Archive for 2022

退職祝いの餞別はいくらの花束?~予算や準備、花言葉~

退職祝いの花はいくら
春は別れと出会いの季節と言うように、退職や転職が多い時期ではないかと思います。
先輩や上司が退職される方や、同僚が転職するという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は退職祝いで餞別を贈る際の予算などをご紹介したいと思います。
お世話になっていた分「今までありがとうございました」や「お疲れ様でした」、「新しい環境でも頑張ってください」という気持ちを込めて花束などの贈り物をしようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

退職祝い餞別の予算

退職祝いの予算
退職祝いに花束やプレゼントを贈ろうと思った際に、まず気になるのが予算・金額ではないでしょうか。
退職祝いの餞別の金額は3,000~8,000円を予算にしている方が多いようです。
部署やチームで予算を集める場合は、1人500円~3,000円ほどを集めることがあるようです。
複数人でお金を出し合うときは、役職や立場によって徴収する金額を変えてもいいかもしれませんね。
ちなみに近年では、感染症の問題により送別会や食事会を行いにくいため、その分餞別の予算を上乗せするところもあるようです。
例えば、送別会と3,000円の花束を贈る予定だった場合は豪華に8,000円の花束にしたり、花束と他にお菓子や食品系のプレゼントを用意したりすることもおすすめです。

ただ餞別の予算には、決まりはありません。
そのためここでご紹介したのは、あくまでも目安として捉えてくださいね。
退職や転職をされる方が親しい方である場合や、立場などによっても餞別(退職祝いの贈り物)の金額が変わってくるかと思います。
これまでの相手との関係性などを考慮しながら、予算を考えてみると良いのではないでしょうか。

◆餞別で渡す王道ギフト

退職祝い王道ギフト
ここからは、餞別(退職祝いの贈り物)としてプレゼントされることの多い、王道ギフトをご紹介したいと思います。
これまでの感謝の気持ちや、新しい環境でのエールの気持ちを込めて、相手に喜んでもらえるプレゼントを選ぶことができるといいですよね。

<花束>

花束は王道ギフト
退職祝いで欠かせないのは、やはり花束ではないでしょうか。
CMやドラマで退職するシーンでは、必ずと言っていいほど登場する花束。
退職する際は、花束を受け取るものというイメージがある方もいらっしゃるかもしれません。
このように退職祝いの贈り物(餞別)と聞いて、花束を連想される方が多いほど王道のギフトの1つとなっています。

人生の中でも1つのポイントとなる退職や転職のタイミングで、花束を渡すことで華やかさを演出することができます。
また花束は、良い意味で長く残るものではありません
花束で活用されている、美しく周りを彩ってくれる花々は、どんなにお手入れをしてもドライフラワーなどにしない限り、長い期間は飾ることができません。
相手の手元に残ってしまうものよりも、その時を美しく彩る消え物である花の方が、相手の負担になることも少ないという理由で選ばれていることもあると思います。
ミモザ委の花束を持つ女性
加えて花束などで使われている花は、もらって嫌な気持ちになる方がいないといってもいいほど万能なプレゼントでもあります。
洋服やマグカップなどのアイテムを選ぶと、プレゼントされた方の趣味や好みと合わない場合もあります。
受け取った方が「プレゼントしてくれた人の気持ちを考えて捨てるに捨てられないけれど、好きなデザインではない……」というモヤモヤとした気持ちになってしまうことも……。
一方で花は一般的なデザインの場合、趣味に合わないというようなことは起こりにくいものです。
「感謝の気持ちはあるけれど、どんなものが好きなのか考えてみると分からない」という方にも花のプレゼントはおすすめなのです。

そして花は、金額を調整しやすい贈り物でもあります。
花束はご存知の通り、切り花をまとめて束ねたものです。
そのため花の本数を自由に調節しやすく、サイズや花の種類を変更することで予算に合ったプレゼントを贈ることができます。
花1本の金額は花の種類によっても異なってくるため、少し予算をオーバーしてしまった場合は、数本分の花の種類を変えるだけでも予算ぴったりに合わせることもできるかもしれません。
もちろん、1輪の花を抜いてその分の予算を抑えるということもできますよ。

<お菓子・食品>

どら焼きも退職祝いに贈られる
花束と一緒に贈られることも多い、お菓子・食品系は退職祝い(餞別)によく選ばれています。
花と同じ消え物であることが大きなポイントの1つです。
退職祝いの場合は、ずっと残ってしまう物よりもすぐに食べ切れてしまうものなどの方がいいのかもしれませんね。

お菓子やその他食品を選ぶ際は、相手の好みやライフスタイルに合わせることがおすすめです。
普段コーヒーをよく飲んでいる方なら洋風のスイーツを選んだり、お酒が好きという話をしていた方なら、おつまみになりそうなものを選んだりするのもいいかもしれません。
お菓子(スイーツ)を贈る際に、和風か洋風で悩んだ際は先にご紹介したように、普段飲んでいる飲み物を参考にしてみるといいかもしれませんね。
おつまみをプレゼント
また子供がいるなど、家族構成が分かる場合はお菓子の内容量や、子供が食べやすいかなども考慮するとよいかもしれません。
ちなみにケーキや刺身など冷蔵で保存しなければいけないものや、賞味期限が1日など短いものは、扱いが大変なので退職のプレゼントには向かなそう。
極端に賞味期限が短いものや、常温で保存できないものは注意が必要です。

<カタログギフト・商品券>

カタログギフト
相手の好きなものを選ぶことができる、カタログギフトや商品券も退職祝いの贈り物(餞別)としてプレゼントされることが多いようです。
プレゼントする相手が好きなものを選べるため、趣味や好みが合わなかったということはなくなりそうですね。

ただカタログギフトや商品券だけをプレゼントすると、見た目が少し味気なくなってしまう場合もあります。
花束やお菓子などとカタログギフト・商品券をセットにしてプレゼントすると雰囲気が出て、より良い演出になるかもしれませんね。
そのため、寄せ書きに商品券が入った封筒を貼り付けたり、先に紹介したように何かとセットでプレゼントしたりと、渡し方を少し工夫してみるのもよさそうです。

また商品券の場合は、プレゼントした金額が分かってしまう場合もあります。
金額が相手に伝わってしまうことが気になるという方は、カタログギフトを選んだ方が良いのかもしれません。
過去にも退職者がいる場合は、そのときに贈った商品券・カタログギフトの価格が分かると思うので、今までどんなものを餞別として贈っていたのかもチェックしてみると良いかもしれませんよ。
▼退職祝いでプレゼントしたい花束はこちら
退職祝い

◆退職祝いにおすすめな花の種類

退職祝いにおすすめな花
先にご紹介した通り、退職祝いの王道ギフトとなっている花束。
ここからは、退職祝いにぴったりな花の種類をご紹介します。
退職祝いにぴったりな花言葉を持った、明るく華やかな雰囲気の種類を掲載していますので、参考にしてみてください。

<ガーベラ>

ガーベラは退職祝いにおすすめ

ガーベラの花言葉:「希望・常に前進」など

ガーベラの花言葉は「希望」や「常に前進」などで、ポジティブなものばかり
退職・転職を機に、これから新しい環境になる人に贈りたい花言葉です。
丸くてかわいらしいガーベラは、もらった人が元気になれるような花
赤やオレンジ、黄色のガーベラは輝く太陽のようにも見え、周りを明るい雰囲気にしてくれます。

ちなみにガーベラは他の花よりもお手頃なことが多く、退職祝いに花の本数が多い花束をプレゼントしたいと思っている方には特におすすめです。
予算が限られているけれど、花とお菓子をプレゼントしたいという方にもガーベラは味方になってくれるはずです。

アルストロメリア

アルストロメリアは退職祝いにおすすめ

アルストロメリアの花言葉:「未来への憧れ・持続」など

「未来への憧れ」という花言葉は、新天地での活躍を願う応援の気持ちを込めることができそう。
新しい環境でも素敵なことが待っていそうな気がしますよね。

小さなユリのような花を1つの茎からたくさん咲かせるアルストロメリアは、花束に加えるとボリューム感をアップさせてくれます。
そのため、アルストロメリアはメインの花を選んだあと、ボリューム感が足りない時や、花と花との隙間が気になる時にも活躍してくれます。
また、アルストロメリアは1つの花で複数の色が使われていることが多い花でもあります。
カラフルで明るい、華やかなデザインをプレゼントしたいと考えている方も、ぜひアルストロメリアを候補に入れてみてくださいね。

ちなみにアルストロメリアは花持ちが良く、花が長持ちしやすいため、自宅に持ち帰った後もきれいな花を比較的長く楽しむことができます。

<バラ>

オレンジのバラは退職祝いにおすすめ

バラ全体の花言葉:「愛・美」など
ピンクのバラの花言葉:「感謝・しとやか」など
オレンジのバラの花言葉:「絆・信頼」など

花の女王とも言われる、バラ。
バラ全体の花言葉は「愛・美」などで、退職祝いの贈り物としては最も良いようには思えませんが、ピンクのバラの花言葉は「感謝」です。
またオレンジのバラの花言葉は「絆・信頼」などがあります。
女性からの人気も高いピンクのバラは花言葉の通り、今までの感謝の気持ちを伝えることができそうです。
ピンクのバラも良い
赤バラよりもロマンチックになりにくいにも関わらず、美しくかわいらしいピンクバラは退職祝いの贈り物(餞別)に最適です。
また男性にも贈りやすいオレンジのバラの「絆・信頼」という花言葉は、今まで培ってきた強い絆を表現することができそうですね。
花=女性というイメージを持っている方や、花はキュートな印象が強いという方もいらっしゃると思います。
しかし、オレンジや黄色、グリーンなど色を変えることによって、キュートなデザインだけではなく男性にも贈りやすいデザインにすることもできます

有名な花であるバラは、男女問わずお祝いの場で活用されることが多く、退職祝い(お祝い)の王道の花を贈りたいと考えている方には特におすすめです。

<春の花:スイートピー>

スイートピーも退職祝いにおすすめな花
先に紹介した花は1年を通してお花屋さんで見かけることができますが、ここからご紹介する花は春限定です。

スイートピーの花言葉:「門出・優しい思い出」など

スイートピーの花言葉である「門出・優しい思い出」はまさに退職祝いにぴったり。
この「門出」という花言葉はスイートピーのひらひらとした花姿が、飛んでいく蝶々のように見えることから付けられたと言われています。
スイートピーはこの花言葉と季節が重なり、退職祝いだけではなく卒業のお祝いでもよく活用されています。

パステルカラーの印象が強いスイートピーですが、ビビッドな濃い色も流通しています。
そのため、ふんわり優しい春の雰囲気を連想させるデザインにも、はっきりとした色合いでまとめることもできるのです。

ちなみにスイートピーはお花屋さんで主に1月~3月頃に流通しています。
時期が合う方はお世話になった方の新たな旅立ちを、スイートピーでお祝いしませんか。

<春の花:チューリップ>

チューリップは退職祝いにおすすめな花
スイートピーと同じく、チューリップも春限定の花の1つです。

チューリップの花言葉:「思いやり」など

チューリップの「思いやり」という花言葉は、今までお世話になった上司や先輩にプレゼントしたいものですよね。

パッと開いた花ではなく、つぼんだ様子を楽しむチューリップ。
そのつぼんだ花姿がかわいらしいため、春に贈られる花束やフラワーアレンジメントの中では、退職祝いなどを含め様々な用途を総合して人気NO.1と言われています。
チューリップは子供からお年寄りまで知られている花の1つで、多くの方が親しみを持ちやすい花ではないでしょうか。
見ていると、ほっと一息ついてしまうようなどこか落ち着いてしまう愛らしいチューリップ。
そんなチューリップは、今まで頑張ってきた分、これからは少しゆっくり過ごしてもらいたいという気持ちも伝えてくれるかもしれませんね。

ちなみにチューリップは主に1月~4月、11月~12月に流通しています。
タイミングが合う際は、季節の花としてチューリップを花束に入れてみてくださいね。

退職祝いに贈る花の種類や色に関してもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

こちらも合わせてご覧ください


退職

退職祝いにおすすめの花~相場・色・種類・マナー~

今回ご紹介していない花の種類や花束のおすすめの色などを掲載中

▼退職祝いでプレゼントしたい花束はこちら
退職祝い

◆事前に準備する物・こと

準備しておくこととは?
最後に退職祝いを渡す前に、事前に準備しておくべきことと、準備しておきたいアイテムをご紹介します。

<メッセージカード>

メッセージカードを書く
餞別を渡す際は「今までありがとうございました。」だけでも、メッセージカードを付けておくとより気持ちが伝わりやすいかもしれません。
長いお手紙は必要ないと思いますが、メッセージカードにプレゼントする相手の名前や、誰からもらったかが分かるように「○○一同より」と書いておくのもいいと思いますよ。

<持ち帰り用袋>

花束やお菓子を職場で渡すという方は、持ち帰り用の袋を用意しておくと親切かもしれません。
花束やお菓子などを購入した際に持ち帰り用の袋がそもそもついているということもあるので、袋があるかどうかも事前に確認しておくことがおすすめです。
最終出社日は今までの荷物を持ち帰ることなどが多いため、帰りの荷物が普段よりも多くなることがあります。
プレゼントしたもので手を煩わせないように、持ち帰り用の袋は確認しておきましょう。

<アレルギー>

特にお菓子など食品系をプレゼントしようと考えている方は、贈る相手にアレルギーがあるかどうかを確認しておくことがおすすめです。

<最終出社日>

カレンダー、手帳をチェック
最終出社日は忘れないように、事前にチェックしておくことがおすすめです。
せっかく退職祝いの贈り物(餞別)を用意していたにも関わらず、もう会社に来るタイミングがないということや、通販で注文しておいた日付を間違えて受け取ることができないなど、用意したプレゼントが渡せなくならないように最終出社日は事前に確認しておきましょう。
また近年では出社する日とテレワークの日が、両方あるという会社も珍しくありません。
仕事はしているけれど、渡そうと思っていた日がテレワークだった……ということがないように注意してくださいね。

◆最後に

退職祝いに花を
今回は、退職祝いの贈り物(餞別)についてご紹介しました。
予算や退職祝いにぴったりの花、事前に準備することなどは参考になったでしょうか。
退職や転職は本人にとっても、周りの人にとっても環境が変わる大きなポイントの1つ。
今までの感謝の気持ちや、これからの応援の気持ちを込めて贈り物ができるように事前に、準備しておくことがおすすめです。
タイミングを逃すとプレゼントを渡せなくなることも……。

うっかり準備するのを忘れていたという方は、花キューピットのサイトをチェックしてみてください。
15時までの注文で、翌日に花束やフラワーアレンジメントを届けることができます。
もちろん、まだ渡すまでに時間に余裕があるという方も、花キューピットでは3か月先のお届け日まで指定することができますので、サイトをのぞいてみてください。

1年通して購入できる花束・フラワーアレンジメントの他に、 3月20日までは春の花を使った退職祝いのギフトを用意しています。
ぜひご参考に。

 


 

 

 


春の退職祝い


退職祝い

2022-01-31 | Posted in , 花を贈る時No Comments » 

 

卒業式に彼氏・彼女へプレゼントしたい花~花言葉も紹介~

卒業式に花を贈る
3月には中学や高校、大学の卒業式がありますね。
今回は、卒業式に彼女・彼氏へプレゼントしたい花言葉を持った花の種類をご紹介します。
「今までありがとう。これからもよろしく!」という気持ちが伝えられそうな花言葉を持った花や、「愛してる・大好きだよ」と言った想いが伝えられそうな花言葉を持った花も紹介します。
卒業式自体は人生のうちで何度か経験することかもしれませんが、同じ人と行える卒業式は人生で1回だけ。
大切な節目の1つである卒業式に、特別な想いを花で伝えられることができますように。

◆ありがとう・感謝の花言葉を持った花

ありがとう・感謝の花言葉を持った花
まずは、「ありがとう」という気持ちや、感謝の想いを伝えられる花言葉を持った花からご紹介したいと思います。
高校生活や大学生活での感謝の気持ちを、卒業式に花で伝えてみてくださいね

<ピンクのバラ>

ピンクのバラの花言葉

ピンクのバラの花言葉:「感謝・しとやか・上品・感銘」など

ピンク色のバラは、高級感がありつつかわいらしさもあり、特に女性から人気があります。
バラと聞くと赤バラを連想される方が多いかもしれませんが、ピンクのバラも人気が高いので彼女へのプレゼントにおすすめです。
花束やフラワーアレンジメントをプレゼントする時は、メインの花とは別に脇役として他の花の種類を一緒に合わせてデザインすることが多いかと思います。
しかし、ピンクのバラはピンクのバラだけをまとめた花束も人気があります。
ピンクのバラの花束を抱えた彼氏が、卒業式に今までの感謝の気持ちを込めてプレゼントする姿を想像するだけで、表情が緩んでしまいますね。

<カスミソウ>

カスミソウの花言葉

カスミソウの花言葉:「幸福・感謝・親切・無邪気」など

小さく繊細で、かわいらしい花をたくさん楽しませてくれるカスミソウ。
一般的にカスミソウは、花束やフラワーアレンジメントボリュームアップや、花と花との隙間を埋めるための脇役として選ばれることが多いですが、卒業式にはカスミソウだけを束ねた花束も人気があります。
「感謝」という花言葉と、枝分かれした茎から小さな花がたくさんついている様子が、ふわふわとしてかわいらしいということから選ばれているのではないかと思います。
先にご紹介した通り、カスミソウは1輪だけでもボリューム満点。
予算的にたくさんの額は用意できないけれど、抱えるほどの花束をプレゼントしたいという方はカスミソウがおすすめです。
ちなみに近年では、キラキラのラメが付いたカスミソウや、ピンクや水色など白以外の色が付いたカスミソウもお花屋さんで販売されていることがあります。
卒業式にカスミソウをプレゼントしたいと思っている方は、お花屋さんに行った際にチェックしてみてください。
カスミソウは香りが強い
ただカスミソウは品種によって香りが少ないものもありますが、香りが強いことが多いです。
カスミソウの香りが気になるという方は、花束やフラワーアレンジメントにカスミソウを入れるとしても、脇役として控えめに加えた方がいいかもしれません。

<ピンクのガーベラ>

ピンクのガーベラの花言葉

ピンクのガーベラの花言葉:「感謝・神秘・熱愛・崇高美」など

パッと丸い花を咲かせている、ガーベラ。
カラーバリエーション豊富なガーベラですが、ピンクのガーベラには卒業式に伝えたい「感謝」という花言葉があります。
太陽のようにも見える丸い花姿は、見ているだけで元気になれそうな雰囲気。
ガーベラは、笑顔が似合う彼氏・彼女にプレゼントしたい花ですよね。
ガーベラの花
「花の絵を描いて」と言われた際にイラストにしやすいのが、ガーベラではないでしょうか。
ガーベラはイメージしやすいその花姿から、親しみを持ちやすい花でもあると思います。
そのためバラなどに比べてガーベラは気軽にプレゼントしやすく、「花をプレゼントする」ということが「少し恥ずかしい・緊張する」という方にもおすすめの花です。

ちなみにガーベラは、他の花よりも比較的お得に購入できることが多い花でもあります。
そのため同じ予算でなるべくたくさんの花をプレゼントしたいと思っている方は、ガーベラをプレゼントすることがおすすめです。

<レースフラワー>

レースフラワーの花言葉

レースフラワーの花言葉は「可憐な心・細やかな愛情・感謝・可憐な恋」など

レースフラワーは、名前の通りレースのように見える繊細で小さな花が、ふんわりと集まって咲く様子がとてもかわいらしい花です。
先にご紹介したカスミソウに似ていると思う方もいらっしゃるかもしれませんが、レースフラワーの方がより花が細かいです。
レースフラワーはその小さな花が円形状に集まり、さらにその集まりが1つの大きな花のように集まって咲いていることが特徴です。

繊細で華やかな様子から、結婚式のブーケ(ウェディングブーケ)などでも使われることの多い、レースフラワー。
花束やフラワーアレンジメントでレースフラワーが活用される際は、脇役として選ばれることが多いです。
メインになる花の美しさをより魅力的にしてくれることはもちろん、フラワーギフト全体のボリュームもアップしてくれる優れものです。
どんな花とも相性が良いので、 彼女・彼氏に好きな花があるという場合や、卒業式に贈りたい花が決まっているという方は脇役としてレースフラワーを選ぶのもおすすめ。
花持ちも良く、長く美しい花姿を楽しめるレースフラワーですが、咲き終わると小さな花がパラパラと落ちてしまうので、終わり際は少し注意が必要です。

<赤のポピー>

赤いポピーの花言葉

赤のポピーの花言葉:「感謝・慰め・喜び」など

春の花壇でも見かけることの多い、ポピー。
細い毛がたくさん生えた愛らしいつぼみの中から花が咲くと、「こんなに小さな蕾に収まっていたの⁉」と驚いてしまうほど、鮮やかで大きな花を楽しませてくれます。
殻が徐々に破れていき、シュワシュワとした花びらが徐々にピンっと咲ききるまでの様子は他の花にないほど動きがあり、見ていると面白いです。
卒業式にプレゼントした後も、ゆっくりと成長している花の姿を楽しんでもらいたいという方におすすめの花です。
茎がぎにゃぐにゃ
ポピーの茎は他の花に比べると、緩やかに曲がっているものなど真っ直ぐなものがあまりなく、1つひとつが個性的。
花束やフラワーアレンジメントにポピーを入れた際も、ポピーの茎の様子から立体的で動きのあるデザインを表現することもできます。

卒業式に贈りたい花

◆愛してる・大好き・愛情の花言葉を持った花

愛してる・大好き・愛情の花言葉を持った花
続いて、2人の愛を表現できる花言葉を持った花の種類をご紹介します。
卒業式という節目の時に、相手に対する特別な気持ちを花と一緒に改めて伝えてみてくださいね。

<赤バラ>

赤バラの花言葉

赤バラの花言葉:「情熱・愛情・美」など

愛を伝える花といえば、赤バラ。
上品で美しい赤バラは、ロマンチックで大切な彼女・彼氏に愛を伝えるためにぴったりな花です。
ドラマや映画のプロポーズシーンで赤バラをプレゼントしているシーンを見たことがある、という方も多いのではないでしょうか。
赤バラをプレゼントされるのは、誰もが憧れる演出ですよね。
バラの本数で変わる意味とは
そんな赤バラを含めてバラは、世界中で多くの人から愛されている花の1つであり花の女王とも呼ばれています。
先に紹介したピンクのバラもそうですが、バラは花言葉以外に贈る本数によって意味が決められています
ここでは、いくつかピックアップして本数の意味をお伝えします。

5本:あなたに出会えて心から嬉しいです
10本:あなたは完ぺきな人です
11本:最も愛おしい人
100本:100%の愛

このように本数によって、それぞれ異なる意味が決められているのでバラを贈りたいと思っている方は、本数も注目してみるといいかもしれません。
ちなみに「100%の愛」という気持ちをこめて、100本のバラをプレゼントしたいと思った方は、早めにお花屋さんや通販サイトで注文することがおすすめです。
なぜならお花屋さんでは、常に赤バラを含めて、同じ花の種類を100本以上用意しておくことは、あまりないためです。
そのため卒業式に100本など、多くの同じ種類の花をまとめて贈りたいという方は、事前に相談しておく、または注文しておくことがおすすめ。
事前に連絡しておかないと当日プレゼントすることができない、ということもあるので気をつけてくださいね。
今年参加する卒業式は、人生で1回きり。
「こうしておけばよかった……」と後悔が残らないよう、ぜひ事前に準備を進めておいてください。

<アイビー>

アイビーの花言葉

アイビーの花言葉:「永遠の愛・信頼」など

アイビーは花ではありませんが、ここでぜひ紹介させてください。
アイビーは花束やフラワーアレンジメントで、よく使われるツル性の植物です。
花束やフラワーアレンジメントは、花だけがデザインされているわけではなく、アイビーをはじめ葉もの(グリーン)も一緒に活用されています。
先にご紹介した通りアイビーはツル性の植物なので、フラワーアレンジメントの器として使っているかごの取っ手に巻きつけたり、花束から垂れるように長くアイビーをデザインすることなどができます。
そのためアイビーを使うことによって、デザイン性が広がったり動きのある表現をしたりすることもできるのです。

ちなみにアイビーは葉の形がハートのようにも見えるので、卒業式にアイビーを使った花束やフラワーアレンジメントをプレゼントするという方は、ぜひチェックしてみてください。

<赤いチューリップ>

赤いチューリップ

赤いチューリップの花言葉:「愛の告白・真実の愛」など

「愛の告白・真実の愛」という花言葉は、大切な彼女・彼氏にプレゼントするのにぴったりですよね。
この花言葉からプロポーズをバラではなく、チューリップでするという方もいらっしゃるのだそうです。
チューリップは、他の花にはないつぼんだ花姿が特徴的
ふっくらとした花の様子はかわいらしく、女性からも男性からも人気のある花の1つです。
チューリップが人気な花である理由の1つに、誰もが知っている愛らしい花であるということがあります。
例えば童謡の歌詞の中に使われていたり、小学生の時に育てたという思い出があったり、雑貨などのデザインに選ばれていたりとお花屋さんでチューリップを見る以外にも見かける機会が多いと思いませんか。
チューリップは絵文字で使われるほど多く人から認識され、親しまれている花なのです。

そんなチューリップはきれい系な花束やフラワーアレンジメントとしても活用されますが、かわいい系のデザインにもよく使われています。
プレゼントする彼女や彼氏の好きな雰囲気に合わせてチューリップをデザインしてみてくださいね。

<紫のチューリップ>

紫のチューリップの花言葉

紫のチューリップの花言葉:「不滅の愛・永遠」など

紫のチューリップはキュートになりすぎることがなく、男性へのプレゼントとしてもおすすめです。
紫のチューリップと葉もの(グリーン)を合わせて作ったスタイリッシュなデザインや、先に紹介したカスミソウなどと合わせて白と紫で落ち着いた雰囲気のデザインも作ることができます。
花束やフラワーアレンジメントなどの花のプレゼントは、かわいらしい見た目のものが多いため、女性へのプレゼントだと思っている方もいらっしゃると思います。
しかし色合いを変えたり、合わせる花を変えることによって、かわいらしくなりすぎないデザインにもすることができるのです。
1つの節目であり、大切なお祝いでもある卒業式には華やかな花のプレゼントが最適。
彼女だけでなく、ぜひ彼氏にも花束やフラワーアレンジメントをプレゼントしてみてくださいね。
チューリップは春の花
ちなみに、チューリップは皆さまがご存知の通り春の花です。
卒業式が行われることの多い2月後半から3月は、気候的にはまだ春らしくないかもしれませんが、お花屋さんでは春の花がすでに流通しています。
そのため季節感のあるプレゼントを贈りたいという方にも、チューリップはおすすめ。
この時期でないと贈ることのできないチューリップを卒業式にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。


卒業式に贈りたい花

◆これからの2人の未来を表す花言葉を持った花

卒業しても仲良しな二人
卒業することによってそれぞれ進路が変わったり、就職によって生活する環境が変わってしまうこともあるかと思います。
今まで同じ学校ですぐに会うことができた環境から、卒業後は休みが合わないと2人で顔を合わせることも難しいという方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
新しい未来に期待しつつも、少し寂しさや不安があるという方にもおすすめの花言葉を持った花をご紹介します。

<スターチス>

スターチスの花言葉

スターチスの花言葉:「変わらぬ心・永遠に変わらない」など

もともと花に水分量の少ないスターチスは、花が乾燥してもそのきれいな色が残っていることが多いです。
この乾燥させてもきれいな色が色褪せないということが、花言葉の「変わらぬ心・永遠に変わらない」の由来になったとも言われています。

先にご紹介した通り、スターチスは乾燥させても色が残りやすい花です。
そのため、ドライフラワーに向いている花でもあるのです。
卒業式にもらった花をドライフラワーにして残しておきたいという方は、スターチスをプレゼントするのもおすすめです。

スターチスを花束やフラワーアレンジメントとしてプレゼントするという方はそっと花に触ってみてください。
他の花がしっとりとした感覚なのに比べて、スターチスはカサカサとしていると思います。
もともと花自体が乾燥しているような触り心地です。
インターネットで花の様子を見ることはできますが、触ることはできません。
生花をプレゼントしたり、もらったりした際は、優しく触れてみても面白いかもしれませんよ。

<ストック>

ストックの花言葉

ストックの花言葉:「永遠に続く愛の絆・愛の絆・豊かな愛」など

花壇などでも見かけることのあるポピュラーな花の1つである、ストック。
スラッと伸びた茎に、次々と花を咲かせる姿が美しいですよね。
ご紹介したように、ストックは1つの茎から複数の花が咲いていますが、下から順番に花を咲かせるという特徴があります。
そのため、一番下に咲いている花がきれいに咲いている時に、先端についている花はまだ蕾ということもよくあります。
ストックは順番に花を楽しむことができるため、花持ちが良く長くかわいらしい様子を楽しむことができますよ。
先端に付いている花が咲くまで楽しみたいという方は、一番初めに咲いていた下の花は咲ききってしまうことが多いので、枯れてしまった花は摘み取ってください。

ストックの花色は、ピンクや淡い紫、クリーム色など比較的パステルカラーが多いです。
先に紹介したチューリップなどと同じく、春を代表する花の1つで卒業式が行われる時期に、お花屋さんでよく並んでいる花でもあります。
季節の花を贈りたいという方は、ストックを花束やフラワーアレンジメントに入れてみてもいいかもしれませんね。
ストックは柔らかな色が多いので、春の優しい雰囲気を表現することができると思いますよ。
ストックの花言葉
ちなみにストックの花言葉「永遠に続く愛の絆・愛の絆・豊かな愛」は、まっすぐ茎が伸びている様子一途に想い続ける様子と重ねてつけられたとも言われています。
進学によって環境が変わり、彼女・彼氏でそれぞれ別の進路に進むという方もいらっしゃると思います。
そんな方は、ぜひストックを贈って2人の変わらない幸せな未来を表現してみるのはいかがでしょうか。

アルストロメリア

アルストロメリアの花言葉

アルストロメリアの花言葉:「未来への憧れ・持続」など

1つの茎から複数の花をつける、アルストロメリア。
花色も赤やピンク、オレンジ、黄色、グリーンなど様々な種類があり花色が豊富
1つの花に注目すると、小さなユリのような形をしているため華やかな雰囲気があります。
先に紹介した通り、1つの茎からたくさんの花をつけているアルストロメリアは、コンパクトなタイプの花束なら1~2本加えるだけでグッとボリュームがアップすると言われています。
そのため、花束やフラワーアレンジメントの主役になることはもちろん、わき役としても活躍してくれる花なのです。

明るい花色の品種も多いので、卒業式という人生における門出を祝うのにぴったり。
アルストロメリアの花言葉は、卒業後も今まで以上に仲良く2人で楽しい思い出を作ることができる「未来へ憧れている」ように思いませんか。
卒業とともに新しい環境になり、不安な事もあるかと思いますがステップアップすることで今までにない楽しいことも、きっとたくさんあるはず。
アルストロメリアの花言葉は、そう思わせてくれるように感じます。

<スイートピー>

スイートピー

スイートピーの花言葉:「門出・優しい思い出・繊細」など

スイートピーはご紹介した「門出」という花言葉と、春の花であり卒業式シーズンによく流通していることから、卒業式の贈り物として定着しています。
卒業式の花束に使われることの多い花、卒業式の定番の花と言ってもいいかもしれません。
春の花として先に紹介したチューリップはもちろん、マーガレットなど他の春の花と相性が抜群
他の花にはないフリフリとしたかわいらしい花姿が、花束やフラワーアレンジメントのアクセントになります。
一方、スイートピーだけで花束を作ることも多いです。

またスイートピーの花言葉である「優しい思い出」は、これから待ち受ける未来で困難に直面した時、彼氏・彼女と一緒に過ごした優しい思い出が味方になってくれるように思いませんか。
2人で積み重ねてきた時間を、卒業後の未来でも重ねて優しい思い出をより一層作ってくださいね。
この「優しい思い出」や「門出」というスイートピーの花言葉の由来は、スイートピーの花の様子が飛んでいく蝶々のように見えることからと言われています。

ちなみに、スイートピーは甘い香りが楽しめる花なので、香りも感じてもらいたいと思っている方はぜひスイートピーをプレゼントしてみてくださいね。

◆卒業式に彼女・彼氏に花を贈る

卒業式に花をプレゼント
今回は卒業式に彼女・彼氏に贈りたい花を、花言葉に合わせてご紹介しました。
卒業式が行われることの多い2月後半から3月は、お花屋さんで並んでいる花の種類が多くなる時期でもあります。
まだ寒いですが春の花も流通していますので、季節に合わせた花も検討してみてくださいね。
ちなみに花キューピットでも、卒業式に贈りたい花束やフラワーアレンジメントをご用意しております。
少し気になったという方は、ぜひ花キューピットのサイトをのぞいてみてください。

2人にとって卒業式が素敵な1日になりますように。

 

 

 

2022-01-25 | Posted in , 花と文化, 花を贈る時No Comments » 

 

20~30代男女に聞く!退職者の餞別に関する意識調査

退職の餞別
「退職の餞別、贈った方がいいの?」
「何を贈ったら喜ばれるかな?」
「餞別の予算はどれくらい?」

同僚や上司、チームメンバーが退職することになったとき、餞別を贈りますか?会社でルールや慣習があれば良いですが、そうでなければ悩ましいものです。

今回は「退職の際の餞別に関する意識」について、20~30代の男女にアンケートを実施しました。餞別を贈るかどうか、何を贈るか、餞別の予算など、迷ったときの参考にしてみてください。

【アンケート対象】
・未既婚男女
・20代~30代
【サンプル数】
110名

退職時に餞別を贈るのが一般的!餞別のプレゼント内容や予算は?

退職時に餞別を贈るのが一般的

退職者に餞別を贈る人が約8割!

Q1.退職者に餞別を贈りますか?

Q1.退職者に餞別を贈りますか?

「退職者に餞別を贈る」との回答が78.2%に上りました。20~30代では、退職時に餞別を贈ることは一般的と言って良さそうです。

餞別とは、今までお世話になったことへの感謝とこれからの活躍を祈る気持ちを込めて贈るもの。せっかくなら喜んでもらえるものを贈りたいですよね。続いて、退職者の性別ごとにどのような餞別を贈っているかを見ていきましょう。

男性の退職者への餞別は、食べ物や花、ギフトカードが人気!

Q2.「贈る」を選択した方にお聞きします。男性の退職者には何を贈りましたか?

Q2.「贈る」を選択した方にお聞きします。男性の退職者には何を贈りましたか?

最も多い回答は「お菓子・食品」で、42.7%を占めました。続いて、「花束」20.2%、「ギフトカード」15.7%という結果に。いわゆる「消えもの」系が多い印象です。会社の仲間とはいえ、親しさには差があり、好みがわからないケースも少なくありません。そのため、受け取る退職者が困らないものを選んでいることがうかがえます。「その他」では、「アルバム」「カタログギフト」という回答もありました。

なお、選択肢の中に「フレグランス」もありましたが、回答した人はゼロでした。好みが分かれますし、そもそも香水をつけない男性も多いため、男性の退職者への餞別のプレゼントとしては避けた方が良さそうです。

 

 

女性の退職者への餞別は、食べ物や花、アパレル小物が人気!

Q3. 「贈る」を選択した方にお聞きします。女性の退職者には何を贈りましたか?

Q3. 「贈る」を選択した方にお聞きします。女性の退職者には何を贈りましたか?

最も多い回答は、男性の退職者と同じく、「お菓子・食品」で34.8%を占めました。続いて、「花束」25.8%、「アパレル小物」12.4%という結果に。男性の退職者へのプレゼントではほとんど選ばれなかったアパレル小物が多くなっています。「その他」では、「カタログギフト」「生活雑貨」という回答もありました。

選択肢の中に「ステーショナリー」もありましたが、回答した人はゼロでした。日常的に使うものなので、好みに合わない可能性を配慮しているのかもしれません。

餞別の予算は「2,000~3,000円」を筆頭にばらける結果に

Q4.「贈る」を選択した方にお聞きします。予算(複数人で贈った場合は合計)はどの程度でしたか?

Q4.「贈る」を選択した方にお聞きします。予算(複数人で贈った場合は合計)はどの程度でしたか?

餞別の予算としては、「2,000~3,000円」との回答が27.0%で最も多いという結果になりました。ただ、「1,000~2,000円」「4,000~5,000円」がどちらも14.6%と続き、全体的にばらけています。

退職時の餞別の場合、退職者の会社での立場や退職理由、退職者との関係性によって金額は変わると考えられます。また、餞別を一緒に贈る仲間が多ければ多いほど、予算が大きくなるようです。

個人的に仲の良い同僚へ餞別を贈るであれば、自分が出したい金額で問題ありません。しかし上司やチームメンバーに対し、チームで出す場合は前例を確認したり、チームで相談したりして決めるのが良いでしょう。

贈り物には、高額すぎず相手に喜んでもらえそうなものを選ぶ

Q5.どのような基準で予算や贈り物を選定しましたか?

では、実際に退職者への餞別を贈った人たちは、どのような基準で贈り物や予算を選んだのでしょうか。

・自分がもらって嬉しいぐらいのもので、重くなく、後始末に困らないもの(36歳 事務系会社員)
・同じチームの方かどうかで金額は決めて、本人に欲しいものや興味があるものを聞いて選びました(30歳 営業系会社員)
・好き嫌いが分かれないもの、高すぎて驚かれないようなもの(25歳 大学院生)
・複数人で負担にならない程度の予算で買えるもの(31歳 大学生)

「付き合いの年数」「お世話になった度合」といった相手との関係性を踏まえ、高額すぎず相手に喜んでもらえそうなものを選ぶとの回答が比較的多く見られました。

また、「インターネットで一般的な贈り物や金額を調べて参考にした」「相談して決めた」「金額が相手の負担にならない程度に」という回答も。会社によっては慣習やルールで餞別の内容や金額が決まっているところもあるようです。

餞別を贈らなかった理由は?

Q6.餞別を贈らなかったのはなぜでしょうか?

餞別を贈る人が約8割と多数を占めましたが、一方で贈らない人も2割強います。贈らなかった理由はどのようなものでしょうか。

・退職者と特に親しい間でもなく、長い期間一緒にいたわけでもなかったため(33歳 営業系会社員)
・社内にそういう習慣がなく、積極的に贈りたいとも思わないから(35歳 事務系会社員)
・1人に贈ると全員に贈らないといけなくなるため(27歳 専業主婦)
・特に理由はありません。贈る理由がわからなかったので(31歳 技術系会社員)

「退職者とそれほど親しくなかったから」「もう会わないから」「餞別を贈る習慣がない」といった回答が散見されました。退職者との関係が薄く、会社に餞別の慣習がない場合、贈らないことが多いようです。退職する人に対して「餞別を贈りたい」という気持ちがなければ、あえて渡す必要はないと思われます。

自分が退職する場合、餞別に何がほしい?

自分が退職する場合、餞別に何がほしい?

餞別を「ほしい」と6割以上が回答!

Q7.自身が退職する際に餞別を贈ってほしいですか?

Q7.自身が退職する際に餞別を贈ってほしいですか?

退職する際、「餞別を贈ってほしい」と考えている人が6割を超えました。「餞別を贈ってほしくない」と考えている人が3割以上いるのは少し意外でした。

餞別でもらいたいものは、ギフトカードが断トツの1位

Q8.餞別をもらうなら何が良いですか?

Q8.餞別をもらうなら何が良いですか?

餞別でもらいたいものは「ギフトカード」が42.5%と断トツで多く選ばれました。退職日は持ち帰る私物が多いこともあり、荷物にならず、使い勝手が良いギフトカードが選ばれたのでしょう。続いて、退職者への餞別で渡されることが多い「お菓子・食品」27.4%、「花束」11.0%という結果に。

それ以外のものを選んだ人は少なく、名刺入れについては誰も選択しませんでした。小物類やフレグランス、コスメなどは好みが分かれるため、餞別には避けた方が無難かもしれません。何かしら記念になるものを渡したいときには、退職者にほしいものを確認した方が良さそうです。

実際の餞別額と比べると、低めの予算を望む結果に

Q9.予算はどの程度(複数人で贈る場合は合計)が望ましいですか?

Q9.予算はどの程度(複数人で贈る場合は合計)が望ましいですか?

餞別をもらうときの予算としては、「2,000~3,000円」が最多で、24.7%を占めています。続いて、「500~1,000円」17.8%、「3,000~4,000円」「4,000~5,000円」がどちらも12.3%となりました。実際の餞別額と比べると、ボリュームゾーンの金額は同じですが、低めの金額を望ましいと答える結果となりました。ただ、定年退職時や海外への転勤時などの場合には、望ましいと考える金額が大きくなるかもしれません。

餞別を贈ってほしくない理由は「いろいろ面倒だから」

Q10.「いらない」を選択したのはなぜでしょうか?理由を教えてください。

「餞別を贈ってほしくない」と回答した約3割の方は、なぜ「いらない」と考えているのでしょうか。

・お返しの準備が面倒で、餞別をくれた人とそうでなかった人を分けては返せず、お金もかかるため(30歳 営業系会社員)
・同僚の人たちに余計な気を使わせたくないから。気楽に自分のことを送り出してほしいと思っているので(35歳 事務系会社員)
・自分も渡さないから、相手からだけ受け取るのは気が引ける(27歳 専業主婦)
・お返しとか御礼を全部に返すのが面倒(31歳 技術系会社員)

餞別をいらない理由で多かった内容として、「お返しが面倒」「いらないものをもらったときの処理が面倒」「持ち帰るのが面倒」など、さまざまな「面倒なこと」が挙げられていました。退職時には手続きや引き継ぎ、私物の整理などで最後まで忙しいため、このように思う人もいるのでしょう。また、「会社の人に余計な気を使わせたくない」「気持ちだけで十分」といった声もありました。

退職者が気軽に受け取れるような餞別の品選びや渡し方ができると喜ばれそうです。

まとめ

退職者に餞別を贈る割合は約8割と、多数を占めることがわかりました。男女ともに「食品・お菓子」や「花束」を贈る割合が6割超となり、この2つが定番の餞別の品といえそうです。しかし、実際に希望する餞別の品は「ギフトカード」が最も多く、現実との差が浮き彫りになりました。ギフトカードのみで味気ないと感じる場合は、花束を添えて華やかさをプラスすると良いかもしれません。

退職者への餞別に迷ったときには、この調査結果を参考に考えてみてください。

 

 

 

2022-01-18 | Posted in , 花を贈る時No Comments » 

 

バレンタインに彼女が喜ぶ花を贈る~恋人向けの花言葉~

バレンタインには男性から女性に花を贈ろう
2月といえば、恋人同士で楽しめるバレンタインデーがありますよね。
バレンタインデーは、ワクワク・ドキドキするイベントの1つとして、楽しまれていることが多いのではないでしょうか。
今回は、そんなバレンタインデーについてご紹介します。
今年のバレンタインデーは「彼女からチョコレートをもらう」のではなく、「彼女に花束やフラワーアレンジメントをプレゼント」してみませんか?

チョコより花が多数派⁈

チョコより花が多数派⁈
日本では女性から男性に特別な想いを込めて、チョコレートをプレゼントする日として親しまれているバレンタインですが、世界で見ると男性から女性に花を渡す方が、多数派だということをご存知でしょうか。
アメリカやイギリス、イタリアなど世界のバレンタインデーの文化・習慣を見てみると、夫婦やカップルの間で花を贈ることが一般的です。
そのため、2月14日のバレンタインデーは世界でいちばん花を贈る日とも言われています。
もっと詳しく世界のバレンタインデーの様子を知りたい方は、こちらを合わせてご覧ください。


バレンタインの海外の習慣・文化~世界では何をしている?~

バレンタインの海外の習慣・文化~世界では何をしている?~

イギリスやアメリカなど、海外でのバレンタインデーの習慣や文化についてご紹介。

約10年前から日本でも「フラワーバレンタイン」
約10年前から日本でも「フラワーバレンタイン」という言葉を聞くようになりましたが、男性から女性に花束やフラワーアレンジメントを贈ることは、まだまだ一般化されていないように思います。
今年のバレンタインデーには、日頃の感謝と変わらぬ愛を込めて、彼女に花でサプライズをしてみませんか。

花をもらって嫌な気持ちになる人は、いないと言っても過言ではありません。
美しい花とナチュラルな香りが2人のバレンタインデーを、より特別な思い出にしてくれると思いますよ。

今年は彼女の喜ぶ花を贈る

今年は彼女の喜ぶ花を贈る
「ありがとう」の気持ちや「大好きだよ」という想いを込めて、大切な彼女に花束やフラワーアレンジメントを贈りませんか。
いざ花をプレゼントしようと思うと、どの花をあげたらいいのか迷ってしまったり、バレンタインにぴったりな花の種類がわからなかったりすることもありますよね。
そこで、ここからは「今年のバレンタインデーは彼女の喜ぶ花を贈る!」と思った方が参考にできるように、バレンタインのプレゼントにぴったりな花の種類をご紹介します。

バラ

バラの花
まず紹介する花は、花束やフラワーアレンジメントをプレゼントする際の王道でもあるバラです。
花の種類をあまり知らないという方でも、バラだけは知っているということもあるのではないでしょうか。
世界中の男性・女性問わず、幅広い年代の方から愛されているバラは、美しく上品でロマンチックでもあり、恋人同士が気持ちを伝え合うバレンタインデーにぴったりの花です。
先に「海外ではバレンタインに男性から女性に花を贈ることが多い」とお伝えしましたが、世界的に見るとバレンタインに最も贈られている花の種類はバラです。
バラの中でも、特に赤バラが最もポピュラーと言われています。

そんなフラワーギフトの定番でもあるバラは、大好きな彼女に贈りたい素敵な花言葉を持っています。

バラ全体の花言葉は、「愛・美」など。
バラの花言葉として有名なものは、「愛」かもしれませんね。
まさに、大好きな彼女へのプレゼントにぴったり。
またバラは、色ごとにそれぞれの花言葉を持っています。
赤バラ
バレンタインデーで最も贈られることの多い赤バラには、「情熱・あなたを愛しています・恋」などの花言葉があります。
美しく上品な見た目に加えて、彼女へ贈るのに最適な花言葉を持っていることも、赤バラがバレンタインデーのプレゼントとして最も選ばれている理由の1つなのかもしれません。
ピンクのバラ
赤バラと同じくバレンタインデーのプレゼントに人気のあるピンクのバラは「感謝・しとやか・上品」などの花言葉があります。
バラといえば赤色というイメージが強いですが、女性からはピンクのバラも人気があります。
かわいらしく、柔らかな印象の花束やフラワーアレンジメントを作ることもできるため、彼女のイメージに合わせて、赤バラとピンクのバラを組み合わせるのもおすすめです。
オレンジのバラ
またオレンジのバラには「絆・幸多かれ・信頼」などの花言葉があります。
バレンタインと聞くと、赤やピンクの色合いのギフトを連想される方がいらっしゃるかもしれませんが、花言葉で見るとオレンジのバラもバレンタインのプレゼントにぴったりですよね。
オレンジのバラが持つ「絆」は、ふたりの固い絆を表現しているようにも思います。
ちなみにオレンジのバラは、赤バラやピンクのバラがロマンチックすぎると思う方にも人気があります。
他に合わせる花にもよりますが、オレンジのバラを使った花束やフラワーアレンジメントは、かわいらしくなりすぎることが少ないのです。
そのため、少し花を渡すのが恥ずかしい……と思っている方におすすめです。

ガーベラ

ガーベラの花
パッと花が開いたように、丸くかわいらしい花を咲かせるガーベラ。
その明るくキュートな様子から、女性からの人気も高い花の1つです。
1年を通してお花屋さんで見かけることができるガーベラは、バレンタインデー以外の誕生日結婚記念日など他のお祝いの際にも使われることの多い花です。

太陽のようにも見える丸い花が特徴的なガーベラは、カラーバリエーションが豊富で、彼女の好きな色の花束やフラワーアレンジメントを作ることができます。
ガーベラの花の色は、濃いものと淡いものを合わせて赤・ピンク・オレンジ・黄色・白・グリーン・ブラウンなど。
さらに、花びらの中でグラデーションになっているものまであります。
カラフルなガーベラ
たくさんある色の中からバレンタインらしい色合いで作りたいという方は、ピンクや赤のガーベラを取り入れたフラワーギフトにすることがおすすめ。
ナチュラルで自然の美しさを感じられるデザインをプレゼントしたいと思っている方は、白やグリーンのガーベラで合わせて落ち着いた色合いにすることも人気があります。
花束やフラワーアレンジメントなどの花ギフトは、カラフルで鮮やかなイメージがある方もいらっしゃるかと思います。
しかし近年では、ホワイト×グリーンのように鮮やかすぎない、ナチュラルで爽やかな色合いも人気があるようです。
プレゼントの参考にしてみてくださいね。

そんな様々なデザインをプレゼントすることができるガーベラの花言葉は「希望・常に前進」です。
どの花言葉も贈り物にぴったり。
もちろん、ガーベラも色ごとに異なる花言葉を持っています。
ピンクのガーベラ
彼女に贈るバレンタインデーのプレゼントによく選ばれるピンクのガーベラは「感謝・思いやり・崇高な愛」などの花言葉を持っています。
いつも優しい彼女に贈りたい花言葉ですよね。
赤のガーベラ
同じくバレンタインデーのプレゼントに人気の赤のガーベラは「神秘・前向き」などの花言葉を持っています。
ガーベラの花言葉
そしてオレンジのガーベラは「冒険心」など、黄色のガーベラは「探究・心親しみやすさ」など、白のガーベラは「希望・純潔」などの花言葉を持っています。
ガーベラを贈りたいけれど、色が豊富すぎて何色をプレゼントしたらいいのかわからないと迷ってしまう方は、花言葉を参考に花の色を決めてみるのもいいかもしれません。

チューリップ

チューリップ
小学生の頃などに育てたことがある方もいるほど、子供からお年寄りまで幅広い年代の方に親しまれているチューリップ。
他の花にはないつぼんだ花姿が特徴的で、春らしくかわいらしい様子が特に女性から人気を集めています。
バレンタインデーは2月14日で、まだ雪の降る地域もあるほど寒いかもしれませんが、お花屋さんではもうすでに春の花が並んでいます
季節感のあるスプリングフラワーギフトをプレゼントしたいと思っている方は、チューリップがおすすめです。
カラフルなチューリップ
イラストでもよく描かれることのあるチューリップですが、実は品種によって様々な咲き方を楽しむことができます
皆さまがはじめにイメージする卵のような形のチューリップはもちろん 、花びらの枚数が多く、よりふんわり・こんもりしたイメージのチューリップもあります。
さらに花びらの先が少し尖っているものや、フリルのようになっているものもあります。
そのため咲き方の異なる同じ色のチューリップを集めて、花束にすることもできるのです。
花束の色味が統一されていながら、華やかで特別感のあるギフトにすることもできますよ。
また花の色も豊富なため、プレゼントしたい花束やフラワーアレンジメントのデザインに合わせて色を選ぶことができます。

チューリップの花言葉は「思いやり・優しい瞳・愛の告白」など。
「思いやり・優しい瞳」は、いつも優しく支えてくれる彼女に贈りたい花言葉ですよね。
ピンクのチューリップ
さらにチューリップの花言葉は色ごとに見ていくと、ピンクのチューリップは「愛の芽生え・誠実な愛」など、赤のチューリップは「愛の告白」など、紫のチューリップは「不滅の愛」などがあります。
どれも大好きな彼女に贈りたい、素敵な花言葉だと思います。
チューリップをバレンタインにプレゼントするという方は、花言葉も彼女に伝えてみてくださいね。
きっと喜んでくれると思いますよ。

チューリップは春の花
先にご紹介した通り、チューリップは春の花です。
そのため1年中チューリップをプレゼントすることが、できるわけではありません。
タイミングを逃すと、お花屋さんに売っていない……なんてこともあります。
季節感のある、この時期限定のプレゼントを贈りたいという方はぜひ花言葉に気持ちを込めて、チューリップをバレンタインデーにプレゼントしてみてくださいね。

スイートピー

スイートピー
細い茎に、ひらひらとボリュームのある花が特徴的なスイートピー。
優しいパステルカラーが有名で白やピンク、淡い紫など柔らかい印象のフラワーギフトに使われることが多い花です。
「スイートピー」という名前に「スイート」とついているだけあり、スイートピーが花束やフラワーアレンジメントに使われていると、ふんわりと甘い香りを楽しませてくれます
バレンタインデーに花の香りを感じてもらいたいと思っている方は、ぜひスイートピーをプレゼントしてみてくださいね。
スイートピーも先に紹介したチューリップと同じように、春の花の1つと言われており、時期を逃すとお花屋さんで購入することが難しくなります。
ちなみにスイートピーは、バレンタインデーのプレゼントだけではなく、卒業式などの春のお祝いやイベントの贈り物として選ばれることも多い花です。
季節感があり、柔らかなスイートピーを入れた花束やフラワーアレンジメントを持った際にふんわりと香る優しい香り、他の花との相性の良さが人気の理由でもあります。
スイートピーの花
スイートピーは、光が透けるほど繊細でヒラヒラとした花びらのため、軽く華やかな印象のフラワーギフトにまとめることもできます。
スイートピーだけを束ねた花束のように、スイートピーをメインに使うフラワーギフトもありますが、他の花をメインにしてボリューム感や華やかさをプラスするために脇役としてスイートピーが使われることもあります。
そのためバレンタインデーに、彼女にはチューリップを贈りたいけれど香りも楽しんでもらいたい……と思っている方は、チューリップをメインにしてスイートピーを一緒に加えることもおすすめです。
スイートピーの花言葉は?

スイートピーの花言葉は、「門出」や「優しい思い出」などがあります。
この「門出」という花言葉は、スイートピーの花びらがヒラヒラと飛び立つ蝶の姿に見えることから付けられたと言われています。
そして「優しい思い出」という花言葉は、彼女と2人で過ごした特別な時間を改めて思い出すことができそうですね。

最後に

バレンタインに花をプレゼント
今回は2月14日のバレンタインに「彼女からチョコをもらう」のではなく、「彼女に感謝と愛情の気持ちを込めて花束やフラワーアレンジメントをプレゼントしたい」という方の役に立つ情報をご紹介しました。
誰もが一度は憧れる王道のフラワーギフトである、バラやガーベラなどをプレゼントするのも素敵ですが、この時期だけにしか贈ることのできないチューリップやスイートピーなどの春の花をプレゼントすることもおすすめです。
花の種類に迷ってしまった時は、彼女のイメージに合わせた花をピックアップできるといいかもしれませんね。
例えば、かわいらしい印象の方にはチューリップを、元気いっぱいな笑顔が似合う方にはガーベラを、ロマンチックでドラマで見るような演出に憧れているという方にはバラをプレゼントするなど、彼女のことを想像しながら花を選んでみてください。
選んでいる時間も楽しく過ごせると思います。

ちなみに花キューピットでも、バレンタインデーにぴったりな花束やフラワーアレンジメントをご用意しております。
今回ご紹介した花を使ったフラワーギフトも種類豊富に掲載しておりますので、ぜひ気になった方はサイトを見てみてくださいね。

 

 

 

バレンタインのよくある質問

日本では女性から男性へプレゼントすることが多い、バレンタイン。
そんなバレンタインのよくある質問・疑問をまとめました。

バレンタインに彼氏から彼女へ花を贈るのは喜ばれますか

もちろん、喜ばれます。彼女へ【愛】に関わる花言葉を持った花を贈ってみてください。
また、アンケートによるとバレンタインに花を贈られたら、相手への好感度が上がると答えた方は68%もいて、28%の女性は「もしかしたら、好きになってしまうかも」と思っているようです。詳しくはこちら

彼女に贈るかわいいおすすめの花の種類は何ですか

ガーベラやチューリップがおすすめです。かわいらしく女性からの人気も高いです。

愛を伝えられる定番の花は何ですか

やはり、バラです。バラは愛を伝えるには王道の花の1つです。詳しくはこちら

バレンタインに男性からプレゼントするのもありですか

バレンタインは、男性から女性へプレゼントすることが世界的に見ると多いです。また、贈り物は花が多くなかでもバラが最も選ばれているようです。世界のバレンタインの様子はこちら

2022-01-11 | Posted in , 花と文化, 花を贈る時No Comments » 

 

鏡餅に使う植物の意味~鏡餅の由来と願い~

鏡餅
あけましておめでとうございます
本年も花キューピットをよろしくお願いいたします。
正月シーズンということで、今回は鏡餅に使われる植物についてご紹介したいと思います。
年末から飾られることの多い鏡餅。
1月のカレンダーの挿絵などでも使われることがあるように、実物でなくても一度は鏡餅を見たことがある方が多いのではないでしょうか。
そんな馴染みのある鏡餅に使われている植物には、実は健康や長寿、幸運などの願いや祈りが込められています。
鏡餅に使われている植物を、改めて考えてみるのも面白いかもしれませんよ。

◆鏡餅とは?

鏡餅って何?
まず初めに鏡餅とは何なのかを、改めてご紹介したいと思います。
鏡餅とは、大小の丸い餅を2つ重ねたものです。
鏡餅は年神様(歳神様)が宿る特別なお供えとして、お正月に飾られる餅です。

餅の原料は米。
米は日本人にとって昔から大切なものであり、貴重なものでした。
貴重な米を使って作られた餅も、また特別なもののため、年神様にお供えされていたのですね。

◆鏡餅で使われている植物

ここからは鏡餅に使われている、植物についてご紹介したいと思います。
先にご紹介した通り、鏡餅で使われている植物にはそれぞれ願いや意味が込められています。
鏡餅と聞くと、その姿をイメージすることはできますが、それぞれの飾りについて込められた意味まで想像できる方は少ないのではないでしょうか。
ぜひチェックしてみてください。

<橙(ダイダイ)>

橙は縁起物
まずは橙からご紹介したいと思います。
橙は、鏡餅の上に乗っている小さなミカンのようなものです。
今までミカンと勘違いしていた方もいらっしゃるかもしれません。
橙は、ミカン科ミカン属の植物。
間違えてしまうくらいミカン似ている植物なのです。

そんな橙の実は、完熟してからも枝から落ちにくいことが特徴。
実を枝から収穫しなければ、2~3年も枝に残っていることもあるのだそうです。
そして枝に新しく実った果実も、先に実っていたものも、一緒に同じ木に長く実り続ける様子から、家族が健康に繁栄していくように見える、として鏡餅に飾られる縁起物になったと言われています。

またオレンジ色(橙色)だった実が、春になると再び緑色に戻ることから、「不老・再生」を連想させることも縁起物の1つになった理由なのだそう。

さらに、橙という名前が、「代々」の字をあてて「子孫繁栄」を連想させることも縁起が良いとされています。

<ユズリハ>

ユズリハは縁起物
ユズリハは、漢字表記にすると「譲葉(ゆずるは)」と書きます。
ユズリハは、新しい若葉が生えそろってから古い葉が落ちるように成長していきます。
春に新芽が出て、その次の春に新芽が出る時に、まるで古い葉が譲る様に落ちる様子から、親(古い葉)と子(若い葉)が世代交代を繰り返し「子孫繁栄」を願う縁起の良い植物となりました。

<裏白(ウラジロ)>

ウラジロは縁起物
細かい葉がたくさん付いているように見える、ウラジロ。
名前の通り葉の裏が白い植物です。
その見た目から心が潔白で、清々しいという意味や心の奥まで明るく照らせるようにという意味を持っていると考えられています。

そして、対に分かれてるように広がりながら成長していく葉が、夫婦円満を表しているように見えるとも言われています。
そんなウラジロは夫婦で仲良く白髪になるまで、幸せで過ごせますようにという願いも込められているとされています。

また、ウラジロには悪霊を払う力があるとも信じられているのだそうです。
そのためウラジロのデザインは、戦国時代の兜にあしらわれていたこともあるのだとか。
ウラジロは1枚の葉?
ちなみに、先に「小さな葉がたくさん付いているように見える」と、紹介しましたが実はウラジロはウラジロ科のシダ植物です。
シダは、土の中に茎があるため上のイラストに写っているすべて合わせて1枚の葉になります。
鏡餅をまだ自宅に飾っているという方は、ぜひウラジロをもう一度観察してみてくださいね。

<昆布>

昆布は縁起物
イラストなどでは省略されることもありますが、鏡餅に昆布を飾ることもあります。
昆布は「子生婦」とも表記されることもあり、子孫繁栄を表したり子宝に恵まれるようにと願いを込めたりするため飾られています。
さらに昆布は「喜ぶ」や「養老昆布」に通じることからも縁起が良いと言われています。

また古くは昆布を「広布(ひろめ)」と呼んでいたことから、広布と昆布をあわせ「喜びをひろめる」という意味を持ったり、「恵比須目(えびすめ)」とも呼ばれていることから七福神の恵比寿様に通じたりと、とても縁起の良いものとされているのです。

<串柿>

串柿は縁起物
串柿とは、干した柿を串に刺したものです。
昆布と同じく、串柿も鏡餅に飾られることがあります。
串に刺さっている柿は、渋柿です。
渋柿に手間を加えることで、甘く美味しく食べられるようになることから、日々の努力は報われるということを表していると言われています。

また柿を「嘉来」と表記することもあることから、「幸せがやって来る」という意味もあると言われています。
加えて「幸せをかき集める」という意味にも通じるとされています。

そして、柿の木は長寿であることも、「長寿・長生き」に関連するとして縁起の良いものといわれ、鏡餅に飾られるのだそうです。

◆鏡餅のもちが丸い理由

鏡餅餅が丸いのはなぜ
さて、ここからはおまけとして、鏡餅についての豆知識もご紹介します。
まずは鏡餅の餅が丸い理由です。
こちらは諸説ありますが、この形は「心臓」の意味があると言われていたり、神社に祭られていた聖なる丸い鏡「神鏡」をかたどっていると言われていたりします。
また、稲作をするうえで大切な「太陽」の形を意味するとされたり、「円満な人間の魂」を表しているなどといわれることもあります。

◆餅を2つ重ねるのはなぜ?

鏡餅の餅を重ねる理由
鏡餅を大小2つ重ねることも様々な説がありますが、月(陰)と日(陽)を表していると言われたり、2段重ねることで「良い年を重ねる」や「福が重なる」という意味を持っているとも言われたりしています。
また餅が丸いこともを合わせて、角のない丸い餅が重なることで、円満が重なるとも考えられているようです。

◆鏡餅が固い理由

鏡餅がお年玉の由来?
ちなみに「餅」と聞くと、「柔らかいイメージ」がありますが、鏡餅は固いですよね。
実はこの鏡餅の固さにも、込められた意味があります。
一説には、固い餅であることには「固い物を食べれるくらい丈夫な歯を持ち、健康に食べていけるように」という意味が込められているとされています。

◆鏡餅がお年玉の由来?

お年玉は鏡餅が由来?
鏡餅は、年神様のために年末に供えた鏡餅を、年神様が帰られる松の明けというタイミングで「お下がり」としていただき、家族や奉公人で分けることで、1年の健康と豊作にあやかれるとされています。

これがどうしてお年玉の由来になったのかというと、年神様からのお下がりとして玉のような餅をいただくからという説や、年神様は鏡餅に魂を込めると考えられていて「年神様の魂(の玉)」=「お年玉」となった説など……様々な説があります。

諸説ありますが、お年玉はお金ではなく、もともと餅だったのですね。
ちなみにお年玉が餅ではなくお金になったのは、江戸時代ごろからという説があります。
江戸時代には、餅と一緒にお金や品物を渡すことがあったのだそう。
そのころから、年始にお金を含めて贈り物をすることをお年玉というようになったのだそうです。

◆最後に

鏡餅は縁起物
今回は、鏡餅に使われている植物を中心に鏡餅の豆知識や、由来などもご紹介しました。
子供の頃から知っている鏡餅ですが、その込められた意味や願いについては知らなかったということが多いのではないでしょうか。
鏡餅や正月飾りなどは、使われている植物や形によってそれぞれの意味が込められているものが多いです。
これからは鏡餅をはじめとする、正月飾りなどを飾る場合はぜひどんな意味が込められているのか、なども考えてみてくださいね。

2022-01-07 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

前のページへ