クリスマス
シクラメンの育て方・長持ちする株の選び方・おすすめ品種などを紹介
冬になると、見かけることの多いシクラメン。
自分で購入する以外にも、お歳暮などの冬の贈り物でいただくことも多いのでは。
今回はシクラメンの花の特徴や花言葉、育て方、しおれてしまったときの対処方法を紹介します。
また、シクラメンの花が咲かないときの原因も掲載しています。
花を咲かせるように工夫できることも、まとめているのでチェックしてみてください。
シクラメンの基本情報
まずは、シクラメンの基本情報から見ていきましょう。
- 学名:Cyclamen persicum
- 和名:カガリビバナ
- 科名・属名:サクラソウ科・シクラメン属
- 花の色:赤・ピンク・白・黄色・紫など
- 原産地:北アフリカ~地中海沿岸地域
- 開花時期:1月~3月・10月~12月
シクラメンはどんな花?特徴は?
冬の庭や室内を明るく彩る、シクラメン。
寒くなり花が少なくなる時期に、かわいらしい、おしとやかな花を楽しませてくれます。
シクラメンを見ると冬を感じるように、クリスマスやお正月など冬をイメージしたデザインの花壇で活躍することが多いです。
シクラメンは初めに紹介した通り、赤やピンクなどの定番カラーの他に、黄色や紫など珍しい色の品種も多くあります。
シクラメンはカラーバリエーションが豊富なため、好きな色を室内や庭で楽しむことができるのです。
加えて、花の色だけではなく、咲き方もたくさんの種類があります。
花びらがフリルのようになっているものや、たくさんの花びらがついている八重咲きなど、品種が多く見ていても飽きません。
どんな品種があるのか知りたい方は、こちらをチェック。
かわいいシクラメンや、上品なシクラメン、珍しい色のシクラメンなど4つ紹介しています。
>>>シクラメンのおすすめの品種って?
シクラメンの花言葉
シクラメンは、全体で「遠慮」・「内気」・「はにかみ」などの花言葉を持っています。
またシクラメンは、色ごとに花言葉がそれぞれ決められています。
白いシクラメンは「思いやり」、ピンクのシクラメンには「憧れ」や「はにかみ」、赤いシクラメンには「愛情」や「嫉妬」などの花言葉があります。
赤は、シクラメンの定番のカラーで高い人気があります。
しかし、プレゼントする時に「嫉妬」という花言葉が気になるという方もいらっしゃるのでは。
その際は、メッセージカードに選んだ理由を書き添えるといいでしょう。
決して花言葉に悪意を込めて、プレゼントしたわけではないことが伝わります。
また赤いシクラメンを直接渡す時も「冬らしくてかわいかったから」や「明るく部屋を彩って欲しくて」など、口頭で選んだ理由を伝えるのも良いでしょう。
花言葉の由来
シクラメンの「遠慮」・「内気」・「はにかみ」などの花言葉は、どれも控えめなイメージがあります。
この控えめな花言葉は、シクラメンの花が下向きに咲いている姿に由来しているといわれています。
シクラメンは、雨で花粉が濡れたり流れたりしないように、花を下に咲かせます。
その姿が、恥ずかしがっているように見えたことから、「遠慮」・「内気」・「はにかみ」などの花言葉が付けられたのだそう。
シクラメンは北アフリカや中近東、地中海沿岸などの地域が原産・生息地です。
この地域は、雨季と乾季があります。
雨が多いときが多いことから、花の形が対応するようになったとされています。
ちなみに赤いシクラメンの「嫉妬」という花言葉は、赤いシクラメンが炎のように見えたことが由来とされています。
シクラメンの選び方
美しく花が咲き、長持ちするシクラメンを選びたいと思っている方は、ぜひこちらをチェックしてみてください。
お花屋さんでシクラメンを購入する時に、意識したいポイントをまとめました。
葉がたくさんついているものを選ぶ
シクラメンは、葉1枚につき花一輪が咲きます。
つまり葉の枚数が多ければ、多いほど咲く花の数も多いということになります。
「葉の枚数」=「花の数」と覚えておくとよさそうです。
葉を指で軽く押すと、押し返してくる
葉が元気な時は、株も元気があることが多いです。
指で葉を軽く押したときに、押し返してくるくらい元気なシクラメンを選ぶのがおすすめ。
葉を見ると、株全体の健康状態を把握しやすいのです。
葉の大きさが、だいたい全て同じ
バランスの良い鉢を選ぶのが、おすすめです。
全体的に栄養がいきわたっているかや、弱っている部分がないかを葉で確認しましょう。
花の高さが、だいたい同じ
花が咲いている状態で購入する時は、花が咲いている位置(高さ)が、だいたい同じところにある株を選ぶと良いでしょう。
株の中で偏りがないものを選ぶために、葉の大きさと合わせて茎の高さ(花をつけている位置)も確認してみてください。
株がしっかりしていると、型崩れしにくくなるため長持ちする傾向があります。
シクラメンは、多年草です。
お世話をしっかりすれば、来年も花を楽しむことができます。
強い株を選んで、来年も花を楽しめるようにしましょう。
シクラメンの育て方
これからシクラメンを育てようと思っている方は、事前にチェックしておくのがおすすめです。
置き場・飾る場所
シクラメンは、日光が大好きな植物です。
しかし直射日光が当たっていると、葉焼けを起こす可能性があります。
そのためレースのカーテン越しに日を当てたり、直射日光のもとに3時間だけ置いて日光浴させたりするのもいいでしょう。
11月~4月頃は、窓際など日当たりの良い室内で、シクラメンを飾るようにするのがおすすめです。
5月以降は、屋外の涼しい日陰に置いておくのが良いでしょう。
室内で育てる時は、エアコンの風が直接当たらないように気を付けてください。
エアコンの風が直接当たっていると、葉や花の水分を蒸発させてしまうこともあります。
またシクラメンの適温は5度~20度とされており、育てる環境は暖かすぎても注意が必要です。
直射日光とエアコンの風が、直接当たるところは避けるようにしましょう。
水やり
<窓がついている場合(底面給水の鉢)>
シクラメンの鉢をよく見ると、下の方に窓(穴)が開いている場合があります。
この窓が付いている鉢植えは、底面給水用の鉢植えです。
室内で底面給水方式の鉢を使ってシクラメンを育てている場合は、通常の植物のように株元に水やりはしません。
窓から水を注いで、基本的に3分の2くらいまで水を入れるようにしておきます。
たまに水の量を確認して、足りないときは水を足すようにしましょう。
水やりのタイミングが分からない方は、底面給水方式の鉢を選ぶとよさそうです。
<窓がついてない場合(通常の鉢)>
土の表面が乾いたら、水をたっぷりと与えるようにしましょう。
土が乾いているか、見分けるポイントは土の色です。
土が白っぽくなっている時は、乾燥しています。
その際は水やりをするようにしましょう。
「土がうまく見えなくてわからない」という時は、シクラメンの茎に注目するのがおすすめです。
水が多すぎたり、足りなすぎたりすると、シクラメンの茎や葉が徐々に倒れてきます。
水分が適切な時は、まっすぐ茎が伸びているので、茎の傾きに注目するようにしましょう。
または、シクラメンの鉢植えを持ち上げて、重さで確認する方法もあります。
鉢植えの重さが軽くなっていたら、水が乾いていることになります。
鉢植えが軽いか重いかは、水分をしっかり含んだ時の重さを知らなければ比較できません。
そのため水をたっぷりあげた時の重さも、確認しておくことがおすすめです。
水やりをする際は、シクラメンの花や球根の上の部分に水がかからないよう、鉢のふちの部分から水を注ぐようにしてください。
葉をかき分けるようにすると、水やりがしやすくなります。
ジョウロを新しく購入するという方は、注ぎ口が細いジョウロを用意するのが良いでしょう。
ちなみに、シクラメンに水やりをした水が受け皿にたまっていると、根腐れしてしまう可能性があります。
少し面倒ですが、水やりの後に受け皿へ水が溜まっていた時は、受け皿の水を捨てるようにしましょう。
肥料
シクラメンは、肥料が好きな花です。
花が咲く時期は、たくさんの栄養を必要とします。
9月~5月頃は、液体肥料を週に1回与えるようにします。
花が咲き終わったら
シクラメンは全ての花が一気に咲き、一気に枯れるわけではありません。
だいたいの花がきれいに咲いていても、咲き切った(枯れた)花があるときは、お手入れをするのがおすすめです。
お世話をしていれば、次々に新しい花を楽しめるため、長い期間きれいな花を継続して飾ることができるでしょう。
枯れた花はすぐに取り除く
花が咲き終わったら(枯れたら)、根元から花を取り除きます。
枯れた花の取り方は、簡単です。
花が繋がっている茎をたどって、根元に近いところから指でつまみ取ってください。
意外と力を加えずに、ポロッと取ることができます。
取りにくい時は茎を指でつまみ、ねじるようにしながら引き抜くと、より簡単に取ることができます。
ハサミやカッターなどを使うことなく、お手入れができるので、他の花に比べて比較的簡単。
気が付いたときに、枯れた花は取り除くようにしてください。
変色した・枯れた葉は目元から摘み取る
枯れた花だけではなく、黄色などに変色した葉や、枯れて干からびている葉は、花と同じように、指でつまんで摘み取るようにしてください。
そのままにしておくと、見た目が悪くなるだけではなく、新しい花が咲かないことも多いです。
月に1回のお手入れ
月に一度程度、シクラメンの株の中心に生えている葉を、外側に優しく引っ張るようにしてください。
この作業を「葉組み」といいます。
中心の葉を外側に引っ張ることで、中心部分にスペースを作ることができます。
スペースができることで、株の中心に太陽の光が当たり、新しいつぼみなどが成長しやすくなります。
加えてスペースができると、風通しも良くなるため、病気や害虫などの被害を防ぐことも。
水やりをサボっていたら花がしおれてしまった
水やりを忘れて、気が付いた時には「花がしおれてしまった…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
茎がぐにゃっとして、上に物が置かれていたかのように、花が外側に倒れてしまっている状態の時は、こちらをお試しください。
元気がなくなってすぐの時は、復活させることができます。
まず、紐でシクラメンの茎の部分を束ね、倒れている花を上に向けるように固定します。
茎が株から取れないように注意しながら、茎を中心部分に集め紐で優しく括るようにします。
紐で束ねる際に茎が傷つかないよう、少し緩めに結ぶのも良いでしょう。
紐で結ぶのは、きつく茎を束ねることが目的ではなく、茎をまっすぐな状態(立たせた状態)に保つことが目的になります。
つぎに、日の当たらない涼しい場所に、シクラメンを移動します。
移動したらシクラメンに、20度前後のぬるま湯を鉢植えから溢れるほど、たっぷりと与えます。
水を与えた後数時間は、涼しく日の当たらない場所に置く(移動させた場所から動かさない)ようにしてください。
数時間後、花の様子を見て茎がまっすぐに伸びているようだったら、固定していた紐を解きます。
花までしっかりと水を吸い上げることができれば、茎が固くなり、まっすぐ茎を立たせることができるのです。
ちなみに、しおれてしまった花や変色した葉がある場合は、摘み取るようにしましょう。
咲き終わった花を取り除くことによって、今咲いている花に力を使うことができます。
シクラメンの花が咲かない!その理由は?
「シクラメンを飾っているけれど、花がなかなか咲かない」というときは、これから紹介することを確認してみてください。
気が付かないうちに、シクラメンの花が咲きにくい環境を作っていることもあります。
温度が5度~20度になっていない
シクラメンの適正温度は、5度~20度までです。
加えて、昼と夜の温度差がない方が良いとされています。
リビングの窓際にシクラメンを置いていると、冬場の夜は暖房を切って、窓からの冷気が伝わり、かなり気温が下がることがあります。
気が付かないうちに、昼と夜で温度差ができていることも。
その時は昼間は窓際に置き、夜間は窓から離れた場所に移動させるようにするのがおすすめです。
飾っている位置を時間帯で少し変えるだけで、温度差を少なくすることができます。
日光が不足している
シクラメンは、日光が好きな花です。
室内で育てることも多いシクラメンは、日光不足になる可能性も。
日の光が当たっていないと、つぼみができにくくなったり、花が咲かなかったりします。
葉焼けの原因になってしまうため、直射日光を当てるのは避けつつ、薄いレースのカーテン越しなどで、日光をたっぷり当てるように置き場を工夫してみてください。
水が不足している
シクラメンは、乾燥にも弱いですが加湿にも弱い植物です。
水やりは土が乾燥した時に、鉢底から水が溢れるくらいたっぷりの水を与えることがポイントです。
水の量が多すぎても、少なすぎても花を咲かせないことがあります。
1回の水やりで与える水の量が少ないと、根まで水が到達できないことも。
ただ土の表面を濡らしただけになってしまいます。
水を与える時はたっぷり、与えない時は与えないというメリハリが大切です。
肥料が不足している
シクラメンを水だけで育てていると、花が少なくなることも。
シクラメンは肥料が足りなくなると、新しいつぼみができなくなり、花の数が減ってしまったりします。
栄養が足りないと、花を咲かせることができないのです。
加えて葉色が、黄色っぽく変色してしまうことも。
9月~5月までは、シクラメンの育成期です。
特に育成期は、シクラメンの花を楽しむために、株へ肥料を与え、シクラメンの株全体に栄養を蓄えさせるようにしましょう。
シクラメンのおすすめ品種
シクラメンのかわいい品種をご紹介します。
どんなシクラメンにしようか迷ってしまったときは、参考にしてみてください。
レッドレブル
大きな赤い花が印象的なシクラメン、レッドレブル。
大輪系のシクラメンの1つです。
レッドレブルは、シクラメン特有のおしとやかで、かわいらしい丸い花びらを楽しむことができます。
シクラメンの定番カラーを探している方には、特におすすめです。
濃い赤色と、葉のグリーンのコントラストが美しい、レッドレブル。
クリスマスやお正月を彩る情熱的な赤色が、お部屋を彩ります。
冬になると日の入りが早くなり、咲いているお花も少なくなり、寂しい雰囲気になることもありますが、温かな赤いシクラメン「レッドレブル」を飾れば、心も温かくなりそう。
ファルバラローズ
フリルがかわいい、ロココ咲きでピンク色のシクラメンです。
ひらひらとした花びらは、まるでドレスのよう。
淡く優しいピンク色の花は、花それぞれで濃淡があり、おしゃれな雰囲気があります。
加えてファルバラローズは、名前に「ローズ」とついているように、バラのような良い香りを楽しむことができます。
シクラメンは香りがある品種もありますが、このファルバラローズは特によい香りがします。
シクラメンの香りは苦手という方にも、ぜひ1度試していただきたい品種です。
ちなみに、ファルバラローズの香りは夜よりも朝の方が強いように思います。
そんな香りまで華やかなファルバラローズは、フランス生まれのシクラメン。
「香水といえばフランス」というように、フランスは香りを大切にしている国です。
香り文化が根付いているフランスだからこそ、誕生したシクラメンなのかもしれません。
優しいピンク色と素敵な香りは、恋人へのプレゼントにもおすすめ。
クリスマスのプレゼントや、誕生日のプレゼントにも喜ばれそうです。
セレナーディア アロマブルー
珍しいブルー系のシクラメンです。
一重咲きの青紫色の花びらは上品で、美しい印象。
このセレナーディア アロマブルーは、青いカーネーション「ムーンダスト」を生み出した、サントリーフラワーズが作り出しました。
そんなセレナーディア アロマブルーは、爽やかな香りも楽しめます。
強すぎるわけではありませんが、遠くにいてもふんわりその香りを感じることができるかと思います。
凛としたセレナーディア アロマブルーは、目上の方や義両親へのプレゼントにも喜ばれそう。
いつもとは一味違った贈り物をしたいときや、特別な思いを伝えたいときに贈るのも特におすすめです。
ビクトリア
花びらのふちに、小さめのフリルが付いている、高級感のあるシクラメンです。
この花びらのふち(トップ)にフリルが入っている姿から、王冠のように見えると表現させることも。
ひらひらした花びらのふちには、濃いピンク(ピンクに近い紫)の色が入っています。
白い花びらに、ピンクの色がポイントになりそう。
そんなビクトリアの花姿は、周りを明るく彩ってくれるでしょう。
繊細で優雅な姿はお姫様のようにも、バレリーナのようにも見えてきます。
大輪のビクトリアはプレゼントだけではなく、自宅用にも人気の品種です。
この美しい姿から、「イギリスの女王=ビクトリア」と名付けられたともいわれています。
冬はシクラメンを飾ろう
今回は花言葉などを含めた、シクラメンについての基本情報と、育て方、元気がなくなったときの復活方法などをご紹介しました。
冬はシクラメンが多く流通する時期です。
冬になって、花が少なくなり「少し寂しい」と感じたら、シクラメンを飾ってみてください。
品種で悩んだときは、今回掲載したシクラメンのおすすめ品種を参考にしても、お花屋さんで気に入った見た目を選んでもいいでしょう。
品種の名前を知らなかったとしても、「きれい」や「かわいい」と思ったものはぜひ、自宅用やプレゼントに選んでみてください。
ちなみに、花キューピットでも素敵なシクラメンを販売しています。
お花屋さんへ行く時間がない方は、オンラインストア(通販)で、シクラメンを購入するのもおすすめです。
クリスマスに人気な花束で使われる花の種類。テーブルコーディネートにもおすすめ
今回はクリスマスにぴったりな、花束やフラワーアレンジメントで使われる切り花をご紹介します。
クリスマスディナーに飾る、テーブルコーディネートにも花ギフトはおすすめです。
クリスマスにフラワーギフトをプレゼントしようと考えている方だけではなく、クリスマスは自宅で過ごすという方や、おうちデートをするという方もぜひチェックしてください。
クリスマスのテーブルコーディネートにぴったりな花の種類
クリスマスディナーに飾ったり、プレゼントしたりするのにおすすめな花の種類を紹介します。
食卓にクリスマスらしい花が飾られているだけで、おしゃれで楽しい気分になれそうです。
自宅でクリスマスを過ごす方や、クリスマスパーティーをする方は花を飾ってみては。
赤バラ
赤バラの花言葉:愛・情熱・美・あなたを愛しています
赤バラは、クリスマスに大人気。 クリスマスに飾る王道のフラワーギフトをお探しの方は、赤バラがおすすめです。 その理由を3つご紹介します。
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赤はクリスマスカラーであるため。
赤色はクリスマスカラーであり、クリスマスシーズンにはツリーの飾りに赤が使われていたり、サンタさんも赤い服を着ています。
赤はクリスマスらしさがあり、クリスマスの楽しい気持ちを盛り上げてくれるのです。 -
赤バラの花言葉が愛を伝えてくれるため。 赤バラの花言葉には、大好きな気持ちを伝えられる「あなたを愛しています」などがあります。
彼女や彼氏と一緒に、クリスマスを過ごす方にはぴったりな花言葉ですよね。
また妻や夫に変わらぬ愛を伝えるためにも、赤バラの花言葉に想いを込めるのは最適です。
クリスマスには恋人や家族に赤バラをプレゼントし、愛を伝えてみては。 -
赤バラは合わせる花によってデザインが自由自在なため。 品があり美しい赤バラは、特別なクリスマスを鮮やかに彩ります。
大人から子供まで、幅広い年代の方から愛されているバラ。
そんなバラを夫婦で楽しむなら上品に高級感のあるデザインに、子供も一緒に家族で過ごすなら他の花と合わせて、かわいらしさと美しさを表現したデザインにするのもおすすめです。上品で美しいイメージが強い赤バラですが、他に合わせる花によってキュートにもなります。
表現できるデザインの幅が広いため、部屋のインテリアやプレゼントする相手の好みに合わせることができます。
特別感のある赤バラを飾れば、クリスマスにぴったりな素敵な雰囲気を作ることができそうです。
白バラ
白バラの花言葉:深い尊敬・純潔・私にふさわしい
赤バラと同じく、白バラもクリスマスによく選ばれています。
クリスマスに白バラが人気な理由を3つご紹介します。
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白バラは凛とした美しさがあるため。 ウェディングブーケなどのブライダル関連でも使われることの多い、白バラ。
白バラは凛とした美しさがあり、飾ればその場を高級感のある雰囲気にしてくれます。
針葉樹と白バラを合わせ、グリーン×ホワイトの花ギフトにすればナチュラルで大人かわいいデザインを楽しむことができます。
クリスマスは、ゆったりと静かに恋人や夫婦で過ごすという方に特におすすめです。 -
白バラはクリスマスにぴったりな雪を連想させるため。 クリスマスと雪は、素敵な組み合わせですよね。
白い雪が降るクリスマスには、何かいいことが起こりそう。
そんな雪の色である白色をした白バラがフラワーギフトに入れば、クリスマスのワクワク感をより感じることができそう。
また、白はクリスマスカラーの1つです。
クリスマスシーズンに、白色は欠かせない色でもあります。 -
白バラは華やかで周りを明るくするため。 白い花びらが重なり合う様子は美しく、見る人をうっとりとさせます。
白は光を特に反射させるため、飾るだけで周りを明るくすることも。
クリスマスを上品で明るい雰囲気にしたい方は、特に白バラがおすすめです。華やかな白バラは、クリスマスに一輪挿しにして飾るのもおすすめです。 1輪の白バラだけを飾っても、絵になりますよ。
ちなみにバラは花言葉の他に、贈る本数によって意味が異なります。
自宅に大切な人を招いてクリスマスを過ごす場合や、クリスマスプレゼントでバラを贈る際は、本数も意識してみてください。
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薔薇(バラ)の花言葉と本数の意味とは? バラは花言葉以外に贈る本数によって意味が異なります。プレゼントする際は、チェック! |
赤いガーベラ
赤いガーベラの花言葉:燃える神秘の愛・限りなき挑戦
赤いガーベラも、クリスマスシーズンになると特に人気が高まる花の1つです。
クリスマスが近づくと、お花屋さんでも見かける機会が増えるかと思います。
赤いガーベラが人気の理由を、3つご紹介します。
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赤はクリスマスカラーなため。 先にご紹介した赤バラや白バラの項目でお伝えしたように、クリスマスカラーの花は特に人気が高まります。
中でもクリスマスカラーの1つである赤は、クリスマスを盛り上げる色であり「クリスマスといえば、赤色」というよりに、代表的な色でもあるのです。 -
赤いガーベラは幅広い年代の方から好まれているため。
ガーベラはそのキュートな見た目から、子供からお年を召し方まで、幅広い年代の方から好まれています。
バラが持つ高級感とは異なり、ガーベラは親しみやすい花姿をしているのも人気がある理由の1つ。
子供と一緒にクリスマスを過ごす方や、友達と一緒にクリスマスパーティーをする予定の方には、特におすすめ。 -
赤いガーベラは存在感がある・オーナメントのように見えるため。
赤いガーベラのパッと開いたような花姿はフラワーギフトに使うと、他の花に比べて比較的平面的な形をしているため存在感があります。
合わせる花の種類によって異なりますが、赤いガーベラが見える範囲が広く目立って見えることも。
また、丸い花姿はツリーに飾るオーナメントのようにも見えます。 花の形も、クリスマスにぴったりですね。
白いガーベラ
白いガーベラの花言葉:希望・純潔・律儀
1年を通して流通していますが、冬になると特に見かけることが多くなる白いガーベラ。
同じガーベラでも、先に紹介した赤いガーベラとは雰囲気が異なります。
白いガーベラがクリスマスに人気な理由を、3つご紹介します。
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白いガーベラの形が雪の結晶のように見えるため。
たくさんの細い花びらが並んでいる白いガーベラは、雪の結晶のように見えます。
冬らしいデザインにすることができそうです。
かわいらしい花姿が子供からも人気なため、特に子供と一緒にクリスマスを楽しみたいファミリーに白いガーベラはおすすめ。
また、かすみ草と白いガーベラを合わせれば、ふわふわと舞う雪と雪の結晶を表現でき、ホワイトクリスマスを表現できるでしょう。 -
白いガーベラの花言葉が前向きなため。 白いガーベラの花言葉には「希望」があります。
ポジティブな花言葉を持った白いガーベラは、日にちが近付くだけでウキウキしてくる、冬の楽しいイベントであるクリスマスにはぴったり。
クリスマスに白いガーベラを飾っていれば、素敵なことが起こりそう。 -
白いガーベラは男性にも喜ばれるため。 かわいさがありつつ、シンプルな見た目をしている白いガーベラ。
他に合わせる花によって男性にも贈りやすい、落ち着いた雰囲気のデザインにすることができます。
特におすすめな組み合わせは、オレンジ色のバラ×白いガーベラ。
冬らしさがありつつも温かみを感じる色合いで、自然な美しさを楽しめます。
オレンジ色のバラが入ることで、ガーベラのかわいらしさを少し抑えて、エレガントな雰囲気にまとめられるでしょう。
ヒペリカム
ヒペリカムの花言葉:きらめき・悲しみは長く続かない
赤や緑、ピンク、白などの実を楽しむことができるヒペリカム。
ヒペリカムは、実ものにおいてポピュラーな種類の1つです。
色味や実の形の種類が豊富で、メインで使う花に合わせて使い分けられています。
そんなヒペリカムが、クリスマスに人気な理由を3つご紹介します。
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赤・緑・白のヒペリカムの実はクリスマスカラーが充実しているため。
クリスマスシーズンには花に限らず、実を観賞する「実もの」もクリスマスカラーが人気です。
ヒペリカムには、赤・緑・白・ピンクの実が多く流通しています。フラワーギフトに使う花の色とヒペリカムの実の色をクリスマスカラーに統一したり、花は自分やプレゼントする相手の好きな色にして、ヒペリカムでさりげなくクリスマスカラーを入れることもあります。
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ヒペリカムのツルっとした質感が良いアクセントになるため。
ツルっとしていてピカピカしているヒペリカムの実は、花束やフラワーアレンジメントに入れると良いアクセントになります。
花の質感とは異なるので、ヒペリカムを入れると雰囲気が変わり、デザインの幅を広げてくれるのです。例えばクリスマスカラーの赤で統一したブーケは、かわいらしいですが同じ色でまとめているため単調になってしまうこともあります。
そんな時に同じ赤でも質感が異なるヒペリカムを加えれば、花束の中でメリハリがついて、より素敵なギフトにすることもできるのです。 -
ヒペリカムは花よりも長持ちしやすいため。 ヒペリカムは、先に紹介してるように花ではなく実を観賞する切り花です。
そのため花よりも長持ちで、長くきれいな姿を楽しむことができます。
クリスマス前から花を飾って、クリスマスになるまでのワクワク・ドキドキ感を楽しみたい方には、特にヒペリカムがおすすめです。
ユリ
ユリの花言葉:純粋・無垢
誕生日や退職祝いなどでも活用されていますが、ユリの花もクリスマスで選ばれることもあります。
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ユリが豪華で華やかなため。 ユリは、堂々とした大きな花を咲かせます。 豪華で立派なユリの花は、クリスマスパーティーなどにぴったり。 パッと目を引くユリは、大きなアレンジメントなどでは大活躍です。さらにユリだけを食卓に飾り、キャンドルを周りに飾れば、優雅な時間を過ごすことができそう。
豪華で、ぜいたくな時間を過ごしてみては。 -
ユリは香りが良い品種が多いため。 ユリは、他の花に比べて香りのよい品種が多いです。
クリスマスにユリを飾れば、花の良い香りを楽しむことができます。
クリスマスはゆったりと自宅で過ごすという方は、ユリを飾ってみてください。
フローラルな香りに包まれた、特別なクリスマスにすることができそうです。 -
ユリは性別問わず、目上の方にも贈りやすいため。 美しいユリは男性にも贈りやすい花であり、気品があるため目上の方へのクリスマスプレゼントにもぴったり。
繊細でかわいらしいというよりは、堂々としていて凛としています。赤バラと白いユリを合わせれば、高級感があり特別なクリスマスギフトになるでしょう。
また、ユリとカラーなどクールな花を組み合わせることで、スタイリッシュなデザインにすることもできます。
ユリは、組み合わせる花によって「かわいい」以外のデザインを表現することができるのです。
針葉樹(ヒムロスギ・ヒノキ)
クリスマスデザインのフラワーギフトに使われることが多い、針葉樹。
ヒムロスギやヒノキなどは、特にクリスマスの花束やフラワーアレンジメントに活用されています。
あの葉を見ただけで、クリスマスらしさを感じますよね。
「クリスマスでよく見る葉」の1つではないかと思います。 針葉樹はツリー風アレンジメントやリースなどでも使われています。
先にご紹介したヒムロスギ・ヒノキには以下の特長があります。
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ヒムロスギ
針葉樹と聞くと、松のようのように固くて針のような葉をイメージする方もいらっしゃるかと思います。
しかしヒムロスギは、フワフワした触り心地でリースやスワッグなどでもよく使われています。
クリスマスシーズンのグリーン(葉もの)の定番です。 -
ヒノキ
ヒノキは平葉のため、たっぷりボリュームが出るというよりは、クリスマスデザインのフラワーギフトの飾りやスワッグなどで使われることが多いようです。
クリスマスの時期は、丸い茶色の実が付いているのもポイント。
ご紹介したヒムロスギ・ヒノキ以外にも、クリスマスにはさまざまな種類の針葉樹が活躍しています。
お花屋さんに行った際や、クリスマスデザインのフラワーアレンジメントが飾られていた時などは、どんな葉(グリーン)が使われているのか観察してみてください。
姫リンゴ
姫リンゴ(ヒメリンゴ)は、小さなリンゴです。
お花屋さんで一般的に見ることができる品種は、アルプスオトメという種類になります。
コロンとした小さなリンゴは、かわいらしいですよね。
りんごはオーナメントになっていたり、クリスマスリースの飾りになっていたり、クリスマスらしさをぐっと演出してくれるアイテムです。
実の色は赤や緑が一般的ですが、姫リンゴにラメを付けたり色を染めたりしたものも販売されているようです。
ちなみに姫リンゴは、花束やフラワーアレンジメントで使われるときは竹串などをさして、その竹串を茎の代わりにしてアレンジします。
そのため茎がない姫リンゴも、花束やフラワーアレンジメントで使うことができるのです。
お花屋さんで販売されている時は、枝などはついておらず、りんごの実だけで販売されています。
先に紹介したヒペリカムと同じように、花と質感が異なるためフラワーギフトに姫リンゴを入れると、良いアクセントになります。 また見た目も、童話に登場するようなかわいらしいものになりやすいです。 姫リンゴが入ることで、一層クリスマスらしさを表現することができます。
松かさ(松ぼっくり)
松かさ(松ぼっくり)は、冬らしさを演出してくれるアイテムです。 ツリーやリースの飾りにも、なっています。
素朴な見た目をしている松かさは、ナチュラルな雰囲気の花とも相性も良いです。
クリスマスデザインの時は、先にご紹介したバラやガーベラ、針葉樹、姫リンゴなどと組み合わせることも多いです。
また、そのまま松かさを花ギフトに使うこともありますが、白い色を付けて雪を表現したり、赤い色を付けてクリスマスカラーにしたりもします。
松かさに、ラメを付けて雰囲気を変えることも。
フラワーギフトのイメージ合わせて、ぴったりな松かさを選んでみてください。
クリスマスに花を贈る。どんな人に喜ばれる?
クリスマスに贈る花ギフトのプレゼントは、どんな方でも喜ばれます。
ここでは、どんな関係の人に花束やフラワーアレンジメントを贈れば喜んでもらえるかを紹介します。
彼女へのプレゼント
クリスマスを彼女と過ごすなら、花ギフトを贈ることがおすすめです。
きれいな花で喜ばない彼女はいないと、いってもいいくらい花の贈り物は喜ばれるはず。
大好きな彼氏から、クリスマスに季節の花をもらったら、その花を見かけるたびにクリスマスの楽しかった記憶を思い出しそう。
クリスマスはおうちデートをするという方は、部屋に花を飾ってクリスマスの雰囲気を演出するのもおすすめです。
妻へのプレゼント
夫婦で過ごすクリスマスには、花束やフラワーアレンジメントを用意してみては。
普段花を自宅に飾っていないという方は、クリスマスをきっかけに花を飾ってみるのがおすすめです。
部屋に花があると、いつもの部屋が少し違って見えるはず。 赤バラ1輪と針葉樹だけをまとめて飾るだけでも、クリスマスらしさが出ます。
クリスマスは自然の美しさで、部屋を彩ってみてください。 また花は何歳になっても嬉しい贈り物。
クリスマスのプレゼントに花ギフトを贈るのは長年連れ添った夫婦でも、新婚夫婦でもきっと喜ばれるはず。
お母さん・お父さんへのプレゼント
両親にクリスマスのプレゼントをしたいと思っている方は、フラワーギフトがおすすめです。
クリスマスは大人から子供へプレゼントを渡すことが多いですが、今年は子供から感謝の気持ちを込めてお母さんとお父さんにプレゼントを用意してみては。
クリスマスに花を贈ったり飾ったりすることは、ロマンチックなイメージが強い方もいらっしゃるかもしれません。
しかし花を飾ることで、キュートでポップな雰囲気になったり、モダンで落ち着いた空間になったり、さまざまなテイストにすることができます。
両親にぴったりなデザインの花ギフトを、プレゼントしてみてくださいね。
友達へのプレゼント
友達に贈るクリスマスのプレゼントで「コスメは肌に合わないかも……?」や「ハンドクリームは好みの香りが分からない……」と悩んでいる方は、花ギフトを選択肢に入れてみては。
花は最後には枯れてしまうため、良い意味で消え物です。
相手の好みがわからない時やプレゼント選びに少し不安がある時は、クリスマスデザインの花ギフトがおすすめです。
また、クリスマスらしいデザインやその時に旬を迎える花などを入れることで、その時期にしか贈ることのできない特別な贈り物になります。 季節感のある花の贈り物で、友達を喜ばせましょう。
友だちとクリスマスパーティーをする方にも、花ギフトはおすすめです。
パーティーで飾っていた花を最後に友達にプレゼントし、持って帰ってもらうのも良いでしょう。 素敵なお土産になりそうです。
自分へのご褒美プレゼント
クリスマスが終われば、もうすぐに来年。 次の年がやってきます。
1年がんばった自分に、花のご褒美を贈るのはいかがでしょうか。
仕事や家事で疲れたときに、楽しいクリスマスデザインの花が飾ってあれば、心を癒したり、気分転換をしてくれたりするはず。
一人暮らしでツリーを飾れないという方は、クリスマスツリー風アレンジメントを飾るのもよさそう。
クリスマスを、自宅でも楽しみましょう。
クリスマスには花をプレゼントしよう
今回は、クリスマスにぴったりな花の種類をご紹介しました。
今年のクリスマスは、赤バラや白いガーベラなどの花で華やかに彩りましょう。
ちなみに花キューピットでも、クリスマスにぴったりなデザインをご用意しています。
気になった方は、ぜひサイトをチェックしてみてください。
クリスマスに贈る赤い花・赤い実|冬の花壇・花束で定番な種類一覧
クリスマスに飾られる花束やフラワーアレンジメントには、よく赤い花や赤い実があしらわれています。
また花壇や鉢植えなどにも、赤い花・赤い実を付けた植物が使われていることが多いかと思います。
これは、赤色の花や実はクリスマスらしさを演出することができるためです。
そこで今回は、クリスマスのプレゼントや自宅を彩るのにぴったりな赤い花と、赤い実をつける植物についてご紹介します。
花壇や鉢植えで見かける赤い花・実
はじめに花壇や鉢植えで見かける、赤い花や赤い実の種類についてご紹介したいと思います。
ガーデニングを楽しまれている方や、クリスマスのプレゼントで鉢植えを贈りたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ポインセチア
まずは、ポインセチアの基礎情報について見ていきましょう。
- 科・属:トウダイグサ科・トウダイグサ属
- 和名:ショウジョウボク(猩々木)
- 学名:Euphorbia pulcherrima
- 花言葉:祝福する・聖夜・幸運を祈る・私の心は燃えている
- 原産地:メキシコ
クリスマスを代表する花の1つである、ポインセチア。
クリスマスが近づくと、お花屋さんで販売されているだけではなく、デパートなどでもポインセチアを見かけることが多いかと思います。
ポインセチアがクリスマスの花として有名になった理由は、やはり色です。
クリスマスカラーである赤・緑・白が、ポインセチアで見ることができます。
花びらのように見えている「苞(ほう)」と言われる場所は赤色、ポインセチアの葉が緑色、茎を切った時に出てくる樹液が白色なのです。
また他にも、花びらのように見える赤い部分(苞)の形が星のように見えることや、花言葉に「聖夜」があることなどもクリスマスに人気がある理由になっています。
クリスマスカラーについてもっと知りたいという方は、こちらをご覧ください。
クリスマスカラーに込められた思いなどを掲載しています。
クリスマスって何の日?~意外と知らないクリスマスについて~ クリスマスカラーについて紹介しています |
ちなみに、ポインセチアを自宅で育てるという時は、室内に置くことがおすすめです。
先にお伝えしたように「クリスマスの花=ポインセチア」というイメージもあるほど、クリスマスの印象が強いポインセチアですが、実は寒さに弱い植物です。
そのため、自宅で育てる時は日光が当たる窓際など暖かい場所に置くことがおすすめ。
特に冬場は、夜になると気温がさらに下がる日も多いです。
そのため、鉢植えで移動ができる場合は夜間も暖かいように置く場所を変えてあげると、より良いとされています。
日が当たるときは窓際に、日が沈んでから寒くなる時は部屋の中心に置いてあげると良いでしょう。
ポインセチアについて、もっと知りたいという方はこちらも合わせてご覧ください。
育てる時のポイントも詳しく掲載しています。
クリスマスの定番ポインセチアとは?美しい赤い葉の育て方 ポインセチアはどんな花?詳しく紹介中です。 |
シクラメン
まずは、シクラメンの基礎情報について見ていきましょう。
- 科・属:サクラソウ科・シクラメン属
- 和名:ブタノマンジュウ(豚の饅頭)
- 学名:Cyclamen persicum
- 花言葉:遠慮・ 内気・はにかみ
- 原産地:ギリシャ、トルコ、イスラエルなど(地中海沿岸地域)
クリスマスはもちろんのこと、冬を代表する植物の1つであるシクラメン。
花が少なくなる冬に見頃を迎え、赤だけでなくピンクや白などさまざまなカラーバリエーションを楽しませてくれます。
先にご紹介したポインセチアと一緒に、寄せ植えになっていることも多いですよね。
そんな冬によく出回るシクラメンの園芸品種の多くは、10月~3月頃まで花を楽しむことができます。
シクラメンは多年草であり、しっかりお世話をすれば次の年もまた花を楽しむことができます。
来年もシクラメンの花を楽しみたいという方は、今年咲いている花が終わったら徐々に水をあげる回数を減らしていくことがおすすめです。
少しずつ水やりの回数を少なくしていき、まだ葉が残っていたとしても春の終わり頃(4月後半~5月頃)には、完全に水やりを止めるようにします。
葉は枯れてしまいますが、そのまま風通しの良い日陰に置いておきます。
夏でも涼しい場所で管理することによって、また来年の冬に花を楽しむことができます。
シクラメンは夏の間、休眠させると来年も花を咲かせることが多いのです。
水やりをストップしていたシクラメンは、8月~9月頃になると新しい芽が出てきます。
小さな芽が出てきたら、また水やりを少しずつ増やしていきます。
11月頃になれば、花をつけ始めるはず。
もし11月になっても芽が成長していない場合は、12月終わり頃まで様子をみてください。
シクラメンについて他にも知りたい方は、こちらも合わせてご覧ください。
色鮮やかな花を冬に咲かせるシクラメンのご紹介 シクラメンの歴史や特徴について掲載中 |
プリムラジュリアン
まずはプリムラジュリアンの基礎情報について見ていきましょう。
- 科・属:サクラソウ科・サクラソウ属
- 学名:Primula × juliana
- 花言葉:青春の喜びと悲しみ
- 原産地:ヨーロッパ・中国
プリムラジュリアンは、クリスマスらしい赤をはじめとして白や紫、ピンク、黄色など、さまざまな色を楽しむことができます。
加えて咲き方も種類が多く、フリルのようにも見えるバラ咲きの品種や、定番のかわいさがあるサクラソウに似ている品種などもあります。
そのためプリムラジュリアンは、他に一緒に植える花やデザインに合わせて、色や咲き方を選ぶことができるのも嬉しいポイント。
先にご紹介した通り、花色が多いため赤と白で定番のクリスマスらしい雰囲気を作ることだけではなく、カラフルでポップなデザインにすることもできます。
そのためクリスマスだけに限らず、さまざまな場面で植えられているところを見たことがあるのでは。
自宅の庭に植えているのはもちろんのこと、公園の花壇に植えられていることもあります。
11月~4月頃までたくさんの花を楽しむことができる、プリムラジュリアン。
より多く花を楽しみたいという方は、咲き終わった(枯れてしまった)花をできるだけ早く摘み取ることがポイントです。
咲き終わった花を摘み取ることによって、これから咲こうとしている花や、今元気に咲いている花にエネルギーを使うことができます。
咲き終わった花をそのままにしていると、種を作ろうとエネルギーを使ってしまうのです。
アリッサム
まずは、アリッサムの基礎情報について見ていきましょう。
- 科・属:アブラナ科・ロブラリア属
- 和名:ニワナズナ(庭薺)
- 学名:Lobularia maritima
- 花言葉:美しさに優る価値・優美
- 原産地:ヨーロッパ・アジア・北アフリカ
小さな花が、たくさん咲いて愛らしい雰囲気のアリッサム。
10センチ~15センチくらいの草丈で、花壇全体をアリッサムで覆ったり縁取ったりすることも多いです。
また花壇だけでなく、寄せ植えやハンギングバスケットなどでも使われることも。
花壇や寄せ植えでメインになることは少ないですが、名脇役としてさまざまなデザインで活用されています 。
クリスマスシーズンになると、白のアリッサムで雪を表現したり、赤と白のアリッサムで文字や模様を作ったりすることもあります。
乾燥に強く比較的丈夫な植物のため、初めてガーデニングをする方や、園芸初心者の方からも人気があります。
またお花屋さんやホームセンターで、他の花よりも多く出回ることとお手頃な価格で入手しやすいことなども、選ばれる理由のひとつです。
小さな花をたくさん咲かせるアリッサムは、10月~4月頃まで花を楽しむことができます。
花を長く楽しめるのも嬉しいですよね。
咲ききった(枯れてしまった)花をこまめに取り除くことは、より長く花を楽しむコツです。
水やりの時に咲ききった花を取り除くようにするなど、ルールを決めておくと良いかもしれませんね。
チェッカーベリー
まずは、チェッカーベリーの基礎情報について見ていきましょう。
- 科・属:ツツジ科・シラタマノキ属
- 和名:ヒメコウジ(姫柑子)
- 学名:Gaultheria procumbens
- 花言葉:明日の幸福・不老長寿・好奇心
- 原産地:北アメリカ
チェッカーベリーは、赤い果実を実らせる植物です。
真っ赤な実はクリスマスだけでなく、お正月に飾るのも人気があります。
この印象的な赤い実は、11月~3月頃まで楽しむことができます。
かわいらしい見た目と「明日の幸福」や「不老長寿」などの縁起の良い花言葉を持っていることから、チェッカーベリーはクリスマスの贈り物として選ばれることも多いようです。
先にご紹介したように、チェッカーベリーは新年を彩ることもあります。
そのためチェッカーベリーをプレゼントされた方は、そのままお正月まで飾っていることが多いようですよ。
クリスマスらしさとお正月らしさを、それぞれ表現したいという場合はピックを変えたり、寄せ植えにしている花の種類を変えたりするのも良さそうです。
とってもかわいらしい小さな実ですが、食用ではないので口にしないように注意してください。
ちなみに実を楽しむことが多いチェッカーベリーですが、6月~7月頃には白く小さな花を楽しむこともできます。
花束やフラワーアレンジメントで見かける赤い花・実
続いて、花束やフラワーアレンジメントなどで使われる、赤い花や赤い実についてご紹介します
先にご紹介した花とは異なりここでご紹介する植物は、切り花として流通することが多い種類です。
もちろん、鉢植えなどでも販売されていることがありますが、お花屋さんでは花瓶に入った状態で見かけることが多いかと思います。
クリスマスに花束をプレゼントしたいという方や、花瓶にクリスマスらしい花を飾りたいという方は参考にしてみてください。
バラ
まずは、バラの基礎情報について見ていきましょう。
- 科・属: バラ科・バラ属
- 和名:バラ( 薔薇)
- 学名: Rosa
- 花言葉:愛・美
- 原産地:アジア、ヨーロッパ、アフリカの一部など
「赤い花」と聞くと、1番初めにイメージするのが赤バラではないでしょうか。
バラは男性・女性問わず多くの方から愛されている花です。
加えてもちろんバラの人気は日本だけでなく、世界中で多くのファンがいます。
クリスマスの日に、赤バラを飾ればおしゃれで美しい雰囲気を演出することができそう。
存在感のある赤バラは、1輪だけ花瓶に飾っても絵になりますよね。
花を自宅に飾ったり、プレゼントしたりすることを考えると「たくさんの花を用意しなければならない」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、花を飾る時もプレゼントする時も、絶対にたくさんの花でないといけないことはありません。
お花屋さんに行けば1輪から購入することができるので、花を気軽に飾ったり贈ったりしてみてくださいね。
もっと赤バラについて知りたいという方は、こちらも合わせてご覧ください。
赤バラの花言葉や花束・フラワーアレンジメントで一緒に使いたい花の種類について掲載しています。
12月の誕生花~性別を問わず好まれる赤バラ~ 赤バラの花言葉や一緒に贈りたい花の種類について |
ガーベラ
まずはガーベラの基礎情報について見ていきましょう。
- 科・属: キク科・ガーベラ属
- 学名: Gerbera
- 花言葉:希望・常に前進
- 原産地:南アフリカ
赤だけでなく、カラフルな花色を楽しむことができるガーベラ。
どこか陽気な雰囲気があり「高級感」を感じるというよりは「親しみやすい雰囲気」を感じるという方のほうが、多いのではないでしょうか。
たくさんの花びらをきれいに並べた、丸くてかわいらしいガーベラは女性を中心にとても人気な花です。
先に紹介したように、親しみやすい雰囲気がありキュートな見た目であるため、ガーベラは子供へ贈るクリスマスのフラワーギフトとしても選ばれています。
品種が多く、花色だけでなく咲き方も様々な種類が楽しめるガーベラは、贈る相手をイメージしてフラワーギフトをデザインすることができます。
「赤のガーベラ」と一言で言っても、品種が変われば見た目もかなり変わります。
ガーベラを贈る時は、品種にもこだわってみてくださいね。
また「クリスマスに赤いバラを贈るのは緊張する……」という方は、赤いガーベラをプレゼントしてみてください。
バラを使ったギフトよりも、カジュアルでかわいらしい雰囲気になるので、プレゼントしやすいかと思います。
ガーベラはバラと同じくらい、クリスマスの花束やフラワーアレンジメントとして選ばれることが多いです。
ガーベラの品種についてもっと知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください
かわいいガーベラの品種一覧~花言葉も掲載~ ガーベラの品種を写真付きで紹介 |
ヒペリカム
まずは、ヒペリカムの基礎情報について見ていきましょう。
- 科・属: オトギリソウ科・オトギリソウ属
- 学名: Hypericum
- 花言葉:きらめき
- 原産地:中国
誕生日や結婚記念日など、クリスマス以外のお祝いで贈られる花束やフラワーアレンジメントとしても活用されている、ヒペリカム。
クリスマスにぴったりな赤い実だけではなく、みどりや白、ピンクも楽しむことができます。
花束やフラワーアレンジメントで使われる実もので、最もポピュラーなものなので、見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
最も多く出回っているのは、夏の終わり頃から秋と言われていますが、お花屋さんでは1年を通して購入することができます。
ヒペリカムを入れて、フラワーギフトのワンポイントにしてみてはいかがでしょうか。
サンキライ
まずはサンキライの基礎情報について見ていきましょう。
- 科・属: サルトリイバラ科・シオデ属
- 和名:サンキライ(山帰来)
- 学名:Smilax china
- 花言葉:元気になる・不屈の精神
- 原産地:中国・日本
サンキライ(山帰来)は、お花屋さんでも見ることができますが、日本の山地で自生もしています。
ただし、野生のものにはトゲがあるものも。
山に生えているサンキライを取る時は、注意してください。
お花屋さんで販売されているサンキライは、トゲがない品種が多いです。
品種によってトゲがあるので注意が必要です。
つる性で、小さな赤い実がいくつかまとまっている、かわいらしい見た目のサンキライ。
この「つる」という特徴を生かして、花束やフラワーアレンジメント、ドライフラワーで使われるだけでなくリースとしても活用されています。
サンキライをリースのベースにする時は、枝をぐるぐるとまとめていき、紐などで数箇所固定すれば簡単にリースを作ることができます。
何周もぐるぐると丸めて作ったサンキライのリースは、たくさんの実が付いて豪華な雰囲気になりますよ。
クリスマスらしさをもっと出したいなら、松かさもリースに飾るのがおすすめです。
またサンキライで作ったリースはクリスマスが終わったら、お正月の飾りとして使うこともできます。
お正月らしさを表現したいなら、松かさを外して水引を付けてもいいかもしれませんね。
クリスマスホーリー(西洋ヒイラギ)
まずは、クリスマスホーリー(西洋ヒイラギ)の基礎情報について見ていきましょう。
- 科・属: モチノキ科・モチノキ属
- 和名:セイヨウヒイラギ(西洋柊)
- 学名:Ilex aquifolium
- 花言葉:神を信じます・将来の見通し
- 原産地:ヨーロッパ・アジア
クリスマスホーリーは、名前に「クリスマス」と付くほど、ぴったりな植物です。
秋の終わり頃に実が赤く色づき、クリスマスの時期になると庭を彩ったり鉢植えで販売されたりします。
さらに、フラワーアレンジメントやリースなどで活用されることも。
比較的他の花よりも丈夫で育てやすいことから、園芸初心者の方でも楽しめる植物です。
クリスマスホーリーは、西洋ヒイラギとも呼ばれていますが、ヒイラギはモクセイ科であり、西洋ヒイラギ(クリスマスホーリー)はモチノキ科で、植物的には違う種類になります。
光沢感のあるギザギザとした葉が、ヒイラギに似ていることから西洋ヒイラギという名前が付けられたとされています。
ちなみにクリスマスホーリーにもさまざまな品種があり、葉のギザギザがあまり目立たない(ギザギザが浅い)ものや、葉に黄色の模様が入っているものなどもあります。
クリスマスには赤い花と実を使ったギフトを贈ろう
今回はクリスマスに飾りたい、赤い花や赤い実がなる植物についてご紹介しました。
クリスマスのイメージカラーである赤色が入ることによって、花束やフラワーアレンジメント、鉢植えなどは、ぐっとクリスマス感がアップします。
クリスマスに花を贈りたいと思っている方や、花を飾ってクリスマスらしさを演出したいと思っている方は、赤い花や赤い実をつける植物を選んでみてはいかがでしょうか。
ちなみに花キューピットでも、クリスマスにぴったりな花束やフラワーアレンジメントを販売しています。
プレゼント用としてもおすすめですが、もちろん自宅に飾ったりパーティーで飾ったりするのも良いかと思います。
気になった方は、ぜひサイトをチェックしてみてください。
クリスマスリースの意味・理由とは⁈作り方や飾りの由来など豆知識を紹介
最近は、息を吐くと白くなるほど寒い日もありますね。
寒さに凍えながら歩いていると、街の様子はすっかりクリスマスムード。
イルミネーションが輝き、クリスマスツリーやサンタさんの飾り、クリスマスリースなどを飾っているところが多くなってきました。
12月25日は、待ちに待ったクリスマスです。
そこで今回はクリスマスリースに込められた意味や、リースを作るときの決まりなどをご紹介したいと思います。
自宅にリースを飾っているという方や、外出先でクリスマスリースを見かけた際は、今回ご紹介した内容を思い出して、観察してみるのも面白いかもしれません。
クリスマスリースを飾る意味
まずは、クリスマスリースを飾る理由からご紹介したいと思います。
玄関のドアなどに飾るだけで、一気にクリスマスムードを盛り上げてくれるクリスマスリース。
自宅に飾っているという方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
クリスマスリースを飾る理由は大きく分けて、4つあると言われています。
魔除けの意味がある
まず1つ目にクリスマスリースは、魔除けの意味があると言われています。
玄関のドアに飾ることが多いというのも、この「魔除け」という意味が関係しているからなのだそうです。
クリスマスリースで活用されることが多い、モミやヒイラギなどは常緑樹と言って、1年を通して葉を落とすことなく青々とした緑を楽しむことができる植物の1つです。
他の植物が葉を落としてしまう冬場でも、力強く美しい緑色の葉を付けていることから、モミやヒイラギなどをはじめとする常緑樹は、強い生命力の象徴として親しまれてきました。
特にヒイラギの葉は生命力の源とされ、魔物などの悪いものから身を守ってくれると信じられているのだそう。
そのためクリスマスリースには、ヒイラギなどの常緑樹があしらわれ、魔除けとして玄関先に飾られることが多いのだそうです。
「飾っているとかわいらしいから」という理由もありそうですが、クリスマスリースを飾ることで、家や家族を悪いものから守ろうとしていたのですね。
永遠の愛を表している
2つ目に、クリスマスリースは永遠の愛を表していると言われています。
クリスマスリースの形に注目してみてください。
リースは、輪の形をしていますよね。
このクリスマスリースの輪の形は、始まりも終わりもないということになり、永遠のシンボルとされているのだそうです。
リースの輪の形が持つ「永遠」という意味と、キリスト教の教えが合わさり永遠に続く神の愛という意味が込められているのだそうです。
豊作祈願・新年祈願の意味がある
3つ目にクリスマスリースは、豊作祈願・新年祈願の意味もあると言われています。
冬でも緑色の葉をつけている常緑樹使い、松かさや姫リンゴなどの果実、ヒイラギの実などで飾ることの多いクリスマスリース。
冬でも緑である常緑樹が、農作物が豊かであることを願っているのだそうです。
そしてヒイラギの実や姫リンゴなどの赤い実が太陽、松かさが収穫・豊作を表し、新年が良い年であり、来年も豊作であることへの祈願が込められているようです。
秋にクリスマスリース用に収穫した果物や松かさなどを、クリスマスリースに使うことも多いのだそうです。
これは「来年も、またたくさんの収穫ができますように」という願いが込められていると言われています。
豊作祈願・新年祈願のため、さまざまな飾りが付けられていたのですね。
しかし、日本でクリスマスリースを新年祈願という意味として捉えるには、少し不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。
日本ではクリスマスである12月25日が終われば、片付けてお正月の飾りを改めて飾っているご家庭が多いのではないでしょうか。
実は、キリスト教の国々では新年の幸福を願って、クリスマスリースを年明けまで飾ることが一般的なのだそうです。
イメージとしてクリスマスリースは、正月飾りとして親しみのあるしめ縄・しめ飾りに近いのかもしれません。
年末年始に海外旅行をした際は、クリスマスリースが飾られているか、チェックしてみてくださいね。
ウェルカムの気持ちを込めている
さらにクリスマスリースは、ウェルカムの気持ちを込めているとも言われています。
モミや、飾りとして使われている姫リンゴ・シナモンなどは良い香りがしますよね。
玄関のドアに飾られることの多いクリスマスリースは、家に遊びに来た人がドアを開けるたびに、良い香りを漂わせてくれるのです。
そのためクリスマスリースは、自宅に来てくれる友達や家族に対して、ウェルカムの気持ちを香りで表現しているとも言われています。
「クリスマスシーズンの寒い中、自宅にきてくれてありがとう」という気持ちを自然の香りで表現していたのですね。
近年はフレッシュな植物で作られているリースを見る機会が減りましたが、見かけた際はぜひ植物や果物の香りを感じてみてくださいね。
リースの飾りの役割・込められた意味
クリスマスリースを飾る理由でも少し紹介しましたが、ここからはクリスマスリースの飾りが持つそれぞれの意味をご紹介します。
ヒイラギの実
赤いヒイラギの実は、キリストの流した血を表していると言われています。
「血」と聞くと少し怖いですが、このキリストの血はキリストがすべての人の罪をかぶって流した血のことです。
そのため神の「愛と寛大さ」という意味が込められているのだそうです。
また、赤色の実は人々に恵みをもたらす「太陽」を表すともいわれます。
姫リンゴ
リンゴは比較的長期間保存ができ、栄養のある果物ということで、神へのお供えとして使われ、大切で貴重なものだったのだそうです。
またリンゴは、アダムとイブがエデンの園で食べた「知恵の実」とも言われているためクリスマスリースに飾るとも言われています。
加えて、リンゴは香りが良いためドアを開けるたびに、ふんわりと甘い香りを楽しませてくれます。
寒い中、自宅を訪ねてきてくれる人へ感謝の気持ちを込めて、良い香りのリンゴをクリスマスリースに飾っているとも言われています。
松かさ
松かさは、収穫や神へのお供えの象徴とされています。
さらにキリストの両親であるマリアとヨセフが逃げている際に助けてくれたのが、モミの木なのだそう。
お腹の中にいたキリストが殺されそうになり、逃げていた2人をモミの木が実の付いた葉で覆い隠したことで、後にキリストが無事誕生したのだそう。
そのため、勇者のモミということになり、松かさをクリスマスリースに飾るようになったとも言われています。
リボン
固く結ばれたリボンは、悪いものを払ってくれると考えられていたのだそうです。
見た目はかわいいですが、リボンも魔除けの意味があったのですね。
ベル
ベルの音も魔物などの悪いものを払ってくれると、考えられていると言われています。
シナモン
シナモンも、リンゴ・ベルの音と同じで魔除けの意味があると言われています。
クリスマスリースだけではなく魔除けとして、シナモンを玄関に吊るして飾る習慣があるのだそうです。
また先にご紹介した通り、香りのよいシナモンはウェルカムの気持ちを込めて、クリスマスリースに使われていることもあります。
シナモンはドアを開け閉めした際に、玄関先で良い香りを楽しませるのですね。
クリスマスリースを作る時の決まり
最近ではリースを作る際の束ねていく方向は、時計回りも反時計回りもありますが、一般的にはリースは時計回り(右回り)で作ると言われています。
リースは、輪という永遠に繋がっていくもの・線の循環であるところから「永遠」や「永遠の愛」の象徴とされています。
そのため、「永遠に時を刻む」ということや、「時を逆方向に進めない」という意味を込めて、制作するときには時計回りで、モミやヒイラギなどを入れるのが一般的とされています。
言われてみれば、リースをイメージすると右回りに束ねられて作られているものが多いような気がしますよね。
クリスマスリースに込められた想い
<形>
リースは、丸い輪の形をしていますよね。
このリースの「輪」は、始まりもなければ終わりもないため、永遠という意味があります。
「生命と幸せがいつまでも続きますように。」という願いがこめられているのです。
<色>
リースはナチュラルなデザインや、ポップなデザインなど様々な種類がありますよね。
ただ、クリスマスリースで使われてる色は、クリスマスカラーが多いと思いませんか?
もちろん、クリスマスの雰囲気を出すためという理由もありますが、クリスマスリースに使われている色にはそれぞれ意味が込められているのです。
◎赤色
- 神の寛大さ
- 神の愛
◎ゴールド
- 希望
- 豊かさ
- 気高さ
◎グリーン
- 永遠の命
- 永遠の愛
- 力強さ
◎ホワイト
- 雪
- 純粋な気持ち
- 清らかさ
- 純潔
使われている色に込められた意味をリース選びの参考にするのも面白そうですね。
リースが欲しい!
リースを飾る理由やリースに込められた意味などを知って「リースを飾りたい」と思った方もいらっしゃるのでは。
もちろん、もともとクリスマスのかざりとして、リースを検討している方も多いと思います。
そんな時は、ホームセンターや雑貨屋さんだけではなく、お花屋さんにも行ってみてください。
本物のお花や、松かさなどを使ったリースを購入することができるかもしれませんよ。
外出することを控えているという方は、インターネットで注文するのもよさそうですです。
飾りや色の意味を考慮しながら、ぴったりのリースを選んでみてくださいね。
最後に
今回はクリスマスシーズンを彩る、クリスマスリースについてご紹介しました。
何気なく見ているクリスマスリースですが、飾りやリースの形そのものにそれぞれに意味が込められており、リースを作る際の束ね方まで理由があったのですね。
自宅にクリスマスリースを飾っているという方や、外出した際にクリスマスリースを見たという方は、ぜひどのような飾りが使われているか確認してみてください。
またクリスマスリースが、どっち回りで束ねられているのかも見てみるのも面白いかもしれませんね。
12月25日はクリスマス。
クリスマスはもうすぐです。
今年も家族や恋人と素敵なクリスマスが過ごせますように。
クリスマスの定番ポインセチアとは?美しい赤い葉の育て方
クリスマスシーズンになると、よく見かける植物であるポインセチア。
冬・クリスマスが近づくと、お花屋さんで見ることはもちろんのこと、デパートやホテルなど様々な場所でポインセチアを飾ることが多くなります。
ポインセチアという名前を知らなかったとしても、写真のような花のようにも見える赤く美しい葉を見たことがあるのではないでしょうか。
今回は、そんなポインセチアがどのような植物で、育てる時のポイントは、何なのかについてご紹介します。
ポインセチアを自宅に飾って、クリスマスのウキウキした気分を楽しみましょう。
◆ポインセチアはどんな花?
先にご紹介したとおり、ポインセチアはクリスマスムードを盛り上げてくれる赤く美しい葉が特徴的な植物です。
冬になると花を咲かせる植物が少なくなるため、赤く色鮮やかなポインセチアは、冬の庭や鉢植え(寄せ植え)、花壇を明るくし、彩りを加えてくれる数少ない植物なのです。
一見すると、ポインセチアは大きな赤い花のように見えますが、花のように見える赤い部分は、花を守るための苞(ほう)という葉が変化した部分になります。
ポインセチアの花は、苞の付け根にある小さい黄色の粒々した部分。
葉が変化した苞は美しく鮮やかにもかかわらず、花は中心の部分に見える粒々の部分だけなのです。
ポインセチアを近くで見る機会がある方はぜひ、苞だけではなく端の部分も観察してみてください。
<花言葉>
ポインセチアの花言葉は「聖夜・祝福・幸運を祈る・私の心は燃えている」などがあります。
「聖夜・祝福・幸運を祈る」は、クリスマスにぴったりな花言葉ですよね。
一方で「私の心は燃えている」という花言葉は、ポインセチアの苞の赤色が燃えている炎のように見えることから付けられたと言われています。
<ポインセチアは赤以外もある⁈>
先ほどから赤い葉として紹介しているポインセチアですが、 実は赤以外の色も流通しています。
元々はポインセチアには赤色しかありませんでしたが、品種改良によって他の色のポインセチアも楽しまれるようになりました。
色は赤の他には白、ピンク、黄色などが流通しています。
お花屋さんで販売されていることもあるので、ぜひチェックしてみてください。
◆ポインセチアをなぜクリスマスに飾る?
ここまでポインセチアについてご紹介してきましたが、クリスマスにポインセチアを飾るのは、花言葉がクリスマスに最適だからという理由だけではありません。
ポインセチアをクリスマスに飾るのは、クリスマスカラーだからというのも理由の1つになっています。
クリスマスカラーというのは、クリスマスにツリーのオーナメントやリースの飾りなどでよく使われている赤、緑、白などの色のことを言います。
それぞれの色には、意味が込められています。
クリスマスカラーの代表的な意味は以下の通りです。
赤色:神の愛
緑:永遠の命
白:純粋な気持ち
ポインセチアは先ほどからご紹介しているように、このクリスマスカラーの1つである赤色が特徴的な植物です。
そんな美しい赤色に加えて、ポインセチアの葉は緑です。
さらにポインセチアは枝や茎を切ると、白い樹液が出てくるため、まさにクリスマスにぴったりの植物なのです。
葉の色や苞の色は見た目からわかりますが、樹液の色までクリスマスカラーなのは驚きですよね。
自宅でポインセチアを育てているという方は、少しカットして樹液の色を確認してみるのも面白いかもしれません。
ただしポインセチアの茎や枝を切った際に出てくる白い樹液は、皮膚が弱い方だとかぶれてしまう可能性もあります。
そのため樹液を見てみたいという方は、ゴム手袋などをつけた状態でカットしてみてくださいね。
もし皮膚についてしまったという場合は、しっかりと流水で洗い流してください。
皮膚に症状が出たという場合は、病院に行くことをおすすめします。
◆育てる時のポイント
さて、ここからはポインセチアの育てる時のポイントについてご紹介したいと思います。
日当たりや水やりの頻度など、ポインセチアを育てる時に知りたいと思うことをまとめていますので、参考にしてみてください。
<置き場・日当たり>
クリスマスの飾りとしてなど、冬に購入することが多いポインセチア。
冬にポインセチアを購入した際は、良く日が当たる室内に置いてあげることがベストです。
クリスマスに飾られることが多いため、ポインセチアは寒さに強そうに見えますが、実は寒さに弱い植物なのです。
そのためポインセチアは、できるだけ10度を下回らないようにすると良いでしょう。
ただし、暖房の風が当たるとポインセチアが乾燥してしまうので、直接当たらないところを選んであげてください。
<水やり>
ポインセチアは、乾燥に強い植物です。
そのため水を与えすぎずに、少し乾かし気味に育ててあげることが良いでしょう。
またポインセチアは、過湿を嫌う植物でもあります。
やはり、水のあげすぎには注意してください。
頻繁に水をあげなくていいと考えれば、お世話が少なくて育てるのが楽な植物かもしれませんね。
特にクリスマスなどもある冬は、土が湿っていると冷えてしまい、葉がしおれてしまうこともあります。
ポインセチアなどが、冬にしおれてしまったという場合は水がありすぎている可能性が高いので、水やりを一旦ストップするといいかもしれませんよ。
<害虫・病気の対策>
特に気を付けたい害虫は、ハダニです。
ハダニという名前で「ダニ」と付いていますが、8本の脚を持っているのでハダニはクモの仲間に分類されます。
ハダニは、茎や葉からポインセチアの汁を吸います。
ポインセチアだけではなく、ハダニに吸汁された葉は葉緑素が抜けてしまいます。
加えて細いクモの糸のようなもので、葉や茎を覆ってしまうこともあります。
こちらもポインセチアに限らずですが、この細い糸で覆われてしまった葉や茎は、遠くから見ているとほこりを被っているような雰囲気になります。
対策としては、ハダニの被害にあった葉はなるべく早く取り除くことです。
また蜘蛛の糸のようなものが巻き付いている葉を発見したら、殺虫剤や農薬を使ってハダニの被害を抑えるようにしてください。
また、ポインセチアを育てる中で注意したい病気は灰色カビ病です。
灰色かび病は、病気が進行していくと灰色のカビに覆われていきます。
病気の原因は、風通しが悪くなったことによって湿気がたまっている状態になっていたということが多いようです。
ポインセチアが成長して、葉が徐々に多くなることは嬉しいですが、茂り過ぎないように、ある程度葉を取り除いてあげることがいいかもしれませんね。
◆クリスマスにぴったりなポインセチアを育てよう
今回はクリスマスにぴったりなポインセチアがどんな植物であるかと、育て方についてご紹介しました。
自宅でもクリスマスの気分を味わいたいという方には、ポインセチアがおすすめです。
ぜひ、自宅で育ててみてください。
ちなみに、花キューピットでもポインセチアを販売しています。
仕事の終わる時間だとお花屋さんが閉まっているという方は、花キューピットのサイトから購入してみてください。
人気の商品のため売り切れてしまう場合もあるので、予めご了承ください。
商品番号: 511772 |
クリスマスカラーの花の種類。彼女や妻へのクリスマスプレゼントにおすすめな花を紹介
12月25日は、クリスマスですね。
今回はクリスマスに贈りたい、クリスマスカラーの花の種類についてご紹介したいと思います。
クリスマスに花束やアレンジメントをプレゼントしたいと思っているけれど花の種類が分からないという方は参考にしてみてください。
◆バラ
「花の女王」とも呼ばれているバラ。
あの美しい花姿は古くから、男性・女性など性別を問わず、国境を超えて多くの人々を魅了してきました。
花の種類について詳しく知らないという方でも、バラだけは知っているという方も多いのではないでしょうか。
バラは「最も有名な花」と言っても過言ではないのかもしれません。
そんなバラは、クリスマスにぴったり。
クリスマスが近づくと、ホテルのロビーやデパートなどでバラが飾られていることが多くなりますよね。
またクリスマスツリーや、リースの飾りとしてバラが使われていることもあります。
クリスマスのポスターなどでも、バラのイラストが使われていることなどもあり、クリスマスの定番の花といえば、バラと思う方もいらっしゃるかもしれません。
クリスマスにバラが選ばれている理由はクリスマスカラーであることや、美しい花姿と、うっとりするような香りだけではありません。
クリスマスプレゼントにバラが贈られることが多いのは、花言葉や贈る時の本数によって、気持ちを伝えることができるからでもあります。
クリスマスに自宅で花を飾るという方や、クリスマスプレゼントに花を贈るという方はぜひロマンチックなバラの花を選んでみてください。
<バラの花言葉>
ここではクリスマスにぴったりなバラの花言葉をご紹介します。
バラ全体の花言葉は「愛・ 美」などがありますが、バラは色によって花言葉がそれぞれ決められています。
クリスマスにバラを贈ろうと思っている方は、色を決める際に花言葉を参考にしてみてくださいね。
赤バラの花言葉:「情熱・愛情・美」
ピンクのバラの花言葉:「感謝・しとやか・上品・感銘」
白のバラの花言葉:「純潔・私はあなたにふさわしい・深い尊敬」
オレンジのバラの花言葉:「絆・信頼・熱望・健やか」
黄色のバラの花言葉:「友情」
緑色のバラの花言葉:「穏やか・あなたは希望を持ちえる」
<バラを贈る本数で変わる意味>
バラは贈る本数によって、それぞれ意味が決められています。
花言葉だけではなく、贈る本数によって気持ちを伝えることができるのは面白いですよね。
1本:「一目ぼれ、あなたしかいない」
2本:「この世界はあなたと私だけ」
3本:「愛しています、告白」
4本:「死ぬまで気持ちは変わりません」
5本:「あなたに出会えて心から嬉しいです」
11本:「最も愛おしい人」
花言葉よりもバラを贈る本数によって意味が決められていることは、あまり知られていないので、バラを贈る本数で気持ちを伝えたいという方は、メッセージカードなどで補足できるといいかもしれません。
愛情を伝える意味が多いので、妻や夫・彼女や彼氏など大切なパートナーへクリスマスに、バラを贈り物にするのもおすすめです。
◆ガーベラ
特に女性から人気の高いガーベラは、部屋に飾れば明るく賑やかな雰囲気にしてくれます。
誕生日や結婚記念日など、様々なお祝いのギフトとして使われることの多いガーベラ ですが、クリスマスのプレゼントとしても人気があります。
ガーベラがクリスマスプレゼントに選ばれる理由は、赤・白・緑などクリスマスカラーの花色が揃っているからです。
クリスマスプレゼントには、やはりクリスマスカラーの花を入れたいもの。
葉もの(グリーン)と赤いガーベラを合わせれば、クリスマスにぴったりな色合いのギフトを作ることができますよ。
<ガーベラの花言葉>
ちなみにガーベラ全体の花言葉は「希望・常に前進」などポジティブで明るいものばかり。
色ごとにそれぞれつけられた花言葉も、プレゼントにふさわしいものばかりです。
赤のガーベラの花言葉:「神秘・チャレンジ」
ピンクのガーベラの花言葉:「崇高美・感謝・思いやり」
白のガーベラの花言葉:「希望・純潔」
黄色のガーベラの花言葉:「親しみやすい・究極の愛」
◆ヒムロスギ
ヒムロスギという名前に、「スギ」と付いていますが、実はこの植物はヒノキ科ヒノキ属で、スギの仲間ではありません。
クリスマスの花束やアレンジメントに使われることだけでなく、リース作りにも使われているヒムロスギ。
クリスマスシーズンになると、お花屋さんでもよく販売されているので見たことがあるという方もいらっしゃると思います。
葉がトゲトゲしているように見えますが、触ってみると柔らかくフワフワとしているため、手を怪我してしまうことはほとんどありません。
クリスマスの花束にヒムロスギを使うという方は、プレゼントする前また自宅で飾った時に、ぜひ触ってみてくださいね。
近年では、植物を触る機会がなかなかないという方も、多いのではないでしょうか。
クリスマスなどのイベントの際には季節の花を飾り、生きている植物・花の質感を楽しんでみるのも面白いと思います。
造花や他のインテリアにはない、触り心地を体験してみてください。
また、モコモコとした見た目からもわかるように、ヒムロスギを1つ入れるだけで、花束などのフラワーギフトは、ボリュームをアップさせることができます。
予算が決まっていて花の種類をあまり多くできないという方は、ヒムロスギを入れて、クリスマスらしさとボリューム感を出してみるのもいいかもしれません。
◆ヒペリカム
クリスマスのイメージで作られた花束やアレンジメントに、赤い小さな実が使われているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
きれいに咲いている花に混じって、つるっとした見た目の赤い実は花束などのフラワーギフトの中で、ワンポイントになります。
そんなお花屋さんでよく使われる赤い実の名前は、ヒペリカムです。
ヒペリカムは、花束やアレンジメントとして使われる切り花の中でも有名な実もので、クリスマスだけでなく一年を通じて誕生日などのプレゼントとしても選ばれています。
ちなみに先ほど、「赤い小さな実」とヒペリカムのことをお伝えしましたが、ヒペリカムは赤色の他にピンク・黄色・緑などの色も流通しています。
ただ、赤はクリスマスカラーの1つで、キリストの流した血を意味していて、深い愛情を表しているため、クリスマスのフラワーギフトでは赤いヒペリカムがよく使われているようです。
◆チェッカーベリー
チェッカーベリーは先に紹介していた花とは違い、花束やアレンジメントで使用される切り花ではなく、鉢植えの形で流通することが多いです。
チェッカーベリーは冬の寒さに強く、クリスマスにぴったりな赤い実をつける植物です。
そのため、チェッカーベリーはダスティミラーやシルバーリーフ、ビオラやシクラメンなどと一緒に、クリスマスデザインの寄せ植えにされていることもあります。
クリスマスの鉢植えといえば、ポインセチアやプリンセチア、シクラメンを想像する方が多いと思いますがチェッカーベリーもクリスマス、そしてその先のお正月にも最適なのです。
自宅を鉢植えでクリスマス感を演出したいという方や、クリスマスプレゼントで鉢植えを贈りたいという方に、チェッカーベリーはおすすめです。
冬の時期は咲いている花が少なくなるため、チェッカーベリーの赤は冬のお庭に映えると思いますよ。
◆最後に
今回はクリスマスプレゼントに最適な、クリスマスカラーの花の種類をご紹介しました。
今年のクリスマスももうすぐ。
季節の花を飾って、素敵なクリスマスを過ごしてくださいね。
ちなみに花キューピットではクリスマスのプレゼントに最適な、花束やアレンジメントなどフラワーギフトをご用意しています。
もちろんクリスマスカラーのデザインもご用意していますので、気になったという方はサイトをぜひチェックしてみてください。
20代独身女性に聞く。クリスマスの過ごし方やプレゼントに関する意識調査
彼女とのクリスマスは特別なもの。いつもとは少し違ったデートがしたいと考える男性も多いのではないでしょうか。今回は「クリスマスの過ごし方やプレゼント」について、未婚の20代女性にアンケートを実施しました。
20代女性は、クリスマスの過ごし方やプレゼントに対してどのように思っているのでしょう?パートナーとのクリスマスを素敵なものにするために、ぜひ参考にしてみてください。
【アンケート対象】
・未婚女性
・20代
【サンプル数】
110名
20代女性はクリスマスをどう過ごしている?
約6割の女性が「クリスマスはパートナーと過ごす」と回答!
質問1.クリスマスはパートナーと過ごしますか?
「クリスマスはパートナーと過ごす」女性が、全体の約6割を占めました。やはりクリスマスは恋人と過ごす人が多いようです。とはいえ、パートナーと過ごさない人も4割以上と少なくありません。
パートナーとのクリスマスは「自宅でまったり」派が約半数!
質問2.「はい」と回答した方にお聞きします。どのように過ごしたいですか?
クリスマスをパートナーと過ごす場合、「自宅でまったり」が約半数という結果となりました。「レストランで食事」と「テーマパークやイルミネーションに行く」が、それぞれ26%、16%と続きます。自宅で過ごす方が多いのは、コロナ禍の影響を受けているのかもしれません。
パートナーと過ごさないクリスマスは「おひとりさま」が意外と多め
質問3.「いいえ」と回答した方にお聞きします。どのように過ごす予定ですか?
パートナーと過ごさない場合、「一人で過ごす」が最も多い4割という結果に。「友達と過ごす」「家族で過ごす」を選択した方も多いですが、「おひとりさま」は決してめずらしいことではないようです。
クリスマスの過ごし方&プレゼント事例!喜ばれるもの・NGなもの
いつもと違う「クリスマス感」が喜ばれる秘訣!
質問4.これまでで一番よかったクリスマスの過ごし方は?またその理由は?
・家で恋人と二人で料理をして、美味しいお酒、ケーキを食べたりしながらのんびり過ごす時間。誰にも邪魔されず過ごせて、二人だけの時間を楽しめたから。(29歳 公務員)
・彼氏がクリスマスデートに夜ご飯を予約してくれた。とても好みのお店で、ホテルも予約してくれていた。朝起きたらサプライズでプレゼントが用意されていて幸せだった。(24歳 事務系会社員)
・その当時付き合っていた人とクリスマスデートでクリスマスマーケットに行ったこと!theクリスマスを味わえてすごく楽しかった。写真もステキなものがたくさんとれた!(25歳 技術系会社員)
「イルミネーションを見に行った」「サプライズでプレゼントをもらった」「ケーキを食べた」など、「クリスマス感のある過ごし方」を「一番よかった」とする意見がたくさん聞かれました。クリスマスは、カップルにとって特別感のあるイベント。いつもと違う「クリスマス感」のある過ごし方ができると喜ばれそうですね。
一番嫌なクリスマスは「一人で過ごすクリスマス」
質問5.これまでで一番嫌だったクリスマスの過ごし方は?またその理由は?
・恋人が何も計画を立てておらず、すべて当日の流れ。どこに行っても混んでいるし、外は寒いし、最悪でした。たまには無計画で過ごす休日もいいですが、クリスマスくらいは考えておいてほしかった。(29歳 公務員)
・ケーキの無いクリスマスは最悪でした。シャトレーゼでもいいからケーキ欲しかった。(28歳 無職)
・テーマパークに行ったこと。人が多くて待ち時間が長く、大変だったから。(20歳 大学生)
一番嫌なクリスマスとして最も多く挙がったのは、「一人で過ごすクリスマス」でした。続いて「特にない」や「仕事や勉強をしていたクリスマス」という意見も。クリスマスで大事なのは、「一緒に過ごすこと」といえそうです。年末が迫り、仕事が忙しい時期でもありますが、一緒に街を歩いてクリスマス気分に浸るなど少しでも会える時間を作れると良いでしょう。また、クリスマスケーキやちょっとしたプレゼントなどがあると、クリスマス気分が高まり、さらに喜んでもらえそうです。
なお、テーマパークではクリスマスならではのイルミネーションが魅力ですが、人によっては混雑や待つことが苦痛になることも……。クリスマスを楽しく過ごせるよう、パートナーとどんな過ごし方がしたいか一緒に計画を立てるのも良いのではないでしょうか。
プレゼントはネックレスなどアクセサリーが人気!
質問6.これまで貰ったプレゼントで一番うれしかったのは?またその理由も教えてください
・元彼に貰ったピアスが一番嬉しかったです。初めてのしっかりしたプレゼントで、ピアス開けたてだったので彼にもらったのが初めて。嬉しかったなあ。(21歳 大学生)
・手袋とマフラーのセット。理由は、彼とお揃いの手袋とマフラーだったから。(23歳 事務系会社員)
・指輪。渡す時の言葉とシチュエーションにとても感動し、心にジーンときたから。(24歳 大学院生)
「一番うれしかったプレゼント」として多かったのは「アクセサリー」。特に「ネックレス」との回答が多数を占めました。回答は多岐にわたりましたが、共通点は「欲しかったものをもらった」ということ。「お揃いのもの」「初めてのもの」なども喜ばれるプレゼントのキーワードといえそうです。
プレゼント選びで失敗しないためには、彼女の好みや欲しいものをリサーチしておくと良いでしょう。彼女の好みに自信が持てない場合には、クリスマスデートで互いのプレゼントを買いに行くのも楽しいかもしれませんね。
「嫌だったプレゼントはない」が多数!避けた方が無難なものは?
質問7.これまでに貰ったプレゼントで一番嫌だったのは?またその理由も教えてください
・自分の趣味じゃない鞄をもらった時。合わせる服がないが、もらった手前、その方と遊ぶときに身につけなくては申し訳ないかなという気持ちになった。(22歳 技術系会社員)
・炊飯器をもらったこと。実用的すぎてロマンチックではなかったから…。(23歳 営業系会社員)
・ゲームセンターで取ってきたフィギュア。その時は好きだったけど誕生日とクリスマスプレゼントではありえない。(28歳 その他)
「もらって嫌だったプレゼントはない」との意見がほとんどでした。理由として「プレゼントをくれる気持ちがうれしい」「自分のために選んでくれたのがうれしい」と考えているようです。
ただ、嫌だったプレゼントとしては、「好みではない洋服」「趣味ではないアクセサリー」など、「好みと違うものをもらった」という意見が比較的多く見られました。また、「安い下着」「日用品」「ゲームセンターの景品」などの意見も。たとえ彼女の好みに合っていたとしても、「気持ちがこもっていない」と思われそうなものはクリスマスプレゼントとしては避けた方が無難でしょう。
パートナーからのプレゼント。予算は関係性やプレゼントの内容による?
質問8.パートナーから貰うプレゼントの予算はどの程度が望ましいですか?
望ましいプレゼント予算として「10,000~15,000円」が最も多く選ばれました。しかし、続く「7,000~10,000円」「5,000~7,000円」も拮抗しており、全体的に分散した結果に。どれが正解と言えないため、「付き合ったばかり」や「結婚したいと思っている」などパートナーとの関係性やプレゼント内容、自分の懐事情を考えて予算感を決めると良いでしょう。
20代独身女性の理想のプレゼント&クリスマスの過ごし方は?
「アクセサリー」がクリスマスプレゼントの鉄板!
質問9.パートナーからどんなクリスマスプレゼントを贈られたいですか?
パートナーからクリスマスに贈られたいプレゼントとしては、半数以上が「アクセサリー」でした。アクセサリー以外では、「アパレル小物」「食品」「衣類」などと続きますが、ほぼ同じ割合で分散しています。一番うれしかったプレゼントとして最も多かった「アクセサリー」がクリスマスプレゼントとしては鉄板といえるでしょう。
理想のクリスマスは「外食派」と「自宅派」に分かれる!非日常感がポイント!
質問10.理想のクリスマスの過ごし方を教えてください
・クリスマスという雰囲気を大切な人と過ごすことかなー!やっぱりそれが一番!(23歳 大学院生)
・隠れ家的なレストランで食事をして、家に帰ってから二人きりでケーキを食べてプレゼント交換をする。(27歳 その他)
・普段より少し高級なレストランのコースを楽しみたいです。ホテルの高層階で夜景を眺めながら美味しい食事とお酒を楽しみつつ、そのままホテルに宿泊したいです。(29歳 公務員)
20代女性が考える理想のクリスマスは、「レストランやホテルでいつもよりちょっと豪華な外食をしたい」外食派と、「家で美味しいものやケーキを食べたい」自宅派に分かれることがわかりました。どちらの過ごし方を選ぶかは、パートナーと話し合って決めるのが良さそうですね。
「人気のクリスマスケーキについて知りたい」「ケーキの大きさを調べたい」という方はこちらの記事もチェックしてみてください。
まとめ
「クリスマスはパートナーと過ごしたい」と考えている20代の独身女性が多いということがわかりました。師走で忙しい時期ですが、できるだけ一緒に過ごせるようにすると良いでしょう。「イルミネーションを見に行く」「ちょっといい食事をする」「プレゼント交換をする」などクリスマス感を演出できると、さらに喜んでもらえるはずです。
また、プレゼントの選び方としては「相手の好みや欲しいもの」をリサーチしておくことが重要です。具体的に何を贈るかに迷ったら鉄板の「アクセサリー」を選べば、失敗することは少ないでしょう。予算は人によってバラつきがありますが、10,000~15,000円を基準に、自身の懐事情を考慮して選んでみてください。
この記事を参考に、パートナーと楽しいクリスマスを過ごしてくださいね。
クリスマスの豆知識~子どもに話したい5つの雑学~
今年のクリスマスは、感染症予防のために自宅で過ごすという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、家族で過ごすクリスマスに話したい、クリスマスの豆知識をご紹介します。
多くの人が知っている記念日の1つであるクリスマスですが、「知らなかった!」ということや「えー?そうなの⁈」というようなこともあるかもしれませんよ。
お子さんとクリスマスの話をしたら、盛り上がること間違いなしです。
◆プレゼントが靴下の中に入っているのはなぜ?
クリスマスには、サンタさんにプレゼントを入れてもらうよう、子どもの頃に靴下を用意していたという方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
最近は、お店で大きな靴下が販売されている所も、よく目にしますよね。
では、もともとなぜクリスマスプレゼントは、靴下に入れてもらうようになったのでしょうか。
サンタさんがプレゼントを、靴下の中に入れるようになった由来は、いくつかあります。
ここでは、その中の1つをご紹介したいと思います。
ある言い伝えが、靴下にプレゼントを入れることと関係しているので、まずは言い伝えからご紹介します。
昔々、3人の娘を持つ、ある家族がおりました。
その家族はとても貧しく、生活に困っていました。
ある日、生活をするために家族の中で、「1番目の娘を売り、2番目と3番目の娘をそれぞれ結婚させよう」という話が出ていました。
娘を身売りに出し、愛のない結婚をさせようとしていることを知った聖ニコラスが、家族を救うために窓から金貨を投げ込んだのだそうです。
すると、聖ニコラスが投げた金貨は、娘の1人が暖炉の近くに干していた靴下に、ちょうど入ったのです。
そして、家族はその金貨を見つけ、感謝し喜びました。
その靴下に入ったお金のおかげで、家族は生活ができるようになり、3人の娘は幸せな結婚をすることができたのでした。
貧しい家族を救うために家へ投げ込んだ金貨が、たまたま靴下に入ったことが語り継がれ「サンタさんがベッドの横や、暖炉の近くに飾っている靴下にプレゼントを入れる」というようになったと言われています。
心が温まる素敵なお話ですよね。
ちなみに聖ニコラスは、サンタさんのモデルになったと言われている人なのだそうですよ。
◆クリスマスローズはバラの仲間ではない⁈
冬になると鉢植えや花壇で見かけることもある、クリスマスローズ。
名前にローズとついているため、バラ(ローズ)の仲間のように思いますが、実はクリスマスローズはバラ科のお花ではありません。
なぜ、ローズという名前が付いているのかというと、お花の形がバラに似ていたからなのだそうです。
「クリスマスに咲くバラに似たお花」という意味で「クリスマスローズ」と、言われるようになったとされています。
◆クリスマスローズは日本でクリスマスの時期に咲かない⁈
「クリスマス」と付いているのに、日本でクリスマスローズは12月のクリスマスシーズンに、お花を咲かせません。
「えー、どうしてクリスマスって名前なの?」と、思いますよね。
それは、クリスマスローズと呼んでいる植物が、日本とヨーロッパで異なっているためです。
クリスマスローズの原産地であるヨーロッパは、ヘレボルス属の1つであるニゲルと言う植物を主に「クリスマスローズ」と呼んでいます。
ニゲルの開花時期は12月下旬から1月にかけてで、ちょうどクリスマスの時期にお花が咲いています。
一方で、日本ではニゲルだけではなく、ヘレボルス属全体を「クリスマスローズ」と呼んでいるのです。
特にヘレボルス属の中でも品種改良が進み、日本で品種が多くなったのはH.オリエンタリスという植物でした。
品種が多くなり、よく出回るようになった、H.オリエンタリス(クリスマスローズ)が開花するのは2月~4月。
そのため、日本でクリスマスローズの開花時期となると、クリスマスの時期ではなく、2月~4月ということになるのです。
◆ポインセチアは赤・白・グリーンのクリスマスカラー?
色鮮やかな赤色が、印象的なポインセチア。
「クリスマスカラーの赤と、葉のグリーンは分かるけど…白はどこ?」と、思われる方も多いのではないでしょうか。
そう、ポインセチアを見ても白色なところは、なかなか見つからないですよね。
実は、ポインセチアの樹液が白色なのです。
自宅にポインセチアがあるという方は、枝を切って樹液を見てみても良いかもしれませんね。
樹液を見る時の注意点としては、「樹液を口にしない」ということです。
ポインセチアの樹液には毒があるので、お子さんやペットが誤って口にしないように気を付けましょう。
また、体質によって異なりますが、触れるとかぶれてしまうこともあるようです。
ポインセチアの樹液を見る時や、誤って枝を折ってしまった時には、注意できるといいですね。
◆クリスマスにモミの木を飾るのはなぜ?
クリスマスツリーと言えば、モミの木ですよね。
なぜ、たくさんの種類がある木の中から「モミ」が選ばれたのでしょうか。
クリスマスツリーでモミの木が使われる理由は、モミが特別な木だと考えられていたためです。
ここでは、古代ゲルマン人と、中世のドイツで考えられていたことをご紹介しようと思います。
<古代ゲルマン人>
寒さが厳しい北欧で暮らす古代ゲルマン人たちは、他の木々が冬になると葉を落としてしまうにもかかわらず、モミを含む常緑樹がいつもと変わりなく、緑の葉を茂らせていることから「永遠の命の象徴」として、特別な存在として扱っていたのだそうです。
<中世のドイツ>
中世のドイツでは、モミの木には小人が宿るとされていました。
小人が宿っているモミに、食べ物やお花を飾ると小人が集まってきて、人々に力を与えてくれると信じられていたのだそうです。
このように、「モミ(常緑樹)は特別だ」という考えが、クリスマスツリーにモミの木を使うようになった由来とされています。
クリスマスツリーと言えば「モミの木」というイメージがありましたが、「モミの木がなぜ選ばれているか」まで知っているという方は、少なかったのではないでしょうか。
子どものころから、慣れ親しんでいて疑問に思わないことは、意外と多いものですね。
改めて「なぜ、こうなのだろう…」と、考えてみると新しい発見や気づきがあるかもしれませんね。
◆黒いサンタさんや魔女?世界のクリスマス
日本でクリスマスと言うと、「24日の夜にサンタさんがやってきて、25日の朝にサンタさんが届けてくれたプレゼントを見つける」というものが一般的ではないでしょうか。
実は、世界で見てみるとクリスマスは、国によって少し違いがあるようです。
<ドイツ>
ドイツのクリスマスは、いい子だった子どもにはサンタさんがご褒美としてプレゼントを、悪い子だった子どもには黒いサンタクロースがやってきて、罰を与えるとされているのだそうです。
黒いサンタさんは、クネヒト=ループレヒトと呼ばれており、悪魔のような姿をしているのだそうです。
ドイツの子どもは、プレゼントが欲しくていい子にするというよりは、黒いサンタさんが怖くて、いい子にしているのかもしれませんね。
<オランダ>
オランダでは、クリスマスが2回あるそうです。
1つは12月25日のイエス=キリストの生誕を祝う日。
もう1つは、12月6日の「シンタクラース祭」と言われる日。
シンタクラース祭の「シンタクラース」は、聖ニコラスをオランダ語にしたものです。
12月5日の「聖ニコラスの晩」に、オランダの子どもたちは自分の靴を暖炉のそばやリビングに置き、靴にシンタクラースへのお手紙と、彼が乗ってくる白馬のためのニンジンを入れておくのだそうです。
すると眠った後に、シンタクラースがそっと屋根の上にやってきて、一緒にやって来た従者ズワルト=ピートが煙突や窓から入って、靴の中にプレゼントやお菓子を入れてくれるのだそうです。
ちなみに、ドイツでも黒いサンタさんが悪い子どもへ罰を与えたように、オランダでもシンタクラースが悪い子だった子どもには罰を与えたり、袋に子供を入れ連れ去ってしまったりするのだそうです。
<イタリア>
イタリアではクリスマスが「エピファニア」と言われる祝日、1月6日まで続くのだそう。
そのため1月に入り、新しい年になってもクリスマスツリーが飾ってあることが一般的です。
そんな長いクリスマスに魔女が現れるのは「エピファニア」の1日前、1月5日です。
魔女は、いい子だった子どもにはプレゼントを、そうではなかった悪い子どもには木炭を置いていくのだそうです。
ちなみに家族や親せきとクリスマスをゆっくりと過ごすのが、イタリアでは文化となっているそう。
クリスマスの期間が長いことも、関係しているのかもしれませんね。
◆最後に
今回はクリスマスについての豆知識をご紹介しました。
知らなかったこともあったのではないでしょうか?
ぜひ、友人や家族で過ごすお家時間の話題にしてみてくださいね。
2024年【クリスマス】にオススメのお花の種類。クリスマスらしい花とは?
クリスマスソングが流れ、ツリーを飾っているお店が多くなりました。
最近は、暖房を付けたくなるくらい寒い日が多く、服装もセーターやコートを着る機会が増え、一層冬らしくなってきたのではないでしょうか。
寒さを感じると、今年もクリスマスが近づいて来ているように感じますよね。
さて、今回はクリスマスにぴったりのお花の種類をご紹介します。
クリスマスプレゼントや、自宅で行うクリスマスパーティーの飾りとしてもおすすめですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
◆バラ
1年を通して人気のあるバラですが、クリスマスシーズンになると、さらに人気が高まります。
「あまりイメージできないなぁ」という方は、この時期にお店で飾られているお花を見てみてください。
ホテルやデパートなどに飾られているお花は、クリスマスが近づくとバラが多いような気がしませんか?
バラは昔からその美しい花姿と、うっとりする香りから人々に愛されてきました。
バラが栽培され始めたのは、紀元前12世紀頃だと言われています。
人とバラとの間には、長い歴史があることが分かりますね。
そんな長年多くの方から愛されているバラの花言葉は「愛情・美」などがあり、愛を伝えるために渡すお花としても有名です。
クリスマスプレゼントで、お花を恋人や奥様へ渡そうと考えている方は、バラがおすすめです。
改めて、大切な気持ちを伝えられるかもしれませんよ。
ちなみに、バラは渡す本数によっても、意味を込めることができます。
例えば、3本 のバラを渡せば「愛しています・告白」という意味になり、5本 のバラで「あなたに出会えて心から嬉しい」という意味になります。
贈る本数で込められる意味は、先ほどご紹介した以外にもたくさんあります。
気になった方は、こちらも合わせて読んでみてください。
バラの本数で変わる意味と、色ごとに決められている花言葉をご紹介しています。
>>>6月2日はローズの日~植物の記念日~
◆セイヨウヒイラギ
クリスマスの曲の中でも、歌われているヒイラギ。
セイヨウヒイラギは、別名「クリスマスホーリー」とも呼ばれています。
クリスマスの時期になると、よくお花屋さんなどで、鉢植えや切り花として流通しています。
切り花ではアレンジメントや花束だけでなく、リースとしても使われることもあるようです。
また、秋の終わりごろに印象的な赤い実ができるので、お花の種類が少なくなる冬に、フラワーギフトの彩りをもっと加えたい時は重宝されています。
実はクリスマスツリーに飾る、赤くて丸いオーナメントは、ヒイラギの実をイメージしているとも言われているんですよ。
ちなみに、日本の節分で飾るヒイラギも、ギザギザした葉をしていて、似ていると思いませんか。
しかし、セイヨウヒイラギがモチノキ属なのに対し、節分のヒイラギはモクセイ属のため、植物学的に見ると異なる植物なのです。
機会があれば、ぜひ見比べてみてくださいね。
◆ガーベラ
カラーバリエーションが豊富なガーベラですが、クリスマスに人気なカラーは特に、赤色と白色のガーベラです。
クリスマスカラーのアレンジメントや花束を作る際に、良く選ばれています。
突然ですが、1年を通して販売されているガーベラの花持ちが、比較的によくなる時期はいつだと思いますか?
答えは、今の時期(クリスマスシーズン)なのです。
なぜかというと、この時期になると気温が低くなるため。
お花屋さんによっては、大きな冷蔵庫でお花を管理している所も、ありますよね。
このように、ガーベラをはじめ多くのお花は、涼しい方が長持ちしてくれるのです。
きれいな姿をいつもより、少し長く楽しめるのは嬉しいもの。
ぜひ、この機会にお花をプレゼントしてみてくださいね。
◆ポインセチア
クリスマスの時期になると、よく見かけるポインセチア。
鮮やかな赤色が、周りを明るく彩ってくれます。
ポインセチアがクリスマスシーズンに選ばれる理由は、なんといってもその色。
ポインセチアは赤・緑・白のクリスマスカラーを網羅しているのです。
赤色は、花びらのように見える苞の色であり、緑色は葉の色。
そして残る白色は、ポインセチアの樹液の色です。
ポインセチアの枝を折ると、白い樹液が出てくるんですよ。
クリスマスカラーの3色が全て入っているなんて、ポインセチアはまさにクリスマスにぴったりですね。
また、ポインセチアは「聖夜」という花言葉も持っています。
色味だけでなく、花言葉までクリスマスをイメージさせるお花なのですね。
そんなポインセチアは、長くクリスマスの雰囲気を楽しみたいという方や、植物を育てることが好きという方におすすめです。
◆ヒヤシンス
主に水耕栽培や鉢植えで販売されていることの多い、ヒヤシンス。
上品な香りと、星型のように見えるお花が特徴的です。
日本で、ヒヤシンスからクリスマスが連想されることは、少ないように感じる方もいらっしゃると思います。
実は、ヒヤシンスは北欧のクリスマスマーケットで、定番のお花なんです。
温室でちょうどお花が楽しめるように、生長を調節した状態で販売されていることが多いのだそうですよ。
また、冬の寒さで「お庭でのお手入れは、したくないなぁ」と、思ってしまう日でも、水耕栽培していれば、暖房がかかったお部屋で育てられるということは魅力的ですよね。
◆モミ
クリスマスツリーとして親しまれている木は、モミの木が一般的です。
モミは冬の季節でも葉を落とすことなく、緑でいるためヨーロッパでは「永遠の命」を表していると言われているそうです。
大きなモミの木は、日本でも「クリスマス」のイメージが強いですよね。
最近は、ショッピングモールや観光地などで、本物のモミの木を飾っている所もあるようです。
もし、機会があれば見に行ってみてください。
モミの木の近くに行くと、リラックスできそうな香りも楽しめるかもしれませんよ。
◆最後に
今回はクリスマスにぴったりな、お花(植物)をご紹介しました。
クリスマスプレゼントとしても、お部屋を彩る飾りとしても、季節のお花はおすすめです。
ぜひクリスマスには、この時期ならではの「クリスマスらしさ」があるお花を飾ってみては?
今年のクリスマスは自宅でゆったり過ごすという方は、特に生花で彩りを加えてみてくださいね。
本物の生きているお花でしか、出せない季節感や色味、香りを楽しめるかもしれませんよ。