お手入れの基本

お花*あれこれ事典~お花屋のお仕事編 お花屋さんの水揚げ2~

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お花屋のお仕事  お花屋さんの水揚げ2

今回は花屋さんの裏方仕事のほんの一部をご紹介します。

夏に向けて、日持ちの面からも、清涼感を演出するのに活躍しやすい葉ものや枝もの。

日持ちしやすそう、だからといってそのまま水に入れるだけではもったいない!
お花屋のプロの水揚げ方法を実践すると、さらに長く楽しむことができます!

今回は、葉ものにお勧めの水揚げ方法「逆さ水」と細い枝ものにお勧めの「叩き」、太い枝ものにお勧めの「割り」をご紹介。

 

<逆さ水>

葉が沢山ついているものに多く使われます。

茎を持ち束を逆さにして、葉に裏側から霧吹きでお水をかけます。このとき、お花にはかけないようご注意を。
そして新聞に巻いてたっぷりのお水に入れてあげます。
2~4時間ほどおいて様子を見ながら、水があがったら新聞をとって飾りましょう。

 

 

oteire01<叩き>

 繊維の硬い植物に使用します。

叩く部分が出るように新聞を巻いてから、木槌で茎や枝の根元の部分2cm位を叩いて繊維をほぐし、お水を吸わせやすくします。
新聞に巻いてお水につけて時間をおき、水があがったら叩いた部分を切り戻しましょう。

 

 

 

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oteire01<割り>

主に枝物に適しています。

枝の下をハサミで十字またはマイナスに割り、ハサミで押し上げて割れ目を深くしていきます。
まれに、アジサイやライラックなど枝を縦半分に切ったとき、中にワタのようなものが入っているものがあります。
その場合は、そのワタを掻き出して上げてください。お水の吸い上げが良くなります。
新聞に巻いたら、割った部分がしっかり浸かるように深めのお水に入れ、水があがったら新聞をとって割った部分もそのまま飾りましょう。

 

 

 

 

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~おわりに~

一本一本丁寧に飾ってあげたいもの。でもお花屋さんでは少しでも早くお店に並べてお客様に見て頂きたいので、30本、50本とたくさんのお花を一気に水揚げし、お届けしています。
お店でも自宅でも、ちょっとひと手間でお花はいきいきしてくれますよ。

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