ヒヤシンス
ヒヤシンスの水耕栽培での育て方を写真付きで紹介!花言葉や季節は?
今回は、水耕栽培に向いているヒヤシンスについてご紹介。
水耕栽培での育て方や花言葉、香りなどヒヤシンスについて詳しく掲載します。
ヒヤシンスはどんな花?
そもそも、ヒヤシンスはどのような花なのでしょうか。
基本情報
- 学名:Hyacinthus orientalis
- 和名:ヒヤシンス・ヒアシンス・風信子
- 科名:キジカクシ科(アスパラガス科)・ヒアシンス属
- 原産地:ギリシャ・シリアなど地中海沿岸
- 生産地:オランダなど
- 花の色:青・紫・白・赤・ピンク・黄色など
- 形態:多年草
- 園芸分類:球根
- 草丈:20~30センチ
ヒヤシンス(ヒアシンス)はチューリップなどと同じく、春らしい花壇を作る時に使われることの多い球根です。
公園の花壇などで、見たことがある方もいらっしゃるかと思います。
小さな花をいくつも咲かせるヒヤシンスは、とても華やか。
生花には珍しい、青や紫などのブルー系の色合いも楽しむことができます。
そんなヒヤシンスの花を見ると「春が近づいてきた」と感じる方も多いのではないでしょうか。
ヒヤシンスは花壇や鉢植えなど、一般的な植物のように土で育てることもできますが、水で育てる水耕栽培を行うことにも適した花です。
鉢植えや地植え(庭に植えるなど)と同じく、水耕栽培でも、専門的なお世話の必要はありません。
植物を育てるのが初心者の方でも、ヒヤシンスは簡単に安心して育てることができるでしょう。
水耕栽培する際は、水耕栽培用のヒヤシンスの球根を使うのがおすすめ。
お花屋さんや園芸店、ホームセンターなどでは、水耕栽培用のヒヤシンスの球根を購入することもできます。
鉢植えなどで育てる時とは違い、根が伸びる様子も観察できる水耕栽培は、花が咲く前から成長していることをより感じやすいかと思います。
ただヒヤシンスは多年草ですが、水耕栽培の場合は球根の養分を1度花を咲かせることで使い切ってしまうため、来年花を楽しむことはできません。
翌年も花を楽しみたい場合は、鉢植えや庭にヒヤシンスの球根を植えることがおすすめです。
ちなみにヒヤシンスのことを調べていると、ユリ科やヒヤシンス科と記載されている物も見たことがあるのではないでしょうか。
ヒヤシンスは、元々ユリ科の植物として扱われていました。
しかし、ユリ科が細分化されヒヤシンス科になり、後にヒヤシンス科がキジカクシ科に、キジカクシ科(アスパラガス科)に編入された経緯があります。
花が咲く季節
ヒヤシンスは、2月下旬~4月下旬頃まで花を咲かせます。
ちなみに、ヒヤシンスの球根は9月~11月頃の秋に流通することが多いです。
鉢植えに植えられた状態で販売されているのは、12月~2月頃が多いのだそう。
「ヒヤシンスを育ててみたい」という方は花が咲く時期ではなく、流通が増える時期にお花屋さんやホームセンターなどをチェックしてみてください。
ヒヤシンスの香り
ヒヤシンスは、香りの良い花としても有名です。
その香りは、甘く爽やかなイメージ。
ヒヤシンスの花が咲くと、春らしい花の蜜を連想させるような甘い香りを楽しませてくれます。
部屋の大きさにもよりますが、花の香りを楽しみたいという方にはヒヤシンスはとてもおすすめです。
ちなみにヒヤシンスは、香水に使われることも多いです。
ヒヤシンスの香りは、グリーンノートに分類されます。
グリーンノートは「若葉などのさわやかで清涼感のある香りが特徴」と、表現されることが多いです。
ただ、直接ヒヤシンスの花を嗅いだ時に感じる香りと、香水でヒヤシンスの香りを感じる時は雰囲気が異なるかもしれません。
気になった方は、ヒヤシンスの香水の香りと花の香りを比べてみてください。
ヒヤシンスの花言葉
ヒヤシンスには「悲しみを乗り越えた愛(悲しみを超えた愛)」「スポーツ」「ゲーム」「控えめな幸せ」などの花言葉があります。
「スポーツ」や「ゲーム」などの花言葉は、あまり花言葉らしくないと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このユニークな花言葉は、ギリシャ神話が由来になっていると言われています。
ちなみに、このギリシャ神話はヒヤシンスの名前の由来にもなっているとされています。
ヒヤシンスには、色別に花言葉が決められています。
色ごとの花言葉をチェックしましょう。
青いヒヤシンスの花言葉
青いヒヤシンスの花言葉は「不変」「変わらぬ愛」などがあります。
「変わらぬ愛」という花言葉は、恋人に贈るのもぴったり。
青いヒヤシンスの花言葉に気持ちを託して、彼女や彼氏にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
紫のヒヤシンスの花言葉
紫のヒヤシンスの花言葉は「悲しみ」「許してください」などがあります。
紫色のヒヤシンスは上品で人気がありますが、花言葉はネガティブなものが多いようです。
プレゼントする時にネガティブな花言葉が気になるという方は、プレゼントする理由を伝えるのがおすすめ。
「きれいな色だからプレゼントするね」や「あなたの好きな紫色を選んだよ」など花言葉で選んでいないことを伝えるのが良いでしょう。
また、ヒヤシンス全体の花言葉を伝えるのもおすすめです。
白いヒヤシンスの花言葉
白いヒヤシンスの花言葉は「静かな愛」「控えめな愛らしさ」などがあります。
かわいらしい花言葉は、白いヒヤシンスの可憐な姿を連想させるよう。
恋人へのプレゼントはもちろん、家族へ贈るのも喜ばれそうです。
赤いヒヤシンスの花言葉
赤いヒヤシンスの花言葉は「嫉妬」などがあります。
赤いヒヤシンスの「嫉妬」という花言葉は、ヒヤシンスの名前の由来にもなったギリシャ神話からつけられたと考えられています。
赤いヒヤシンスにはネガティブな花言葉が多いですが、情熱的で美しいためプレゼントとしても、自宅用としても人気があります。
プレゼントを贈る際にネガティブな花言葉が気になる方は、紫のヒヤシンスの花言葉でご紹介したように、プレゼントしたいと思った理由を伝えるのがおすすめです。
ピンクのヒヤシンスの花言葉
ピンクのヒヤシンスの花言葉には「スポーツ」「しとやかな可愛らしさ」「ゲーム」などがあります。
かわいらしいピンクのヒヤシンスは、花言葉と合わせて子供へのプレゼントとしてもおすすめです。
孫へのプレゼントとしても、喜ばれるでしょう。
黄色のヒヤシンスの花言葉
黄色のヒヤシンスの花言葉は「あなたとなら幸せ」「勝負」などがあります。
「あなたとなら幸せ」という花言葉は妻や夫、パートナーにプレゼントするのにおすすめです。
またプロポーズの際に、黄色のヒヤシンスの花言葉に気持ちを込めてプレゼントするのも喜ばれるでしょう。
プロポーズでプレゼントする際は、鉢植えではなく切り花を使った花束が多いかと思います。
ヒヤシンスの切り花は、12月~3月頃の流通が多いといわれています。
特に1月の初め頃はヒヤシンスを始め、春の花が多く流通するため季節を先取りする花束を作れそう。
一生の思い出にぴったりな花束を贈ることができそうです。
名前の由来
ヒヤシンスの名前は、「スポーツ」や「ゲーム」などの花言葉の由来になった、ギリシャ神話にルーツがあるといわれています。
ここでは、ヒヤシンスに関わるギリシャ神話を簡単にご紹介します。
ギリシャ神話に登場するヒュアキントスは、美少年でスポーツ万能でした。
ある日、ヒュアキントスが太陽神アポロンと円盤投げをして遊んでいました。
その様子を見た西風の神ゼピュロスが、二人の仲良く遊ぶ様子に嫉妬し風を起こしました。
それがきっかけになり円盤がヒュアキントスに当たり、大量に出血。
その後、ヒュアキントスは亡くなってしまいます。円盤が当たりヒュアキントスから流れた血から、咲いた花がヒヤシンスといわれています。
「ヒヤシンス」の名前はギリシャ神話に登場する「ヒュアキントス」から命名されました。
そして、花言葉はヒュアキントスが太陽神アポロンと円盤投げをしていた様子からつけられたといわれています。
楽しそうな花言葉に対し、悲しいギリシャ神話が由来とされているようです。
ヒヤシンスは青や白、紫など寒色系のイメージが強いという方もいらっしゃいますが、名前や花言葉のルーツになったのは赤色のヒヤシンスだったようですね。
ヒヤシンスの呼び方
ヒヤシンスは、国によって呼び方が異なります。
ここからは、和名・英名・フランス語の3つを紹介します。
ヒヤシンスの和名
ヒヤシンスの和名には「風信子(フウシンシ)」などがあります。
これはヒヤシンスの花の香りが、風に乗って運ばれてくることが由来になっているのだそう。
ヒヤシンスの英名
ヒヤシンスの英名は「Common hyacinth(コモン ハイアシンス)」や「hyacinth(ハイアシンス)」と呼ばれています。
フランス語でヒヤシンス
フランスでは「jacinthe(ジャサント)」と、ヒヤシンスは呼ばれています。
和名・英名はヒヤシンスに近い音でしたが、フランス語では「jacinthe(ジャサント)」になるようです。
ヒヤシンス?ヒアシンス?
日本では「ヒヤシンス」と呼ぶことが多いですが「ヒアシンス」と、呼ばれることもあります。
「ヒヤシンス」と「ヒアシンス」のどちらが正しいのか、迷ってしまう方もいらっしゃるかと思います。
実はどちらも正しく、ヒヤシンスの学名の「Hyacinthus orientalis」の「Hyacinthus」をどう読むかによって決まるのだそう。
ただ、「ヒヤシンス」で表記される方が多いようです。
水耕栽培の育て方
ここからは、ヒヤシンスの水耕栽培での育て方についてご紹介します。
「花を育ててみたいけれど、室内に土を入れるのはちょっと……」という方におすすめなのが水耕栽培です。
球根の選び方
まずは、ヒヤシンスの良い球根の見極め方についてご紹介します。
ポイントは以下の通りです。
- 重さ:ずっしりと重さがあるものがおすすめ
- 大きさ:大きくて太った球根の方が花数が多くなります
- 色や傷の有無:傷んでいる場所や黒ずみがあるものは避けましょう
大きくしっかりと重さがある球根は、栄養をたっぷりと蓄えていることが多いです。
球根を選ぶ時は手で持って重さを確認するのもおすすめです。
また球根の色が黒ずんでいたり、虫食いの跡があったりする時は、病気になってしまうこともあります。
球根の下の方にカビが生えていることもあるので、細かくチェックするのが良いでしょう。
しっかり見極めて、丈夫で育てやすい球根を選ぶことがおすすめです。
1:根が伸びるまで暗いところで管理
ヒヤシンスの水耕栽培は、気温が17°c以下になる10月~12月頃に始めるのが良いとされています。
根が出るまでは、暗いところに置いておくようにしましょう。
水は、球根の底に触れる程度が良いといわれています。
光の当たらない暗いところが自宅にない場合は、紙袋をかぶせて光を遮断するのも有効なのだそう。
段ボールなどでヒヤシンスを囲い、光が当たらないように壁を作るのも良さそうです。
寒いところに置いておくのは、かわいそうに思えるかもしれません。
しかし、ヒヤシンスは寒さを経験しないと花が咲きにくくなります。
そのため根が出てくるまでは、しっかりと気温の下がるところに置いておくようにしてください。
ちなみにヒヤシンスの球根は、肌の弱い方が触ると炎症を起こす場合があります。
これはヒヤシンスの球根に、シュウ酸という成分が含まれているためです。
ヒヤシンスの球根を扱う時は、軍手やゴム手袋などをつけておくのがおすすめです。
また球根を触った後は、手を洗うようにしましょう。
2:根が生えてきたら水の量を減らし明るいところへ移動
根が出てきた後は、明るい窓辺など日当たりの良い場所にヒヤシンスを移動させましょう。
具体的には、2月上旬頃から日の当たる場所に移動させると良いといわれています。
水の量は、根の先端が浸かる程度になるよう量を調節するのがおすすめ。
花瓶いっぱいに水は入れなくて良いそうです。
水が汚れると、球根にカビが生える原因になることもあります。
初めのうちは、1週間に1回程度の頻度で水を交換するのがおすすめです。
根がぐんぐん伸びていくため、注目しがちですが、少しずつ緑の芽も伸びてきます。
土に植えている時よりも、根や芽の成長を感じるのも水耕栽培の魅力です。
日々伸びていく根を見ていると「生きているな~」と、あらためて感じることができそう。
植物はペットなどの動物と比べると、命(成長)を感じにくいこともありますが、水耕栽培は目に見えて根が長くなっていくため、分かりやすいかと思います。
静かに成長している植物を見ると「頑張ってるな~。私も頑張ろう」と、感じることもできそう。
少し根が伸びてきた写真から、小さな芽が出てきた写真を撮ったのは約2週間後。
変化が分かりやすいことも、水耕栽培が楽しいポイントです。
根がある程度伸びてきたら、2週間に1回程度水を交換するようにしましょう。
根が長くなると、なかなか花瓶に入らないことも。
水を交換する時に、根を痛めないように注意してください。
ヒヤシンスは意外と簡単に、根がポキッと折れてしまいます。
根とともに葉も成長し、徐々に「根」以外も観察できるところが増えていきます。
3:2月下旬頃から花が咲く
2月下旬頃から、少しずつ花が咲いてきます。
葉に囲まれるように緑色のつぼみが出てくると、徐々に茎をのばしつぼみが多くなっていきます。
ヒヤシンスのつぼみは、下にあるものから咲いていきます。
お花屋さんで花束などに使う切り花を購入するときは、花がどの順番で咲いていくかはわからないことが多いです。
自宅で植物を育てているときは、順番に花を咲かせる様子も観察してみてください。
少しずつ茎も成長させながら、下から順番に花を咲かせていきます。
この写真を撮影した時には、ヒヤシンスの香りを感じることができました。
花の香りを長く楽しみたい方は、ヒヤシンスを育てるのがおすすめです。
すべての花が咲くと、かなり華やかな見た目になります。
花が増えることで、より香りも強く感じるようになっていきます。
4:枯れた花は取り除く
枯れた花がある時は、指でつまんで取り除くようにしましょう。
ハサミでカットすると、茎を傷つけそこから細菌が入ってしまうこともあります。
そのため、道具は使わずに指で取り除くことがおすすめです。
水耕栽培の花が終わったら…その後は?
ヒヤシンスは多年草ですが、水耕栽培の場合は球根に含まれている栄養を花を一度咲かせることで全て使ってしまいます。
そのため、来年も水耕栽培で育てることはできません。
しかし鉢植えや庭など土に水耕栽培をした後のヒヤシンスを植えることで、来年も花が楽しめる可能性があります。
1:茎ごとカット
まずは、ヒヤシンスの花が全て枯れたら茎ごとカットします。
葉を傷つけないように、かき分けるようにしてカットしました。
茎をカットすると、根元に新しいつぼみを発見できることも。
葉で見えていなかったところにも、花が咲いていました。
2:球根を土に植え付ける
鉢植えや庭などに、根と球根が収まるくらいの深さに土を掘ります。
そこに球根を置き、葉の根元がちょうど土から出るくらいまで球根に土をかぶせます。
ちなみに、ヒヤシンスの葉はカットしないのがおすすめです。
元気な葉は光合成を行い、球根を成長させるために必要になります。
3:水やりをする
ヒヤシンスの葉が黄色く枯れるまで、しっかりと水やりをします。
水は表面の土が乾いたら、たっぷりと与えるようにしましょう。
雨が降った日や土の表面が濡れている時は、水やりをする必要はありません。
植え付けをした翌年、ヒヤシンスの花を見ることができそうです。
ただ花の量は水耕栽培で見た時よりも、少なくなることが多いのだそう。
水耕栽培をした後は花を咲かせないこともあるようなので、「花が咲いたらいいな」くらいの気持ちで植え付けるのがおすすめです。
ヒヤシンスを飾ってみよう
今回は、ヒヤシンスについてご紹介しました。
ヒヤシンスは花束などに使う切り花や、鉢植え、水耕栽培などさまざまな方法で飾ることができます。
そのため、自分にあった飾り方を選ぶことができるのです。
たくさんの花を咲かせるヒヤシンスは、自宅に飾るだけで明るい雰囲気になります。
品種によりますが、香りが強くフローラルな香りを楽しむことができるのも魅力。
季節の花を飾りたいという方は、ヒヤシンスがおすすめです。
バレンタインの花といえば?~おすすめのお花の種類 2025年~
今回は、2024年バレンタインデーのプレゼントにおすすめしたい、お花の種類をご紹介します。
奥様・恋人へ渡したい花言葉を持ったお花や、明るい色がかわいらしい春のお花など…2月14日だからこそ渡したいお花をお伝えします。
「プレゼントに、アレンジメントや花束を渡すのは恥ずかしいなぁ」、「大好きな人にお花を贈るなんて、慣れてないよ」、「花なんて柄じゃない…」と感じる方もいらっしゃると思いますが、2月14日のフラワーバレンタインは、1年に1回。
ぜひ、1年に1回のバレンタインには勇気を出して、お花を贈ってみてください。
きっと、特別な思い出になると思いますよ。
直接渡さなくても、無言で差し出しても、きっとお花が気持ちを伝えてくれるはずです。
バレンタインデーにおすすめのお花

「バレンタインデーに贈るお花と言えば、これ!」と言うお花の種類をご紹介します。
ここでは、11種類のお花を紹介しているので、気に入ったお花がきっと見つかるはず。
優しい春のお花や、愛を伝える花言葉を持ったお花、2人に幸せを届けてくれるお花をぜひチェックしてみてください。
バラ
赤色:「愛・あなたを愛しています」など
ピンク色:「感謝・上品・しとやか」など
ホワイト:「深い尊敬・純潔」など
愛を伝えるための贈り物として、選ばれることの多いバラ。
告白やプロポーズの際に赤バラを渡すのは、定番となっていますよね。
美しく、ロマンチックなイメージのあるバラは、多くの方が「1度はバラの花束をもらってみたい」と、憧れる存在ではないでしょうか。
ちなみに、世界のバレンタインデーで最も贈られているお花は、バラなのだそうですよ。
フラワーバレンタインには、王道のバラを贈ってみては?
チューリップ
赤色:「愛の告白・真実の愛」など
ピンク色:「愛の芽生え・誠実な愛」など
ご紹介した花言葉は、どれも愛情に関連するものばかり。
バレンタインデーにバラを贈るのが恥ずかしいという方は、チューリップを使ったフラワーギフトがおすすめです。
チューリップを使うことで上品なバラよりも、キュートで親しみやすいデザインのプレゼントを渡すことができると思いますよ。
春に贈るフラワーギフト人気No.1のチューリップ。
ふっくらとした花姿がかわいらしいため、女性からの人気が高いお花です。
「春のお花」として紹介されるチューリップですが、実はお花屋さんでよく流通するのは、2月頃から。
チューリップは、2月14日に贈るプレゼントにぴったりなお花ですね。
スイートピー
ピンク色:「繊細」など
ホワイト:「ほのかな喜び」など
紫色:「永遠の喜び」など
フリルのような花姿は、ドレスを着た妖精が踊っているようにも、蝶々が羽ばたいているようにも見えますよね。
スイートピーは、繊細で優しい雰囲気のお花です。
そんなスイートピーは、チューリップと同じく、春を代表するお花の1つでもあります。
スイートピーがお花屋さんで並ぶようになると「これから暖かな季節になっていくんだなぁ」と、感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
春の訪れを感じさせてくれるスイートピーの特徴は、先ほどお伝えした花姿だけではなく、香りもあります。
「スイート」と、名前に付いているだけあって、スイートピーの香りは甘く優しい香りをしているので、お花の香りを感じたい方への贈り物に人気です。
アルストロメリア
赤色:「未来への憧れ・エキゾチック」など
ピンク色:「気配り」など
オレンジ色:「友情」など
ホワイト:「凛々しさ」など
赤色:「幸い」など
アルストロメリアは、小さなユリのようなかたちのお花です。
花びらの一部に、模様が付いてることが特徴的。
花色は豊富で、パステルカラーのように淡い色合いから、シックでおしゃれな雰囲気が楽しめる色合いまで様々あります。
アルストロメリアを使えば、バレンタインデーに合った色合いのフラワーギフトを作ることもできそうですね。
そんなアルストロメリアは、お花屋さんで多く見かけるようになるのは3月~5月頃と言われていますが、1年を通して流通しています。
そして花もちが良く長くお花を楽しめるとして有名で、バレンタインデーに限らず誕生日や結婚記念日などのフラワーギフトとして選ばれることも多いのだそう。
花束やアレンジメントであしらわれることが多いからこそ、目につきやすく、親しみを感じて「アルストロメリアが好き」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
ラナンキュラス
赤色:「あなたは魅力に満ちている」など
ピンク色:「飾らない美しさ」など
黄色:「優しい心遣い・優しい心配り」など
紫色:「幸福」など
幾層もの花びらが重なり合い、ふんわりと開花した様子は、なんとも魅力的。
ラナンキュラスの花言葉は、多くの人々から目を奪うほど、華やかな花姿から付いたのかもしれませんね。
そんなラナンキュラスは、1月頃からお花屋さんで見かけることができます。
「お花屋さんで見た!」という方もいらっしゃるのでは?
色鮮やかなため、1輪飾るだけで周りをパッと華やかにしてくれるラナンキュラスは、愛する方へのプレゼントに最適です。
ちなみにラナンキュラスは、花束やアレンジメントで使われる切り花だけではなく、鉢植えとしても人気の高いお花です。
お花屋さんでは切り花だけでなく、ラナンキュラスの鉢植えも販売していることがあるので、お花を育てることが好きという方へ贈ろうと考えている方は、ラナンキュラスを候補に入れてみても良いかもしれません。
カーネーション
ピンク色:「美しいしぐさ・女性の愛」など
赤色:「母への愛」など
紫色:「気品・誇り」など
ブルー:「永遠の幸福」など
母の日のお花として有名なカーネーションですが、実は母の日以外に贈るフラワーギフトにもよく活用されています。
フリルのように波打つ花びらが、かわいらしいですよね。
ちなみにカーネーションには、お花では珍しい色「ブルー」があります。
青いカーネーションは「ムーンダスト」と呼ばれています。
この珍しい青い色のカーネーション「ムーンダスト」は、5年の歳月をかけてバイオテクノロジーによって生み出されたお花なのです。
ムーンダストの特徴は、花びらが青色であることだけでなく、通常のカーネーションに比べて約1.5倍長持ちしてくれるほど、日持ちが良いということです。
ムーンダストをお花屋さんで見かけた際は、ぜひ注目してみてくださいね。
ガーベラ
赤色:「燃える神秘的な愛」など
ピンク色:「崇高美・感謝」など
ホワイト:「希望・律儀」など
ガーベラはポジティブで、元気になれそうな花言葉を持っているのですね。
ステイホームが長引いて、何となく気分が盛り上がらないという方も、喜んでもらえそうです。
太陽のような丸い花姿がかわいらしく、明るく陽気な雰囲気が人気のガーベラ。
子どもから大人まで幅広い年代の方に好まれていて、ガーベラの飾らない美しさから、親しみやすいお花の1つでもあります。
ガーベラは1年を通してお花屋さんで見ることができますが、花色や咲きかたが豊富なため、春らしいイメージのものや、バレンタインらしい色合いのものなど様々なデザインが楽しめます。
そのため、ガーベラをメインにしても、春らしいブーケやバレンタインっぽさのあるアレンジメントを作ることもできそうです。
もちろん、その見た目と花言葉を合わせて、生き生きとした明るい印象のフラワーギフトを作ることもできそうですね。
カラー
黄色:「壮大な美」など
シンプルで、モダンな美しさが魅力のカラー。
落ち着いていて、周りを華やかにしすぎないカラーは、「お花を贈ることが恥ずかしいという方」はもちろん、「シンプルですっきりとしたフラワーギフトを贈りたい」という方にも、おすすめしたいお花です。
凛とした様子は、女性から男性への贈り物としても、選ばれることがあります。
スタイリッシュで上品でありながら、存在感はしっかりだしてくれるため、1輪飾るだけでも、きっとお部屋の雰囲気をぐっと変えてくれますよ。
ちなみに、カラーは結婚式の装飾などでも使われることの多いお花です。
奥様に贈るお花をお探しで、結婚式にカラーが飾られていたという方は、ぜひカラーを贈ってみてください。
結婚式をあげた日と同じくらい、それ以上に今も「愛しているよ」と言う気持ちを伝えられるかもしれませんよ。
奥様は、お花をプレゼントしてくれることと同じくらい、結婚式で使われていたお花を覚えていてくれることを喜んでくれるかもしれませんね。
フリージア
ホワイト:「あどけなさ」など
黄色:「無邪気」など
思わず鼻を近づけたくなってしまうほど、スイートな香りの「フリージア」。
花色によって香りが異なりますが、フリージアの香りが好きという方は、たくさんいらっしゃると思います。
香りは私たち、人間の記憶に残りやすいとされています。
愛する方から、良い香りのフリージアをもらったら、忘れることのない大切な思い出になるかもしれませんね。
ぜひ愛し合う2人の素敵な思い出に、甘い香りを添えてみてください。
ちなみに香りが注目されがちなフリージアは「1輪飾るだけで、お部屋が明るくなる」というほど、華やかなお花ではありません。
しかし、フラワーギフトにフリージアが入れば、あの鮮やかではっきりした明るい色が、アクセントになってくれること間違いなしです。
メインのお花に加えるかたちで、ぜひフリージアも花束やアレンジメントに加えてみてくださいね。
ストック
赤:「私を信じて」など
ホワイト:「思いやり」など
ピンク:「ふくよかな愛情」など
ストックは春の花として知られています。
そのため、ストックを花ギフトに加えると、季節感のあるデザインを作ることができるでしょう。
ちなみに、ストックだけを束ねた花束も、淡くかわいらしい色合いの花束になるため人気があります。
そんなストックの特徴は香りです。
ストックは品種によりますが、香りが良いものが多いです。
バレンタインデーにふんわりと良い香りもプレゼントすることができます。
また、ストックは一重咲きや八重咲など品種によって、さまざまな花姿を楽しむことができます。
他に合わせる花などに、雰囲気をそろえることも得意なのです。
ストックの「愛の絆」というバレンタインデーにぴったりな花言葉に、普段は照れて言えない気持ちを込めてプレゼントしてみては。
ムスカリ
チューリップと一緒に植わっていることも多い、ムスカリ。
ラベンダーと間違えてしまう方もいらっしゃるようですが、このお花は「ムスカリ」と言います。
春を代表する球根植物の1つです。
ちなみに写真にあるような花姿をしているため、別名ブドウヒヤシンスやグレープヒヤシンスと呼ばれています。
確かに、ブドウのようにも見えますよね。
ムスカリはアレンジメントや花束に使う切り花ではなく、球根や鉢植えの状態で販売されている植物で、「園芸が趣味という方」や「お花の成長する様子を見ていたい」という方に喜ばれると思います。
ムスカリは、多くの方が「フラワーバレンタインと言えば、このお花!」と言うように連想されるお花ではありませんが、他のお花では表現できないムスカリだけの魅力があります。
ヒヤシンス
ブルー:「変わらぬ愛情」など
ホワイト:「控えめな愛らしさ・心静かな愛」など
ヒヤシンスは2月~3月にお花を咲かせる球根植物で、爽やかな香りと星の形にも見えるお花が特徴的です。
小さなお花がたくさん咲いた様子は、かわいらしいですよね。
また「ヒヤシンスを水耕栽培したことがある」という方や、「カフェで水耕栽培されているヒヤシンスを見た」という方もいらっしゃるかもしれません。
ヒヤシンスをインテリアとして育てている方は、意外と多いようです。
お花屋さんでヒヤシンスが販売されている時は、水耕栽培のキットとセットになっていることや鉢植え、球根の状態が一般的です。
切り花は日々の成長を見ることはできませんが、水耕栽培や鉢植えでなら変化を感じることができますよね。
ちなみに、鉢植えで育てるヒヤシンスは、数年間そのままにしていても、お花を咲かせると言われています。
「毎年お花を楽しみたい」という方には、バレンタインにヒヤシンスを贈っても喜ばれるかもしれませんね。
フラワーバレンタインはいつ?歴史も紹介

世界共通でフラワーバレンタインは、2月14日です。
日付が年によって変わることはなく、毎年2月14日がバレンタインとなります。
なぜ、2月14日に決まったのでしょうか。
それは、2月14日がキリスト教の聖職者である、ヴァレンタイン氏が処刑された日に、ちなんでいるためです。
ヴァレンタイン氏は何をして死刑にされてしまったのかと言うと、当時結婚が禁止されていたにもかかわらず、ローマ皇帝に隠れて兵士たちの結婚式を執り行っていたのです。
その後、ヴァレンタイン氏が結婚式を隠れて行っていたことが公になり処刑された2月14日は、やがてキリスト教で祭日となり、「恋人たちの日」として定着していったのだそうです。
もっと詳しく知りたい方はこちらを合わせてチェック。
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フラワーバレンタインとは?~日にち・始まり・歴史~ バレンタインの歴史をもっと詳しく掲載中です。 |
世界のバレンタイン

日本で「バレンタインデー」と言えば「女性から男性へチョコレートを渡す日」と、されていますよね。
近年では、お花屋さんに飾ってあるポスターなどで「フラワーバレンタイン」という言葉を目にするようになってきましたが、日本ではまだチョコレートの方が一般的かもしれません。
1月の中旬から、デパートなどでチョコレートフェアを行っていることが多いですよね。
しかし世界におけるバレンタインデーは、男女がお互いに愛や感謝の気持ちを伝えあう日とされているのです。
ヨーロッパやアメリカでは、男女でメッセージカードを交換することが一般的とされていて、交換する際に男性から女性へお花を贈ることが広く知られているようです。
ちなみに、渡すお花は、特にバラが1番親しまれているようですよ。
日本と同じ、アジアの国々でも、バレンタインデーはお花をプレゼントすることが多く、台湾やベトナム、タイでも男性から女性へお花を渡すのだそうです。
世界でみればバレンタインデーは、最もお花を贈る人が多い日なのかもしれませんね。
バレンタインデー限定プレゼント

「バレンタインデーにお花を贈りたいけれど、何を贈ればいいのか分からない…」
「お花屋さんが、仕事終わりはしまっている…」
「単身赴任していて、直接お花を贈れない…」
という方におすすめな、バレンタイン限定の花束をご紹介します。
このブーケには、ピンクのガーベラ、ピンクのアルストロメリア、ピンクのカーネーションなどのバレンタインデーにぴったりなお花が束ねられています。
ピンク色のお花が多いので、バレンタインらしさのあるスイートな色合いです。
ぜひ、この【フラワーバレンタイン限定】スイートなピンクのブーケで、愛情や感謝の気持ちを伝えてみてくださいね。
ちなみに、束ねられているお花の花言葉は、こちらにまとめています。
バレンタインデーの話題にしてみてください。
ピンクアルストロメリアの花言葉:「気配り」など
ピンクカーネーションの花言葉:「美しいしぐさ・女性の愛」など
【フラワーバレンタイン限定】スイートなピンクのブーケは、こちらで注文できます。
「注文したい」・「もっと詳しく見てみたい」という方は、こちらから確認してみてください。
>>>【フラワーバレンタイン限定】スイートなピンクのブーケを注文する
最後に

今回は2月14日のバレンタインならではのお花やバレンタインの歴史、世界のバレンタインデーの様子をご紹介しました。
気に入ったお花は、見つかったでしょうか。
プレゼントの参考になれば幸いです。
「今までお花をプレゼントしたことがない」という方も、今年はぜひバレンタインデーにお花を贈って、気持ちを伝えてみてくださいね。
バレンタインのよくある質問
バレンタインに花をプレゼントしようと思っている方、少し恥ずかしいという方の疑問をまとめました。
バレンタインに彼氏から彼女へ花を贈るのは喜ばれますか
もちろん、喜ばれます。彼女へご紹介した素敵な花言葉を持った花を贈ってみてください。また、アンケートによるとバレンタインに花を贈られたら、相手への好感度が上がると答えた方は68%もいて、28%の女性は「もしかしたら、好きになってしまうかも」と思っているようです。
詳しくはこちら彼女に贈るおすすめのかわいい花は何ですか
春の花なら特にチューリップやラナンキュラスなどがおすすめです。1年通して人気があるかわいい花なら、ガーベラやカーネーションが人気。今ご紹介した花はきれい系というよりはかわいいい系の花なので、キューピットなものが好きな恋人にはぴったりです。
愛を伝えられる定番の花は何ですか
やはり、バラです。バラは愛を伝えるには王道の花の1つ。「愛」という花言葉も持っています。詳しくはこちら
バレンタインに男性からプレゼントするのもありですか
バレンタインは男性から女性へプレゼントすることが世界的に見ると多いです。また、贈り物は花が多くなかでもバラが最も選ばれているようです。世界のバレンタインの様子はこちら
2024年【クリスマス】にオススメのお花の種類。クリスマスらしい花とは?
クリスマスソングが流れ、ツリーを飾っているお店が多くなりました。
最近は、暖房を付けたくなるくらい寒い日が多く、服装もセーターやコートを着る機会が増え、一層冬らしくなってきたのではないでしょうか。
寒さを感じると、今年もクリスマスが近づいて来ているように感じますよね。
さて、今回はクリスマスにぴったりのお花の種類をご紹介します。
クリスマスプレゼントや、自宅で行うクリスマスパーティーの飾りとしてもおすすめですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
◆バラ
1年を通して人気のあるバラですが、クリスマスシーズンになると、さらに人気が高まります。
「あまりイメージできないなぁ」という方は、この時期にお店で飾られているお花を見てみてください。
ホテルやデパートなどに飾られているお花は、クリスマスが近づくとバラが多いような気がしませんか?
バラは昔からその美しい花姿と、うっとりする香りから人々に愛されてきました。
バラが栽培され始めたのは、紀元前12世紀頃だと言われています。
人とバラとの間には、長い歴史があることが分かりますね。
そんな長年多くの方から愛されているバラの花言葉は「愛情・美」などがあり、愛を伝えるために渡すお花としても有名です。
クリスマスプレゼントで、お花を恋人や奥様へ渡そうと考えている方は、バラがおすすめです。
改めて、大切な気持ちを伝えられるかもしれませんよ。
ちなみに、バラは渡す本数によっても、意味を込めることができます。
例えば、3本 のバラを渡せば「愛しています・告白」という意味になり、5本 のバラで「あなたに出会えて心から嬉しい」という意味になります。
贈る本数で込められる意味は、先ほどご紹介した以外にもたくさんあります。
気になった方は、こちらも合わせて読んでみてください。
バラの本数で変わる意味と、色ごとに決められている花言葉をご紹介しています。
>>>6月2日はローズの日~植物の記念日~
◆セイヨウヒイラギ
クリスマスの曲の中でも、歌われているヒイラギ。
セイヨウヒイラギは、別名「クリスマスホーリー」とも呼ばれています。
クリスマスの時期になると、よくお花屋さんなどで、鉢植えや切り花として流通しています。
切り花ではアレンジメントや花束だけでなく、リースとしても使われることもあるようです。
また、秋の終わりごろに印象的な赤い実ができるので、お花の種類が少なくなる冬に、フラワーギフトの彩りをもっと加えたい時は重宝されています。
実はクリスマスツリーに飾る、赤くて丸いオーナメントは、ヒイラギの実をイメージしているとも言われているんですよ。
ちなみに、日本の節分で飾るヒイラギも、ギザギザした葉をしていて、似ていると思いませんか。
しかし、セイヨウヒイラギがモチノキ属なのに対し、節分のヒイラギはモクセイ属のため、植物学的に見ると異なる植物なのです。
機会があれば、ぜひ見比べてみてくださいね。
◆ガーベラ
カラーバリエーションが豊富なガーベラですが、クリスマスに人気なカラーは特に、赤色と白色のガーベラです。
クリスマスカラーのアレンジメントや花束を作る際に、良く選ばれています。
突然ですが、1年を通して販売されているガーベラの花持ちが、比較的によくなる時期はいつだと思いますか?
答えは、今の時期(クリスマスシーズン)なのです。
なぜかというと、この時期になると気温が低くなるため。
お花屋さんによっては、大きな冷蔵庫でお花を管理している所も、ありますよね。
このように、ガーベラをはじめ多くのお花は、涼しい方が長持ちしてくれるのです。
きれいな姿をいつもより、少し長く楽しめるのは嬉しいもの。
ぜひ、この機会にお花をプレゼントしてみてくださいね。
◆ポインセチア
クリスマスの時期になると、よく見かけるポインセチア。
鮮やかな赤色が、周りを明るく彩ってくれます。
ポインセチアがクリスマスシーズンに選ばれる理由は、なんといってもその色。
ポインセチアは赤・緑・白のクリスマスカラーを網羅しているのです。
赤色は、花びらのように見える苞の色であり、緑色は葉の色。
そして残る白色は、ポインセチアの樹液の色です。
ポインセチアの枝を折ると、白い樹液が出てくるんですよ。
クリスマスカラーの3色が全て入っているなんて、ポインセチアはまさにクリスマスにぴったりですね。
また、ポインセチアは「聖夜」という花言葉も持っています。
色味だけでなく、花言葉までクリスマスをイメージさせるお花なのですね。
そんなポインセチアは、長くクリスマスの雰囲気を楽しみたいという方や、植物を育てることが好きという方におすすめです。
◆ヒヤシンス
主に水耕栽培や鉢植えで販売されていることの多い、ヒヤシンス。
上品な香りと、星型のように見えるお花が特徴的です。
日本で、ヒヤシンスからクリスマスが連想されることは、少ないように感じる方もいらっしゃると思います。
実は、ヒヤシンスは北欧のクリスマスマーケットで、定番のお花なんです。
温室でちょうどお花が楽しめるように、生長を調節した状態で販売されていることが多いのだそうですよ。
また、冬の寒さで「お庭でのお手入れは、したくないなぁ」と、思ってしまう日でも、水耕栽培していれば、暖房がかかったお部屋で育てられるということは魅力的ですよね。
◆モミ
クリスマスツリーとして親しまれている木は、モミの木が一般的です。
モミは冬の季節でも葉を落とすことなく、緑でいるためヨーロッパでは「永遠の命」を表していると言われているそうです。
大きなモミの木は、日本でも「クリスマス」のイメージが強いですよね。
最近は、ショッピングモールや観光地などで、本物のモミの木を飾っている所もあるようです。
もし、機会があれば見に行ってみてください。
モミの木の近くに行くと、リラックスできそうな香りも楽しめるかもしれませんよ。
◆最後に
今回はクリスマスにぴったりな、お花(植物)をご紹介しました。
クリスマスプレゼントとしても、お部屋を彩る飾りとしても、季節のお花はおすすめです。
ぜひクリスマスには、この時期ならではの「クリスマスらしさ」があるお花を飾ってみては?
今年のクリスマスは自宅でゆったり過ごすという方は、特に生花で彩りを加えてみてくださいね。
本物の生きているお花でしか、出せない季節感や色味、香りを楽しめるかもしれませんよ。
愛を込めた花を贈ろう!「愛」の花言葉をもつ花をご紹介!
「愛」の花言葉をもつ花は数多く存在します。今回はその中から、20種類ご紹介します。「愛」に関する花言葉を持たない花でも、愛情を伝えるのに適している花がいくつかあります。そのようは花には、どんな意味が込められているのかについてもあわせてご紹介しますので、花選びの参考にしてみてください。
「愛」の花言葉をもつ花
「愛」の花言葉をもつ花を、花名の由来や花言葉の意味と一緒にご説明します。色によって全く異なる意味合いになる花もあるため、プレゼントの際に誤解を与えてしまわないように色別の花言葉にも注意すると良いでしょう。「愛」 の花言葉はもっていなくても、「愛を伝える」場面におすすめの花がいくつかあります。あわせてご紹介しますので、参考にしてみてください。
カーネーション
カーネーションの名前の由来はいくつかあります。 1つ目はカーネーションの色がお肉の色に似ていることから、「カルニス」(ラテン語でお肉の色の意)からカーネーションに変化したという説で、2つ目はイギリスで冠を飾る花として利用されており、「戴冠式」を意味する「コロネーション」がカーネーションに変化したという説です。 カーネーション全般の花言葉は「無垢で深い愛」です。色別に異なった花言葉をもっており、赤は「母への愛」、白は「純粋な愛」、ピンクは「女性の愛」、黄は「軽蔑」、紫は「誇り」、青は「永遠の幸福」などです。
バラ
バラは、「いばら(茨・荊・棘)」が由来だといわれています。 バラ全般の花言葉は「愛」「美」などです。色別に異なる花言葉をもっていて、赤は「あなたを愛しています」「情熱」、白は「純潔」、ピンクは「上品」、青は「奇跡」、黄は「嫉妬」などです。 異性に渡すイメージの強いバラですが、黄色など色によってはシーンにそぐわない場合があるため注意が必要です。
ピンクのバラで上品にまとめられた花束です。「温かい心」「恋の誓い」などの意味が込められており、プレゼントにぴったりです。花束に想いを乗せて渡してみてはいかがでしょうか。
コチョウラン
コチョウランは漢字で書くと「胡蝶蘭」です。花の形が舞っている蝶を連想させることからその名がついたといわれています。 コチョウラン全般の花言葉は「清純」「幸福が飛んでくる」などです。飛んでくるというフレーズも、蝶から連想してできたのかもしれませんね。この花言葉から、開店祝いにコチョウランを贈る文化が根付いたともいわれています。 色別の花言葉は、白は「純粋」、ピンクは「あなたを愛します」などです。
コチョウランは日持ちが良いため、贈り物におすすめです。どのようなお祝い事に対してもおすすめできる花です。花キューピットでは、配送先の近くにある加盟店が手渡しで届けてくれるため、ボリュームのあるコチョウランを贈る際などにも安心して任せることができます。
赤いガーベラ
ガーベラを発見した学者の名前がゲルバーだったことから、ガーベラという名前がついたといわれています。 ガーベラ全般の花言葉は「希望」「常に前進」です。色別の花言葉は、ピンクは「崇高美」、白は「律儀」、赤は「神秘」、黄は「親しみやすい」、オレンジは「我慢強さ」です。「愛」の花言葉はありませんが、尊敬の意味を込めた「愛」を伝えるのにおすすめの花です。
赤で統一されたアレンジメントがバスケットを使うことでよりシックな印象になっています。そのまま飾れるため相手の手間にもならず、贈り物にぴったりです。
アサガオ
アサガオの名前の由来は、「朝に花を咲かせて昼にはしぼむ」という特性を、美人の顔も昼には普通の顔に戻ってしまうことに例えて「朝の容花(かおばな)」と呼んでいたことが由来だそうです。 アサガオ全般の花言葉は「愛情」「結束」です。 色別の花言葉は、白は「固い絆」、青は「はかない恋」、紫は「冷静」などです。 もし愛情を伝えたい際には、青いアサガオは避けたほうが良いかもしれませんね。
チューリップ
チューリップという名前の由来は、花の形がターバンのようにみえることにあり、ターバンの意味をもつ「チュルバン(tulbend)」がもととなっているいわれています。 チューリップ全般の花言葉は「思いやり」です。色別の花言葉は、赤は「愛の告白」、ピンクは「誠実な愛」、黄は「望みのない恋」、白は「失われた愛」、紫は「不滅の愛」などです。 どれも愛に関する花言葉をもっていますが、ネガティブなイメージを与えてしまうチューリップもあるため、色選びは慎重に行いましょう。
フリージア
フリージアという名前の由来は、発見者である学者の名前ではなく、その親友の名前「フレーゼ(freese)」だそうです。 フリージア全般の花言葉は、「あどけなさ」「親愛の情」などです。色別の花言葉は、黄は「無邪気」、白は「あどけなさ」、赤は「純潔」、紫は「憧れ」などです。 「愛」に関する花言葉以外にも素敵な意味をもつ花です。
ストック
ストックの名前の由来は、特徴である長くて太い茎(stalk)だといわれています。 ストック全般の花言葉は、「愛情の絆」、「求愛」などです。 色別の花言葉は、赤は「私を信じて」、ピンクは「ふくよかな愛情」、黄は「寂しい恋」、紫は「おおらかな愛情」、白は「思いやり」などです。
サルビア
サルビアの名前の由来は、健康や安全という意味の「Salvas」から来ているといわれています。 サルビア全般の花言葉は、「家族愛」、「いい家庭」などです。 色別の花言葉は、赤は「燃ゆる思い」、青は「永遠にあなたのもの」、紫は「尊敬」などです。 サルビアのもつ「愛」は家族に向けられたものが多いようです。
キク
キクの名前の由来は、中国で「Kuku」と呼ばれていたことからきたといわれています。 キク全般の花言葉は、「高貴」「高尚」などです。 色別の花言葉は、赤は「あなたを愛しています」、白は「真実」、黄は「破れた恋」などです。 キクの英語の花言葉には、「あなたはとても素晴らしい友達」という意味も込められており、友人へのプレゼントにもぴったりです。
アネモネ
アネモネの名前は、アネモネの種が風に乗って飛んでいく様子から、「風」の意味をもつ「Anemone」が由来だといわれています。 アネモネ全般の花言葉は、「はかない恋」です。色別の花言葉は、赤は「あなたを愛します」、オレンジは「待望」、紫は「あなたを信じて待つ」、白は「真実」などです。 大切な方へ向けた忠実な気持ちを表す花言葉が多くあります。
ツツジ
ツツジの名前の由来は、花が筒状になっていることから「筒状」→「ツツジ」と呼ばれるようになったという説があります。 ツツジ全般の花言葉は、「自尊心」「慎み」です。色別の花言葉は、赤は「恋の喜び」、白は「初恋」です。それぞれの色にぴったりの美しい花言葉ですね。
ヒヤシンス
ヒヤシンスの名前の由来は、1人の少年がもとになっているといわれています。ギリシャ神話に登場する少年の名前が「ヒュアキントス」だったため、そこから「ヒヤシンス」に変わっていったといわれています。 ヒヤシンス全般の花言葉は、「悲しみを超えた愛」です。 色別の花言葉は、赤は「嫉妬」、ピンクは「しとやかな可愛らしさ」、黄は「あなたとなら幸せ」、青は「変わらぬ愛」、紫には様々な意味が込められており、「初恋のひたむきさ」「許してください」「悲しみ」などがあります。同じ色でも正反対の意味をもっている場合があるため、プレゼントする際には気をつけましょう。
ポピー
ポピーの名前の由来は、昔、おかゆにポピーを入れるという習慣があったことが関係しているといわれています。おかゆの意味をもつラテン語「papa」がポピーに変化していったそうです。 ポピー全般の花言葉は、「恋の予感」「思いやり」などです。色別の花言葉は、赤は「感謝」、白は「眠り」などです。
ライラック
ライラックの名前の由来は、青色の見た目から来ているそうです。それぞれの国で「青みのかかった」という意味をもつ言葉で呼ばれています。それらの呼び名から日本では「ライラック」と呼ばれるようになりました。 ライラック全般の花言葉は、「友情」「謙虚」などです。色別の花言葉は、赤は「愛の芽生え」、ピンクは「思い出」、紫は「初恋」、白は「無邪気」などです。恋に関する花言葉が多くありますが、「友情」という意味ももつため友人へのプレゼントとしてもおすすめです。
ワスレナグサ
ワスレナグサの名前は、ドイツの騎士に起きた出来事がもととなっているそうです。ドイツのある騎士が、恋人に頼まれて花を摘みに行った際に川に流されてしまいます。「私を忘れないで」という言葉と共に恋人に花を渡したのが最後でした。少し悲しいエピソードですが、これが「ワスレナグサ」の由来になったといわれています。 ワスレナグサ全般の花言葉は、「真実の愛」「私を忘れないで」です。心から愛しているパートナーへ贈りたい花ですね。
サクラソウ
サクラソウは、花びらが桜に似ていることからこの名前がつけられました。 花言葉は、「初恋」「憧れ」「純潔」「自然の美しさを失わない」などです。初恋の方やずっと憧れていた方に贈る際にぴったりの花です。
ナデシコ
ナデシコの名前の由来は、花が小さく可愛らしいことから、愛児のように見立てて「撫でし子」となったという説があります。 ナデシコ全般の花言葉は「純愛」「貞節」などです。色別の花言葉は、赤は「純粋で燃えるような愛」、ピンクは「純粋な愛」、白は「才能」などです。
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花に+αでおすすめのプレゼント
花を贈る時に+αでおすすめのプレゼントをご紹介します。気持ちをより伝えてくれるメッセージカードや、プレゼントのボリューム感を出してくれるお菓子などがおすすめです。
メッセージカード
花ギフトを贈るなら、メッセージカードを付けることがおすすめ。
特におすすめなのはレースのように繊細に切り抜かれた繊細なデザインや、可愛らしい絵柄のメッセージカードです。プレゼントするシーンに合わせてメッセージカードのデザインにまでこだわることで、特別な思いを届けることができます。誕生日や母の日など、贈る相手のイメージや、その記念日の象徴となっているものを入れるのもいいですね。文字を書くだけでなく、小さく印刷した写真を貼るなどのアレンジもおすすめです。メッセージカードをプレゼントに添えて渡すことで、より気持ちが伝わるのでぜひ大切な方に贈ってみてください。
お菓子
特に一枚ずつ包装されているものがおすすめ。クッキーなどの焼き菓子も個包装されていれば、いつでもサクサク感を楽しめます。焼き菓子が入っている缶のデザインも可愛らしいものがいいですね。缶に詰まったお菓子は、食べ終わった後も缶を小物入れなどとして使えるのも嬉しいポイントです。
まとめ
今回は、「愛」の花言葉をもつ花を20種類ご紹介しました。大切な方に愛を伝えたい時は花キューピットで素敵な花を選びましょう。
花の種類が豊富で、華やかなラッピングも施してくれます。また、花だけでなくとセットでメッセージカードやお菓子をプレゼントするのもおすすめです。