お手入れの基本
お花*あれこれ事典~お花の基礎知識編 水揚げ編 part3 ~
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お花の基礎知識
~水揚げ編 part3 ~
お花を部屋に飾ってから1~2日しか経っていないのに、ぐったりとしてきてしまった!
そのような経験はありませんか?
これは、お花の「水が下がった」状態といいます。
「水が下がった」お花は、「水揚げ1」でご紹介したように、茎を切り戻してあげれば良いのですが、それでも元気がないときは・・・
そんな時の裏技をご紹介します!
まず用意していただくものは、『新聞紙とセロテープ』。
そして、お花を真っ直ぐに立てられるような『縦長の容器(ペットボトルでもOKです)』。
まず写真のように新聞とお花を置きます。
次に左下からくるくるとお花に新聞を巻きつけていきます。
この時キツ過ぎても、ゆる過ぎてもNGです。
花が上向きに固定されていればOKです。
茎が新聞から10cmくらい出るよう巻き、セロテープで留めます。
葉っぱが付いている花は葉っぱが折れないように、花を下に向けて巻いてあげると良いでしょう。
この作業が終わったら、茎を切り、たっぷりと深めの水の中に入れます。
作業のポイントは、導管に空気を入れないよう、茎を切ったら素早く水に入れることです。
お花に元気がない時は、導管にバクテリアが詰まっていることが多いので、
下から1cm以上は切ってください。
可能であれば、5cmくらい切っても良いでしょう。
新聞を巻いたまま1~2時間お水に浸けておき、覗いてみてシャキっとしていたら新聞を外してあげましょう。
これで完了です!
お花がぐったりした時は、是非この方法をお試しくださいね!