今月の誕生花, 花と文化
10月の誕生花は薔薇~特に秋らしい色が魅力のオレンジバラがおすすめ~
9月は今日で終わり、明日からは10月に入ります。
10月にお誕生日を迎える皆さま、お誕生日おめでとうございます。
今回は、10月の誕生花である「バラ」特におすすめな「オレンジバラ」についてご紹介します。
簡単にまとめた歴史や花言葉、ドライフラワーの作り方・コツについて掲載していますので、ぜひチェックしてくださいね。
◆バラってどんな花?バラの歴史
多くの方が知っているお花の1つである、「バラ」。
バラは、お花屋さんや植物園などで見かけることはもちろんのこと、雑貨のデザインやモチーフになっていたりもしますよね。
花びらが重なった様子は、上品でありロマンチック。
「バラの花束」に憧れを持っている方も、多いのではないでしょうか。
ここでは、そんなバラの歴史をご紹介します。
<バラの栽培の歴史>
バラが栽培され始めたのは、ずっと昔。
紀元前12世紀頃と言われています。
もともとバラは観賞用ではなく、薬としてや香料として栽培されていたようです。
現在でもバラは香料などとしても使われていますが、切り花やバラ園でみる観賞用のバラの印象が強いですよね。
<日本とバラの歴史>
日本へバラが渡って来たのは、江戸時代といわれています。
中国で栽培されていたバラが、日本に渡って来たといわれています。
バラが伝わった当時の日本は、職業に関係なく園芸が流行していたようで、多くの人がバラを栽培していたようですよ。
そして明治時代に入ると、西洋のバラが輸入されるようになっていきます。
このころは、相撲番付と同じようにバラ番付表が作られていたのだそう。
またバラに関する書物も、いくつか出版されたのだとか。
バラへの関心が、強いことが伝わってきますよね。
◆オレンジバラの魅力!オレンジ色の印象とは?
10月の誕生花のバラはさまざまなカラーバリエーションがありますが、その中でも秋色でおすすめなオレンジバラの魅力をお伝えします。
オレンジバラの魅力は、なんといってもその秋にぴったりな花色です。
<男性にも女性にも好まれるオレンジ色>
オレンジ色は、性別を問わず好まれる色の1つ。
そのため、オレンジバラは男性にも、女性にも喜ばれるお花なのです。
かわいらしいデザインにも、上品なデザインにもオレンジバラは取り入れることができますよ。
<オレンジ色は元気になれるカラー>
オレンジ色は「太陽の色」や「ビタミンカラー」と言われている色の1つです。
オレンジバラと、黄色のカーネーションやガーベラなどを一緒にフラワーギフトにすれば、元気な印象のプレゼントになりそうですね。
<秋にぴったりな花色>
紅葉を楽しむ秋は、オレンジ色や赤色がぴったり。
あたたかなオレンジバラの花色は、季節を感じることができるので10月の誕生日のプレゼントにおすすめ。
ヒペリカムなど、実を楽しむ植物と合わせることも人気です。
◆オレンジバラの花言葉
オレンジバラの持つ花言葉はプレゼントに、「ぜひ贈りたい」と思うものばかりです。
お誕生日プレゼントとしてオレンジバラを贈る際は、花言葉も伝えてみてはいかがでしょうか。
ギフトへ添えるメッセージカードに、書いてみるのも良いと思いますよ。
・絆
・すこやか
・愛嬌
・信頼 など
なかでも「絆」は友人にも、家族にも贈りたい花言葉ですよね。
また「信頼」は、恋人や奥様、パートナーにぴったり。
◆オレンジバラを残しておきたい時には、ドライフラワーがおすすめ
オレンジバラをプレゼントでもらった時に「できるだけ残しておきたいなぁ」と思う方もいらっしゃると思います。
オレンジバラに限らず、お花は生きているため、どんなにお手入れしても最後には枯れてしまいますよね。
「それが寂しい…」という方には、ドライフラワーにすることがおすすめです。
<ドライフラワーにするタイミング>
「ドライフラワーにしたい!」と思っている方は、もらってすぐにドライフラワーにすることがおすすめ。
「ある程度、生花としてかざってからドライフラワーにしよう」と思う方も多いかと思います。
しかし、ドライフラワーは、お花が新鮮なうちに準備した方が、色鮮やかに作ることができます。
作っている最中、新鮮なお花の方が花びらも散りにくいので、オレンジバラをドライフラワーにする時は、なるべく早い時が良いと思いますよ。
<オレンジバラをドライフラワーにする方法>
ドライフラワーを作るにはいくつか方法がありますが、1番簡単なのはハンギング法です。
ハンギング法はお花を下にした状態で、吊るしておくだけ。
天候や湿度、気温などによりますが、だいたい1~2週間ほどでドライフラワーになりますよ。
バラの中の水分が、早く無くなれば無くなるほど、ドライフラワーにしてもきれいな色が残りやすいので、濡れている茎や余分な葉は吊るす前に、取り除いておくことがおすすめです。
そして、何本かをまとめてドライフラワーにする時は、なるべくお花が重ならないように、間隔をあけて吊るすと良いと思いますよ。
ちなみに、バラのたくさん花びらが重なっている中心部分は、外側の花びらに比べて乾きにくいのです。
そのため、しっかり水分が抜けたドライフラワーになったのかを確認したい時は、オレンジバラの中心(花びらが重なっている部分)まで乾燥したかを確認するといいかもしれません。
また、このハンギング法を行う時は、風通しの良い日陰に吊るすと、オレンジバラのきれいな色が残りやすいので、吊るしておく場所を少し工夫してみてくださいね。
<ドライフラワーが完成したら?>
ドライフラワーが完成したら、水を入れずに花瓶にかざってみたり、ビンの中に入れてみたりしても、可愛らしいインテリアになりますよ。
◆最後に
今回は10月の誕生花「バラ」の歴史や花言葉、ドライフラワーの作り方についてご紹介しました。
ぜひ、10月にお誕生日を迎える大切な方には、オレンジバラをプレゼントしてみてくださいね。
ちなみに、花キューピットでは遠方にお住いで、直接お花を渡しに行けない方への花贈りをお手伝いしています。
お花屋さんや、サイトからお花を注文して頂くと、お届け先様の近くにあるお花屋さんがフラワーギフトを作り、お届けいたします。
日本全国、新鮮なお花をお届けできるので、ぜひ1度花キューピットでお花を贈ってみてくださいね。
きっと喜んでもらえると思いますよ。