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2024年の敬老の日はいつ?敬老の日の由来や歴史・祖父母が喜ぶ花の種類を紹介
やっと梅雨が明けたと思ったら、もう立秋ですね。
プールや海が恋しくなる気温の日が続いていますが、立秋を過ぎると暦上では「秋」。
季節の移ろいは、早いものです。
さて、今回は9月の第3月曜日にある敬老の日についてご紹介します。
2024年の敬老の日の日程はもちろん、歴史・由来も掲載しています。
そして、敬老の日にプレゼントしたいお花の種類も掲載していますので、プレゼントの参考にしてみてください。
目次
2024年、今年の敬老の日はいつ?
9月のカレンダーを見ていただくと、9月14日(土)~9月16日(月)までの4日間が連休になっていると思います。
帰省することは難しいかもしれませんが、このお休みを使ってテレビ電話などで、おじいちゃん・おばあちゃんに元気な姿を見せたいですね。
敬老の日の歴史
子どものころから当たり前のようにあった「敬老の日」ですが、敬老の日にはどのような歴史があるのでしょうか。
まずは、敬老の日が誕生するきっかけを見ていきましょう。
敬老の日のはじまり
「敬老の日のきっかけ」となったのは、1947年9月15日に兵庫県多可町の野間谷村で行われた「としよりの日」でした。
この「としよりの日」は、大きく分けて2つの目的をもって、村の主催で開催されました。
1つ目は、「お年寄りを大切にすること」そして、2つ目は「お年寄りの知恵を生かした村作りをしていくこと」でした。
敬老の日のはじまりは、村のおじいちゃん・おばあちゃんを敬う気持ちや、持っている豊富な知識を村に活かそうとしたことからだったのですね。
なぜ9月15日なの?
としよりの日を、なぜ9月15日に決めたのかは、以下のようにいくつか説があります。
・聖徳太子が大阪・四天王寺に悲田院を建立した日(9月15日)に合わせたから
・気候が過ごしやすくなるころだから
・9月は農作業が少なく、忙しくない時だから
などがあります。
ちなみに、悲田院とは高齢者の方や病気の方、孤児などを救済するための施設のことです。
敬老の日が祝日になったのはいつ?
はじめは野間谷村で行われるようになった「としよりの日」ですが、次第に兵庫県全体に広がり、ついには全国に広がっていきました。
その後、1967年に「としよりの日」から、「老人の日」へと名前を変えて、1966年に国民の祝日「敬老の日」となりました。
敬老の日は毎年変わる?
敬老の日は、2002年まで「としよりの日」が行われた9月15日と決まっていました。
しかし、2003年からハッピーマンデー制度により、9月の第3月曜日と変更されたのです。
そのため、現在の敬老の日は、日にちで決まっているわけでありません。
敬老の日におじいちゃん・おばあちゃんへ感謝を伝えたい時は、毎年確認するようにしてくださいね。
2030年までの敬老の日を掲載しておくので、参考にしてみてください。
2020年:9月21日
2021年:9月20日
2022年:9月19日
2023年:9月18日
2024年:9月16日
2025年:9月15日
2026年:9月21日
2027年:9月20日
2028年:9月18日
2029年:9月17日
2030年:9月16日
一覧で日付をみてみると敬老の日は、9月15日~21日の間にあることが分かりますね。
年によっては、敬老の日が15日から21日に変わり6日間もずれてしまうときもあります。
うっかり敬老の日を忘れないように、注意しましょう。
おじいちゃん・おばあちゃんに喜ばれるプレゼント
「おじいちゃん・おばあちゃんに何をプレゼントしたら喜んでもらえるだろう…。」と、悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
年代が離れていることや、遠方に住んでいるなどの理由から、敬老の日の贈り物を考えてしまう方は多いと思います。
今回は、55歳以上方に行った「あなたが敬老の日にもらって嬉しいプレゼントはなんですか」というアンケートをご紹介したいと思います。
気になる順位は、このようになりました、
ランキング結果1位:旅行
2位:お花
3位:和菓子
4位:洋菓子
5位:雑貨
1位は旅行でした。
今年は難しいかもしれませんが、家族で思い出を作ることができる旅行は、嬉しい贈り物になりそうですね。
続いて2位はお花。
自宅にお花を飾っている方はもちろん、園芸が趣味という方もいらっしゃいますよね。
お花は心を和ませてくれたり、周りを華やかにしてくれたりするギフトです。
また、今年のように気軽に会いに行きにくい時や遠方のためなど、直接会いに行くことが難しい時でも、花束やアレンジメントはおじいちゃん・おばあちゃんのお家にお届けできることが、フラワーギフトの良い所でもあります。
きれいなお花に、ありがとうの気持ちを込めることができそうですよね。
3位、4位にランクインした和菓子・洋菓子は、みんなで食べれば会話も弾みそう。
ちょっとした休憩に食べてもらうのも、良いかもしれませんね。
敬老の日にぴったりなお花
ここでは、敬老の日にプレゼントしたいお花の種類をご紹介します。
敬老の日にフラワーギフトをプレゼントしようと思った方は、チェックしてみてください。
<りんどう>
紫色が有名ですが、白やピンク色も流通している「りんどう」。
りんどうは、秋の季節を代表するお花の1つです。
お花屋さんでみかけること以外に、野山で自生している所を見かけたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
そんなりんどうは、敬老の日のプレゼントでとても人気があります。
なぜかというと、りんどうの根は古くから漢方の生薬として重宝されていたため、健康面での良さから「いつまでも元気でね」という願いを込めて贈ることができるからです。
また、りんどうの紫色は高貴な色とされており、おじいちゃん・おばあちゃんへの尊敬の気持ちを表してくれます。
<ユリ>
お祝いのギフトとしても良く活用されるユリ。
その堂々とした花姿にちなんで「威厳」という花言葉を持っているユリは、人生の先輩であるおじいちゃん・おばあちゃんへのプレゼントにおすすめです。
ユリを入れたフラワーギフトは、上品で存在感があり、フラワーギフトに高級感を持たせてくれます。
ユリを1輪加えるだけで、フラワーギフトがパッと華やかになるんですよ。
そして洋風・和風 どちらのお部屋にも馴染むので、お好きな場所に飾っていただけます。
お部屋の雰囲気を選ばずに飾ることができるのは、嬉しいですよね。
また、ユリは他のお花よりも香りが強く、「ユリの花の香りが好き」という方も多いです。
最後に
今回は敬老の日についてご紹介しました。
「準備するには少し早いかな?」と、思う方もいらっしゃるかもしれませんが、早めに準備しておくのもいいかもしれませんよ。
気づいた時には「当日だった…」なんてこともあるかもしれません。
おじいちゃん・おばあちゃんに、なかなか会うことができない方は、普段会えない分も含めて「ありがとう」の想いや、「健康で長生きしてもらいたい」という気持ちを込めたプレゼントを用意したいですよね。
大好きなおじいちゃん・おばあちゃんに、プレゼントを通して気持ちが伝わりますように願っております。
ちなみに、花キューピットでは敬老の日にぴったりなフラワーギフトをご用意しています。
先ほどご紹介したりんどうや、ユリを使ったアレンジメント・花束をはじめ、産地からお届けする鉢植えのお花もご用意しております。
花キューピットは、お届け先の近所にあるお花屋さんからお花をお届けするため、新鮮なお花をお届けできます。
そして、全国送料無料です。
気になった方は、サイトまたは、お花屋さんをのぞいてみてくださいね。