花言葉
赤と緑が美しいクリスマスの定番【ポインセチア】の花言葉と名前の由来
ハロウィンが終わり、様々な場所でクリスマス装飾が見られるようになりました。
クリスマスの飾りつけと言えば何が思い浮かびますか?
様々なものを思い浮かべることが出来ますが、多くの方はツリーやリース、華やかなイルミネーションが思い浮かべるかと思います。
もちろんこれらはクリスマスを彩る欠かせない飾りつけです。
これらに加えて赤と緑のクリスマスカラーの植物、ポインセチアもクリスマスを彩る定番の飾りです。
今回の花だよりではポインセチアをご紹介したいと思います。
■ポインセチアってどんな植物?
ポインセチアはトウダイグサ科の植物の一つで、正式にはショウジョウボクという植物です。
日本では11月から12月頃に茎の上にある葉が赤・ピンク・黄色・白などに美しく色付きます。
クリスマスが近くなると花店などに出回ることからクリスマスフラワーとも呼ばれ親しまれています。
ポインセチアはメキシコ原産のユーフォルビアプルケリマという植物を改良してつくられた品種です。
野生種は軽い霜程度であれば当たっても枯れない耐寒性がありますが、園芸品種は寒さに弱いです。
1年で枯らしてしまうことも多いため、草本のように扱われることもありますが、本来は低木です。
日本の中でも比較的温暖な気候の沖縄などでは庭で数メートル程に育っているものを見かけることもあります。
特徴的な色がつく部分が花と思われがちですが、この部分は「ほう」と呼ばれていて、花はその中心にある小さな黄色い部分です。
ポインセチアとプリンセチアプリンセチアはユーフォルビアを品種改良した新品種で、華やかなピンクの葉が密に広がることが特徴です。
プリンセチアはその見た目がプリンセスの様に華やかであることと、ポインセチアの名前を掛け合わせてプリンセチアと名付けられたとされています。
似ているポインセチアに比べて丈夫で長く楽しめるため、人気の品種です。
■名前の由来
ポインセチアの名前の由来は、ジョエル・ロバーツ・ポインセット氏の名前にちなんでいるとされています。
彼はアメリカの初代メキシコ駐在大使で、彼がメキシコ南部の街タスコを訪れた際、冬場に赤い花を咲かせるトウダイグサ科の植物を発見しました。
それをメキシコから帰国する際に、アメリカ合衆国に持ち帰り、これをきっかけにクリスマス時期に咲く赤い花として世界的に普及していったとされています。
後にこの植物は、ポインセット氏の名前にちなみ、ポインセチアと命名されたとされています。
その後、ポインセチアが日本に渡来したのは明治時代です。
和名ではショウジョウボクと呼ばれていましたが、今日の日本ではこの和名はほとんど使用されていません。
■クリスマスとポインセチア
記事冒頭でもご紹介しましたが、ポインセチアの特徴の一つが華やかな「ほう」です。
ポインセチアがクリスマスの定番の植物とされるようになった主な由来の1つが、この色です。
クリスマスカラーとしてよく用いられる葉の緑色に加えて、赤に色づく「ほう」、白い樹液を持つポインセチア。
この緑、赤、白は代表的なクリスマスカラーでそれぞれ次のような意味合いがあるとされています。
・赤は「キリストの流した血の色」
・緑は「永遠の命や愛」
・白は「純潔」
これらを併せ持つポインセチアはクリスマスにぴったりの植物です。
また、花や「ほう」の形がキリストの誕生を知らせたとされるベツレヘムの星を連想させることがクリスマスに用いられる理由であるとされています。
■花言葉
ポインセチアの花言葉はその色によって異なるとされています。
1.赤色:聖なる願い、聖夜、祝福
2.白色:あなたの祝福を祈る
3.ピンク:思いやり
いずれもプレゼントにピッタリな花言葉ですよね!
■最後に
今回は色も形もクリスマスらしいポインセチアについてご紹介させて頂きました。
ポインセチアは見た目も可愛らしく、花言葉もクリスマスらしいものから相手を思うものまであり、贈り物としてもおすすめです。
花キューピットでもポインセチアの仲間のプリンセチアの販売がスタートしています!
自宅の飾りつけの一つとして飾ることでその色合いが一層クリスマス気分を盛り上げてくれます。
その他、植物を育てることが好きな方へのクリスマスプレゼントとしてもおすすめです。
今年はポインセチアと一緒に素敵なクリスマスを過ごしてみてはいかがでしょうか。
器の中まで美しい、ビー玉入りのアレンジメント
花材以外のさまざまなアイテムを組み合わせるのも、フラワーアレンジメントの醍醐味♪
たとえば、ガラス容器とビー玉を使って涼しげに仕上げるアレンジメントなんていかがでしょうか?
使用する花材は、ゴージャスな白いトルコキキョウとサンキライ・マトリカリアなど。それぞれのお花が彩り合って、ほどよいバランスにまとまりますよ◎
今回は、水耕栽培のような軽やかさとカジュアルな雰囲気が楽しめる、ビー玉入りアレンジメントの作り方をご紹介しましょう♪
このアレンジメントに使うお花一覧
【トルコキキョウ】
特徴:フリルのような花びらをつけるゴージャスなお花。花持ちがよいため切り花にも人気です。
花言葉:優美・すがすがしい美しさ
【サンキライ】
特徴:茎にトゲがある、つる性の植物です。秋になると真っ赤に熟した実をつけます。
花言葉:元気・屈強
【マトリカリア】
特徴:白や黄色の花をつけるマーガレットのような花です。虫除け効果のあるハーブとしても使われます。
香り:菊のような香り
花言葉:忍耐・集う喜び
【リキュウソウ】
特徴:細長く伸びるツル性の多年草。明るいグリーンの色合いから、ブーケやアレンジメントにも人気です。
花言葉:奥ゆかしさ
アレンジメントの作り方
STEP1:ガラス容器にビー玉と水を入れます。
POINT:ここで注ぐ水の量は半分くらいにしておきましょう◎
STEP2:葉っぱをカットしてトルコキキョウを入れます。
STEP3:隙間にリキュウソウとマトリカリアをバランスよく入れます。
STEP4:サンキライを入れて整えます。
STEP5:最後に水を注げば完成です♪
このアレンジメントは「20代~30代の女性への誕生日プレゼント」におすすめ!
軽やかでゴージャスすぎないこのアレンジメントは、20代〜30代の女性への誕生日プレゼントにぴったり♪
手渡しでプレゼントするのはもちろん、パーティーの会場にテーブルにそっと飾っても◎
お花の色とビー玉の色を揃えると、統一感のある仕上がりになりますよ。
ガラス容器がなければ、アクリル素材の器でもOKです♪
涼しげな印象のアレンジメントなので、6月〜8月に誕生日を迎える女友達に贈ると喜ばれるかも◎
ぜひ作ってみてくださいね♪
動画監修者
小西 拓 |
石川県在住、フラワーデザイン競技会グランドチャンピオン選手権・2018年度優勝者。実家が花キューピット加盟店で、ご両親の世代から花屋を生業としている。 大学卒業後はJFTDの専門学校に入学し、花屋を開業するために経営や技術・ノウハウを習得する。季節の花を用いることを大切にし、茎も葉もすべてが花の一部であり命あるものとして捉え、花の可能性を探っている。 |
12月の誕生花の花言葉は?赤バラとポインセチアをご紹介!
12月生まれの誕生花は、ポインセチアと赤バラ。
12月生まれの方への誕生日プレゼントに、誕生花のポインセチアや赤バラを贈ってみてはいかがでしょうか。
今回は、ポインセチアや赤バラのそれぞれの特徴や、誕生日プレゼントにぴったりのおすすめのアレンジ方法についてご紹介します。
12月生まれの恋人や家族、お友達のいる方は、ぜひ誕生日プレゼント選びの参考にしてくださいね♪
12月の誕生花「ポインセチア」ってどんな花?
聖なる夜に欠かせない!?クリスマスカラーが美しいポインセチア
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赤と緑のコントラストが美しく、クリスマスカラーにぴったりなポインセチア。
中南米原産のトウダイグサ科の植物で、花びらや萼片がないのが特徴です。
赤い花びらのように見える部分は葉茎で、苞(ほう)と呼ばれる葉が赤く変色したものなのだそう。
その中心部にある小さなつぶつぶが、花です。
クリスマスにちなんだ意味も!ポインセチアの花言葉
ポインセチアの花言葉は、「聖夜」「幸運を祈る」「聖なる願い」など。
まさに、クリスマスにぴったりな花言葉ですね。ただ、ポインセチアには色があり、それぞれの色によって花言葉は異なります。
・赤いポインセチア
赤いポインセチアには「聖夜」や「幸運を祈る」などの意味がありますが、「私の心は燃えている」という花言葉も。
好きな人や恋人に情熱的な気持ちを伝えたいときにおすすめの誕生日プレゼントかもしれません♡
・ピンクのポインセチア
ピンクのポインセチアの花言葉は、「思いやり」や「純潔」など。
見た目も可愛らしいことから、女性への誕生日プレゼントにぴったり♪
お友達や家族などいつも優しくしてくれる女性に、日頃の感謝の気持ちを込めて贈ってみてはいかがでしょうか。
・白いポインセチア
白いポインセチアの花言葉は、「祝福する」「慕われる」など。
日頃お世話になっている方や尊敬する方、何かを成し遂げた方への誕生日プレゼントにおすすめです。
なぜクリスマスを象徴する花になった?その由来とは
ポインセチアは、別名「クリスマスフラワー」といわれています。
ポインセチアがクリスマスを象徴する花になった由来には、その見た目が大きく影響しているのだとか。
クリスマスには赤と緑、そして白の3色がよく用いられますよね。
それには理由があって、赤はキリストが流した血、緑は永遠の命、白は純潔を表しているのだそう。
葉の色が赤と緑で樹液が白いポインセチアは、まさにクリスマスを象徴する植物と考えられ、誕生祭に用いられるようになったことが由来するといわれています。
12月の誕生花「赤バラ」ってどんな花?
クレオパトラも愛した!古代から多くの人々に愛される赤バラ
バラを象徴する色だけでなく、花の女王といわれる赤バラ。
その名にふさわしく、赤バラは見た目の美しさや香りの気高さなど、全てにおいて「最高」と考えられています。
その女王ぶりは、世界三大美女の1人であるクレオパトラも愛したといわれるほど。
当時から気品ある花と考えられ、今でもなお、多くの人々に愛され続けています。
恋人への誕生日プレゼントにぴったり♡赤バラの花言葉
赤バラの花言葉は、「情熱」や「愛」「あなたを愛します」「美」など。
12月生まれの恋人や美しい女性への誕生日プレゼントにぴったりの花言葉ですね♪
12月の誕生花である赤バラやポインセチアを贈るなら。相性のよい花とのアレンジメントを楽しんで
12月の誕生日プレゼントで誕生花の赤バラやポインセチアを贈るなら、アレンジせずにそのまま贈るのもよいですが、他の花とのアレンジメントを贈るのもおすすめ。
赤バラもポインセチアもガーベラとの相性がよく、色のバランスを見てアレンジすることで華やかなアレンジメントに仕上がります♪
また、12月らしいアレンジメントに仕上げるなら、松かさを用いるのもグッド◎
より季節感を出すなら、ゴールド系のリボンや装飾と合わせてみて。
クリスマスの時期にぴったりの誕生日プレゼントに仕上がりますよ♪
【画像説明付き】ボリュームが出る花束の束ね方!正しく綺麗に束ねよう!
フラワーギフトの定番といえば、やっぱりバラの花束。お花屋さんで買うことはあっても、中々手作りする機会は少ないですよね。
そこで今回は、バラやガーベラなどを使ったオリジナル花束の作り方をご紹介します。
花材を螺旋状に組んでいくだけで、ぎっしりお花を詰めなくても自然なボリューム感に◎
グリーンでほどよい抜け感を添えて、ナチュラルな仕上がりを目指しましょう♪
この花束に使うお花一覧
【バラ】
特徴:華やかな花姿で存在感があります。愛を象徴する花として古くから親しまれています。
香り:上品で甘い香り
花言葉:愛・美
【ガーベラ】
特徴:小さくて細長い花びらを水平に咲かせるキク科の花。カラーバリエーションが豊富で、ビビッドな色合いが楽しめます。
花言葉:前進・希望
【トルコキキョウ】
特徴:フリルのような花びらをつけるゴージャスな花。もともとは一重咲きでしたが、品種改良によって八重咲きや大輪などの種類が増えています。花持ちがよく、切り花にも人気です。
花言葉:優美・すがすがしい美しさ
花束の作り方
STEP1:余分な茎と葉っぱを取ります。
STEP2:花材を組み上げていきます。
POINT:真ん中に置いたクッションフラワーを中心に、螺旋状に組んでいきましょう◎
STEP3:花材の向きを整えます。
STEP4:根元をカットして、枝が折れないように麻紐で結べば完成♪
この花束は「さまざまなお祝い事のプレゼント」におすすめ!
フラワーギフトの定番だけあって、バラの花束は年齢や性別に関係なく喜ばれるアイテムのひとつ。
誕生日やお祝い事など、大切な人へのプレゼントに迷ったら、心を込めてオリジナルの花束を作ってみましょう♡
バラやガーベラを使えば、オーソドックスながらも上品で華やかな仕上がりに◎
ボリュームたっぷりの花束が、どんなシーンも美しく彩ってくれます。
いつも花束をお花屋さんで買っている方は、機会があったら挑戦してみてくださいね♪
【画像解説】プロが教えるワンサイドブーケ(花束)の作り方!
華やかな雰囲気のアレンジメントを作りたいなら、白とグリーンが爽やかなワンサイドアレンジメントがおすすめ◎
片側からお花を挿すだけなのに、ボリューム感を簡単に演出できますよ♪
今回は、基本的なワンサイドアレンジメントの作り方と、綺麗に仕上げるためのコツをご紹介します。
大切な人への贈り物に、ぜひあなたも挑戦してみて♡
アレンジメントに使うお花一覧
【ガーベラ】
特徴:花持ちのよさが特徴的なキク科の花。アレンジメントでも度々使われます。
花言葉:前進・希望
【トルコキキョウ】
特徴:花の形や色のバリエーションが豊富で、フリルのような花びらが美しい花です。
花言葉:すがすがしい美しさ・優美
【スプレーバラ】
特徴:1本の茎から複数の小さな花が咲くバラ。小さめのブーケに適した品種です。
香り:あまく上品な香り
花言葉:包容力・小さくてもそっと寄り添ってくれる存在
【ピットスポラム】
特徴:ひらひらとした小さな葉っぱをつける常緑樹です。アレンジメントやブーケによく使われます。
花言葉:飛躍・慈しみ
【マトリカリア】
特徴:小さな菊のようなお花です。白や黄色の花びらをつけ、一重咲きや八重咲きのものが販売されています。
花言葉:鎮静・集う喜び
【ゼラニウム】
特徴:赤・ピンク・白などの華やかでかわいらしい花をつけます。葉はハーブとしても使われます。
香り:フローラルでやさしい香り
花言葉:尊敬・真の友情
アレンジメントの作り方
STEP1:基準になるトルコキキョウを1本ほど端に入れます。
STEP2:縦に刺した花と違う場所に3方向トルコキキョウを挿します。
STEP3:最初に刺した花に向かってにバランスよく挿していきましょう。
STEP4:ガーベラを見せるように入れます。
STEP5:ゼラニウムとピットスポラムを隙間にいれてボリュームを出します。
STEP5:スプレーバラを入れてラインを綺麗に見せましょう。
STEP6:隙間にマトリカリアを入れれば完成♪
POINT:後ろ向きの花を作らず、最初の4本の間を埋めていくと綺麗にできます◎3
このアレンジメントは「華やかな女性へのプレゼント」におすすめ!
清楚で上品な印象のフラワーアレンジメントは、30代〜40代の女性に喜んでもらえそう。
とってもボリューム感があるので、メインの誕生日プレゼントとしても見栄えするはず♪
今回は白やピンクのお花で作りましたが、相手の印象に合わせて変えるのも◎好き嫌いが分かれにくい色をチョイスしてみて♪
プレゼントした後は、そのままテーブルに飾ってもらうといいかも!中央に置くだけで、場の雰囲気がグッと華やぎますよ♪
動画監修者
小西 拓 |
石川県在住、フラワーデザイン競技会グランドチャンピオン選手権・2018年度優勝者。実家が花キューピット加盟店で、ご両親の世代から花屋を生業としている。 大学卒業後はJFTDの専門学校に入学し、花屋を開業するために経営や技術・ノウハウを習得する。季節の花を用いることを大切にし、茎も葉もすべてが花の一部であり命あるものとして捉え、花の可能性を探っている。 |
360度どこから見てもばっちり!オールラウンドアレンジメントをきれいに作るコツ
「手作りの誕生日アレンジメントを作りたい!」と思った時は、どの角度からも美しい姿が楽しめるオールラウンドアレンジメントがおすすめ◎
テーブルフラワーとして飾れば、パーティー会場をパッと明るくしてくれますよ♪
贈る相手の印象に合わせて、お花をチョイスしてみましょう。
オールラウンドアレンジメントに使うお花一覧
【ガーベラ】
特徴:カラーバリエーションが豊富なキク科のお花です。花持ちに優れていることから、フラワーアレンジメントでもよく使われます。
花言葉:希望・前進
【トルコキキョウ】
特徴:フリルのような花びらが美しく、花の形や色のバリエーションが豊富なお花です。
花言葉:すがすがしい美しさ・優美
【スプレーバラ】
特徴:1本の茎から複数の小さな花が咲くバラの仲間。小さめのブーケにおすすめの品種です。
香り:あまく上品な香り
花言葉:包容力・小さくてもそっと寄り添ってくれる存在
【ピットスポラム】
特徴:ひらひらとした小さな葉っぱをつける常緑樹です。アレンジメントやブーケによく使われます。
花言葉:飛躍・慈しみ
【マトリカリア】
特徴:小さいマーガレットのような品種で、白や黄色の花をつけます。虫除け効果のあるハーブとしても有名です。
香り:菊のような香り
花言葉:忍耐・集う喜び
【ゼラニウム】
特徴:赤・ピンク・白などの華やかでかわいい花をつけます。ゼラニウムの葉はハーブとしても使われます。
香り:フローラルでやさしい香り
花言葉:育ちの良さ・尊敬
アレンジメントの作り方
STEP1:お椀にスポンジを乗せ、ゼラニウムを四方に入れていきます。
STEP2:トルコキキョウを真ん中に入れます。
STEP3:三角形にガーベラを入れます。
STEP4:丸を意識しながらトルコキキョウを入れていきます。
STEP5:隙間にバランスよくスプレーバラを入れます。
STEP6:ゼラニウムとピットスポラムで埋めていきます。
STEP7:アクセントにマトリカリアを入れれば完成です♪
POINT:全体的に丸いドーム型をイメージしてバランスよく挿しましょう◎
このアレンジメントは「30代〜40代の女性への誕生日プレゼント」におすすめ!
「大切なあの人に、今年はいつもと違う誕生日プレゼントを贈りたい!」。そんな時に作りたい上品なフラワーアレンジメントです。
セレクトするお花によって印象が変わりますが、今回のようなアレンジメントなら30代〜40代の女性に贈ると喜ばれるはず♪
お誕生日に手渡しするのはもちろん、パーティーの飾り付けにしても◎
全体のバランスを見ながら作業すれば、誰でも簡単に作れちゃいますよ♪
動画監修者
小西 拓 |
石川県在住、フラワーデザイン競技会グランドチャンピオン選手権・2018年度優勝者。実家が花キューピット加盟店で、ご両親の世代から花屋を生業としている。 大学卒業後はJFTDの専門学校に入学し、花屋を開業するために経営や技術・ノウハウを習得する。季節の花を用いることを大切にし、茎も葉もすべてが花の一部であり命あるものとして捉え、花の可能性を探っている。 |
11月の誕生花のご紹介 ~陽気で明るい雰囲気の花ガーベラ~
来週のハロウィンが終わると11月に入ります。
11月生まれの方はお誕生月ですね!おめでとうございます!
11月の誕生花は、太陽のような色と形が元気をくれる「ガーベラ」です。
「希望」「常に前向き」など明るく前向きな花言葉を持っていて、贈り物にぴったりです。
今回はそんなガーベラについてご紹介します。
■ガーベラってどんな花?
ガーベラは、南アフリカ原産のガーベラ・ヤメソニーという品種を主として、交配や改良が繰り返し行なわれて作られたキク科の多年草です。
1878年に南アフリカのトランスヴァール地方で発見されたのが起源とされています。
その後イギリスやフランス、オランダなどの国々へと広まり、様々な品種が誕生したと言われています。
日本に渡来したのは明治時代の終わり頃から大正時代の初め頃とされていて、以降ハイカラ好みの都会的な花として長く愛されています。
1990年代半ば以降は切花用ガーベラの黄金時代と騒がれたこともあったそうですが、近年ではさらに改良が進んで、花の大きさが8cm以下の品種の人気が高まっています。
ちなみに、ガーベラの学名「Gerbera」の由来は、発見者であるドイツの学者ゲルベルの名前が由来していると言われています。
■ガーベラの花言葉
一般的なガーベラの花言葉は「常に前向き」「希望」です。
ガーベラは花の色によっても、花言葉が変わります。
1.ピンクガーベラの花言葉:「崇高美」「熱い愛」
崇高美とは、高嶺の花と同じ意味です。
理想に近い人だけど、あまりにも美しく、雲の上のような存在で手が届かない…
そんな片思い中の気になるお相手に贈ってみると遠回しにアピール出来るかもしれません。
2.オレンジガーベラの花言葉:「忍耐」「冒険心」
オレンジのイメージが、勇気づけられるような色というイメージがありませんか?
いつも頑張っているあの人へ、贈ると元気を与えてくれるかもしれません。
3.赤ガーベラの花言葉:「熱愛」「情熱」
ガーベラの中でも良く目にする色のガーベラが赤いガーベラですが、赤バラと同じような花言葉を持っています。
赤バラは気障な感じがして贈りにくい…という時には赤ガーベラを贈ってみるのも良さそうですね。
4.白ガーベラの花言葉:「純潔」「希望」
白は清楚で美しい印象がありますよね。
白いガーベラはそんなイメージ通りの花言葉を持っています。
もうすぐ夢が叶いそうな人、これから結婚を迎える友人に贈るお花としてピッタリです。
5.黄ガーベラの花言葉:「究極の美」「親しみやすさ」
黄色は、ビタミンカラーとも呼ばれる元気の湧いてくるような色ですよね。
飾り気のない自然な愛を究極の愛として、仲の良いご夫婦に贈る他、銀婚式・金婚式を迎える両親や祖父母、友人などへのプレゼントとしてもぴったりです!
■折角の綺麗なガーベラ…長持ちさせるためには?
1.涼しい場所に飾る
ガーベラは気温が高くなるような場所に飾ると弱りやすいお花です。
とはいえ、気温が高いからとエアコンの風が直接当たるような場所へ飾ることも避けてください。
花そのものが乾燥しやすくなってしまいます。
切花全般に言えることではありますが、直射日光の当たらない場所に飾ってくださいね。
日が当たることで、花瓶の中の水が温まってしまい雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
2.購入して自宅に戻った(贈られてきた)後はしっかりと水を吸わせる
花店さんは切り花が入荷した際、そのお花にたっぷりと水を吸わせるために入荷した日のうちに水揚げを行います。
切花を購入する際に花店さんでは、茎の所に濡れた紙等を巻いてくれる等の処理をしてくれます。
(今時はエコゼリーなんていう便利なものもあります)
しかし、これは茎の切り口が乾かないようにするための処理で、これではガーベラにとっては十分な水の量ではありません。
ですので、家に持ち帰ったら、沢山のお水を吸わせてあげることが必要になります。
水を吸わせる時は、バケツ等の大きめの容器にガーベラを入れて、茎の先から10cm位浸かるように水を張ります。
そして2、3時間ほど水を沢山吸わせてから、花瓶に生けましょう!
3.花瓶に生ける時の水の量にも注意
ガーベラを生ける時は、水の量は少なめにします。
水が多いと茎が腐りやすくなってしまいます。
ガーベラは水の量が適切であればかなり長持ちするようになります。
目安の量としては、茎の部分が水に浸かるのが3cm位が良いです。
より長く楽しみたいという方は、花瓶に生ける時に一緒に切花用の延命剤を入れてみてください。
延命剤には腐り易くなる原因の一つのバクテリアの繁殖を抑えてくれる他、花を綺麗に保つために必要な栄養も入っています。
ですので、できるだけ長くガーベラを楽しむ方法として延命剤を使用することもおすすめです。
4.水換えの度に茎は1cmほど切り戻す
ガーベラの茎は腐りやすく、見た目には綺麗な色をしていても、茎の中が茶色くなり腐ってしまっている事が多いです。
切り口が痛んでしまうと、水を上手に吸い上げることが出来なくなるだけでなく、腐敗も進行してしまうので、水換えのたびに茎の切り口を確認してくださいね。
変色していたり、変に柔らかい感じがする場合には、茎が固くしっかりとしている部分まで切り戻してあげましょう。
■最後に
11月の誕生花のガーベラについてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
もらった人が元気になれるような花言葉を多く持っているガーベラは誕生日に贈るお花としてはぴったりです。
ガーベラの持つ陽気な雰囲気と明るい色合いで贈る相手の方をきっと楽しませてくれることかと思います。
11月生まれのあの人に今年はガーベラを贈ってみてはいかがでしょうか?
フラワーアレンジメントの作り方!30代・40代女性へプレゼントがおすすめ!
誕生日パーティーに欠かせないものといえば、やっぱりケーキ。でも、いつもと同じようなケーキばかりでは、少し味気ないですよね。
そんな時に作りたいのが、まるでケーキのような見ためのフラワーアレンジメント。
小さなお皿に詰まった赤やピンクのお花が、テーブルを上品に彩ります♡
本物のケーキが登場する前に飾って、誕生日パーティーをもっと盛り上げましょう♪
アレンジメントに使うお花一覧
【バラ】
特徴:華やかで存在感のある美しい花。アレンジメントやブーケの定番品種です。
香り:あまく上品な香り
花言葉:愛・美
【スプレーバラ】
特徴:1本の茎から複数の小さな花が咲くバラです。大きな花の引き立て役にも◎
香り:あまく上品な香り
花言葉:包容力・小さくてもそっと寄り添ってくれる存在
【ガーベラ】
特徴:色の種類が豊富なキク科のお花です。花持ちがよく、花束やアレンジメントに多用されます。
花言葉:希望・前進
【ヒペリカム】
特徴:庭木や公園樹として栽培される花木です。夏に黄色い花をつけ、秋には赤やオレンジの実が楽しめます。
花言葉:きらめき・悲しみは続かない
【ピットスポラム】
特徴:ひらひらとした小さな葉っぱをつける常緑樹。ブーケやアレンジメントに多用される品種です。
花言葉:飛躍・慈しみ
アレンジメントの作り方
STEP1:お皿にスポンジを乗せ、ピットスポラムを小さく切って1つ入れます。
STEP2:余分な葉っぱを整えて、バラ・ガーベラを入れていきます。
STEP3:隙間にスプレーバラ、ヒペリカムを入れます。
POINT:ケーキ風なので、横ではなく縦から挿しましょう◎
STEP4:隙間をピットスポラムで隠せば完成♪
このアレンジメントは「大人の女性への誕生日プレゼント」におすすめ!
「上品×可愛い」がギュッと詰まったこのアレンジメントは、30代〜40代の女性が集まる誕生日パーティーに飾りましょう♪
手土産として持っていくなら、カゴに入れると持ち運びも楽々♪飾り付ける器に合うカゴをチョイスしてみて。
このままでも十分可愛らしいですが、ケーキのトッピングに見えるようなアイテムを飾るのも◎
オリジナルのアレンジメントを加えながら作ってみましょう♡
■フラワーアレンジメントの関連記事はこちら!
>>【誕生日プレゼントに】ドライフラワー・スワッグにすると可愛い花束の選び方♪ドライフラワー・スワッグの作り方も紹介!
動画監修者
小西 拓 |
石川県在住、フラワーデザイン競技会グランドチャンピオン選手権・2018年度優勝者。実家が花キューピット加盟店で、ご両親の世代から花屋を生業としている。 大学卒業後はJFTDの専門学校に入学し、花屋を開業するために経営や技術・ノウハウを習得する。季節の花を用いることを大切にし、茎も葉もすべてが花の一部であり命あるものとして捉え、花の可能性を探っている。 |
大輪の鮮やかな花~ダリアのご紹介~
夏から秋に大きく美しい花を咲かせるダリア。
1輪取り入れるだけでもボリュームが出るため、花束やアレンジメントの主役にもよく使われます。
様々な色や咲き方があり、種類が豊富で私たちを楽しませてくれます。
今回はそんなダリアについてご紹介したいと思います。
■ダリアはどんなお花?
ダリアは夏から秋にかけて花を咲かせる植物です。
ダリアは球根植物で、球根は楕円形に細長い形をしています。
植えるときはどちらから芽が出てくるかをよく観察して植えないと、全く芽が出てこない状態になってしまいます。
ダリアの丈は種類により異なり、150cm近く伸びる種類もあれば50cm以下の種類もあります。
150cm以上伸びるダリアは支柱がないと倒れてしまうので支柱を立てる必要がありますので育てる際にはご注意下さいね。
ダリアという名前は、スウェーデンの植物学者のアンデシュ・ダール(Anders Dahl)の名前が由来とされています。
花はボタンに似ており、和名では天竺牡丹(テンジクボタン)と名づけられています。
花の形が数多くあり、シングル咲き、ボール咲き、ポンポン咲き等様々です。
■メキシコでは国花とされている?
ダリアはメキシコの高原地帯が原産地とされていて、15世紀頃のメキシコ(当時はアステカ帝国と呼ばれていたそうです)では神聖な花として栽培されていました。
メキシコでは8月4日がダリアの日と決められているほど、ポピュラーなお花です。
メキシコの最も尊敬されているとされている大統領ベニート・フアレス氏の名前に関係するダリアの品種もあるそうです。
このような経緯があり、メキシコではダリアが国花とされています。
■ダリアの日本における歴史
ダリアが日本に渡来したのは、天保12年(1842年)で、オランダ船によって渡来したと言われています。
日本に渡来した頃は、テンジクボタンと呼ばれ、ごく一部の地域でのみ栽培されていました。
明治時代の半ば位に盛んに栽培されるようになり、明治時代終わり頃にはダリアの品評会も開催されていたそうです。
現在は家庭ではもちろん、ダリア園も各地に作られ、日本でも多くの種類を見ることができます。
■ダリアの花言葉
ダリア全般の花言葉:栄華、気まぐれ
赤色のダリアの花言葉:華麗
白色のダリアの花言葉:感謝
黄色のダリアの花言葉:優美
■最後に
今回は大輪の豪華なお花ダリアについてご紹介させて頂きました。
大きく存在感のあるお花は、ブーケやアレンジメントに一輪あるだけで作品の華やかさを上げてくれます。
ご家庭のリビングなどに飾るとお部屋が明るく華やかになるかと思います。
また、見た目同様華やかな花言葉の多いダリアですので、お祝いやお礼に贈るお花としてもおすすめです。
色や形が種類豊富なお花ですので、ご興味のある方は一度お近くのお花屋さんを覗いてみてはいかがでしょうか?