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  4. 一周忌は何をする?流れ・準備・服装・香典と供花マナーを僧侶に確認

一周忌は何をする?
僧侶に教わる基礎知識と、
服装・花のマナー

一周忌は何をする?僧侶に教わる基礎知識と、服装・花のマナー

一周忌は「四十九日と何が違う?」「服装や香典は?」「供花は必要?」が一気に不安になる法要です。

この記事では僧侶監修の内容として、当日の流れ→準備チェック→マナー(服装/香典/供花)の順で迷いをなくします。
最後に、すぐ手配できる供花の選び方・届け方もまとめます。

今回お話してくださった
住職 兼 華道家さん

大津憲優さん

大津憲優さん

  • 浄土宗修練道場・華道講師
  • 西雲寺第二十一世住職
  • 正念寺第三十八世兼務住職

知恩院の所属寺院に従事する傍ら、都未生流の華道講師としてもご活躍中

※以下内容は、大津さんへのインタビューをもとに、編集チームが執筆したコンテンツです

一周忌とは?行う意味について

一周忌

一周忌は、故人が亡くなってから約1年後に行われる法要です。故人の遺族・親族・友人などが集まり、故人を偲び、その思い出を共有します。一年忌や一回忌と呼ぶこともありますが、一般的には一周忌といいます。

また、一周忌の法要は追善回向(ついぜんえこう)のひとつです。

追善回向とは

ご先祖さんや両親・友人など、亡くなった人のためにお勤め※する法要のこと。残された者が亡き人の為に善行を積み、それを亡き人へ振り向け、故人が無事仏の国へ行けるよう祈ります。
なお、お葬式や四十九日、月忌法要(毎月亡くなった日に行う法要。月命日ともいう)なども、追善回向のひとつです。

※お勤め:仏前でお経を読んだり礼拝したりすること。

一周忌の法要では何をするの?

一周忌では何をする?

一周忌の際には、故人のお位牌(おいはい)や写真が祭壇に飾られ、僧侶による読経や参列者による焼香などが行われます。また、参列者がお供え物や花を持参し、故人への思いを込めて祭壇に供えることもあります。

地域の慣習にもよりますが、一周忌法要を行う会場近くにお墓がある場合は、法要後に参列者が揃ってお墓参りを行います。お墓が遠方にある場合は事前に済ませておくケースが多いですが、都合がつかない場合は法要後数日経ってからお参りしても大丈夫です。

このほか、法要後には参列者が皆で食事を共にするお斎(おとき)を行うことも多いでしょう。一周忌法要のお斎では、肉や魚を食べてOK。法事は故人の供養であると同時に、親族が縁の絆を確認する場ですので、普段より少し豪華な食事を振る舞います。親しい人々が集まって、故人を偲び交流をする良い機会となります。

一周忌の法要は、どこで行う?

料理屋の廊下

四十九日と同様に、かつては一周忌の法要も自宅で行われることがほとんどでした。しかし最近は参列者の人数や交通の便、法要後のお斎の段取りを考え、それらに適した場所で行うのが一般的になっています。

お仏壇があったり、広い客間があったりする場合は自宅で行うこともありますが、ホテルや料理屋・葬儀会館など法要の場として提供するケースが近年増えています。

一周忌法要はいつ行う?

お供えのお花

本来、一周忌法要は故人が亡くなってからちょうど一年が経った命日に行う法要です。しかし、命日が平日であるため出席者のスケジュールがあわなかったり、反対にお寺の都合がつかなかったりすることもあるでしょう。そういった場合は、多少日程が前後になってしまっても大丈夫です。

無理に日取りを決めて参列すべき人が来られないよりは、皆の都合を合わせ、来るべき人が参加できる日に設定します。その方が故人にとっても参列者にとっても、心に残る法要となるでしょう。

近年、家族形態やライフスタイルの変化から「一周忌はやらなくてもいいのでは?」と考える方がいらっしゃるかもしれません。しかし、無理のない日程や規模感でお勤めすることをおすすめします。

一周忌のあり方は時代とともに変化している!?

一周忌の法要には誰が参加する?

法要に参加する人

一周忌の法要は四十九日と同様、家族や親族、また故人と縁の深い方で集い、故人を供養します。
この際、法要の主催者である施主(家族や親族など)が、参列してほしい方々にお知らせを出すのが一般的です。

年ごとに行う年忌法要は、三回忌以降は規模が縮小していき、近くの親戚や家族のみで行うことが多くなります。十三回忌以降になると、他の亡くなったご家族や親族の法要と一緒に開くことがあります。

一周忌の準備チェックリスト(いつまでに何をする?)

一周忌は、命日が平日で出席者の都合がつきにくい場合など、多少日程が前後しても大丈夫です。無理のない日程や規模感でお勤めできるよう、目安として以下の順で準備すると安心でしょう。

  • 1〜2か月前
    • 法要の日程を調整(候補日をいくつか用意)
    • 会場を決める(お寺/自宅/ホテル・料理屋/葬儀会館など)
    • 参列者の範囲を整理し、施主として大まかな段取りを確認する
  • 2〜3週間前
    • 参列してほしい方へお知らせを出す(日時・会場・集合目安など)
    • 供花・供物の手配(お花のお届け先は、法要をお勤めする会場が一般的です)
    • お斎(会食)を行う場合は、お店・人数・時間を決める
    • 返礼品を用意する(配りやすいもの、日持ちするものが安心です)
  • 前日〜当日
    • 服装の確認(準喪服/略喪服など、案内があればそれに従う)
    • 持ち物の準備(お数珠/御霊前(御香典)/御供(お供え物)など)
    • お布施が必要な場合は準備し、渡し方も事前に確認しておく
    • 会場までの所要時間・到着目安を確認し、余裕を持って出発する

準備する内容は、地域の慣習やご家庭の考え方によって異なることがあります。
迷う場合は、施主やお寺・会場に確認すると安心です。

早速、供花を手配する

香典の相場は?(友人/親族/会社)

一周忌法要で包む香典は、故人との関係性や地域の慣習、会食(お斎)の有無によって目安が変わります。案内状に「香典辞退」などの記載がある場合は、遺族の意向を優先しましょう。

目安(よく選ばれる金額帯)

友人・知人:5,000円〜10,000円程度が目安です。会食(お斎)に参列する場合は、食事代を考慮して少し多めに包む方もいます。
会社関係(同僚・上司など):5,000円〜10,000円程度を目安に、職場の慣例や連名かどうかで調整すると安心です。
親族:関係が近いほど上がる傾向があります。目安として、10,000円〜50,000円程度の範囲で、家族・親族内の考え方に合わせるとよいでしょう。

数字はあくまで目安です。
迷う場合は、同じ立場の親族や職場の先輩に合わせるのが最も安全です。
※金額は、「4」「9」を避けるなど縁起を気にする方もいます。地域やご家庭の考え方に合わせましょう。

お布施は必要?渡し方は?

僧侶に読経などをお願いする場合、一般的にはお布施をお渡しします。
金額に「これが正解」という決まりは少ないため、菩提寺や会場に事前確認できると安心でしょう。

渡すタイミング

お布施を渡すタイミングに厳密な決まりはありませんが、一般的には法要が始まる前のご挨拶の際、または法要が終わり、お帰りになる前に御礼を伝える時が選ばれやすいです。

渡し方(失礼になりにくい手順)

袱紗(ふくさ)に包むか、封筒を切手盆などにのせて両手でお渡しすると丁寧です。
一言添えるなら、開始前は「本日はよろしくお願いいたします」、終了後は「本日はご丁寧にお勤めいただき、ありがとうございました」が自然でしょう。

封筒・お札について

お布施は感謝の意味合いが強いので、新札でも失礼にはならないとされています。
予定が分かっている法要では新札を用意する考え方もあります。
封筒の書き方(表書き・中袋の扱いなど)は地域差があるため、案内や慣習に合わせると安心です。

僧侶の移動がある場合は「お車代」、会食に同席されない場合は「御膳料」などを別に用意する地域もあります。
迷う場合は、事前に確認するとスムーズです。

一周忌法要の服装のマナー・タブーは?持ち物は?

一周忌法要の服装

参列者が親族だけでなく、故人の関係者等も多く参列する場合には、喪服に準ずる服装(準喪服:黒を基調とした正装)を着用するのが一般的です。男性は白いシャツに黒色のスーツ・ネクタイ、女性は黒色を基調とした洋装が多いです。

親族のみで行われる場合には、喪服ほどフォーマルではなくとも、暗い色合いの略喪服(平服)で参列することがあります。施主から「平服でお越しください」と案内があった場合は、それに従いましょう。

法事における略喪服(平服)とは
  • スタイル:男性はスーツ、女性はワンピースやセットアップ
  • 色:黒、濃紺、濃いグレーなどのダークカラー
  • 柄:無地

※学生は制服、子ども・幼児は白シャツに黒やグレーのズボンやスカートを。キャラクターの絵柄がついてないものを選びましょう。

※平服での参加が認められているからといって、カジュアルな普段着で参列するのはマナー違反です。故人や遺族に対し、追悼の意を表す服装マナーを心がけましょう。

仏教の教えにおいては、服装のマナーについて特に決まりはありません。よって、参列する方と「準喪服にするのか、略喪服にするのか」事前に相談して合わせるのも良いでしょう。

持ち物は四十九日と同様、お数珠や御霊前(御香典)、御供(ごくう:お供え物)を用意しましょう。お供え物は、参列者で分けやすく賞味期限が長い、焼き菓子や塩昆布などがよく見られます。

一周忌にお供えする花のマナーとは?色や予算は?

お供えの花

● 白系だけではなく明るめの色もOK

一周忌の法要にお花をお供えする際は、故人が生前好きだった花や色を選びましょう。
お葬式や四十九日法要の場では白系でまとめた花が望ましいですが、一周忌ではピンクや水色など明るめの色でもOKです。

お供えのアレンジメント
トルコキキョウのやわらかく優しい色合いで、故人への深い愛情や感謝を表現しました

● 予算は5,000円程度を基準に

一周忌法要にお供えする花の予算は、関係性によって異なるので一概にはいえません。
目安としては四十九日法要と同様、個人で贈る際は5,000円程度、連名の場合も1人5,000円程度となります。花のお届け先は、法要をお勤めする会場が一般的です。

ここであまり高価な花を贈ると、施主へ気を遣わせてしまうこともあるので気をつけましょう。
もし、自分の親や上司・先輩など目上となる存在の方も供花を贈ることがわかっている場合は、その方より少し下回る予算で用意するとよいでしょう。

● 施主以外が花を贈っても問題なし

一周忌の供花は、施主(遺族)がまとめて用意する場合もあれば、参列者・親族・知人などが供花として贈る場合もあります。
施主側で事前に用意しておくと祭壇が整いやすい、という考え方も紹介されています。

基本的には施主以外が花を贈っても問題ありませんが、次の点を事前に確認できると安心です。

  • 供花を受け取れるか(辞退の有無)
  • お届け先(寺・会場・自宅)と受取時間
  • 飾るスペース(供花台の要否)

会場によっては、供花の受取ルールや設置場所の指定があることもあります。

● 自宅や式場に送る場合は時間指定を

また、供花を自宅や式場(お寺・会館など)に送る場合は、できるだけ時間指定をしておくと安心です。
法要当日は受付や準備で慌ただしくなりやすく、受け取りが遅れるとお花の置き場所が確保できなかったり、祭壇へ飾るタイミングに間に合わなかったりすることもあります。

お届け先が式場の場合は、受け取り可能な時間帯や設置の可否が決まっていることもあるため、事前に会場へ確認したうえで、余裕のある時間帯を指定するとよいでしょう。
自宅宛ての場合も、在宅の時間に合わせて指定しておくとスムーズです。

花キューピットでは、一周忌法要に
ふさわしい花を予算別にご用意しています

一周忌までにやってはいけないタブーな行動はある?

喪中見舞い

両親や配偶者など親しい身内が亡くなった日から1年ほどの、遺族が喪に服す期間を「喪中」と呼びます。ただし、喪中に決まった期間はありません。故人との間柄や地域の慣習によって期間は変わり、両親や配偶者などの場合は1年以上喪に服す地域もあります。

喪中は故人の冥福を祈る期間であることから、お祝い事や贅沢にお金を使う行事は避けるという考え方があります。

例えば、結婚式への出席、お正月行事(飾り付け、初詣、年始の挨拶、年賀状など)、海外への長期旅行などです。ただし、身内に不幸が起こる前から決まっていた結婚式などは、参加してもよいとされています。

一周忌以降も法要は行う?

供花

一周忌以降にも、故人を偲ぶための法要が行われます。これらを年忌法要といい、定められた年の命日に、没後1年目から満49年目(五十回忌)まで行うのが一般的です。

▼年忌法要
  • 一周忌:没後1年目
  • 三回忌:没後2年目
  • 七回忌:没後6年目
  • 十三回忌:没後12年目
  • 三十三回忌:没後32年目
  • 五十回忌:没後49年目

「一周忌」は、故人が亡くなってから年が1周したという数え方です。
1年目以降に使う「〇回忌」は、命日を迎えた回数を指します。仏教では亡くなった日を1回目の命日として数えるため、「一周忌」は2回目の命日となり、2年目は3回目の命日であることから「三回忌」と呼びます。

なお、三十三回忌や五十回忌では「弔い上げ法要」として盛大に行うお家が多くなっています。

その後は、追善回向の法要ではなく「報恩感謝」の法要を行います。

報恩感謝の法要とは

「今ある私たちというのは、ご先祖さんがあってのもの。そのご先祖さんも、更にその上のご先祖さんがあってのもの。」
「一度も途切れたことのない途方もない数のご先祖さんが命を紡いできたからこそ、今私たちがいるということに気付きましょう。命を紡いでくれた恩に感謝し、その恩に報いるように生きていきましょう

そんな想いを込めてお勤めする法要です。

また、地域によっては百回忌を勤められるほか、代々続くお家では百五十回忌や三百回忌などもお勤めされます。いつ年忌法要を切り上げるかという決まりはなく、地域の慣習やお家によってそれぞれとなります。

まとめ

一周忌は、故人を偲び、家族や親族・故人と縁があった人たちとの絆を繋ぐための大切な場です。
法要後の食事会(お斎)では、故人を偲んだり、久しぶりに会う方と交流をしたりしてご縁を深めることで、亡くなった方も喜んでくれているのではないでしょうか。そして参列する際には今回ご紹介した基礎知識をはじめ、マナーやタブーについても知っておくとよいでしょう。

なお、一周忌法要にお供えする花のマナーや現代にあった供養の形などについて、知恩院の僧侶大津さんにお伺いしたインタビュー記事もあります。こちらもご覧くださいね。

一周忌は「故人が浄土へ行くための
遺族のアシスト」!? 僧侶が基礎知識を解説