季節の花
こどもの日・端午の節句は何をする?そもそも何の日?
4月下旬から5月初旬にかけて、ゴールデンウィークがあります。
今回はゴールデンウィークの中にある祝日の1つ、こどもの日についてご紹介します。
こどもの日は聞いたことがあっても何をする日なのか、実は知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お子さんがいる方は、ぜひこどもの日について知って、家族で素敵な思い出を残してください。
こどもの日・端午の節句って何?
毎年5月5日は、こどもの日です。
国民の祝日の一つになっているため、5月5日は会社や学校がお休みの方が多いかと思います。
こどもの日は、ゴールデンウィークの中にある祝日の1つ。
ちなみにゴールデンウィークには、昭和の日・憲法記念日・みどりの日・こどもの日などがあります。
こどもの日
5月5日は、こどもの日。
こどもの日は、法律で「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。」とされています。
法律は1948年(昭和23年)に制定されました。
男の子・女の子など性別に関係なく、子供の幸福を考え、子供は母親に感謝する日のようです。
端午の節句
5月5日はこどもの日でもあり、端午の節句(たんごのせっく)でもあります。
端午の節句は、男の子のお祝いをする日とされています。
こどもの日は、男の子のお祝いという印象がある方は、端午の節句のイメージが強いのかもしれません。
端午の節句は、古代中国から日本に伝来した「厄払い」の風習がルーツになっています。
中国では、5月5日のように奇数が重なっている日は、邪気が付きやすいと考えられていました。
そこで、5月5日は香りが強い菖蒲(しょうぶ)や、よもぎで邪気を祓っていたのだそう。
ちなみに奇数が重なっている日は五節句といわれ、5月5日の他に3月3日・7月7日などがあります。
その中国の風習が日本に伝わり、日本で「菖蒲」=「尚武(しょうぶ)」となり、端午の節句は「男の子の健康や成長、出世を願う日」として定着していったとされています。
※尚武は武事・軍事を尊ぶことです。
こどもの日・端午の節句は何をする?
こどもの日・端午の節句は、どんなことをする習慣があるのでしょうか。
五月人形を飾る
五月人形は、武家社会のころに兜や鎧などを飾ることで、男の子を祝う風習が由来となっています。
4月頃になるとデパートなどで、五月人形がたくさん販売されているところを見ることも多いのでは。
五月人形は子供の災いなどを代わりに引き受けてくれる、お守りのような存在といわれています。
五月人形を飾るのは、こどもの日当日というよりは、4月中旬頃から5月中旬頃まで飾ることが多いようです。
一夜飾りになってしまう5月4日に飾るのは良くないといわれていますが、いつから飾るべきだという詳しいルールはありません。
そして、しまうタイミングも5月6日にしても問題ないといわれています。
ただ、1年に1回しか飾るタイミングがないため、少し長く飾っておくという家庭が多いようです。
鯉のぼりを飾る
鯉のぼりを飾る由来は、中国にあります。
中国の黄河の上流に、竜門というとても高く流れの早い場所がありました。
そこには鯉が多く生息していましたが、あまりにも水の流れが早いため、ほとんどの鯉は川を登れませんでした。
そのため、その水の流れにあらがって竜門を登った鯉は、龍になり天を舞ったという言い伝えが生まれたのだそう。
これは、中国の故事成語「登竜門」のもとになっています。
登竜門は、立身出世の関門、または成功へと至る難関を突破したことを指す言葉。
空を泳ぐ鯉のぼりは、子供の健やかな成長、困難を乗り越えられるようにという願いが込められているのです。
柏餅を食べる
柏餅が食べられるようになったのは、江戸時代からといわれています。
柏餅を食べる理由は、柏の木の特徴にあります。
柏の木の葉は、新芽が出るまで古い葉が落ちないという特徴があります。
そのため家系が途絶えないこと・子孫繁栄と柏は結びつけられ、柏の葉を使った柏餅は縁起の良い食べ物となりました。
ちまきを食べる
ちまきを食べるのは、中国にルーツがあるとされています。
ちまきを食べるようになった理由は、さまざまな説があります。
一説によると、中国では楝樹(れんじゅ)の葉は、難を避ける厄払いの力があるとされ、楝樹の葉を使ってもち米を包んでいたそうです。
香りのある葉で包むことから、邪気を祓う意味があると考えられていたのだそう。
時代とともに楝樹の代わりに茅(ちがや)の葉も使われるようになり、「ちがやまき」と呼ばれるようになりました。
その後、「ちがやまき」が徐々に省略され、「ちまき」と呼ばれるようになったのだそうです。
他にも、このような言い伝えがあります。
中国に屈原という人々から人気の高い、忠誠心の高い高名な詩人がいましたが、それを疎ましく思う一部の人から国を追われてしまいました。
国を追われた屈原は、5月5日に川へ身を投げてしまいます。
人々は屈原のことを思い、魚に食べられないように、川へちまきを投げ入れたのだそう。
この言い伝えから、子供が屈原のように忠義のある人に育つように願いを込めて、子供にちまきを食べさせるようになったという説もあります。
菖蒲湯に入る
5月5日は、無病息災を願って菖蒲湯に入る方も多いのでは。
菖蒲湯は、中国の風習に由来します。
旧暦5月5日は現在の6月にあたり、気候が不安定な時期でした。
当時は気候が影響し体調を崩す人や、雨が多くなり病気や災害などが多かったのだそう。
そこで、菖蒲の持つ強い香りが邪気を祓うとされていたため、邪気払いに菖蒲が使用されていたようです。
お風呂に入れるだけではなく、葉を軒下につるしたり、根を刻んでお酒に入れて飲んだりしていたのだそう。
ちなみに、花を咲かせる花菖蒲と菖蒲湯に使う菖蒲は別の植物です。
紫色の花を咲かせる花菖蒲はアヤメ科の植物であり、菖蒲湯に使う葉菖蒲はサトイモ科の植物です。
過ごし方は自由!近年はこどもの日に何をしている?
こどもの日・端午の節句に昔から行われていた習慣はありますが、過ごし方は自由です。
近年ではマンションなどに住んでいると、こいのぼりを飾りにくいという家庭もあるのだそう。
また、こどもの日には子供の好きなことをさせているという家庭もあるようです。
そこで、5月5日はどんなことをしているのかをまとめました。
ケーキを食べる
こどもの日には、健やかな健康を祝ってケーキを食べるという家庭もあるようです。
ケーキ屋さんでは鯉のぼりの形をしたケーキや、こどもの日をイメージしたデザインのケーキが販売されているところも。
誕生日などのお祝いと同じように、ケーキを囲んで家族で過ごすのも楽しそうです。
イベントに参加する
こどもの日は、子供向け・親子向けのイベントを実施していることも多いです。
5月5日ならではのイベントに参加するのも楽しめそう。
こどもとお出かけ
子供の日は、国民の祝日です。
子供と一緒に家族で外出するのも、良い思い出になるでしょう。
子供の行きたい動物園や水族館、テーマパークなどに行くのもよさそうです。
友達を呼んでパーティーを開く
子供の友達や家族ぐるみの付き合いがある方を呼んで、こどもの日にパーティーを開くのもよさそうです。
パーティーではケーキなどの他に、子供の日にちなんで柏餅を用意するのも良いでしょう。
季節の花を飾る
季節のイベントには、その時期にあった花を飾るのもおすすめ。
子供の季節感や、行事に対する意識を高めることができるかもしれません。
普段は花をあまり飾らないという方は、こどもの日などの記念日やイベントに合わせてその時々の花を飾るきっかけにもなりそうです。
花を飾るなら何がいい?
こどもの日・端午の節句に花を飾るなら、どんな花がいいのでしょうか。
おすすめの花の種類をご紹介します。
花菖蒲(ハナショウブ)
- 学名:Iris ensata
- 科名・属名:アヤメ科・アヤメ属
- 花色:紫・青・白・ピンク・黄 など
- お花屋さんで販売する時期:4月~5月ごろ
- 花言葉:うれしい知らせ・優雅・優しい心
美しい花形と、和風で優雅な風情が魅力。
花菖蒲の花は、蝶々や鳥が舞っているようにも見えます。
上品でありながら、存在感のある花菖蒲は、幅広い年代の方から人気。
5月~7月頃は、花菖蒲を観賞に行くという方も多いのではないでしょうか。
品種がたくさん
江戸時代を中心に品種改良が行われ、現在は2,000以上の品種があるといわれています。
紫やブルーの花色のイメージが強いですが、実は花色が豊富です。
そのため、花菖蒲(ハナショウブ)は「色彩の魔術師」とも呼ばれているのだそう。
購入するときはつぼみ
花束など、花瓶で飾る切り花をお花屋さんで購入できる時期は4月~5月ごろ。
こどもの日・端午の節句に飾りたいと思い、お花屋さんへ花菖蒲を購入しに行くと、つぼみのことが多いです。
大きく優雅な花のイメージがあるため、つぼみの時は花菖蒲だと気がつかないことも。
気温が高い時は、1日~3日くらいで花が咲くことが多いようです。
つぼみの状態で購入すれば、ふわっと大きな花を咲かせる様子も観賞することができるでしょう。
花言葉
花菖蒲の花言葉は「うれしい知らせ」・「優雅」・「優しい心」など、ポジティブなものがたくさん。
美しい見た目だけではなく、花言葉も子供の健康を願うこどもの日・端午の節句にぴったりなのです。
芍薬
- 学名:Paeonia lactiflora
- 科名・属名:ボタン科・ボタン属
- 花色:ピンク・白・赤・黄 など
- お花屋さんで販売する時期:5月~6月ごろ
- 花言葉:はにかみ・謙遜
豪華で華やかな、芍薬。
ボリューミーな花も魅力的ですが、芍薬は香りの良い品種が多いことも特徴です。
自宅に芍薬を飾れば、花の香りも感じることができそうです。
つぼみから開花する様子は圧巻
お花屋さんで芍薬を購入する時は、つぼみの状態が多いです。
つぼみの芍薬は、こどもの日・端午の節句にぴったり。
ボールのような丸いつぼみから、たくさんの花びらを開かせる大きな芍薬の花は変化が分かりやすく、子供も興味を持つはずです。
花言葉
ゴージャスな花姿に対して芍薬の花言葉は「ハニカミ」・「謙遜」などがあります。
花言葉の由来は芍薬の花が赤かったことから、照れて赤くなっている姿を連想したためという説があります。
他にも日が沈み始めると芍薬の花が閉じてしまうため、恥ずかしがっているように見えたという説などもあるようです。
芍薬についてもっと詳しく知りたいという方は、こちらも併せてご覧ください。
![]() |
芍薬の花言葉・香り・つぼみの咲かせ方って?写真付きで芍薬の品種も紹介 芍薬について花言葉や香り、開花する時期、英語・フランス語でいうと何と呼ぶか、つぼみの咲かせ方など、気になることを幅広くまとめました。 |
![]() |
芍薬(シャクヤク)の育て方・芍薬と牡丹の違いや見分け方を簡単に解説! 芍薬の花の育て方や、よく似ているといわれる牡丹の花との違い・見分け方、漢方として使われるときの効能などをご紹介します。 |
カンパニュラ
- 学名:Campanula
- 科名・属名:キキョウ科・ホタルブクロ属
- 花色:白・ピンク・紫 など
- お花屋さんで販売する時期:5月~6月ごろ
- 花言葉:感謝・誠実な愛・思いを告げる
カンパニュラの独特な花の形は、ベルや釣鐘などで表現されることが多いです。
他にはないかわいらしい花姿は、花束やフラワーアレンジメントに加えると花ギフトのワンポイントになることも。
ちなみに「カンパニュラ」という名前は、ラテン語で「釣鐘」を意味しています。
淡い色が多い
カンパニュラの色は濃い紫などもありますが、白やピンク、淡い紫など優しい色合いが多いです。
柔らかい雰囲気の花をこどもの日・端午の節句に飾りたいと思っている方は、カンパニュラがおすすめ。
爽やかさがある
お花屋さんでは、5月~6月頃に多く販売されています。
夏らしいさわやかな花なので、徐々に夏らしくなってくる5月にぴったり。
他の花と組み合わせて、それぞれの花の色を引き立て合うこともできそうです。
花言葉
カンパニュラの花言葉は「感謝」・「誠実な愛」・「思いを告げる」などがあります。
この花言葉は、ギリシャ神話に由来しているのだそう。
ビバーナム・スノーボール
- 学名:Viburnum var.opulus ‘Snowball’
- 科名・属名:ガマズミ科・ガマズミ属
- 花色:黄緑色 など
- お花屋さんで販売する時期:4月~5月ごろ
- 花言葉:茶目っ気・誓い
ナチュラルな色合いの花を、たくさん咲かせるビバーナム・スノーボール。
飾らない美しさを感じられる、かわいらしい雰囲気はビバーナム・スノーボールの魅力です。
あじさいとは別の花
紫陽花(あじさい)のようにも見えますが、紫陽花とは別の花。
簡単に見分ける方法は、葉の形に注目することです。
上の写真のようにあじさいの葉は楕円形をしていますが、ビバーナム・スノーボールの葉は先端に切れ込みが入っています。
あじさいはアジサイ属ですが、ビバーナム・スノーボールは、ガマズミ属です。
花を咲かせるタイミングも、あじさいは梅雨の時期に対して、ビバーナム・スノーボールは初夏に花を咲かせます。
花言葉
ビバーナム・スノーボールの花言葉は「茶目っ気」・「誓い」など。
この「茶目っけ」という花言葉は、黄緑色の花が咲き進むにつれて白色に変わり、まとまって咲く姿がかわいらしいということからつけられたのだそう。
また「誓い」という花言葉は、結婚式で花嫁が持つウエディングブーケに使われることが多いことに由来するといわれています。
こどもの日まとめ
今回は、5月5日にあるこどもの日・端午の節句についてご紹介しました。
5月5日は、お子さんと一緒に素敵な思い出ができますように。
- こどもの日・端午の節句は毎年5月5日
- こどもの日は国民の祝日
- こどもの日は男女ともにすべての子供を祝う日
- 端午の節句は男の子の成長や出世を願う日
- 5月5日は、五月人形や鯉のぼりを飾る・柏餅やちまきを食べる・菖蒲湯に入る
- ただ、絶対的なルールはないためやることは自由
- 季節の花を飾るなら、花菖蒲・芍薬・カンパニュラ・ビバーナムがおすすめ
春の花といえば?~花の種類・花言葉も掲載~
すっかり暖かくなり春らしくなってきましたね。
今回は「春といえばこの花」というように、春を代表するような花の種類を花言葉と一緒にご紹介します。
春生まれの方の誕生日プレゼントや退職祝い、卒業・入学のお祝いにもぴったりです。
季節感があり、明るくかわいらしい春の花をプレゼントしませんか。
桃の花
◆花言葉◆
●桃の花の花言葉:「チャーミング・気立ての良さ」など
ひな祭りで飾られる花としても知られている桃の花。
お花屋さんで見るだけではなく、庭に桃を植えている方もいらっしゃるかもしれません。
桃の花は、花束やフラワーアレンジメントとして活用される切り花で流通するものは、花を観賞するためのハナモモという種類が一般的です。
ピンク色で、ふんわりとした花の様子がなんともキュート。
桃の花を見ると「春が来たんだなぁ」と思う方も、多いのではないでしょうか。
そんな桃の花をお花屋さんで見ることができるのは、2月~3月ごろ。
思っていたより出回り時期(お花屋さんで購入できる時期)が短いと思った方も多いのでは。
春らしいピンク色がかわいらしく、飾るだけで部屋全体を春の雰囲気にしてくれる桃の花は、季節を逃すと手に入れることが難しくなります。
この時期に自宅に飾りたいと思った時や、入学や卒業のお祝いにプレゼントしたいと思ったときは、ぜひ桃の花を贈ってみてくださいね。
チューリップ
◆花言葉◆
●チューリップの花言葉:「思いやり・優しい瞳・愛の告白」など●ピンクのチューリップの花言葉:「愛の芽生え・誠実な愛」など
●赤のチューリップの花言葉:「愛の告白」など
●紫のチューリップの花言葉:「不滅の愛」など
お花屋さんだけではなく、花壇などで見ることが多いチューリップ。
チューリップは子供から大人まで、幅広い年代の方から知られている花の1つで、ポカポカした暖かな気候がぴったりな春を代表する花です。
パッと開いた花姿ではなく、つぼんでいる様子がかわいらしいチューリップは、特に女性から高い人気があります。
チューリップをお花屋さんで見かけることができるのは1月~3月、11月~12月頃と言われています。
チューリップの中でもイラストなどで描かれることが多い一重咲きと、豪華な雰囲気で花びらがたくさん付いている八重咲きなどが選べます。
加えて、花びらの先が尖ったものや、フリルのようになっているものなど……。
チューリップは品種が多く、同じチューリップでも様々な見た目で私たちを楽しませてくれます。
プレゼントする相手のイメージに合わせて、チューリップの品種を選んでみてもいいかもしれません。
先にご紹介したように、花言葉は大好きな人に贈りたいものばかり。
妻や夫・彼女や恋人などパートナーが誕生日を迎えるという方は、チューリップを選んでみてはいかがでしょうか。
ラナンキュラス
◆花言葉◆
●ラナンキュラスの花言葉:「とても魅力的・華やかな魅力」など●赤のラナンキュラスの花言葉:「あなたは魅力に満ちている」など
●ピンクのラナンキュラスの花言葉:「飾らない美しさ」など
●黄色のラナンキュラスの花言葉:「優しい心遣い」など
●白のラナンキュラスの花言葉:「純潔」など
●紫のラナンキュラスの花言葉:「幸福」など
華やかで美しいラナンキュラス。
光が透き通るほど薄く、上品な花びらが幾層にも重なったその花姿は、花束やフラワーアレンジメントで主役に選ばれることも多い存在です。
花びらがたくさん重なり合っているため花全体の見た目は丸く、どこかコロコロとしています。
ふんわりと柔らかく豪華な様子は、ドレスのように例えられることもあります。
このようにラナンキュラスの花姿は、上品でありながらかわいらしいため女性から人気があります。
その一方で、退職祝いなど華やかでフォーマルな場でプレゼントする花ギフトにも選ばれるため、男性からも支持を集めています。
ラナンキュラスは花束やフラワーアレンジメントで使われる切花として流通もしていますが、花壇や鉢植えなどでも見かけることができます。
花色は赤・ピンク・オレンジ・黄色・白・紫・グリーン・ブラウンなど…。
とても豊富で白とピンクや、オレンジと黄色など複色系も充実しています。
お花屋さんでラナンキュラスを見ることができるのは、1月~3月、11月~12月頃までが一般的です。
先にご紹介した桃の花や、チューリップなどと同じように春限定の花となります。
そのため、この時期だけのプレゼントを贈りたいと思っている方は、ぜひラナンキュラスを選んでみてはいかがでしょうか。
桜
◆花言葉◆
●桜の花言葉:「精神美・優美な女性・純潔」など
日本人にとって馴染みの深い花、桜。
春になるとお花見をするという方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
春になると桜のドリンクや桜色の洋服など、お花屋さん以外でも桜を見かけることが多くなりますよね。
桜は、春を代表する花の1つなのです。
そんな春を演出する桜は、花束やフラワーアレンジメントなどで活用される切花として色々な品種が出回っています。
様々な品種の桜を見ることができますが、最も一般的なものが敬翁桜(けいおうさくら)という品種です。
敬翁桜という品種は、花が終わった後に葉桜として楽しむこともできます。
自宅に敬翁桜を飾れば、ピンク色の花から明るいグリーンの葉までを楽しむことができるのです。
桜の花がお花屋さんで販売されているのは、1月~3月頃と言われています。
どんな年代の方からも有名な桜は、春生まれの方の誕生日のプレゼントや、入学・卒業祝いにも人気があります。
ピンク色の優しい花を、プレゼントしたり自宅で飾ったりして、楽しんでみてはいかがでしょうか。
ミモザ
◆花言葉◆
●ミモザの花言葉:「優雅・友情」など
この黄色くかわいらしい姿の花の正確な名前は、ギンヨウアカシア。
ただしお花屋さんなどで呼ばれるときには、別名のミモザアカシアまたはそれを省略してミモザが一般的です。
ミモザアカシアやミモザの方が、正式名称のギンヨウアカシアよりも親しみがある方も多いのではないでしょうか。
黄色い花をたくさんつけている姿が、キュートで愛らしいミモザ。
つい黄色い花の方に注目してしまいますが、ミモザは葉も人気があります。
銀色で細く美しいミモザの葉は、花がなくても葉だけでも観賞用として流通するほど人気があります。
ミモザの葉は、ナチュラルでかわいらしい、おしゃれな雰囲気がありますよね。
先に紹介した桃の花とミモザは、どちらも枝もののため相性バッチリです。
ピンク色と黄色の組み合わせはかわいらしく、春らしい雰囲気を楽しませてくれます。
ちなみにミモザのふわふわっとした花の様子を楽しむなら、フラワーアレンジメントよりも花束の方がおすすめです。
ミモザを使った花ギフトを贈る際、スタイル(花束またはフラワーアレンジメント)で悩んだなら、花束を選んでみてくださいね。
ミモザを購入する時のポイントとしては、花が咲いているものを選ぶことです。
花束やフラワーアレンジメントとして活用される切り花で、流通するミモザのつぼみは咲きにくい傾向があるため、開花した様子を楽しみたい方はすでに咲いているものを選ぶことがおすすめです。
ちなみに3月8日は「国際女性デー(International Women’s Day)」です。
「国際女性デー」は、イタリアでは「ミモザの日」と呼ばれています。
イタリアでは男性から女性へ感謝や尊敬の気持ちを込めて、ミモザの花束をプレゼントするのだそう。
ミモザについて、ミモザの日についてもっと知りたい方はこちらを合わせてご覧ください。
こちらも合わせてご覧ください
![]() |
ミモザってどんな花?~3月8日はミモザの日~ ミモザの日・ミモザについてもっと詳しく紹介 |
菜の花
◆花言葉◆
●菜の花の花言葉:「快活・明るさ・小さな幸せ」など
緑色の葉をたっぷり付け、黄色の花が愛らしい菜の花。
青い空と白い雲、黄色い菜の花と葉の緑。
想像するだけで、明るく春の訪れを感じられそうな景色だと思いませんか。
菜の花は、お花屋さんで花束やフラワーアレンジメントとして使われる切花の流通だけではなく、菜の花が一面に広がる花畑などとしても親しまれています。
寒い冬の時期は花が少なく、なかなかお花畑へ出かける機会は少なくなりますよね。
だからこそ、菜の花の明るい黄色が見えるだけでウキウキしてくるのかもしれません。
そんな春のウキウキを感じさせてくれる菜の花が、お花屋さんで販売されているのは1月~3月頃。
春らしさを感じたい時は、ぜひ菜の花を飾ってみてください。
菜の花をご自宅に飾っていると、成長していることに気づけると思います。
菜の花は花瓶で飾っていても茎が成長していくので、お花屋さんから購入してきた日と、飾ってから1週間後では雰囲気が変わってきます。
菜の花を自宅に飾りたいと思っている方は、成長の様子にも注目してみてください。
成長する分、菜の花は水もたくさん吸い込むので、花瓶の水を絶やさないように注意してあげてくださいね。
ちなみに菜の花は、観賞だけではなく春を演出する野菜としても重宝されています。
スーパーや八百屋さんで、食用の菜の花は販売されています。
先に紹介したように春らしさを感じることができるため、ひな祭りのちらし寿司と一緒に菜の花のおひたしを作ったという方も、いらっしゃるのでは。
菜の花をこれから食べるという方は、花が咲く前に料理にすることがおすすめです。
菜の花が開花すると苦味が増すと言われているため、つぼみの時におひたしや天ぷら、パスタなどの料理を作ってくださいね。
最後に
今回は、「春といえば」連想される花の種類をご紹介しました。
どの花も春らしくかわいらしいので、春に誕生日を迎える方や入学・卒業祝い、退職祝いにもおすすめ。
もちろん、今回ご紹介した春の花はプレゼントだけではなく、自宅に飾る花としてもぴったりです。
今の時期にしか出会うことのできない植物の美しさやかわいらしさから、素敵な春を感じてくださいね。
秋を感じる花の種類【厳選6選】花言葉や特徴を紹介!「秋といえば」の花をプレゼントしよう
最近は、スーパーでお彼岸のコーナーができていたり、敬老の日のポスターが貼ってあったりと、街の様子は秋を連想されるものが多くなりましたね。
カフェでは芋やクリ、カボチャなど秋の味覚を楽しめる飲み物・食べ物も増えてきました。
雑貨屋さんでは、早くもハロウィングッズが販売されている所を見かけた方もいらっしゃるのでは?
今回は、今から飾りたい「秋」の季節にぴったりなお花をご紹介します。
自宅にいることが多い今の時期に、季節を感じるお花を飾りませんか?
またご友人や恋人に、誕生日などの記念日に限らず、日頃の感謝を込めてお花を贈ってみるのも良いかもしれませんよ。
お花のプレゼントは、心を和ませてくれる贈り物の1つです。
◆バラ(秋バラ)
花言葉:愛・美など
上品で、多くの人を魅了するバラ。
四季咲きのバラが日本で見ごろを迎えるのは、春、夏、秋の季節の時期。
中でも秋に咲くバラ、通称「秋バラ」は、濃い色と香りが特徴だと言われています。
香りも良く鮮やかな秋バラは、ぜひ自宅に飾りたいですよね。
ちなみに、秋はバラが咲く他の時期である春・夏よりも、気温が低いため花もちが良くなりやすいのだそうです。
きれいなバラが長く楽しめるのは、嬉しいですよね。
◆ガーベラ
花言葉:希望・感謝など
カラフルで、丸い花姿がかわいらしいガーベラ。
咲き方は、一重・八重・半八重・スパイダー・カール…などたくさんの種類があります。
今でも新しい種類のガーベラが誕生しているため、まだまだ私たちをわくわくさせてくれます。
まだ見たことがないような、珍しいお花を見るのは、楽しいですよね。
ちなみに、ガーベラの開花時期は春と、9月~11月の秋の時期です。
今、ちょうどこの時期に、ガーベラのかわいらしい姿を見ることができるのですね。
フラワーギフトに、オレンジや赤色のガーベラを入れて、秋色を楽しめるギフトにすることもおすすめです。
◆ワレモコウ
花言葉:明日への期待・移り行く日々など
ワレモコウとは、小さなお花が卵型に集まって、咲く植物です。
茎は細く、かぜにそよがれ、ゆらゆら揺れている姿がチャーミング。
派手な見た目ではなく、ギフトの主役に使われることは少ないお花ですが、ワレモコウが入るだけで「秋」を演出することができます。
ワレモコウの深い赤や茶色が、特に「日本の秋」という雰囲気を演出したプレゼントにしてくれそうです。
そのためワレモコウは、敬老の日に贈るフラワーギフトや、秋を連想される花束・アレンジメントに良く活用されます。
ケイトウや、りんどうと合わせることも人気です。
◆りんどう
花言葉:勝利・誠実・高貴など
りんどうは、秋のお花を代表する1つです。
紫色の花色が、ゆったり落ち着いた「秋の風情」を感じさせてくれそう。
そのため中秋の名月(十五夜)に飾るのもおすすめです。
ちなみに、中秋の名月は、2020年10月1日に当たります。
「勝利」という花言葉は、りんどうの根に薬効成分が含まれていることや、花が上向きに咲く様子が、勝利を確信しているように見えることが由来していると言われています。
そのため、この病に打ち勝つという意味を込めて、敬老の日にりんどうを贈る方も多いようです。
「ずっと元気でいてね」という気持ちが込められそうですよね。
◆ピンポンマム
花言葉:君を愛す・真実など
毬のような丸い花姿が、可愛らしいピンポンマム。
そんなピンポンマムは、和風にも洋風にもアレンジすることのできる人気者。
花色もホワイト・イエロー・グリーン・オレンジなど様々です。
そのため、アレンジメントや花束のイメージや、他に使うお花に合わせて取り入れることができます。
イエローピンポンマムをフラワーギフトにいれれば、満月を連想されることもできそう。
りんどうと同じく、特に中秋の名月の日に飾りたいですね。
また、花持ちがいいため、髪飾りにすることもできます。
浴衣などの和装をした時の髪飾りにはもちろん、ちょっとしたお出かけの時にもピンポンマムを髪に飾れば、目を引くポイントになってくれそうです。
ちなみに名前の由来は、ピンポンの玉のように咲くことからなのだそうです。
◆おもちゃカボチャ
おもちゃカボチャとは、観賞用のカボチャのことを総称した呼び方です。
ハロウィンの時期に、見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?
そのまま置いておくだけでも、インテリアになりそうですよね。
ぼこぼこしたものから、ツルっとしたものまで触り心地は様々。
そしておもちゃカボチャは色や模様、さらには形まで、触り心地と同じくバリエーション豊富に流通しています。
秋の収穫祭を祝うハロウィンに、ぜひ飾ってみてくださいね。
ハロウィンを意識して飾るなら、マジックペンや黒いテープを使って顔をデザインすることもおすすめです。
自分だけのジャック=オ=ランタンを作ることができますよ。
親子でおもちゃカボチャに顔を作れば、いい思い出になりそうですね。
またおもちゃカボチャは、そのまま飾るだけではなく、秋のお花と合わせてアレンジメントにすることも多いのです。
そのため「お花と飾りたい」という方にもおすすめですよ。
◆最後に
今回は、秋の季節の飾りたいお花をご紹介しました。
自宅で飾る自分用にも、誕生日などのプレゼント用にもおすすめです。
さらに、ハロウィンや中秋の名月、敬老の日などイベントに合わせてお花の種類を選ぶのも、楽しいと思います。
季節感が感じにくくなっている今だからこそ、植物の力を使って「秋」を感じてみてはいかがでしょうか。
自宅にお花があるだけで、お部屋の雰囲気が変わると思いますよ。
【季節別】記念日に贈る【花】のプレゼントの選び方とは!
花のプレゼントはありきたりと感じる方もいるかもしれませんが、どんな人に対しても思いを伝えることができる、素敵なアイテムです。
花にもさまざまな種類があるため、相手やタイミングによって選ぶ花を変えることが大切です。
今回は、花選びのポイントを季節別、相手別にご紹介します。これを読めば相手にぴったりの花を選ぶことができるはずです。
季節のおすすめ花のプレゼント
まずは春夏秋冬それぞれの季節でおすすめの、プレゼントにぴったりな花をご紹介します。
春のおすすめ
春の花の中でも、特に人気の高い花をいくつかご紹介します。
【クレマチス】
花の大きさや色、形のバリエーションが豊富な花・クレマチス。春がメインですが、冬咲きや春咲きなどがあり、組み合わせることで一年中クレマチスを楽しむことも可能です。
花言葉:「美しい精神」「旅人の喜び」
【ラベンダー】
春の花の代表格・ラベンダー。鮮やかな紫色と心地よい香りが、老若男女問わず大人気ですよね。中でも特に人気なのは「イングリッシュラベンダー」です。
花言葉:「沈黙」「私に答えてください」「期待」「不信感」「疑惑」
【チューリップ】
こちらも春の花の代表格。オランダでは国花としても親しまれるなど、世界中で人気の高い花です。現在の品種リストには5000を超える品種が登録され、およそ1000品種が世界中で育てられているそうです。
赤いチューリップの花言葉:「愛の告白」「真実の愛」
ピンク色のチューリップの花言葉:「愛の芽生え」「誠実な愛」
黄色いチューリップの花言葉:「望みのない恋」「名声」
白いチューリップの花言葉:「失われた愛」
夏のおすすめ
次は、夏の花の中でも、特に人気の高い花をご紹介します。
【アサガオ】
夏の代名詞といえば、やっぱりアサガオ。風情があり、夏の訪れを感じさせてくれますよね。中央から外に向かって白が入る模様があったり、巨大輪から小輪まで異なる大きさの花があったりと、変化に富んでいるのも魅力的なポイントです。
白いアサガオの花言葉:「あふれる喜び」「固い絆」
青いアサガオの花言葉:「短い愛」「儚い恋」
紫色のアサガオの花言葉:「冷静」
【プルメリア】
ビーチや海など、南国を想起させる花・プルメリア。熱帯花木を代表する種類として、世界中の熱帯地域で広く植えられています。
花言葉:「気品」「恵まれた人」「日だまり」「内気な乙女」
【ユリ(百合)】
気品あふれる花の象徴・ユリ(百合)。開花期が品種によって異なり、大きく分けると、オリエンタル系(7月中~下旬頃開花)・スカシユリ系(5月下旬~6月上旬頃開花)・テッポウユリ系(6月中~下旬頃開花)の3品種が多く栽培されています。
白いユリ(百合)の花言葉:「純潔」「威厳」
オレンジのユリ(百合)の花言葉:「華麗 」
ピンクのユリ(百合)の花言葉:「虚栄心 」
黄色いユリ(百合)の花言葉:「陽気」
秋のおすすめ
次は秋の花の中でも、特に人気の高い花をご紹介します。
【コスモス】
コスモスを見ると「秋が来たなあ」と思う人は多いのではないでしょうか。色鮮やかで美しく、観光地などでもよく群植されているため、コスモス畑は観光スポットとしても人気です。品種改良によりピンクや白に加えて濃赤、黄やオレンジ色、複色が登場し、年々カラフルになっています。
白いコスモスの花言葉:「優美」「美麗」
赤いコスモスの花言葉:「乙女の愛情」
ピンクのコスモスの花言葉:「乙女の純潔」
【リンドウ】
暖かい日ざしの中で、青紫色の筒状の花を数輪開くのがリンドウです。品種改良により多くの品種が誕生し、鉢花や切り花などでも流通しています。
花言葉:「悲しんでいるあなたを愛する」「正義」「誠実」
【皇帝ダリア】
皇帝ダリアはしっかり成長すると5~6メートルに達し、その草花とは思えない圧倒的な雄大さから、根強い人気を誇る植物です。紫やピンクの色味が可愛らしく、女性を中心に人気の花です。
花言葉:「乙女の真心」「乙女の純潔」
冬のおすすめ
次は秋の花の中でも、特に人気の高い花をご紹介します。
【クリスマスローズ】
寒い時期に強く、丈夫で育てやすいため人気の花です。品種改良により花の色や模様、形、咲き方にさまざまな種類が生まれ、目を楽しませてくれています。少し切ない花言葉も、情緒があって素敵ですね。
花言葉:「追憶」「私を忘れないで」「私の不安を取り除いてください」
【アネモネ】
赤や紫、ピンクなどの濃くて鮮やかな色味が美しく、その空間をぱっと明るくしてくれるアネモネ。定番の一重咲きのほか、八重咲きや丁字咲きなどの品種もあります。
白いアネモネの花言葉:「真実」「期待」
紫のアネモネの花言葉:「あなたを信じて待つ」
赤いアネモネの花言葉:「君を愛す」
【エラチオール・ベゴニア】
バラと見間違うほどの華やかさをもつ品種や、重厚感あふれる品種もあり、ギフトなどに利用される頻度の高い花です。
花言葉:「片想い」「愛の告白」「親切」「幸福な日々」
相手別のおすすめの花のプレゼント
相手別に、おすすめの花のプレゼントをご紹介します。
女性へおすすめな花のプレゼント
女性へのおすすめはロマンチックに、バラの花束です。花束のサイズによって異なりますが、10,000円〜30,000円台が相場のようです。
例えば花キューピットのバラの花束は、種類が豊富で「記念日用」などの用途ごとにも分かれています。花束を買うのが初めてでどれを選ぶべきかわからない、という方にもおすすめです。
男性へおすすめな花のプレゼント
男性へのおすすめのプレゼントは、インテリアにもなる小さな観葉植物です。予算相場は1,000円〜3,000円ほどでしょう。
友人・同僚へおすすめな花のプレゼント
友人・同僚へのおすすめは、元気な印象のひまわりを使ったミニブーケやアレンジメントなど。予算相場は3,000円〜4,000円です。
両親へおすすめな花のプレゼント
両親には「感謝」「ありがとう」などの花言葉をもつダリアやガーベラ、カスミソウなどを使った花束をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。予算は5,000円〜7,000円ほどです。
上司や先生へおすすめな花プレゼント
上司や先生も、ふだんお世話になっている対象ですよね。ですが、ダリアやガーベラだと豪勢すぎてしまいます。そこでおすすめは、カスミソウの花束。ボリューミーなものでも4,000円台から手に入り、リーズナブルです。
プレゼントにおすすめの花のスタイル
プレゼントにおすすめの花のスタイルを紹介します。
アレンジメント
器にセットした吸水性スポンジに、花を挿してデザインしたものです。そのまま手軽にインテリアとして使用できるので、男性へのプレゼントにおすすめです。
ひまわりのアレンジメントは元気あふれるイメージで、大人の男性にもおすすめな商品です。
花束
生花を束ねたスタイルです。手渡しで渡すなら最も気持ちが伝えられますし、ロマンチックでオーソドックスなので、恋人へのプレゼントにぴったりです。
ピンクとイエローのフレッシュブーケは明るく楽しいイメージの方のプレゼントにおすすめです。
プリザーブドフラワー
専門の液体につけることで、生花のように長持ちするのが特徴です。インテリアとして使えるので、家にこだわりがある人におすすめです。
ボックスフラワー
荷物のかさばりが気になる方や、持ち運びの際に目立たせたくない方にも最適なのがボックスフラワーです。メッセージカードを入れたサプライズも喜ばれるでしょう。
花キューピットのキュートなボックスフラワーは男女関係なく楽しめる商品で記念日にぴったりです。
一輪
おしゃれでスタイリッシュな印象の一輪は、モード系ファッションを好むなどおしゃれな人におすすめです。シンプルさを好む人にも、向いているでしょう。
大切な人には、花を贈ろう
大切な人に花を贈る際は、相手に合ったとっておきの花を贈りましょう。花の種類や色もさまざまですし、フラワーギフトのスタイルも多種多様ですが、迷いながらも「この花が似合いそうだな」と思って選んだ花なら、きっと喜んでくれるはずです。
花をプレゼントして、大切な記念日を大切な人と一緒にお祝いしましょう。
■花束の作り方についての関連記事はこちら
>>束ね方でボリュームが変わる!ボリューム満点な花束の作り方
■ワンサイドアレンジメントについての関連記事はこちら
>>ボリュームたっぷりに見せるなら!ワンサイドアレンジメントをきれいに作るコツ
■オールラウンドアレンジメントについての関連記事はこちら
>>360度どこから見てもばっちり!オールラウンドアレンジメントをきれいに作るコツ
万葉集で詠まれた草花~秋の七草のご紹介~
秋の七草をご存知ですか?
春の七草は、七草粥で馴染みがありますよね。
一方、秋の七草は聞いたことがあってもどのような草花がそれなのか分からない方もいらっしゃるかもしれません。
今回はそんな秋の七草についてご紹介したいと思います。
■秋の七草の由来
万葉集はご存知かと思います。
奈良時代末期頃に成立された約4500種の歌を収めた歌集です。
その中に収録されている奈良時代の歌人の山上憶良(やまのうえのおくら)が詠んだ下記の2首の歌が由来とされています。
・秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花
・萩の花 尾花 葛花 なでしこの花 をみなへし また藤袴 朝貌の花
■どのような植物が秋の七草なの?
由来で挙げた2つ目の歌が七種の花です。
それぞれ下記の花のこととされています。
萩の花:ハギ
・花言葉は、内気、思案、前向きな恋
尾花:オバナ(ススキのこと)
・花言葉は、生命力、活力、心が通じる
葛の花:クズ
・花言葉は、活力、根気、努力、治療、芯の強さ
なでしこの花:ナデシコ
・花言葉は、純愛、才能、無邪気、大胆
をみなへし:オミナエシ
・花言葉は、親切、美人、儚い恋、約束を守る
藤袴:フジバカマ
・花言葉は、優しい思い出、思いやり
朝貌の花:キキョウ
※諸説あります。朝貌の花はアサガオという説とキキョウという説がありますが、現在はキキョウという説が有力ではないかとされています。
・花言葉は、誠実、従順、清楚、気品、変わらぬ愛
■覚え方
春の七草は下のような歌がありますよね。
「せりなずな ごぎょうはこべら ほとけのざ すずなすずしろ これぞ七草」
丁度短歌のリズムの五・七・五・七・七になっています。
では秋の七草はどのように覚えるのでしょうか。
こちらは下記の2パターンの語呂合わせが覚えやすいと言われています。
1.語呂合わせで覚える(植物の名前は知っているよ!という方向け)
既に植物の名前は知っているけど秋の七草が何かは分からないという方は語呂合わせで覚える方法があります。
・お好きな服は?
お:オミナエシ
す:ススキ
き:キキョウ
な:ナデシコ
ふ:フジバカマ
く:クズ
は:ハギ
・ハスキーなお袋
ハ:ハギ
ス:ススキ
キ:キキョウ
|
な:ナデシコ
お:オミナエシ
ふ:フジバカマ
く:クズ
ろ
2.春の七草と同じリズムで覚える(植物の名前が分からない!という方向け)
上の語呂合わせで覚える方法は植物の名前を知っている方向けでした。
では全く知らない場合でも覚える方法はあるのでしょうか?
実はこちらも春の七草同様のリズムに合わせることが出来ます。
「ハギキキョウ クズフジバカマ オミナエシ オバナナデシコ (これぞ七草)」
慣れないうちは言いづらいですが、これなら繰り返し声に出していると自然と覚えることが出来ますね。
■まとめ
今回は秋の七草についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
春の七草は七草粥で食べますが、秋の七草は食べることはありません。
花の持つ美しさを観賞して楽しむものなのです。
猛暑を乗り越え、徐々に過ごしやすくなっていきます。
これからの季節は秋の七草の観賞に浸ってみるのも良いのではないでしょうか。