母の日特集,

令和最初の母の日に贈りたい花~あじさいのご紹介~

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母の日といえばカーネーションを想像する方が多いと思いますが、

実は最近ではあじさいが人気急上昇中です。

 

令和が元号で初めて日本の書物から引用されたように、

あじさいの原産地は日本のため、今年はより一層注目されています。

日本古来のあじさいが、母の日の定番になった背景をご紹介していきたいと思います。

 

 

万葉集にも歌われたあじさい

万葉集には二首だけあじさい(紫陽花)を詠んだ歌があるのですが、

そんな昔から日本で咲き誇っていた花だと思うと、なんだかロマンを感じますね。

しかしながら、昔はあじさいに対してネガティブなイメージを持っていたこともありました。

 

<万葉集の中のあじさい>

・あぢさゐの 八重咲くごとく 弥やつ代にをいませ我が背子 見つつ偲はむ

「紫陽花の花が八重に咲くように、八千代に健勝でいてください。そして花を眺めては貴方様を思い出します」

 

・言問はぬ 木すら紫陽花 諸弟らが練りの村戸に あざむかえけり

「言葉を言わない木でさえ、紫陽花のように移り変わりやすい。まして私は彼らに饒舌に欺かれてしまった。」

 

一つ目の歌はあじさいに対してポジティブな見解の歌ですが、2つ目の歌はネガティブな意味合いを持ちます。

そんなあじさいが母の日で贈られるようになったのはどういう訳なのでしょうか?

 

■母の日にあじさいを贈るようになった理由

紫陽花は梅雨の時期が終わると一気に花の色が移り変わってしまうことから、

花言葉は「移り気」「無常」などネガティブなワードでとらえられることがありました。

そのため日本では紫陽花は不人気。

しかしながら、海外で品種改良をされ逆輸入をされてから、ポジティブな花言葉も伝わり、

日本で母の日に贈ることがメジャーになりました。

 

【色ごとの花言葉】

青:辛抱強い愛情

ピンク:元気な女性

白:寛容

緑:ひたむきな愛

その他にも一家団欒、友情、平和、仲良しとポジティブな花言葉があり、丸いフォルムと様々な色合いで人気の花です。

■最後に

今回は最近母の日の定番になってきたあじさいをご紹介しました。

ただ花を飾るだけではなく、花を育てる楽しみも一緒にお母さんへプレゼントしませんか?


産直花鉢

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