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敬老の日に人気のお花 りんどうのご紹介

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リンドウ

9月の第3月曜日は敬老の日です。
今年、2024年の敬老の日は9月16日(月)です。
後一か月を切りましたが、今年は何を贈ろうかお決まりでしょうか?
今回は敬老の日にお花を贈ろうとお考えの方に人気のりんどう(竜胆)のご紹介です。

どのようなお花?

りんどう(竜胆)は日本各地の野山などで見ることができる秋を代表する山野草の一つとして親しまれています。
秋口である9月中旬から11月上旬にかけて長さ5cm程度の筒状の花を数輪咲かせます。
りんどうの花の色は紫が広く知られていますが、この他、青・白・ピンク等があります。
全体的な大きさはそこまで高くはありません。

敬老の日に何で人気があるのか?

なぜ敬老の日にりんどうを贈るのか、人気があるのでしょうか。
それは花の色と、根が関係しているとされています。

1.紫色は気品のある色(高貴な色)

りんどうの花の色は紫色のものがよく知られていることは既にお話ししました。
603年(飛鳥時代)に制定され、45年近く続き色によって序列を決めた冠位十二階という階級制度において、紫色は最も位の高い色とされていました。
当時この紫色の冠を与えられた人は身分などに関係なく誰からも尊敬され、非常されていました。
加えて、紫色そのものに高貴という意味が含まれており尊敬等の念を込めて敬老の日に贈るようになったのではないかとされています。

2.根が漢方の生薬として重宝されていた

りんどうの根には薬効成分が含まれているとされています。
これが胃腸の健康を保つ作用があるとされています。
また、りんどうの根は非常に苦く、この苦味成分であるゲンチオピクロシドという成分が胃液の分泌を増進するとされています。
こういった健康面での良さからも、いつまでもお元気でという願いを込めて贈る花としてピッタリですね。

花言葉

1.勝利
りんどうの根に薬効成分が含まれていることにより、病に打ち勝つということから来ているとされています。
また、花が上向きに咲く様子が勝利を確信している様にも見受けれられることから来ているともされています。

2.誠実
りんどうは曇りや雨の時は花が閉じていて、日があたると花が開きます。
太陽が当たるときだけ律儀に花が開く様子からこのような花言葉がついたとされています。

3.高貴
既に書いてしまいましたが、紫色には高貴という意味が含まれており、冠位十二階でも最高位の位置づけであったことから来ているとされています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
大きさも色も上品な花りんどうは、尊敬する方に贈る花にピッタリです。
また健康を願う意味でも特に敬老の日にお勧めです。
今年の敬老の日に贈るギフトにりんどうも検討してみてはいかがでしょうか?

りんどうについてもっと知りたい方は、こちらも合わせてご覧ください。
>>>敬老の日と縁深い秋の花「りんどう」


 

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