お手入れの基本, 花
お花*あれこれ事典 ~新鮮なお花の見極め方~
みなさんは、お花屋さんでお花を買うとき、どんなことを気にして選びますか?
枯れていたり茶色くなっていたり。はっきりとした違いがあればわかりやすいですが、そこまで枯れてしまった花は、お花屋さんが店頭に並べることはありません。
また、お花の鮮度を語るのはとても難しいもの。採花のタイミングもいろいろです。
ですから、すべてのお花にあてはまる見分け方…はないのですが、お花を買う時に、ちょっと比べて見ていただきたいポイントをご紹介します♪♪
1.葉
葉がシャキッとしているか、葉の裏側に虫がついていないか。
チューリップなど開閉運動するお花は寒かったり暗かったりすると花を閉じ、暖かくなったり明るくなったりすると花を開きますので、お花が閉じているからといって新鮮とは限りません。ですが、葉は徐々にしおれていきますので比較しやすいポイントです。
2.花びら
葉と同様、お花が咲いていなくても花びらが透けていたりするものは避けましょう。
花びらの色があせているものも避けたほうがいいでしょう。
3.ガク
花びらの外側についている葉のようなもの、これを「ガク」と呼びます。
特にバラを選ぶ際に見やすいポイントです。このガクがだらーんと下がってしまっているものはもうすぐ花びらが散ってしまう合図です。バラは蕾のまま咲かずに終わってしまうものがありまから、蕾でもガクをチェックして少しでも元気なお花を選べるといいですね。
4.花粉
花の中が見えているものは、花粉もチェックしてみましょう。新鮮な花粉は黄色が鮮やかですが、古くなってくると黒ずんでくるものが多いです。
とはいえ、お花は生ものですから、1本1本、早く枯れるものもあれば長く咲いてくれるものもあります。
どんなに新鮮な状態で買って帰っても、飾っている場所の寒暖差が激しかったりすると早く萎れてしまうこともありますから、花の選び方も100%ではないけど…楽しんでいただけたら幸いです。