コスモス
秋の野原を鮮やかに彩る花コスモスのご紹介
10月に入りましたが、まだまだ暑くなる日がありますね。
今年は酷暑で暑い日が長く続いていましたが、気温は段々落ち着いてきていますね。
気温が落ち着き秋らしくなってくると、木々の紅葉が進み、秋のお花が花を咲かせ私たちを楽しませてくれます。
今回は秋に咲くお花の一つのコスモスについてご紹介します。
■コスモスってどんなお花?
コスモスは、メキシコの高原が原産のお花です。
キク科コスモス属のお花で別名大春車菊(オオハルシャギク)と呼ばれることもある一年草です。
コスモスの中でも秋の風物詩として有名なお花は、コスモス・ビピンナツスという種類です。
秋になるとピンクの他、まれに白い花を咲かせて群生する様子を道路わきや休耕地で見ることが出来ます。
このコスモス・ビピンナツスは、日が短くなると花をつける短日植物で、かつては夏に種をまいて、秋にお花を楽しんでいたとされています。
和名では秋桜とも言われていて、秋に咲くお花らしい名前がついています。
これは秋に咲く桜に似たお花というところから来ているそうです。
コスモスは秋に咲く花として有名ですが、早いものだと6月位から咲くものもあるそうです。
開花時期について、早咲きのコスモスは6月頃から咲き、遅いものでは霜が降りる時期まで咲いていることもあるそうです。
コスモスの花の色は、ピンクや白に加えて濃赤、黄やオレンジ色等があり、年々カラフルになっています。
丈夫な植物なので、日当たりと風通しがよい環境であれば、あまり土を選ばずに育ちます。
■コスモスの歴史
コスモスの原種はメキシコ原産で、標高2500m程の高山に自生していたとされています。
1490年頃にコロンブスがアメリカ大陸を発見した際にスペインの植物園に持ち込まれ、ここで「コスモス」と名前が付いたとされています。
コスモスの名前の由来はギリシャ語で、調和、秩序、宇宙を意味する言葉が語源だとされています。
その後、日本には明治時代初期に渡来し、以後、軽井沢などの高原に多く見られるようになったそうです。
■花言葉
一般的にピンク色や赤色、紫色がイメージされやすいコスモスですが実は色によって花言葉が異なります。
コスモス全般の花言葉
・乙女の真心
・調和
・謙虚
コスモスの色ごとの花言葉
・赤色:愛情、調和
・白色:純潔、優美、美麗
・ピンク:少女の純潔
・黄色:野生の美しさ、自然の美
・黒色:恋の終わり、恋の思い出、移り変わらぬ気持ち
■最後に
今回は秋に咲く花コスモスについてご紹介しました。
暑い季節が終わり涼しくなってくるとコスモスが一面に咲き誇る様子を楽しむことが出来ます。
環境さえ適していれば簡単に育つお花のため、全国各地にコスモスが咲いている様子を楽しむことが出来る場所があります。
過ごしやすい秋のお出かけプランの一つにコスモスのお花見を入れてみてはいかがでしょうか?
夏らしい「デンファレ」をご紹介!プレゼントにも!
9月生まれの人の誕生日プレゼントにお花を贈るなら、夏らしい「デンファレ」を取り入れたアレンジメントがおすすめ!
洋ランの仲間であるデンファレは、ラン科の花らしい気品とゴージャス感さを持ちつつ、大きすぎないサイズ感が人気です。フォーマルシーンにはもちろん、カジュアルに贈りたい花束にも重宝します。
今回は、そんなデンファレの特徴や花言葉、花束におすすめの品種などをご紹介します。あわせて、デンファレといっしょにアレンジメントにすると可愛い秋の花もピックアップしてみました♪9月生まれの方の誕生日にどんな花束を贈るか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね!
リゾート感のある・デンファレってどんな花?
デンファレの特徴
デンファレは、ランの一種です。正式名称は、デンドロビウム・ファレノプシス。原産地はオーストラリアやニューギニアなどの熱帯地方。そのため、高温を好み、日本では6月から9月頃にかけて見頃を迎えます。
花の色はピンクや白・赤・紫・黄色・水色など。パキッとした明るい花色が美しく、花束や鉢花として人気があります。また、ハワイの伝統的な首飾り・レイの材料としても有名です。このほか、料理やカクテルの添え花やエディブルフラワー(食用花)として用いられることもあります。
デンファレの花言葉
デンファレの花言葉は、「魅惑」「有能」「お似合いの二人」「わがままな美人」など。鮮やかな色合いと可愛らしい花姿にぴったりの花言葉だとは思いませんか?
デンファレの代表的な品種
デンファレには、オーストラリアやニューギニアに自生する原種をもとに品種改良された品種がたくさん存在します。現在日本で出回っているデンファレは大きく3種類に分けられます。
パンダ系
最も代表的なタイプが「パンダ系」です。丸みを帯びた花びらが特徴。花色は紅紫色で、花弁の先端にかけて色が濃くなっていきます。
ソニア系
花色はパンダ系と同様に紅紫色。花びらの形はパンダ系よりもとがり気味で、花茎がやや長めです。
ビギバム系
花色は白やピンク・赤紫など。花も株も小柄で、花びらは薄め。ミニデンファレとも呼ばれています。
9月の誕生日にデンファレを誕生日プレゼントに贈るなら。秋の花とのアレンジメントを楽しんで
デンファレの花束を贈るなら、秋の花とのアレンジメントがおすすめ!華やかで季節感もあり、誕生日プレゼントにはぴったりです。こんなお花たちと組み合わせみてくださいね♪
カトレア
カトレアは、デンファレと同じラン科の植物です。ゴージャスながらも凛とした花姿から「ランの女王」とも呼ばれています。花色は白やピンク・紫・オレンジ・黄色などさまざま。「あなたは美しい」「純粋な愛」「優美な貴婦人」「成熟した大人」「魅惑的」などといった花言葉を持つので、大人の魅力と気品が漂う女性への花束にぴったりです。
コスモス
日本の秋を代表する花、コスモス。丈夫な性質で長持ちしやすく、季節感もあるので、秋に贈る花束によく用いられます。花言葉は「乙女の真心」「調和」「愛情」「謙虚」など。繊細で可愛らしい花姿とあいまって、可憐な女性像を彷彿させるのではないでしょうか。10代~20代前半の女性への花束におすすめです。
ダリア
鮮やかな花色とデコラティブで存在感ある花姿が人気のダリア。ブーケやアレンジメントに加えると、一気に華やかな印象になります。花言葉は「華麗」「優雅」「気品」「感謝」「豊かな愛情」など。日頃お世話になっている人や大切な人の誕生日に贈る花束におすすめです。
リンドウ
秋を代表する日本の花のひとつ、リンドウ。深みのある青紫の花色とすっきりした花姿は、フラワーアレンジメントの引き締め役にぴったりです。花言葉は「正義」や「誠実」「悲しんでいるあなたを愛する」など。儚げで美しい女性や凛としたクールな印象の女性に贈りたいお花です。
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涼しい季節の訪れを感じる晩夏~秋の花
8月も後半に差し掛かり、少しずつ暑さが和らいできました。
秋へ向けて、新たな花が咲きはじめる頃合いですね。
今回の花だよりでは、8月以降に開花する晩夏~秋の花について詳しくご紹介します。
■コスモス
開花時期:6~11月
・夏咲き…6~8月
・早咲き…9月
・秋咲き…10~11月
コスモスの開花時期は品種によって異なります。
秋桜(アキザクラ)という和名の通り、元々は秋の花です。品種改良により、夏にも咲くようになりました。
夏咲き・早咲き・秋咲きをそれぞれ育てると、花を長く楽しむことができます。
最も有名なピンク・赤・白などの花は【オオハルシュンギク】という種類です。
チョコのような甘い香りの【チョコレートコスモス】、ビタミンカラーの【キバナコスモス】の3種類がよく育てられています。
小さな花びらを沢山つけるものや、花びらの縁だけ色が異なるものなど、花型も様々です。
こちらは【シーシェル】という品種で、花びらが筒状に丸まっています。
▼ シーシェル
花びらが整然とそろっているので、ギリシャ語の「kosmos(意味:秩序、調和)」という単語から名付けられました。
これにちなんで「乙女の真心」「調和」「謙虚」などの花言葉を持っています。
■ダリア
開花時期:7~10月
品種改良が盛んに行われている花で、豊富な色と形が特徴です。
色は、赤・ピンク・オレンジ・黄・紫・白…と多岐にわたりますが、純粋な“青”はありませんでした。
英語では「blue dahlia」という言葉が「ありえないこと、手に入らないもの」という意味で使われています。
そんな中2012年に、千葉大学院 園芸学研究科のチームが青いダリアを開発しました。
ツユクサから青の遺伝子を取り出し、濃いピンクのダリアに組み込んだものです。
このように、研究者の方々の努力によっていくつもの種類が生み出されています。
花型についても、なんと16種類もの咲き方があります。
八重咲きでボールのような丸型のイメージがありますが、こんな変わった形も見られます。
▼ オーキッド咲き
一重咲きの花びらが内巻きになり、まるでヒトデのような咲き方
▼ コラレット咲き
一重咲きの花びらの根元から、短い花びらが出ている咲き方
■オミナエシ
開花時期:7~10月
秋の七草にも選ばれているオミナエシは、日本古来の馴染み深い花です。
平安時代以前より薬草として用いられており、万葉集や源氏物語にも記されています。
漢字で書くと「女郎花」ですが、名前の由来にはいくつかの説があります。
・高貴な女性を圧倒するくらい美しい花なので「女(オミナ)圧し(ヘシ)」
・小さな黄色い花が「女飯(粟飯)」に似ていることから「女(オミナ)飯(メシ)」
花言葉も「美人」「はかない恋」「忍耐」など、昔の女性像を連想させるものになっています。
女性に例えられることが多い花なんですね。
ちなみにオミナエシ科には、より太く毛深い「男郎花(オトコエシ)」も属しています。
残念なことに、オミナエシ・オトコエシともに切り花には向いていません。
草全体が乾いてくると、独特な臭いが漂うようになります。「トイレの臭い」「獣っぽい臭い」などに例えられることも…。
昔の人々は「醤油が腐ったような臭いだ」として、オミナエシに「敗醤(ハイショウ)」という別名をつけています。
意外な特徴もありますが、歴史のある可愛らしい花です。
儚げに揺れている黄色い花は、秋の訪れを感じさせてくれます。
秋の花・リンドウや、秋らしい色合いの花たちをたっぷり使った【敬老の日ギフト】受付中です。
秋をいろどる花ばな
秋晴れの青がまぶしい季節となりました。朝晩は冷え込みますが、日中は暖かな日差しがさせば絶好の散歩日和となりますね。
秋は寒さが厳しい冬に向けて、多くの植物が花を咲かせ種を残す季節でもあります。今回の花だよりでは、秋に楽しむことができる花をご紹介します。
■秋を代表する花
・コスモス
漢字では「秋桜」とも書く、秋を代表する花です。早いところでは夏から花をつけることもあります。日当たりと水はけの良いところを好みますが、土の質にはあまりこだわりがありません。丈夫であまり病害虫が出ることもなく、肥料も少なくて済むので、育てやすい花と言えるでしょう。
風情がある花姿から、切り花としても楽しむことができます。のびすぎてしまった花を切り、花瓶に一輪挿しするだけでも品がありますね。お馴染みの淡い桃色や赤はもちろん、近年では淡いオレンジ色の品種もあります。また、黄色や濃いオレンジ色の花を咲かせるキバナコスモス、濃い赤色のチョコレートコスモスなどの仲間も秋に花を楽しめます。
・キク
日本の秋を代表する花です。秋(品種によっては夏)から冬にかけて花をつけます。鉢植えや露地での観賞に適した和ギク、切り花で楽しむことが多い洋ギクがあります。
供花としてもちいられることも多いですが、古来から親しまれていた国花であり、「キクを飾ると福がくる」なんて言い伝えもあるそうですよ。黄色やピンクなどの明るい色も多く、ボール状に花をつけるピンポンマムを始めとして個性的な花をつける品種も数多くあるため、様々なスタイルの飾り方が楽しめます。
・キンモクセイ
三香木のひとつに数えられる、非常に香りの良い花木です。花が咲く期間は短いですが、庭木や公園に植えられていることも多く、満開の時期には散歩をしているとキンモクセイのさわやかな香りがふんわりと漂ってくることでしょう。
病害虫に強く枝がのびるペースも早いので、毎年剪定を行った方が木の形を整えるのには適しています。排気ガスなどの大気汚染には弱く、葉の表面が汚れていると花をつけないこともあるため、晴れの日が続いた時には葉の表面を洗い流してあげるといいですね。
・ガーベラ
11月の誕生花にもなっている花、ガーベラ。春と秋、年に2回花のシーズンがあります。暑さにはあまり強くありませんが、耐寒性は比較的強く、霜や凍結の心配がなければ春になると新芽を出すでしょう。
八重咲きや2色咲きなど、変わった花をつける品種も数多くつくられており、日常的に飾る花から結婚式や記念日などの特別な贈りものまで、幅広く活躍します。鉢花、切り花どちらでも楽しむことができ、色も非常に豊富なため、多くの人から愛される花のひとつとなっています。
さわやかな秋風に誘われ外へ出たくなる季節。周りを見渡してみれば、きっといろんなお花が咲いているはず。お出かけになった先で、お気に入りの花を探してみてくださいね。