Archive for 2018

ホワイトデーの由来とおすすめの花

来週・3月14日(水)は「ホワイトデー」ですね。
バレンタインにプレゼントをもらった方は、お返しを決める頃でしょうか。

今回の花だよりでは、ホワイトデーの由来や、おすすめの花をご紹介します。

■お返しする習慣は日本発祥

大元のバレンタインデーは、「聖バレンタイン司祭」という聖人に由来しています。
当時のローマでは、兵士の結婚が禁じられていました。
聖バレンタイン司祭は、兵士たちに手を貸して、ひっそりと結婚式を執り行っていました。
彼が処刑された2月14日が「バレンタインデー」となったのです。

それから1ヶ月後の3月14日に、聖バレンタイン司祭が結び付けた夫婦たちが、改めて永遠の愛を誓い合ったとされています。
このエピソードが世界中に広まり、「フラワーデー」「クッキーデー」「マシュマロデー」といった名前で呼ばれていました。

そのため、海外の3月14日は「バレンタインデーのお返しをする日」ではありません。
お返しする習慣は日本で生まれて、東アジアの一部にも広がっています。
この習慣について、はっきりした起源は分かっていませんが、菓子業界のキャンペーンが始まりと言われています。
初めて「バレンタインデーのお返し」と銘打って販売されたお菓子は、マシュマロ・キャンディ・ビスケットなど諸説あるようです。

また、ホワイトデーの「ホワイト」の由来についても、マシュマロの色とする説や、ティーンの爽やかな恋愛の象徴といった説があります。

■特別なお返しには花をそえて

パートナーからもらった“本命”のプレゼントには、特別感が際立つフラワーギフトをお返ししませんか。
お菓子や雑貨に花をそえて、花言葉にメッセージを込めるのもロマンチックです。

ホワイトデーのお返しにおすすめな、女性に人気の花をご紹介します。
ぜひ花言葉と一緒にチェックしてくださいね。

【バラ】


花言葉:愛、美
白いバラ:私はあなたにふさわしい
ピンクのバラ:感謝、あたたかい心
オレンジのバラ:絆、信頼

【ガーベラ】


花言葉:希望、常に前進

【ラナンキュラス】


花言葉:とても魅力的、華やかな魅力
ピンクのラナンキュラス:飾らない美しさ
黄色のラナンキュラス:やさしい心遣い

【マーガレット】


花言葉:真実の愛、信頼


2018-03-09 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

日本の春を代表する「桜の花」

最近はあたたかい日も増え、過ごしやすくなってきましたね。
春の気配を感じると、早々にお花見の計画を立てたくなります。

今回の花だよりでは、春を代表する「桜の花」についてご紹介します。

■日本文化に根ざしている桜

古くから日本文化に根付いてきた桜は、神が宿っているとして大切にされてきました。
平安時代以降に人気が高まり、桜を扱った和歌や絵が生まれています。
しかし、すぐに散ってしまう花は「家の衰退」を連想させたため、人気に反して武家の紋にはほとんど使われませんでした。
大正時代からは「ぱっと咲いて散る」特性が好まれて、日本的な精神のたとえになりました。

品種改良が進められて、現在は300以上の種類が存在しています。
海外での品種改良は「実が多くなること」に重点を置いていましたが、日本では「花が美しく咲くこと」が追求されました。
また、現在日本にある桜のほとんどはソメイヨシノです。
ソメイヨシノは自然交配できないため、挿し木や接ぎ木で人工的に増やしています。

■桜が川辺に植えられている理由

江戸時代、人々は洪水の被害に悩まされていました。
大雨になると川が氾濫し、土手が決壊してしまうのです。
地面を踏み固めて頑丈にしようにも、人を雇う資金がありませんでした。
そこで土手の決壊を防ぐべく、桜の木が植えられました。

桜が咲いている場所には、見物客がたくさん訪れます。
集まった人々が土手を歩くことで、地面が固くなっていきました。
川辺にある桜の木は、人々の生活を守っていたんですね。

【桜全般の花言葉】

「精神の美」「優美な女性」

【種類ごとの花言葉】

ソメイヨシノ 「純潔」「優れた美人」
しだれ桜 「優美」「ごまかし」
八重桜 「豊かな教養」「しとやか」

美しい花姿にふさわしい花言葉がそろっています。
これからの春には、季節を感じられる桜のギフトを贈りませんか。


2018-03-02 | Posted in No Comments » 

 

3月の誕生花・可憐な「ピンクガーベラ」

3月生まれの皆様は、もうすぐお誕生月ですね。おめでとうございます!
3月の誕生花は、可憐な見た目の【ピンクガーベラ】です。

今回の花だよりでは、3月の誕生花「ピンクガーベラ」についてご紹介します。

■ピンクのガーベラは気高く尊い

ガーベラは、19世紀末の南アフリカで見つかった花です。
発見した博物学者・ゲルベル氏(Gerber)にちなんで名付けられました。
日本に伝わった当初は「花車」「花千本槍」と呼ばれて、人気を博したといいます。

原種は赤色ですが、品種改良によって様々な色が生まれました。
ピンク・オレンジなどの明るい色が多くあるので、「希望」「前向き」といったポジティブな花言葉がついています。

ピンクガーベラの花言葉は「崇高美」「熱愛」。
気高く尊い、凛とした美しさを表しています。
花嫁に似合う花として、ウェディングにもよく使われています。
パートナーはもちろん、上司や先輩にもおすすめな色です。

また、西洋では「appreciation(感謝)」「compassion(思いやり)」という花言葉もあります。
いつもお世話になっている方に贈りたいですね。

■ガーベラの茎はまっすぐ切る

ガーベラは比較的花持ちがいいですが、お手入れを少し変えると、もっと長く楽しめますよ。

【水切り】

水の中で茎をカットする「水切り」。
切り口の面積が広くなるよう、基本的には斜めに切ります。

ところが、ガーベラの茎は空洞なので、斜めに切ると腐りやすくなります。
ガーベラの水切りは、まっすぐ水平に切りましょう。
切り口が茶色く変色したり、ぬめっていたら傷んでいるサイン。
その際には、すっきりした断面になるまで切っていきます。

【水替え】

ガーベラの茎はやわらかく、水に浸かっている箇所が傷みやすいです。
茎の途中から腐ってしまうと、水が花まで届かなくなります。
花瓶の底から3~5cmほどを目安に、浅く水を張るようにしましょう。

2018-02-23 | Posted in 今月の誕生花, No Comments » 

 

ひなまつりに飾る「桃の花」

3月3日はひなまつり。女の子のすこやかな成長を願う日ですね。
ひなまつりは「桃の節句」とも呼ばれており、桃の花を飾る習慣があります。

今回の花だよりでは、ひなまつりに飾る「桃の花」をご紹介します。

■桃の花は魔除けと健康の象徴

ひなまつりに桃が飾られる理由を知っていますか?
現代のひなまつりは3月3日ですが、旧暦では4月3日頃にあたります。
ちょうど梅は終わっており、桜には少し早い時期でした。
その頃の旬の花が桃だったのですが、もちろん他にも理由があります。

中国原産の桃は、かつて「邪気を祓うもの」と考えられていました。
「イザナギノミコト」という神様が、化け物に桃を投げて追い払ったお話が由来です。
また「百歳(ももとせ)」になぞらえて、不老長寿の意味合いもあります。

こういった背景のもと、魔除けと健康を願って飾られるようになりました。
中国には結婚式で桃の形のお饅頭を食べる風習もあり、お祝いに欠かせない存在です。

桃の花の花言葉は「天下無敵」「私はあなたのとりこ」「チャーミング」などです。
女性の愛らしさと強さをあわせ持った、ひなまつりにぴったりな花です。

■桃・梅・桜の花の見分け方

春に花が咲く木というと、桃の他にも「梅」や「桜」が思い浮かびます。
見た目が似ている3種類ですが、すぐに見分けられるポイントがありますよ。

【桃】


◆ 花びらの先が少し尖っている
◆ 花が枝にくっついて見える
◆ 1か所に2つずつ花をつける

【梅】


◆ 花びらの先が丸い
◆ 花が枝にくっついて見える
◆ 1か所に1つずつ花をつける

【桜】


◆ 花びらの先が割れている
◆ 花と枝が離れている
◆ 伸びた茎の先にたくさん花をつける

開花時期は 梅→桃→桜の順番ですが、地域や気候によって差があります。


2018-02-16 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

バレンタインデーには春の花を贈りましょう

2月の一大イベント「バレンタインデー」がやってきますね。
バレンタインデーといえば、やっぱり女性から男性へ贈るチョコレートでしょうか。
ところが世界では、男性から女性へ贈るフラワーギフトが主流なんです。

今回の花だよりでは、バレンタインデーに贈りたい春の花をご紹介します。

■世界の情熱的なバレンタインデー

バレンタインデーは、世界的に「愛を誓う日」とされています。
女性からチョコレートを贈るイメージが強いですが、これは日本発の習慣。
世界の国々では、さらに情熱的なイベントになっているようです。

【フランス】

フランスでは、男性が恋人や奥様に花を贈ります。
普段からフラワーギフトの習慣が根付いているフランスですが、特別な日であるバレンタインデーには、花屋さんに行列ができることも。

【アメリカ】

男性から女性へ、花とメッセージカードを贈るのが一般的。
ただし「愛を確かめる」よりも「感謝を伝える」目的が強いようです。
そのため、基本的に義理で贈ることはありません。

【台湾】

2月14日のほか、7月7日にもバレンタインデーが行われています。
台湾の男性たちが贈るのは、本数にメッセージを込めたバラの花束
1本は「あなただけ」、99本は「ずっと一緒にいよう」、108本は「結婚してください」という意味になります。

■バラだけじゃない! おすすめの春の花

世界では、バレンタインデーに贈る花としてバラが人気です。
とはいえ、少しハードルが高いのも事実ですよね。
バラは照れくさい… という方のために、おすすめな春の花をご紹介します。

【ラナンキュラス】


花言葉:「とても魅力的」「光輝を放つ」
丸みのあるフォルムと繊細な花びらが、やわらかな印象の花です。
華やかさもあるので、結婚式のブーケとしても人気があります。

【チューリップ】


花言葉:「思いやり」
誰もが知っている春の花で、ふんわりとやさしい雰囲気です。
赤色には「愛の告白」、ピンク色には「誠実な愛」という花言葉もあります。

【スイートピー】


花言葉:「永遠の喜び」「やさしい思い出」
フリルのような見た目と、ほんのりと甘い香りが魅力的な花です。
やさしいパステルカラーで、女性からの支持を集めています。

2018-02-09 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

友愛を込めて贈りたい「フリージア」

丸みのある花びらと、鮮やかな色合いが魅力的なフリージア。
お世話になった人や、大切な友人に「ありがとう」を込めて贈りたい花です。

今回の花だよりでは、ギフトにぴったりな春の花「フリージア」についてご紹介します。

■花言葉は「感謝」「友情」

南アフリカ原産のフリージアは、150種類以上の品種がある春の花です。
原種は白色と黄色で、品種改良により赤色や紫色も生まれています。
伊豆諸島にある八丈島では、毎年3月ごろに「フリージアまつり」が行われており、約35万本ものフリージアを見ることができます。

香りがいい花としても有名で、香水などにも使われています。
ただし、天然香料は存在しないため、出回っている香水は主に合成香料です。
白色はキンモクセイに似た濃厚な香り、黄色はフルーティーな香りの品種が多くあります。

また「フリージア」という名前には、花言葉にまつわるエピソードがあります。
フリージアを最初に発見したのは、採集を行っていたデンマークの植物学者でした。
彼は親友のドイツ人医師・フレーゼ(Freeze)氏への感謝と友愛を込めて、その花を「フリージア(Freesia)」と名付けたのです。

このエピソードから「感謝」「友情」という花言葉が生まれました。

■明るく前向きな色別の花言葉

白色と黄色が多いフリージアですが、色ごとの花言葉もあります。
あざやかな色に似合う、明るく前向きなものが多いですよ。

黄色:「無邪気」
まぶしい黄色と、甘ずっぱい香りのイメージにぴったりな花言葉。
いつも明るく元気な方に贈りたい、パワーがわいてくる色です。

白:「あどけなさ」
雪のように白い花びらが、無垢で幼い印象を与えます。
まっすぐで一生懸命な方へのプレゼントにおすすめです。

赤:「純潔」
フリージアの赤色は派手すぎず、ひかえめで落ち着いて見えます。
そこから「純潔」という花言葉がつけられたと言われています。

紫:「あこがれ」
上司や先輩など、目上の方に贈りたい色です。
フリージア全体の花言葉である「感謝」とともに、退職祝いなどにも。


2018-02-02 | Posted in No Comments » 

 

2月の誕生花・思いやりあふれる「チューリップ」

2月生まれの皆様は、もうすぐお誕生月ですね。おめでとうございます!
2月の誕生花は、ふっくらとした姿がかわいい【チューリップ】です。

今回の花だよりでは、2月の誕生花「チューリップ」についてご紹介します。

■「思いやり」あふれる物語

有名な童謡もあり、多くの人から知られているチューリップ。
開花期間が短く春しか流通しませんが、とても人気のある花です。
花言葉は「思いやり」で、感謝を込めたプレゼントにぴったりです。

この花言葉は、オランダの「チューリップ物語」が由来になっています。

 

あるところに、3人の騎士からプロポーズされた女性がいました。
3人の騎士は、それぞれ「王冠(名声)」「剣(強さ)」「財産(資産)」をアピールして女性に求婚しました。
しかし女性は、残されてしまう2人を気遣うあまり、誰か1人を選ぶことができません。
全員の幸せを願った女性は、自分をチューリップの姿に変えてもらいました。
3人の騎士は、そのチューリップを仲良く育てました。

女性のやさしさから「思いやり」という花言葉が生まれました。
また、チューリップの花は「王冠」を、葉っぱは「剣」を、球根は「財産」を表すと伝えられています。
色ごとの花言葉にも、愛情・恋愛にちなんだものが多くあります。

赤色:「愛の告白」「永遠の愛」
ピンク色:「愛の芽生え」「誠実な愛」

■「浅水」で飾りましょう

チューリップを飾るときは、「浅水(あさみず)」を行うと長持ちしやすくなります。

浅水とは、花瓶に入れる水の量を少なくすること。
チューリップのように茎がやわらかい花は、水に触れている部分から腐っていきます。
そのため、水に浸かる面積を減らしてあげましょう。
水の量は、花瓶の底から2~3cmほどが目安です。

浅水を行ったら、必ず以下のことに注意してくださいね。

◆ こまめに水を入れ替える

チューリップは水をよく吸う花です。
浅水の状態で放っておくと、すぐに水が足りなくなってしまいます。

◆ 重さのある花瓶を使う

水の量が少ないぶん、花の重さで花瓶が倒れやすくなります。


 

1月31日は愛情を伝える「愛妻の日」

毎年1月31日は「愛妻の日」です。
日頃なかなか伝えられない愛情と感謝を、お花に込めて奥様へ贈りませんか。

今回の花だよりでは「愛妻の日」におすすめの花をご紹介します。

フラワーギフトが真心を届けます

愛妻の日は「日本愛妻家協会」が2006年に制定した記念日です。
「1月」をアルファベットの「I(アイ)」、「31日」を「サイ」と語呂合わせしています。
日本愛妻家協会は「夫婦がよい関係を築けば、世界も平和になるかもしれない」というコンセプトを掲げて、様々な企画を行っています。

奥さまに贈るプレゼントに、感謝を込めたフラワーギフトはいかがでしょうか。
花を買うのは恥ずかしい… と思っている男性は多いですが、だからこそ「勇気を出して買ってくれたんだ!」と喜んでもらえるはずです。
花言葉にメッセージを込めれば、さりげなく気持ちを伝えられますよ。

「愛情」や「感謝」にまつわる花言葉

【バラ】

◆ 花言葉 ◆
バラ全体:「愛」「美」
赤いバラ:「愛情」「あなたを愛しています」
ピンクのバラ:「感謝」「恋の誓い」
オレンジのバラ:「絆」「信頼」

パートナーに愛情を伝える花といえば、やっぱり「バラ」が人気です。
赤はハードルが高い…! という方には、ピンクやオレンジがおすすめ。
ピンクには「感謝」という花言葉があるので、まっすぐに「ありがとう」を伝えられます。
オレンジの花言葉「絆」「信頼」は、長く一緒にいる夫婦にぴったりです。

【チューリップ】

◆ 花言葉 ◆
チューリップ全体:「思いやり」
赤いチューリップ:「愛の告白」
ピンクのチューリップ:「愛の芽生え」「誠実な愛」

春の花ですが、お花屋さんでは今の時期から取り扱っています。
ふんわりとした花姿とあざやかな色が、女性に人気の愛らしい花です。
「思いやり」という花言葉に、「いつも気遣ってくれてありがとう」の気持ちを込めてくださいね。

【ガーベラ】

◆ 花言葉 ◆
ガーベラ全体:「希望」「常に前進」
ピンクのガーベラ:「感謝」「思いやり」
黄色のガーベラ:「究極愛」

派手なお花が苦手な奥さまには、親しみやすいガーベラがおすすめ。
「希望」「常に前進」という花言葉は、「これからも一緒に歩んでいこう」というメッセージになります。
花持ちがとてもいいので、長いあいだ飾っておけるのも嬉しいですね。


2018-01-19 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

寒い季節でもあざやかな冬の花

新しい年がはじまり、これから本格的に寒くなっていきますね。
花が少なくなる季節だからこそ、あざやかに咲く花を見ると嬉しくなります。

今回の花だよりでは、1月以降に見られる冬の花をご紹介します。

■ビオラ

開花時期:11~5月頃

スミレの仲間にあたるビオラは、冬のガーデニングに欠かせない花です。
ラテン語の「Viola(紫色)」から名付けられ、日本では「三色菫」とも言います。
品種改良が進められ、ピンク・黄色・オレンジ・白など、色とりどりの花が咲くようになりました。

花言葉は「誠実」「信頼」「少女の恋」など、控えめなものが多いです。
下向きに咲く花が、物思いにふける少女のように見えることが由来となっています。

見た目がそっくりな「パンジー」とは、花の大きさが違います。
直径が約5㎝以下のものを「ビオラ」、約5㎝以上のものを「パンジー」と呼んで区別しています。
現在は小さいパンジーなどもあり、その違いはあいまいになっています。

■ウメ(梅)

開花時期:1~3月頃

中国から渡ってきたウメの木は、古い時代から詩などに登場しています。
おもに花を鑑賞する「花ウメ」と、実をつける「実ウメ」に分けられます。
花の色は赤・ピンク・白があり、とてもいい香りがします。

花言葉は「忠誠」「優雅」「高貴」など、日本らしい単語が付いています。
「忠誠」は、菅原道真の伝説にちなんだ花言葉です。

才能をねたまれた道真は、無実の罪を着せられてしまいました。
太宰府への追放が決まると、庭のウメに別れを言って屋敷から出ていきます。
ところが、ウメの木は空を飛んで、道真を追いかけたと言います。
この「飛梅伝説」が由来となり、「忠誠」という花言葉になりました。

■ハボタン(葉牡丹)

鑑賞時期:11月~2月頃

色のついた葉が牡丹の花に見えるため「ハボタン」と名付けられました。
キャベツやブロッコリーの仲間で「花キャベツ」とも呼ばれています。
気温が下がって寒くなると、葉が赤・白・クリーム色などに色づきます。

花言葉は「祝福」「利益」などのおめでたいものばかりです。
縁起物の牡丹に似ていることや、紅白に色づくことから、お正月の定番にもなっています。
牡丹よりも育てやすく、安価で手に入るため、人気が高まったとされています。


2018-01-12 | Posted in No Comments » 

 

前のページへ