バラ

12月の誕生花・華やかで情熱的な「赤バラ」

12月生まれの皆様は、もうすぐお誕生月ですね。おめでとうございます!
12月の誕生花は、情熱的で美しい【赤バラ】です。

今回の花だよりでは、12月の誕生花「赤バラ」についてご紹介します。

■色味で変わる赤バラの花言葉

昔から沢山の人々に愛されてきたバラは、数えきれないほどの花言葉を持っています。
赤バラの花言葉は「情熱」「愛情」「あなたを愛します」。まさに愛の象徴といえるものばかりです。

「赤」といっても、黒っぽい色や鮮やかな色など、品種によって色味が異なります。
約150もの品種がある赤バラには、細かい色味ごとに様々な花言葉がつけられています。

鮮やかな真紅:「内気」

深みのある濃い赤:「恥ずかしさ」

黒みがかった赤:
「永遠の愛」「決して滅びることのない愛」

黄色がかった赤:「灼熱の恋」

どれも情熱的な花言葉ばかりで、特別な日にぴったりの贈りものです。
花屋さんでバラを選ぶ際には、ぜひ色味を見比べてみてくださいね。

■贈る本数にメッセージを込めて

大切な方にバラを贈るとき、こだわってほしいのが「本数」。
バラには本数ごとに意味があるので、伝えたいメッセージにあわせて選んでください。
渡すときにさりげなく説明すれば、よりロマンチックな演出になるはずです。

1本:「一目ぼれ」「あなたしかいない」

3本:「愛しています」「告白」

5本:「あなたに出会えた喜び」

7本:「ひそやかな愛」

8本:「あなたの思いやりに感謝します」

11本:「最愛」

12本:「私と付き合ってください」

50本:「恒久」

108本:「結婚してください」


2017-11-24 | Posted in 今月の誕生花, No Comments » 

 

「いい夫婦の日」には特別なフラワーギフトを

毎年11月22日の【いい夫婦の日】は、ふたりの時間を大切にする日です。
日頃はなかなか言えない感謝の言葉を、この機会に伝えてみませんか。

今回の花だよりでは【いい夫婦の日】におすすめの花と、12本のバラを贈る【ダズンローズ】についてご紹介します。

■感謝と愛情を伝えるおすすめの花

忙しい生活の中で、パートナーの存在が「当たり前のもの」になっていませんか。
一年に一度の「いい夫婦の日」には、これまでの日々を振り返り、感謝を伝え合いましょう。
心を込めたフラワーギフトなら、何気ない日常に特別な色を添えてくれるはずです。

【バラ】

花言葉:「愛」「美」

パートナーに贈るフラワーギフトといえば、愛の象徴であるバラが人気です。
華やかな見た目と上品な香りが、ロマンチックな時間を演出してくれます。
定番のシンプルな花束はもちろん、可愛らしくまとめたアレンジメントも喜ばれます。

色ごとの花言葉 ▼
赤いバラ:「情熱」「あなたを愛します」
ピンクのバラ:「しとやか」「幸福」「感謝」
オレンジのバラ:「信頼」「絆」

【ガーベラ】

花言葉:「希望」「常に前進」

親しみやすいガーベラは、変わらない愛情をさりげなく伝えてくれます。
男性にも好まれるので、奥様から旦那様へのプレゼントにもおすすめです。
これまでの感謝と共に、これからの毎日への「希望」を込めて贈りませんか。

色ごとの花言葉 ▼
赤いガーベラ:「前向き」「燃える神秘の愛」
ピンクのガーベラ:「熱愛」「童心にかえる」
黄色のガーベラ:「究極愛」「親しみやすい」

【トルコキキョウ】

花言葉:「よい語らい」「永遠の愛」

フリルを思わせる花びらが美しい、ブライダルフラワーとしても人気の花です。
バラのような華やかさを持ちながら、優しく爽やかな雰囲気がただよいます。
「よい語らい」という花言葉に、「これからも二人でたくさん語り合おう」という想いを込めて。

■12本のバラを捧げる「ダズンローズ」

1ダース(12本)のバラを恋人に贈る【ダズンローズ】という欧米の風習をご存知ですか。
12本のバラには、それぞれ別々の意味が込められています。

感謝、誠実、幸福、信頼、希望、愛情
情熱、真実、尊敬、栄光、努力、永遠

この全てをパートナーに誓う「ダズンローズ」は、ウェディングブーケの起源と言われています。
結婚式の入場時にも行われることがある、ロマンチックな演出方法です。
「12」が並ぶ12月12日には、「ダズンローズデー」という記念日もあります。

いい夫婦の日にも、取り入れてみてはいかがでしょうか。


2017-11-17 | Posted in , 花を贈る時No Comments » 

 

10月の誕生花「バラ」・特に絆を感じる「オレンジバラ」をピックアップ

10月生まれの皆様はもうすぐお誕生月ですね。おめでとうございます!
10月の誕生花は、秋らしい色合いの「オレンジバラ」です。
華やかながら親しみやすいオレンジ色は、どんな方にも喜ばれるはずです。

今回の花だよりでは、10月の誕生花「オレンジバラ」と、秋のバラの魅力についてご紹介します。

■元気をもらえる前向きな花言葉

「絆」「信頼」

家族や親しい友人に贈りたい花言葉です。
ぬくもりを感じるオレンジ色が、温かい感謝を伝えてくれます。
「信頼」という花言葉は、尊敬する上司や先輩に贈ってもよいですね。

「さわやか」「無邪気」

派手な印象があるバラですが、オレンジバラの花言葉は「さわやか」。
オレンジ色は、特に男性への贈り物として人気です。
ゴージャスな赤色や可愛らしいピンク色と比べて、親しみやすい点が魅力です。

「元気」「やすらぎ」「すこやか」

元気をくれるビタミンカラーにぴったりな花言葉です。
見る人が明るい気持ちになったり、心をほっと落ち着けることができます。
誕生日だけでなく、お見舞いの花としても人気があります。

■秋に咲くバラは花色が鮮やか

秋に開花するバラには、特別な魅力があることをご存知でしょうか。
バラの開花のサイクルは、品種ごとに4つのタイプに分けられます。

一季咲き:春のみ開花する
四季咲き:春~秋にかけて数回開花する
返り咲き:春に咲いたのち、夏の終わり頃に再度開花する
繰り返し咲き:春に咲いたのち、不定期に再度開花する

このうち、秋に咲くバラは「四季咲き」に含まれます。

バラの色は気温の影響で変化するため、昼夜の寒暖差が大きいほど濃い色が出ます。
秋の気候は、バラ本来の鮮やかな色を引き出します。
春よりも紫外線が弱く、花びらが日に焼けづらいことも、濃い花色を保つ理由の一つです。

また、秋のバラは、香りが長く続くことも特徴です。
バラの香りは湿度が高いほど強くなり、そのぶん早く終わってしまいます。
秋は湿度が低くなるため、控えめながら長く香るのです。

春には様々な品種を鑑賞できますが、秋はバラの色や香りをより楽しむことができますよ。

2017-09-29 | Posted in 今月の誕生花, No Comments » 

 

父の日には「黄色」のお花をプレゼントしよう

父の日は【6月の第3日曜日】と決められています。今年、2024年の父の日は6月16日(日)です。
母の日なら赤いカーネーションが定番、かつシンボルとなっていますが、父の日はどうでしょうか。
実は近年、父の日のイメージカラーとして「黄色」が定着し始めています。

今回の花だよりでは、父の日と黄色いお花について詳しくご紹介します。

■家族の健康を願う色・黄色

父の日は、1970年頃、アメリカで正式に制定されました。
母の日よりも50年以上歴史が浅い上、日本に広まったのは1980年代より後と言われています。

日本で普及するきっかけになったのは、1981年に設立された「ファーザーズ・デー委員会」。
この団体が開催する「父の日黄色いリボンキャンペーン」が、【父の日=黄色】というイメージを浸透させました。

黄色は、イギリスでは【身を守る色】と言われています。
かつて戦場へ向かう男性のために、玄関や庭に黄色のリボンを掲げる風習がありました。
家族への愛情を表し、健康を願う黄色のイメージを、父の日と結び付けたのです。

■父の日に贈りたい「ひまわり」「バラ」

1.ひまわり

夏を代表する黄色いお花といえば「ひまわり」です。
ひまわりは見た目が華美すぎず、とても親しみやすいため、男性におすすめのお花です。
花言葉は「あこがれ」「光輝」。
太陽のように、いつも家族を見守ってくれるお父さんに贈りましょう。

2.バラ

フラワーギフトの定番「バラ」は、父の日にも深い縁があります。
最初に父の日を提唱したアメリカの夫人が、父親にバラを捧げたことが由来と言われています。
花言葉は「献身」「さわやか」。
お父さんの幸福を願って贈る、父の日を象徴するお花です。
▼ 父の日のお花をチェックする▼


父の日 花のギフト・プレゼント特集2024

2017-06-02 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

赤いカーネーションだけじゃない!母の日のお花5選


休み明けは忙しくなりがちですが、いよいよ今週末に迫る「母の日」の準備はお済みでしょうか?
今年、2024年の母の日は5月12日(日)。日頃なかなか伝えられない感謝のメッセージを、ぜひお花に乗せてプレゼントしてください。

母の日といえば赤いカーネーションですが、他にもおすすめのお花がたくさん。
今回の花だよりは、母の日ギフトにぴったりなお花5選です。

■真っ直ぐに感謝を伝える「赤いカーネーション」

花言葉:「母の愛」「愛を信じる」

昔から贈られてきた赤いカーネーションは、お母さんへの感謝を飾らずに伝えられる定番のお花です。
赤色は派手に映りがちですが、カーネーションのふわっとした可憐なフォルムは、幅広い世代の方に合います。
ぜひ明るく鮮やかな赤色を選んでください。ダークな赤色は「哀しみ」という意味を持つので注意しましょう。

■世界で唯一・神秘的な「青いカーネーション」

花言葉:「永遠の幸福」

神秘的な月夜を思わせる、世界で唯一の青いカーネーション「ムーンダスト」。
全てを優しく包み込む月光のイメージが、柔らかな包容力のあるお母さんにぴったりです。
一般流通が始まったのは2005年からで、扱っていない生花店も多い珍しいお花です。
「お母さんにいつまでも幸せでいてほしい」という思いを込めて贈ってください。

■母の日の思い出を何度も楽しめる「アジサイ」

花言葉:「元気な女性」「一家団欒」「家族の結びつき」

ここ10年程、母の日のプレゼントとして急激に人気を集めているアジサイ。
あまり贈り物のイメージがありませんが、品種によっては徐々に色が変わっていく様子が楽しいお花です。
しっかりと手をかければ、翌年以降もかわいらしい花を咲かせてくれるので、母の日の大切な思い出を何度も噛みしめることができます。

 ■優しいお母さんにぴったりな「ピンクのバラ」

花言葉:「感謝」「温かい心」

華やかで香りが良いバラは、女性へのプレゼントとして根強い人気を誇ります。
春~初夏が旬の春バラは、5月頃に一番の見ごろを迎えます。
中でも母の日におすすめなのがピンクのバラ。アレンジメント花束に加えると、優しく柔らかい印象になります。

■きりっとしたお母さんには存在感のある「ユリ」

花言葉:「純粋」「威厳」

美しくボリュームたっぷりなユリは、ゴージャスで高級感があり、プレゼントにおすすめなお花です。
一輪でも十分な存在感があり、きりっとしたお母さんに合います。
ゆっくりと時間をかけて咲くので、つぼみも交えて贈るのが一般的。母の日を過ぎても長く楽しめます。

2017-05-08 | Posted in 母の日特集, No Comments » 

 

5月の誕生花・可愛らしくあたたかい「ピンクバラ」

季節はすっかり春となり、街には薄着の方が増えてきましたね。
間もなく4月が終わり、青葉がまぶしい5月がやってきます。
5月生まれの皆様、お誕生月おめでとうございます!

今回の花だよりでは、5月の誕生花「ピンクバラ」をご紹介します。

■実は「赤」よりも多種多様な「ピンク」のバラ

世代を問わず沢山の方に愛されているバラは、「花の女王」とも呼ばれています。
美しく気品に溢れた見た目とロマンティックな甘い香りで、ギフトはもちろんのこと、観賞用としても高い人気を誇っています。

バラと聞いて、皆様はどのようなイメージを思い浮かべますか?
愛しい恋人に捧げる、情熱的で真っ赤なバラの花束…という方が多いのではないでしょうか。

ところが、実はバラの品種の数は、赤よりもピンクのほうが圧倒的に多種多様なんです。

赤いバラは約150品種、ピンクのバラは約500品種。なんと約3倍以上の品種があります。
形も、花びらが重なったオーソドックスな物から、一見すると桜のような物まで様々。
長い品種改良の歴史の中で、世界中で沢山のバラが生まれ、愛されています。

■色味ごとに変わるピンクバラの花言葉

ピンクバラには、このような花言葉があります。

「しとやかさ」「可愛らしさ」
「温かい心」「感謝」
「上品」「気品」

優しく可愛らしい印象を与えるピンク色。
一口にピンクといっても、淡いものから濃いものまで、様々な色味がありますよね。
ピンクバラは、色味によってさらに様々な花言葉を持っているんです。

さくら色(白に近いピンク)…誇り

ブライダルピンク(薄いピンク)…愛している

プリティーピンク(鮮やかなピンク)…かわいい人

ダークピンク(濃いピンク)…感謝

ピンクバラを贈る際は、ぜひ色味にもこだわって選んでみてくださいね。

■5月生まれの大切な人に「ピンクバラ」を贈ろう

ピンクには幼いイメージを抱きやすいですが、一方で優しさ・温かさの象徴のような色でもあります。
柔らかさを感じさせるピンクバラは、若い女性だけでなく、お母さんやお世話になった先輩・先生など、世代を問わずどんな方にもぴったりなんです。
ピンクバラのギフトで、大切な人に日頃の感謝を伝えてくださいね。

 

 

 

2017-04-28 | Posted in 今月の誕生花, No Comments » 

 

初夏の花の花言葉

様々な花を楽しむことができる季節、初夏。さわやかな新緑と色とりどりの花のコントラストを思い浮かべると、特に用がなくても外に出たくなってしまいますね。

今回の花だよりでは、初夏に楽しむことができるお花の花言葉についてお伝えします。

■芍薬

芍薬牡丹の仲間であり、大きく華やかな印象の花が人気の花です。中国やモンゴル原産の花であり、日本には根を鎮痛剤などの薬とするために、平安時代までに持ち込まれたといわれています。

その豪華な見た目から海外でも人気があり、品種改良がとても進んでいます。ピンク系の花が多いですが、斑入りや縞模様などの一風変わった花を楽しむことができる品種も多くあります。

芍薬の花言葉は「はにかみ」「恥じらい」「謙遜」です。はにかみ屋の妖精が芍薬の花に隠れた、というイギリスの民話や、夕方になると花を閉じてしまう性質からつけられたとされています。

■あじさい

アジサイ初夏から梅雨にかけての季節を代表する花です。桜や椿などと並んで日本を代表する花であり、海外での人気も高い花です。

「がくあじさい」や「てまりあじさい」といった咲き方の違いや、豊富な花びらの色などから一口にあじさいといっても様々な花を楽しむことができます。

あじさいの花言葉は「元気な女性」「強い愛情」「一家団欒」「仲良し」。家族に、特にお母さんやおばあちゃんへの贈りものにはぴったりですね。梅雨の憂鬱な季節でも庭を鮮やかに彩ることから、ガーデニングが好きな方への贈りものとしても人気があります。

■デルフィニウム

デルフィニウム青色の花を咲かせる数少ない花のひとつがデルフィニウム。5~6月にかけて花を咲かせます。

青いものを身に着けた花嫁は幸せになる、というおまじない(サムシングブルー)があり、また6月に結婚した夫婦は幸福につつまれるというジューンブライドの言い伝えがあるため、6月に咲く青い花であるデルフィニウムは結婚式でのブーケや髪飾りに使われることも多いです。

デルフィニウムの花言葉はさわやかな青色から連想される「清明」。また、結婚式のブーケなどに使われることから、「あなたは幸福をふりまく」という花言葉があります。

■バラ

バラ一年を通して楽しむことができるバラ。クリスマスやバレンタインなどのイメージから冬の花と思われがちですが、一番の見ごろを迎えるのは、初夏となっています。

バラの花言葉は色によって変わりますが、どの色のバラでも「愛」と「美」という花言葉を共通して持っています。

世界各地の神話では、愛と美を象徴する女神と結び付けられることが多いバラ。古の時代から現代にいたるまで人々を魅了し続ける、贈りものとしても人気のお花です。

2016-05-13 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

やわらかな色合いが人気の花 ~5月誕生花 ピンクバラ~

5月に旬を迎える花は多くありますが、そのひとつがバラ。さまざまな色の花があるバラですが、なかでも多くの方から人気を集めるのは、やわらかな色合いのピンクバラです。

バラの季節である5月の誕生花は、カジュアルな贈りものからロマンチックなシーンまで活躍する花、ピンクバラです。

■バラの季節、5月

pinkrose3花の中でも特に根強い人気を持つバラ。季節を問わず、様々なお祝いやイベントで活躍する花です。

現在流通しているバラの多くは「四季咲き性」といって、冬を除き一年中ずっと花を咲かせる性質を持ちます。また、温室などで栽培すれば冬でも花を咲かせることができるため、現代のお花屋さんでは一年中バラを見かけることができます。

そんなバラがもっとも見ごろを迎える季節は、実は5月を中心とする初夏。一年に一回しか咲かないバラはもちろん、四季咲き性を持つバラも5月ごろから花をつけはじめるため、この時期にはとても多くの種類のバラを楽しむことができます。

各地で見ごろを迎えるバラのお祭りが開かれるほか、バラを育てている方にとってもっとも楽しみな季節。初夏のさわやかな風に誘われてお出かけした先で、なんとも見事なバラを見ることができるかもしれませんね。

■プロポーズに12本のバラを

pinkrose1結婚式や結婚記念日、告白のときなど、ロマンチックなシーンで贈ることが多いバラ。古くは数千年前のメソポタミア(現在のイラクなど)から栽培が始まったともいわれており、時代や地域にかかわらず人々の心を惹きつけています。

その美しさから、ギリシャ神話のアフロディーテをはじめとして、世界各地の愛と美の女神と結び付けられ、その象徴ともなったバラ。プロポーズの言葉とともにバラを差し出す、というシーンは、小説やドラマなどでの定番と言っても過言ではありません。

プロポーズのときには、男性から女性に向け、ダズンローズ(12本のバラ)を贈る、というならわしがヨーロッパにはあります。

ダズンローズにはその1本1本にそれぞれ「感謝、誠実、幸福、信頼、希望、愛情、情熱、真実、尊敬、栄光、努力、永遠」の意味が込められており、それら全てを捧げるという意思表示となります。女性はその中から1本を選び、男性の胸元に挿すことでプロポーズを受ける返事とします。

12本であればどの色のバラでも大丈夫とされていますが、やはり人気なのは赤やピンクのバラ。特にピンクバラは、その愛らしさから女性からの人気も非常に高いです。

結婚式のブーケ、ブートニアの起源ともいわれているこのならわし。忘れられない素敵なプロポーズになること間違いなしですね。

誕生日にもピンクバラを

ロマンチックなシーンがぴったりなピンクバラですが、実は友達同士での誕生日のお祝いにも人気。女性から根強い人気があり、やわらかい印象を与えてくれる色合いが、カジュアルな贈りものとしても贈りやすいためです。

また、「上品」「暖かい心」「感謝」という、前向きで明るい気持ちになれる花言葉を数多く持っていることも、誕生日の贈りものとして人気の秘訣です。

愛の告白にも、友達同士でのプレゼントにも活躍するピンクバラ。バラが最も美しいこの季節に生まれたあの人に、贈ってみてはいかがですか。

 

 

 

2016-04-29 | Posted in 今月の誕生花, No Comments » 

 

バレンタインの花贈り

2月14日はバレンタインデー。日本ではチョコレートの印象が強い記念日ですが、世界的にみると実はお花が主役となる一日です。

今回の花だよりでは、バレンタインとお花の関係についてお伝えします。

■バレンタインの起源

valentine1バレンタインが記念日になった起源は、3世紀ごろのローマにまでさかのぼります。当時、ローマ帝国では、「家族を故郷に残していくと国のために闘い抜くことができなくなる」として、若い兵士が結婚することは禁止されていました。

キリスト教の司祭であった聖バレンタインは恋をする若者たちを哀れに思い、ひそかに結婚式を行っていました。そのことが発覚すると、当時キリスト教は迫害の対象であったこともあり、聖バレンタインは処刑されてしまいます。

この処刑された日が2月14日であり、やがてキリスト教がローマの国教となると、2月14日は恋人たちの守護聖人バレンタインの日、とされたといわれています。

■お花が主役のバレンタイン

valentine2
バレンタイン発祥の地であるヨーロッパや、ヨーロッパの風習を色濃く受け継ぐアメリカでは、今でも2月14日は恋人たちの記念日として重要視されています。

意中の人へメッセージカードを送ったり、いつもとは一味違うデートを過ごしたりなど、思い思いに一日を過ごします。また、日本と大きく異なり「男性から、女性に」プレゼントを贈ることが主流です。

プレゼントの中でも人気を集めるのがお花。特に赤バラは定番中の定番で、バレンタインのお花屋さんは赤バラを求める男性たちで、朝から長蛇の列がつくられるとか。

特にアメリカではこの傾向が強く、1年で最もお花が買われる日はバレンタインなんだそう。映画やドラマなどでバレンタインが描かれる場合は、必ずお花がセットで出てきます。

また、「愛」という意味を広くとらえ、日ごろからお世話になっている方へ感謝の気持ちをこめて贈りものをすることも一般的なようです。

■バレンタインにはお花を

日本ではバレンタイン=チョコとなって久しいですが、近年ではもともとのバレンタインにならって、お花を贈ろうと考える男性が徐々に増えてきています。

やはり日本でも一番の人気なお花はバラ。「愛」の花言葉を持つ赤バラは、大切な方への贈りものとしてこれ以上ないほどにふさわしいものです。

男性が思っているよりも、お花を好きだと答える女性は多いもの。今年のバレンタインは、ありったけの想いをお花にこめて、大切な方に贈ってみませんか。

 

 

 

2016-01-29 | Posted in , 花と文化, 花を贈る時No Comments » 

 

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