お手入れの基本, 今月の誕生花
7月の誕生花~夏らしいひまわり~
あと1週間ほどで、7月になります。
暦上で夏の始まりを意味する夏至は過ぎましたが、梅雨寒に肌寒く感じる日もありますね。
蒸し暑い日もあれば、上着が必要なほど涼しい日もあり、この時期は気温差が激しいので、体調管理を心がけたいものです。
さて、今回は7月が間近に迫って来たということで、7月の誕生花についてご紹介します。
7月の誕生花は、夏らしさを感じさせるひまわりです。
ひまわりは、子どもからおじいちゃん・おばあちゃんまで幅広い年代の方から親しまれているお花。
「お花の中でひまわりが1番好き」という方もいらっしゃると思います。
そんな人気者のお花「ひまわり」の花言葉などをご紹介していますので、7月にお誕生日を迎える方のプレゼント選びに役立ててください。
また、ひまわりをもらった時に、なるべく長持ちできるようなお手入れ方法も掲載しています。
◆ひまわりの花言葉
ひまわりには、いろいろな花言葉があります。
ここでは、そんなひまわりの花言葉をご紹介。
ひまわりをプレゼントする時に、花言葉を一緒に伝えて気持ちを伝えてみては?
この花言葉は、ひまわりが太陽の方に向かって咲く様子から付けられた説や、ギリシャ神話が由来になっている説もあります。
ここでは、その花言葉の由来になっているというギリシャ神話を紹介します。
このギリシャ神話は、大洋の神オケアノスの娘、水の精クリュティエが太陽神アポロンに恋をしてしまうことから始まります。
アポロンへの恋心に気づいてしまったクリュティエ。
しかし、クリュティエが恋したアポロンは、以前から女神カイアラピという別の女神に想いを寄せていたのです。
そのため、クリュティエのアポロンに対する想いは、初めから届かないものだったのです。
クリュティエは自分の恋が実らないことを知りましたが、気持ちをあきらめきることができませんでした。
恋した相手に気持ちが届かないことを悲しみ「せめて彼を見ていたい」と、毎日アポロンが空の道を黄金の馬車で東から西へ駆けていく様子を、地上から見つめて過ごしていました。
クリュティエが地上から天空を見上げアポロンの姿を見つめ続けてから9日間がたったある日、ずっと動かずその場からアポロンを見続けていたクリュティエの足から根が生えてきたのです。
そしてついには、クリュティエはひまわりへと姿を変えてしまいました。
このアポロンに対する強い想いが、ひまわりの「あなただけを見つめる」という花言葉の由来になっているのかもしれませんね。
また、ひまわりが太陽を追いかけるようにお花の向きを変えるのは、クリュティエが見続けたアポロンの乗った空を進む馬車が進む方向と、太陽が同じように東から西に進んでいくためとも考えられているそうです。
この「情熱」という花言葉は、ひまわりが厳しい夏の暑さに負けずに、元気に咲いている様子から付けられたと言われています。
これから何かを頑張ろうと思っている方や、今頑張っている方へのプレゼントにぴったり。
赤バラの花言葉も情熱なので、7月の誕生花である「ひまわり」と合わせてフラワーギフトにするのも良いかもしれません。
同じ花言葉を合わせて、花束やアレンジメントにするのも素敵ですね。
この花言葉は、ひまわりがお花を太陽の方向に向けることと、太陽のような明るい花色・丸い形をしていることから付けられたとされています。
確かに太陽の方向にお花を向けることや、太陽に似た花姿をしているのは、まるで太陽に憧れているように見えますよね。
「憧れ」という花言葉は会社の上司や、お父さん・お母さんへのプレゼントにおすすめです。
尊敬する方が7月生まれの時は、誕生日プレゼントにひまわりを渡したいですね。
「光輝」という花言葉は、ひまわりが夏の日差しに照らされて、キラキラと輝いて見えたことから付けられたのだそうです。
鮮やかな黄色のお花が印象的なひまわりに、ぴったりな花言葉ですよね。
日頃から輝いて見えるほど元気な方や、笑顔が素敵な方へのプレゼントにしてみてはいかがでしょうか。
ひまわりの花言葉に想いを込めて贈りたいという方は、ご紹介したようにいろいろな花言葉があるので、渡す時は「お誕生日おめでとう」という言葉と一緒に、花言葉を書いたメッセージカードを付けるのも良いかもしれませんね。
◆お手入れの方法
ひまわりをお誕生日プレゼントでもらったら、できるだけきれいな姿を楽しみたいですよね。
そこで、ここではひまわりのお手入れ方法をご紹介します。
ひまわりを飾る花瓶は、なるべく清潔にしましょう。
花瓶が汚れていると、水の中でバクテリアや細菌が繁殖してしまいます。
ひまわり以外の切り花も、水が清潔ではないと花もちが悪くなってしまうので、水をきれいに保つためにも花瓶は清潔にしましょう。
<花瓶の水は少なめにする>
花瓶でひまわりを飾る時は、花瓶の中の水を少なめにしましょう。
ひまわりの茎は、水に浸かっていると痛んでしまったり、花瓶の水を汚してしまったりしやすいので、浅水でひまわりは飾るようにしてみてくださいね。
ひまわりの切り花は、涼しい所で飾った方がきれいな姿を長く見せてくれます。
また、直射日光が当たる場所や、エアコンの風が直接当たる場所は避けてお花を乾燥から守るようにすることもおすすめです。
ひまわりに長持ちして欲しい時は、飾る場所も気を付けてみてくださいね。
花瓶を清潔にするというポイントでもお伝えしましたが、花瓶の水をなるべく清潔に保つことは、花もちをよくするためにはとても重要なことです。
花瓶の水は毎日取り換えて、きれいな水をひまわりに吸わせてあげてください。
◆最後に
今回は7月の誕生花「ひまわり」の花言葉と、長持ちするために必要なお手入れの方法をご紹介しました。
夏を連想させるひまわりは、見ているだけで元気になれますよね。
7月生まれの方にはひまわりを贈りませんか?
ちなみに花キューピットでは、ひまわりを使ったフラワーギフトを用意しています。
遠方に住んでいて、直接プレゼントを渡しに行くことができない方にも、素敵で新鮮なお花をお届けすることができます。
直接会いに行けない時は、ぜひ花キューピットを試してみてくださいね。
気になった方は、お近くのお花屋さんまたは、サイトを見てみてください。