花, 花と文化, 花を贈る時
いつもお世話になっているあの人へ!お中元にお花を贈ってみませんか?
1年は早いもので、約1週間後には7月に入ります。
そんな1年が半分終わるこの時期に準備しておくものがお中元です。
今週はお中元の準備や決まり事、おすすめのフラワーギフトをご紹介します。
■そもそもお中元とは?
お中元は日頃お世話になった方へ贈り物をする風習があることは何となくご存知の方も多いかと思います。
ですが、お中元がどのようにして浸透してきた文化なのかをご存知では無い方がほとんどなのでは無いでしょうか?
お中元が贈り物をする文化として根付いた背景には中国の歴史が関係しているとされています。
中国の道教の年中行事「三元」に由来しているとされます。
三元とは、
・上元(旧暦1月15日)
・中元(旧暦7月15日)
・下元(旧暦10月15日
の3つのことです。
このうち7月15日の中元は道教では人が自ら犯した罪を償う罪滅ぼしの日「人間贖罪(しょくざい)の日」とされています。
一方で仏教においては、旧暦7月15日が祖先を供養する行事とされる盂蘭盆会(うらぼんえ)の日に当たります。
これらが日本で一体化したものがお盆として定着したそうです。
そして、そのお盆に祖先へのお供えをする他に、家族や知人といった日頃お世話になっている人の家を訪ねて贈り物をする文化が始まります。
これが盆礼と呼ばれ、後のお中元に繋がるとされております。
◾️お中元を贈る日はいつ?
お中元の背景が分かった所で、贈る時期についてです。
一般的に贈る時期は7月1日から15日までとされております。
しかし、関東と関西で贈る期間が少々異なります。
お中元のお届け日時の目安・関東:6月下旬から7月15日まで
・関西:7月上旬から8月15日まで
このためどちらの期間でもある7月1日から10日の間に届くように準備を進めれば失礼の無いように贈ることができますね。
この期間を過ぎると暑中見舞い、残暑見舞いとのし表書きが変わりますのでご注意下さい!
◾️お中元を贈る際の注意事項
お中元は日頃からお世話になっている方に向けて贈り物をして気持ちを伝えるものです。
実はお中元はそのお世話になっている方の中でも「目上の方に向けて」贈ることがマナーとされています。
目上の方でも相手が公務員の方である場合や、政治家の方といった特定の職業に従事されている方に贈る場合には注意が必要です。
場合によっては各種法律や規定に違反する可能性があるためです。
また、これはお中元でギフトを受け取った方のお話ではありますが、基本的にお返しは不要です。
お中元自体にお礼の意味が含まれおりますのでお礼のお礼となってしまいます。
お返しの場合は贈り物ではなくお礼状をお中元が届いてから3日以内に相手の方へ送りましょう。
親しい間柄であればお礼状ではなく電話等で気持ちをお伝えするのも良いでしょう。
◾️お中元に贈るもの
さて歴史や贈る期間、大体の注意事項を把握した所で一番大事な「何を贈ることが良いのか」です。
一番は相手を思い、気遣いを感じるような贈り物を選べるとベストです。
金額については大体下記のような目安で贈ると良いでしょう。
金額の目安・会社の上司の方に向けて:5000円前後
・家族や親戚:3000〜4000円
・特別お世話になった方等:5000〜10000円
※あくまで目安ですので、必ずしもこの金額に合わせる必要はありません。
大切なことは節度ですので、あまり安過ぎず高過ぎずな金額を心掛けましょう。
ちなみに花キューピットでは、上記の金額帯のカタログギフトにお花を添えたギフトセットのご用意がございます。
代表的なものがこちらです。
グルメカタログですが、カタログギフトであれば相手の方が欲しいと思うものをプレゼントすることが出来ます!
またカタログギフトのみですと味気ないですが、そこにお気持ちのお花を添えて送れば華やかな贈り物になります。
是非一度ご覧になってくださいね!
◾️最後に
いかがでしたでしょうか。
細かく期間が決まっている他、お相手に失礼のないように贈る必要がありますので、難しく感じますが、大事なことは日頃の感謝を伝える気持ちです。
この記事がお中元を贈られる方の一助となれたら幸いです。
また記事中で紹介した3つの商品以外にもグルメカタログとのセットはご用意がございますので、是非一度インターネット花キューピットもご覧頂ければと思います。