Archive for 2015

真夏に楽しむ花ばな

8月に入り、とても暑い日が続いています。普段は日光が大好きな植物も、あまりの暑さにしおれてしまうことも。夏に花を咲かせるものでも、あまりに気温が高いと一時的に花をつくらなくなってしまうものも多いです。

今回の花だよりでは、夏の暑さにも一年でもっとも暑い季節にも彩りを与えてくれるお花を紹介いたします。

ひまわり

himawari3夏を代表する花といえばこれ、といわれるほど人気の高い夏の花です。真夏の暑さにも負けずに元気よく花を咲かせます。

意外なことに品種も豊富で、黄色やオレンジ、濃い赤色など様々な色の花を楽しむことができます。大きさも大小様々なため、地植えだけでなくプランターや鉢、切り花で楽しむこともできます。

東京都清瀬市で毎年行われる清瀬ひまわりフェスティバルでは、約10万本のひまわりを都内で楽しむことができます。2015年は、8月16日~8/30日の期間で開催されます。

■あさがお

asagao2こちらも夏を代表する花のひとつ。小学生のころに育てたことがある方も多いのではないでしょうか。赤やピンクの暖色系の花だけでなく、青や紫などの寒色系の涼しげな花を楽しむことができる貴重な花です。

日当たりと風通しのいいところで育てるとぐんぐんと成長します。西洋あさがおと呼ばれる品種は夏の終わりから秋にかけて花を咲かせるため、涼しくなってからも楽しめます。

■マリーゴールド

marigold黄色やオレンジ、赤色など、夏らしい色の花を咲かせる一年草です。水を吸う力が強いため、切り花にしても楽しむことができます。

小型~中型のフレンチ種は真夏になるといったん花を咲かせなくなりますが、大型のアフリカン種は真夏にも花を咲かせます。日光を好むので、日当たりのいいところで育てるようにしましょう。

■ペチュニア

petunia2園芸好きな人から多くの人気を集める、初夏から秋にかけて咲く花です。非常に多くの品種があり、花びらの色も多様なため、夏の花壇にさまざまな彩りを与えてくれます。

風通しがよいところを好むため、のびすぎた部分は切り戻して肥料を与えるようにすると秋まで長く楽しむことができます。咲き終わった花が茎に残りやすいため、こまめに取り除くようにしましょう。

暑さの厳しい季節。青々とした葉と美しい花々をつける植物で、見た目に涼しく夏を過ごしましょう。

2015-08-07 | Posted in No Comments » 

 

敬老の日のプレゼントに ~京焼 洸春窯シリーズ~

こちらの記事は2015年の商品を紹介したものです。
今年、2024年の敬老の日は9月16日(月)です。今年の敬老の日セット商品はこちらから!>敬老の日セットギフト特集

2015年の敬老の日。
敬老の日には、いつも優しく見守ってくれるおじいちゃん・おばあちゃんに感謝の気持ちを込めたプレゼントを贈りたいものですね。普段は照れくさくて言えない「ありがとう」も、特別なプレゼントと一緒なら素直に伝えられるかも。

今回の花だよりでは、お茶を楽しむ時間が多い方へのプレゼントにぴったりな、京焼の湯呑みをご紹介いたします。

■確かな技術に裏打ちされた模様

icchinあざやかな色彩と緻密な文様が有名な京焼。敬老の日のセット商品となっている京焼の食器は、ひとつひとつがすべて職人による手作りとなっています。

特徴的な立体感のある模様は、「いっちん盛り」という手法によるもの。「いっちん盛り」はペースト状にした粘土を、口金を取りつけた袋に入れ、まるで生クリームのように粘土を絞り出して絵を描く技法です。

焼き物は焼きあがった時に一回りほど小さくなるため、模様を描くときには縮む分をあらかじめ計算に入れ、粘土の調合や模様描きなどをおこないます。

■手間を惜しまず鮮やかな発色に

kouchiいっちん盛りによって、ぷっくりと盛り上がった線模様が出来たところで素焼きをします。その後さらに約1250℃で本焼をしてから、いよいよ交趾(こうち)の着色の工程に入ります。

高温で焼き固められた器はほとんど水分を吸わなくなってしまうので、落ちないように粘り気のある絵具をひと筆ひと筆、丁寧に塗っていきます。

いっちん盛りの線を境に、違う色を差していくことで、ようやく絵柄が完成。その後、約800~1000℃の比較的低い温度でもう一度焼きあげることで、絵具が鮮やかに発色して上品な器が焼きあがります。

■敬老の日の特別なプレゼントに

ひとつひとつが職人の手作りによって丁寧につくられた湯呑み。京焼らしい上品な風合いを持ちながら、可愛らしい丸みを帯び、普段使いに最適です。鮮やかな発色は、おじいちゃん・おばあちゃんのお茶のひと時を、より楽しく彩ります。

おじいちゃん・おばあちゃんが大好きなお花をセットで贈れば、湯呑みを片手に会話もいっそう弾むことでしょう。

敬老の日には上品な京焼の湯呑みとお花のセットで、おじいちゃん・おばあちゃんに素敵なひと時をプレゼントしませんか?

秋のバスケットセット

>秋のバスケットセット

華やかアレンジセット

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秋のバスケットセット

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2015-08-01 | Posted in アイテム紹介, , 花を贈る時No Comments » 

 

夏をいろどる可憐な花 ~8月の誕生花 トルコキキョウ~

花びらの色によって、やわらかな美しさや、さわやかな印象など、多彩な表情をみせることから人気の高いトルコキキョウ。切り花としての人気が高く、アレンジメント花束によく利用されます。

近年では一年をとおして販売されることに加えて、その花姿から春の花と思われがち。ですが、意外なことに、もっとも綺麗に咲きほこる季節は夏となっています。

8月の誕生花は、身近なようで意外と知らない花、トルコキキョウです。

■トルコキキョウってどんな花

lisianthus「トルコ」という名前がついていますが、北アメリカの乾燥地帯が原産地です。豊富な色とうつくしい花姿から世界中で人気がありますが、栽培の歴史は意外と浅く、19世紀頃に北アメリカからイギリスへ持ち込まれて以降といわれています。

トルコキキョウの種は非常に小さく、発芽したあとの芽も非常に小さいため、扱いには細心の注意が必要です。また、発芽のためには25℃前後の高温が必要ですが、発芽直後の苗は15℃前後を保つ必要があるなど、気温の管理が難しいために栽培の難易度はやや高めです。

反面、花びらの色が豊富ということだけでなく、一重咲きや八重咲き、スプレー咲きなど、様々な花を楽しむことができます。加えて、切り花にしても花もちが良いということが、切り花の人気に繋がっています。

また、葉が4枚ほど生えそろう頃になると、水やりのし過ぎにさえ気をつければ育てやすいため、ある程度おおきくなった苗を買って育てる愛好家の方も多いようですね。

■トルコキキョウの花言葉

lisianthus2トルコキキョウの人気が高い理由のひとつとして、前向きな花言葉が多いということがあげられます。代表的なものには、「優美」「清々しい美しさ」「希望」「よき語らい」「永遠の愛」などがあります。

まるでフリルのように波うつ花びらにより、見る人にやわらかな美しさを印象づけるトルコキキョウ。「優美」「清々しい美しさ」などはこの花姿からとられています。

意外と知られていませんが、トルコキキョウは日本が品種改良をリードしている花です。世界で流通しているトルコキキョウの多くは、日本で開発された品種です。「希望」の花言葉は、日本の花業界の希望であることからつけられた、と言われています。

このほかにもポジティブな意味の花言葉ばかりのトルコキキョウ。花の形や栽培の歴史から、その花言葉がなぜつけられたのか考えてみるのも面白いかもしれませんね。

誕生日にはトルコキキョウを

明るいイメージの花言葉を多くもつトルコキキョウは、贈りものにはぴったりの花といえます。可憐な印象の花姿は、特に女性からの人気が高いようですね。

また、トルコキキョウは花の色が豊富なことでも有名です。白や淡いグリーンのトルコキキョウなら見た目にもさわやかで、男性向けのアレンジメントや花束にも活躍するでしょう。

年齢や性別を問わず喜ばれるトルコキキョウ。普段はお花を贈ったことがない方も、8月生まれのあの人には、トルコキキョウをつかったフラワーギフトを贈ってみませんか。意外なプレゼントに、相手との仲も深まること間違いなし、ですよ。

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ギフトを探す


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2015-07-24 | Posted in 今月の誕生花, No Comments » 

 

季節のご挨拶に ~お花の暑中見舞い~

多くの地域で梅雨があけ、夏本番となりました。各地で真夏日を記録するなど、蒸し暑い日が続いていますね。

暑い日が続くと、お世話になった方や親しい方の体調が気がかりになるもの。暑中見舞いを贈って、近況を尋ねてみるのもいいでしょう。

今回の花だよりでは、暑中見舞いについてお伝えいたします。

■暑中見舞いの時期

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暑中見舞いをおくる時期については、地域の慣習などによって変わります。

「いつまでに贈る」に関しては決まっており、立秋前日まで、とされています。2015年の立秋は8月8日なので、その前日である8月7日までとなります。立秋以降に贈る場合は、暦の上では秋となるため、暑中見舞いではなく残暑見舞いとなります。

「いつから贈る」については一般的に3つの説があるようです。

説1・小暑の日から贈る

「小暑」とは季節を24に分けた二十四節季のひとつであり、この日以降暑さが本格的になる日とされています。

二十四節季では小暑に続いて暑さが1番厳しい頃とされる「大暑」となりますが、「暑中」見舞いなので小暑・大暑の時期に贈るのがもっとも一般的なようです。2015年の小暑は7月7日です。

説2・夏の土用の期間中に贈る

四季が移り変わる日である、立春、立夏、立秋、立冬の直前18日間を「土用」といいます。夏の土用といえばうなぎを思い浮かべる方も多いのでは。

2015年の夏の土用は7月20日~8月7日であり、暑中見舞いは夏真っ盛りである土用の期間に贈るのが良いといわれています。

説3・梅雨明け後に贈る

梅雨が明けると本格的に夏が始まります。そのため、暑中見舞いも梅雨明け後に贈った方が良いという説です。

梅雨明けは地域や年によって大きく変わるため、時期を見極めて贈る必要があります。

とはいえ、暑中見舞いはもともと、ご挨拶をかねてもっとも暑い時期に相手の体や健康を気づかって贈るものです。どの説にしても、7月後半に贈ってマナー違反になる、ということはありませんので、贈りたい方がいる場合はもう贈るようにしましょう。

■暑中見舞いにフラワーギフト

前述のとおり、暑中見舞いは季節のご挨拶と、相手の健康を気づかい贈るものです。

日ごろから特にお世話になっている方には、近況をたずねるメッセージとともに、夏だからこそ楽しめる季節のお花をつかったフラワーギフトを贈ると喜ばれるでしょう。

青々とした葉が生い茂る観葉植物も、暑い季節を涼しく楽しめるものとして近年人気が高まっています。

また、暑中見舞いのメッセージでは、自分の近況を教えるためにもつかわれます。引っ越しや結婚、出産などのお祝いにお花をもらった方は、最近の写真を添えてお花でお礼を返すのもいいですね。

暑い季節だからこそ、心温まる贈りものを。フラワーギフトで暑中見舞いを贈りませんか?

 

夏をたのしむ花火大会

夏の花、といえばどんな花を思い浮かべますか?ひまわりやあさがお、トルコキキョウなどが有名でしょうか。ですが、日本の夏には欠かせない花といえばもうひとつ…花火がありますね。

今回の花だよりでは、夏の夜空を彩る花火大会についてお伝えします。

■豊橋祇園祭

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・開催地:愛知県豊橋市
・開催日:7/17~18

元禄元年から続く、歴史ある祭りの中で行われる花火大会です。7/17には手筒花火300発が、7/18日には大玉花火やコンクール花火など、バラエティ豊かな花火を見ることができます。

■隅田川花火大会

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・開催地:東京都墨田区
・開催日:7/25

東京を代表する花火大会で、ルーツは江戸中期の花火大会にまでさかのぼります。第1会場と第2会場があり、伝統的な花火から、時代の最先端をいく創作花火など、約2万発の様々な花火が楽しめます。

■西日本大濠花火大会

ohori
・開催地:福岡県福岡市
・開催日:8/1

九州一の大都市、福岡の中心地で行われる花火大会で、都市部でおこなわれる花火大会としては最大級の規模を誇ります。360度どこからでも見ることができる立地の良さが特徴で、心行くまで花火を楽しむことができます。

■長岡まつり大花火大会

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・開催地:新潟県長岡市
・開催日:8/2~8/3

第二次世界大戦の長岡空襲からの復興を祈願して開催された長岡復興祭がルーツで、現在では日本三大花火大会のひとつにも数えられています。復興祈願花火「フェニックス」をはじめとする大型花火の競演が見られます。

■みなとこうべ海上花火大会

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・開催地:兵庫県神戸市
・開催日:8/8

神戸市の夜景をバックに、様々な種類の花火が夜の港を照らします。夜空と海と美しく調和した演出が見事な、一度は行ってみたい花火大会です。

■諏訪湖祭湖上花火大会

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・開催地:長野県諏訪市
・開催日:8/15

なんと約4万発という国内最大の花火が楽しめる花火大会です。広大な諏訪湖上でおこなわれるため大玉花火がとても多く、また四方を山に囲まれているので、花火の爆発音が心地よく反響します。代表格の「大ナイヤガラ」などは迫力満点です。

■全国花火競技大会「大曲の花火」

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・開催地:秋田県大仙市
・開催日:8/22

明治の時代から続く、全国の花火師たちが腕を競う花火競技大会です。内閣総理大臣賞なども授与される権威ある大会であり、17:30~18:15の昼花火の部、18:50~21:30の夜花火の部の2部構成で長時間楽しむこともできます。

これからが本格的に暑くなる季節。真夏の熱帯夜は、花火で納涼しませんか。

2015-07-10 | Posted in No Comments » 

 

巨匠も愛した花 ~7月の誕生花・ひまわり~

夏の日差しをうけて鮮やかに咲きほこるひまわり。青い空と黄色のひまわりの組み合わせは、いかにも夏らしい情景として、数多くの方の心を惹きつけます。

7月の誕生花は、太陽のようにまぶしく咲きほこる花、ひまわりです。

■画家に愛された花、ひまわり

himawari1モネやゴーギャン、ゴッホ…19世紀を代表する画家たちですが、彼らはひまわりを描いた作品を多く残しています。日本では、特にゴッホの「ひまわり」が有名ではないでしょうか。

これらの画家たちは、日本の美術品から大きな影響を受けたといわれています。浮世絵の独特な構図と鮮やかな色合いは、ヨーロッパの画家たちにもてはやされました。いわゆる、ジャポニズムです。

ゴッホが描いた「ひまわり」もジャポニズムの中で生まれました。ゴッホは浮世絵の鮮やかな色彩や、影を描かない手法から日本を「光のあふれる国」と想像し、その色彩を追い求め34歳のときに日ざしの強い南フランスのアルルに引っ越します。「ひまわり」は、アルルの強い日ざしに触発されて描かれた作品だといわれています。

■画家の名前のひまわり

himawari4絵画に描かれた花と似た形の花を咲かせるひまわりが、「モネのひまわり」「ゴーギャンのひまわり」「ゴッホのひまわり」という、画家の名前が付けられた品種名で流通しています。

・モネのひまわり

形がよく整った八重咲きの花をつけるひまわりです。鮮やかなレモンイエローの花びらが美しく、一本の苗から枝分かれして複数の花をつけます。

・ゴーギャンのひまわり

八重咲きで細長くとがった花びらをつける、少し変わった形のひまわりです。苗の先端にできたつぼみを摘むと、5~8本ほどの花が枝分かれします。

・ゴッホのひまわり

半八重咲きがもっとも多いですが、苗によって一重咲きや八重咲きにもなる変わった品種です。中心部の色も苗によって異なり、様々な形の花が描かれたゴッホの「ひまわり」のイメージにもよく合います。

■ひまわりのギフトはどんな方にもおすすめ

夏の花というイメージが強く、見ているだけではつらつとしたパワーを与えてくれるため、元気な方へ贈るのがぴったりと思われがちなひまわり。ですが、多くの巨匠にも愛されていることから、芸術家肌の人に贈ってもいいでしょう。

また、「愛慕」「あなただけを見つめる」という花言葉から、大切な異性に贈る花としても人気が高いです。バラほど気取らずに贈ることができ、好きな人も多い花であることが人気に繋がっているようです。

色や大きさ、咲き方にも品種によって大小様々な種類があり、一口にひまわりと言っても、好みに合わせて多数の楽しみ方があります。

7月生まれの方の誕生日には、多くの方から愛されるひまわりを贈りませんか?

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2015-06-26 | Posted in 今月の誕生花, , 花と文化No Comments » 

 

花贈りカレンダー 7月・8月・9月

日の光がまぶしい7月~9月。本格的な夏の到来です。この時期には黄色やオレンジなど、見ているだけで元気が出てくるエネルギッシュな色の花が多く咲きほこります。

7月から9月にかけては記念日だけでなく、日ごろの感謝を伝えるためや、お供えのためにお花を贈る日も多いです。マナー違反とならないよう、贈る日については花贈りカレンダーを参考にしてくださいね。

>1月~3月の花贈りカレンダーを見る
>4月~6月の花贈りカレンダーを見る
>10月~12月の花贈りカレンダーを見る

■7月

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  • ・七夕
    (7日)

     

    織姫と彦星が一年に一度、天の川をわたって再会する日です。二人にあやかり、意中の相手に想いを伝える人も多いとか。お花に想いをこめて、大切な方へ贈ってみませんか。


  • ・7月盆
    (15日ごろ)

     

    関東を中心とする一部の地域では、7月にお盆がおこなわれます。ご先祖様へのお供えにお花を準備しましょう。お花を贈るときは、お盆の期間に入る前日、7/12に届くようにします。


  • ・お中元
    (15日ごろまで)

     

    お世話になった人への感謝の気持ちとして、ギフトを贈ります。7月の上旬~15日を目安に贈りますが、この時期をすぎてしまった場合は暑中見舞いとして贈りましょう。

■8月

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  • ・花の日
    (7日)

     

    8(は)7(な)の語呂合わせから、8/7は花の日とされています。普段はギフトでしか花を買わない、という方も、この日は自分のために花を飾って、花のある生活を楽しんでみませんか?


  • ・8月盆
    (15日ごろ)

     

    多くの地域では、8月にお盆となります。8/13~8/16が8月盆の期間ですが、お花はお盆入りする前日の8/12に贈るようにしましょう。届いてそのまま飾ることができるアレンジメントがおすすめです。


  • ・暑中見舞い
    (23日ごろまで)

     

    夏のご挨拶に、お世話になっている方へ贈りものをします。立秋(8/23)を過ぎて以降は暑中見舞いではなく、「残暑見舞い」として贈るようにします。

■9月

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  • ・十五夜
    (不定)

     

    旧暦の8/15は特に月が美しい日とされ、「中秋の名月」とも呼ばれます。お供えにもちいるススキはお花屋さんで購入ができます。


  • 敬老の日
    (第3月曜日)

     

    9月の第3月曜日は敬老の日です。日ごろの感謝の気持ちをこめて、おじいちゃん、おばあちゃんにお花を贈りましょう。


  • ・秋のお彼岸
    (23日ごろ)

     

    秋分の日と、その前後3日間の計7日間が秋のお彼岸です。先祖供養のために、お墓参りなどをおこないます。お花を届ける場合は、彼岸入り前日に贈りましょう。

10・11・12月の花贈りカレンダーは、9月下旬ごろお伝えいたします。

 

父の日の由来 ~黄色いものを贈るのはなぜ?~

6月の第3日曜日、今年、2024年の父の日は6月16日(日)です。いつも家族を優しく見守ってくれているお父さんに、ありがとうの気持ちを込めて贈りものをする日です。

今回の花だよりでは、父の日についてお伝えします。

父の日の由来

父の日
父の日は母の日と同じく、アメリカが発祥の地であるとされています。

父の日の起源は1909年にさかのぼります。ワシントンに住んでいたソナラという女性は、前年の1908年に母の日の礼拝が初めておこなわれた話を聞くと、「それなら父の日もあるべきだ」と考えました。ソナラの家庭では母親が早くに亡くなり、ソナラと5人の兄を父親が男手ひとつで育てていたからです。

ソナラの父親は6月生まれだったため、ソナラは教会の牧師に頼み、6月に父親の偉大さをたたえる礼拝をおこなうよう頼みました。その礼拝がおこなわれたのが6月の第3日曜日だったため、父の日は6月の第3日曜日になったといわれています。

ちなみに、日本に父の日がわたってきたのは1950年代、一般化したのは1980年代といわれています。本場のアメリカでも父の日が正式に国民の祝日となったのは1972年であるので、父の日はゆっくり時間をかけて広まってきたといえますね。

■父の日=黄色は日本独自

黄色のバラ
ソナラは父の墓前に白いバラを供えたため、存命中の父親には赤いバラを、亡くなった父親には白いバラを贈るのがもともとの風習でした。父の日に黄色いものを贈る習慣は、実は日本発祥です。

イギリスでは古くから、黄色は「身を守る色」「魔よけの色」として使われています。これがアメリカへ渡ると、「愛する人の無事を願う」という意味となりました。愛する家族を守るため、日々一生懸命に働くお父さんにはぴったりの意味ですね。またこの他にも、黄色は「愛と信頼と尊敬」を表わすともいわれています。

これらの意味に着目した「日本ファーザーズ・デイ委員会」は、父の日には黄色いリボンをつけたプレゼントを贈ろう、というキャンペーンを始めます。このキャンペーンが徐々に広まるにつれて、日本では「父の日=黄色」というイメージが定着しました。

■父の日には黄色いお花をプレゼント

ひまわり
黄色いものを贈るのは単に感謝の気持ちだけでなく、お父さんの幸せや安全を祈ってのもの。また、黄色には気分を明るくする精神的な作用もあり、お父さんのリフレッシュにもつながります。

お花のプレゼントは女性に贈るもの、というイメージが強いですが、実は男性もプレゼントされると嬉しいものです。お父さん世代の男性は、普段からお花を貰いなれていない分、喜びもひとしお。

贈る花に迷ったときは、定番である黄色いバラはもちろん、暖かな太陽を連想させるヒマワリもおすすめです。どちらの花も世代を問わず人気があり、知名度も高いので、お花のことをあまり知らない男性にも安心して贈ることができます。

父の日には黄色いお花にメッセージを添えて。お父さんにありがとうを伝えましょう。
▼父の日 花のギフト・プレゼント特集2024はこちら

父の日 花のギフト・プレゼント特集2024

2015-06-12 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

こだわり派のお父さんへの贈りもの ~大正ガラス ロックグラス~

【大正ガラス ロックグラスはご好評につき完売しました。ご利用いただきありがとうございました。】

2015年の父の日は6月21日。お父さんへの贈りものはお決まりでしょうか?日ごろから家族のために頑張るお父さんには、特別なギフトで感謝の気持ちを届けたいものですよね。

今回の花だよりでは、こだわりの強いお父さんもうならせる、大正ガラスのロックグラスをご紹介いたします。

■昔ながらの技巧が光る、美しいガラス

taisyoglass今回、父の日のギフトセットでご紹介しているのは、熟練の職人が生み出す、大正ガラスのロックグラスです。

その特徴は、何といっても色合い。手にとって光にすかすことで、温かみと懐かしさが感じられる琥珀色に。

工業的につくられたガラスは透明度を追求するあまり、ガラスにふくまれる不純物を徹底的に取り除いてしまうため、この色合いは決して真似することができません。

ガラスの質の高さは、スプーンなどでふちを軽くはじくことでも分かります。「キーン…」という高く澄んだ音が心地よくのびていくのがその証拠。

昔ながらのガラス作りの技をこらし、ガラス本来が持つ美しさを守り続ける職人だからこそ製作ができる逸品です。

■美しい絵は長年の技術の結晶

taisyoglass-paintもうひとつの特徴であり、最大の魅力が、「絵付け」にあります。富士山と桜を描いたロックグラスですが、この絵は熟練の画工師が、ひと筆ひと筆を丹念に描いていきます。緊張感に満ちた工房を一目覗けば、まるで時が止まったかのような感覚で見とれてしまいます。

絵付けの工程は、実はガラス製品では珍しいとされています。その理由は、裏表のないガラスであるがゆえ、180度回すと向こう側の柄が透けて見えるので、単純に塗りつぶすだけでは塗筋が見えてしまうため。ガラスへの絵付けは非常に高い技術を必要とします。

描くことさえ難しいガラスへの絵付けですが、このロックグラスに描かれた富士山の形は、お酒を入れるとちゃんと裾野が広がるよう計算されて描かれています。

その絶景は、実際に手にとって使う人だけが目にすることができる、なんとも贅沢な楽しみ。

情緒あふれる富士山と桜の絵は、長年の経験によって高められた熟練の技だからこそ描くことができる、珠玉の芸術品なんですね。

■こだわり派のお父さんへプレゼント

手間を惜しむことなく、ひとつひとつが丁寧につくりこまれた大正ガラスのロックグラスは、こだわりの強いお父さんへのプレゼントに最適。

「和」を全面に感じることができるこのグラスで飲むお酒は、普段の晩酌も特別なひとときに変えてくれることでしょう。

日ごろ家族のために頑張るお父さんには、感謝の気持ちを込めたフラワーギフトと一緒に、ロックグラスを贈りませんか。

2015-06-05 | Posted in アイテム紹介, No Comments » 

 

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