アイリス
入学のお祝いに贈る花言葉~入学式におすすめの花~
桜が咲き始め、すっかり春らしくなってきましたね。
桜の花を見ると、入学式を連想される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
入学式の日に満開の桜、または少し葉が目立つようになってきた桜と記念撮影をした、という思い出がある方も多いかと思います。
また、入学式を近々控えているという方も、いらっしゃるのでは。
入学式は1つステップが上がる大きな節目。
1年越しだったとしても、授業をもう受けているとしても、入学式が実施されることは嬉しいですよね。
皆様の入学式が良いお天気に恵まれて、桜をはじめとするきれいな花々が彩ってくれることを願っています。
何十年後に記念写真を振り返ったときに、暖かな気持ちになれるといいですね。
さて、今回は入学のお祝いに贈りたい花言葉を持った花の種類をご紹介したいと思います。
「おめでとう」の気持ちを花言葉に込めて贈りませんか?
◆入学のお祝いにぴったりな花言葉を持つ花
さっそく、お祝いの気持ちが伝えられる花言葉を持った花をご紹介します。
花束やアレンジメントなどのフラワーギフトを「入学祝いに贈りたい!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
<アルストロメリア>
花言葉:未来への憧れ など
アルストロメリアは、花びらに「条班」と言う、斑点模様が入っていることが特徴の花です。
お花屋さんでは茎がしっかりしていて、扱いやすい花の1つと言われているそう。
花の色は、ピンク・オレンジ・黄色・グリーン・白など…種類豊富で、花束やアレンジメントの脇役としてもよく活用されています。
アルストロメリアは、1つの茎から複数の花をつける華やかな見た目のため、1本飾るだけでもお部屋が明るくなると思いますよ。
入学を機に一人暮らしを始める方への贈り物としても、ぴったりです。
ちなみに、アルストロメリアは4月の誕生花でもあります。
<ユリ>
花言葉:祝福・高貴・威厳 など
ユリは切り花として、日本で流通している品種が多い花の1つです。
さらに、どのお花屋さんに行っても、ユリが置いていないところはないと、言ってもいいくらい定番の花の1つでもあります。
優美で存在感のあるユリは、1輪花が加わるだけで、アレンジメントや花束全体を華やかにしてくれます。
入学という、人生の節目の1つであるお祝いにぴったりです。
そんなユリは、香りが強いものが多いですが、近年では香りがしない・香りが少ない品種も流通しています。
ユリの香りが好きな方・苦手な方にかかわらず、ユリの花を楽しんでもらいやすくなってきているのですね。
また、ユリは花が注目されがちですが、ぜひ葉にも注目してみてください。
ユリの葉は大きくしなやかであるため、葉を使うことでフラワーギフトに動きをだすこともできるんですよ。
<菜の花>
花言葉:小さな幸せ・明るい など
全体を黄色く染める菜の花畑は、見るだけで春らしさを感じますよね。
そんな菜の花は、春の行事である入学式で渡すフラワーギフトにおすすめの花の1つです。
菜の花の鮮やかな黄色が彩りになり、花束やアレンジメントを明るく、かわいらしい雰囲気にしてくれます。
ちなみに菜の花は、水を吸うとだんだん背丈が伸びることがあるそうです。
もしお部屋に菜の花を飾った時は、成長にも注目してみてくださいね。
<スイートピー>
花言葉:門出・ほのかな喜び・優しい思い出 など
蝶のような姿が可憐なスイートピー。
淡い色合いは、メインの花を美しく彩る脇役としてとはもちろん、スイートピーだけを束ねた花束も人気があります。
スイートピーは春の花として知られていて入学式だけでなく、卒業式など春のイベントでよく選ばれる花の1つです。
存在感がありすぎることもなく、どちらかというと軽やかな印象の花のため、スイートピーと同じ色の花を集めてフラワーギフトにすることも多いようです。
そのため、贈る相手の好きな色や、イメージカラーに合わせて花束やアレンジメントを作る時には、スイートピーがおすすめ。
またスイートピーは水色や虹色など、着色水を吸わせて珍しい色にしたものもよく出回っています。
なかなか自然の花では表現できない色も、 着色水を使ったスイートピーなら演出することができそうですね。
ちなみに、スイートピーを長く楽しみたい時は、湿気を避けるようにするといいようですよ。
<アイリス>
花言葉:希望・吉報 など
アイリスは、アヤメ科アヤメ属の植物の総称です。
お花屋さんで販売されているような、アイリスの切り花の多くの品種は、「ダッチアイリス」もしくは「ジャーマンアイリス」といわれています。
ダッチアイリスとジャーマンアイリスは好む環境が異なりますが、花自体はとても良く似ているので、見比べることができる時はぜひ違いを探してみてください。
アイリスは凛として、すらりとした姿が、洋風だけでなく和風の雰囲気にもよく似合いそうな花です。
品種によって違いはありますが、花びらの青色と黄色のコントラストがとても美しいと言われています。
<ガーベラ>
花言葉:希望・常に前向き など
1茎に太陽のような丸い一輪の花を付けるガーベラ。
たくさんの花びらを付けた八重咲きのものや、細長い花びらのものなど、さまざまな花の種類があることが特徴です。
また、花の大きさも咲き方と同じようにたくさんあるため、フラワーギフトに合わせてぴったりなものを選ぶことができそうです。
さらにガーベラは、花の色も豊富。
赤・オレンジ・ピンクなどさまざまな色がありますが、どちらかというとビビットな色の方が多いように思います。
ガーベラは元気なイメージでお祝いの花束や、アレンジメントを作りたい時にいいかもしれませんね。
ちなみにガーベラを花瓶に活ける際は、水が汚れやすいので水を少なめにし、定期的に花瓶の水を交換するようにすると長持ちしてくれますよ。
<ストレリチア>
花言葉:輝かしい未来 など
ストレリチアは、ハワイ料理を扱うお店や、ホテルのラウンジなどで、見かけたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
オレンジ色に青色という鮮やかな色彩の組み合わせが目を引きますよね。
他にはない形をした花が咲いている茎がスッと伸びる様子は個性的であり、美しさを感じます。
ストレリチアの中でよく流通するのは和名で「極楽鳥花」とも呼ばれている「レギネー」という品種なのだそう。
「極楽鳥花」という名前から、おめでたい席でのアレンジメントや正月のフラワーギフトとしても人気が高いのだそうです。
<サンダーソニア>
花言葉:祝福 など
ベルのようなかわいらしい花が特徴的な、サンダーソニア。
「サンダーソニアは、オレンジ色」という印象が強い方もいらっしゃると思いますが、淡い黄色のものもあります。
サンダーソニアをお花屋さんで見かけたら、色の違いもチェックしてみてくださいね。
少しの色の違いは、雰囲気をぐっと変えるポイントになると思います。
サンダーソニアという名前の由来は、発見者であるジョン=サンダーソンから、付けられたのだそうです。
植物は、花の姿から名前が付けられることもありますが、発見した人の名前がもとになることもあるのですね。
そんなサンダーソニアは他の花と合わせて、花束やアレンジメントで選ばれることもあるようですが個性的な見た目のため、一輪挿しにされる方も多いようです。
確かに、1輪飾ればそれだけで、お部屋が素敵な空間になりそうですよね。
かわいらしく、印象的な見た目のサンダーソニアで「入学おめでとう」の気持ちを伝えませんか。
ちなみにサンダーソニアは、花がオレンジ色(黄色)で丸みがあることから、ハロウィンのかぼちゃに見立てて、10月のアレンジメントなどに利用されることもあるそうです。
1年を通してお花屋さんで見ることができる花なので、今後もチェックしてみてくださいね。
◆最後に
今回は、入学のお祝いに贈りたい花言葉を持つ花の種類をご紹介しました。
「祝福」や「希望」の気持ちを花言葉に込めて、プレゼントしてみてくださいね。
花キューピットでは、入学祝いにぴったりなアレンジメントや、花束をご用意しています。
「直接は会えないけれど、お祝いの気持ちを伝えたい」という方や、「どんなフラワーギフトがあるか少し気になる」という方は、ぜひ花キューピットのサイトをのぞいてみてくださいね。
春のお彼岸|2025年はいつから?適切なお供えの花の色は?お墓参り行く時の参考に。
日陰はまだ肌寒い日が多いですが、日向では春の暖かさを感じるようになってきましたね。
もう少しで待ち遠しかった春が来るようです。
今回は春に大切にしたい日本の文化「春のお彼岸」についてご紹介します。
2025年の春のお彼岸はいつ?
「暑さ寒さも彼岸まで」という慣用句は、手紙の時候の挨拶の中でも使われることがあり、3月や9月になると耳にする機会が多くなると思います。
ちなみに「暑さ寒さも彼岸まで」の意味は「冬の寒さは春分ごろまで、夏の暑さは秋分ごろまでには和らいでいく」という意味です。
では今年、2025年の春のお彼岸はいつなのでしょうか。
まずは、お彼岸の期間からご紹介していきたいと思います。
2025年の春のお彼岸は、3月17日〜3月23日です。
実は、お彼岸の期間は毎年異なっています。
春のお彼岸の決め方は、「春分の日」を中日として前後3日間を合わせた7日間とされています。
今年の場合は中日である春分の日が3月20日であるため、彼岸入りが3月17日、彼岸明けが3月23日となります。
まとめると以下の通りです。
・彼岸入り……………3月17日
・中日(春分の日)……3月20日
・彼岸明け……………3月23日
春のお彼岸では何をする?~お供え・掃除で使うもの~
3月17日〜3月23日までの春のお彼岸では、いったい何をしたらいいのでしょうか。
実は、お彼岸の期間に「何をするべきだ」という決まりはありません。
ただ、お彼岸は先祖を敬うように過ごすことが一般的です。
そのためお墓参りをしたり、仏壇がある方は仏壇や仏具を掃除したりしましょう。
いつもより丁寧に掃除をして、きれいにしてあげるのです。
次にお彼岸の前に用意しておきたいものをまとめました。
お墓や仏壇にお供えするものや掃除道具は事前に準備しておきたいですよね。
お供えするもの
・ぼたもち
ぼたもちとは、もち米とうるち米を混ぜて作った餅に、あんなどを付けたもの。
お彼岸の季節になると、和菓子屋さん以外にスーパーなどでも販売されているぼたもち。
自宅で作るという方も多いと思います。
ちなみに、ぼたもちは春に咲く牡丹(ぼたん)の花が名前の由来になっています。
・らくがん
らくがんとは、穀類の粉に砂糖や水あめなどを入れて練り、型で押し固めたあと乾燥させたお菓子。
見た目は花や葉など様々な形があり、色合いも優しいものが多く可愛らしいものが多いです。
らくがんの甘すぎず、品の良い味がおいしいですよね。
・献花
献花とは、霊前などにお供えするお花のことです。
お彼岸以外に故人の命日やお盆などでお墓参りに行く際は、お供えのお花を持っていきますよね。
お彼岸の時も同じように、お花をお供えしてくださいね。
春のお彼岸でお供えに適したお花は後ほどお伝えしますので、お花の種類で迷った時は読んでみてください。
・お線香
お墓や仏壇でお線香をあげることは当たり前になっていますが、その理由を知っていますか?
お線香をあげる理由は様々ありますが、ここではその一部をご紹介しますね。
お線香をあげることで自分の身と心を清めて仏様と向き合うという意味や、亡くなった方が食べるものは香りだけと言われていることに由来しています。
ライターなど火をつける道具もお忘れなく。
・故人が好きだったもの
故人が生前好きだった食べ物や飲み物などをお供えしましょう。
食べ物や飲み物以外に、タバコやおもちゃをお供えすることもあるようです。
掃除で使うもの
・たわし
水受け(墓石の前にあるくぼみ)を掃除する時に、たわしがあると便利です。
苔が生えてしまうことやぬめりが出てしまうことがあるので、しっかりそうじしてください。
ちなみに水受けは水鉢とも呼ばれており、仏様に水をお供えするためにあるものです。
きれいなお水をお供えするようにしたいですよね。
・スポンジ
墓石を洗う時に使います。
墓石をきれいに洗うことで祖先を喜ばせてあげましょう。
・ほうき
お墓がある寺院や霊園などで借りられることもありますが、車で行く時や自宅が近い場合は持っていくと良いかもしれません。
お墓参りの手順
お墓参りに行くときの手順を、簡単にご紹介します。
まずはお墓の掃除をした後に、お花をお供えします。
そのあと水受けへきれいな水を注ぎ、線香をあげて合掌します。
※宗教や宗派によってお墓参りの仕方は異なることがありますので、ご注意ください。
もっと詳しくお墓参りの仕方を知りたい方は、こちらを併せてご確認ください。
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お墓参りの手順を説明 お墓参りの方法をより詳しく紹介。またお墓参りでタブーになることも掲載しています |
春のお彼岸にお供えしたいお花は?
先ほどお墓や仏壇でお供えする物の中で、献花をご紹介しました。
ここでは、春のお彼岸でおすすめしたいお花の種類をご紹介します。
トルコキキョウ
花もちが良く上品なトルコキキョウはお祝いの場でも使われますが、お供えのお花としても良く使われています。
花色は白色や白色ベースに紫色の縁取りのある落ち着いたものが、お供えに適していると言われています。
花言葉は「優美」などがあり、故人への優しい気持ちを伝えることができそうですよね。
マム(菊)
お供えのお花として最もイメージされやすいマム。
お花屋さんでもお盆やお彼岸の時期になると、マムを使ったお供えの花束などが店頭に出ていますよね。
昔からマムはその香りで邪気を払うと言われていることや、日本の気候に適しているため花もちが良く、すぐに枯れることが無いと言われていることが選ばれている理由かもしれません。
また、マムは種類が多く、花色や花姿が様々あります。
可愛らしいイメージから美しいイメージまで、お供えの花のデザインに合わせてマムを選ぶことができますよ。
カーネーション
春に旬を迎えるカーネーションは比較的に花もちが良い花です。
春に最もきれいに咲くカーネーションは、春のお彼岸にお供えするにはぴったりなお花とも言えます。
グリーン・ピンク・白色のカーネーションを使い、カーネーションだけで合わせる時も、他のお花と一緒に合わせる時もフリルのような花姿は献花の上品さをアップさせてくれます。
アイリス
春の花として知られているアイリスは、鮮やかな紫色や青色が有名な美しい花です。
花色は紫色や青色以外に、黄色や白色などもあります。
ちなみにアイリスの花言葉は「良い便り」や「吉報」などがあります。
近所のお花屋さんで、チェックしてみてくださいね。
献花で使われる色は?初彼岸でのお供えするお花の色は?
お彼岸でお供えするお花に決まった色はありません。
しかし、白を基調に淡い色を加えたものが一般的でしょう。
特に春のお彼岸では寒色系を少なめにし、春らしい暖色系を多く取り入れたお花が選ばれることが多いとされています。
もしお花の色合いに悩んでしまった時は、白色の献花を用意することがおすすめです。
なぜなら、仏様が好きな色に花を染められるという考えもあるからです。
亡くなってから日が経っていない時(四十九日以内)に、白上がりといわれる白い花だけで作った供花をお供えすることはよく知られていますよね。
白上がりの供花は、四十九日以降でもお供えして良いので、安心してお供えしてくださいね。
また、亡くなってから四十九日が過ぎた後に迎える、初めてのお彼岸のことを初彼岸と言います。
初彼岸でお供えのお花の色を悩む方もいらっしゃると思いますが、こちらも花の色の決まりは特にありません。
通常のお彼岸やお盆と同じように、白色と淡い色のお花を合わせた供花が選ばれることが多いようです。
ちなみに初彼岸は、故人が極楽浄土へ到着する日と言われています。
お彼岸に行う日本だけの文化とは?
実はインドなどを含む世界の中では「お彼岸にお墓参りをする」という文化がないのです。
世界であるのは日本だけということになります。
子どものころから、お彼岸にはお墓参りをすることが習慣になっていて、驚く方も多いと思います。
「なぜお彼岸に日本では、お墓参りをするようになったか」は多くの説があります。
ここではその説の1つを紹介しようと思います。
それは、お彼岸の中日に当たる春分の日と秋分の日が関わっているという説です。
国民の祝日に関する法律では、2つの祝日を次のように定めています。
・春分の日:「自然をたたえ、生物をいつくしむ」
・秋分の日:「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」
このように古くから日本に根付く自然への感謝の気持ちや、祖先供養の考えが反映されているのかもしれませんね。
最後に
今回は春のお彼岸についてご紹介しました。
「お墓参りに行きたいけれど行けない」そんな時に、花キューピットをお試しください。
花キューピットではお仕事の都合や距離の問題でお墓参りに行くことが難しい方に、お墓へお供えするのに最適な対の花束をご用意しています。
もちろん、仏壇などにお供えするお供えのアレンジメントや花束も用意していますよ。