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8月2日はハーブの日~植物の記念日~

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ハーブ

蒸し暑い日が続いています。
今年は梅雨明けが例年よりも遅れていますね。
お出かけの際は、傘を持っていると安心できそうです。

さて、今回は8月2日の「ハーブの日」についてご紹介します。
ここでは、植物を育てたことのない方でも育てやすいハーブの種類も掲載しています。
「これからハーブを育てよう」と思う方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

◆ハーブってどんな植物?


ハーブの様々な活用

まずは、「ハーブとはどんな植物なのか」についてご紹介しようと思います。
ハーブは、香料や薬になる植物の総称です。
ハーブティーや料理の香りづけ、虫よけなどにも使われています。
使われている箇所は、葉・茎・花・根など…植物によって様々です。
ちなみに料理で使われる時は、香辛料とも呼ばれています。

◆8月2日はハーブの日


ハーブの日

毎年8月2日はハーブの日です。
この記念日は、エスビー食品株式会社が2017年に制定しました。
ハーブの日は制定されてから、まだ3年程度の新しい記念日なのですね。

制定された目的は、「ハーブをより身近に感じ、日々の生活に取り入れてもらうこと」です。
また、ハーブの日を8月2日にした理由は、8(ハー)2(ブ)と語呂合わせて読むことができるからとされています。

これからさらに、注目が集まっていく記念日かもしれませんね。
記念日をきっかけに、普段の生活にハーブを意識して取り入れてみてはいかがでしょうか。

◆育てやすいハーブ

ここからはハーブの日に関連して、育てやすいハーブをご紹介します。
「ハーブを育ててみたい」という方や「ハーブをプレゼントしたい」という方は、参考にしてみてくださいね。

<アロマティカス>


アロマティカス

・どんなハーブ?
葉は肉厚で、触り心地がモフモフとした感覚のアロマティカス。
他の植物とは、違った触り心地を楽しむことができます。
小さく丸い葉がかわいらしい植物です。
観賞用として販売されていることが多いですが、紅茶にしたり、お菓子に使われたりもしているんですよ。

また葉を触ると、ミントのようなスーっとした香りを楽しむことができます。
アロマティカスの香りを楽しみたい時は、そのまま鼻を近づけるだけではなく、葉を指で挟んでこすってみてくださいね。

・置く場所は?
育てる時は、太陽の光が好きな植物なので、ひなたに置いてあげることがおすすめです。
半日陰でもしっかり育ってくれるので、「ひなたの場所では育てられない…」という方も安心です。
窓際に置いてあげると良いかもしれませんね。

・増やし方は?

アロマティカス

アロマティカスは、簡単に増やすことができます
小さな花瓶に入れて楽しむことも、新しい鉢に根を張らせることもできます。
新しい株を土で育てる時も、水で育てる時も、まずは枝を3節目くらいの長さで切ります。
そして土に植える範囲・水に浸ける部分を広くするために、上の葉だけを残して下の葉を取り除きます
葉が土にかぶってしまったり、水に浸かってしまったりしないようにしましょう。

下の方に付いている葉を取ることができたら、そのまま土に植えたり花瓶に挿したりしてください。
土で育てる時は、植え替えをした時に水をたっぷりあげてくださいね。
鉢植えの下に開いている穴から、水が出てくるまであげるのがベストです。

水耕栽培する時は、アロマティカスの根が伸びている様子を観察することができるので、注目してみてくださいね。
この写真は、アロマティカスを花瓶に入れてから、1週間ほどがたった時の物です。
生命力が強く、あっという間に根を生やしてくれますよ。

アロマティカス

そして少しずつ、小さな新しい葉を見せてくれるようにもなっていきます。
生長しているのが目で見て分かるので、育てていて楽しいと思います。
そのため、初めて植物を育てる方におすすめです。

アロマティカスの葉

「どこで切ったらいいかわからない…」という方は、そこまで深く考えずに切ってみてください。
アロマティカスはどのあたりで切っても、ちゃんと生長してくれることが多いので安心してくださいね。

<バジル>



・どんなハーブ?
ピザなど、イタリア料理でよく見かけることのある、バジル。
バジルの香りを感じるだけで、食欲がわいてくる方も多いと思います。
バジルは高温多湿な環境でもぐんぐん生長してくれるので、暑さが厳しい日本でも簡単に育てることができます
すくすく育ってくれて、料理での活用方法も多いため「自分で育てたハーブを食べてみたい」という方に、バジルはおすすめの植物です。

・置く場所は?
バジルは、太陽の光が大好き
できるだけ、ひなたに置いてあげましょう。
また、バジルは水も大好きなので、鉢植えの下に受け皿を用意するか、下が濡れても大丈夫なところで育てると良いかもしれません。
日当たりや水やりのことを考えると、ベランダで育てるのもおすすめです。

・水やりは?
前述したように、バジルは水が大好きです。
乾燥に弱いので、1日の水やりの回数を決めずに、土が乾いたら水をあげるようにすると良いかもしれませんよ。
特に夏は、水切れを起こしやすいので、よく土の様子を見てあげてくださいね。

水をあげるタイミングは、気温が高すぎない時がおすすめです。
気温が高い昼間などにあげてしまうと、鉢植えの中で水が温まり、バジルの根が茹だってしまいます。
気温が高い時に水やりをすることは、お湯をあげているのと同じことになってしまうのですね。

・どんなお花?

バジルのお花

バジルは、白いお花が6月~9月ごろに咲くことがあります。
料理で使われているのは葉のため、なかなかお花は見る機会が無いと思います。
ぜひ、お花が咲いた時は観察してみてくださいね。
ただ、お花が咲いてしまうと、栄養をお花に使ってしまうので「料理でたくさん葉を使いたい」と思う方は、お花を咲かせない方が良いかもしれません。

<レモングラス>


レモングラス

・どんなハーブ?
細長い形をした葉が特徴的なレモングラス。
お茶・トムヤンクンなどの料理の香りづけとして、楽しまれることの多いレモングラスは、私たちをリフレッシュさせてくれますよね。
また、レモングラスは食用としてだけの活用ではなく、虫が香りを嫌がるため、虫よけにも活用されています。

・置く場所は?
鉢植えでも育てることができますが、レモングラスは地植えでも育てることができます。
すっと伸びる葉は、約1メートルまで伸びることもあるので、大きくなっても大丈夫な場所で育てることがおすすめです。
日当たりが良く、風通しが良い所を好むので、お庭に植えてあげるのも良いかもしれませんね。
風でさわさわと揺れる葉を見ることで、風の流れを感じることもできそうです。

・水やりは?
レモングラスは、そこまで水を必要としません
雨が降らない日が続いた時は、水やりの必要がありますが、水をあげすぎないようにすることがおすすめ。
土の中に少し指を入れて、土が乾いていることを確認した時だけに、たっぷり水をあげるくらいがベストです。
1回にあげる量が少ないと、土の表面だけが湿るだけで根まで水が行き渡らないことも多いので、注意してくださいね。
水をあげる時は、しっかりと潤してあげるように心がけましょう。

・収穫の仕方は?
収穫する時は、ハサミで必要な分だけ収穫しましょう。
レモングラスはイネ科で、葉の周りは指を切りやすいので注意してください。
心配な方は、軍手を付けても良いかもしれません。

◆最後に



今回は8月2日のハーブの日に関連して、育てやすいハーブをご紹介しました。
植物を楽しむ方法は、お花を観賞するだけではありません。
記念日をきっかけに、香りを感じることのできる植物についても興味を持ってみてくださいね。

 

 

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