ミモザの日
ミモザってどんな花?~3月8日はミモザの日~
3月8日は「国際女性デー(International Women’s Day)」です。
この女性の社会参画を願う日として国連が定めた「国際女性デー」は、イタリアでは「ミモザの日」とも呼ばれています。
そこで、今回は黄色くてかわいらしいミモザについてご紹介します。
◆ミモザの日って?
ミモザの日は、初めにお伝えしたように毎年3月8日です。
なぜ「ミモザの日」と呼ばれているかというと、この時期はイタリアでミモザの花が咲き始める時期だからなのだそうです。
また黄色は西洋では春を象徴する色とされていて、黄色い花は寒く厳しい冬が終わり、暖かな春が来たことを告げる「幸せの花」と言われています。
明るいミモザの黄色は、人々を幸せにする色なのですね。
このミモザの日には、男性が女性に日頃の感謝や尊敬の気持ちを込めて、ミモザをプレゼントします。
ちなみに、男性がミモザを贈る女性は奥様や彼女に限らず、お母さん、おばあちゃん、友人、職場で関わる人など、普段お世話になっている女性に贈るのだそうです。
自分にとって大切な女性へミモザをプレゼントして、日頃の感謝を伝えることができるミモザの日は素敵な日ですよね。
日本では、まだあまり馴染みがないミモザの日ですが、イタリアを中心に西洋から世界各地へ広がりを見せていることから、今後日本でも有名なイベント・記念日になるかもしれませんね。
◆ミモザはどんな植物?
黄色くてふわふわした印象のかわいらしい花、ミモザ。
3月~4月頃まで花を楽しませてくれる春の花です。
鼻を近づけると分かるような、ふんわりと甘い優しい香りが楽しめます。
花ばかりに目が行きがちですが、ミモザは葉も特徴的です。
ミモザの正式名称は、銀葉アカシアといいます。
「銀葉」の読み方は「ぎんよう」です。
この銀葉アカシアという名前にもあるように、ミモザの葉はシルバーリーフと呼ばれ、すこし銀色のような色をしています。
お花屋さんでミモザ(銀葉アカシア)を見かけたときは、葉にも注目してみてくださいね。
最近はお花屋さんに限らず、ミモザの花をよく見るようになってきた気がします。
花束やアレンジメントなどの切り花(枝物)で見るほかに、ミモザを使ったレジンアクセサリーや、リース、スワッグなどを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
ナチュラルな雰囲気で明るいミモザは自宅に飾ることはもちろん、カフェやホテルのエントランスなどでも、インテリアの1つとして飾られていることもあります。
花束やスワッグで使用される一方で、ミモザは庭に植えることも人気があります。
「あの可愛らしいミモザの花が春になると楽しめる」と思うと、春が待ちきれなくなりそうですね。
そんなミモザは庭に植えると、どんどん伸びていき、大きく成長してくれるのだそうです。
そのため、大きくなりすぎないためにも庭に植える時は、毎年剪定をするなどのお手入れをするといいかもしれませんね。
◆ミモザの花言葉
日本でミモザの有名な花言葉は「優雅・友情」などがあります。
「優雅」という花言葉は、小さく丸い花がたくさん咲いている様子から来ているそうです。
小さな雄しべが集まってポンポンと咲いている姿は、まさに優雅ですよね。
花言葉は同じ花でも、世界でそれぞれ付けられていることが多く、国によって異なります。
イタリアでのミモザの花言葉は「感謝」などです。
これは、ミモザの日が親しまれているイタリアの習慣から付けられたといわれています。
また、フランスでは「思いやり・豊かな感性」という花言葉が有名です。
ミモザは3月8日のミモザの日に限らず、友人への贈り物やちょっとしたお礼としてのプレゼントに最適ですね。
◆ミモザを飾るときに気を付けたいこと
ミモザをお部屋で飾るときに気を付けたいことや、お手入れ方法をご紹介します。
ミモザは、枝物としてお花屋さんに販売されていることが多いです。
そんなミモザを自宅に飾るときは、乾燥しないように気を付けてあげましょう。
ミモザは乾燥に弱く、水落ちしてしまいやすい植物です。
そのため、まずは水をよく吸い上げられるように、枝元(ミモザの水を吸う部分)をはさみやナイフで十字に割ってみるといいと思います。
十字に割ってあげることで、水がしみこむ面積を広くすることができるのです。
水を吸い込む面積が多くなれば、十字に割る前よりもたくさんの水を吸い込むことができますよね。
また、ミモザの枝全体を風に当てないように、飾る場所を工夫しましょう。
エアコンの風が当たる場所は避けてあげたほうが、ミモザを長く楽しむことができますよ。
加えてほかの枝物と同じように、鮮度保持剤や水上げ剤が自宅にあるという方はミモザにも使ってあげると効果的です。
◆ミモザサラダ・ミモザ(カクテル)との関係は?
「ミモザ」と聞くと、花よりもサラダやカクテルの印象が、強い方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、おまけとしてミモザサラダとカクテルのミモザについて、植物のミモザとの関係性をご紹介します。
<ミモザサラダ>
ミモザサラダの特徴といえば、最後に裏ごししたゆで卵を振りかけることではないでしょうか。
もう察しがついている方もいらっしゃると思いますが、この細かいゆで卵が、ミモザの花に似ていることから「ミモザサラダ」という名前になったのだそうです。
ちなみに、ミモザサラダを作る際に「ミモザ」と付く由来にもなった「細かいゆで卵が上手くできない」という方もいらっしゃるのでは?
そんな時は、白身と黄身を分けてからそれぞれみじん切りにして、ザルなどでこしてみてください。
すると、簡単にゆで卵を細かくすることができるのそうです。
いつも作るサラダに細かいゆで卵を振りかけるだけで、華やかな見た目になりますので、ぜひ作ってみてくださいね。
ミモザの花と一緒に、春先に食卓に出してみるのもおすすめです。
<ミモザ(カクテル)>
この世で最もおいしく、贅沢なオレンジジュースとも言われているカクテルのミモザ。
オレンジジュースで割った、シャンパンベースのカクテルです。
「ミモザ」という名前は、ミモザの花の鮮やかな黄色に似ていることから付けられたといわれています。
お酒を飲むのは、二十歳を過ぎてからにしてくださいね。
◆最後に
今回は3月8日の「国際女性デー(International Women’s Day)」別名「ミモザの日」に関連して、ミモザについてご紹介しました。
可愛いミモザを見ていると、幸せな気持ちになってきますよね。
おうち時間をもっと楽しみたいというときや、自宅で今までになかった彩を添えたいというときは、ぜひミモザを飾ってみてくださいね。
季節感あふれる鮮やかな明るい黄色に、心が躍るはずです。
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ホワイトデーのお返し~彼女に贈るおすすめアイテム~
3月14日はホワイトデー。
バレンタインデーに、彼女さんや奥様からチョコレートをもらう方もいらっしゃるのでは?
または、彼氏さんや旦那様に花束をプレゼントしてもらうという方もいらっしゃるかもしれません。
ホワイトデーは、バレンタインデーのお返しをする日です。
バレンタインデーに大好きな方から贈り物をもらうなら、ホワイトデーに素敵なお返しのプレゼントをしたいですよね。
そこで、今回はホワイトデーのお返しにおすすめのアイテムをご紹介します。
彼女・妻へのお返しで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
◆ホワイトデーのお返しはどう選ぶ?
2月14日のバレンタインデーのお返しは、「何にしようか……。」と悩んでいる方も多いはず。
ホワイトデーのお返しは、どう選んだらいいのでしょうか。
<彼女の欲しがっているアイテム>
1番、彼女が喜んでくれるのは、やはり「彼女が普段から欲しがっているもの」ではないでしょうか。
一緒に出掛けた際に買うかどうかを悩んでいたものや、雑誌の中で他のページよりも時間をかけて読んでいたアイテムなど、彼女が欲しがっていそうなものをプレゼントしましょう。
彼女と一緒にいることが多い彼氏さんなら、彼女の目線や言動から欲しいと思っているものがわかることも多いのでは?
いまいちピンと来ない時は、買い物に行った際に悩んでいたものを選んでみるのもいいかもしれませんよ。
「これと、これ、どっちがいいかな?」と相談されたら、プレゼントの候補にするチャンスです。
最終的に選ばなかった方を、ホワイトデーのお返しの候補の1つにしてみてくださいね。
<ホワイトデーの定番アイテム>
彼女の欲しがっているもののほかには、ホワイトデーらしさのある定番の贈り物も喜ばれると思います。
ホワイトデーが近づくと、デパートや雑貨屋さんなどでホワイトデーの贈り物コーナーができていることも多いですよね。
どんなアイテムが特集されているのか、リサーチしてみてもいいと思いますよ。
◆ホワイトデーのおすすめお返しアイテム
ホワイトデーのお返しでおすすめしたいものは、こちらです。
どんなものがいいか決めかねている方は、参考にしてみてください。
<お菓子>
ホワイトデーのお返しの定番は、お菓子ではないでしょうか。
ちなみに、贈るお菓子によっても意味が異なるようなのです。
・キャンディー:あなたが好き
・クッキー:いい友達
・マシュマロ:あなたが好きではありません
・マカロン:あなたは特別な人
・キャラメル:一緒にいると安心する
お菓子の種類によっては、「嫌い」という意味になってしまうこともあるのですね。
意味を込めてお菓子を贈るなら、しっかり理解してから選んだほうが良さそうです。
また意味にこだわらずに、彼女さんの好きなお菓子をプレゼントしてもいいと思います。
好きなフレーバーやメーカーを彼氏が知ってくれていることも、彼女さんにとっては嬉しいプレゼントになるのではないでしょうか。
<ハンドクリーム>
まだまだ乾燥が気になる3月。
ホワイトデーのお返しで、ハンドクリームが欲しいという方は意外と多いようです。
たくさんの種類が出ているハンドクリームは、パッケージ・効果・香り・付け心地など…こだわりポイントがたくさんあります。
彼女の好みが、わからない時には、季節限定のものやホワイトデーデザインを選ぶといいかもしれません。
「限定」という言葉に弱い女性も多いと思うので、彼女の好みの香りや重視する効果などに自信が持てない時は、限定のデザインがおすすめです。
<アクセサリー>
ホワイトデーは、彼女との年に数回しかないイベントの1つ。
記念日やイベントを大切にしつつ、少し豪華な贈り物をしたいと考えている方は、アクセサリーがおすすめです。
アクセサリーの中でも特にネックレスがプレゼントに選びやすいのではないでしょうか。
例えば指輪の場合は、サイズが合わないと使うことができませんよね。
そしてピアスは、つけやすい形がある方もいらっしゃいます。
そのため、アクセサリーの中でも、ネックレスがおすすめなのです。
彼女の服装や普段つけているアクセサリーを参考にしながら、デザインを選んでみてくださいね。
アクセサリーショップでも、ホワイトデーの時期になるとホワイトデー限定のものや、かわいらしいぬいぐるみが付いてくるものなどもあります。
男性1人でアクセサリー店に行くのは、少し抵抗があるという方はネット(通販)を使ってみるのもいいかもしれません。
最近は、アクセサリーもインターネットから購入できるようですよ。
<花>
「ホワイトデーにデートを予定して、待ち合わせ場所に行くと花束を抱えた彼氏が立っている」というのは、女性が憧れるシチュエーションの1つではないでしょうか。
花は何歳になっても、いつもらってもうれしいプレゼントです。
可愛く華やかな見た目が、ホワイトデーを彩ってくれるのはもちろん、ふんわり香る優しい香りが2人を包んで、幸せな気持ちにしてくれるはずです。
また、花は失敗の少ないプレゼントでもあります。
何か花以外のものを贈るときは、好きなブランドや彼女の趣味などがわからないと、最高に喜んでくれるプレゼントを見つけるのは難しいもの。
一方、花はブランドなどがなく、どんな種類の花を贈ったとしてもよろこんでもらいやすいのです。
また、花が嫌いな方はなかなかいないことも、花をプレゼントに選ぶおすすめのポイントでもあります。
◆ホワイトデーに彼女へ贈りたい花の種類
ホワイトデーに贈りたい花の種類をご紹介します。
バレンタインデーのお返しに、花束を渡そうと考えている方は、ご紹介する花を候補に入れてみてくださいね。
ホワイトデーの雰囲気に合った花や、3月に旬を迎える季節の花も掲載しています。
<カラー>
ホワイトデーの「ホワイト」から、白い花を贈る方は意外と多いようです。
中でもカラーは、スッと伸びた姿が上品で美しいため、おすすめの花の1つでもあります。
カラーだけでまとめた花束は、大人っぽく高級感があり、彼女の心をつかむはず。
カラーの花言葉は「愛情」などがあり、大好きな彼女に贈るには、ぴったりです。
<バラ>
恋人に贈る花としても有名なバラ。
いい香りとその美しい花の様子が、ホワイトデーに最適ですよね。
バラの花言葉は「愛・美」などがあります。
また色ごとに見ていくと、赤色のバラには「あなたを愛しています」という花言葉があり、ピンクのバラには「感謝」などの花言葉があります。
彼女の好きな色に合わせたり、贈りたい花言葉で色を選んでも喜ばれそうです。
ちなみにバラには贈る本数によって、意味が決まっています。
・1本:一目ぼれ
・3本:愛しています
・5本:あなたに出会えた心からの喜び
・7本:ひそかな愛
バラの本数で気持ちを伝えてみてもいいかもしれませんね。
<ラナンキュラス>
春の初めを彩るラナンキュラス。
ホワイトデーがある3月のお花屋さんでは、カラフルなラナンキュラスが並んでいることも多いと思います。
ふんわりした花がとても可愛らしく、花の色は濃く鮮やかな色から淡く優しい雰囲気の色まであります。
花言葉は「とても魅力的・華やかな魅力」などを持っています。
たくさんの花びらが重なり、豪華なドレスのようにも見えるラナンキュラスらしい花言葉ですよね。
花言葉を色ごとに見てみると、ピンクのラナンキュラスは「飾らない美しさ」などがあり、黄色のラナンキュラスは「優しい心遣い」などがあります。
もしラナンキュラスを彼女へプレゼントするなら、花言葉もぜひ伝えてみてくださいね。
普段口に出すには少し恥ずかしい気持ちを、花言葉で彼女へ伝えられると思います。
<チューリップ>
チューリップは、春に贈られる花束やアレンジメントなどのフラワーギフトの中で最も人気のある花です。
チューリップは子どものころから親しまれているため、チューリップを見ると「春」を感じるという方もいらっしゃるかもしれません。
ホワイトデーには、春という季節を感じられる贈り物をしませんか?
季節感のある贈り物は、その時期にしか楽しめないものです。
そう考えてみると、季節の花を贈ることは、なんだか特別感がありますよね。
ちなみにチューリップの花言葉は、ホワイトデーのお返しにおすすめです。
チューリップの花言葉は「思いやり」などがありますが、特に赤のチューリップは「真実の愛・愛の告白」などがあり、ピンクのチューリップは「誠実な愛」などの花言葉を持っています。
愛しい彼女へぜひ、チューリップを贈ってみてくださいね。
<ミモザ>
ミモザは、明るく鮮やかな黄色が目を引きます。
春を告げる花として有名な花です。
花言葉は「優雅」など。
ポンポンしているような丸くかわいらしい花が集まっているように見えるミモザは、世界中の多くの人から人気があります。
その人気は、花屋さんだけではなく雑貨屋さんなどでもミモザの花束やリースを取り扱うほどです。
「ミモザを見たことがある」という方も多いと思います。
そんなミモザはドライフラワーにしやすい花で、生花に限らずドライフラワーのミモザを使ったアクセサリーやリース、インテリアなども多く販売されています。
そのため、ミモザを使ったアイテムを贈っても喜ばれるかもしれません。
もちろん、生花のミモザの花束を贈って、一緒にドライフラワーにして楽しむこともおすすめです。
ちなみに、ミモザは3月8日の「ミモザの日」とも言われる「国際女性デー」でプレゼントされる花としても知られています
そのため3月が近付くと、世界中でミモザがお花屋さんにたくさん並ぶのだそうです。
気になった方は、ホワイトデーの少し前にお花屋さんに行ってみてくださいね。
◆最後に
今回はホワイトデーのお返しにおすすめのアイテムや、プレゼントの選び方をご紹介しました。
ホワイトデーに花束を贈ろうと考えている方や、まだお返しが決められないという方は参考にしてみてくださいね。
彼女さんが喜ぶホワイトデーの贈り物が見つかりますように。
ちなみに、花キューピットではホワイトデーに贈りたい花束や、アレンジメントを販売しています。
インターネットからの注文で、彼女の家に花をお届けすることもできますので、気になった方はぜひサイトをのぞいてみてください。
国際女性デー~黄色でかわいいミモザ~
日の当たりが良い所では、梅の花が咲き始めましたね。
梅に限らずお花が咲いている所を見ると、暖かな季節が近づいているような気がします。
春はもうすぐそこまで来ているようです。
さて突然ですが、毎年3月8日は何の日かご存知ですか?
まだ、あまり日本では知られていませんが、3月8日は「国際女性デー」です。
今回は、国際女性デーについてご紹介します。
◆国際女性デーとは?~ミモザの日~
国際女性デーは、女性の人権に関する記念日の1つです。
一方で、女性へ日頃の感謝の気持ちを込めて、花束を贈る日とも知られています。
まずは、「国際女性デー」の制定までの歴史をお伝えしようと思います。
<国際女性デー歴史>
国際女性デーは女性の政治的、経済的分野へのさらなる参加を目的に、1975年に制定されました。
きっかけになったのは、1904年にアメリカの女性労働者たちが婦人参政権を求めるため行ったデモ活動。
このデモを受けて、コペンハーゲンで行われた国際社会主義会議で「女性の政治的自由と平等のために戦う」記念日に定められ「国際女性デー」の存在が徐々に世界中へ広がっていくこととなりました。
ちなみに、この国際社会主義会議があったのは、女性たちがデモを行ってから6年後の1920年の出来事でした。
そして1975年には、ついに国連で『国際女性デー(International Women’s Day)』が制定されたのです。
制定時には、その国々の伝統や習慣に合わせて任意の日を「国際女性デー」と宣言していましたが、その後1977年には、国際連合の主要機関である国連総会で「国際女性デー」が3月8日に決定しました。
国際女性デーが3月8日に決められた理由は、初めにアメリカで女性たちがデモを行った日が3月8日だったためでした。
アメリカで行われた女性によるデモ活動がきっかけに、アメリカだけでなく世界へ広がっていったのですね。
それでは続けて3月8日に、男性から女性へお花を贈るようになった由来を見ていきましょう。
<お花を贈るようになった由来>
世界中に広まった国際女性デー。
中でもイタリアではこの日を「フェスタ・デラ・ドンナ(FESTA DELLA DONNA)」と呼び、次第に「女性の日」や「ミモザ祭り」として男性から女性へお花を、特にミモザを贈る日として定着しました。
この文化が世界に広がり「国際女性デー」は「ミモザの日」とも呼ばれるようになりました。
なぜ、数あるお花の中でミモザが選ばれているのでしょうか。
その理由は「ミモザは愛や幸福を呼ぶ花と言われている」ことや、「イタリアの女性組合ができた際に、シンボルにしていたお花だったから」などと言われているようです。
◆ミモザってどんな花?
イタリアからはじまり、今では日本を含めた多くの国で、女性へ感謝を込めてプレゼントされているミモザ。
ここでは、ミモザがどんなお花なのかをお伝えします。
ミモザは、黄色い小さな花が集まった丸いお花をたくさん咲かせる、可愛らしいお花です。
花もちが良く、ミモザの花束やアレンジメントは長く楽しむことができます。
お部屋に飾るなら、なるべく長く楽しめた方が嬉しいですよね。
また、ミモザ自体の水分量が他のお花に比べて少ないため、ドライフラワーするときれいな色がそのまま残りやすく、ドライフラワーやそれを使った雑貨も人気です。
最近では、雑貨屋さんやカフェなどでもミモザのドライフラワーを見かけることが多くなりましたよね。
ちなみにお花屋さんでは切り花、鉢植え、ドライフラワー、リースなど様々なミモザを楽しむことができますよ。
<ミモザの花言葉>
ミモザの花言葉は「感謝・友情・エレガンス・密かな愛」など様々なものがありますが、どの花言葉もポジティブなものばかりです。
また、西洋では「secret love(秘密の恋)・sensitivity(感受性、思いやり)」などがあります。
<ミモザの香り>
ミモザの香りは、風に乗って優しく届くほどで、強いわけではありませんが、多くの人から好まれており、香水や精油になっていたりもします。
お花屋さんでミモザを見かけた際は、そっと鼻を近付けてその香りを試してみてくださいね。
◆ドライフラワーの方法・コツ
前述したようにミモザは、ドライフラワーに向いているお花です。
国際女性デーでもらったミモザをドライフラワーにして、お部屋に飾るのもかわいいですよね。
そこで自宅できれいなドライフラワーが作れるよう、ドライフラワーを作る時のコツをご紹介します。
・ドライフラワーにする方法
今回は一番簡単なハンギング方法をご紹介します。
お花を逆さにつるして乾燥させる方法です。
1. お花についている余計な葉を落す
葉から、痛んでしまうことがあるので余計な葉は先にとってしまいます。2. 保水してあった部分を切り取る
花瓶の水に浸かっていたところや、保水のためのゼリーが付いている所は切り取ってください。
なるべく水分が少ない状態で、ドライフラワーにしていきましょう。3. お花を少量の束にして、つるす
風通しが良く、直射日光に当たらない場所でつるします。
場所が確保できるなら、1本ずつお花をつるしなるべく風通しを良くしてくださいね。
ただ、ドライフラワーを花束にするのはなかなか難しいため、花束の状態でドライフラワーを楽しみたい時は、花束を作った状態で乾燥させることがおすすめです。
可能なら、つるしているお花とお花の間隔は、風通しを良くするため適度に開けるようにしましょう。
お花が乾燥したらドライフラワーの完成です。
だいたい1、2週間程度で乾燥することが多いので、お花の様子を見てあげてくださいね。
ちなみに、早く乾燥させた方が、色がきれいに残りやすいですよ。
・ドライフラワーにするタイミング
きれいにお花が咲いている時に、ドライフラワーにすることがおすすめです。
花瓶に活けた後、咲ききってからドライフラワーにしようとする方も多いですが、お花が元気なうちになるべく早く乾かすことが、きれいなドライフラワーを作るポイントです。
・ミモザと一緒にドライフラワーにしたいお花
「せっかくなら、ミモザと一緒に他のお花もドライフラワーにしたい!」という方のために、ドライフラワーに向いているお花の種類を紹介します。
<バラ>
バラは、はじめてドライフラワーを作る方でも、きれいに仕上がることの多いお花です。
ドライフラワーになると、色味が少し暗くなることが多いので落ち着いた印象を楽しめると思います。
開花しすぎているバラを使うと花びらが落ちてしまうので、新鮮なバラを使うことがおすすめです。
<センニチコウ>
紫やピンク、白などの色があるセンニチコウ。
このお花は切り花など生花の状態の時から、お花がカサカサした触り心地なほど、植物全体の水分量が少ないお花です。
そのため、バラと同様に初めてドライフラワーを作る方にもおすすめです。
乾燥した後は少し、セピアがかったような色合いになりますが、優しい雰囲気に仕上がりますよ。
<スターチス>
スターチスには、小ぶりなお花が散りばめられているようなボリューム感のあるハイブリッドスターチスと、スターチス シヌアータと呼ばれるぎゅっとお花が整列した歯ブラシのような見た目の物があります。
どちらも生花の状態の時から乾燥しているので、1週間程度できれいなドライフラワーを作ることができます。
スターチスは、ドライフラワーにしてもきれいに色が残りやすいお花の種類です。
<ラベンダー>
紫色の小さなお花が可愛らしいラベンダー。
ドライフラワーにした後も、良い香りが残っていることが多いので、できたドライフラワーは寝室に飾ることもおすすめです。
ドライフラワーにしたラベンダーを細かく切って、ポプリにするのも香りを楽しめそうです。
<ユーカリ>
優しい緑色をした丸い形の葉が人気のユーカリ。
お花屋さんで売られている一枝分を使ってドライフラワーにする場合は、小枝を切り分けてからドライフラワーにすることがおすすめです。
お花だけではなく、少し葉物が入るのも素敵ですよね。
ユーカリは水分が抜けやすいので、葉物をドライフラワーにしたい時によく使われる種類です。
紹介した以外にも、多肉やユリなど水分量の多い植物は避けて、植物全体の水分量が少ないものを選べば、きれいなドライフラワーになりやすいでの試してみてくださいね。
◆最後に
今回は国際女性デー、ミモザの日をご紹介しました。
今年は、3月8日に感謝の気持ちを込めて、お花を贈ってみてはいかがでしょうか。
日本では桜の印象が強く、ピンクを連想する方が多いかもしれませんが、ミモザのお花の色である黄色は西洋において春のイメージカラーとされています。
過ごしやすく、何かいいことが起きそうな春の季節をミモザに托してプレゼントしてみてください。
そしてドライフラワーにも挑戦してみてくださいね。