気品と可愛らしさを持つデンファレの花言葉や特徴の紹介

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今週末から9月に入ります。
9月生まれの皆様はお誕生月ですね。おめでとうございます!
そんな9月の誕生日に贈るおすすめな花は、気品と可愛らしさを持った花のデンファレという花です。
今週はこのデンファレについて触れたいと思います。

■デンファレとは?

デンファレは、ラン科デンドロビウム(セッコク)属の植物です。
学名がデンドロビウム ・ファレノプシスといい、洋ランの系統の一つです。
ファレノプシスとは胡蝶蘭の学名を指します。
そのため、胡蝶蘭とデンドロビウムの交雑種と間違われやすいのですが、実際には花が似ている別の種類です。
デンファレの自生地は、ニューギニア、ボルネオ、オーストラリア北部などです。
1932年にハワイにて初めての交雑が成功して以降、寒暖差の少ない地域でも花を咲かせるランとして、急速に品種改良が進みました。
今日ではハワイよりもタイ、マレーシア、シンガポールなどで盛んに栽培されています。
特にタイにおいては生産量、輸出量ともに世界一とされています。
花持ちが良く、花穂1本につき1~2ヵ月咲き続けることも珍しくありません。
品種や生長する度合いにもよりますが、育つ環境が良ければ年に1、2回開花します。
1度に5輪から20輪もの花をつけ、私たちを楽しませてくれます。

■花言葉

1.お似合いの二人
野生のデンファレは、他の樹木に着生して、生育します。
ここで大事な事は、着生することです。
着生植物は樹木の幹や枝に根を張り付かせて、空気中の水分・雨などから水を取り入れて生長する植物です。
わざわざ樹木の上で生活する理由は、地球上に現れたのが遅かったからとされています。
ランの原種が生まれた頃には、生長する条件のよい場所は既に他の植物で覆われていました。
そこで競争相手の少ない環境を求めて、一部の原種は樹木の上に根を張ったとされています。
樹木の幹や枝に根を張り付かせると聞くと寄生しているのでは?と思いますがそうではありません。
寄生は、寄生した相手から、栄養分を搾取して生長しますが、着生植物は、相手からは何も受け取りません。
ただ、一緒に生長しているだけです。
そんな、この植物の特徴から生まれた言葉です。

2.思いやり
こちらもデンファレが着生植物であることに由来しているとされています。
近しい空間で共に生きているのですから、相手への思いやりが生じることもあるでしょう。
そんな心情を表した花言葉です。
また、いくつもの花が密に咲いているデンファレの花を見ていると、花同士がお互いに譲りあったり、重なり合ったりしながら、思いやりをもって咲いているようにも見えます。
このような様子から思いやりの言葉も、自然と生まれてきたとされています。

フラワーギフトだけではないデンファレの用途

プレゼントの花束としても人気があるデンファレですが、用途はそれだけではありません。
鉢花やブライダルの装飾花はもちろんのこと、ハワイの伝統的な花飾りであるレイの材料としても有名です。
その他にも、エディブルフラワーやカクテルの飾りなど、多様な用途をもつ花です。

■9月生まれの方に今年はデンファレを贈ってみませんか?

デンファレの特徴や花言葉について触れてきましたが、いかがでしたでしょうか。
花言葉からも連想できますが、カップルや夫婦間で贈ることには特におすすめです。
また気品あるお花でもありますので、思いやりの花言葉と共にお父さん、お母さんに贈るお花としても良いかもしれませんね。
9月生まれの大切な方へ、デンファレを贈ってみてはいかがでしょうか。


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