花
バラの選び方 ~樹形で選ぶ~
バラを育ててみたい!
・・・でも何を選べば良いの?
と思う方も多いかもしれません。
一口にバラと言っても様々な種類や樹形のものがあります。
今回は樹形というバラの全体の形にフォーカス!
どんな形のものがあるのでしょうか?
■ブッシュ・ローズ(木立性のバラ)
- 低い樹木と同じく自立(株は品種によって大小あり)
- 環境によっては春から秋まで開花
- 花は中位のものから大きなものまで幅がある
- 花の色が豊富
- 強い香りをもつ品種がある
苗は秋に根がそのままの状態の大きな苗、春にはポット植えの小さな苗が流通します。
専門のお店では年間を通して鉢植えの苗が販売されています。
普段よく目にする形のバラがこのブッシュ・ローズではないでしょうか?
■シュラブ・ローズ(半つる性のバラ)
- 花の色が豊富
- 花の大きさは小さいものから大きなものまで様々
- 強い香りのある品種もある
- 株の大きさは品種によって異なる
- 枝の太さや堅さなども様々
枝によって直立性から横張り性まで幅広い形に成長します。
苗は秋に根がそのままの状態の大きな苗、春にはポット植えの小さな苗が流通します。
専門のお店では年間を通して鉢植えの苗が販売されています。
枝を長く伸ばせば小型のつるバラとして利用できます。
四季咲き性や返り咲き性の品種の多くは短く切り詰めて、ブッシュ・ローズのように仕立てることもできます。
利用範囲の広いバラです。
■クライミング・ローズ(つる性のバラ)
- 花の色も豊富
- 花の大きさは小さいものから大きなものまで様々
- 品種によっては香りも強い
- 株の大きさは品種によって異なる
- 枝を長く伸ばす(つるの太さや堅さなども様々)
つるバラは、アサガオなど他のつる性植物のように自ら絡みつくことはなく、枝を長く伸ばします。
この伸びた枝をアーチやフェンス、パーゴラなどに誘引して観賞するのが、一般的な楽しみ方。
ですので、仕立て方に合った品種を選ぶことが大切です。
苗は秋に根がそのままの状態の大きな苗、春にはポット植えの小さな苗が流通します。
専門のお店では年間を通して鉢植えの苗が販売されています。
■用途に合ったバラを選んで素敵な生活を
如何でしたか?
ここでは大きく3種類に分けて見てみましたが、細かく見ればその種類は何千もの数があるバラ。
特徴から大まかな用途をまとめると各々下記の通りでしょうか。
- ブッシュ・ローズは鉢植えや庭先でのアクセントにおすすめ
- クライミング・ローズはフェンス等に誘引すると立体的な仕立てになる他、生垣と似たような目隠しの効果
- シュラブ・ローズは上2つの特徴を併せ持っていますので幅広い用途に
バラを選ぶときに迷った際には今回の3種類の特徴を取り入れると選びやすくなるかもしれませんね。