、なるべく長持ちできるようなお手入れ方法も掲載しています。
◆ひまわりの花言葉
ひまわりには、いろいろな花言葉があります。
ここでは、そんなひまわりの花言葉をご紹介。
ひまわりをプレゼントする時に、花言葉を一緒に伝えて気持ちを伝えてみては?
この花言葉は、ひまわりが太陽の方に向かって咲く様子から付けられた説や、ギリシャ神話が由来になっている説もあります。
ここでは、その花言葉の由来になっているというギリシャ神話を紹介します。
このギリシャ神話は、大洋の神オケアノスの娘、水の精クリュティエが太陽神アポロンに恋をしてしまうことから始まります。
アポロンへの恋心に気づいてしまったクリュティエ。
しかし、クリュティエが恋したアポロンは、以前から女神カイアラピという別の女神に想いを寄せていたのです。
そのため、クリュティエのアポロンに対する想いは、初めから届かないものだったのです。
クリュティエは自分の恋が実らないことを知りましたが、気持ちをあきらめきることができませんでした。
恋した相手に気持ちが届かないことを悲しみ「せめて彼を見ていたい」と、毎日アポロンが空の道を黄金の馬車で東から西へ駆けていく様子を、地上から見つめて過ごしていました。
クリュティエが地上から天空を見上げアポロンの姿を見つめ続けてから9日間がたったある日、ずっと動かずその場からアポロンを見続けていたクリュティエの足から根が生えてきたのです。
そしてついには、クリュティエはひまわりへと姿を変えてしまいました。
このアポロンに対する強い想いが、ひまわりの「あなただけを見つめる」という花言葉の由来になっているのかもしれませんね。
また、ひまわりが太陽を追いかけるようにお花の向きを変えるのは、クリュティエが見続けたアポロンの乗った空を進む馬車が進む方向と、太陽が同じように東から西に進んでいくためとも考えられているそうです。
この「情熱」という花言葉は、ひまわりが厳しい夏の暑さに負けずに、元気に咲いている様子から付けられたと言われています。
これから何かを頑張ろうと思っている方や、今頑張っている方へのプレゼントにぴったり。
赤バラの花言葉も情熱なので、7月の誕生花である「ひまわり」と合わせてフラワーギフトにするのも良いかもしれません。
同じ花言葉を合わせて、花束やアレンジメントにするのも素敵ですね。
この花言葉は、ひまわりがお花を太陽の方向に向けることと、太陽のような明るい花色・丸い形をしていることから付けられたとされています。
確かに太陽の方向にお花を向けることや、太陽に似た花姿をしているのは、まるで太陽に憧れているように見えますよね。
「憧れ」という花言葉は会社の上司や、お父さん・お母さんへのプレゼントにおすすめです。
尊敬する方が7月生まれの時は、誕生日プレゼントにひまわりを渡したいですね。
「光輝」という花言葉は、ひまわりが夏の日差しに照らされて、キラキラと輝いて見えたことから付けられたのだそうです。
鮮やかな黄色のお花が印象的なひまわりに、ぴったりな花言葉ですよね。
日頃から輝いて見えるほど元気な方や、笑顔が素敵な方へのプレゼントにしてみてはいかがでしょうか。
ひまわりの花言葉に想いを込めて贈りたいという方は、ご紹介したようにいろいろな花言葉があるので、渡す時は「お誕生日おめでとう」という言葉と一緒に、花言葉を書いたメッセージカードを付けるのも良いかもしれませんね。
◆お手入れの方法
ひまわりをお誕生日プレゼントでもらったら、できるだけきれいな姿を楽しみたいですよね。
そこで、ここではひまわりのお手入れ方法をご紹介します。
ひまわりを飾る花瓶は、なるべく清潔にしましょう。
花瓶が汚れていると、水の中でバクテリアや細菌が繁殖してしまいます。
ひまわり以外の切り花も、水が清潔ではないと花もちが悪くなってしまうので、水をきれいに保つためにも花瓶は清潔にしましょう。
<花瓶の水は少なめにする>
花瓶でひまわりを飾る時は、花瓶の中の水を少なめにしましょう。
ひまわりの茎は、水に浸かっていると痛んでしまったり、花瓶の水を汚してしまったりしやすいので、浅水でひまわりは飾るようにしてみてくださいね。
ひまわりの切り花は、涼しい所で飾った方がきれいな姿を長く見せてくれます。
また、直射日光が当たる場所や、エアコンの風が直接当たる場所は避けてお花を乾燥から守るようにすることもおすすめです。
ひまわりに長持ちして欲しい時は、飾る場所も気を付けてみてくださいね。
花瓶を清潔にするというポイントでもお伝えしましたが、花瓶の水をなるべく清潔に保つことは、花もちをよくするためにはとても重要なことです。
花瓶の水は毎日取り換えて、きれいな水をひまわりに吸わせてあげてください。
◆最後に
今回は7月の誕生花「ひまわり」の花言葉と、長持ちするために必要なお手入れの方法をご紹介しました。
夏を連想させるひまわりは、見ているだけで元気になれますよね。
7月生まれの方にはひまわりを贈りませんか?
ちなみに花キューピットでは、ひまわりを使ったフラワーギフトを用意しています。
遠方に住んでいて、直接プレゼントを渡しに行くことができない方にも、素敵で新鮮なお花をお届けすることができます。
直接会いに行けない時は、ぜひ花キューピットを試してみてくださいね。
気になった方は、お近くのお花屋さんまたは、サイトを見てみてください。
観葉植物~おすすめの種類・歴史~
最近雨の日が続いていますが、皆さんはどうお過ごしですか?
あじさいが見ごろを迎えていますね。
ピンクやブルー、ホワイトにグリーンと、様々な色のあじさいを見かける機会が増えたのではないでしょうか?
梅雨に入り、じめじめした日が続いて、何となく気持ちが盛り上がらない日もあるかもしれませんが、カラフルなあじさいに出会えると少し気分が明るくなるかもしれませんね。
さて、今回は観葉植物の歴史や、おすすめの観葉植物の種類をご紹介します。
夏のあいさつや暑中見舞いとしてや、開店・開業祝いなどに観葉植物を選ぶ方も少なくないのではないでしょうか。
また観葉植物は、入学や入園をお祝いしてくれた方へのお返しとして選ばれることもありますよね。
もちろん、自宅を彩るインテリアとしても、おしゃれな観葉植物はおすすめです。
観葉植物を選ぶ時の参考にしてくださいね。
◆観葉植物とは?
観葉植物とは、葉の形や色を見て楽しむための植物の総称です。
ひとくくりに観葉植物と言っても、色や形、大きさすらも様々。
観葉植物には、たくさんの種類があります。
そんな観葉植物はオフィスやカフェ、お部屋のインテリアとして置かれているイメージがある方もいらっしゃると思います。
そのイメージの通り観葉植物は基本的に、屋外ではなく室内で育てることが多いです。
植物を育てる時は太陽の当たる場所の方が良いように思ってしまいますが、多くの観葉植物は直射日光の当たらない場所・半日陰でも育ってくれます。
そのため、「お庭はないけれど、植物を育てたい!」や「室内にグリーンを取り入れたい!」と思っている方に観葉植物は、おすすめです。
日当たりをそこまで気にしなくていいので、気軽に育てることができそうですよね。
また、お花が咲いたり、実がなったりという大きな変化はないですが、観葉植物のポイントの1つはお手入れが簡単ということがあります。
そのため、植物を育てることが初めてという方にも安心なんです。
種類によって様々ありますが、一般的には水をあげる回数もそこまで多くないものが一般的。
そして、花束やアレンジメントで使われる切り花よりも、ずっと長く緑を観賞することができますよ。
◆観葉植物の歴史
手軽にグリーンを生活に取り込めるという理由から、人気の高い観葉植物。
そんな観葉植物には、どのような歴史があるのでしょうか。
ここでは日本と海外に分けて、その歴史をお伝えしようと思います。
<日本と観葉植物>
観葉植物と日本の関わりは、江戸時代ごろからと言われています。
どうやら、江戸時代には観葉植物が日常的になっていたようです。
もともと江戸時代には植物を観賞する文化があり、中でもマンリョウなどの小さな木(低木)を観賞するということは、特に盛んだったのだそう。
そのため多くの種類が集められ、珍しい種類の観葉植物も流通していたと言われています。
美しい植物を見たいと思う気持ちは、今も昔も変わらないのかもしれませんね。
また、観葉植物は季節に関わらず、1年間の間ずっと葉が緑であることから、「繁栄」や「長生き」のシンボルになっていたのだそうです。
そのため、観葉植物をお庭に植えているお宅も多かったのだそう。
観葉植物を植えていた理由は、ゲン担ぎという意味も込められていたのですね。
特にお部屋の中で観葉植物を育てるようになっていったのは、昭和30年以降の高度成長期の頃からと言われています。
当時は都市化が進み、グリーンを身近に感じられなくなっていたのだそうです。
さらに今までは一戸建てに住み、庭に植物を植えていた人々が、マンションなどの庭がない家に住むことが多くなっていきました。
そこで当時の人々は、昔と比べてグリーンと親しむ機会が減ったことを改善するために、観葉植物を室内で育てるようになっていったのだそうですよ。
<海外と観葉植物>
ヨーロッパでは大航海時代以降に侵略した国々から、その土地の植物も集められました。
その集められた植物の中には、花が美しい植物だけではなく、葉の色や模様が美しい観葉側物も含まれていました。
また19世紀ごろには、ガラスや鉄材などの原料が手に入ったことで、ガラスを使った温室が多く建てられるようになっていったそうです。
温室が普及したことをきっかけに、植物の栽培が活発になったのだそう。
栽培が盛んになったことで植物量だけではなく、新しい種類も、このタイミングで多くなったと言われています。
一見関係ないように見えますが、ガラスの原料が多く手に入ったことで、植物の種類や栽培する量が多くなったのですね。
そして、だんだんと家を建てる際にもガラスが使われるようになり、室内に入る太陽の光が増えていきました。
そのため室内でも植物が育てやすい環境になり、お部屋の中で観葉植物を育てることも多くなっていったのだそうです。
他にも光化学スモックなどの環境汚染を考え、室内で植物を育てようという考えの人々が多くなったことから、観葉側物を室内で育てる習慣ができたと言われています。
観葉植物を室内で育てるようになったのは、家の環境や環境汚染が関係していたのですね。
◆観葉植物の種類
ここからは観葉植物の種類や特徴をご紹介します。
<サンスベリア(トラノオ)>
・どんな植物?
すっと伸びた葉が印象的なサンスベリア。
マイナスイオンを発生させる効果が、大きいと言われている観葉植物です。
お手入れが少なく、植物を育てることが初心者の方にも簡単に育てることができます。
・水やりのタイミングと量は?
サンスベリアは、暑さと乾燥に強いたくましい植物ですが、寒さと湿気は苦手です。
そのため、水をあげすぎないように注意が必要です。
春から秋にかけては、完全に土が乾いてからだいたい4~5日後に1回で大丈夫です。
秋は完全に土が乾いてから7日後くらいに1回水をあげれば十分。
土が乾いたことを確認してからあげましょう。
冬の水やりは、ほとんどいりません。
「水をあげないの⁉」と、驚かれる方もいらっしゃると思いますが、サンスベリアは10度を下回ると、寒さに耐えるために休眠する特徴があります。
葉の表面がしわしわになってしまうことがありますが、水をあげる必要はありません。
休眠中に水はいらないので、あげないようにしてあげてくださいね。
・置く場所は?
サンスベリアをお部屋に置く時は、日差しが入る明るい日かげを選ぶことがおすすめです。
・サンスベリアはトラノオ?
ちなみにサンスベリアよりもトラノオという名前の方が、聞きなじみがあるという方もいらっしゃるかもしれません。
サンスベリアはトラノオとよばれていますが、実は、トラノオとはサンスベリア・トリファスキアタ・ローレンティというサンスベリアの1つの品種のことをいいます。
トラノオの名前の由来は、葉に入ったしま模様から。
確かにトラのしっぽの様に見えますよね。
<モンステラ>
・どんな植物?
南国情緒の雰囲気あふれる観葉植物。
大きな切れ目が入ったような葉が特徴的なモンステラは、ハワイ語で「水がわき出る」を意味しているんですよ。
人気がある観葉植物で、インテリア雑貨やアクセサリーなどのモチーフに良く使われています。
・水やりのタイミングと量は?
モンステラは水が好きですが、乾燥にも強い育てやすい植物です。
ただ、寒さには弱いので季節で水やりの量は、変えてあげましょう。
春~秋は、土が乾燥したらたっぷりあげてください。
この時期は、どんどん生長してくれますよ。
ただ冬になり、寒くなってきたら土が乾燥してから2~3日後にあげるようにしましょう。
モンステラを乾燥気味にさせることで、樹液の濃度が高まり、寒さを耐えやすくすることができるのです。
・葉水はする?
ハダニなどの害虫が付かないよう、葉に切り吹きで水をかけてあげると良いと思います。
室内が乾燥していると、ハダニの被害にあいやすいので、葉の裏をメインに霧吹きをしてあげてください。
・置く場所は?
直射日光に当たってしまうと、葉焼けしてしまうので注意が必要です。
ただ、日光に当たらない株よりも、日光に当たった株の方が強くなるので、日光の入る場所で育ててあげることがおすすめです。
<クワズイモ>
・どんな植物?
ぽってりとした太い根茎と、すくすく伸びるツヤのある大きな葉とのバランスが可愛らしい観葉植物です。
大きな葉は、最大で60センチになることも。
クワズイモは高温多湿を好み、生長がはやい植物なんですよ。
・名前の由来は?
名前の由来は、「食べることのできないイモ」ということからきているそう。
根と茎には毒があり、食べてしまうと下痢や吐き気の症状が出てしまいます。
見た目は里芋のようにも見えますが、誤って食べないように注意が必要です。
・水やりのタイミングと量は?
春~秋にかけては、土が乾燥したらたっぷりと水をあげてください。
水の量は、鉢植えの穴から水が出てくるくらいの量がおすすめです。
乾燥すると葉が萎れたり、丸まったりするので、そうなる前に十分に水をあげることがポイントです。
一方、冬は水やりを1週間に2回程度に控えてください。
クワズイモは、気温が低いと成長を止めてしまうので、水がそこまで必要なくなるのです。
・置く場所は?
半日陰を好む植物なので、室内の日光が入る場所がおすすめです。
エアコンの風が直接当たる場所に置いてしまうと、葉が乾燥してしまうのでおすすめしません。
◆最後に
今回は、観葉植物についてご紹介しました。
お部屋にグリーンを置いて、自宅を癒しの空間にしませんか?
お世話も簡単なので、ぜひ観葉植物を育ててみてくださいね。
ちなみに花キューピットでは、産地からこだわりの観葉植物をお届けすることができます。
贈り物にも、ご自宅用にもぴったりです。
興味のある方は、ぜひ1度サイトをのぞいてみてください。
夏に贈りたい!季節のお花4選
日差しの強い日が、多くなりましたね。
日傘や帽子をかぶっている方も、以前より多く見かけるようになりました。
夏の始まりを意味する夏至は、6月21日。
暦上でも、夏はもうすぐそこまで迫っています。
ということで、今回は今の時期に贈りたいお花の種類をご紹介します。
お誕生日や記念日には、夏にぴったりなお花を贈りませんか?
もちろん自宅用のお花も、季節を取り入れましょう。
■ひまわり
<どんなお花?>
夏のお花と言って忘れてはいけないのが、ひまわりですよね。
ひまわりは子どもからお年寄りまで、幅広い年代の方から親しまれているお花です。
花言葉は、「あなただけを見つめる・あこがれ」などがあります。
「あなただけを見つめる」という花言葉は、太陽の方向にお花を向ける様子から付けられたものなのだそうです。
そして「あこがれ」は、同じく太陽を追いかけるようにお花を向けることと、お花が太陽のような形をしているからと言われています。
<長持ちさせるには?>
ひまわりを長持ちさせるには、花瓶の水を少なくし、できるだけ毎日水を交換することです。
ひまわりの茎には、細かい毛が生えています。
この毛が水に浸かっていると、雑菌を繁殖させてしまい痛んでしまったり、花瓶の水を汚してしまう原因になってしまったりするのです。
そのため、ひまわりの茎が水に浸かっている部分をなるべく少なくしましょう。
そして、花瓶の中を清潔に保つためにも、花瓶の水は毎日取り換えてください。
■デンファレ
<どんなお花?>
デンファレは、トロピカルな雰囲気。
夏のプレゼントにぴったりですね。
さらにお花は、胡蝶蘭と似た形をしていて上品な印象のため、フォーマルな場でのプレゼントにもおすすめです。
特にデンファレは、目上の方への贈り物や、男性への贈り物としても人気があります。
花色は、紫が有名ですが白やピンクもあるんですよ。
また、花言葉は「お似合いの2人・魅力・有能」などがあります。
結婚記念日の贈り物に「お似合いな2人」という花言葉を込めることや、会社関係の方へのプレゼントに「有能」という花言葉を込めて贈ることもできますね。
<食べることもできる?>
デンファレは、観賞用とは別に食用花(エディブル・フラワー)としても人気があります。
パンケーキの上にデンファレが添えられている所や、サラダと一緒に盛り付けられている所などを見たことがある方もいらっしゃると思います。
デンファレを含め、お料理にお花が添えられている時は、食べない方が多いかもしれません。
しかし、食用のデンファレは栄養満点なんです。
ビタミンが豊富であり、高い抗酸化作用もあるのだそうです。
シャキシャキとした食感も楽しむことができます。
野菜など他の物では出すことのできない鮮やかな色を、デンファレがお皿を彩ってくれるため人気があるようですよ。
■トルコキキョウ
<どんなお花?>
フリルのような形がかわいらしく、上品なお花であるトルコキキョウ。
フラワーギフト以外では、結婚式の飾りやブーケとして使われることも多いお花です。
トルコキキョウは、バラやひまわりよりも有名ではないかもしれませんが、とても人気が高いんですよ。
花色も白やピンク、紫など濃淡やグラデーションを含めてたくさんの種類があります。
贈る相手の好きな色を選ぶことができますね。
花言葉は、「優美・よき語らい・希望」などです。
また、トルコキキョウは、夏の暑さに強いお花の1つで、この時期に飾りやすいお花なんです。
暑さに強く、長くきれいな姿を楽しませてくれるのは嬉しいですよね。
自宅で飾るお花の種類で悩んだら、この時期はトルコキキョウがおすすめ。
お花屋さんではトルコキキョウのことを「リシアンサス」や「ユーストマ」と呼んでいる(表記している)所もあるので、見つけられない時はお花屋さんに聞いてみてくださいね。
<名前の由来は?>
トルコキキョウは、名前に「トルコ」と「キキョウ」と入っているため、「トルコ原産のキキョウ科のお花」と勘違いしてしまう方もいらっしゃると思います。
実は、トルコキキョウはトルコ原産でも、キキョウ科のお花でもないんです。
名前に「トルコ」が付いた理由は、様々な説があります。
・トルコ人が付けていたターバンにつぼみの形が似ていたから
・トルコキキョウのブルーに近い紫色の花色が地中海の色に見えたから
・トルコ石の色にトルコキキョウの花色が似ていたから
…などなどありますが、はっきりとはわかっていないようです。
また、「キキョウ」と付けられた理由は、「キキョウのお花に似ていたから」と言われています。
たくさんの花びらを持った八重咲きのトルコキキョウは、あまりキキョウに似ていないですが、一重咲きのトルコキキョウはキキョウに少し似ているので、お花屋さんで見かけた際はチェックしてみてください。
■アンスリウム
<どんなお花?>
鮮やかな赤い色が印象的なお花であるアンスリウム。
アンスリウムと聞くと、はっきりした赤色が連想されますが、お花の色は赤色以外にもあります。
ピンクや緑、白など…アレンジメントや花束のイメージによって、使い分けることができるんです。
お花の形はハート形でチャーミング。
そして、造花なのではないかと思ってしまうような光沢があります。
一般的な花びらの触り心地と異なるので、自宅で飾る際は1度触ってみてくださいね。
花言葉は、「情熱・印象深い」などを持っています。
ちなみにハワイでアンスリウムは、バレンタインに贈るお花として親しまれているそうです。
日本ではバレンタインデーに「女性から男性へチョコレートをプレゼントする日」として知られていますが、海外では「男性から女性へお花をプレゼントする日」なのだそうです。
最近は2月が近づくとお花屋さんで、フラワーバレンタインというポスターを貼っているのを見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
バレンタインまでにはまだ時間がありますが、今年はバレンタインデーにお花を渡してみてくださいね。
<育て方は?>
アンスリウムは、アレンジメント・花束で使われる切り花でもあります。
しかし、「アンスリウムは、鉢植えに親しみがある」という方も多いのではないでしょうか。
ここでは、アンスリウムの育て方のポイントを簡単にご紹介します。
・置く場所
強い日差しが苦手で、葉が焼けてしまうこともあるので、室内で育てることがおすすめです。
1日のうち半分くらいが日陰になる半日かげや、窓の近くで薄いレースのカーテン越しに置いてあげても良いと思います。
部屋の中にある電気などでも育ちますが、やはり太陽の光を当てて育ててあげた方が元気に育ってくれますよ。
・夏場の水やり
南国育ちのアンスリウムは、高温多湿を好む植物です。
そのため、土が乾いた時には十分に水やりをして、乾燥する日には葉に霧吹きで水をかけてあげてください。
土が湿っているか確かめる時は、土の中に軽く指を入れて確認することがおすすめです。
土の表面だけを見て判断すると、実は乾いているのは表面だけだった…ということもよくあるので注意が必要です。
■(おまけ)ワンサイド・オールラウンドって?
「夏にお花を贈りたい!」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、いざサイトやお花屋さんに行くと「ワンサイドと、オールラウンドどちらになさいますか?」と聞かれることがあります。
はじめてお花を贈る方は、このワンサイド・オールラウンドのそれぞれの良さや、形の違いが分からないという方も多いと思います。
ここでは、おまけとしてワンサイド・オールラウンドについてまとめておきます。
フラワーギフト選びの参考にしてくださいね。
<ワンサイド>
ワンサイドは、お花がきれいに見える方向が決まっているデザインです。
お花の向いている方向が、1方向にそろえられています。
そのためアレンジメントなら、壁沿いなどに置く時はワンサイドがおすすめです。
お花を片面に向けて作るため、同じお花の量を使うならワンサイドの方がオールラウンドよりも大きく作ることができます。
<オールラウンド>
360度どこから見ても、お花がきれいに見えるようなデザインです。
そのためテーブルの上など、色々な方向からお花を見ることがある場所に置く時におすすめです。
結婚式のブーケは、オールラウンドのことが多いと思います。
ちなみにオールラウンドのことは、四方見とも呼ばれています。
このワンサイド・オールラウンドは、アレンジメントでも花束でも使われるデザインです。
どんな場所に飾りたいか、フラワーギフトの大きさなどを考えて決めてくださいね。
「どっちが良いか分からない!」という方は、お花屋さんに聞いてみるのも良いかもしれません。
きっとお花屋さんが、一緒に考えてくれると思いますよ。
■最後に
今回は夏に贈りたいお花についてご紹介しました。
暑くて何となくやる気が出ない日も、植物があれば元気を分けてもらうことができるかもしれませんね。
そして、頑張って咲いているお花に感動することや、暑い中文句も言わずに咲いているお花を見て自分も頑張ろうと思うことができるかも…。
ちなみに花キューピットでは、夏の花贈り特集をご用意しています。
この時期にお誕生日を迎える方や結婚記念日、お中元・暑中見舞いなどでご活用ください。
もちろん、何かのお祝いでなくても、日頃のお礼としてお花を渡す時もご利用いただけます。
気になった方は、サイトかお花屋さんに立ち寄ってみてください。
6月20日はペパーミントの日~植物の記念日~
6月に入り、梅雨の季節になってきました。
関東甲信越では例年6月8日頃から梅雨入りしているようです。
まだ雨の日が続いているようには感じませんが、今年はどうなのでしょうか。
天気予報が気になりますね。
さて、今回は6月20日にある「ペパーミントの日」についてご紹介しようと思います。
ペパーミントの日の由来はもちろん、ペパーミントの特徴や育て方も掲載しています。
自宅で植物を育てたい方や、「初めて植物を育てようと思っているけれど、どんな種類が良いか悩んでいる」と思っている方はペパーミントがおすすめですよ。
◆ペパーミントの日とは?
毎年6月20日はペパーミントの日。
この記念日は、ペパーミント(ハッカ)が特産品である北海道北見市まちづくり研究会によって、1987年に制定されました。
今から33年ほど前にできた記念日なんですね。
なぜ6月20日に決まったかというと、以下の理由からなのだそうです。
・6月の北海道の爽やかさが、ハッカの爽やかさそのものであることから
・20日が「はっか」と読む語呂合わせから
ちなみに北見市は、世界で流通するペパーミントを昭和の初め頃まで70%ほど生産していたことから、ペパーミントをPRする目的で「ペパーミントの日」を作ったのだそうです。
◆ペパーミントって?
スーっとした香りが特徴的なペパーミント。
ミントの代表的な1つです。
名前の由来は、その香りがコショウを連想させたことから付けられました。
「ペッパー+ミント」なんですね。
葉は、くっきりとした緑色で、形は先がすっと尖っています。
ペパーミントは葉が有名ですが、実は小さなお花も咲かせるんですよ。
お花が咲いている時は、ぜひ注目してみてくださいね。
お花の色は、ピンクや紫色をしていることが多いです。
また、花言葉は「心のあたたかさ(あたたかい心)・美徳」などがあります。
この花言葉は、ペパーミントの効能から付けられたのだそうです。
次にペパーミントの効能・効果をご紹介します。
ペパーミントには、イライラを沈めてくれるような鎮静効果があると言われています。
そして、消化を助けてくれたり、腹痛や胸焼けや胃けいれんなどの症状を緩和してくれたりするそうです。
また、乗り物酔いにも効果があると言われています。
ペパーミントには、様々な効果があるんですね。
ペパーミントに触れる機会があった場合は、香りを感じた時にどんな気分になるのかを、意識してみると良いかもしれませんね。
当たり前ですが、同じ香りを感じたとしても、その香りに対してどんなイメージを持ったかや、どんな気持ちになるかは、人によって変わってきます。
ペパーミントの香りを嗅いだ時、自分がどんな気持ちになるかによって、香りを楽しむタイミングを変えるのもいいかもしれません。
例えばペパーミントの香りを感じた時、「落ち着いた気持ちになる」と思った方は、「気持ちを落ち着けたい時」や「冷静になりたい時」にペパーミントに鼻を近づけたり、葉を指でこすってみても良いと思います。
ペパーミントに限らず、自分の気持ち・気分が香りで変わることがあった時は、今後その香りを活用して自分の気持ちや、モチベーションをコントロールしやすくすることもできるかもしれませんね。
・フレッシュのまま添える
フレッシュ(生のまま)飲み物やアイス、ケーキに添えることも多いです。
料理の彩りをよくするための飾りとしても人気。
何より、すっきりとした香りは飲み物や、スイーツとの相性ピッタリです。
・乾燥させる
乾燥させてお茶にすることも、香りを楽しむポプリとしても活用されています。
・精油を利用する
葉から精油を作り、アロマセラピーとしてもペパーミントは人気なんです。
◆ペパーミントの育て方
ここからは、ペパーミントの育て方をお伝えします。
自宅で育てたペパーミントを飲み物に浮かべて見たり、料理に使えたり…。
自分で育てたものを使うのは、ちょっと素敵な気分になれそうですよね。
ハーブやミントなどを育てている方や、これから育てようと思っている方は参考にしてみてくださいね。
<置く場所>
強い日差しが続くと、葉がダメージを受けてしまうこともあります。
ペパーミントを育てる時は風通しが良く、1日のうちに数時間程度日の光が当たるところが良いと思います。
完全な日陰で育てていると、香りや葉の色が悪くなってしまうこともあります。
適度に光を吸収できる場所に置いてあげてください。
<水やり>
水やりはたっぷりあげましょう。
土を乾燥させないようにすることが大切です。
暑い夏の日などは、土が乾燥してしまいがちです。
そのため、これからの季節は特に注意が必要になります。
ただし、気温が高くなる昼間などに水をあげてしまうと、根が茹だってしまうことがあります。
比較的に気温が低い、朝や夜にあげることがおすすめです。
<肥料>
肥料は特にあげなくても、大きくなってくれることが多いです。
ペパーミントを育てていると、強い生命力を感じられるかもしれせん。
<害虫>
虫は他の植物に比べて付きにくいので、「植物を育ててみたいけれど、虫が苦手…。」という方におすすめですよ。
ペパーミントは、室内でも育てやすい植物の1つです。
◆最後に
今回は、ペパーミントの日に関連して、記念日の由来やペパーミントについてをご紹介しました。
あまり知られていない記念日もありますが、今回ご紹介した「ペパーミントの日」以外にも植物に関する記念日は、たくさんあります。
ちなみに「ペパーミントの日」ではなく、「ミントの日」は3月10日にあるんですよ。
ぜひ、他の植物の記念日にも注目してみてくださいね。
6月の誕生花~世代や国境を越えて愛されるユリ~
今日からカレンダーを1枚めくり、6月に入ります。
6月にお誕生日を迎える皆さま、お誕生日おめでとうございます。
今回は、6月の誕生花「ユリ」についてご紹介します。
ユリは、大きな花が美しいお花です。
世代や国境を越えて、非常に多くの方から愛されています。
◆ユリはどんな花?
すらっとした茎に、大きく華やかなお花を付けるユリ。
お祝いの贈り物にぴったりなお花です。
大きめのフラワーギフトを贈りたい時は、特にユリを入れることがおすすめです。
なぜならユリは1つの茎からいくつかのお花を付け、葉もたくさん付いているためフラワーギフトに1つ入るだけで、ボリューム満点で豪華な贈り物にすることができるからです。
華やかで大きなフラワーギフトは、お誕生日のプレゼントとしてはもちろん、結婚式や発表会などの贈り物としても最適です。
また、お花の香りを楽しみたいという方にもユリはおすすめです。
ユリは他のお花に比べて、香りが強いお花。
アレンジメント・花束にユリが入っていたら見るだけではなく、香りにも注目してみてくださいね。
またユリはアジアを中心に、100種類ほどが世界に分布しています。
その多くの種類の中には、香りのない品種もあり、最近はお花屋さんで購入することもできるんです。
ユリの香りが好きな方は多いですが、もし「ユリは香りが強いから、少し苦手…」という方に6月の誕生花をプレゼントしたい時は、お花屋さんで香りが少ないものがないか聞いてみるのも良いかもしれません。
◆ユリの花言葉
ユリの花言葉は、「純潔」や「無垢」「威厳」です。
上品なユリの花姿から連想できそうな花言葉ですよね。
ちなみに、ユリにはさまざまな色があり、花色によって花言葉が異なります。
・黄色:「陽気」など
・オレンジ色:「華麗」「愉快」など
・ピンク色:「優しさ」「あたたかさ」など
このように色によって花言葉が変わるので、花色が決められない時は、花言葉を参考にしてみては?
◆ユリを長持ちさせるには?
お誕生日プレゼントなどでユリをもらったら、なるべく長くきれいに咲いていて欲しいですよね。
ここでは、ユリを長持ちさせるための方法をご紹介します。
お花に詳しくない方へフラワーギフトをプレゼントする時には、少しユリのお手入れ方法を伝えるのも喜ばれるかもしれませんよ。
<水に浸かりそうな葉は先に取る~花瓶に活ける前~>
ユリはたくさん葉を付けているお花なので、思っていたよりも茎の下の方まで葉が付いていることもあります。
葉が水に浸かっていると、花瓶の中で雑菌などを繁殖させてしまう原因になることも…。
そのため、花瓶に活ける前に下の方に付いている葉は取ってしまうことがおすすめです。
<水切り~花瓶に活ける前~>
花瓶に活ける前に、ユリが水を吸いこむ部分を新しくしてあげましょう。
水きりの方法:水の中で、茎の切り口から2~3センチ上を園芸ばさみなどでカットします。
切り口は水に触れる面積が多くなるように、斜めに切ることがおすすめです。
他のお花も水切りしてあげると、長持ちしますよ。
水中で切ることが難しい方は、切った後すぐに水の中へ浸けてあげてください。
水を吸いこむ部分を切り新しくしてあげると水を吸いこみやすくなるため、ユリは十分な水の量を吸いこむことができるのです。
<やくを先に取る>
お花屋さんで先に取ってくれていることも多いですが、ユリに「やく」が付いている時は取ってしまいましょう。
やくとは、雄しべの先端に付いている部分のことです。
そのままにしていると、やくから花粉が出てきてしまいます。
受粉してしまうと早く萎れてしまうので、ユリが開いた時に素早く取ってしまうことがポイントです。
ちなみに、ユリの花粉は洋服などについてしまうと、なかなか取れないので注意が必要です。
前述したように、ユリが開いたタイミングで、衣服などが汚れないためにもピンセットでつまんで取ってしまいましょう。
ピンセットがない場合は、ティッシュでつまむようにして取ることこともできます。
少し引っ張れば簡単に取ることができますよ。
<水は毎日交換する>
花瓶の水を清潔に保つことで、ユリの花もちをよくすることができます。
花瓶の中が雑菌などでぬるぬるしないように、できるだけお水は交換してあげましょう。
◆ユリに合わせたいお花の種類
ユリだけの花束はとても素敵ですが、他のお花と合わせたフラワーギフトもおすすめです。
「ユリとどんなお花を合わせたらいいだろう…。」と悩んでいる方は参考にしてみてくださいね。
<カーネーション>
「フラワーギフトをカラフルなものにしたい!」「好きな色と誕生花を入れてあげたい!」という方におすすめなお花がカーネーションです。
ユリをお花屋さんで見かける時は、白やピンクが多くありませんか?
カーネーションは様々な花色が多く流通しているので、フラワーギフトの色を増やすことができるんです。
母の日のイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんが、カラフルで丸みがあり可愛らしいお花のためカーネーションは、お誕生日などのプレゼントとしても人気なんですよ。
<バラ>
ユリとバラを合わせることで、さらにゴージャスなデザインにすることができます。
目上の方へのお誕生日プレゼントや、義理のお母さんへの贈り物におすすめです。
バラはカラーバリエーションが豊富で、お花の大きさも様々な種類があります。
そのためバラは、フラワーギフトの全体の大きさ・色合いを調節することができるだけではなく、メインにも脇役にもなれるお花の1つなのです。
<デンファレ>
胡蝶蘭のような花姿をしたデンファレは上品で、高級感のあるお花です。
ユリと合わせることで、より華やかなフラワーギフトにすることができます。
食事に行った際など、フォーマルな場でフラワーギフトを渡す時におすすめです。
花もちの良いお花の1つなので、プレゼントした後もきれいな姿を長く見ていることができると思います。
デンファレは女性に限らず、男性の方にも喜んでもらえるお花ですよ。
◆最後に
今回は6月の誕生花、ユリについてご紹介しました。
「6月にお誕生日があるけれど、プレセントが決まっていない!」という方は、ユリを使ったフラワーギフトも候補に入れてみてくださいね。
花キューピットでは、誕生日プレゼントにぴったりな「ユリを使ったフラワーギフト」をご用意していますので1度、サイトやお花屋さんをのぞいてみてください。
30文字程度なら、無料でメッセージカードをお付けすることもできます。
ぜひ、ご活用ください。
鉢植えあじさいの育て方~お手入れ方法~
雲一つない、すっきりとした天気が続いていますね。
街路樹の新しい黄緑色をした葉が、太陽の光を浴びてキラキラ輝いて見えます。
少しずつ夏が近づいているようにも思えますね。
6月6日は「いけばなの日」でもあり、「あじさいの日」でもあることをご存知でしょうか。
そこで今回は、あじさいの日・あじさいについてお伝えします。
鉢植えのあじさいの育て方・お手入れ方法もご紹介しているので、母の日にあじさいの鉢植えをもらった方は、参考にしてみてくださいね。
◆いけばなの日・あじさいの日とは?
<いけばなの日の由来>
いけばなの日は、古くから子供が6歳になって迎える6月6日にお稽古事(習い事)を始めると上達すると言われることに、由来すると言われています。
なぜ「6歳の6月6日に習い事を始めると上達する」と言われているかは、諸説あります。
その一つの説が、指を折りながら数を数えていくと、「6を数える時に小指が立つ」ことから「子が立つ」と考えられたからなのだそうです。
<あじさいの日の由来>
あじさいは、もともと魔除けの効果があると信じられてきました。
古くからあじさいには、病気を防ぐという言い伝えがあり、6がつく日に自宅にアジサイを吊る習慣があったのだそうです。
あじさいを軒下に吊るして、「おまもりあじさい」と呼んでいたようですよ。
「6」が2つ付く6月6日は魔除けの意味と、この時期に「あじさいがきれいだから」という理由もあり、あじさいの日にぴったりだったんですね。
現代であじさいを吊るしている所を見たら、スワッグのように思ってしまうかもしれませんが、「あじさいを吊るすだけ」と、簡単にできるので自宅で試してみるのも良いかもしれませんね。
◆あじさいってどんな花?
魔除けの効果もあると言われる、あじさい。
ここではあじさいが、どんなお花なのかを改めて簡単に紹介します。
小さなお花が、たくさん集まっているように咲く「あじさい」。
花色は、赤・ピンク・オレンジ・グリーン・ブルーと様々な種類があります。
とても可愛らしく、多くの方から人気のお花です。
あじさいの種類は、大きく分けると「ガクアジサイ」と「ホンアジサイ」に分かれています。
日本原産の「ガクアジサイ」を品種改良したのが「ホンアジサイ」です。
実は、あじさいと聞いてイメージされる方が多い、ふんわりと丸みを帯びて咲いているあじさいが「ホンアジサイ」です。
品種改良されて後からできた「ホンアジサイ」の方が馴染みがあるのは、なんだか不思議ですね。
あじさいを見かけた際は、どんな咲き方をしているか注目してみてください。
ちなみに、花言葉は「家族団らん」などがあり、母の日や父の日のプレゼントとしても人気があります。
◆鉢植えを置く場所~あじさいのお手入れ方法~
太陽の光が十分に当たる場所に置いてあげてください。
なんとなく、あじさいは日陰に咲いているイメージがあるかもしれません。
しかし、実際のあじさいは日の光を好む植物なんです。
ただ、あまりにも強い日差しの時は、日陰に移動させてあげてください。
夏場は、日差しによって移動させてあげるのも良いかもしれませんね。
◆水やりのタイミング~あじさいのお手入れ方法~
<水の量>
梅雨の時期に咲いているイメージの通り、あじさいはお水が好きなお花です。
特に鉢植えは、水が足りなくなってしまうことが多いので、水やりする時はたっぷりあげてください。
鉢の底に開いている穴から、水が出てくるまであげればいいと思います。
鉢植えの土全体に、水をいきわたらせてあげてくださいね。
<水やりのタイミング>
水をあげるタイミングは、朝か夕方が良いと思います。
特に夏の昼間など、暑い時間帯に水をあげてしまうと根が茹だってしまいます。
そのため、できるだけ涼しい時間帯に水やりするのがベストです。
ちなみに1日にあげる回数は決めずに、土の状況を見て判断することがおすすめです。
土が乾いていたら、すでに水をあげていたとしても追加で水をあげてくださいね。
日差しのきつい暑い日は、朝と夕方2回あげても良いかもしれません。
土が乾いてしまっている時の色、十分湿っている時の色など、土の色を日々観察しておくのも良いと思いますよ。
◆肥料のタイミング~あじさいのお手入れ方法~
鉢植えのアジサイには、お花が咲き終わった後の7月~8月、次の花を咲かせるために栄養をたくさんあげたい12月~2月の間は、10日に1回ほど液体の肥料をあげると良いと思います。
また次の年もきれいな姿を見せてくれるように、お花がない時もしっかりお世話してあげてくださいね。
◆剪定~あじさいのお手入れ方法~
<剪定とは?剪定をする理由>
剪定とは、枝や茎を切ることで植物の生育するスペースを作ったり、お花や果実の付く数を調節したりすることです。
あじさいは、剪定しなくても来年お花を咲かせてくれることがほとんどですが、あじさいの花芽は枝の先端にできるため、何もしないとお花が枝の端の方ばかりになってしまいます。
また、あじさいは生長するスピードが早く、どんどん大きくなってしまうので大きくなりすぎないようにするという意味でも、剪定をしてあげることは大切です。
あじさいのお花は咲ききっても勝手に散ることはありません。
鉢植えの場合は、咲き終わったお花をそのままにしておくと株自体が弱ってしまい、次の年に花を咲かさない原因になってしまいます。
<剪定するタイミング>
お花が咲き終わったら、剪定していきましょう。
前述したように、花は勝手に散らないので、咲き終わったお花からカットしていきましょう。
<剪定する位置>
来年も花を咲かせたいなら、咲き終わった花の下に付いている葉2~4枚目でカットします。
剪定が終わり生長すると、カットした節から新しい芽が出てくるんですよ。
あじさいの花芽は葉の付け根に付いているので、観察してみてくださいね。
来年はお花を我慢して、あじさいの大きさを小さくしたい時は、あじさいの全体の大きさから3分の1程度を残すように切ってしまいましょう。
◆注意する病気・虫~あじさいのお手入れ方法~
<うどんこ病>
あじさいの葉や花に、白い粉が付いたようになってしまう病気です。
葉が白く覆われてしまうので、光合成ができなくなってしまいます。
また、葉から栄養分が吸収されてしまうことも…。
栄養が足りなくなったあじさいは、花を咲かせることができなくなってしまうこともあるのです。
◎対策◎
全体に広がってしまうので、白く感染してしまった葉や花は出来るだけ早く摘み取ります。
そして、カビの胞子による病気なので菌糸剤を付けてあげてください。
スプレータイプが販売されているので、それを使うと良いと思いますよ。
<ハダニ>
ハダニは、あたたかい時期に繁殖する虫です。
名前はハダニですが、クモの仲間です。
気づいた時には、葉の裏側が細い糸のようなものが、たくさん付いて白くなっていることもあります。
ハダニは、どんどん増えてしまう困った虫です。
葉と葉が重なっている所を中心に、卵が産み付けられ、育てていたあじさいで増えていってしまうのです。
ハダニをそのままにしておくと、成長不良がおきて最後には枯れてしまいます。
◎対策◎
ハダニは水に弱く、水で流れることもあるので、水やりの際に葉にも水をかけてあげると、ある程度駆除することができます。
水圧を強くして、ハダニの付いている葉に水をかけるのもいいかもしれません。
ただ、水で駆除しきれない時は殺虫剤が販売されているので、そちらを散布してください。
殺虫剤を使う時は、葉の裏を中心的に散布するようにすることがおすすめです。
また、ハダニは他の虫に比べて薬剤の耐性が付きやすいので、1度で退治できるようにするように頑張ってください。
◆最後に
今回は6月6日のアジサイの日に関連して、あじさいのお手入れ方法などをご紹介しました。
他のお花に比べて、長くお花を楽しませてくれるあじさい。
しっかりお世話をしていれば、またきれいなお花を咲かせてくれるので様子を見てあげてくださいね。